JP2776195B2 - 打込機 - Google Patents
打込機Info
- Publication number
- JP2776195B2 JP2776195B2 JP10438993A JP10438993A JP2776195B2 JP 2776195 B2 JP2776195 B2 JP 2776195B2 JP 10438993 A JP10438993 A JP 10438993A JP 10438993 A JP10438993 A JP 10438993A JP 2776195 B2 JP2776195 B2 JP 2776195B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- guide member
- guide
- notch
- nails
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接着剤によって連結され
た連結仕上釘を打込む打込機に関するものである。
た連結仕上釘を打込む打込機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】接着剤で連結され、釘頭径が小さいため
釘送り不良や釘詰まり等の不具合が発生し易い仕上釘
や、更に釘頭径の小さい超仕上釘は図4、図5に示すよ
うな構造で釘頭押え支持を行っていることは例えば特開
昭62−208077号公報で公知である。本体20と
スライド部材21等から構成されるマガジン1内の空隙
部2に収納された接着連結の連結釘3はスプリング4に
より押され、ガイド部材11と突き当て部材13で構成
される射出口5に順次1本ずつ給送され、トリガ6を引
くことにより圧縮空気等のエネルギを受けたピストン7
が射出口内釘8を打撃し木材9に打込む。調整部材12
は、使用釘3の長さに応じて自動的に連結釘3上方の空
隙部2に突出し、釘打込動作時の残り釘10の縦方向移
動を抑止するものであるが、図5に示すように、個々の
調整部材12が他の調整部材12の動きに干渉されず動
作することが必要であるため、調整部材12の間にプレ
ート14を介在させている。
釘送り不良や釘詰まり等の不具合が発生し易い仕上釘
や、更に釘頭径の小さい超仕上釘は図4、図5に示すよ
うな構造で釘頭押え支持を行っていることは例えば特開
昭62−208077号公報で公知である。本体20と
スライド部材21等から構成されるマガジン1内の空隙
部2に収納された接着連結の連結釘3はスプリング4に
より押され、ガイド部材11と突き当て部材13で構成
される射出口5に順次1本ずつ給送され、トリガ6を引
くことにより圧縮空気等のエネルギを受けたピストン7
が射出口内釘8を打撃し木材9に打込む。調整部材12
は、使用釘3の長さに応じて自動的に連結釘3上方の空
隙部2に突出し、釘打込動作時の残り釘10の縦方向移
動を抑止するものであるが、図5に示すように、個々の
調整部材12が他の調整部材12の動きに干渉されず動
作することが必要であるため、調整部材12の間にプレ
ート14を介在させている。
【0003】調整部材先端部12aが挿入するガイド部
材切欠き部11aは、複数個設けられた総ての調整部材
先端部12aがガイド部材切欠き部11aに挿入できる
よう、図6に示す如く、縦長の形状であった。図7は釘
打込過程で生ずる残り釘10の上昇を示している。図7
のように残り釘前頭部10aが調整部材先端角部12b
に衝突すると、調整部材12の先端部つけ根12cに過
大な力がかかる。
材切欠き部11aは、複数個設けられた総ての調整部材
先端部12aがガイド部材切欠き部11aに挿入できる
よう、図6に示す如く、縦長の形状であった。図7は釘
打込過程で生ずる残り釘10の上昇を示している。図7
のように残り釘前頭部10aが調整部材先端角部12b
に衝突すると、調整部材12の先端部つけ根12cに過
大な力がかかる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記調整部材先端部1
2aが挿入する前記ガイド部材切欠き部11aがあるた
め、打込途中の射出口内釘8をガイドすることができな
くなる。そのため特に使用最長釘3を打ち込む際に、射
出口内釘8のガイドが不完全で、かつ釘間の接着力が大
きいので、ガイド部材切欠き部11aに射出口内釘8の
釘軸8aが逃げて図6のように射出口内釘8が詰まると
いう欠点があった。また図7に示すように釘を打ち込む
過程で生ずる調整部材先端角部12bへの残り釘前頭部
10aの衝突によって調整部材先端つけ根12cに亀裂
が入り破損するという欠点を有していた。本発明の目的
は、上記した従来技術の欠点をなくし、釘詰まりを起こ
すことなく確実に打ち込むことができる打込機を提供す
ることである。
2aが挿入する前記ガイド部材切欠き部11aがあるた
め、打込途中の射出口内釘8をガイドすることができな
くなる。そのため特に使用最長釘3を打ち込む際に、射
出口内釘8のガイドが不完全で、かつ釘間の接着力が大
きいので、ガイド部材切欠き部11aに射出口内釘8の
