JP2660572B2 - 土木用網 - Google Patents
土木用網Info
- Publication number
- JP2660572B2 JP2660572B2 JP1083037A JP8303789A JP2660572B2 JP 2660572 B2 JP2660572 B2 JP 2660572B2 JP 1083037 A JP1083037 A JP 1083037A JP 8303789 A JP8303789 A JP 8303789A JP 2660572 B2 JP2660572 B2 JP 2660572B2
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- Japan
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- net
- civil engineering
- weft
- embankment
- woven
- Prior art date
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- Woven Fabrics (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は土木用の網に関し、軟弱地盤の敷網として、
又鉄道の軌道、道路あるいは宅地造成等における盛土の
強化安定のために適した土木用網に関する。
又鉄道の軌道、道路あるいは宅地造成等における盛土の
強化安定のために適した土木用網に関する。
道路や宅地造成等の盛土の補強のために合成樹脂製の
ネットや金属製の網体が従来から広く使用されていた。
ネットや金属製の網体が従来から広く使用されていた。
これらの網にはポリエチレンやポリプロピレン等の熱
可塑性樹脂を用い、押し出し成形した太いストランドの
角目や菱目の長尺ネットであり、通常、無延伸のものが
使用されていた。
可塑性樹脂を用い、押し出し成形した太いストランドの
角目や菱目の長尺ネットであり、通常、無延伸のものが
使用されていた。
又、別に熱可塑性樹脂の多孔厚板を二軸延伸した網体
なども使用されていた。
なども使用されていた。
その他、ナイロンやポリエステルの引き揃え糸を緯糸
に用いた目の大きな搦み織物に樹脂含浸した織りネット
も軟弱地盤用として用いられるようになった。
に用いた目の大きな搦み織物に樹脂含浸した織りネット
も軟弱地盤用として用いられるようになった。
しかしながら、このような従来のネットは盛土の補強
などに使用した場合、次のような問題があった。
などに使用した場合、次のような問題があった。
一般に広く使用されている押し出し成形した太いスト
ランドの合成樹脂製長尺ネットは、一本一本のストラン
ドの引張り強度を上げるために、ストランドの断面席を
太くしていた。そにれよってネット全体の重量が膨大に
なり、材料費のコストアップになるばかりでなく運搬や
取り扱いが不便になるという問題があった。すなわち、
この種のネットは、材料費や運搬重量の許容範囲におい
てネット自身の引張り強度を大幅にアップさせることは
不可能な問題であった。
ランドの合成樹脂製長尺ネットは、一本一本のストラン
ドの引張り強度を上げるために、ストランドの断面席を
太くしていた。そにれよってネット全体の重量が膨大に
なり、材料費のコストアップになるばかりでなく運搬や
取り扱いが不便になるという問題があった。すなわち、
この種のネットは、材料費や運搬重量の許容範囲におい
てネット自身の引張り強度を大幅にアップさせることは
不可能な問題であった。
又、熱可塑性樹脂の多孔厚板を二軸延伸した網体は、
引張り強度は非常に大きいが、その網体を製造するため
に大掛かりな設備を必要とするという問題があった。
又、二軸延伸されているため、剛性のある薄板状又は少
し厚みのあるフィルム状となり、盛土などの補強材とし
て埋設した場合、土に馴染みにくいこともあり、引き抜
き抵抗が小さく盛土内で滑って抜けやすくなることがあ
るといった問題があった。
引張り強度は非常に大きいが、その網体を製造するため
に大掛かりな設備を必要とするという問題があった。
又、二軸延伸されているため、剛性のある薄板状又は少
し厚みのあるフィルム状となり、盛土などの補強材とし
