JP2762654B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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- JP2762654B2 JP2762654B2 JP2032252A JP3225290A JP2762654B2 JP 2762654 B2 JP2762654 B2 JP 2762654B2 JP 2032252 A JP2032252 A JP 2032252A JP 3225290 A JP3225290 A JP 3225290A JP 2762654 B2 JP2762654 B2 JP 2762654B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開
閉装置に関するものである。
閉装置に関するものである。
[従来の技術] 変電所等に設置されるガス絶縁開閉装置として、開閉
装置を構成する複数の機器を比較的低圧の絶縁ガスを充
填した共通の金属容器内に収納する構造のものある。こ
の構造によれば、各機器をそれぞれ別個に管状容器内に
収納して容器相互間を絶縁スペーサを介して接続する形
式のガス絶縁開閉装置に比べて構造をはるかに簡単にす
ることができ、また装置の小形化を図って設置スペース
の節約を図ることができる。更に外観の簡素化を図るこ
とができるため、周囲環境との調和を図ることができ
る。
装置を構成する複数の機器を比較的低圧の絶縁ガスを充
填した共通の金属容器内に収納する構造のものある。こ
の構造によれば、各機器をそれぞれ別個に管状容器内に
収納して容器相互間を絶縁スペーサを介して接続する形
式のガス絶縁開閉装置に比べて構造をはるかに簡単にす
ることができ、また装置の小形化を図って設置スペース
の節約を図ることができる。更に外観の簡素化を図るこ
とができるため、周囲環境との調和を図ることができ
る。
電気所において母線と線路ケーブルとの間に設けられ
るガス絶縁開閉装置は、多くの場合、母線導体と、母線
側断路器と、遮断器と、線路側断路器と、線路ケーブル
が接続されるケーブルヘッドとを少なくとも備えてい
て、遮断器の一端が母線側断路器を介して母線導体に接
続され、遮断器の他端が線路側断路器を介してケーブル
ヘッドに接続される。またケーブルヘッドにつながる導
体に避雷器及び計器用電圧変成器の少なくとも一方が接
続される。
るガス絶縁開閉装置は、多くの場合、母線導体と、母線
側断路器と、遮断器と、線路側断路器と、線路ケーブル
が接続されるケーブルヘッドとを少なくとも備えてい
て、遮断器の一端が母線側断路器を介して母線導体に接
続され、遮断器の他端が線路側断路器を介してケーブル
ヘッドに接続される。またケーブルヘッドにつながる導
体に避雷器及び計器用電圧変成器の少なくとも一方が接
続される。
このようなガス絶縁開閉装置において、すべての機器
を共通の容器内に収納した場合には、いずれかの箇所で
事故が生じると全体の運転を停止する必要があって好ま
しくない。また装置の組立てに際しては各機器の部品を
容器に設けたハンドホールから内部に挿入して容器の内
部で各機器を組立てるため、狭いスペースでの組立て作
業を行う必要があり、装置の組立てが非常に面倒にな
る。
を共通の容器内に収納した場合には、いずれかの箇所で
事故が生じると全体の運転を停止する必要があって好ま
しくない。また装置の組立てに際しては各機器の部品を
容器に設けたハンドホールから内部に挿入して容器の内
部で各機器を組立てるため、狭いスペースでの組立て作
業を行う必要があり、装置の組立てが非常に面倒にな
る。
そこで、特開昭60−96111号(特願昭58−199144号)
に見られるように、ガス絶縁開閉装置を複数のエレメン
トに分けて構成することが提案された。この既提案のガ
ス絶縁開閉装置は、長手方向を鉛直方向に向けて配置さ
れた主容器内に遮断器及び線路側断路器と計器用電圧変
成器とを収納して構成した主エレメントと、主容器の側
面に設けられた母線容器取付け孔に絶縁スペーサを介し
て取付けられた母線容器内に母線導体と母線側断路器と
を収納して構成した母線断路器エレメントと、母線容器
取付け孔よりも下方に位置させて主容器の側面に設けら
れたケーブルヘッド容器取付け孔に絶縁スペーサを介し
て取付けられたケーブルヘッド容器内に線路ケーブルを
接続するケーブルヘッドと避雷器とを取付けて構成した
ケーブルヘッドエレメントとにより構成されている。計
器用電圧変成器は主容器内に最下部に配置され、ケーブ
ルヘッドは装置の最下部に配置されて地下のケーブルピ
ット内のケーブルに接続されている。
に見られるように、ガス絶縁開閉装置を複数のエレメン
トに分けて構成することが提案された。この既提案のガ
ス絶縁開閉装置は、長手方向を鉛直方向に向けて配置さ
れた主容器内に遮断器及び線路側断路器と計器用電圧変
成器とを収納して構成した主エレメントと、主容器の側
面に設けられた母線容器取付け孔に絶縁スペーサを介し
て取付けられた母線容器内に母線導体と母線側断路器と
を収納して構成した母線断路器エレメントと、母線容器
取付け孔よりも下方に位置させて主容器の側面に設けら
れたケーブルヘッド容器取付け孔に絶縁スペーサを介し
て取付けられたケーブルヘッド容器内に線路ケーブルを
接続するケーブルヘッドと避雷器とを取付けて構成した
ケーブルヘッドエレメントとにより構成されている。計
器用電圧変成器は主容器内に最下部に配置され、ケーブ
ルヘッドは装置の最下部に配置されて地下のケーブルピ
ット内のケーブルに接続されている。
また特開昭60−200710号(特願昭59−54517号)に示
されているように、主容器内に遮断器と線路側断路器と
ケーブルヘッドとを収納して構成した主エレメントと、
主容器の側面に設けられた母線容器取付け孔に絶縁スペ
ーサを介して取付けられた母線容器内に母線導体と母線
側断路器とを収納して構成した母線断路器エレメント
と、母線容器取付け孔よりも下方に位置させて主容器の
側面に設けられた取付け孔に絶縁スペーサを介して取付
けられた避雷器変成器容器内に避雷器と計器用電圧変成
器とを収納して構成した避雷器変成器エレメントとから
なるガス絶縁開閉装置も提案されている。このガス絶縁
開閉装置においては、ケーブルヘッドが主容器の最下部
に配置されて地下のケーブルピット内のケーブルに接続
されている。
されているように、主容器内に遮断器と線路側断路器と
ケーブルヘッドとを収納して構成した主エレメントと、
主容器の側面に設けられた母線容器取付け孔に絶縁スペ
ーサを介して取付けられた母線容器内に母線導体と母線
側断路器とを収納して構成した母線断路器エレメント
と、母線容器取付け孔よりも下方に位置させて主容器の
側面に設けられた取付け孔に絶縁スペーサを介して取付
けられた避雷器変成器容器内に避雷器と計器用電圧変成
器とを収納して構成した避雷器変成器エレメントとから
なるガス絶縁開閉装置も提案されている。このガス絶縁
開閉装置においては、ケーブルヘッドが主容器の最下部
に配置されて地下のケーブルピット内のケーブルに接続
されている。
更に、特開昭61−164407号(特願昭60−2702号)に見
られるように、操作器箱を兼ねる架台の上に支持された
円筒状の遮断器容器内に遮断器を収納した遮断器エレメ
ントと、遮断器容器の前面側に設けられた母線容器取付
け孔に絶縁スペーサを介して接続された母線断路器エレ
メントと、遮断器容器の背面側に設けられたケーブルヘ
ッド容器取付け孔に接続されたケーブルヘッド容器内に
ケーブルヘッドと線路側断路器とを収納した線路側エレ
