JP2731806B2 - ソイルセメント合成杭造成方法 - Google Patents
ソイルセメント合成杭造成方法Info
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Description
メント合成杭の造成方法に関する。
る。例えば、次の通りである。
打ち杭(現場打ち杭)を使用する工法、 (2)既製コンクリート杭,鋼管コンクリート杭,鋼管
杭等を使用した中掘杭工法、 (3)既製コンクリート杭,鋼管コンクリート杭,鋼管
杭等を使用したセメントミルク工法や回転埋設工法等の
プレボーリング埋込み杭工法、 (4)既製杭の外周にスパイラル状の翼を連続または不
連続に設置したスパイラルネジリ込み杭工法、 (5)特公昭58−17849号公報に開示された工法、この
工法は、第4a図に示すように、オーガーヘッド21aによ
り、硬化した後の圧縮強度の低い材料を注入しながら地
盤を所定深さまで掘削し、次いで地盤土壌と硬化材料を
撹拌しながらオーガーヘッド21aを引き上げ、ソイルセ
メント柱22を形成し、次に前記ソイルセメント柱22の硬
化材料が未硬化の間に第4b図に示すように掘削孔内に中
空管23を吊込み、次いで前記中空管内に小径のオーガー
ヘッド21bを挿入回転して所定深さまで中空管23とオー
ガーヘッド21bを沈下させ、かつ第4c図に示すようにオ
ーガーヘッド21bを中空管23より先行して挿入し、注入
した硬化後の圧縮強度の高い根固め硬化材料によって中
空管23下端を根固めするとともに第4d図に示すように中
空管23内の土壌と硬化材料を撹拌しながらオーガーヘッ
ド21bを引き抜く工法である。(6)特公昭61−22089号
公報に開示された工法、この工法は、第5a図に示すよう
にセメントミルク等の注入材を地中に注入しながら撹拌
ロッド31を土と強制撹拌することにより、第5b図の如く
ソイルセメント柱32を形成し、第5b図〜第5c図の如くこ
のソイルセメント柱32のセメント硬化前に鋼管杭又は既
製コンクリート杭等の中空管33を圧入する工法である。
工法は、第6a図に示す如くその下端付近に突出体43aが
固設された中空管43内に、少なくとも1段で、拡開・縮
小が可能であり、拡開した外径が前記中空管43外径より
所定寸法大きい掘削撹拌翼41を下端に装着したロッド40
を挿通し、第6b図に示す如く前記中空管43下端より先行
した状態で前記掘削撹拌翼41を拡開し、この状態で第6c
図に示す如く前記ロッド40を回転させつつ、該ロッド40
先端付近のノズル40aよりセメントミルクまたはセメン
ト系等の固化材を吐出して、前記ロッド40を不回転の前
記中空管43と共に地盤のソイルセメント42中に所定深度
まで給進し、次に第6d図に示す如く前記拡開した掘削撹
拌翼41を縮小し、前記中空管43内より引き抜く工法であ
る。
な欠点がある。
よる先端スライムのため、初期沈下が大きく先端支持力
が小さい、大量の掘削土砂が発生するため、処理コスト
がアップし不経済であるし、掘削土や泥水による二次公
害発生のおそれがある、等の欠点がある。
であるため施工性が良いが、粘性土では排土が困難であ
る場合があるため施工性が低下するし、砂質や砂礫等の
支持層では、地盤を緩め、杭の支持力が低下する場合が
ある、等の欠点がある。
液として泥水や水を使用するため、残土が大量に発生
し、前記(1)の場所打ち杭工法と同様にコストアップ
や二次公害の問題があるし、砂質土では孔壁が崩壊し、
杭の高止りが発生し易いし、また、掘削孔径が既製杭径
より大きいため、杭芯ずれが発生し易い、等の欠点があ
る。
リ込み施工時に杭周地盤を乱すため、支持力が小さく、
ネジリ込み施工時に大きなトルクが発生するため、大口
径の杭の施工が困難である、等の欠点がある。
工法は、一次の掘削撹拌工程と二次の中空管中掘工程の
二つの掘削工程があり非常に煩雑である、一次掘削口径
が中空管の外径よりも大きい場合は、杭芯ずれが発生す
