JP2681380B2 - アルミニウム又はアルミニウム合金用ろう付組成物 - Google Patents
アルミニウム又はアルミニウム合金用ろう付組成物Info
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- Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アルミニウム又はアルミニウム合金用ろう
付組成物に関するものである。
付組成物に関するものである。
アルミニウム又はアルミニウム合金(以下、単にアル
ミニウム合金)製の部材をろう付するに際し、このアル
ミニウム合金製部材が単純な形状で、かつ、接合個所が
少ない場合には、ろう線材を用いたトーチろう付で充分
に対応できると言われている。 しかしながら、アルミニウム合金製の熱交換器におけ
るチューブとフィンとの接合の場合のように、接合個所
が多い場合あるいは複雑な形状の場合等には、上記の方
法では対処できにくく、このような場合にあってはろう
材をあらかじめ張り合わせたブレージングシートを用
い、そして真空ろう付、不活性雰囲気下でのろう付、フ
ラックスを用いたろう付等のろう付方法が提案されてい
る。 ところで、上記ブレージングシートを用いてのろう付
方法は、複雑な形や接合個所が多い熱交換器のような場
合に非常に有効なるも、ろう付に必要な部分以外にもろ
う材が貼り合わされている為、無駄が多いものと言え、
それだけコストが高いものについていることは間違いな
い。 さらに、ろう材が全面に貼り合わされていることか
ら、ろう付加熱時にろうが母材を侵食し、母材の変形を
引き起こす問題のあることも判ってきた。 このような観点から、これに対する研究開発を進めて
いくうちに、本発明者は、ブレージングシートを用いな
いで複雑な形状の接合部にろう材を提供する手段として
ろう材粉末を用いることが有効なのではないかと考える
に至った。 ところで、ろう材粉末のみでは、ろう材を接合部に均
一に供給付着できることは困難であり、これに対する検
討を加えていくうちにバインダとの混合物の形態として
おけば良いであろうとの指針を得た。 このろう材粉末とバインダとの混合物よりなるろう付
組成物は、これがアルミニウム合金部材以外のものをろ
う付する場合には数多く提案され、そして実施もされて
きたが、ことアルミニウム合金部材のろう付の場合には
ほとんど提案されておらず、かつ、実施は全く行なわれ
ていない。尚、例えば特開昭56−160869号公報におい
て、フッ化物系フラックス粉末とZn粉末とを水中に懸濁
させ、この懸濁液中にカルボキシメチルセルロースを添
加したろう付組成物が提案されているものの、このろう
付組成物を用いてろう付に実施してみると、これでは良
好な結果が得られなかった。
ミニウム合金)製の部材をろう付するに際し、このアル
ミニウム合金製部材が単純な形状で、かつ、接合個所が
少ない場合には、ろう線材を用いたトーチろう付で充分
に対応できると言われている。 しかしながら、アルミニウム合金製の熱交換器におけ
るチューブとフィンとの接合の場合のように、接合個所
が多い場合あるいは複雑な形状の場合等には、上記の方
法では対処できにくく、このような場合にあってはろう
材をあらかじめ張り合わせたブレージングシートを用
い、そして真空ろう付、不活性雰囲気下でのろう付、フ
ラックスを用いたろう付等のろう付方法が提案されてい
る。 ところで、上記ブレージングシートを用いてのろう付
方法は、複雑な形や接合個所が多い熱交換器のような場
合に非常に有効なるも、ろう付に必要な部分以外にもろ
う材が貼り合わされている為、無駄が多いものと言え、
それだけコストが高いものについていることは間違いな
い。 さらに、ろう材が全面に貼り合わされていることか
ら、ろう付加熱時にろうが母材を侵食し、母材の変形を
引き起こす問題のあることも判ってきた。 このような観点から、これに対する研究開発を進めて
いくうちに、本発明者は、ブレージングシートを用いな
いで複雑な形状の接合部にろう材を提供する手段として
ろう材粉末を用いることが有効なのではないかと考える
に至った。 ところで、ろう材粉末のみでは、ろう材を接合部に均
一に供給付着できることは困難であり、これに対する検
討を加えていくうちにバインダとの混合物の形態として
おけば良いであろうとの指針を得た。 このろう材粉末とバインダとの混合物よりなるろう付
組成物は、これがアルミニウム合金部材以外のものをろ
う付する場合には数多く提案され、そして実施もされて
きたが、ことアルミニウム合金部材のろう付の場合には
ほとんど提案されておらず、かつ、実施は全く行なわれ
ていない。尚、例えば特開昭56−160869号公報におい
て、フッ化物系フラックス粉末とZn粉末とを水中に懸濁
させ、この懸濁液中にカルボキシメチルセルロースを添
加したろう付組成物が提案されているものの、このろう
付組成物を用いてろう付に実施してみると、これでは良
好な結果が得られなかった。
本発明者は、ろう材粉末とカルボキシメチルセルロー
スのようなバインダ樹脂との混合物からなるろう付組成
物を用いたアルミニウム合金のろう付が何故良好な結果
を呈さなかったのかの研究を進めていった結果、ろう付
加熱によってろう付組成物中のバインダ樹脂が分解炭化
し、これが悪いことを引き起こしている最大の原因であ
ることを究明した。 本発明はかかる探求を基にして達成されたものであ
り、接合個所が多い場合でもあるいは複雑な形状の部品
の場合でも簡単にろう付を実施できるアルミニウム合金
用ろう付組成物を提供することを目的とする。 又、本発明は、ブレージングシートのようなろう材の
無駄が多くないアルミニウム合金用ろう付組成物を提供
することを目的とする。 そして、本発明の目的は、粒径が10〜200μmのろう
付用金属粉末と、ろう付温度において揮発する有機樹脂
とを含むことを特徴とするアルミニウム又はアルミニウ
ム合金用ろう付組成物によって達成される。 又、粒径が10〜200μmのろう付用金属粉末と、ろう
付温度において揮発する有機樹脂と、水あるいは有機溶
媒とを含み、この溶液の粘度が10〜5000cpsであること
を特徴とするアルミニウム又はアルミニウム合金用ろう
付組成物によって達成される。 そして、ろう付用金属粉末としては、Al−Si合金、Al
−Si−Mg系合金、Al−Zn系合金、Al−Zn−Si系合金、Zn
等の接合しようとするアルミニウム合金より融点が低い
ものであればよい。 ろう付温度において揮発する有機樹脂とは、ろう付温
度に加熱された際、その有機樹脂が炭化して多量のカー
ボン残渣が発生するようになるものではなく、例えば炭
素鎖が切れて揮発し、消失するような樹脂を指し、この
ような樹脂としては分子量が約100〜100000のアクリル
系の樹脂がある。 そして、ろう付用金属粉末とろう付温度において揮発
する有機樹脂とを水あるいは有機溶剤中で充分に混合分
散させればよく、この混合分散溶液をろう付しようとす
る個所に付着させ、真空雰囲気下、不活性雰囲気下での
ろう付や、フラックスろう付方法さらにはトーチろう付
方法によってろう付を実施すれば良い。 尚、フラックスを用いるろう付方法の場合にあって
は、フラックス成分を上記混合分散溶液中に混合分散さ
せておけば良い。 又、ろう付金属粉末とろう付温度において揮発する有
機樹脂(バインダ)との混合割合は、この混合分散溶液
の粘度が約10〜5000cpsとなるように配合しておけば良
い。すなわち、これらの成分の配合割は、塗布時にろう
付組成物がすぐには垂れ落ちない程度にしておけば良い
ものである。但し、バインダの相対量が多くなることは
ろう付用金属粉末が少ないことであり、ろう付用金属粉
末が少なすぎるとろう付がうまくいかなくなるから、ろ
う付用金属粉末/バインダは2以上であることが望まし
い。
スのようなバインダ樹脂との混合物からなるろう付組成
物を用いたアルミニウム合金のろう付が何故良好な結果
を呈さなかったのかの研究を進めていった結果、ろう付
加熱によってろう付組成物中のバインダ樹脂が分解炭化
し、これが悪いことを引き起こしている最大の原因であ
ることを究明した。 本発明はかかる探求を基にして達成されたものであ
り、接合個所が多い場合でもあるいは複雑な形状の部品
の場合でも簡単にろう付を実施できるアルミニウム合金
用ろう付組成物を提供することを目的とする。 又、本発明は、ブレージングシートのようなろう材の
無駄が多くないアルミニウム合金用ろう付組成物を提供
することを目的とする。 そして、本発明の目的は、粒径が10〜200μmのろう
付用金属粉末と、ろう付温度において揮発する有機樹脂
とを含むことを特徴とするアルミニウム又はアルミニウ
ム合金用ろう付組成物によって達成される。 又、粒径が10〜200μmのろう付用金属粉末と、ろう
付温度において揮発する有機樹脂と、水あるいは有機溶
媒とを含み、この溶液の粘度が10〜5000cpsであること
を特徴とするアルミニウム又はアルミニウム合金用ろう
付組成物によって達成される。 そして、ろう付用金属粉末としては、Al−Si合金、Al
−Si−Mg系合金、Al−Zn系合金、Al−Zn−Si系合金、Zn
等の接合しようとするアルミニウム合金より融点が低い
ものであればよい。 ろう付温度において揮発する有機樹脂とは、ろう付温
度に加熱された際、その有機樹脂が炭化して多量のカー
ボン残渣が発生するようになるものではなく、例えば炭
素鎖が切れて揮発し、消失するような樹脂を指し、この
ような樹脂としては分子量が約100〜100000のアクリル
系の樹脂がある。 そして、ろう付用金属粉末とろう付温度において揮発
する有機樹脂とを水あるいは有機溶剤中で充分に混合分
散させればよく、この混合分散溶液をろう付しようとす
る個所に付着させ、真空雰囲気下、不活性雰囲気下での
ろう付や、フラックスろう付方法さらにはトーチろう付
方法によってろう付を実施すれば良い。 尚、フラックスを用いるろう付方法の場合にあって
は、フラックス成分を上記混合分散溶液中に混合分散さ
せておけば良い。 又、ろう付金属粉末とろう付温度において揮発する有
機樹脂(バインダ)との混合割合は、この混合分散溶液
の粘度が約10〜5000cpsとなるように配合しておけば良
い。すなわち、これらの成分の配合割は、塗布時にろう
付組成物がすぐには垂れ落ちない程度にしておけば良い
ものである。但し、バインダの相対量が多くなることは
ろう付用金属粉末が少ないことであり、ろう付用金属粉
末が少なすぎるとろう付がうまくいかなくなるから、ろ
う付用金属粉末/バインダは2以上であることが望まし
い。
【実施例1】 A3003合金を圧延して1.0mm厚の板と0.08mm厚の板とを
得、この2枚の板をT形状に組み合わせ、平均粒径約10
0μmのAl−10wt%Si−1.5wt%mMg合金粉末と5%アク
リル系樹脂(分子量1000〜100000)水溶液とを1対1の
割合(重量比)で充分に混合分散し、そしてこの混合分
散液を前記T形状の2枚の板の接合部に塗布して乾燥さ