メントと、ケーブルヘッド容器の背面側に設けられた取
付け孔に接続された容器内に避雷器と計器用電圧変成器
とを収納した避雷器変成器エレメントとからなるものが
提案されている。このガス絶縁開閉装置では、ケーブル
ヘッド容器が高い位置にあって、ケーブルは地下のケー
ブルピットから地上に立ち上げられた状態でケーブルヘ
ッドに接続されている。
られるように、操作器箱を兼ねる架台の上に支持された
円筒状の遮断器容器内に遮断器を収納した遮断器エレメ
ントと、遮断器容器の前面側に設けられた母線容器取付
け孔に絶縁スペーサを介して接続された母線断路器エレ
メントと、遮断器容器の背面側に設けられたケーブルヘ
ッド容器取付け孔に接続されたケーブルヘッド容器内に
ケーブルヘッドと線路側断路器とを収納した線路側エレ
メントと、ケーブルヘッド容器の背面側に設けられた取
付け孔に接続された容器内に避雷器と計器用電圧変成器
とを収納した避雷器変成器エレメントとからなるものが
提案されている。このガス絶縁開閉装置では、ケーブル
ヘッド容器が高い位置にあって、ケーブルは地下のケー
ブルピットから地上に立ち上げられた状態でケーブルヘ
ッドに接続されている。
[発明が解決しようとする課題] 特開昭60−96111号に示されたガス絶縁開閉装置で
は、ガス絶縁開閉装置が、主エレメントと、母線断路器
エレメントと、ケーブルヘッドエレメントとの3つのエ
レメントに分けられているため、事故時の対応性は優れ
ているが、ケーブルヘッドが低い位置に設けられている
ため、ケーブルの処理空間を確保するために地下のケー
ブルピットを広くしておく必要があり、ケーブルピット
を形成するための工事に多くの手間と費用とがかかって
不経済であった またケーブルヘッドの側方に避雷器が配置されている
ため、事故時に移動用ケーブルヘッドを接続したり、ケ
ーブルの引込みを二重にするために更に他のケーブルヘ
ッドを接続したりすることが困難であった。
は、ガス絶縁開閉装置が、主エレメントと、母線断路器
エレメントと、ケーブルヘッドエレメントとの3つのエ
レメントに分けられているため、事故時の対応性は優れ
ているが、ケーブルヘッドが低い位置に設けられている
ため、ケーブルの処理空間を確保するために地下のケー
ブルピットを広くしておく必要があり、ケーブルピット
を形成するための工事に多くの手間と費用とがかかって
不経済であった またケーブルヘッドの側方に避雷器が配置されている
ため、事故時に移動用ケーブルヘッドを接続したり、ケ
ーブルの引込みを二重にするために更に他のケーブルヘ
ッドを接続したりすることが困難であった。
特開昭60−200710号に示されたガス絶縁開閉装置にお
いては、避雷器及び計器用電圧変成器が共通の容器内に
収納されて装置の低い箇所に配置されているため、避雷
器及び計器用電圧変成器が通電による発熱の影響を受け
ないという特徴がある。しかしこのガス絶縁開閉装置で
も、ケーブルヘッドが最下部に配置されているため、特
開昭60−96111号のものと同様の問題が生じる。
いては、避雷器及び計器用電圧変成器が共通の容器内に
収納されて装置の低い箇所に配置されているため、避雷
器及び計器用電圧変成器が通電による発熱の影響を受け
ないという特徴がある。しかしこのガス絶縁開閉装置で
も、ケーブルヘッドが最下部に配置されているため、特
開昭60−96111号のものと同様の問題が生じる。
特開昭61−164407号に示されたガス絶縁開閉装置で
も、主回路電流が流れる機器が収納された容器とは別に
設けられた容器内に避雷器と計器用電圧変成器とが配置
されるため、避雷器及び計器用電圧変成器が通電による
発熱の影響を受けるのを防ぐことができる。しかしこの
ガス絶縁開閉装置では遮断器エレメントが母線断路器エ
レメントと線路側エレメントとの間に配置されることに
なるため、事故時に遮断器エレメントの取換えを行うこ
とが困難であった。
も、主回路電流が流れる機器が収納された容器とは別に
設けられた容器内に避雷器と計器用電圧変成器とが配置
されるため、避雷器及び計器用電圧変成器が通電による
発熱の影響を受けるのを防ぐことができる。しかしこの
ガス絶縁開閉装置では遮断器エレメントが母線断路器エ
レメントと線路側エレメントとの間に配置されることに
なるため、事故時に遮断器エレメントの取換えを行うこ
とが困難であった。
また重量が大きい遮断器エレメントを支えるために強
度が大きい箱形の架台を設ける必要があるのでコストが
高くなり、不経済であった。
度が大きい箱形の架台を設ける必要があるのでコストが
高くなり、不経済であった。
本発明の目的は、地下のケーブルピット内の空間を拡
大する必要性をなくしたガス絶縁開閉装置を提供するこ
とにある。
大する必要性をなくしたガス絶縁開閉装置を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、避雷器及び計器用電圧変成器が
通電による発熱の影響を受けないようにしたガス絶縁開
閉装置を提供することにある。
通電による発熱の影響を受けないようにしたガス絶縁開
閉装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、他のケーブルヘッドの接続
を容易に行い得るようにしたガス絶縁開閉装置を提供す
ることにある。
を容易に行い得るようにしたガス絶縁開閉装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、長手方向を鉛直方向に向けて配置された主
容器内に少なくとも遮断器及び線路側断路器を収納して
構成した主エレメントと、主容器の側面に設けられた母
線容器取付け孔に絶縁スペーサを介して取付けられた母
線容器内に母線導体と母線側断路器とを収納して構成し
た母線断路器エレメントと、母線容器取付け孔よりも下
方に位置させて主容器の側面に設けられたケーブルヘッ
ド容器取付け孔に絶縁スペーサを介して取付けられたケ
ーブルヘッド容器内に線路ケーブルを接続するケーブル
ヘッドを取付けてなるケーブルヘッドエレメントとを備
えたガス絶縁開閉装置に係わるものである。
容器内に少なくとも遮断器及び線路側断路器を収納して
構成した主エレメントと、主容器の側面に設けられた母
線容器取付け孔に絶縁スペーサを介して取付けられた母
線容器内に母線導体と母線側断路器とを収納して構成し
た母線断路器エレメントと、母線容器取付け孔よりも下
方に位置させて主容器の側面に設けられたケーブルヘッ
ド容器取付け孔に絶縁スペーサを介して取付けられたケ
ーブルヘッド容器内に線路ケーブルを接続するケーブル
ヘッドを取付けてなるケーブルヘッドエレメントとを備
えたガス絶縁開閉装置に係わるものである。
本発明において、線路側断路器とケーブルヘッドとの
間を接続するために主容器内に設けられた接続導体より
も下方に位置させて避雷器及び計器用電圧変成器の少な
くとも一方を収納する。ケーブルヘッド容器取付け孔
は、避雷器及び計器用電圧変成器の少なくとも一方が配
置された空間よりも上方の空間に開口するように設けて
おく。
間を接続するために主容器内に設けられた接続導体より
も下方に位置させて避雷器及び計器用電圧変成器の少な
くとも一方を収納する。ケーブルヘッド容器取付け孔
は、避雷器及び計器用電圧変成器の少なくとも一方が配
置された空間よりも上方の空間に開口するように設けて
おく。
上記主容器内には、避雷器及び計器用電圧変成器の少
なくとも一方が収納された空間を、接続導体が配置され
た空間より上方の空間からガス区分する隔壁を設ける。
なくとも一方が収納された空間を、接続導体が配置され
た空間より上方の空間からガス区分する隔壁を設ける。
上記主容器内には避雷器及び計器用電圧変成器と接続