釘軸8aが逃げて図6のように射出口内釘8が詰まると
いう欠点があった。また図7に示すように釘を打ち込む
過程で生ずる調整部材先端角部12bへの残り釘前頭部
10aの衝突によって調整部材先端つけ根12cに亀裂
が入り破損するという欠点を有していた。本発明の目的
は、上記した従来技術の欠点をなくし、釘詰まりを起こ
すことなく確実に打ち込むことができる打込機を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、前記ガイド
部材切欠き部を複数個設けられた調整部材先端部に合わ
せて複数個設けることにより達成される。
部材切欠き部を複数個設けられた調整部材先端部に合わ
せて複数個設けることにより達成される。
【0006】
【作用】上記のように構成されたガイド部材切欠き部は
ガイド部材釘案内部が形成され、射出口内釘が案内可能
となり、釘軸のガイド部材切欠き部への侵入を防止でき
る。また夫々の調整部材先端部上方にガイド部材切欠き
部上面があり、残り釘衝突による荷重がガイド部材切欠
き部上面にかかり、調整部材先端つけ根への負担を軽減
する。
ガイド部材釘案内部が形成され、射出口内釘が案内可能
となり、釘軸のガイド部材切欠き部への侵入を防止でき
る。また夫々の調整部材先端部上方にガイド部材切欠き
部上面があり、残り釘衝突による荷重がガイド部材切欠
き部上面にかかり、調整部材先端つけ根への負担を軽減
する。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図を参照して説明する。
図1は使用最長釘をマガジン1に装填した場合である
が、図に示すように、ガイド部材切欠き部11aを、挿
入する調整部材先端部12aの形状、配置に合わせて、
縦方向に複数個設けている。これによって、ガイド部材
11にガイド部材釘案内部11bが形成され、ガイド部
材切欠き部11aに釘軸8aが逃げることがなく射出口
内釘8が座屈することはなくなる。
図1は使用最長釘をマガジン1に装填した場合である
が、図に示すように、ガイド部材切欠き部11aを、挿
入する調整部材先端部12aの形状、配置に合わせて、
縦方向に複数個設けている。これによって、ガイド部材
11にガイド部材釘案内部11bが形成され、ガイド部
材切欠き部11aに釘軸8aが逃げることがなく射出口
内釘8が座屈することはなくなる。
【0008】図2は、調整部材12が連結釘3の上移動
を抑止するよう、空隙部2に突出している様子を示して
いる。上記したように、射出口内釘8が残り釘10との
分離が終わると図3に示すように残り釘10自身の弾性
力により、残り釘10は上昇し残り釘前頭部10aが調
整部材先端角部12bに衝突する。この時、ガイド部材
切欠き部11aを複数個設けたので、調整部材先端部1
2aの上方に、ガイド部材切欠き部上面11cがあり、
衝突力は調整部材先端部12aを介して、ガイド部材切
欠き部上面11cにかかる。そのため、調整部材先端部
つけ根12cへの負担が少なくなり、調整部材先端部つ
け根12cに亀裂が入ることはなくなる。
を抑止するよう、空隙部2に突出している様子を示して
いる。上記したように、射出口内釘8が残り釘10との
分離が終わると図3に示すように残り釘10自身の弾性
力により、残り釘10は上昇し残り釘前頭部10aが調
整部材先端角部12bに衝突する。この時、ガイド部材
切欠き部11aを複数個設けたので、調整部材先端部1
2aの上方に、ガイド部材切欠き部上面11cがあり、
衝突力は調整部材先端部12aを介して、ガイド部材切
欠き部上面11cにかかる。そのため、調整部材先端部
つけ根12cへの負担が少なくなり、調整部材先端部つ
け根12cに亀裂が入ることはなくなる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、縦方向に複数個設けら
れた調整部材先端部が夫々対応する個々のガイド部材切
欠き部に挿入するようガイド部材切欠き部を複数個設け
ることによってガイド部材釘案内部を形成するようにし
たので、長い釘を打ち込む際に、射出口内釘が案内可能
となり釘軸がガイド部材切欠き部に逃げず釘詰まりが起
こらない。また夫々の調整部材先端部の上方に、ガイド
部材切欠き部上面があるので、釘を打ち込む過程で生ず
る調整部材先端角部への残り釘前頭部の衝突力はガイド
部材上面にかかり、調整部材先端つけ根への負担が少な
く、調整部材先端部つけ根に亀裂が入らず調整部材自身
の耐久性が増す。
れた調整部材先端部が夫々対応する個々のガイド部材切
欠き部に挿入するようガイド部材切欠き部を複数個設け
ることによってガイド部材釘案内部を形成するようにし
たので、長い釘を打ち込む際に、射出口内釘が案内可能
となり釘軸がガイド部材切欠き部に逃げず釘詰まりが起
こらない。また夫々の調整部材先端部の上方に、ガイド
部材切欠き部上面があるので、釘を打ち込む過程で生ず
る調整部材先端角部への残り釘前頭部の衝突力はガイド
部材上面にかかり、調整部材先端つけ根への負担が少な