て埋設した場合、土に馴染みにくいこともあり、引き抜
き抵抗が小さく盛土内で滑って抜けやすくなることがあ
るといった問題があった。
又、ナイロンやポリエステルの引き揃え糸を経緯に用
いた目の大きな搦み織物に樹脂含浸した織りネットは、
引張り強度や靭性に優れ、また剛性も少なく軽量なため
樹脂製の他のネットより使い易いという利点がある。し
かし、他の樹脂製ネットと異なり、交差している経緯糸
を樹脂で固めただけであるため、簡単に目崩れを起こ
し、土木用の網として特に盛土の補強材としては、使い
づらいという問題があった。
いた目の大きな搦み織物に樹脂含浸した織りネットは、
引張り強度や靭性に優れ、また剛性も少なく軽量なため
樹脂製の他のネットより使い易いという利点がある。し
かし、他の樹脂製ネットと異なり、交差している経緯糸
を樹脂で固めただけであるため、簡単に目崩れを起こ
し、土木用の網として特に盛土の補強材としては、使い
づらいという問題があった。
本発明は、従来の合成樹脂製の一体網より軽量で且つ
引張り強度に優れた織りネットの長所に注目し、それを
さらに改良し、盛土の補強などに好適な網を発明するこ
とができたものである。
引張り強度に優れた織りネットの長所に注目し、それを
さらに改良し、盛土の補強などに好適な網を発明するこ
とができたものである。
即ち、本発明は、繊維の集合体からなる緯糸及び経糸
が10mm以上、30mm以下の目合で織られている織網原反の
樹脂含浸物であって、400mm以上で1500mm以下の間隔を
おいて、該緯糸が10mm以上、50mm以下の範囲で密になっ
ている土木用網である。
が10mm以上、30mm以下の目合で織られている織網原反の
樹脂含浸物であって、400mm以上で1500mm以下の間隔を
おいて、該緯糸が10mm以上、50mm以下の範囲で密になっ
ている土木用網である。
本発明において、織網は、網目の部分を平織や搦織で
形成したもので、後者の方が多少目崩れが少ない。た
だ、樹脂加工を施すので平織でも通常の状態では目崩れ
の恐れはない。経緯糸はポリエステル、ナイロン、ビニ
ロン等各種合成繊維フィラメントの引き揃え糸(撚を幾
分かけてもよい)や撚り糸を用いる。土木用網の引張り
強力は繊維の種類、糸の太さ、織り密度等により決ま
る。例えば、ポリエステル径は5〜8g/d程度の引張り強
力を有する。しかも、樹脂含浸によりこの強力は更に増
大する。樹脂の含浸は補強以外に剛性の付与、目寄り防
止、繊維のほつれ防止等に役立つ。樹脂としては、各種
の熱可塑性樹脂が用いられる。この内、コスト、繊維と
の親和性等から、ポリ塩化ビニル樹脂が最も好ましい。
形成したもので、後者の方が多少目崩れが少ない。た
だ、樹脂加工を施すので平織でも通常の状態では目崩れ
の恐れはない。経緯糸はポリエステル、ナイロン、ビニ
ロン等各種合成繊維フィラメントの引き揃え糸(撚を幾
分かけてもよい)や撚り糸を用いる。土木用網の引張り
強力は繊維の種類、糸の太さ、織り密度等により決ま
る。例えば、ポリエステル径は5〜8g/d程度の引張り強
力を有する。しかも、樹脂含浸によりこの強力は更に増
大する。樹脂の含浸は補強以外に剛性の付与、目寄り防
止、繊維のほつれ防止等に役立つ。樹脂としては、各種
の熱可塑性樹脂が用いられる。この内、コスト、繊維と
の親和性等から、ポリ塩化ビニル樹脂が最も好ましい。
加工は、例えば溶融樹脂に含浸した後スクイズロール
を通すことにより行う。尚、一枚の織り網は幅が2m〜3m
である。幅方の両端には通常密に織られた耳部が設けら
れる。
を通すことにより行う。尚、一枚の織り網は幅が2m〜3m
である。幅方の両端には通常密に織られた耳部が設けら
れる。
本発明の構成によれば、繊維の集合体からなる緯糸及
び経糸を用いているので、引張り強度が大きく、軽量
で、しかも土木用の網として土中に埋設して使用する場
合、10mm以上で20mm以下の網目であるので網目の上下の
土はつながり、網と土は一体的になり、網は土を拘束す
る。
び経糸を用いているので、引張り強度が大きく、軽量
で、しかも土木用の網として土中に埋設して使用する場
合、10mm以上で20mm以下の網目であるので網目の上下の
土はつながり、網と土は一体的になり、網は土を拘束す
る。
10mm以下の目合の網の場合、網の上下の土は分離さ
れ、上の層と下層が網で仕切られるので土の層のすべり
