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JP2802014B2 - 防災監視装置の電話回路 - Google Patents

防災監視装置の電話回路

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JP2802014B2
JP2802014B2 JP7065793A JP7065793A JP2802014B2 JP 2802014 B2 JP2802014 B2 JP 2802014B2 JP 7065793 A JP7065793 A JP 7065793A JP 7065793 A JP7065793 A JP 7065793A JP 2802014 B2 JP2802014 B2 JP 2802014B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線で接続された
端末との間で通話を行う防災監視装置の電話回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この主の防災監視装置の電話回路
としては、例えば図4に示すものがある。図4におい
て、10は受信機であり、警戒区域に設けた火災感知器
や発信機からの検出情報を信号線を介して受信監視し、
火災を判断して警報する受信機回路部54が設けられ
る。また受信機10からはプラス側のT線とマイナス側
のTC線でなる電話回線42が端末側に引き出され、端
末側に設置した発信機25に設けたジャック端子62に
接続している。
【0003】受信機10の電話回路は、受信機用電話器
を接続するジャック端子56をコンデンサC1を介して
電話回線42に交流結合している。更に、受信機回路部
54に対する受信機電源52からの直流電圧をタイオー
ドD1を介して抵抗R11,R12の各々によりコンデ
ンサC1の1次側及び2次側に印加し、ジャック端子5
6,62を各々直流バイアスしている。
【0004】受信機10と端末側の発信機25との間の
通話は、受信機10のジャック端子56に受信機用の電
話器のプラグを挿入し、また携帯用電話器のプラグを発
信機25のジャック端子62に挿入することで、通話可
能になる。尚、受信機10側の電話は、ジャック端子5
6を設けずに直接電話器を接続しているものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の防災監視装置の電話回路にあっては、工事の
際に受信機から引き出されている電話回線に誤ってAC
100Vのラインを接続してしまうことがあった。これ
は工事の際に、ACラインや防災用の各種の信号ライン
が天井や壁面の裏側に配線されることから、誤接続して
しまう事故が起きる。
【0006】このように電話回線にACラインを誤接続
した状態で、AC電源を立ち上げると、電話回線を介し
てAC電源が受信機に印加されることになり、AC10
0Vの回り込みにより受信機内部の回路が破壊されてし
まい、甚大な被害を被るといった問題があった。この場
合、回路破壊の原因が電話回線からのAC電源の回り込
みによるものであると原因が判れば、点検箇所を特定し
て対策をとることができる。しかし、受信機の電源を投
入して動作しなかった場合、電話回線からのAC電源の
回り込みにより回路破壊が起きていることは判らないの
で、故障後は受信機内部の1つ1つの回路を点検し、更
に伝送ライン、中継器、火災感知器などの点検を行わな
ければならず、点検が繁雑で修復に多大な時間と労力が
かかるという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、電話回線に対する交流電源の誤接続
による受信機内回路の破壊を最小限に抑え、更に交流電
源誤接続による異常を報知して原因の把握を容易にして
事故後の対策が適切にとれるようにした防災監視装置の
電話回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。尚、実施例図面中の符号
を併せて示す。まず本発明は、端末からの検出情報を受
信して火災を監視する受信機回路部54と共通の受信機
電源52の直流電源電圧による直流バイアスを受けて電
話回線42で接続された受信機側電話器40と端末側電
話器48との間で通話を行う防災監視装置の電話回路を
対象とする。
【0009】このような防災監視装置の電話回路につき
本発明にあっては、電話回線42のプラス側ラインTに
受信機側電話器40のジャック端子(電話器端子)56
