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JP2632672B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2632672B2
JP2632672B2 JP61179855A JP17985586A JP2632672B2 JP 2632672 B2 JP2632672 B2 JP 2632672B2 JP 61179855 A JP61179855 A JP 61179855A JP 17985586 A JP17985586 A JP 17985586A JP 2632672 B2 JP2632672 B2 JP 2632672B2
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JP
Japan
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switch
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JP61179855A
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JPS6337320A (ja
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正春 川村
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Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Priority to US07/079,134 priority patent/US4837596A/en
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Application granted granted Critical
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シャッタ秒時及び絞り値の各情報を設定す
るために使用されるダイアル操作部材を備えたカメラの
改良に関するものである。
(発明の背景) 従来、レンズの絞りを手動で設定する場合、該レンズ
側に絞りリングが配置されていたため、何ら問題を生じ
ることはなかった。しかしながら近年、、オートフォー
カス用のレンズが開発されたことで、スペース面或いは
コスト面から絞りリングは配置せずにカメラ側から絞り
を自動露出時と同様、制御する方式のものが増加してき
た。
前記の如きカメラにおいて、露出モードがシャッタ優
先時或いは絞り優先時は1つの操作部材で優先側の設定
内容を変更することができるが、マニアル露出モード時
は、シャッタ秒時情報と絞り値情報の各情報をそれぞれ
設定するための2つの操作部材が必要となってくる。こ
の場合、カメラ側に上記2つの操作部材を持つことはも
ちろん可能であり、この方式のカメラも市販されている
が、スペース面或いはデザイン面に問題があるばかりで
なく、使い易さという面においても決して満足のいくも
のではなかった。何故なら、これら情報の設定は何より
ましてダイアルによる設定方式が現在最も容易であるに
も拘らず、ダイアルをカメラに2つ配置するのは、スペ
ース面においても、デザイン面においても不可能に近い
ものであり、この事から多少使いづらいシーソースイッ
チ等を2つ配置することが実施されているからである。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題を解決し、ダイアル操
作部材の操作にてシャッタ秒時又は絞り値の設定を極め
て操作性良く行わせることができるカメラを提供するこ
とである。
(発明の特徴) 上記の目的を達成するために、本発明は、シャッタ秒
時と絞り値情報の両者をマニアル操作にて設定した状態
で撮影を行うマニアル露出モードで、シャッタ秒時又は
絞り値情報のうちの一方の情報をプリセット情報として
マニアル操作にて設定し、該設定されたプリセット情報
と測光値に基づいて他方の情報を演算して撮影を行う自
動露出モードとを有するカメラにおいて、前記マニアル
露出モードと自動露出モードを選択して設定するモード
設定操作部材と、シャッタ秒時又は絞り値情報を設定す
るためのダイアル操作部材と、押圧式操作部材とをカメ
ラ本体に配すると共に、前記モード設定操作部材にてマ
ニアル露出モードが設定されている際に前記押圧式操作
部材が押圧又は非押圧の一方の状態にある場合、前記ダ
イアル操作部材の操作により設定される情報をシャッタ
秒時情報として入力し、前記押圧式操作部材が押圧又は
非押圧の他方の状態にある場合、前記ダイアル操作部材
の操作により設定される情報を絞り値情報として入力
し、更に前記モード設定操作部材にて自動露出モードが