が起こるなどの問題が起こる。
れ、上の層と下層が網で仕切られるので土の層のすべり
が起こるなどの問題が起こる。
又、30mm以上の目合の場合、網全体の引張り強度が弱
くなり、盛土の補強等に使用した場合、法面の崩壊によ
る、土の剪断力や引張力に抗しきれないので適当でな
い。
くなり、盛土の補強等に使用した場合、法面の崩壊によ
る、土の剪断力や引張力に抗しきれないので適当でな
い。
又、本発明の網は、緯糸が400mm以上で1500mm以下の
間隔で幅10mm以上、50mm以下の密な織り部分を有してい
るので、目崩れが起こりにくく、しかも盛土の補強に使
用した場合、糸抜けがなく土のずれ、滑り等の盛土の変
動を抑止でき、法面の崩壊を防止できるものである。
又、緯糸が400mm以下で密な部分を設けていると、盛土
が土木用網によって上下に分断され、網が存在すること
が逆に土の滑りを助長することとなるものである。逆に
1500mm以上の間隔をあけて緯糸の密な部分を設けている
ものは、その間で緯糸が抜けを起こし、土のずれ、滑り
などの盛土の変動に抗しきれなくなるという問題があ
る。
間隔で幅10mm以上、50mm以下の密な織り部分を有してい
るので、目崩れが起こりにくく、しかも盛土の補強に使
用した場合、糸抜けがなく土のずれ、滑り等の盛土の変
動を抑止でき、法面の崩壊を防止できるものである。
又、緯糸が400mm以下で密な部分を設けていると、盛土
が土木用網によって上下に分断され、網が存在すること
が逆に土の滑りを助長することとなるものである。逆に
1500mm以上の間隔をあけて緯糸の密な部分を設けている
ものは、その間で緯糸が抜けを起こし、土のずれ、滑り
などの盛土の変動に抗しきれなくなるという問題があ
る。
また、緯糸が10mm以上の密な織り部分を有していれ
ば、緯糸が簡単に抜けたり、ずれたりする心配がないも
のであり、10mm以下の場合は土質によっては土の変動に
よって緯糸が抜ける場合がある。
ば、緯糸が簡単に抜けたり、ずれたりする心配がないも
のであり、10mm以下の場合は土質によっては土の変動に
よって緯糸が抜ける場合がある。
又、緯糸を50mm以上の幅で密にした場合、通常の目合
の所が400mm程度しかないとき、盛土を網によって上下
に分断する傾向が生ずるためであり、又経済的にも50mm
以上は必要ないものである。
の所が400mm程度しかないとき、盛土を網によって上下
に分断する傾向が生ずるためであり、又経済的にも50mm
以上は必要ないものである。
次に、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明に係る土木用網の一例を示す。この土
木用網1はその長さや幅は特に限定されるものではない
が、通常長さ例えば25m,幅2m程度のネットである。そし
て該網1の幅方向の両端には耳部5,5′を有している。
土木用網1の2は緯糸、3は経糸であって、両者は搦織
りされている。経緯糸はポリエステルフィラメントの引
揃え糸(2000d)をそれぞれ2本ずつ用い、網目部6を
搦織りとしたもので、その目合は10mm〜30mm角であって
糸と糸との内寸は8mm程度まで使用可能である。また4
は密な織り部分であって、通常の網目部6に対して緯糸
を増やし緯糸の一本一本が集合して、簡単に一本づつが
動いたり、抜けたりしないようになっている。そして、
4の幅Lは10mm以上必要であり、最大50mm程度あれば十
分である。そして該密な部分4は長さ方向に所定間隔D
をおいて繰り返し連続的に設けられてある。また該間隔
Dは400mm以上であり、1500mm以下の長さであれば使用
できるが、より好ましくは800mm乃至1200mmが良い。
木用網1はその長さや幅は特に限定されるものではない
が、通常長さ例えば25m,幅2m程度のネットである。そし
て該網1の幅方向の両端には耳部5,5′を有している。
土木用網1の2は緯糸、3は経糸であって、両者は搦織
りされている。経緯糸はポリエステルフィラメントの引
揃え糸(2000d)をそれぞれ2本ずつ用い、網目部6を
搦織りとしたもので、その目合は10mm〜30mm角であって
糸と糸との内寸は8mm程度まで使用可能である。また4
は密な織り部分であって、通常の網目部6に対して緯糸
を増やし緯糸の一本一本が集合して、簡単に一本づつが