の一端を交流結合用の第1コンデンサC1および逆流素
子用のダイオードD2を介して接続すると共に、電話回
線42のマイナス側ラインTCにジャック端子(電話器
端子)56の他端を交流結合用の第2コンデンサC2を
介して接続し、電話回線42にマイナス側をプラス極性
とする逆電圧が加わった際に第2コンデンサC2の1次
側および2次側を通って電話回線42のプラス側ライン
Tに電流を流すバイパス回路を設け、バイパス回路に規
定値を越える電流で断線して回路を開くヒューズ手段を
設けたことを特徴とする。
【0010】更に本発明は、電話回線42のマイナス側
ラインTCを高抵抗を介して直流電源に接続する共にマ
イナス側ラインTCの直流電圧を監視して所定値以上に
上昇した際に線路異常を検出出力する線路異常検出部5
0と、線路異常検出部50の検出出力が得られた際にヒ
ューズ手段の断線を報知する報知手段66とを設けたこ
とを特徴とする。
【0011】ここで、ヒューズ手段としてヒューズ抵抗
58,60を用いる。またヒューズ68,70と抵抗R
7,R8との直列回路を設けてもよい。
【0012】
【作用】このような構成を備えた本発明の防災監視装置
の電話回路によれば、工事の際に電話回線にACライン
を誤接続して立ち上げてしまっても、電話回線からの交
流電源の印加に対し受信機内の電話回路のヒューズ手段
にバイパス電流が流れて断線し、電話回線側と電源を共
通にした他の回路を交流電圧の印加から保護する。
【0013】またヒューズの断線による電圧低下で線路
異常を検出してヒューズの断線が報知されるため、受信
機の電源を投入して立ち上げた際に、初期化後の最初の
処理で電話回路のヒューズ断線が報知されれば、電話回
線に対する交流電源の誤接続による事故があったことが
直ちに判り、点検場所が特定できるので、事故後の対策
を容易にとることができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の電話回路が適用される防災感
知装置の全体構成を示した実施例ブロック図である。図
1において、10は受信機であり、受信機10からは伝
送路12が引き出され、伝送路12に感知器用中継器1
4,アナログ煙感知器16,アナログ熱感知器18及び
制御用中継器20が接続している。感知器用中継器14
からは更に感知器回線22が引き出され、オンオフ感知
器24及び発信機25を接続している。
【0015】発信機25は押釦スイッチ26を備え、更
に受信機10との間で通話を行うための携帯用の電話器
48をプラグ46で接続するジャック端子44を設けて
いる。オンオフ感知器24は火災検出により感知器用中
継器14からの感知器回線22間を低インピーダンスに
短絡する。また、発信機25の押釦スイッチ26の操作
で感知器回線22を低インピーダンスに短絡する。
【0016】感知器用中継器14は受信機10からの端
末アドレスを指定した呼出しを受けた際に、このとき検
出しているオンオフ感知器24または発信機25の火災
検出情報を応答する。また、火災検出情報の受信機10
に対する送信を迅速に行うため、感知器用中継器14で
火災を判断した際に割込信号を受信機10に送信し、割
込処理によりオンオフ感知器22または発信機25の火
災検出情報を収集することもできる。
【0017】アナログ煙感知器16及びアナログ熱感知
器18は受信機10からの端末アドレスを指定した呼出
しに対し、このとき検出しているアナログ検出情報を応
答する。また、アナログ検出情報を火災レベルと比較
し、オンオフ感知器24と同じ火災判断を行い、この火
災判断については感知器用中継器14と同様、割込みに
より受信機10に送信することができる。
【0018】制御用中継器20に対しては制御回線28
により制御負荷30が接続される。制御負荷30として
は地区ベルや防排煙機器等の適宜の負荷が接続される。
制御用中継器20は受信機10からの端末アドレスを指
定した制御コマンドを受信し、制御負荷30を駆動す
る。また受信機10からの端末アドレスを指定した呼出
コマンドに対し、制御負荷30の状態を応答することも
できる。
【0019】受信機10には制御用CPU32が設けら
れ、伝送入出力部34を介して伝送路12を引き出して
いる。制御用CPU32は端末アドレスを指定した呼出
しにより端末情報を収集して火災か否かの監視判断を行
っており、火災を判断すると表示部36に警報表示を行
い、また制御用中継器20に対し制御負荷30を駆動す
るための制御コマンドを送る。
【0020】更に、受信機10には電話回路部38が設