設定されている際に前記押圧式操作部材の状態にかかわ
らず前記ダイアル操作部材の操作により設定される情報
を前記プリセット情報として入力する情報設定回路を設
けたことを特徴とする。
(発明の実施例) 第1図に本発明の一実施例の基本的構成を示し、第2
図にそのフローチャートを示す。
レリーズ釦の第1ストロークのオンを検知すると、制
御手段101はタイマ手段102を動作させると共に、シャッ
タ秒時情報読込み手段103及び絞り値情報読込み手段104
の情報を表示手段105に表示させる。その後レリーズ釦
の第1ストロークのオフを検知すると、前記タイマ手段
102でのタイマ動作が終了したか否かの判別を行う。こ
こではタイマ動作が開始されたばかりであるので、マニ
アル露出モード設定手段106により該モードが設定され
ている事を検知すると、次にカメラの外形部に配置され
る押圧式スイッチ手段107の押圧操作が行われているか
否かの判別を行う。
ここで、押圧式スイッチ手段107の押圧操作が行われ
ていることからオン信号が入力されている場合は、制御
手段101はシャッタ秒時情報設定と絞り値情報設定とに
共用される一つのダイアル式情報設定手段108により設
定された情報を絞り値情報として前記絞り値情報読込み
手段104に読み込ませ、逆にオン信号が入力されていな
い場合は、ダイアル式情報設定手段108により設定され
た情報をシャッタ秒時情報として前記シャッタ秒時情報
読込み手段104に読み込ませる。又この時の情報を表示
手段105に表示させる。尚この場合の押圧式スイッチ手
段107の状態に応じた情報の読み込ませ方は逆であって
も良い。その後タイマ手段102での動作終了を検知する
と以上の如き動作制御を停止する。
第4図に第1図図示実施例を具体化した装置を内蔵し
たカメラを正面から見た時の各操作部材の配置を、第5
図に上方から見た時の各操作部材の配置を、第6図に裏
面から見た時の各操作部材の配置を、それぞれ示す。第
4〜6図において、1はレリーズ釦、2は連写(C)或
は単写(S)のうちのいずれかの撮影モードを選択する
操作レバー、3はセルフタイマ選択用の操作レバー、4
はシャッタ優先(Tv)、絞り優先(Av)、或いはマニア
ル(M)のいずれかの露出モードを選択する露出モード
選択つまみ、5はシャッタ秒時、絞り値或いはオートブ
ラケット撮影時の露出段数情報(例えば0.5段毎或いは
1段毎の情報)等を設定する場合に使用する、例えば互
いに90度位相の異なる2ビットの導電パターンとブラシ
が配設されたいわゆる電子ダイアル、swMは絞り値設定
用スイッチで、マニアル露出モード時に該スイッチswM
を押して前記ダイアル5の操作を行うことにより絞り値
を変更させることができる。6は使用頻度の少ないスイ
ッチ類を収納している収納部7のスイッチ蓋、swABRは
前記収納部7に収納されているオートブラケットスイッ
チ、swMEは同じく前記収納部7に収納されている多重撮
影スイッチである。
なお、前記オートブラケット(正確にはオートエクス
ポージャーブラケットと言う)とは、カメラの露出値
(自動露出の場合は、被写体輝度、フィルム感度より自
動的に算出される露出制御値、マニアル露出の場合は、
撮影者が設定したシャッタ秒時及び絞り値)に対し、カ
メラがオフセットすることを言う。簡単に言うと、ある
被写体を撮影するにあたって、露出値を何段階かに変化
させて複数枚の写真を撮ることをカメラが自動的に行う
ことを意味する。
第3図は一連の動作制御を行うものとしてマイクロコ
ンピュータCOMが使用された具体例の電気回路を示すも
のである。
受光素子SPCは被写体からの反射光を受光し、受光信
号を帰還回路に圧縮ダイオードD1が接続された高入力イ
ンピーダンスの演算増幅器OP1へ出力する。演算増幅器O
P1は対数圧縮された被写体輝度情報Bvを抵抗R1を介して
出力する。定電圧源VG1に接続される可変抵抗VR1はフィ
ルム感度情報Svを出力する。帰還回路に抵抗R2が接続さ
れた演算増幅器OP2は、測光情報Ev=(Bv+Sv)を演算
し、出力する。測光情報EvはA/DコンバータADCにより4
ビットのディジタル値に変換され、マイクロコンピュー
タCOMの入力ポートPG0〜PG3に入力される。
前記ダイアル5が操作されると、そのクリック数に応
じた数がダイアルインターフェース回路DIFにて計数さ
れ、その値は4ビットの情報に変換され、マイクロコン
ピュータCOMの入力ポートPH0〜PH3へ入力される。ダイ
アルインターフェース回路DIF内の情報はパルス信号が
マイクロコンピュータCOMの出力ポートPE3より入力され
ることによりリセットする。前記露出モード選択つまみ
4によりいずれのモードが選択されるかで2連の露出モ
ードスイッチswSELがオンオフし、選択された露出モー
ドに応じた2ビットの情報がマイクロコンピュータCOM
の入力ポートPP0〜PP1へ入力される。
カメラに電池BATが装填されると、マイクロコンピュ