る、等の欠点がある。
工法は、杭長が長い場合は杭先端のセメントミルク等の
根固め材の凝結がはじまり杭の圧入が困難になる場合も
あるし、掘削口径が既製杭の外径よりも大きい場合は芯
ずれが発生する、等の欠点がある。
工法は、既製コンクリート杭等の中空管の壁厚が大きい
場合は、中空管の内径が小さくなり、実用に耐え得る拡
開,縮小可能な掘削撹拌翼の製作が困難であるため、事
実上施工不能となる、欠点がある。
イルセメント合成杭の造成方法を提供することを目的と
するものである。
きな径の共まわり防止装置を有する掘削・撹拌ロッドに
より、その先端部付近からセメントミルク等の固化材を
注入しながら削孔することにより、地盤土壌と固化材と
を撹拌,混合して削孔内をソイルセメント化しつつ所定
深度まで削孔する工程と、 次に、掘削・撹拌ロッドの給進を停止し、固化材の注
入を、それまでに注入した固化材よりも固化後の圧縮強
度が比較的大きな固化材に切り替え削孔底部をその固化
材で充満する工程と、 次に該掘削・撹拌ロッドを引き上げ、その後、その内
周面の下部に固化材との付着力向上のための突起が固設
され、また、所定幅の少なくとも一枚のスパイラル翼が
少なくとも下端部の外周に設けられ、該スパイラル翼が
所定長さ以上巻回されており、かつその頭部付近外周面
に、少なくとも2個の突起が放射状に突設された鋼管
を、その突起にキャップの切り込みを嵌合させて着脱自
在に連結して垂直に保持し、該鋼管に回転と給進を与え
て、前記ソイルセメント化した削孔内に、孔底の固化後
の圧縮強度が比較的大きな固化材まで到達させて埋設す
る工程とより成ることを特徴とするソイルセメント合成
杭造成方法と、 掘削孔径より大きな径の共まわり防止装置を有する掘
削・撹拌ロッドにより、その先端部付近からセメントミ
ルク等の固化材を注入しながら削孔することにより、地
盤土壌と固化材とを撹拌,混合して削孔内をソイルセメ
ント化しつつ削孔底部の根固めに必要な距離だけ浅い深
度まで削孔する工程と、 次に、固化材の注入を、固化後の圧縮強度がそれまで
に注入した固化材よりも比較的大きな固化材に切り替
え、前記削孔底部の根固めに必要な距離だけ固化材を注
入しつつ所定の深度まで削孔する工程と、 次に該掘削・撹拌ロッドを引き上げ、その後、その内
周面の下部に固化材との付着力向上のための突起が固設
され、また、所定幅の少なくとも一枚のスパイラル翼が
少なくとも下端部の外周に設けられ、該スパイラル翼が
所定長さ以上巻回されており、かつその頭部付近外周面
に、少なくとも2個の突起が放射状に突設された鋼管
を、その突起にキャップの切り込みを嵌合させて着脱自
在に連結して垂直に保持し、該鋼管に回転と給進を与え
て、前記ソイルセメント化した削孔内に、孔底の固化後
の圧縮強度が比較的大きな固化材まで到達させて埋設す
る工程とより成ることを特徴とするソイルセメント合成
杭造成方法と、 前記鋼管は、その外周面にスパイラル翼を有する短尺
の鋼管と、該短尺の鋼管に接続可能な長尺の鋼管とより
成ることを特徴とするソイルセメント合成杭造成方法に
ある。
ため、削孔はソイルセメント化され、地盤には緩みが生
じない。鋼管は、先端にスパイラル翼があるため、回転
給進されてソイルセメント化された削孔内に貫入埋設さ
れる。吊り上げ用の突起を介して吊り上げることによ
り、鋼管は、鉛直性を確保して埋設される。掘削・撹拌
ロッドには、掘削径より大きな径の共まわり防止装置が
設けられているので、土塊が粉砕され均一なソイルセメ
ントが造成できる。
明を詳細に説明する。第1a乃至f図は、本発明の一実施
例の施工順序の概要を示す断面図である。
部付近からセメントミルク等の固化材を注入しながら削
孔10する。前記掘削・撹拌ロッド1は、掘削と撹拌の作
用をするもので、ロッド1aは中空で、その中空内は固化
材の流路になっており、その先端部には、ビット3、撹
拌翼4が設けられており、その上部には掘削孔径より大