く、調整部材先端部つけ根に亀裂が入らず調整部材自身
の耐久性が増す。
【図1】 本発明打込機の一実施例を示す図4のA−A
線断面図。
線断面図。
【図2】 図1より短い長さの釘が使用された時を示す
図1相当図。
図1相当図。
【図3】 図7のD部拡大図。
【図4】 本発明打込機の一実施例を示す正面図。
【図5】 図4のB−B線断面図。
【図6】 従来の打込機の一例を示す図1相当図。
【図7】 従来の打込機を示す図5C−C線断面図。
【図8】 本発明調整部材の一実施例を示す正面図。
【図9】 図8の平面図。
【図10】 図8の側面図。
1はマガジン、2は空隙部、5は射出口、8は射出口内
釘、8aは釘軸、10は残り釘、11はガイド部材、1
1aはガイド部材切欠き部、12は調整部材、12aは
調整部材先端部である。
釘、8aは釘軸、10は残り釘、11はガイド部材、1
1aはガイド部材切欠き部、12は調整部材、12aは
調整部材先端部である。
Claims (1)
- 【請求項1】 釘が突き当たる突き当て部材及び釘の給
送を案内するガイド部材から構成される射出口と、該射
出口の後方に設けられ、釘を収納するマガジンと、マガ
ジンに収納した釘の上方空隙部に突出し、釘の上昇を阻
止する複数個の調整部材とを有する打込機であって、 前記調整部材の先端を射出口の寸前まで配し、調整部材
の先端が挿入可能な複数の切欠きを前記ガイド部材に設
けたことを特徴とする打込機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10438993A JP2776195B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 打込機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10438993A JP2776195B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 打込機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06315874A JPH06315874A (ja) | 1994-11-15 |
JP2776195B2 true JP2776195B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=14379394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10438993A Expired - Lifetime JP2776195B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 打込機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2776195B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005279815A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Kanematsu Nnk Corp | 釘打機 |
CN105619338A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-06-01 | 赵红九 | 一种气动榫钉枪 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4831531B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2011-12-07 | マックス株式会社 | 釘打機 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP10438993A patent/JP2776195B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005279815A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Kanematsu Nnk Corp | 釘打機 |
CN105619338A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-06-01 | 赵红九 | 一种气动榫钉枪 |
CN105619338B (zh) * | 2016-03-11 | 2018-02-16 | 赵红九 | 一种气动榫钉枪 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06315874A (ja) | 1994-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980331 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |