JP2706576B2 - ベルトリトラクタ輸送時の保護装置 - Google Patents
ベルトリトラクタ輸送時の保護装置Info
- Publication number
- JP2706576B2 JP2706576B2 JP8522053A JP52205396A JP2706576B2 JP 2706576 B2 JP2706576 B2 JP 2706576B2 JP 8522053 A JP8522053 A JP 8522053A JP 52205396 A JP52205396 A JP 52205396A JP 2706576 B2 JP2706576 B2 JP 2706576B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- housing
- belt retractor
- clip
- pawl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は安全ベルト用のベルトリトラクタの輸送時の
保護装置に関し、特に、ハウジングに回転可能に支持さ
れ、ラシェット歯手段を備えたベルトドラムが爪によっ
て回転しないようにロックされ、ハウジングがボルトに
よって車両に固定されているような一体のベルトプレテ
ンション駆動装置を備えたベルトリトラクタの輸送時の
保護装置に関する。
保護装置に関し、特に、ハウジングに回転可能に支持さ
れ、ラシェット歯手段を備えたベルトドラムが爪によっ
て回転しないようにロックされ、ハウジングがボルトに
よって車両に固定されているような一体のベルトプレテ
ンション駆動装置を備えたベルトリトラクタの輸送時の
保護装置に関する。
衝突があると、ベルトプレテンションは加速センサに
よって引き外(trip)される。着座者の居ない座席のベ
ルトテンショナ、あるいは安全ベルトが使用されていな
い場合のベルトテンショナの引外しは望ましくないこと
は明らかである。ベルトの巻きの寸法を検出することに
より、安全ベルトが使用されているか、いないかを判断
することができる。ベルトの帯ひもがベルトドラムに完
全に巻き取られている場合、加速センサの作動を阻止
し、ベルトプレテンショナが引き外されることがないよ
うにしうる。
よって引き外(trip)される。着座者の居ない座席のベ
ルトテンショナ、あるいは安全ベルトが使用されていな
い場合のベルトテンショナの引外しは望ましくないこと
は明らかである。ベルトの巻きの寸法を検出することに
より、安全ベルトが使用されているか、いないかを判断
することができる。ベルトの帯ひもがベルトドラムに完
全に巻き取られている場合、加速センサの作動を阻止
し、ベルトプレテンショナが引き外されることがないよ
うにしうる。
本発明はさらに、搬送の間ベルトプレテンショナが偶
発的に引き外されることがないよう保証する。本発明に
よれば、ベルトリトラクタのハウジングにクリップが設
けられている。このクリップは、爪と係合し爪をベルト
ドラムのラチェット歯と係合状態に保つ弾性のアームを
有する。弾性アームはベルトリトラクタを組み立てる間
は爪から離れた位置にくるようにボルトによって枢動さ
れる。ベルトリトラクタが車両に設置される前は爪がド
ラムをロックしているため、ベルトの帯ひもが引張り出
されることはない。従って、加速センサの作動も阻止さ
れる。その結果、ベルトプレテンショナの引き外しも不
可能である。爪が解放されるのは、取付けボルトにより
ベルトリトラクタを車両に装着するときだけである。
発的に引き外されることがないよう保証する。本発明に
よれば、ベルトリトラクタのハウジングにクリップが設
けられている。このクリップは、爪と係合し爪をベルト
ドラムのラチェット歯と係合状態に保つ弾性のアームを
有する。弾性アームはベルトリトラクタを組み立てる間
は爪から離れた位置にくるようにボルトによって枢動さ
れる。ベルトリトラクタが車両に設置される前は爪がド
ラムをロックしているため、ベルトの帯ひもが引張り出
されることはない。従って、加速センサの作動も阻止さ
れる。その結果、ベルトプレテンショナの引き外しも不
可能である。爪が解放されるのは、取付けボルトにより
ベルトリトラクタを車両に装着するときだけである。
本発明の有利な実施例によれば、クリップはU字形部
材と一体構成とされ、U字形部材によってハウジングに
取り付けられる。U字形部材はハウジングに単に摺動ク
リップ止めされ、何らそれ以上の取付け手段を必要とし
ない。
材と一体構成とされ、U字形部材によってハウジングに
取り付けられる。U字形部材はハウジングに単に摺動ク
リップ止めされ、何らそれ以上の取付け手段を必要とし
ない。
本発明のその他の特徴や利点は以下参照する図面と関
連した本発明の好適実施例の説明から理解される。
連した本発明の好適実施例の説明から理解される。
第1図は輸送時の保護装置を備えたベルトリトラクタ
の斜視図、 第2図は設置時のベルトリトラクタを示す概略側面図
である。
の斜視図、 第2図は設置時のベルトリトラクタを示す概略側面図
である。
ベルトリトラクタは、従来の要領で、ハウジング10に
回転可能に支持され、その横側フランジにラチェット歯
14が成形されているベルトドラム12を含む。ハウジング
10には2個の爪16,18が枢着され、ロッド20により相互
にしっかりと結合されている。このロッド20には作動レ
バー22が設けられている。
回転可能に支持され、その横側フランジにラチェット歯
14が成形されているベルトドラム12を含む。ハウジング
10には2個の爪16,18が枢着され、ロッド20により相互
にしっかりと結合されている。このロッド20には作動レ
バー22が設けられている。
ハウジング10は、ハウジング10を車体に装着するため
のボルト25用の丸形貫通孔24を有する。ばね鋼製のクリ
ップ26はハウジング10にクリップ止めされるU字形部材
と、作動アーム22を押圧し、爪16,18をラチェットの歯1
4と係合状態に保持する弾性アーム28とから構成されて
いる。
のボルト25用の丸形貫通孔24を有する。ばね鋼製のクリ
ップ26はハウジング10にクリップ止めされるU字形部材
と、作動アーム22を押圧し、爪16,18をラチェットの歯1
4と係合状態に保持する弾性アーム28とから構成されて
いる。
クリップの2個の横方向アームは開口24の側方に位置
し、クリップは開口24によって画成される通路と重なる
突起30を成形している。第2図に示すように、ベルトリ