けられる。電話回路部38からは端末に向けて電話回線
42が引き出され、電話回線42を発信機25のジャッ
ク端子44に接続している。受信機10の電話回路部3
8には電話器40が接続される。電話器40はプラグに
よりジャック端子に接続してもよいし、固定的に接続し
ていてもよい。
【0021】受信機10に設けた受信機電源52は制御
用CPU32,伝送入出力部34及び表示部36に対し
直流電源電圧を供給すると同時に、同じ直流電源電圧を
電話回路部38に供給し、電話回路部38及び電話回線
42の直流バイアスを行っている。電話回路部38には
後の説明で明らかにするように、電話回線42に誤って
交流電源AC100V等を誤接続したときの交流電源の
印加に対しバイパス回路を形成してヒューズ手段に電流
を流して断線させ、誤接続された交流電源の印加を電話
回路部38で食い止める保護回路が設けられる。
【0022】更に受信機10には線路異常検出部50が
設けられる。線路異常検出部50は電話回線42に交流
電源が誤接続されたときのヒューズ手段の断線により起
きる線路電圧の異常を検出して、制御用CPU32に出
力する。線路異常検出部50からの異常検出出力を受け
た制御用CPU32は、表示部36のヒューズ断報知部
66に電話回路部38でヒューズ切断が起きたことを表
示する。
【0023】図2は本発明の電話回路の第1実施例を示
した回路ブロック図である。図2において、受信機電源
52からの直流電源電圧は受信機回路部54に印加され
ると共に伝送路の信号線に供給され、端末への電源供給
も行っている。更にダイオードD1を介して図示の電話
回路に対する電源供給を行っている。電話回路はジャッ
ク端子56の一端を第1コンデンサC1を介して電話回
線42のT線に交流結合する。このコンデンサC1によ
る接続ラインには逆流阻止用のダイオードD2が挿入さ
れている。また、ジャック端子56の他端を同じく第2
コンデンサC2を介して電話回線42のTC線に交流結
合する。コンデンサC1のジャック端子56を接続した
1次側はダイオードD1からのプラス側の電源ラインに
抵抗R1を介して接続されることで直流バイアスされ
る。
【0024】同時に、コンデンサC1の2次側も抵抗R
2を介して受信機電源52のプラス側に接続することで
直流バイアスされる。更に本発明の電話回路にあって
は、電話回路のTC線の接続側についても直流バイアス
をかけることで、T線,TC線を平衡線路としている。
このため、TC線側の交流接続を行う第2コンデンサC
2の1次側及び2次側のそれぞれを抵抗を介して受信機
電源52のマイナス側に接続することになるが、この接
続抵抗として本発明にあっては、ヒューズ抵抗58,6
0を使用してコンデンサC2の1次側及び2次側を直流
バイアスしている。
【0025】更に、ヒューズ抵抗58,60のマイナス
側をダイオードD3を介してプラス側のTC線に接続す
る。この実施例ではダイオードD3の出力をダイオード
D2のカソード側に接続しているが、アノード側に接続
しても同じである。このダイオードD3を挿入した回路
は、電話回線42に交流電源100を誤接続した場合の
TC線をプラス側として加わる逆電圧をバイパスさせる
ためのバイパス回路を形成する。
【0026】更に、電話回線42の線路異常検出部50
として比較器64が設けられる。比較器64のプラス入
力端子には高抵抗R4を介してTC線側のラインが接続
され、このラインは受信機電源52により高抵抗R3を
介してプルアップされている。比較器64のマイナス入
力端子には抵抗R5とR6の分圧により基準電圧Vre
fが設定されている。
【0027】比較器64は電話回線42の線路異常を検
出すると同時に、定常監視状態では発信機25のジャッ
ク端子62に対する電話器の接続を検出する。即ち、ヒ
ューズ抵抗58,60が正常な定常監視状態にあって
は、高抵抗R3とヒューズ抵抗60の分圧電圧で決まる
直流電圧がTC線に印加されており、ヒューズ抵抗60
の抵抗値は小さいことから、TC線の線路電圧はごく低
い電圧にある。
【0028】一方、ジャック端子62に電話器を接続す
ると、高抵抗R3に対し電話器のインピーダンスは十分
に低いことから、電話器のインピーダンスとヒューズ抵
抗60の抵抗値により分圧電圧としてのTC線の電圧は
上昇する。このような電話器接続時のTC線の線路電圧
の上昇に対し、比較器64の基準電圧Vrefが少し低
めに設定されており、従ってジャック端子62に対する
電話器の接続で比較器64はHレベル出力を生ずる。
【0029】比較器64からHレベル出力を制御用CP