動いたり、抜けたりしないようになっている。そして、
4の幅Lは10mm以上必要であり、最大50mm程度あれば十
分である。そして該密な部分4は長さ方向に所定間隔D
をおいて繰り返し連続的に設けられてある。また該間隔
Dは400mm以上であり、1500mm以下の長さであれば使用
できるが、より好ましくは800mm乃至1200mmが良い。
又、該土木用網1の両端にある耳部5,5′は緯糸2の
ほつれを防ぐために経糸3を増やし且つ緯糸2を二分し
て平織としている。この他両端のほつれを防止するため
に布地(不図示)などを縫い付けてもよい。このような
耳部5,5′や布地の幅は5〜10cm程度である。
ほつれを防ぐために経糸3を増やし且つ緯糸2を二分し
て平織としている。この他両端のほつれを防止するため
に布地(不図示)などを縫い付けてもよい。このような
耳部5,5′や布地の幅は5〜10cm程度である。
以上のような織網原反はポリ塩化ビニルのペーストで
樹脂加工を施し、目崩れを防止している。
樹脂加工を施し、目崩れを防止している。
第2図は本発明に係る土木用網の他の実施例であっ
て、通常の網目部6及び耳部5,5′は第1図と同様であ
るが、緯糸2の密な部分は緯糸2を増やし、経糸3を二
分して平織としている。又、織網原反はロール間を通過
させることにって樹脂加工を行う。
て、通常の網目部6及び耳部5,5′は第1図と同様であ
るが、緯糸2の密な部分は緯糸2を増やし、経糸3を二
分して平織としている。又、織網原反はロール間を通過
させることにって樹脂加工を行う。
第3図は本発明の土木用網を道路用の盛土Pに使用し
た一例を示すものである。盛土Pに道路の法面10の崩壊
を防止するため本発明の土木用網1を敷設するもので、
あらかじめ十分固められた地盤11には法面10に対して土
木用網1の長手方向が直行するように、又隣り合う網1
の耳部が少し重なり合う程度に並べて敷設してゆく。そ
して地盤11にすべて敷き終わったら土をまき出して50cm
〜200cm程度盛土を行ったら、また該網1を一面に敷
き、又盛土を行う。このようにして第3図の如く道路P
用盛土は形成されてゆく。このとき、本発明の土木用網
は緯糸が粗の所すなわち網目部と緯糸の密な所が間隔を
あけて設けてあるので、粗の所では網目内に土が拘束さ
れ網の上下の土との間の摩擦力と網の強度によって該網
上下の土間に働く剪断応力に抗して土の横方向へのずれ
移動を防止できるものである。換言すれば、緯糸が網を
引き抜きされる力に対して対抗するため、通常緯糸が抜
けたり大きくずれたりするのであるが、本発明の該網は
緯糸の密な部分があるため簡単に抜けたり大きくずれた
りすることがなく、網が抜けることがなく法面の崩壊が
防止できるのである。
た一例を示すものである。盛土Pに道路の法面10の崩壊
を防止するため本発明の土木用網1を敷設するもので、
あらかじめ十分固められた地盤11には法面10に対して土
木用網1の長手方向が直行するように、又隣り合う網1
の耳部が少し重なり合う程度に並べて敷設してゆく。そ
して地盤11にすべて敷き終わったら土をまき出して50cm
〜200cm程度盛土を行ったら、また該網1を一面に敷
き、又盛土を行う。このようにして第3図の如く道路P
用盛土は形成されてゆく。このとき、本発明の土木用網
は緯糸が粗の所すなわち網目部と緯糸の密な所が間隔を
あけて設けてあるので、粗の所では網目内に土が拘束さ
れ網の上下の土との間の摩擦力と網の強度によって該網
上下の土間に働く剪断応力に抗して土の横方向へのずれ
移動を防止できるものである。換言すれば、緯糸が網を
引き抜きされる力に対して対抗するため、通常緯糸が抜
けたり大きくずれたりするのであるが、本発明の該網は
緯糸の密な部分があるため簡単に抜けたり大きくずれた
りすることがなく、網が抜けることがなく法面の崩壊が
防止できるのである。
以上の説明から明らかなように、本発明の土木用網
は、繊維を収束させた経緯糸からなる網であるから、そ
の引張り強度は極めて大きく、又、特に網目部の目合が
10mm以上、30mm以下の部分が400mm以上、1500mm以下で
あり、且つ緯糸の密な部分が10mm以上、50mm以下である
土木用網であって、その網目部と密な部分とが交互に存
在するため、土木用の網として土中に埋設された場合、
強大な網にかかる引き抜き力に対して十分にその機能を