ータCOM及び表示系のデコーダTD,AD,FD並びにダイアル
インターフェース回路DIF等に電源Vbatが供給される。
又前記レリーズ釦1の第1ストロークによって、入力ポ
ートPA0に接続された第1ストロークスイッチsw1がオン
になると、出力ポートPFの電位がハイレベルになるの
で、インバータINV及び抵抗R4によりトランジスタTRbat
がオンとなり、電源Vbatからの電圧が電源Vccとして
測光用の演算増幅器OP1,OP2等比較的電力を多く消費す
る回路に供給される。
マイクロコンピュータCOMの入力ポートPA1〜11には、
レリーズ釦1の第2のストロークによりオンとなる第2
のストロークスイッチ2、ミラーアップでオフ、ミラー
ダウンでオンとなるミラーアップスイッチswMRUP、機械
的チャージが完了することによりオンとなるチャージ完
了検知スイッチswCGE、フィルム1駒の給送が完了する
毎にオンとなるフィルムスイッチswFLM、後幕走行完了
でオンとなる後幕スイッチswCN2、前記操作レバー3に
よりセルフタイマーがセットされることによりオンとな
るセルフスイッチswSELF、前記操作レバー2により例え
ば連写モードが選択されることによりオン、単写モード
が選択されることによりオフとなるスイッチswCS、前記
絞り値設定用スイッチswM、前記スイッチ蓋6が閉じて
いる時にはオフ、前記多重撮影スイッチswME、前記オー
トブラケットスイッチswABRがそれぞれ接続される。
出力ポートPE0〜PE2には抵抗R10〜12を介してトラン
ジスタTR0〜TR2のベースが接続され、トランジスタTR0
〜TR2は、第1緊定マグネットMG0、先幕を走行させる先
幕マグネットMG1、後幕を走行させる後幕マグネットMG2
の通電を、それぞれ制御する。又出力ポートPD,PC,PBに
は抵抗R13〜15を介してトランジスタTR3〜5のベースが
接続され、トランジスタTR3はチャージ用モータMDの駆
動を、トランジスタTR4は巻戻し用モータMCの駆動を、
トランジスタTR5はフィルムの巻上げを高速度にて行う
巻上げ用モータMBの駆動を、それぞれ制御する。
出力ポートPTDからマイクロコンピュータCOM内のシャ
ッタ秒時情報用レジスタRGTvの内容がデコーダTDへ出力
され、デコーダTDはその内容をシャッタ秒時表示用の信
号に変換し、接続される液晶等で構成された表示器SEG1
へ該信号を出力する。
出力ポートPEL,PABRからは“1"(ハイレベルを意味す
る)又は“0"(ローレベルを意味する)の信号がデコー
ダADへ出力され、デコーダADは出力ポートPELから“1"
の信号が入力された場合は、接続される液晶等で構成さ
れた表示器SEG3へオートブラケットマーク点滅表示用の
信号を出力する。主力ポートPABRから“1"の信号が入力
された場合は、表示器SEG3へオートブラケットマーク表
示用の信号を出力する。
出力ポートPMEからは“1"又は“0"の信号が液晶等で
構成された表示器SEG4へ出力され、表示器SEG4は“1"の
信号が入力された場合は、多重撮影マーク表示を行う。
出力ポートPFDからは、マイクロコンピュータCOM内の
絞り値情報用レジスタRGAvの内容、オートブラケットス
テップ情報用レジスタRGBRの内容、又は多重枚数情報用
レジスタRGMEの内容がデコーダFDへ出力される。デコー
ダFDは接続される液晶等で構成された表示器SEG5へ前記
各内容に相当する数値表示用の信号を出力する。
出力ポートPAVからはマイクロコンピュータCOM内の絞
り値情報用レジスタRGAvの内容が絞り制御用ドライブ回
路DAVへ出力される。絞り制御用ドライブ回路DAVは接続
される駆動用アクチュエータCAV、例えばステッピング
モータ等へ実絞り情報に変換した情報を出力し、これを
駆動して適正な絞り制御を行う。
次にマイクロコンピュータCOMの動作を第7〜9図の
フローチャートにより説明する。
カメラに電池BATが装填され、電源Vbatが発生するこ
とによりマイクロコンピュータCOMは第7図のフローチ
ャートのスタートからの動作を開始する。
[ステップ1] 仮りに撮影者によりレリーズ釦1の第
1ストロークのみが行われ、第1ストロークスイッチsw
1のオン信号が入力ポートPA0に入力されると、ステップ
2へ進む。
[ステップ2] 出力ポートPFから“1"の信号を出力
し、トランジスタTRbatをオンにして電源Vccを各部に
供給させる。次いで測光タイマをスタートさせる。該測
光タイマは第1ストロークスイッチsw1のオフ信号入力
から所定時間電源Vccを継続して供給させておくための
もので、これにより撮影者はレリーズ釦1から手を離し
ても所定時間は測光状態を確認でき、露出モード選択つ
まみ4で表示を見ながら設定情報の変更を行うことが可
能となる。尚この構成はマイクロコンピュータCOMに内
蔵されているハードウエアタイマによって簡単に行うこ
とができる。
[ステップ3] A/DコンバータADCにより4ビットのデ