U32が受けると、表示部36に発信機25における電
話器の接続を表示し、受信機に設けている電話器の呼出
制御等を行う。一方、電話回線42に交流電源100を
誤接続した際のヒューズ抵抗58,60の断線時には、
TC線には高抵抗R3を介して直接、電源電圧が加わ
り、TC線の電圧が基準電圧Vrefを越えることで比
較器64がHレベル出力を生ずる。
【0030】このようにヒューズ58,60の断線は工
事中の交流電源100の誤接続で起きていることから、
受信機10の電源投入による立上げ時にヒューズ抵抗5
8,60の断線による比較器64のHレベル出力が得ら
れ、従って初期化処理直後に比較器64のHレベル出力
が得られたら制御用CPU32はヒューズ抵抗58,6
0の断線と判断し、ヒューズ断線報知部66による報知
動作を行うことができる。
【0031】次に図2の第1実施例の動作を説明する。
いま受信機10の受信機電源52が投入されていない工
事の段階で、誤って電話回線42のT線,TC線間に交
流電源100、例えばAC100Vが接続され、交流電
源100が立ち上げられたとする。このため、交流電源
100からの交流電圧が電話回線42を介して電話回路
に加わる。交流電圧の内、TC線側をプラスとする半サ
イクルについては、ダイオードD2により電話回路での
交流電流の流れを阻止することができる。
【0032】次にTC線をプラス側として逆極性に加わ
る交流電圧の半サイクルについては、矢印で示すように
コンデンサC2,ヒューズ抵抗58,ダイオードD3,
D2を通ってT線に流すバイパス経路と、ヒューズ抵抗
60,ダイオードD3,D2を通ってT線に交流電流を
流すバイアス経路が形成される。ここで、ヒューズ抵抗
58,60の抵抗値は小さいことから、AC100Vの
印加に対しヒューズ抵抗58,60のヒューズ部分が溶
断し、TC線側の受信機電源52に対する回路接続を切
り離すことができる。このため、電話回線42からの交
流電圧は受信機回路部54に直接加わることはなく、受
信機回路部54を完全に保護することができる。
【0033】次に、電話回線42に対する交流電源10
0の誤接続によってヒューズ抵抗58,60が断線した
状態で受信機10の受信機電源52を立ち上げたとする
と、ヒューズ抵抗58,60は断線していることから、
電話回線42のTC線に高抵抗R3を介して電源電圧+
Vcが直接加わり、このため基準電圧VrefをTC線
の線路電圧が越えることで比較器64がHレベル出力を
生ずる。
【0034】制御用CPU32は受信機電源52の立上
げによる初期化処理終了後の再生の処理で比較器64の
Hレベル出力を取り込み、立上げ時であることから、ヒ
ューズ58,60の断線と判断し、表示部36のヒュー
ズ断報知部66を作動して報知する。このため、受信機
10の電源立上げでヒューズ断報知部66による報知が
行われることで、直ちに電話回線42に対する交流電源
100の誤接続による故障と判断できる。
【0035】従って、電話回線T,TC線に交流電圧が
印加されているか否か確認し、もし印加されていれば、
誤接続されている交流電源100を切り離す措置をとる
ことができる。更に、電話回線42に対する交流電源1
00の誤接続が解消されたことを確認できたならば、電
話回路に設けているヒューズ抵抗58,60、コンデン
サC2を交換すればよい。
【0036】更に、交流電圧の印加で電話回路に設けて
いる回路素子として抵抗R1〜R4、コンデンサC1、
更にダイオードD1〜D3をチェックし、故障の有無を
確認する。更に、図示の電話器回路を他の受信機回路部
54から分離可能な独立したプリント基板に設けてコネ
クタ接続し、ヒューズ断が報知された場合には、この電
話器回路のプリント基板を新品と交換するようにしても
よい。
【0037】図3は本発明の第2実施例を示した実施例
構成図であり、この実施例にあっては図2の第1実施例
で使用したヒューズ抵抗の代わりに抵抗R7とヒューズ
68の直列回路、抵抗R8とヒューズ70の直列回路と
したことを特徴とし、他の構成は図2の第1実施例と同
じである。抵抗R7,R8としては、図2に示したヒュ
ーズ抵抗58,60と同じ抵抗値のものを使用する。
【0038】また、ヒューズ68,70としては、ヒュ
ーズホルダーに装着した交換可能なヒューズを使用す
る。この図3の第2実施例にあっては、電話回線42に
交流電源100が誤接続された際のヒューズ68,70
の断線に対し簡単にヒューズ交換を行うことができる。
尚、上記実施例は受信機10を設けた場合を例にとって
