JP2001236589A - 自火報受信機 - Google Patents
自火報受信機Info
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- JP2001236589A JP2001236589A JP2000047691A JP2000047691A JP2001236589A JP 2001236589 A JP2001236589 A JP 2001236589A JP 2000047691 A JP2000047691 A JP 2000047691A JP 2000047691 A JP2000047691 A JP 2000047691A JP 2001236589 A JP2001236589 A JP 2001236589A
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- current fuse
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 実際に機器の操作を行うこと無く確実に電流
ヒューズの溶断検出を行うことのできる自火報受信機を
提供すること。 【解決手段】 電源トランス2の二次側にそれぞれ設け
られる、火災感知器が設けられた感知器回線(図示せ
ず)から入力される感知信号処理等を行う情報処理部8
が接続された直流経路3と、整流回路41を経て接続さ
れた、防排煙設備、地区音響装置等に脈動状直流の電源
供給を行う脈流経路4とに電源供給させてなる自火報受
信機1である。脈流経路4に設けられた電流ヒューズ5
の両端に接続されて、該電流ヒューズ5の溶断を検出す
る溶断検出部6を設け、同溶断検出部6の検出出力を前
記情報処理部8に入力させる。
ヒューズの溶断検出を行うことのできる自火報受信機を
提供すること。 【解決手段】 電源トランス2の二次側にそれぞれ設け
られる、火災感知器が設けられた感知器回線(図示せ
ず)から入力される感知信号処理等を行う情報処理部8
が接続された直流経路3と、整流回路41を経て接続さ
れた、防排煙設備、地区音響装置等に脈動状直流の電源
供給を行う脈流経路4とに電源供給させてなる自火報受
信機1である。脈流経路4に設けられた電流ヒューズ5
の両端に接続されて、該電流ヒューズ5の溶断を検出す
る溶断検出部6を設け、同溶断検出部6の検出出力を前
記情報処理部8に入力させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自火報受信機に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図2に示す如く、電源トラン
ス2の二次側の、火災感知器が設けられた感知器回線
(図示せず)から入力される感知信号処理等を行う情報
処理部Cが接続された直流経路3と、整流回路41を経
て接続された、防排煙設備、地区音響装置等(B)に脈
動状直流の電源供給を行う脈流経路4とにそれぞれ電源
供給させてなる自火報受信機Aがある。上記情報処理部
Cには、マイクロコンピュータを含んだ情報処理回路が
設けられており、感知信号処理を行って火災報知を行う
以外に、火災の広がり防止、煙排出を行う防排煙設備を
操作したり、非常ベル等の地区音響装置の駆動を行う。
ス2の二次側の、火災感知器が設けられた感知器回線
(図示せず)から入力される感知信号処理等を行う情報
処理部Cが接続された直流経路3と、整流回路41を経
て接続された、防排煙設備、地区音響装置等(B)に脈
動状直流の電源供給を行う脈流経路4とにそれぞれ電源
供給させてなる自火報受信機Aがある。上記情報処理部
Cには、マイクロコンピュータを含んだ情報処理回路が
設けられており、感知信号処理を行って火災報知を行う
以外に、火災の広がり防止、煙排出を行う防排煙設備を
操作したり、非常ベル等の地区音響装置の駆動を行う。
【0003】この場合、例えば施工時などに、防排煙設
備、地区音響装置等への電源供給ライン(D)間を短絡
させてしまった場合、あるいは、電源トランス2と防排
煙設備、地区音響装置等のインターフェース回路(I/
F回路)42との間、あるいは該I/F回路42内の回
路部品の劣化による短絡モードの部品故障の発生、金属
ゴミ等による短絡の発生に対応して、他の回路部品、電
源トランスの焼損を未然に防止するため、電流ヒューズ
5が脈流経路4に配設具備されている。したがって、上
記の回路部品の劣化等の発生に際して、自火報受信機A