トラクタの組付けの際、ボルト25がこの突起30に当接
し、その結果弾性アーム28は作動アーム22から引き離さ
れる。ロックされた爪16,18が解放され、戻りばねによ
ってラチェット歯14との係合から外れるよう枢動する。
し、クリップは開口24によって画成される通路と重なる
突起30を成形している。第2図に示すように、ベルトリ
トラクタの組付けの際、ボルト25がこの突起30に当接
し、その結果弾性アーム28は作動アーム22から引き離さ
れる。ロックされた爪16,18が解放され、戻りばねによ
ってラチェット歯14との係合から外れるよう枢動する。
Claims (2)
- 【請求項1】安全ベルト用ベルトリトラクタ、特にベル
トプレテンション駆動装置が一体となったベルトリトラ
クタであって、ハウジングに回転可能に支持され、ラチ
ェット歯手段を備えたベルトドラムが爪によって回転し
ないようロックでき、前記ハウジングがボルトによって
車両に固定されているようなベルトリトラクタ用の保護
装置において、クリップ(26)がハウジング(10)に設
けられ、該クリップは、爪(16,18)と係合し該爪をベ
ルトドラム(12)のラチェット歯(14)と係合状態に保
つ弾性アーム(28)を有し、ベルトリトラクタの組付け
の際爪から離れた位置に外れるよう前記弾性アーム(2
8)がボルト(25)によって枢動させられることを特徴
とするベルトリトラクタ用保護装置。 - 【請求項2】前記クリップ(26)がU字形部材と一体構
成され、前記U字形部材によりハウジング(10)に固定
されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の保護
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE29500817.2 | 1995-01-19 | ||
DE29500817U DE29500817U1 (de) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | Transportsicherung an einem Gurtaufroller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09505256A JPH09505256A (ja) | 1997-05-27 |
JP2706576B2 true JP2706576B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=8002701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8522053A Expired - Lifetime JP2706576B2 (ja) | 1995-01-19 | 1996-01-19 | ベルトリトラクタ輸送時の保護装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5740979A (ja) |
EP (1) | EP0722864B1 (ja) |
JP (1) | JP2706576B2 (ja) |
CN (1) | CN1145605A (ja) |
CZ (1) | CZ271896A3 (ja) |
DE (2) | DE29500817U1 (ja) |
ES (1) | ES2091175T3 (ja) |
PL (1) | PL179848B1 (ja) |
WO (1) | WO1996022201A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1311744B1 (it) * | 1999-03-16 | 2002-03-19 | Sabelt Trw Spa | Dispositivo retrattore per cintura di sicurezza |
DE10066050B4 (de) * | 2000-04-17 | 2010-05-27 | Trw Automotive Electronics & Components Gmbh & Co. Kg | Gurtaufroller |
DE10304943B3 (de) * | 2003-02-06 | 2004-08-19 | Autoliv Development Ab | Endbeschlagstraffer |
TW200517073A (en) * | 2003-11-18 | 2005-06-01 | Britax Childcare Pty Ltd | Seat belt retraction mechanism |
JP4580253B2 (ja) * | 2005-02-21 | 2010-11-10 | 株式会社東海理化電機製作所 | ウエビング巻取装置 |
DE102005055681A1 (de) * | 2005-11-22 | 2007-06-21 | Trw Automotive Gmbh | Rahmen für einen Sicherheitsgurtaufroller |
DE102006054845A1 (de) * | 2006-11-20 | 2008-05-21 | Behr Gmbh & Co. Kg | Transportsicherung |
WO2009123317A2 (en) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | Ashimori Industry Co., Ltd. | Seatbelt retractor |
DE102010006955B4 (de) * | 2010-02-02 | 2019-11-14 | Joyson Safety Systems Germany Gmbh | Gurtaufrollerrahmen |
EP2962906B1 (de) * | 2014-07-03 | 2016-09-21 | TRW Automotive GmbH | Andruckeinheit sowie Endbeschlag mit einer solchen Andruckeinheit |
US9751495B2 (en) | 2015-08-21 | 2017-09-05 | Carleton Life Support Systems, Inc. | Reel lock having multiple tooth dog |
