JP2711102B2 - 下地シート - Google Patents
下地シートInfo
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
この発明は、下地シートに関するものである。さらに
詳しくは、この発明は、高温時のバインダー性能が良好
で、施工性に優れ、かつ施工後の釘穴からの漏れに対す
る耐水シール性も良好な下地シートに関するものであ
る。 (背景技術) 従来より、屋根や外装材の下地材としてアスファルト
フェルト紙、タール含浸クレープ紙、軟質ポリ塩化ビニ
ルシート、不織布等にアスファルトまたはゴム・アスフ
ァルトバインダー層を配設して積層したものや撒布砂の
層を設けたものなどが知られている。 特に、ゴム・アスファルト混合物からなるバインダー
は、アスファルトに粘弾性を付与し、上記の各種の紙、
シート、砂・不織布等の被着体の剥離、離脱を防止する
ことを目的に開発されたものである。 しかしながら、この従来のゴム・アスファルトを用い
た下地シートの場合でも、高温(70〜80℃)時には粘接
着力が急激に低下し、下地材としての機能を失うという
問題があり、これを改善するための対策が強く求められ
ていた。 たとえば、添付した第4図に示した下地シートにおい
ては、タールを含浸させたクレープ紙(ア)をゴム・ア
スファルトバインダー層(イ)を介して軟質ポリ塩化ビ
ニルシート(ウ)を積層一体化しているが、この下地材
を屋根に用いる場合には、真夏時にはその温度は70〜80
℃もの高温になり、この高温条件によって下地シートの
ゴム・アスファルトバインダー層(イ)の粘接着力は急
激に低下する。このためタール含浸クレープ紙(ア)お
よび軟質ポリ塩化ビニルシート(ウ)は剥離、脱落して
しまう。 また、下地シート施工後には、第5図に示したよう
に、粘接着力の急激な低下によって釘穴(エ)部の耐水
シール性能は著しく低下し、夏の夕立ち時などにはこの
釘穴からの漏水が避けられない。 このため、従来の下地シートにおいては、ゴム・アス
ファルトバインダーの高温時の粘接着力の低下と、それ
による耐水シール性能、さらには施工性の低下を防止す
るための改善策が必要とされていた。 (発明の目的) この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもの
であり、従来の下地シートの欠点を改善し、高温時の密
着強度の低下を防止し、耐水シール性能を向上させた、
改良された下地シートを提供することを目的としてい
る。 (発明の開示) この発明の下地シートは、上記の目的を実現するため
に、基層のタール含浸のクレープ紙またはフェルト紙
と、最上層の軟質塩化ビニルシートまたはポリエステル
不織布とが、中間層としての高分子エラストマーを配合
して変性したゴム・アスファルトバインダー層を介して
貼着積層されていることを特徴としている。 以下、この発明の下地シートについてさらに詳しく説
明する。 まず、この発明の下地シートにおいて中間層のバイン
ダー層を形成する変性ゴム・アスファルトは、ゴム・ア
スファルトに高分子エラストマーを配合したものである
が、そのための高分子エラストマーとしては、エチレン
−エチルアクリレート(EEA)、エチレン−酢酸ビニル
(EVA)、ウレタン等のエラストマーの1種または2種
以上を用いることができる。もちろん、これ以外の高分
子エラストマーも用いることができるが、下地材の高温
時の性能の向上の面では、このEEA、EVA、ウレタンの高
分子エラストマーは好ましいものである。 これらの高分子エラストマーは、ゴム・アスファルト
に対して、全配合物のおよそ3〜20重量%程度の割合で
配合し、ゴム・アスファルトを変性することが好まし
い。より好ましくは5〜15重量%で配合する。 このような変性ゴム・アスファルトは、タール含浸の
クレープ紙またはフェルト紙と、軟質ポリ塩化ビニルシ
ートまたはポリエステル不織布との間のバインダー層を
形成し、これらが積層貼着されて一体化された下地シー
トを構成する。バインダー層を形成する上記の変性ゴム
・アスファルトは、タール含浸のクレープ紙またはフェ
ルト紙、もしくは軟質ポリ塩化ビニルシートまたはポリ
エステル不織布のいずれか一方に塗布され、次いで、こ
のバインダー層の上に他方のものが貼着積層されること
でこの発明の下地シートが得られる。その実際の例を示
したものが第1図におよび第2図である。 第1図に示した例の場合には、タール含浸クレープ紙
(1)に高分子エラストマーの配合によって変性したゴ
ム・アスファルトバインダー層(2)を配設し、その上
に下地材の表面となる最上層の軟質ポリ塩化ビニルシー
ト(3)を設けている。この下地材の場合には、変性ゴ
ム・アスファルトバインダー層(2)を設けていること
から、高温時の粘接着力低下によるタール含浸クレープ