自体が焼損するような機器故障を確実に防止することが
できる。
備、地区音響装置等への電源供給ライン(D)間を短絡
させてしまった場合、あるいは、電源トランス2と防排
煙設備、地区音響装置等のインターフェース回路(I/
F回路)42との間、あるいは該I/F回路42内の回
路部品の劣化による短絡モードの部品故障の発生、金属
ゴミ等による短絡の発生に対応して、他の回路部品、電
源トランスの焼損を未然に防止するため、電流ヒューズ
5が脈流経路4に配設具備されている。したがって、上
記の回路部品の劣化等の発生に際して、自火報受信機A
自体が焼損するような機器故障を確実に防止することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、上記の電流ヒューズ5が溶断した
状態を、上記I/F回路42に接続されている防排煙設
備、地区音響装置等の機器の動作確認のための操作を行
い、電源供給のされないことによる機器動作異常から検
出していた。すなわち、この機器の動作確認のための操
作による確認結果は、機器自体の異常以外を含んだもの
となるので、異常のあったときにその対応に手間がかか
るという問題があった。
来の技術においては、上記の電流ヒューズ5が溶断した
状態を、上記I/F回路42に接続されている防排煙設
備、地区音響装置等の機器の動作確認のための操作を行
い、電源供給のされないことによる機器動作異常から検
出していた。すなわち、この機器の動作確認のための操
作による確認結果は、機器自体の異常以外を含んだもの
となるので、異常のあったときにその対応に手間がかか
るという問題があった。
【0005】ところで、本出願人は、特開平9−180
621として開示されている、ヒューズの溶断を検出す
る溶断検出部と、溶断検出部がヒューズの溶断を検出す
ると報知する報知部とを有する自火報受信機を提案して
いる。このものは、上記の火災感知器とは別に設けられ
る、人間が火災の発生を確認して操作され自火報受信機
に火災信号を出力する発信機に関し、その発信機と同じ
回線に設けられる表示灯が点灯状態にないことを人間が
確認するまで、同回線に設けられたヒューズの溶断が発
見されないことの防止を目的としたものである。したが
って、常時その状態を監視するような構成であって、上
記の情報処理部Cにその監視結果を入力した場合には溶
断を誤検出することが懸念された。
621として開示されている、ヒューズの溶断を検出す
る溶断検出部と、溶断検出部がヒューズの溶断を検出す
ると報知する報知部とを有する自火報受信機を提案して
いる。このものは、上記の火災感知器とは別に設けられ
る、人間が火災の発生を確認して操作され自火報受信機
に火災信号を出力する発信機に関し、その発信機と同じ
回線に設けられる表示灯が点灯状態にないことを人間が
確認するまで、同回線に設けられたヒューズの溶断が発
見されないことの防止を目的としたものである。したが
って、常時その状態を監視するような構成であって、上
記の情報処理部Cにその監視結果を入力した場合には溶
断を誤検出することが懸念された。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、実際に機器の操作を行う
こと無く確実に電流ヒューズの溶断検出を行うことので
きる自火報受信機を提供することにある。
で、その目的とするところは、実際に機器の操作を行う
こと無く確実に電流ヒューズの溶断検出を行うことので
きる自火報受信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自火報受信機にあっては、電源トランスの
二次側にそれぞれ設けられる、火災感知器が設けられた
感知器回線から入力される感知信号処理等を行う情報処
理部が接続された直流経路と、整流回路を経て接続され
た、防排煙設備、地区音響装置等に脈動状直流の電源供
給を行う脈流経路とに電源供給させてなる自火報受信機
であって、前記脈流経路に設けられた電流ヒューズの両
端に接続されて、該電流ヒューズの溶断を検出する溶断
検出部を設け、同溶断検出部の検出出力を前記情報処理
部に入力させてなることを特徴としている。
に、本発明の自火報受信機にあっては、電源トランスの
二次側にそれぞれ設けられる、火災感知器が設けられた
感知器回線から入力される感知信号処理等を行う情報処
理部が接続された直流経路と、整流回路を経て接続され
た、防排煙設備、地区音響装置等に脈動状直流の電源供
給を行う脈流経路とに電源供給させてなる自火報受信機