発揮し、土の移動やずれを防止できるという顕著な効果
を奏する。
は、繊維を収束させた経緯糸からなる網であるから、そ
の引張り強度は極めて大きく、又、特に網目部の目合が
10mm以上、30mm以下の部分が400mm以上、1500mm以下で
あり、且つ緯糸の密な部分が10mm以上、50mm以下である
土木用網であって、その網目部と密な部分とが交互に存
在するため、土木用の網として土中に埋設された場合、
強大な網にかかる引き抜き力に対して十分にその機能を
発揮し、土の移動やずれを防止できるという顕著な効果
を奏する。
又、織網を樹脂含浸しているので目崩れが少なく、又
従来のものに比してきわめて軽く、取り扱いや運搬等便
利であり、適度な柔軟性があるので土に非常に馴染みや
すいという特徴を有する。特に、本発明の土木用網は盛
土に積層した場合、法面の崩壊を防止できるという著効
を呈するものである。
従来のものに比してきわめて軽く、取り扱いや運搬等便
利であり、適度な柔軟性があるので土に非常に馴染みや
すいという特徴を有する。特に、本発明の土木用網は盛
土に積層した場合、法面の崩壊を防止できるという著効
を呈するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す概略平面図、第2図は
本発明の他の実施例を示す概略平面図、第3図は本発明
の土木用網の一使用例を示す透視図である。 1……土木用網、2……緯糸、3……経糸、4……緯糸
の密な部分、5……耳部。
本発明の他の実施例を示す概略平面図、第3図は本発明
の土木用網の一使用例を示す透視図である。 1……土木用網、2……緯糸、3……経糸、4……緯糸
の密な部分、5……耳部。
Claims (1)
- 【請求項1】繊維の集合体からなる緯糸及び経糸が10mm
以上、30mm以下の目合で織られている織網原反の樹脂含
浸物であって、400mm以上、1500mm以下の間隔をおいて
該緯糸が10mm以上、50mm以下の範囲で密になっているこ
とを特徴とする土木用網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1083037A JP2660572B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 土木用網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1083037A JP2660572B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 土木用網 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02261117A JPH02261117A (ja) | 1990-10-23 |
JP2660572B2 true JP2660572B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=13791018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1083037A Expired - Lifetime JP2660572B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 土木用網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2660572B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3423866B2 (ja) * | 1997-10-06 | 2003-07-07 | 帝人株式会社 | 風量が調節可能な防風シート |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1083037A patent/JP2660572B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02261117A (ja) | 1990-10-23 |
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