導体との間を開閉する断路器を更に収納するのが望まし
い。この場合断路部は隔壁に取付けられたブッシングま
たは絶縁スペーサに設けられた貫通導体を介して接続導
体に接続する。
導体との間を開閉する断路器を更に収納するのが望まし
い。この場合断路部は隔壁に取付けられたブッシングま
たは絶縁スペーサに設けられた貫通導体を介して接続導
体に接続する。
また上記ケーブルヘッド容器の側面には補助ケーブル
ヘッド接続用開口部を設けて、該開口部を着脱可能な蓋
板により閉じておくのが好ましい。
ヘッド接続用開口部を設けて、該開口部を着脱可能な蓋
板により閉じておくのが好ましい。
[作用] 上記のように、線路側断路器とケーブルヘッドとの間
を接続する接続導体よりも下方に位置させて避雷器及び
計器用電圧変成器の少なくとも一方を収納し、ケーブル
ヘッド容器取付け孔を、避雷器及び計器用電圧変成器の
少なくとも一方が配置された空間よりも上方の空間に開
口させる構成をとると、ケーブルヘッドを高い位置に配
置することができるため、ケーブルヘッドエレメントと
設置ベースとの間にケーブルを処理するための作業空間
を確保することができる。従って地下のケーブルピット
はケーブルを通すために必要最小限の大きさに形成すれ
ばよく、ケーブルピットの構築を容易にして工事費の削
減を図ることができる。
を接続する接続導体よりも下方に位置させて避雷器及び
計器用電圧変成器の少なくとも一方を収納し、ケーブル
ヘッド容器取付け孔を、避雷器及び計器用電圧変成器の
少なくとも一方が配置された空間よりも上方の空間に開
口させる構成をとると、ケーブルヘッドを高い位置に配
置することができるため、ケーブルヘッドエレメントと
設置ベースとの間にケーブルを処理するための作業空間
を確保することができる。従って地下のケーブルピット
はケーブルを通すために必要最小限の大きさに形成すれ
ばよく、ケーブルピットの構築を容易にして工事費の削
減を図ることができる。
また上記のように、避雷器及び計器用電圧変成器の少
なくとも一方が配置された空間を、接続導体が配置され
た空間より上方の空間からガス区分する隔壁を設ける
と、避雷器及び計器用電圧変成器の少なくとも一方が配
置されている空間を主回路が配置されている空間から熱
的に遮断できるため、通電による発熱の影響により避雷
器または計器用電圧変成器の特性が劣化するのを防ぐこ
とができる。
なくとも一方が配置された空間を、接続導体が配置され
た空間より上方の空間からガス区分する隔壁を設ける
と、避雷器及び計器用電圧変成器の少なくとも一方が配
置されている空間を主回路が配置されている空間から熱
的に遮断できるため、通電による発熱の影響により避雷
器または計器用電圧変成器の特性が劣化するのを防ぐこ
とができる。
更にケーブルヘッド容器の側面に補助ケーブル接続用
の開口部を設けて、常時は該開口部を蓋板により閉じて
おくようにした場合には、事故時に移動用ケーブルを接
続したり、ケーブルの引込みを二重にするために更に他
のケーブルヘッドを接続したりすることを容易に行うこ
とができる。
の開口部を設けて、常時は該開口部を蓋板により閉じて
おくようにした場合には、事故時に移動用ケーブルを接
続したり、ケーブルの引込みを二重にするために更に他
のケーブルヘッドを接続したりすることを容易に行うこ
とができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図乃至第5図は本発明を二重母線構成のガス絶縁
開閉装置に適用した一実施例を示したもので、第1図は
縦断面図、第2図は上面図、第3図は第1図のIII−III
線断面図、第4図は正面図、第5図は実施例の電気的構
成を示す単線結線図である。
開閉装置に適用した一実施例を示したもので、第1図は
縦断面図、第2図は上面図、第3図は第1図のIII−III
線断面図、第4図は正面図、第5図は実施例の電気的構
成を示す単線結線図である。
第5図においてBS1及びBS2はそれぞれ第1及び第2の
母線、CBは遮断器で、遮断器CBはその一端が第1及び第
2の母線側断路器DS11及びDS12を介して第1及び第2の
母線BS1及びBS2にそれぞれ接続されている。遮断器CBの
他端は線路側断路器DS2を介してケーブルヘッドCHに接
続され、ケーブルヘッドCHにはケーブルCが接続されて
いる。遮断器CBの一端と接地間及び他端と接地間にそれ
ぞれ遮断器用接地装置ES1及びES2が設けられ、線路側断
路器DS2の線路側端子と接地間に線路側断路器用接地装
置ES3が設けられている。また遮断器CBと線路側断路器D
S2を接続する導体部分に変流器CTが装着され、線路側断
路器DS2とケーブルヘッドCHとを接続する接続導体に簡
易断路部DS0を介して計器用電圧変成器LPTと避雷器LAと
が接続されている。
母線、CBは遮断器で、遮断器CBはその一端が第1及び第
2の母線側断路器DS11及びDS12を介して第1及び第2の
母線BS1及びBS2にそれぞれ接続されている。遮断器CBの
他端は線路側断路器DS2を介してケーブルヘッドCHに接
続され、ケーブルヘッドCHにはケーブルCが接続されて
いる。遮断器CBの一端と接地間及び他端と接地間にそれ
ぞれ遮断器用接地装置ES1及びES2が設けられ、線路側断
路器DS2の線路側端子と接地間に線路側断路器用接地装
置ES3が設けられている。また遮断器CBと線路側断路器D
S2を接続する導体部分に変流器CTが装着され、線路側断
路器DS2とケーブルヘッドCHとを接続する接続導体に簡
易断路部DS0を介して計器用電圧変成器LPTと避雷器LAと
が接続されている。
本実施例においては、上記のような構成のガス絶縁開
閉装置GISが2組設けられ、該2組のガス絶縁開閉装置G
ISが第2図及び第4図に示したように横方向に並べて設
置されている。両ガス絶縁開閉装置の機械的な構成は全
く同様である。以下各ガス絶縁開閉装置GISの内部構造
を第1図を参照して説明する。
閉装置GISが2組設けられ、該2組のガス絶縁開閉装置G
ISが第2図及び第4図に示したように横方向に並べて設
置されている。両ガス絶縁開閉装置の機械的な構成は全
く同様である。以下各ガス絶縁開閉装置GISの内部構造
を第1図を参照して説明する。
第2図において、1は縦長に形成された円筒状の主容
器で、この主容器はその長手方向を鉛直方向に向けて設
置ベース2の上に直接支持されている。主容器1は、縦
長の円筒状に形成された主容器本体100と、該主容器本
体100の上下の開口部を気密に閉じる上蓋101及び底板10
2とからなり、主容器本体100の背面側の側面には上方か
ら下方に一直線上に順に並べて第1及び第2の母線容器
取付け孔103及び104とケーブルヘッド容器取付け孔105
と、LPT取付け孔106とが設けられている。これらの取付
け孔は主容器本体100に設けられた孔の周縁に円筒状の
管状体を溶接することにより形成され、取付け孔103な
いし106の開口端には取付けフランジ103aないし106aが
設けられている。取付け孔103ないし105はすべて同径に
形成されて標準化が図られ、取付け孔106は他の取付け
孔よりも小径に形成されている。
器で、この主容器はその長手方向を鉛直方向に向けて設
置ベース2の上に直接支持されている。主容器1は、縦
長の円筒状に形成された主容器本体100と、該主容器本
体100の上下の開口部を気密に閉じる上蓋101及び底板10
2とからなり、主容器本体100の背面側の側面には上方か
ら下方に一直線上に順に並べて第1及び第2の母線容器
取付け孔103及び104とケーブルヘッド容器取付け孔105
と、LPT取付け孔106とが設けられている。これらの取付