であって、前記脈流経路に設けられた電流ヒューズの両
端に接続されて、該電流ヒューズの溶断を検出する溶断
検出部を設け、同溶断検出部の検出出力を前記情報処理
部に入力させてなることを特徴としている。
【0008】これにより、脈流経路に設けられた電流ヒ
ューズの溶断が、その両端に接続されて設けられた溶断
検出部にて検出されて、その検出出力が情報処理部に入
力される。
ューズの溶断が、その両端に接続されて設けられた溶断
検出部にて検出されて、その検出出力が情報処理部に入
力される。
【0009】そして、上記電流ヒューズは、電源トラン
ス及び前記整流回路間の脈流経路の一カ所に設けられ、
前記溶断検出部を整流回路を設けてその出力電圧の有無
を検出させることが好ましい。この場合、電源トランス
及び前記整流回路間の脈流経路の一カ所に設けられた電
流ヒューズの溶断が、電流ヒューズの両端に接続され設
けられた、整流回路の出力電圧の有無を検出する溶断検
出部にて検出される。
ス及び前記整流回路間の脈流経路の一カ所に設けられ、
前記溶断検出部を整流回路を設けてその出力電圧の有無
を検出させることが好ましい。この場合、電源トランス
及び前記整流回路間の脈流経路の一カ所に設けられた電
流ヒューズの溶断が、電流ヒューズの両端に接続され設
けられた、整流回路の出力電圧の有無を検出する溶断検
出部にて検出される。
【0010】また、上記溶断検出部を平滑回路を有して
形成し、その出力電圧から溶断を検出させるのが好まし
い。この場合、電流ヒューズの両端に接続され設けられ
た、整流回路の出力電圧の有無が平滑回路を介して検出
される。
形成し、その出力電圧から溶断を検出させるのが好まし
い。この場合、電流ヒューズの両端に接続され設けられ
た、整流回路の出力電圧の有無が平滑回路を介して検出
される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の請求項1乃至3
全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、本発明の
一実施の形態の自火報受信機の概略構成を示すブロック
図である。
全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、本発明の
一実施の形態の自火報受信機の概略構成を示すブロック
図である。
【0012】この実施の形態の自火報受信機1は、電源
トランス2の二次側にそれぞれ設けられる、火災感知器
が設けられた感知器回線(図示せず)から入力される感
知信号処理等を行う情報処理部8が接続された直流経路
3と、整流回路41を経て接続された、防排煙設備、地
区音響装置等に脈動状直流の電源供給を行う脈流経路4
とに電源供給させてなる自火報受信機1であって、前記
脈流経路4に設けられた電流ヒューズ5の両端に接続さ
れて、該電流ヒューズ5の溶断を検出する溶断検出部6
を設け、同溶断検出部6の検出出力を前記情報処理部8
に入力させてなる。又、該実施の形態の自火報受信機1
においては、前記電流ヒューズ5は、電源トランス2及
び前記整流回路41間の脈流経路4の一カ所に設けら
れ、前記溶断検出部6を整流回路61を設けてその出力
電圧の有無を検出させてもいる。
トランス2の二次側にそれぞれ設けられる、火災感知器
が設けられた感知器回線(図示せず)から入力される感
知信号処理等を行う情報処理部8が接続された直流経路
3と、整流回路41を経て接続された、防排煙設備、地
区音響装置等に脈動状直流の電源供給を行う脈流経路4
とに電源供給させてなる自火報受信機1であって、前記
脈流経路4に設けられた電流ヒューズ5の両端に接続さ
れて、該電流ヒューズ5の溶断を検出する溶断検出部6
を設け、同溶断検出部6の検出出力を前記情報処理部8
に入力させてなる。又、該実施の形態の自火報受信機1
においては、前記電流ヒューズ5は、電源トランス2及
び前記整流回路41間の脈流経路4の一カ所に設けら
れ、前記溶断検出部6を整流回路61を設けてその出力
電圧の有無を検出させてもいる。
【0013】詳しくは、この自火報受信機1は、商用電
源(AC100V)に接続された、例えば複数の電圧値
出力を有する絶縁型電源トランスにて形成された電源ト
ランス2の2次側に、直流経路3となる、マイクロコン
ピュータを中心とした情報処理回路にて形成された情報
処理部8と、脈流経路4となる、該情報処理部8の入出
力部を兼ねた防排煙設備、地区音響装置等のインターフ
ェース回路42とを主要な部分としている。そして、こ