せる。 そして、乾燥後これを1×10-4Torrの真空雰囲気中に
おいて600℃で5分間の真空ろう付を行なった。
得、この2枚の板をT形状に組み合わせ、平均粒径約10
0μmのAl−10wt%Si−1.5wt%mMg合金粉末と5%アク
リル系樹脂(分子量1000〜100000)水溶液とを1対1の
割合(重量比)で充分に混合分散し、そしてこの混合分
散液を前記T形状の2枚の板の接合部に塗布して乾燥さ
せる。 そして、乾燥後これを1×10-4Torrの真空雰囲気中に
おいて600℃で5分間の真空ろう付を行なった。
【実施例2】 実施例1において、Al−10wt%Si−1.5wt%mMg合金粉
末の代わりに、Al−10wt%Si合金粉末を用い、又、この
粉末とアクリル系樹脂(分子量1000〜100000)の混合液
を塗布乾燥後さらに−5%フッ化物系フラックスを塗布
する。 そして、真空ろう付の代わりに窒素ガス雰囲気中で60
0℃×5分間のろう付を行なう以外は同様に行なった。
末の代わりに、Al−10wt%Si合金粉末を用い、又、この
粉末とアクリル系樹脂(分子量1000〜100000)の混合液
を塗布乾燥後さらに−5%フッ化物系フラックスを塗布
する。 そして、真空ろう付の代わりに窒素ガス雰囲気中で60
0℃×5分間のろう付を行なう以外は同様に行なった。
【実施例3】 実施例2において、ろう粉末とアクリル系樹脂(分子
量1000〜100000)との混合液中にフッ素化物系フラック
スを5%添加して同様に行なった。
量1000〜100000)との混合液中にフッ素化物系フラック
スを5%添加して同様に行なった。
【実施例4】 実施例2おいて、5%フッ素化物系フラックスの代わ
りに50%塩化物フラックスを用い、そして大気中でのト
ーチろう付を行なう以外は同様に行なった。
りに50%塩化物フラックスを用い、そして大気中でのト
ーチろう付を行なう以外は同様に行なった。
【比較例1】 実施例1において、アクリル系樹脂の代りにカルボキ
シメチルセルロースを用いて同様に行なった。
シメチルセルロースを用いて同様に行なった。
【比較例2】 A3003合金の両面に厚さが各々10%になるようA4004合
金を貼り合わせ、そして圧延によって0.1mmのブレージ
ングシートを作製し、このブレージングシートと1.0mm
厚のA3003合金板とをT形状に組み合わせ、これを1×1
0-4Torrの真空中にて600℃×5分間の真空ろう付を行な
った。
金を貼り合わせ、そして圧延によって0.1mmのブレージ
ングシートを作製し、このブレージングシートと1.0mm
厚のA3003合金板とをT形状に組み合わせ、これを1×1
0-4Torrの真空中にて600℃×5分間の真空ろう付を行な
った。
【比較例3】 実施例1において、アクリル系樹脂(分子量1000〜10
0000)を用いない以外は同様に行なった。
0000)を用いない以外は同様に行なった。
【特性】 上記各例におけるろう付性、ろう材使用量、及び板の
変形具合を調べたので、その結果を表1に示す。 本発明のろう付用組成物を用いてアルミニウム合金の
ろう付を行なえば、ろう付性が良好であり、しかもろう
の供給量は少なくてすみ、かつ、ろう付時の材料の変形
が著しく少ない接合が可能となる。
変形具合を調べたので、その結果を表1に示す。 本発明のろう付用組成物を用いてアルミニウム合金の
ろう付を行なえば、ろう付性が良好であり、しかもろう
の供給量は少なくてすみ、かつ、ろう付時の材料の変形
が著しく少ない接合が可能となる。
Claims (3)
- 【請求項1】粒径が10〜200μmのろう付用金属粉末
と、ろう付温度において揮発する有機樹脂とを含むこと
を特徴とするアルミニウム又はアルミニウム合金用ろう
付組成物。 - 【請求項2】粒径が10〜200μmのろう付用金属粉末
と、ろう付温度において揮発する有機樹脂と、水あるい
は有機溶媒とを含み、この溶液の粘度が10〜5000cpsで
あることを特徴とするアルミニウム又はアルミニウム合
金用ろう付組成物。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項又は第2項記載のア
ルミニウム又はアルミニウム合金用ろう付組成物におい
て、ろう付温度において揮発する有機樹脂が分子量1000
〜100000のアクリル系樹脂の中から選ばれたもの。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63299415A JP2681380B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | アルミニウム又はアルミニウム合金用ろう付組成物 |
US07/441,169 US4981526A (en) | 1988-11-29 | 1989-11-22 | Composition for brazing aluminum or aluminum alloy and an aluminum or aluminum alloy product |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63299415A JP2681380B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | アルミニウム又はアルミニウム合金用ろう付組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02147193A JPH02147193A (ja) | 1990-06-06 |