け孔は主容器本体100に設けられた孔の周縁に円筒状の
管状体を溶接することにより形成され、取付け孔103な
いし106の開口端には取付けフランジ103aないし106aが
設けられている。取付け孔103ないし105はすべて同径に
形成されて標準化が図られ、取付け孔106は他の取付け
孔よりも小径に形成されている。
主容器1の正面側(上記取付け孔103ないし106と反対
側)の側面には上下に並べて機器取付け孔107及び108が
設けられている。機器取付け孔107,108は上記取付け孔1
03ないし105と同様に主容器本体の側壁に設けた孔の周
縁に管状体を溶接することにより形成され、機器取付け
孔107及び108開口端にはそれぞれ取付けフランジ107a及
び108aが設けられている。機器取付け孔107及び108は同
形状同寸法に形成され、両機器取付け孔の標準化が図ら
れている。
側)の側面には上下に並べて機器取付け孔107及び108が
設けられている。機器取付け孔107,108は上記取付け孔1
03ないし105と同様に主容器本体の側壁に設けた孔の周
縁に管状体を溶接することにより形成され、機器取付け
孔107及び108開口端にはそれぞれ取付けフランジ107a及
び108aが設けられている。機器取付け孔107及び108は同
形状同寸法に形成され、両機器取付け孔の標準化が図ら
れている。
主容器1の前面側の側壁上部に設けられた機器取付け
孔107を気密に閉じるように機器取付け板110が取付けら
れ、該機器取付け板110に3相の遮断器CBが支持されて
いる。各遮断器CBは容器4内に固定接触子と可動接触子
と適宜の消孤機構とを収納したガス遮断器で、円筒状の
容器4の一端には固定接触子につながる固定側端子電極
5が設けられ、容器4の側面には可動接触子につながる
可動側端子電極6が設けられている。3相の遮断器CBは
それぞれの容器4の中心軸線が鉛直面上に仮想した三角
形の頂点を通って主容器の正面側から背面側に平行に伸
びるように三角配置され、各遮断器の容器4は機器取付
け板110に設けられた取付け孔を気密に貫通して該機器
取付け板に支持されている。容器4の主容器1外に位置
する端部には遮断器の可動接触子を操作する操作機構を
収納した機構部7が取付けられ、該機構部7により容器
4内が気密に閉じられている。機構部7は容器4から取
外すことができるようになっており、この機構部を取外
すことにより主容器内を開放することなく、各遮断器の
容器4内を点検し得るようになっている。
孔107を気密に閉じるように機器取付け板110が取付けら
れ、該機器取付け板110に3相の遮断器CBが支持されて
いる。各遮断器CBは容器4内に固定接触子と可動接触子
と適宜の消孤機構とを収納したガス遮断器で、円筒状の
容器4の一端には固定接触子につながる固定側端子電極
5が設けられ、容器4の側面には可動接触子につながる
可動側端子電極6が設けられている。3相の遮断器CBは
それぞれの容器4の中心軸線が鉛直面上に仮想した三角
形の頂点を通って主容器の正面側から背面側に平行に伸
びるように三角配置され、各遮断器の容器4は機器取付
け板110に設けられた取付け孔を気密に貫通して該機器
取付け板に支持されている。容器4の主容器1外に位置
する端部には遮断器の可動接触子を操作する操作機構を
収納した機構部7が取付けられ、該機構部7により容器
4内が気密に閉じられている。機構部7は容器4から取
外すことができるようになっており、この機構部を取外
すことにより主容器内を開放することなく、各遮断器の
容器4内を点検し得るようになっている。
本実施例においては、また3相の遮断器CBの固定側端
子電極5及び可動側端子電極6の上部には接地装置用の
固定電極8及び9が設けられ、これらの固定電極の上方
に配置されたフレーム10に、固定電極8及び9とともに
遮断器用接地装置ES1及びES2をそれぞれ構成する接地装
置用可動電極エレメント11及び12が取付けられている。
子電極5及び可動側端子電極6の上部には接地装置用の
固定電極8及び9が設けられ、これらの固定電極の上方
に配置されたフレーム10に、固定電極8及び9とともに
遮断器用接地装置ES1及びES2をそれぞれ構成する接地装
置用可動電極エレメント11及び12が取付けられている。
接地装置用可動電極エレメント11及び12は固定電極8
及び9に接離する棒状可動電極を適宜の機構により直線
変位させるようにしたもので、該可動電極の操作軸は主
容器の外部に導出されている。
及び9に接離する棒状可動電極を適宜の機構により直線
変位させるようにしたもので、該可動電極の操作軸は主
容器の外部に導出されている。
主容器1の前面側の機器取付け孔108を気密に閉じる
ように機器取付け板111が取付けられ、該機器取付け板1
11の内面に絶縁支持物13を介して導体14が支持され、導
体14に線路側断路器DS2の可動接触子エレメント15と接
地装置ES3の固定電極16とが接続されている。可動接触
子エレメント15は操作棒15aにより直線駆動される接触
子をシールド内に配置したものからなり、操作棒15aは
機器取付け板111を気密に貫通して外部に導出されてい
る。
ように機器取付け板111が取付けられ、該機器取付け板1
11の内面に絶縁支持物13を介して導体14が支持され、導
体14に線路側断路器DS2の可動接触子エレメント15と接
地装置ES3の固定電極16とが接続されている。可動接触
子エレメント15は操作棒15aにより直線駆動される接触
子をシールド内に配置したものからなり、操作棒15aは
機器取付け板111を気密に貫通して外部に導出されてい
る。
各相の遮断器CBの可動側端子電極6には主容器内を上
下方向に延びる棒状導体18の上端が接続され、各相の導
体18の下端に線路側断路器DS2の固定接触子19が取付け
られている。導体18には変流器CTが装着され、該変流器
は適宜の手段により主容器1に対して支持されている。
下方向に延びる棒状導体18の上端が接続され、各相の導
体18の下端に線路側断路器DS2の固定接触子19が取付け
られている。導体18には変流器CTが装着され、該変流器
は適宜の手段により主容器1に対して支持されている。
また機器取付け板111に接地装置ES3の可動電極エレメ
ント20が取付けられている。この可動電極エレメントは
固定電極16に接離する直線変位形の可動電極をシールド
内に配置したもので、固定電極16と対向配置されてい
る。
ント20が取付けられている。この可動電極エレメントは
固定電極16に接離する直線変位形の可動電極をシールド
内に配置したもので、固定電極16と対向配置されてい
る。
主容器1内の下部には避雷器LAと計器用電圧変成器LP
Tとが配置されている。3相の避雷器LAはそれぞれの軸
線を鉛直方向に向けた状態で三角配置されて主容器の底
板102の上に起立状態で支持されている。電圧変成器LPT
は、LPT取付け孔106の開口部を気密に閉じる蓋板21に支
持されている。
Tとが配置されている。3相の避雷器LAはそれぞれの軸
線を鉛直方向に向けた状態で三角配置されて主容器の底
板102の上に起立状態で支持されている。電圧変成器LPT
は、LPT取付け孔106の開口部を気密に閉じる蓋板21に支
持されている。
主容器本体100の中央部よりもやや下寄りの位置に
は、避雷器LA及び計器用電圧変成器LPTが配置された空
間とそれより上方の空間との間を仕切る隔壁22が取付け
られている。この隔壁22は主容器本体100の内面に気密
に接続され、該隔壁により主容器1内がガス区分された
2室に分けられている。
は、避雷器LA及び計器用電圧変成器LPTが配置された空
間とそれより上方の空間との間を仕切る隔壁22が取付け