の発明の要部となる溶断検出部6が、脈流経路4の電源
トランス2直後の、一方の出力端側に配設され構成され
ている。
源(AC100V)に接続された、例えば複数の電圧値
出力を有する絶縁型電源トランスにて形成された電源ト
ランス2の2次側に、直流経路3となる、マイクロコン
ピュータを中心とした情報処理回路にて形成された情報
処理部8と、脈流経路4となる、該情報処理部8の入出
力部を兼ねた防排煙設備、地区音響装置等のインターフ
ェース回路42とを主要な部分としている。そして、こ
の発明の要部となる溶断検出部6が、脈流経路4の電源
トランス2直後の、一方の出力端側に配設され構成され
ている。
【0014】直流経路3は、上記情報処理部8に向け
て、ダイオードブリッジ等を用いて形成された整流回路
31と、平滑用コンデンサによる平滑回路32とが設け
られて形成された所定電圧値の全波整流直流電源から電
源が供給されるように形成されている。
て、ダイオードブリッジ等を用いて形成された整流回路
31と、平滑用コンデンサによる平滑回路32とが設け
られて形成された所定電圧値の全波整流直流電源から電
源が供給されるように形成されている。
【0015】脈流経路4は、防排煙設備、地区音響装置
等に上記インターフェース回路42を介して、ダイオー
ドブリッジ等を用いて形成された整流回路41から脈動
状直流が供給されるように形成されている。そして、電
流ヒューズ5がこの整流回路41と電源トランス2の2
次側の、一方の出力端との間に設けられており、この電
流ヒューズ5の両端にその溶断を検出する溶断検出部6
が設けられている。
等に上記インターフェース回路42を介して、ダイオー
ドブリッジ等を用いて形成された整流回路41から脈動
状直流が供給されるように形成されている。そして、電
流ヒューズ5がこの整流回路41と電源トランス2の2
次側の、一方の出力端との間に設けられており、この電
流ヒューズ5の両端にその溶断を検出する溶断検出部6
が設けられている。
【0016】溶断検出部6は、脈流経路4に設けられた
上記電流ヒューズ5の溶断を検出するもので、整流回路
61、平滑用コンデンサによる平滑回路62、及びこの
平滑回路62の出力電圧の有無から電流ヒューズ5の溶
断を検出する検出回路7を有している。この場合、整流
回路61は、電流ヒューズ5の溶断時にその両端に、上
記整流回路41のダイオードブリッジを介して発生する
交流電圧を直流電圧に変換するのみであり、コスト面か
らは1本のダイオード素子のみにて形成することが好ま
しい。
上記電流ヒューズ5の溶断を検出するもので、整流回路
61、平滑用コンデンサによる平滑回路62、及びこの
平滑回路62の出力電圧の有無から電流ヒューズ5の溶
断を検出する検出回路7を有している。この場合、整流
回路61は、電流ヒューズ5の溶断時にその両端に、上
記整流回路41のダイオードブリッジを介して発生する
交流電圧を直流電圧に変換するのみであり、コスト面か
らは1本のダイオード素子のみにて形成することが好ま
しい。
【0017】検出回路7は、平滑回路62両端に直流電
圧が発生したときにそれを検出し、その検出結果を前記
情報処理部8に入力させるものである。この検出回路7
は、情報処理部8との電気的な絶縁を確保して入力する
ために、例えばホトカプラ素子と呼ばれる光絶縁装置等
の絶縁手段を用いて形成することが好ましい。この場
合、電流ヒューズ5の溶断は、整流回路61の出力電圧
の有無として平滑回路62を介して検出され、その検出
結果が溶断発生時点より遅れて情報処理部8に入力され
ることとなる。しかし、この溶断検出の報知は、火災報
知のように特に緊急を要するものではなく、平滑回路6
2を設けることにて、逆に、商用電源の瞬時停電におい
てもそれを電流ヒューズ5の溶断として誤って報知する
ことを容易に防止することができる。
圧が発生したときにそれを検出し、その検出結果を前記
情報処理部8に入力させるものである。この検出回路7
は、情報処理部8との電気的な絶縁を確保して入力する
ために、例えばホトカプラ素子と呼ばれる光絶縁装置等
の絶縁手段を用いて形成することが好ましい。この場
合、電流ヒューズ5の溶断は、整流回路61の出力電圧
の有無として平滑回路62を介して検出され、その検出
結果が溶断発生時点より遅れて情報処理部8に入力され
ることとなる。しかし、この溶断検出の報知は、火災報
知のように特に緊急を要するものではなく、平滑回路6
2を設けることにて、逆に、商用電源の瞬時停電におい