きな径の共まわり防止装置5が設けられており、この共
回り防止装置5は、ボス6を介して回転自在に設けられ
ている。前記ロッド1aの先端部付近、例えばビット3の
適所には固化材の吐出孔(図示せず)が設けられ、前記
ロッド1a内の流路と連結し、固化材が噴出できるように
なっている。従って、掘削・撹拌ロッド1に回転と押圧
力(給進力)を与えると、ビット3で掘削され、撹拌翼
4及び共まわり防止装置5で撹拌されるから、削孔内
は、地盤土壌と固化材とが撹拌,混合されソイルセメン
ト2a化されつつ削孔10される。
1b図に示すように、固化材の注入を、固化後の圧縮強度
がそれまでに注入した固化材よりも比較的大きな固化材
に切り替え、削孔底部をその固化材2bで充満させる(請
求項(1),請求項(2)の場合は削孔底部の根固めに
必要な距離だけ強度が比較的大きな固化材を注入しつつ
削孔する)。
あげる。
縮強度が比較的大きな固化材2bで充満され、他はソイル
セメント2a化された削孔10が形成される。
ラル翼121を有する鋼管11を、回転させつつ必要に応じ
て下方に圧力をかけ、前記削孔10内に埋設する。前記鋼
管11のスパイラル翼121は、所定幅を有し略々一周以上
になるように取り付けられている。このスパイラル翼12
1は、一枚でも複数枚でもよく、その一枚は1周以上で
なく1周以下の所定長さでも良い。
取りつけた場合を第2e図,第2f図に示す。
的大きな固化材2bの部分に到達させて埋設する。長さが
不足する場合(この場合がほとんどであるが)には、第
1e図に示すように、鋼管12を接続し埋設する。この接続
は、下方の鋼管11をクランプ装置13等で支持し、その上
方に鋼管12を同心的にネジ結合や熔着で接続する。しか
して、第1f図に示すように、削孔10内のソイルセメント
柱2a,2bの中に鋼管11,12が埋設された状態となり、ソイ
ルセメント合成杭の造成が完了する。
個の突起14が放射状に突設されている。そして、第3c図
に示すように施工機械(図示せず)に把持されたキャッ
プ51の切り込み51aに鋼管11,12の突起14が係合されて吊
り上げられると、鋼管11,12は突起14と切り込み15aの間
にガタガタがあることにより、重力で垂直に保持され、
この状態で施工機械により鋼管11,12に回転と給進を与
えると、鋼管は削孔10内のソイルセメント柱2a内に垂直
に嵌入される。前記突起14は少なくとも2個以上を鋼管
外周に等分割した個所に放射状に突設される。
付着力を向上させる。
断面図であり、スパイラル翼121を有する短尺の鋼管15
と長尺の鋼管16を接続することによりスパイラル付き鋼
管とする点が異なるだけで、他は第1a乃至f図と同じで
あり、同一符合は同一物を示すものである。前記短尺の
鋼管15は、第3a〜b図に示す如くその外周面にスパイラ
ル翼121を有するばかりでなく、その内周面に突起18を
突設すると、固化材との付着力が向上し好ましい。前記
突起18は、例えば、スパイラル状や縞模様のリブ,6ある
いは鋼棒や鋼板等の突起を挙げることができる。前記短
尺の鋼管15と長尺の鋼管16の間には、短尺の鋼管17を介
在させてもよい。
されるものではない。例えば、オーガーを有していても
よいし、ロッド1aは中空の二重管とし流路を2路設けて
もよい、如くである。
るものである。
の緩みが全くなく杭の周面摩擦力,先端支持力が大きい
(請求項1および2)。
させるため、大きな先端支持力を発揮する(請求項1お
よび2)。
求項1および2)。
の凝結開始後でも回転挿入が容易である(請求項1およ
び2)。
転挿入時の抵抗トルクが小さく、回転挿入が容易である
(請求項1および2)。
あるため削孔に対する杭芯ずれがない(請求項1および
2)。
ているため、均一なリイルセメントが造成できる(請求
項1および2)。
め、鋼管の接続作業が容易である(請求項1および
2)。
で製作することにより、取扱い、輸送が容易であり、か