られている。この隔壁22は主容器本体100の内面に気密
に接続され、該隔壁により主容器1内がガス区分された
2室に分けられている。
第3図に示したように、3相の避雷器LAのそれぞれの
上端に設けられた非接地側端子23には簡易断路部DS0を
構成する集電電極24が接続され、該集電電極24を摺動自
在に貫通させて可動電極25が支持されている。また隔壁
22を気密に貫通させて設けたブッシング26の貫通導体の
下端に上記可動電極25と共に簡易断路部DS0を構成する
固定電極27が接続されている。各簡易断路部DS0の第1
及び第2の固定電極22及び24はそれぞれの中心軸線を一
致させた状態で対向配置され第1の可動電極22を摺動自
在に貫通させて可動電極25が支持されている。
上端に設けられた非接地側端子23には簡易断路部DS0を
構成する集電電極24が接続され、該集電電極24を摺動自
在に貫通させて可動電極25が支持されている。また隔壁
22を気密に貫通させて設けたブッシング26の貫通導体の
下端に上記可動電極25と共に簡易断路部DS0を構成する
固定電極27が接続されている。各簡易断路部DS0の第1
及び第2の固定電極22及び24はそれぞれの中心軸線を一
致させた状態で対向配置され第1の可動電極22を摺動自
在に貫通させて可動電極25が支持されている。
各可動電極25には絶縁操作棒28が接続され、この絶縁
操作棒は主容器本体100の側壁に取付けられた気密軸受
装置29を通して主容器の外部に導出されている。絶縁操
作棒28の外端部には操作つまみ30が取付けられ、この操
作つまみをもって操作棒28を操作することにより可動電
極25を固定電極27に接離させるようになっている。
操作棒は主容器本体100の側壁に取付けられた気密軸受
装置29を通して主容器の外部に導出されている。絶縁操
作棒28の外端部には操作つまみ30が取付けられ、この操
作つまみをもって操作棒28を操作することにより可動電
極25を固定電極27に接離させるようになっている。
電圧変成器LPTは単相用のもので、その入力端子は2
相の避雷器LAの非接地側端子に接続されている。
相の避雷器LAの非接地側端子に接続されている。
各相のブッシング26の貫通導体の上端には接続導体31
が接続され、該接続導体31の一端は線路側断路器DS2の
可動接触子エレメントを支持する導体14に接続されてい
る。接続導体31の他端は後記するケーブルヘッドエレメ
ント内の対応する相のケーブルヘッドに接続される。
が接続され、該接続導体31の一端は線路側断路器DS2の
可動接触子エレメントを支持する導体14に接続されてい
る。接続導体31の他端は後記するケーブルヘッドエレメ
ント内の対応する相のケーブルヘッドに接続される。
機器取付け板110及び111に跨って操作器箱32が支持さ
れ、機器取付け板111に操作器箱33が支持されている。
操作器箱32内には遮断器CBと接地装置ES1及びES2の操作
器が収納され、操作器箱33内には断路器DS2及び接地装
置ES3の操作器が収納されている。各操作器箱内の操作
器は対応する機器の操作軸にリンク機構等を介して連結
されている。
れ、機器取付け板111に操作器箱33が支持されている。
操作器箱32内には遮断器CBと接地装置ES1及びES2の操作
器が収納され、操作器箱33内には断路器DS2及び接地装
置ES3の操作器が収納されている。各操作器箱内の操作
器は対応する機器の操作軸にリンク機構等を介して連結
されている。
以上の各部により、遮断器CBと線路側断路器DS2と避
雷器LAと計器用電圧変成器LPTとを含む機器を共通の主
容器内に収納した主エレメントE1が構成されている。
雷器LAと計器用電圧変成器LPTとを含む機器を共通の主
容器内に収納した主エレメントE1が構成されている。
主容器1の背面側の第1及び第2の母線容器取付け孔
103及び104にはそれぞれ第1及び第2の母線断路器エレ
メントE21及びE22が取付けられている。
103及び104にはそれぞれ第1及び第2の母線断路器エレ
メントE21及びE22が取付けられている。
各母線断路器エレメントは、第1の管状部41aと該第
1の管状部41aと直交するように設けられた第2の管状
部41bとからなる十字管の形に形成された管状容器41を
備えている。
1の管状部41aと直交するように設けられた第2の管状
部41bとからなる十字管の形に形成された管状容器41を
備えている。
母線断路器エレメントE21及びE22のそれぞれの管状容
器41はその第1の管状部41aの一端を第1及び第2の母
線容器取付け孔103及び104に整合させ、且つ第2の管状
部41bを横方向に向けた状態で主容器の背面後方に配置
され、第1の管状部41aの一端が絶縁スペーサ42を介し
て取付け孔103及び104のフランジ103a及び104aに気密に
接続されている。絶縁スペーサ42を気密に貫通して3相
の導体43が設けられ、これらの導体の管状容器41内に位
置する端部に断路器用固定接触子44が取付けられてい
る。第1及び第2の母線断路器エレメントE21及びE22の
管状容器41の第2の管状部41b内にはそれぞれ第1及び
第2の母線BS1及びBS2を構成する3相の母線導体45が平
行に配置され、これらの母線導体45は第2の管状部41b
の両端を気密に閉じるように取付けられた絶縁スペーサ
に支持されている。第1及び第2の母線断路器エレメン
トE21及びE22の各相の母線導体45には、対応する相の断
路器用固定接触子44に対向する断路器用可動接触子エレ
メント46が取付けられている。各可動接触子エレメント
46は直線変位して固定接触子44に接離する棒状接触子を
その駆動機構とともにシールド内に配置したもので、第
1の母線断路器エレメントE21の各相の断路器用固定接
触子44と可動接触子エレメント46とにより第1の母線側
断路器DS11が構成されている。また第2の母線断路器エ
レメントE22の各相の断路器用固定接触子44と可動接触
子エレメント46とにより第2の母線側断路器DS12が構成
されている。
器41はその第1の管状部41aの一端を第1及び第2の母
線容器取付け孔103及び104に整合させ、且つ第2の管状
部41bを横方向に向けた状態で主容器の背面後方に配置
され、第1の管状部41aの一端が絶縁スペーサ42を介し
て取付け孔103及び104のフランジ103a及び104aに気密に
接続されている。絶縁スペーサ42を気密に貫通して3相
の導体43が設けられ、これらの導体の管状容器41内に位
置する端部に断路器用固定接触子44が取付けられてい
る。第1及び第2の母線断路器エレメントE21及びE22の
管状容器41の第2の管状部41b内にはそれぞれ第1及び
第2の母線BS1及びBS2を構成する3相の母線導体45が平
行に配置され、これらの母線導体45は第2の管状部41b
の両端を気密に閉じるように取付けられた絶縁スペーサ
に支持されている。第1及び第2の母線断路器エレメン
トE21及びE22の各相の母線導体45には、対応する相の断
路器用固定接触子44に対向する断路器用可動接触子エレ
メント46が取付けられている。各可動接触子エレメント
46は直線変位して固定接触子44に接離する棒状接触子を
その駆動機構とともにシールド内に配置したもので、第
1の母線断路器エレメントE21の各相の断路器用固定接
触子44と可動接触子エレメント46とにより第1の母線側
断路器DS11が構成されている。また第2の母線断路器エ
レメントE22の各相の断路器用固定接触子44と可動接触
子エレメント46とにより第2の母線側断路器DS12が構成
されている。
各管状容器41の第1の管状部41aの背面側開口部を気