CN105398417B (zh) * | 2015-10-29 | 2018-04-20 | 北华航天工业学院 | 一种安全带卷收器 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3312451A (en) * | 1966-03-02 | 1967-04-04 | Frank L Davis | Retracting web reel with web tensioning ratchet wrench and ratchet for holding tensioned web |
JPS49129216U (ja) * | 1973-03-03 | 1974-11-06 | ||
US4045079A (en) * | 1976-05-17 | 1977-08-30 | General Motors Corporation | Inertia seat back lock |
DE2927159A1 (de) * | 1979-07-05 | 1981-02-12 | Volkswagenwerk Ag | Sicherheitsgurt-aufwickelvorrichtung |
US4427164A (en) * | 1982-06-21 | 1984-01-24 | The Firestone Tire & Rubber Company | Cinch lock for safety belt retractors |
DE3600003A1 (de) * | 1986-01-02 | 1987-07-09 | Trw Repa Gmbh | Rotations-gurtstraffer |
US4955638A (en) * | 1987-09-29 | 1990-09-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Deceleration sensor having safety catch means |
EP0456853B2 (de) * | 1990-05-15 | 2001-09-05 | TRW Occupant Restraint Systems GmbH & Co. KG | Ansteuermechanismus für Rückstrammeinrichtungen |
DE4200360A1 (de) * | 1991-08-23 | 1993-07-15 | Hs Tech & Design | Rueckstrammervorrichtung zum straffen eines sicherheitsgurtes in einem kraftfahrzeug |
JPH06219233A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-09 | Takata Kk | ガスジェネレータ用機械式着火装置の自動解除安全装置 |
DE29507113U1 (de) * | 1995-04-27 | 1995-07-06 | ICSRD Rückhaltesysteme für Fahrzeugsicherheit GmbH, 82234 Weßling | Vorrichtung zum Sichern eines Sicherheitsgurtstraffers |
-
1995
- 1995-01-19 DE DE29500817U patent/DE29500817U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-01-19 EP EP96100769A patent/EP0722864B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-19 ES ES96100769T patent/ES2091175T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-19 JP JP8522053A patent/JP2706576B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-19 PL PL96316287A patent/PL179848B1/pl unknown
- 1996-01-19 DE DE59601685T patent/DE59601685D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-01-19 CN CN96190021A patent/CN1145605A/zh active Pending
- 1996-01-19 US US08/704,667 patent/US5740979A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-01-19 WO PCT/EP1996/000227 patent/WO1996022201A1/de not_active Application Discontinuation
- 1996-01-19 CZ CZ962718A patent/CZ271896A3/cs unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09505256A (ja) | 1997-05-27 |
ES2091175T1 (es) | 1996-11-01 |
DE59601685D1 (de) | 1999-05-27 |
ES2091175T3 (es) | 1999-09-16 |
CN1145605A (zh) | 1997-03-19 |
US5740979A (en) | 1998-04-21 |
CZ271896A3 (en) | 1997-03-12 |
EP0722864B1 (de) | 1999-04-21 |
DE29500817U1 (de) | 1995-03-02 |
PL316287A1 (en) | 1997-01-06 |
EP0722864A1 (de) | 1996-07-24 |
WO1996022201A1 (de) | 1996-07-25 |
PL179848B1 (en) | 2000-11-30 |
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