つ、スパイラル翼の品質も安定する(請求項3)。
より、固化材と鋼管の一体化が図れ、大きな先端支持力
を発揮する(請求項1,2および3)。
杭,鋼管コンクリート杭等の厚肉鋼管の施工が可能であ
る(請求項1および2)。
す断面図、第2a乃至f図は、他の実施例の施工順序の概
要を示す断面図、第3a図は、短尺鋼管の正面図、第3b図
は短尺鋼管の縦断面図、第3c図は鋼管頭部とこれに嵌合
するキャップの斜視図、第4a図乃至第4d図,第5図乃至
第5c図及び第6a図乃至第6d図は、いずれも従来例の施工
順序の概要を示す縦断面図である。 1……掘削・撹拌ロッド、1a……ロッド、 2a……ソイルセメント、 2b……固化後の圧縮強度が比較的大きな固化材、 3……ビット、4……撹拌翼、 5……共まわり防止装置、10……削孔、 11,16……鋼管、121……スパイラル翼 14……突起、15,17……短尺鋼管、 18……突起。
Claims (3)
- 【請求項1】下記工程よりなるソイルセメント合成杭造
成方法。 (A)掘削孔径より大きな径の共まわり防止装置を有す
る掘削・撹拌ロッドにより、その先端部付近からセメン
トミルク等の固化材を注入しながら削孔することによ
り、地盤土壌と固化材とを撹拌,混合して削孔内をソイ
ルセメント化しつつ所定深度まで削孔する工程 (B)次に、掘削・撹拌ロッドの給進を停止し、固化材
の注入を、それまでに注入した固化材よりも固化後の圧
縮強度が比較的大きな固化材に切り替え削孔底部をその
固化材で充満する工程 (C)次に該掘削・撹拌ロッドを引き上げ、その後、そ
の内周面の下部に固化材との付着力向上のための突起が
固設され、また、所定幅の少なくとも一枚のスパイラル
翼が少なくとも下端部の外周に設けられ、該スパイラル
翼が所定長さ以上巻回されており、かつその頭部付近外
周面に、少なくとも2個の突起が放射状に突設された鋼
管を、その突起にキャップの切り込みを嵌合させて着脱
自在に連結して垂直に保持し、該鋼管に回転と給進を与
えて、前記ソイルセメント化した削孔内に、孔底の固化
後の圧縮強度が比較的大きな固化材まで到達させて埋設
する工程。 - 【請求項2】下記工程より成るソイルセメント合成杭造
成方法。 (A)掘削孔径より大きな径の共まわり防止装置を有す
る掘削・撹拌ロッドにより、その先端部付近からセメン
トミルク等の固化材を注入しながら削孔することによ
り、地盤土壌と固化材とを撹拌,混合して削孔内をソイ
ルセメント化しつつ削孔底部の根固めに必要な距離だけ
浅い深度まで削孔する工程 (B)次に、固化材の注入を、固化後の圧縮強度がそれ
までに注入した固化材よりも比較的大きな固化材に切り
替え、前記削孔底部の根固めに必要な距離だけ固化材を
注入しつつ所定の深度まで削孔する工程 (C)次に該掘削・撹拌ロッドを引き上げ、その後、そ
の内周面の下部に固化材との付着力向上のための突起が
固設され、また、所定幅の少なくとも一枚のスパイラル
翼が少なくとも下端部の外周に設けられ、該スパイラル
翼が所定長さ以上巻回されており、かつその頭部付近外
周面に、少なくとも2個の突起が放射状に突設された鋼
管を、その突起にキャップの切り込みを嵌合させて着脱
自在に連結して垂直に保持し、該鋼管に回転と給進を与
えて、前記ソイルセメント化した削孔内に、孔底の固化
後の圧縮強度が比較的大きな固化材まで到達させて埋設
する工程。 - 【請求項3】前記鋼管は、その外周面にスパイラル翼を
有する短尺の鋼管と、該短尺の鋼管に接続可能な長尺の
鋼管とより成ることを特徴とする請求項(1)または請
求項(2)に記載のソイルセメント合成杭造成方法。
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JPH04185813A (ja) | 1992-07-02 |
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