いるが、受信機としては、受信機と受信機から伝送路に
ローカル受信機として機能する中継盤を接続して中継盤
毎に端末を接続した構成の中継盤も含む。
【0039】また、上記実施例は、工事等の際誤って電
話回線に交流電源が誤接続された場合を例にとっている
が、例えばビル監視システムで使用する伝送ラインが誤
って接続され電話回線に逆極性の電圧が加わった場合に
も有効に動作することは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、工事等の際に誤って電話回線に交流電源等が誤接続
されても、受信機内の回路部を交流電圧等の印加から確
実に保護して回路破壊を防ぐことができ、電話回線に対
する交流電源等の誤接続による被害を最小限に食い止め
ることができる。
【0041】また、受信機の立上げ時に電話回線に対す
る交流電源等の誤接続で起きたヒューズ断が報知される
ため、電話回線に対する交流電源等の誤接続による事故
があったことが直ちに判り、点検場所を直ちに特定する
ことで事故後の対策を容易にとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示した実施例ブロック図
【図2】本発明の電話回路の第1実施例を示した回路ブ
ロック図
【図3】本発明の電話回路の第2実施例を示した回路ブ
ロック図
【図4】従来の電話回路の回路ブロック図
【符号の説明】
10:受信機 12:伝送路 14:感知器用中継器 16:アナログ煙感知器 18:アナログ熱感知器 20:制御用中継器 22:感知器回線 24:オンオフ感知器 25:発信機 26:押釦スイッチ 28:制御回線 30:制御負荷 32:制御用CPU 34:伝送入出力部 36:表示部 38:電話回路部 40,48:電話器 42:電話回線(T線、TC線) 44,56:ジャック端子 46:プラグ 50:線路異常検出部 52:受信機電源 54:受信機回路部 58,60:ヒューズ抵抗 64:比較器 66:ヒューズ断報知部 68,70:ヒューズ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末からの検出情報を受信して火災を監視
    する受信回路部(54)と共通の受信機電源(52)に
    よる直流バイアスを受けて電話回線(42)で接続され
    た受信機側電話機(40)と端末側電話器(48)との
    間で通話を行う防災監視装置の電話回路に於いて、 前記電話回線(42)のプラス側ライン(T)に受信機
    側電話器(40)の電話器端子(56)の一端を交流結
    合用の第1コンデンサ(C1)および逆流素子用のダイ
    オード(D2)を介して接続すると共に、電話回線(4
    2)のマイナス側ライン(TC)に前記電話器端子(5
    6)の他端を交流結合用の第2コンデンサ(C2)を介
    して接続し、前記電話回線(42)にマイナス側ライン
    をプラスとする逆極性の電圧が加わった際に前記第2コ
    ンデンサ(C2)の1次側および2次側を通って前記電
    話回線(42)のプラス側ライン(T)に電流を流すバ
    イパス回路を設け、バイパス回路に規定値を越える電流
    で断線して回路を開くヒューズ手段を設けたことを特徴
    とする防災監視装置の電話回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の防災監視装置の電話回路に
    於いて、更に、高抵抗(R3)を介して受信機電源(5
    2)に接続した前記電話回線(42)のマイナス側ライ
    ン(TC)の電圧を監視して所定値以上に上昇した際に
    線路異常を検出出力する線路異常検出部(50)と、該
    線路異常検出部(50)の検出出力が得られた際に前記
    ヒューズ手段の断線を報知するヒューズ断報知手段(6
    6)とを設けたことを特徴とする防災監視装置の電話回
    路。
  3. 【請求項3】請求項1記載の防災監視装置の電話回路に
    於いて、前記ヒューズ手段としてヒューズ抵抗(58,
    60)を用いたことを特徴とする防災監視装置の電話回
    路。
  4. 【請求項4】請求項1記載の防災監視装置の電話回路に
    於いて、前記ヒューズ手段としてヒューズ(68,7
    0)と抵抗(R7,R8)との直列回路を設けたことを
    特徴とする防災監視装置の電話回路。
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