てもそれを電流ヒューズ5の溶断として誤って報知する
ことを容易に防止することができる。
【0018】上記の自火報受信機1においては、脈流経
路4に設けられた電流ヒューズ5の溶断が、まず、その
両端に接続されて設けられた溶断検出部6の検出回路7
にて検出され、次いで、その検出出力が情報処理部8の
入出力部に設けられている入力ポートに入力される。情
報処理部8は、この入力信号に基づいて、この自火報受
信機1の表示部(図示せず)へ表示したり、音声等の報
知手段にて電流ヒューズ5が溶断した旨のメッセージ通
知を行うのである。
路4に設けられた電流ヒューズ5の溶断が、まず、その
両端に接続されて設けられた溶断検出部6の検出回路7
にて検出され、次いで、その検出出力が情報処理部8の
入出力部に設けられている入力ポートに入力される。情
報処理部8は、この入力信号に基づいて、この自火報受
信機1の表示部(図示せず)へ表示したり、音声等の報
知手段にて電流ヒューズ5が溶断した旨のメッセージ通
知を行うのである。
【0019】なお、このとき、電源トランス2及び前記
整流回路41間の脈流経路4の一カ所に設けられた電流
ヒューズ5の溶断が、電流ヒューズ5の両端に接続され
設けられた、整流回路61の出力電圧の有無を検出する
溶断検出部6にて検出されるが、電流ヒューズ5の溶断
状態のみを検出することとなって誤検出の発生を低減す
ることができる。
整流回路41間の脈流経路4の一カ所に設けられた電流
ヒューズ5の溶断が、電流ヒューズ5の両端に接続され
設けられた、整流回路61の出力電圧の有無を検出する
溶断検出部6にて検出されるが、電流ヒューズ5の溶断
状態のみを検出することとなって誤検出の発生を低減す
ることができる。
【0020】したがって、以上説明した自火報受信機1
によると、脈流経路4に設けられた電流ヒューズ5の溶
断が、その両端に接続されて設けられた溶断検出部6に
て検出されて、その検出出力が情報処理部8に入力され
るので、実際に防排煙設備、地区音響装置等の機器の操
作を行うこと無く確実に電流ヒューズ5の溶断検出を行
うことができる。
によると、脈流経路4に設けられた電流ヒューズ5の溶
断が、その両端に接続されて設けられた溶断検出部6に
て検出されて、その検出出力が情報処理部8に入力され
るので、実際に防排煙設備、地区音響装置等の機器の操
作を行うこと無く確実に電流ヒューズ5の溶断検出を行
うことができる。
【0021】そして、電源トランス2及び前記整流回路
41間の脈流経路4の一カ所に設けられた電流ヒューズ
5の溶断が、電流ヒューズ5の両端に接続され設けられ
た、整流回路の出力電圧の有無を検出する溶断検出部6
にて検出されるので、電流ヒューズ5の溶断状態のみを
検出することとなり、以て、誤検出の発生を低減するこ
とができる。また、電流ヒューズ5の両端に接続され設
けられた、整流回路41の出力電圧の有無が平滑回路6
2を介して検出されるので、商用電源の瞬時停電におい
てもそれを電流ヒューズ5の溶断として誤って報知する
ことを容易に防止でき、以て、誤検出の発生をより低減
することができる。
41間の脈流経路4の一カ所に設けられた電流ヒューズ
5の溶断が、電流ヒューズ5の両端に接続され設けられ
た、整流回路の出力電圧の有無を検出する溶断検出部6
にて検出されるので、電流ヒューズ5の溶断状態のみを
検出することとなり、以て、誤検出の発生を低減するこ
とができる。また、電流ヒューズ5の両端に接続され設
けられた、整流回路41の出力電圧の有無が平滑回路6
2を介して検出されるので、商用電源の瞬時停電におい
てもそれを電流ヒューズ5の溶断として誤って報知する
ことを容易に防止でき、以て、誤検出の発生をより低減
することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施さ
れて、請求項1記載の自火報受信機にあっては、実際に
防排煙設備、地区音響装置等の機器の操作を行うこと無
く確実に電流ヒューズの溶断検出を行うことができる。
れて、請求項1記載の自火報受信機にあっては、実際に
防排煙設備、地区音響装置等の機器の操作を行うこと無
く確実に電流ヒューズの溶断検出を行うことができる。
【0023】また、請求項2記載の自火報受信機にあっ
ては、誤検出の発生を低減することができる。
ては、誤検出の発生を低減することができる。
【0024】また、請求項3記載の自火報受信機にあっ
ては、誤検出の発生をより低減することができる。
ては、誤検出の発生をより低減することができる。
【0025】