紙(1)および軟質ポリ塩化ビニルシート(3)の剥離
はない。下地材の施工後の釘穴からの漏水も防止され
る。 また、第2図は、タール含浸フェルト紙(4)および
変性ゴム・アスファルトバインダー層(2)の上に、ポ
リエステル不織布(5)を配設した例を示している。 この場合にも、高温時の下地材の性能低下は効果的に
防止されることになる。 次にこの発明の実施例を示し、さらに詳しくこの発明
の下地材について説明する。 (実施例1〜4) タール含浸クレープ紙に、表1の高分子エラストマー
によって変性したアスファルトをあらかじめ200〜230℃
で、30〜60分間かけて溶融させ、ロールコーターにて含
浸塗布し、70〜90μmの厚さとした後にただちに第1図
と同様に軟質塩化ビニルシート(0.18〜0.28mm)をラミ
ネートした。 得られたラミネート品を常温で放置して接着強度と漏
水に対する性能を評価した。その結果も表1に示した。 比較のために変性ゴム・アスファルトを用いない場合
についても同様にしてその性能を評価した。 表1に示した結果から明らかなように、この発明の場
合には接着強度は良好である。 また、漏水に対するシート性能もこの発明の場合には
極めて良好である。 なお、密着強度は、各温度(50℃、60℃、70℃)での
剪断強度の測定を行って評価した。 また、漏水は、第3図に示したように、ラミネート品
を10m/mコンパネに36m/mの釘で打ちつけ、常温と80℃で
水のシャワーを1分間放水後の釘部の漏水状態を目視で
観察し、釘(6)を中心とする同心円上の漏水浸透幅
(l)を測定して評価した。 (実施例5〜12) 実施例1〜4と同様にして、表2の配合量で高分子エ
ラストマーを配合して変性したゴム・アスファルトを用
い、剪断強度と漏水状態を評価した。その結果を表2に
示した。 高温時においても剪断強度が極めて良好であることが
わかる。また、エラストマーの配合割合は、ゴム・アス
ファルトに対して、全配合量のおよそ5〜15重量%程度
が好ましいこともわかる。 (実施例13〜16) 実施例1〜4と同様にして、第2図に示したタール含
浸フェルト紙およびポリエステル不織布(0.2mmポリエ
ステル)と、変性ゴム・アスファルトのラミネート品を
作成した。 60℃、70℃での剪断強度と漏水状態を評価した。また
比較のために、変性ゴム・アスファルトを用いない場合
についても同様に評価した。 表3にその結果を示した。 この発明のラミネート品の性能は良好であり、特に、
漏水状態は向上している。 (発明の効果) 以上詳しく説明した通り、この発明の下地シートは、
高温時の紙、シート、砂等の接着強度を向上させ、耐水
シール性能についても良好なものとする。 従来の下地シートの欠点を改善した高性能な下地シー
トが提供される。
詳しくは、この発明は、高温時のバインダー性能が良好
で、施工性に優れ、かつ施工後の釘穴からの漏れに対す
る耐水シール性も良好な下地シートに関するものであ
る。 (背景技術) 従来より、屋根や外装材の下地材としてアスファルト
フェルト紙、タール含浸クレープ紙、軟質ポリ塩化ビニ
ルシート、不織布等にアスファルトまたはゴム・アスフ
ァルトバインダー層を配設して積層したものや撒布砂の
層を設けたものなどが知られている。 特に、ゴム・アスファルト混合物からなるバインダー
は、アスファルトに粘弾性を付与し、上記の各種の紙、
シート、砂・不織布等の被着体の剥離、離脱を防止する
ことを目的に開発されたものである。 しかしながら、この従来のゴム・アスファルトを用い
た下地シートの場合でも、高温(70〜80℃)時には粘接
着力が急激に低下し、下地材としての機能を失うという
問題があり、これを改善するための対策が強く求められ
ていた。 たとえば、添付した第4図に示した下地シートにおい
ては、タールを含浸させたクレープ紙(ア)をゴム・ア
スファルトバインダー層(イ)を介して軟質ポリ塩化ビ
ニルシート(ウ)を積層一体化しているが、この下地材
を屋根に用いる場合には、真夏時にはその温度は70〜80
℃もの高温になり、この高温条件によって下地シートの
ゴム・アスファルトバインダー層(イ)の粘接着力は急
激に低下する。このためタール含浸クレープ紙(ア)お
よび軟質ポリ塩化ビニルシート(ウ)は剥離、脱落して
しまう。 また、下地シート施工後には、第5図に示したよう
に、粘接着力の急激な低下によって釘穴(エ)部の耐水
シール性能は著しく低下し、夏の夕立ち時などにはこの
釘穴からの漏水が避けられない。 このため、従来の下地シートにおいては、ゴム・アス
ファルトバインダーの高温時の粘接着力の低下と、それ
による耐水シール性能、さらには施工性の低下を防止す
るための改善策が必要とされていた。 (発明の目的) この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもの
であり、従来の下地シートの欠点を改善し、高温時の密