ィジタル値に交換された測光情報Evを内部のレジスタRG
Evに記憶させる。
[ステップ4] 入力ポートPP0,PP1の入力状態よりシ
ャッタ優先モードが設定されているか否かの判別を行
う。今、シャッタ優先モードが設定されているとすれ
ば、ステップ5へ進む。
[ステップ5] レジスタRGEvの内容から、ダイアル5
の操作によって設定された情報を記憶しているシャッタ
情報用レジスタRGTvの内容を減産し、その結果(絞り情
報Av)を絞り情報用レジスタRGAvに記憶させる。尚マイ
クロコンピュータCOM内の全レジスタの内容は電池BATが
装填されている間は保持されているものとする。又電池
BATを最初に装填した場合は、使用頻度の高い値、例え
ば1/125秒なる情報が初期設定されているものとする。
[ステップ6] オートブラケットの露出段数情報を記
憶しているレジスタRGBRの内容を絞りのブラケット段数
用レジスタRGBAに記憶させる。又シャッタのブラケット
段数用レジスタRGBTの内容を零(0)にする。
[ステップ7] オートブラケットモードが設定されて
いる否かを示すフラグFABRの状態を判別する。今オート
ブラケットモードが設定されていないとすると、ステッ
プ8ヘ進む。
[ステップ8] 多重撮影モードが設定されているか否
かを示すフラグFMEの状態を判別する。今多重撮影モー
ドが設定されていないとすると、ステップ9へ進む。
[ステップ9] オートブラケットスイッチswABRが操
作された否かを示すフラグFsABを0にリセットする。又
多重撮影スイッチswMEが操作された否かを示すフラグFs
MEを0にリセットする。
[ステップ10] 絞り情報用レジスタRGAvの内容を出力
ポートPEDより、又シャッタ情報用レジスタRGTvの内容
を出力ポートPTDより、それぞれ出力する。これによ
り、表示器SEG5には演算により求められた絞り値が、表
示器SEG1には設定されたシャッタ秒時が、それぞれ表示
される。
[ステップ11] レリーズ釦1の第2ストロークが行わ
れ、第2ストロークスイッチsw2のオン信号が入力ポー
トPA1に入力されているか否かの判別を行う。今第2ス
トロークスイッチsw2のオン信号が入力されていないと
すると、スタートへ戻る。又第1ストロークスイッチsw
1のオン信号が入力されている間は、このルーチンによ
り被写体輝度情報、フィルム感度情報、設定情報から演
算情報を得、これら情報を表示させておくことができ
る。
また、絞り優先モードが設定されていたとすると、ス
テップ4→ステップ12→ステップ13へと進む。
[ステップ13] レジスタRGEvの内容から、ダイアル5
及び絞り値設定用スイッチswMの操作によって設定され
た情報を記憶しているレジスタRGAvの内容を減算し、そ
の結果をシャッタ情報用レジスタRGTvに記憶させる。尚
電池BATを最初に装填した場合は、使用頻度の高い値、
例えばF5.6なる情報が初期設定されるものとする。
[ステップ14] オートブラケットの露出段数情報を記
憶しているブラケット段数用レジスタRGBRの内容をシャ
ッタブラケット段数用レジスタRGBTに記憶させる。又絞
りブラケット段数用レジスタRGBAの内容を零にする。
以後絞り優先モードの場合も先のシャッタ優先モード
時と同様のシーケンスを進み、ステップ10にて設定され
た絞り値が表示器SEG5に、演算により求められたシャッ
タ秒時が表示器SEG1に、それぞれ表示される。
又マニアル露出モードが設定されているとすると、ス
テップ4→ステップ12→ステップ15へと進む。
[ステップ15] ダイアル5の操作によって設定された
シャッタ秒時情報を記憶しているレジスタRGTMの内容を
シャッタ情報用レジスタRGTvに記憶させる。これはマニ
アル露出モードでオートブラケット撮影が設定された
時、レジスタRGTvの内容は撮影毎に変化してしまうの
で、ダイアル5の操作により設定された情報はそのまま
記憶させておくためで、詳細は後述する。
以後は絞り優先モードの場合と同様のシーケンスを進
み、ステップ10にて設定された絞り値が表示器SEG5に、
設定されたシャッタ秒時が表示器SEG1に、それぞれ表示
される。
次に測光タイマ動作中のダイアル操作による情報設定
時について述べる。前述のシーケンスの途中にレリーズ
釦1の押圧(第1ストローク)が停止されると、第1ス
トロークスイッチsw1のオフ信号が入力され、プログラ
ムはステップ1からステップ20へ進む。
[ステップ20] スイッチ蓋6の開操作が行われたか否
かをスイッチswSETの状態より判別する。スイッチ蓋6
が閉じたままであるとすると、入力ポートPA9にスイッ
チswSETのオフ信号が入力されるので、ステップ21へ進
む。
[ステップ21] 測光タイマが動作中か否かの判別を行
う。ここではステップ2で測光タイマを動作させた直後
であるので、ステップ22へ進む。
[ステップ22] 入力ポートPP0,PP1の入力状態により