密に閉じるように蓋板47が取付けられ、第1及び第2の
母線断路器エレメントE21及びE22の蓋板47の外面に母線
側断路器DS11及びDS12を操作する操作器を収納した操作
器箱48及び49が取付けられている。操作器箱48及び49内
の操作器は第1の管状部41aの側壁または蓋板47を気密
に貫通して設けられた適宜の機構を介して対応する相の
断路器DS11またはDS12の可動接触子46の操作軸に連結さ
れている。
密に閉じるように蓋板47が取付けられ、第1及び第2の
母線断路器エレメントE21及びE22の蓋板47の外面に母線
側断路器DS11及びDS12を操作する操作器を収納した操作
器箱48及び49が取付けられている。操作器箱48及び49内
の操作器は第1の管状部41aの側壁または蓋板47を気密
に貫通して設けられた適宜の機構を介して対応する相の
断路器DS11またはDS12の可動接触子46の操作軸に連結さ
れている。
なお50は断路器DS11またはDS12を操作器に連結する機
構と各断路器との間に配設されたシールドである。
構と各断路器との間に配設されたシールドである。
第1の母線断路器エレメントE21及び第2の母線断路
器エレメントE22の絶縁スペーサ42に設けられた各相の
導体43は接続導体51を介して相互に接続され、各相の接
続導体51は対応する相の遮断器CBの固定側端子電極5に
接続されている。
器エレメントE22の絶縁スペーサ42に設けられた各相の
導体43は接続導体51を介して相互に接続され、各相の接
続導体51は対応する相の遮断器CBの固定側端子電極5に
接続されている。
上記第2の母線断路器エレメントE22の下方にケーブ
ルヘッドエレメントE3が配置されている。ケーブルヘッ
ドエレメントE3は軸線を鉛直方向に向けて配置された円
筒状の容器61を備えている。容器61の側面には正面側
(主容器1側)及び背面側にそれぞれ突出した分岐管部
61a及び61bが設けられ、分岐管部61aは絶縁スペーサ62
を介してケーブルヘッド容器取付け孔105のフランジ105
aに接続されている。分岐管部61bの内側は補助ケーブル
ヘッド接続用開口部となっており、この開口部は蓋板63
により気密に閉じられている。
ルヘッドエレメントE3が配置されている。ケーブルヘッ
ドエレメントE3は軸線を鉛直方向に向けて配置された円
筒状の容器61を備えている。容器61の側面には正面側
(主容器1側)及び背面側にそれぞれ突出した分岐管部
61a及び61bが設けられ、分岐管部61aは絶縁スペーサ62
を介してケーブルヘッド容器取付け孔105のフランジ105
aに接続されている。分岐管部61bの内側は補助ケーブル
ヘッド接続用開口部となっており、この開口部は蓋板63
により気密に閉じられている。
容器61の下端開口部を閉じる底板64に3相のケーブル
ヘッドCHが起立状態で支持され、各相のケーブルヘッド
のケーブル端末接続部は底板64に設けられた孔を通して
下方に開口している。
ヘッドCHが起立状態で支持され、各相のケーブルヘッド
のケーブル端末接続部は底板64に設けられた孔を通して
下方に開口している。
各相のケーブルヘッドCHの端子部は導体65を介して絶
縁スペーサ62の貫通導体66の一端に接続され、貫通導体
66他端に主容器1内の接続導体31が接続されている。
縁スペーサ62の貫通導体66の一端に接続され、貫通導体
66他端に主容器1内の接続導体31が接続されている。
ケーブルヘッドエレメントE3の容器61の下端は架台67
を介して設置ベース2に対して支持されている。架台67
は箱形に形成されていて、地下のケーブルピットから立
ち上げられたケーブルCの端末部68が架台67の内側に導
入されてケーブルヘッドCHに接続されている。
を介して設置ベース2に対して支持されている。架台67
は箱形に形成されていて、地下のケーブルピットから立
ち上げられたケーブルCの端末部68が架台67の内側に導
入されてケーブルヘッドCHに接続されている。
主容器1、各母線容器41及びケーブルヘッド容器61内
にはSF6等の絶縁ガスが比較的低い圧力で充填されてい
る。
にはSF6等の絶縁ガスが比較的低い圧力で充填されてい
る。
主容器1の前面側には直方体状の箱体からなるカバー
容器70が取付けられ、遮断器CBの端部に取付けられた機
構部7、操作器箱32及び33等、主容器1の前面側に取付
けられた構成部材はすべてカバー容器70により覆われて
いる。第4図に示したようにカバー容器70の前面には開
閉自在な扉71及び72が設けられ、これらの扉を開くこと
により操作器箱32及び33内の機器の点検、操作等を行い
得るようになっている。カバー容器70は装置の前面の略
全体を覆うように設けられ、装置を前面側から見た場合
に、装置全対があたかも直方体状を呈するように見える
ように配慮されている。
容器70が取付けられ、遮断器CBの端部に取付けられた機
構部7、操作器箱32及び33等、主容器1の前面側に取付
けられた構成部材はすべてカバー容器70により覆われて
いる。第4図に示したようにカバー容器70の前面には開
閉自在な扉71及び72が設けられ、これらの扉を開くこと
により操作器箱32及び33内の機器の点検、操作等を行い
得るようになっている。カバー容器70は装置の前面の略
全体を覆うように設けられ、装置を前面側から見た場合
に、装置全対があたかも直方体状を呈するように見える
ように配慮されている。
上記の各部によりガス絶縁開閉装置GISが構成され、
電気所に複数台のガス絶縁開閉装置が設置される場合に
は、第2図及び第4図に示すように複数台のガス絶縁開
閉装置GISが横方向に並べて配置され、隣接するGISの第
1及び第2の母線断路器エレメントの母線導体が相互に
接続される。この場合母線断路器エレメント同志の接続
は隣接するガス絶縁開閉装置の母線容器を、母線導体を
支持した絶縁スペーサを介して相互に接続することによ
り行うので、隣接するガス絶縁開閉装置相互間の間隔は
極めて小さくすることができる。従って複数のガス絶縁
開閉装置が近接配置された列盤を構成することができ、
外観を簡素にして周囲環境との調和を容易に図ることが
できるだけでなく、機器の点検の能率向上に寄与するこ
とができる。
電気所に複数台のガス絶縁開閉装置が設置される場合に
は、第2図及び第4図に示すように複数台のガス絶縁開
閉装置GISが横方向に並べて配置され、隣接するGISの第
1及び第2の母線断路器エレメントの母線導体が相互に
接続される。この場合母線断路器エレメント同志の接続
は隣接するガス絶縁開閉装置の母線容器を、母線導体を
支持した絶縁スペーサを介して相互に接続することによ
り行うので、隣接するガス絶縁開閉装置相互間の間隔は
極めて小さくすることができる。従って複数のガス絶縁
開閉装置が近接配置された列盤を構成することができ、
外観を簡素にして周囲環境との調和を容易に図ることが
できるだけでなく、機器の点検の能率向上に寄与するこ
とができる。
上記のように構成すると、主エレメント内で事故が生
じた場合には、母線断路器エレメントE21及びE22を停電
させることなく、両母線断路器エレメントから主エレメ
ントE1を切離して前方に引出すことができ、該主エレメ
ントの点検修理を行うことができる。ガス絶縁開閉装置
の前方には作業用のスペースが必ず設けられているた
め、主エレメントの引出は容易に行うことができる。
じた場合には、母線断路器エレメントE21及びE22を停電
させることなく、両母線断路器エレメントから主エレメ
ントE1を切離して前方に引出すことができ、該主エレメ
ントの点検修理を行うことができる。ガス絶縁開閉装置
の前方には作業用のスペースが必ず設けられているた