着強度の低下を防止し、耐水シール性能を向上させた、
改良された下地シートを提供することを目的としてい
る。 (発明の開示) この発明の下地シートは、上記の目的を実現するため
に、基層のタール含浸のクレープ紙またはフェルト紙
と、最上層の軟質塩化ビニルシートまたはポリエステル
不織布とが、中間層としての高分子エラストマーを配合
して変性したゴム・アスファルトバインダー層を介して
貼着積層されていることを特徴としている。 以下、この発明の下地シートについてさらに詳しく説
明する。 まず、この発明の下地シートにおいて中間層のバイン
ダー層を形成する変性ゴム・アスファルトは、ゴム・ア
スファルトに高分子エラストマーを配合したものである
が、そのための高分子エラストマーとしては、エチレン
−エチルアクリレート(EEA)、エチレン−酢酸ビニル
(EVA)、ウレタン等のエラストマーの1種または2種
以上を用いることができる。もちろん、これ以外の高分
子エラストマーも用いることができるが、下地材の高温
時の性能の向上の面では、このEEA、EVA、ウレタンの高
分子エラストマーは好ましいものである。 これらの高分子エラストマーは、ゴム・アスファルト
に対して、全配合物のおよそ3〜20重量%程度の割合で
配合し、ゴム・アスファルトを変性することが好まし
い。より好ましくは5〜15重量%で配合する。 このような変性ゴム・アスファルトは、タール含浸の
クレープ紙またはフェルト紙と、軟質ポリ塩化ビニルシ
ートまたはポリエステル不織布との間のバインダー層を
形成し、これらが積層貼着されて一体化された下地シー
トを構成する。バインダー層を形成する上記の変性ゴム
・アスファルトは、タール含浸のクレープ紙またはフェ
ルト紙、もしくは軟質ポリ塩化ビニルシートまたはポリ
エステル不織布のいずれか一方に塗布され、次いで、こ
のバインダー層の上に他方のものが貼着積層されること
でこの発明の下地シートが得られる。その実際の例を示
したものが第1図におよび第2図である。 第1図に示した例の場合には、タール含浸クレープ紙
(1)に高分子エラストマーの配合によって変性したゴ
ム・アスファルトバインダー層(2)を配設し、その上
に下地材の表面となる最上層の軟質ポリ塩化ビニルシー
ト(3)を設けている。この下地材の場合には、変性ゴ
ム・アスファルトバインダー層(2)を設けていること
から、高温時の粘接着力低下によるタール含浸クレープ
紙(1)および軟質ポリ塩化ビニルシート(3)の剥離
はない。下地材の施工後の釘穴からの漏水も防止され
る。 また、第2図は、タール含浸フェルト紙(4)および
変性ゴム・アスファルトバインダー層(2)の上に、ポ
リエステル不織布(5)を配設した例を示している。 この場合にも、高温時の下地材の性能低下は効果的に
防止されることになる。 次にこの発明の実施例を示し、さらに詳しくこの発明
の下地材について説明する。 (実施例1〜4) タール含浸クレープ紙に、表1の高分子エラストマー
によって変性したアスファルトをあらかじめ200〜230℃
で、30〜60分間かけて溶融させ、ロールコーターにて含
浸塗布し、70〜90μmの厚さとした後にただちに第1図
と同様に軟質塩化ビニルシート(0.18〜0.28mm)をラミ
ネートした。 得られたラミネート品を常温で放置して接着強度と漏
水に対する性能を評価した。その結果も表1に示した。 比較のために変性ゴム・アスファルトを用いない場合
についても同様にしてその性能を評価した。 表1に示した結果から明らかなように、この発明の場
合には接着強度は良好である。 また、漏水に対するシート性能もこの発明の場合には
極めて良好である。 なお、密着強度は、各温度(50℃、60℃、70℃)での
剪断強度の測定を行って評価した。 また、漏水は、第3図に示したように、ラミネート品
を10m/mコンパネに36m/mの釘で打ちつけ、常温と80℃で
水のシャワーを1分間放水後の釘部の漏水状態を目視で
観察し、釘(6)を中心とする同心円上の漏水浸透幅
(l)を測定して評価した。 (実施例5〜12) 実施例1〜4と同様にして、表2の配合量で高分子エ
ラストマーを配合して変性したゴム・アスファルトを用
い、剪断強度と漏水状態を評価した。その結果を表2に
示した。 高温時においても剪断強度が極めて良好であることが
わかる。また、エラストマーの配合割合は、ゴム・アス
ファルトに対して、全配合量のおよそ5〜15重量%程度
が好ましいこともわかる。 (実施例13〜16) 実施例1〜4と同様にして、第2図に示したタール含
浸フェルト紙およびポリエステル不織布(0.2mmポリエ
ステル)と、変性ゴム・アスファルトのラミネート品を
作成した。 60℃、70℃での剪断強度と漏水状態を評価した。また
比較のために、変性ゴム・アスファルトを用いない場合