シャッタ優先モードが設定されているか否かの判別を行
う。今、シャッタ優先モードが設定されているとすれ
ば、ステップ23へ進む。
[ステップ23] ここではダイアル5の操作に伴う情報
読み取りルーチンを実行する。ここで、ダイアル操作に
伴う情報読み取りルーチンを第8図により説明する。
『情報読み取りルーチン』 [ステップ80] 入力ポートPH0〜PH3に入力される情報
をダイアル用レジスタRGHに記憶させる。この時レジス
タRGHには、ダイアル5のクリック数に応じた数値と、
ダイアル5の回転方向によりその数値が正か負かの情報
が記憶される。即ち、現在の情報よりも何段階シフトア
ップ或いはシフトダウンさせるかの4ビットの情報が記
憶されることになる。
[ステップ81] 出力ポートPE3のパルス信号を出力す
る。これにより、ダイアルインターフェース回路DIFの
数値は0にリセットされる。
[ステップ82] 元のステップに戻る。
再び第7図のフローチャートに戻る。
[ステップ24] ダイアル操作により設定された数値
(レジスタRGHの内容)とシャッタ情報(レジスタRGTv
の内容)とを加算し、再度シャッタ情報用レジスタRGTv
に記憶させる。又シャッタ情報用レジスタRGTvの内容を
レジスタRGTMに記憶させる。
[ステップ25] レジスタRGTMにシャッタ秒時の最長秒
時の隣りに位置するバルブモードを示すあるコードが記
憶されているか否かの判別を行う。今バルブモードでは
ないとすると、NEXT1へ、つまりステップ3へジャンプ
する。
この様にしてレリーズ釦1の押圧(第1ストローク)
が停止された後の測光タイマ中は、ダイアル5の操作に
より設定情報を変更することができ、その後は前述のス
テップ3以降のルーチンを実行することにより、ステッ
プ10にて絞り値及びシャッタ秒時を表示器SEG1,SEG5
に、それぞれ表示させることができる。
また、絞り優先モートが設定されていたとすると、ス
テップ22→ステップ26→ステップ27へと進む。
[ステップ27] ここではステープ23と同様、ダイアル
5の操作に伴う情報読み取りルーチンを実行する。
[ステップ28] ダイアル操作により設定された数値
(レジスタRGHの内容)と絞り値情報(レジスタRGAvの
内容)とを加算し、再度絞り情報用レジスタRGAvに記憶
させる。又絞り優先モードの場合も、NEXT1へ、つまり
ステップ3へジャンプし、シャッタ秒時優先モード時と
同様、ステップ10にて絞り値及びシャッタ秒時を表示器
SEG1,SEG5に、それぞれ表示させることができる。
又マニアル露出モードが設定されているとすると、ス
テップ22→ステップ26→ステップ29へと進む。
[ステップ29] 絞り値設定用スイッチswMのオンオフ
状態の判別を行う。マニアル露出モード時に絞り値設定
用スイッチswMを操作し、ダイアル操作を行うことによ
り絞り値を、ダイアル操作のみを行うことによりシャッ
タ秒時を、それぞれ変更可能とする構成となっているた
め、ここで前記スイッチswMがオンの時は絞り優先モー
ド時と同様のルーチン(ステップ27)の実行へと進み、
オフの時にはシャッタ優先モード時と同様のルーチン
(ステップ23)の実行へと進む。
レリーズ釦1の押圧操作が停止されてから所定時間が
経過すると、測光タイマ動作が終了する。これに伴って
プログラムはステップ21からステップ30へと進む。
[ステップ30] 出力ポートPTD,PFL,PABA,PME,PFDの出
力を“0"にし、表示器SEG1〜SEG5(但し表示器SEG2は存
在しない)の表示を全て消灯させる。又出力ポートPFの
出力を“0"にし、トランジスタTRbatをオフさせて電源V
ccの供給を停止させる。
[ステップ31] ステップ9と同様、オートブラケット
スイッチswABRが操作されたか否かを示すフラグFsAB及
び多重撮影スイッチswMEが操作されたか否かを示すフラ
グFsMEを共に0にリセットする。
次にプログラムはスタートへジャンプする。従って、
測光タイマ終了後は、ステップ1→ステップ20→ステッ
プ21→ステップ30→ステップ31のスタンバイモードを繰
り返すことになる。
次に、オートブラケットコード設定時について説明す
るが、その前にオートブラケットモード設定の為にスイ
ッチ蓋6の開操作のみが行われた場合について述べる。
スイッチ蓋6が開かれるとそれに連動してスイッチswSE
Tがオンし、このオン信号が入力ポートPA9に入力され
る。するとプログラムはステップ20からステップ40へ進
む。
[ステップ40] オートブラケットスイッチswABRの判
別を行う。今スイッチ蓋6が開かれたばかりであり、オ
ートブラケットスイッチswABRの操作はなされていない
ので、ステップ41へ進む。
[ステップ41] 多重撮影スイッチswMEの判別を行う。
同様に多重撮影スイッチswMEの操作はなされていないの
で、ステップ42へ進む。