【図1】本発明の一実施の形態の自火報受信機の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の従来例である自火報受信機の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1 自火報受信機 2 電源トランス 3 直流経路 4 脈流経路 41 整流回路 5 電流ヒューズ 6 溶断検出部 61 整流回路 8 情報処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 秀和 三重県津市河辺町68番地の1東海電工株式 会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 BB02 CC05 CC06 CC22 DD04 EE05 EE07 GG64 5G405 AA08 BA01 CA12 CA27 DA01
Claims (3)
- 【請求項1】 電源トランスの二次側にそれぞれ設けら
れる、火災感知器が設けられた感知器回線から入力され
る感知信号処理等を行う情報処理部が接続された直流経
路と、整流回路を経て接続された、防排煙設備、地区音
響装置等に脈動状直流の電源供給を行う脈流経路とに電
源供給させてなる自火報受信機であって、 前記脈流経路に設けられた電流ヒューズの両端に接続さ
れて、該電流ヒューズの溶断を検出する溶断検出部を設
け、同溶断検出部の検出出力を前記情報処理部に入力さ
せてなることを特徴とする自火報受信機。 - 【請求項2】 前記電流ヒューズは、電源トランス及び
前記整流回路間の脈流経路の一カ所に設けられ、前記溶
断検出部を整流回路を設けてその出力電圧の有無を検出
させてなることを特徴とする請求項1記載の自火報受信
機。 - 【請求項3】 前記溶断検出部を平滑回路を有して形成
し、その出力電圧から溶断を検出させてなることを特徴
とする請求項2記載の自火報受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000047691A JP2001236589A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | 自火報受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000047691A JP2001236589A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | 自火報受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001236589A true JP2001236589A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18569900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000047691A Pending JP2001236589A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | 自火報受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001236589A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109523141A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-03-26 | 深圳市中电数通智慧安全科技股份有限公司 | 一种消防区域布防方法、装置及终端设备 |
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2000
- 2000-02-24 JP JP2000047691A patent/JP2001236589A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109523141A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-03-26 | 深圳市中电数通智慧安全科技股份有限公司 | 一种消防区域布防方法、装置及终端设备 |
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