JP2681380B2 true JP2681380B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17872265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63299415A Expired - Fee Related JP2681380B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | アルミニウム又はアルミニウム合金用ろう付組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681380B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2072178A1 (en) | 2007-12-21 | 2009-06-24 | Harima Chemicals, INC. | Paste composition for aluminum brazing |
EP2123386A1 (en) | 2003-10-20 | 2009-11-25 | Furukawa-Sky Aluminum Corporation | A resin coated aluminium flat multi cavity tube with adjusted roughness ; Method of producing such flat tube |
US7722922B2 (en) | 2003-10-20 | 2010-05-25 | Furukawa-Sky Aluminum Corp. | Coating apparatus for an aluminum alloy heat exchanger member, method of producing a heat exchanger member, and aluminum alloy heat exchanger member |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04333390A (ja) * | 1991-05-07 | 1992-11-20 | Nippon Genma:Kk | アルミニウムろうペースト |
KR100485361B1 (ko) * | 2002-05-24 | 2005-04-27 | 주식회사 제이씨 | 플럭스용 수용성 아크릴 중합체 바인더 및 그를 이용한브레이징 방법 |
CN105081619B (zh) * | 2015-09-21 | 2017-11-14 | 北京安达泰克科技有限公司 | 刷涂用的钎料膏及其制备工艺和使用方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597763A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-14 | Suzuki Motor Co Ltd | 内燃機関における燃料の加熱・供給装置 |
US4901909A (en) * | 1988-08-18 | 1990-02-20 | Fusion Incorporated | Flux and process for brazing aluminum material |
-
1988
- 1988-11-29 JP JP63299415A patent/JP2681380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2123386A1 (en) | 2003-10-20 | 2009-11-25 | Furukawa-Sky Aluminum Corporation | A resin coated aluminium flat multi cavity tube with adjusted roughness ; Method of producing such flat tube |
US7722922B2 (en) | 2003-10-20 | 2010-05-25 | Furukawa-Sky Aluminum Corp. | Coating apparatus for an aluminum alloy heat exchanger member, method of producing a heat exchanger member, and aluminum alloy heat exchanger member |
EP2072178A1 (en) | 2007-12-21 | 2009-06-24 | Harima Chemicals, INC. | Paste composition for aluminum brazing |
US8075706B2 (en) | 2007-12-21 | 2011-12-13 | Harima Chemicals, Inc. | Paste composition for aluminum brazing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02147193A (ja) | 1990-06-06 |
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