[ステップ42] 多重撮影スイッチswMEの押圧操作がな
されたか否かを示すフラグFsMEの判別を行う。電池BAT
の装填初期状態及び第1ストロークスイッチsw1のオン
状態時ではステップ9によりフラグFsMEは0のリセット
されているので、ステップ43へ進む。
[ステップ43] オートブラケットスイッチswABRの押
圧操作がなされたか否かを示すフラブFsABの判別を行
う。ステップ42の場合と同様、ステップ9によりフラグ
FsMEは0にリセットされているので、ステップ21へジャ
ンプする。
この様にスイッチ蓋6が開かれ、スイッチswSETのオ
ン信号のみが入力されているだけでは何も実行されな
い。
次に前述の状態からオートブラケットスイッチswABR
の押圧操作が1回行われた場合について説明する。オー
トブラケットスイッチswABRの押圧操作が行われと、こ
れに伴ってオン信号が入力ポートPA11に入力される。す
るとプログラムはステップ40からステップ44へ進む。
[ステップ44] レジスタRGTMの内容がバルブモードに
なっているか否かの判別を行う。バルブモードになって
いる場合は、スタートへ戻り、オートブラケットモード
になることはない。バルブモードになっていない場合
は、ステップ45へ進む。
[ステップ45] オートブラケットスイッチswABRがオ
ンされたことを示すフラグFsABを1にセットし、多重撮
影スイッチswMEがオンであることを示すフラグFsMEを0
にリセットする。
[ステップ46] 出力ポートPTD,PFL,PABR,PME,PFDの出
力を“0"にし、表示器SEG1〜SEG5の表示を全て消灯させ
る。次に出力ポートPABRの出力のみを“1"とし、表示器
SEG3のオートブラケットマークを点灯させる。これによ
り、オートブラケットモードの設定がなされているを明
確に撮影者は知ることができる。
[ステップ47] オートブラケットモードが設定された
ことを示すフラグFABRを1にセットする。
[ステップ48] ステップ23或いはステップ27と同様、
ダイアル5の操作に伴う情報読み取りルーチンを実行す
る。この場合、ステップ80において、例えばダイアル5
により0.5なる段数情報が設定されたとすれば、「−0.
5,0,0.5」の段数で、又1が設定された場合は、「−1,
0,1」の段数で自動的に露出を変化させた、予め設定さ
れている3枚のオートブラケット撮影が行われることに
なる。尚前記「−0.5,0,0.5」の段数による撮影とは、
演算により求められた標準の露出値に対して−0.5段だ
けアンダーの露出値、標準の露出値、標準の露出値に対
して0.5段だけオーバーの露出値、の3段階の露出値に
よって撮影が連続して行われることを意味する。
[ステップ49] ブラケット段数用レジスタRGBRの内容
とダイアルの内容を加算し、再度レジスタRGBRに記憶さ
せる。前述の様に、ダイアル5の1クリックによる最小
分解能は0.5段毎でも、1段毎でも自由に設定できるも
のとする。なおシャッタ秒時及び絞り値の分解能と異な
る場合は、レジスタRGBRの内容を整数倍にするプログラ
ムを挿入すれば良く、ここでは本案とは関係ないので詳
細な説明は省略する。又前記レジスタRGBRの内容を出力
ポートPFDより出力し、表示器SEG5に例えば「0.5」なる
段数を示す数値を表示させる。尚、この時使用されるデ
コーダFD,表示器SEG5は絞り表示にも兼用しているもの
であり、絞り値のデコードはアペック値のAvよりFナン
バー数に、オートブラケットのデコードは例えば0.5段
毎の数値である為、デコード内容を変更する必要がある
が、出力ポートPFDからの出力が例えば5ビットあると
すれば、32種類のデータを送ることができるので、絞り
値表示がF1.4〜F32で0.5段毎とすると全部で14種類、オ
ートブラケットの表示が0〜5で0.5段毎とすると全部
で11種類、計30種類、ブランクコードを入れて31種類と
なり、出力ポートPFDにデータを送る際にある定数を加
算することによってデコーダFDはどちらの情報であるか
を判別することができ、適切な数値表示が可能となる。
[ステップ50] 多重撮影モードが設定されているか否
かを示すフラグFMEの判別を行う。多重撮影モードでな
い時はスタートへ戻る。多重撮影モードである場合はス
テップ51へ進む。
[ステップ51]多重撮影回数用レジスタRGMEの内容を
「3」にする。これはオートブラケット撮影回数が予め
3回と決まっているので、多重撮影時の回数が任意に設
定されてあっても強制的に3回にして、撮影者の操作ミ
スを防ぐと共に、誤露出の危険性をなくすためである。
次にプログラムはスタートに戻る。また、1度スイッチ
swABRのオン信号が入力されると、その後はステップ45
でフラグFsABを1にセットしているため、swABRのオフ
信号が入力されてもプログラムはステップ40→ステップ
42→ステップ43→ステップ48と進み、ダイアル5でのオ