についても同様に評価した。 表3にその結果を示した。 この発明のラミネート品の性能は良好であり、特に、
漏水状態は向上している。 (発明の効果) 以上詳しく説明した通り、この発明の下地シートは、
高温時の紙、シート、砂等の接着強度を向上させ、耐水
シール性能についても良好なものとする。 従来の下地シートの欠点を改善した高性能な下地シー
トが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示した断面図である。
第2図は、他の実施例を示した断面図である。 第3図は、漏水評価の方法を示した平面図である。第4
図および第5図は、従来の下地材の例を示した断面図で
ある。 1……タール含浸クレープ紙 2……変性ゴム・アスファルトバインダー層 3……軟質塩化ビニルシート 4……タール含浸フェルト紙 5……ポリエステル不織布 6……釘
第2図は、他の実施例を示した断面図である。 第3図は、漏水評価の方法を示した平面図である。第4
図および第5図は、従来の下地材の例を示した断面図で
ある。 1……タール含浸クレープ紙 2……変性ゴム・アスファルトバインダー層 3……軟質塩化ビニルシート 4……タール含浸フェルト紙 5……ポリエステル不織布 6……釘
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.基層のタール含浸のクレープ紙またはフェルト紙
と、最上層の軟質塩化ビニルシートまたはポリエステル
不織布とが、中間層としての高分子エラストマーを配合
して変性したゴム・アスファルトバインダー層を介して
貼着積層されていることを特徴とする下地シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62324903A JP2711102B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 下地シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62324903A JP2711102B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 下地シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01165665A JPH01165665A (ja) | 1989-06-29 |
JP2711102B2 true JP2711102B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=18170913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62324903A Expired - Lifetime JP2711102B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 下地シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2711102B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100751894B1 (ko) * | 2007-04-10 | 2007-08-23 | 덕산건설 주식회사 | 개질아스팔트층을 갖는 하수관로 보수재 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5441614B2 (ja) * | 1972-06-08 | 1979-12-10 | ||
JPS5469135A (en) * | 1977-11-14 | 1979-06-02 | Honshu Shikoku Renrakukiyou Ko | Mixture for pavement |
JPS5864438U (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-30 | 宇部興産株式会社 | 複合シ−ト |
JPS62131519U (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 | ||
JPS62173425U (ja) * | 1986-04-24 | 1987-11-04 |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP62324903A patent/JP2711102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01165665A (ja) | 1989-06-29 |
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