め、主エレメントの引出は容易に行うことができる。
また母線断路器エレメントE21またはE22内で地絡事故
等が生じた場合には、主エレメント1を開放することな
く母線容器41のみを絶縁スペーサ42から切離して母線断
路器エレメントの点検修理を行うことができる。
等が生じた場合には、主エレメント1を開放することな
く母線容器41のみを絶縁スペーサ42から切離して母線断
路器エレメントの点検修理を行うことができる。
上記の実施例においては、主容器、母線容器及びケー
ブルヘッド容器の基本的な形状を円筒形としたが、直方
体または立方体等の他の形状の容器を用いることもでき
る。
ブルヘッド容器の基本的な形状を円筒形としたが、直方
体または立方体等の他の形状の容器を用いることもでき
る。
上記の実施例では、二重母線構成のガス絶縁開閉装置
を例にとったが、単母線構成のガス絶縁開閉装置にも同
様に本発明を適用することができる。単母線構成の場合
には第1及び第2の母線容器取付け孔の一方に母線断路
器エレメントを取付ける。
を例にとったが、単母線構成のガス絶縁開閉装置にも同
様に本発明を適用することができる。単母線構成の場合
には第1及び第2の母線容器取付け孔の一方に母線断路
器エレメントを取付ける。
上記のように、ガス絶縁開閉装置を主エレメントと母
線断路器エレメントとケーブルヘッドエレメントとに分
けて構成すると、各エレメントをそれぞれ個別に組立て
て後から相互に接続すればよく、装置の組立てを容易に
行うことができる。
線断路器エレメントとケーブルヘッドエレメントとに分
けて構成すると、各エレメントをそれぞれ個別に組立て
て後から相互に接続すればよく、装置の組立てを容易に
行うことができる。
また上記のように母線断路器エレメントと主エレメン
トとをガス区分しておくと、母線断路器エレメントに事
故が生じた際には主エレメントに影響を与えないで母線
断路器エレメントを主容器から切離して修理を行うこと
ができ、主エレメントに事故が生じた際には、主エレメ
ントを母線断路器エレメントから切離して母線を停電さ
せることなく主エレメントの修理を行うことができる。
トとをガス区分しておくと、母線断路器エレメントに事
故が生じた際には主エレメントに影響を与えないで母線
断路器エレメントを主容器から切離して修理を行うこと
ができ、主エレメントに事故が生じた際には、主エレメ
ントを母線断路器エレメントから切離して母線を停電さ
せることなく主エレメントの修理を行うことができる。
上記実施例のように、避雷器LA及び計器用電圧変成器
LPTと接続導体31との間を外部から操作可能な簡易断路
部DS0を介して接続すると、ケーブルの耐電圧試験を行
う際に避雷器LA及び計器用電圧変成器LPTを回路から容
易に切り離すことでき、試験をか簡単に行うことかでき
る。
LPTと接続導体31との間を外部から操作可能な簡易断路
部DS0を介して接続すると、ケーブルの耐電圧試験を行
う際に避雷器LA及び計器用電圧変成器LPTを回路から容
易に切り離すことでき、試験をか簡単に行うことかでき
る。
また上記実施例のように、ケーブルヘッド容器61内に
ケーブルヘッドのみを配置し、容器61に補助ケーブルヘ
ッド接続用開口部(上記の例では分岐管部61b)を設け
ておくと、事故時に移動用ケーブルヘッドを収納した容
器を該開口部に接続することにより、移動用ケーブルヘ
ッドを簡単に接続することができる。またケーブルの引
込みを二重にする場合にも、他のケーブルヘッドを収納
した容器を分岐管部61bに接続することにより、該他の
ケーブルヘッドの接続を簡単に行うことができる。
ケーブルヘッドのみを配置し、容器61に補助ケーブルヘ
ッド接続用開口部(上記の例では分岐管部61b)を設け
ておくと、事故時に移動用ケーブルヘッドを収納した容
器を該開口部に接続することにより、移動用ケーブルヘ
ッドを簡単に接続することができる。またケーブルの引
込みを二重にする場合にも、他のケーブルヘッドを収納
した容器を分岐管部61bに接続することにより、該他の
ケーブルヘッドの接続を簡単に行うことができる。
上記の実施例においては、主容器本体100が単一の構
造物からなっているが、主容器本体100を避雷器及び計
器用電圧変成器を収納する円筒容器と、他の機器を収納
する円筒容器とに2分割して、両円筒容器を気密に接続
する構造にすることもできる。
造物からなっているが、主容器本体100を避雷器及び計
器用電圧変成器を収納する円筒容器と、他の機器を収納
する円筒容器とに2分割して、両円筒容器を気密に接続
する構造にすることもできる。
上記の実施例では、断路部DS0の固定電極24をブッシ
ング26の貫通導体を介して接続導体31に接続するように
したが、隔壁22に絶縁スペーサを取付けて該絶縁スペー
サの貫通導体を介して固定電極24と接続導体31とを接続
するようにしても良い。
ング26の貫通導体を介して接続導体31に接続するように
したが、隔壁22に絶縁スペーサを取付けて該絶縁スペー
サの貫通導体を介して固定電極24と接続導体31とを接続
するようにしても良い。
上記の実施例では、避雷器LAと計器用電圧変成器LPT
との双方が設けられているが、これらの内の一方のみが
設けられる場合にも本発明を適用することができる。
との双方が設けられているが、これらの内の一方のみが
設けられる場合にも本発明を適用することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、線路側断路器とケー
ブルヘッドとの間を接続する接続導体よりも下方に位置
させて避雷器及び計器用電圧変成器の少なくとも一方を
収納し、ケーブルヘッド容器取付け孔を、避雷器及び計
器用電圧変成器の少なくとも一方が配置された空間より
も上方の空間に開口させたので、ケーブルヘッドを高い
位置に配置することができ、ケーブルヘッドエレメント
と設置ベースとの間にケーブルを処理するための作業空
間を確保することができる。従って地下のケーブルピッ
トはケーブルを通すために必要最小限の大きさに形成す
ればよく、ケーブルピットの構築を容易にして工事費の
削減を図ることができる利点がある。
ブルヘッドとの間を接続する接続導体よりも下方に位置
させて避雷器及び計器用電圧変成器の少なくとも一方を
収納し、ケーブルヘッド容器取付け孔を、避雷器及び計
器用電圧変成器の少なくとも一方が配置された空間より
も上方の空間に開口させたので、ケーブルヘッドを高い
位置に配置することができ、ケーブルヘッドエレメント
と設置ベースとの間にケーブルを処理するための作業空
間を確保することができる。従って地下のケーブルピッ
トはケーブルを通すために必要最小限の大きさに形成す
ればよく、ケーブルピットの構築を容易にして工事費の
削減を図ることができる利点がある。
また本発明においては、主エレメントと母線断路器エ
レメントとケーブルヘッドエレメントとの3種類のエレ
メントに分ける構成をとっているため、各エレメントに
事故が生じた場合には、他のエレメントに影響を与える
こと無く事故が生じたエレメントの点検修理を行うこと
ができる。
レメントとケーブルヘッドエレメントとの3種類のエレ
メントに分ける構成をとっているため、各エレメントに
事故が生じた場合には、他のエレメントに影響を与える
こと無く事故が生じたエレメントの点検修理を行うこと
ができる。
更に本発明では主容器を支持するために箱形の架台を
用いないため、構造を単純にすることができ、外観の簡
素化を図ることができる。
用いないため、構造を単純にすることができ、外観の簡
素化を図ることができる。
また本発明によれば、避雷器及び計器用電圧変成器の