ートブラケット段数変更モードを維持し続けることがで
き、撮影者はスイッチswABRの押圧操作を停止した状態
でダイアル5の操作を行うことが可能となる。
オートブラケット段数変更モードの解除は、第1スト
ロークスイッチsw1をオンさせること、或いはスイッチ
蓋6を閉じてスイッチswSETをオフさせることで行え
る。つまり、第1ストロークスイッチsw1のオン信号が
入力されると、ステップ1→ステップ2→ステップ3→
……とプログラムが進み、ステップ9でフラグFsABが0
にリセットされ、その表示もステップ10で通常の表示に
切替わる。またスイッチswSETのオフ信号が入力される
と、ステップ20→ステップ21→ステップ30→ステップ31
と進むプログラムの過程において、ステップ30でオート
ブラケットマーク表示が消え、ステップ31でフラグFsAB
がリセットされて再度オートブラケット段数変更モード
に進むことはない。
次に、オートブラケットモード時の露出演算について
説明する。シャッタ優先モードの場合は、ステップ6で
述べた様にブラケット段数用レジスタRGBRの内容は絞り
ブラケット段数用レジスタRGBAに、又シャッタ優先モー
ドとマニアル露出モードの場合は、ステップ14で述べた
様にシャッタブラケット段数用レジスタRGBTに、それぞ
れ記憶させている。ステップ7では、オートブラケット
モードでありフラグFABRが1にセットされているので、
ステップ52へ進む。
[ステップ52] ブラケット段数用レジスタRGBRの内容
が零か否かの判別を行う。もしその内容が零であるとす
れば、同一の露出(実施例では標準の露出)で3回の撮
影が行われてしまい、無意味のため、オートブラケット
撮影を禁止する必要がある。従ってこの場合はステップ
53へ進む。
[ステップ53] オートブラケットモードを示すフラグ
FABRを0にリセットする。又出力ポートPABRの出力を
“0"にし、オートブラケットマーク表示を消灯させる。
次にステップ8へ進むことにより、オートブラケット
の露出演算は行わず、且つフラグFsABを0にリセットし
て通常のルーチンを実行する。
前記ステップ52において、ブラケット段数用レジスタ
RGBRの内容が零でなかった場合は、その段数情報で露出
演算及びオートブラケットマークの表示を行う必要があ
るので、ステップ54へ進む。
[ステップ54] 出力ポートPABRの出力を“1"とし、オ
ートブラケットマークを表示させる。これはオートブラ
ケットモード設定状態からスイッチ蓋6が閉じられるこ
とでスイッチswSETがオフとなった時、ステップ30で表
示が全て消されるため、第1ストロークスイッチsw1が
オンされた場合は再度点灯させる必要があるからであ
る。
[ステップ55] 第1ストロークスイッチsw1がオンさ
れているか否かの判別を行う。オンされている時はステ
ップ56へ進む。
[ステップ56] 絞り情報用レジスタRGAvの内容と絞り
ブラケット段数用レジスタRGBAの内容を加算し、再度レ
ジスタRGAvに記憶させる。又シャッタ情報用レジスタRG
Tvの内容とシャッタブラケット段数用レジスタRGBTの内
容を加算し、再度レジスタRGTvに記憶させる。これは、
シャッタ優先モード時には演算された絞り情報を、絞り
優先モード時には演算されたシャッタ秒時情報をオート
ブラケット段数に応じて変更することを意味する。つま
りステップ49の時点でオートブラケット段数を負の数に
ならない様に設定するとすれば、ステップ56での演算後
の値は標準露出値に対してアンダー側の露出値となる。
また、マニアル露出モードでは、絞り優先モードと同様
なステップ14を通過するため、シャッタ秒時の変更とな
り、従来カメラの如く絞り値の変更とはならないので、
被写界深度の一定な、露出のみ切替わるオートブラット
撮影が可能となる。
また、前記ステップ55で第1ストロークスイッチsw1
がオフされていることを判別した場合は、測光タイマ動
作中であるので、ステップ56の露出演算は行わず、ステ
ップ10にて標準露出値を表示させることになる。この場
合でも、撮影する際はレリーズ釦1の第1ストロークが
必ずなされるため、ステップ56は必ず通過し、よってオ
ートブラケット撮影には問題ない。
この様に、オートブラケットモードでは、第1ストロ
ークスイッチsw1がオンされている場合はオートブラケ
ットがかかった状態での露出値が、つまりこの実施例で
はアンダー側の露出値が表示され、測光タイマ動作中は
標準露出値が表示されることになる。これにより、撮影
者は容易にオートブラケットの露出値を認識することが
可能となる。
次に、オートブラケットモード設定後にダイアル5の
操作によりバルブモードを設定した場合について述べ
る。バルブ撮影でのブラケット撮影は基本的に無意味な
ため、オートブラケットモードを解除した方が効果的で
ある。従ってステップ25でバルブモードであると判別し
た場合はステップ57へ進む。
[ステップ57] 出力ポートPABRの出力を“0"にし、オ