少なくとも一方が配置された空間を、接続導体が配置さ
れた空間より上方の空間からガス区分する隔壁を設けた
ので、避雷器及び計器用電圧変成器が配置されている空
間を主回路が配置されている空間から熱的に遮断するこ
とができ、通電による発熱の影響により避雷器または計
器用電圧変成器の特性が劣化するのを防ぐことができ
る。
少なくとも一方が配置された空間を、接続導体が配置さ
れた空間より上方の空間からガス区分する隔壁を設けた
ので、避雷器及び計器用電圧変成器が配置されている空
間を主回路が配置されている空間から熱的に遮断するこ
とができ、通電による発熱の影響により避雷器または計
器用電圧変成器の特性が劣化するのを防ぐことができ
る。
更に請求項3に記載した発明によれば、ケーブルヘッ
ド容器の側面に補助ケーブルヘッド接続用の開口部を設
けたので、事故時に移動用ケーブルヘッドを接続した
り、ケーブルの引込みを二重にするために更に他のケー
ブルヘッドを接続したりすることを容易に行うことがで
きる利点がある。
ド容器の側面に補助ケーブルヘッド接続用の開口部を設
けたので、事故時に移動用ケーブルヘッドを接続した
り、ケーブルの引込みを二重にするために更に他のケー
ブルヘッドを接続したりすることを容易に行うことがで
きる利点がある。
上記のように、本発明によれば、既提案のガス絶縁開
閉装置が有する利点をすべて活かして既提案のガス絶縁
開閉装置の欠点をすべて解消することができ、理想的な
ガス絶縁開閉装置を得ることができる。
閉装置が有する利点をすべて活かして既提案のガス絶縁
開閉装置の欠点をすべて解消することができ、理想的な
ガス絶縁開閉装置を得ることができる。
第1図ないし第5図は本発明を二重母線構成の開閉装置
に適用した実施例を示したもので、第1図は縦断面図、
第2図は上面図、第3図は第1図のIII−III線断面図、
第4図は正面図、第5図は電気的な構成を示す単線結線
図である。 1……主容器、103……第1の母線容器取付け孔、104…
…第2の母線容器取付け孔、105……ケーブルヘッド容
器取付け孔、22……隔壁、26……ブッシング、31……接
続導体、41……母線容器、42……絶縁スペーサ、61……
ケーブルヘッド容器、62……絶縁スペーサ、E1……主エ
レメント、E21……第1の母線断路器エレメント、E22…
…第2の母線断路器エレメント、E3……ケーブルヘッド
エレメント、CB……遮断器、DS11,DS12……母線側断路
器、DS2……線路側断路器、CH……ケーブルヘッド、ES1
〜ES3……接地装置、CT……変流器、LPT……計器用電圧
変成器、LA……避雷器。
に適用した実施例を示したもので、第1図は縦断面図、
第2図は上面図、第3図は第1図のIII−III線断面図、
第4図は正面図、第5図は電気的な構成を示す単線結線
図である。 1……主容器、103……第1の母線容器取付け孔、104…
…第2の母線容器取付け孔、105……ケーブルヘッド容
器取付け孔、22……隔壁、26……ブッシング、31……接
続導体、41……母線容器、42……絶縁スペーサ、61……
ケーブルヘッド容器、62……絶縁スペーサ、E1……主エ
レメント、E21……第1の母線断路器エレメント、E22…
…第2の母線断路器エレメント、E3……ケーブルヘッド
エレメント、CB……遮断器、DS11,DS12……母線側断路
器、DS2……線路側断路器、CH……ケーブルヘッド、ES1
〜ES3……接地装置、CT……変流器、LPT……計器用電圧
変成器、LA……避雷器。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 13/00 - 13/08
Claims (3)
- 【請求項1】長手方向を鉛直方向に向けて配置された主
容器内に少なくとも遮断器及び線路側断路器を収納して
構成した主エレメントと、前記主容器の側面に設けられ
た母線容器取付け孔に絶縁スペーサを介して取付けられ
た母線容器内に母線導体と母線側断路器とを収納して構
成した母線断路器エレメントと、前記母線容器取付け孔
よりも下方に位置させて前記主容器の側面に設けられた
ケーブルヘッド容器取付け孔に絶縁スペーサを介して取
付けられたケーブルヘッド容器内に線路ケーブルを接続
するケーブルヘッドを取付けてなるケーブルヘッドエレ
メントとを備え、前記遮断器は前記線路側断路器よりも
上方に配置されてその一端が前記母線側断路器を介して
前記母線導体に接続され、前記遮断器の他端は前記線路
側断路器を介して前記ケーブルヘッドに接続されている
ガス絶縁開閉装置において、 前記主容器内には、前記線路側断路器とケーブルヘッド
との間を接続するために前記主容器内に設けられた接続
導体よりも下方に位置させて避雷器及び計器用電圧変成
器の少なくとも一方が収納され、 前記ケーブルヘッド容器取付け孔は前記避雷器及び計器
用電圧変成器の少なくとも一方が配置された空間よりも
上方の空間に開口するように設けられ、 前記主容器内には、前記避雷器及び計器用電圧変成器の
少なくとも一方が配置された空間を前記接続導体が配置
された空間より上方の空間からガス区分する隔壁が設け
られていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。 - 【請求項2】前記主容器内には避雷器及び計器用電圧変
成器と前記接続導体との間を開閉する断路部が更に収納
され、 前記断路部は前記隔壁に取付けられたブッシングまたは
絶縁スペーサに設けられた貫通導体を介して前記接続導
体に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の
ガス絶縁開閉装置。 - 【請求項3】前記ケーブルヘッド容器の側面には補助ケ
ーブルヘッド接続用開口部が設けられて、該開口部が着
脱可能な蓋板により閉じられていることを特徴とする請
求項1または2に記載のガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2032252A JP2762654B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2032252A JP2762654B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239105A JPH03239105A (ja) | 1991-10-24 |
JP2762654B2 true JP2762654B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=12353826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2032252A Expired - Lifetime JP2762654B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2762654B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1136596C (zh) * | 2000-01-25 | 2004-01-28 | 清华大学 | 抑制全封闭组合电器特快速暂态过电压的方法 |
-
1990
- 1990-02-13 JP JP2032252A patent/JP2762654B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03239105A (ja) | 1991-10-24 |
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