ートブラケットマーク表示を消灯させる。又オートブラ
ケットモードのフラグFABRを0にリセットする。
次に、多重撮影モード設定時について述べる。スイッ
チ蓋6が開かれることに連動してスイッチswMEのオン信
号が入力されると、ステップ41からステップ60へ進む。
[ステップ60] 多重撮影スイッチswMEがオンしたこと
を示すフラグFsMEを1にセットする。又オートブラケッ
トスイッチswABRがオンしたことを示すフラグFsABを0
にリセットする。
[ステップ61] 出力ポートPTD,PFL,PABR,PME,PFDの出
力を“0"にし、全ての表示を消灯させる。次に出力ポー
トPMEのみの出力を“1"とし、多重撮影モードマークを
表示器SEG4に表示させる。
[ステップ62] 多重撮影モードを示すフラグFMEを1
にセットする。
[ステップ63] オートブラケットモードであるか否か
の判別を行う。オートブラケットモードであれば、ステ
ップ64へ進む。
[ステップ64] オートブラケットモードであるので、
ステップ51と同様、多重撮影回数を強制的に3回に設
定、即ち多重撮影枚数用レジスタRGMEの内容を「3」に
する。
前記ステップ63でオートブラケットモードが設定され
ていなかった場合は、ステップ65へ進む。
[ステップ65] ステップ48等と同様、ダイアル操作に
伴う情報読取ルーチンを実行する。
[ステップ66] 多重回数用レジスタRGMEの内容とダイ
アルレジスタRGHの内容を加算し、再度レジスタRGMEに
記憶させる。尚多重回数は整数であるので、もしダイア
ル5の1クリックの分解能が0.5段であるとすれば、ダ
イアル用レジスタRGHの内容を2倍した上で加算するこ
とになる。又前記レジスタRGHの内容が負の数にならな
い様にする必要もあるが、ここでは省略する。
[ステップ67] 多重回数用レジスタRGMEの内容を出力
ポートPFDより出力し、表示器SEG5に表示させる。
次にプログラムはスタートへ戻る。また、1度スイッ
チswMEのオン信号が入力されると、ステップ60にてフラ
グFsMEが1にセットされているため、その後スイッチsw
MEのオフ信号が入力されても、ステップ41→ステップ42
→ステップ63と進み、多重撮影回数設定モードを維持す
ることが可能となる。オートブラケット段数変更モード
から多重撮影設定モードに移行させるのは、スイッチsw
MEを1回オンすれば良いし、また逆の移行も、スイッチ
swABRを1回オンすれば良いことは、第7図のフローか
らも明白である。
次に、多重回数を一旦設定しておき、次いで多重回数
を零(0)にした場合は、多重撮影モードを解除し、多
重撮影マークを消灯させる必要がある。このプログラム
はステップ8でフラグFMEが1にセットされているの
で、ステップ68へ進むことによって行われる。
[ステップ68] 多重撮影回数用レジスタRGMEの内容が
零であれば、ステップ69へ進む。
[ステップ69] 多重撮影モードを示すフラグFMEを0
にリセットする。又出力ポートPMEの出力を“0"にし、
多重撮影マークの表示を消灯させる。
前記ステップ68で多重撮影回数用レジスタRGMEの内容
が零でない場合は、ステップ70へ進む。
[ステップ70] 出力ポートPMEの出力を“1"とし、多
重撮影マークを表示させる。これはステップ30で表示を
全て消灯させるので、再度レリーズ釦1の第1ストロー
クがなされたら多重撮影モードであることを撮影者に知
らしめるためである。
以上の様にして撮影の準備段階が終了する。
次に、レリーズ釦1の第2ストロークが行われた後の
シーケンスについて説明する。レリーズ釦1の第2スト
ロークが行われ、第2ストロークスイッチsw2のオン信
号(レリーズ信号)が入力ポートPA1に入力されると、
第7図のステップ11から第9図のステップ100へ進む。
[ステップ100] オートブラケットモードが設定され
ているか否かをフラグFABRの状態により判別する。オー
トブラケットモードであればステップ101へ、そうでな
ければステップ102へ進む。
[ステップ101] 出力ポートPFLの出力を“1"とし、表
示器SEG3でのオートブラケットマークを点滅表示させ
る。これにより、撮影者はオートブラケット撮影が開始
されたことを確実に知ることができる。
[ステップ102] 入力ポートPA6にセルフスイッチSELF
のオン信号が入力されているか否かの判別を行う。オン
信号が入力されていればセルフタイマによる撮影である
のでステップ103へ、そうでなければステップ104へ進
む。
[ステップ103] セルフタイマにより10秒を計時す
る。
[ステップ104] 絞り情報用レジスタRGAvの内容を出
力ポートPAVから出力する。これにより、絞り制御用ド
ライブ回路DAVは前記レジスタRGAvの内容を実絞り情報
に変換し、ステッピングモータ等の絞り駆動用アクチュ
エータCAVを介して絞り制御を開始する。
[ステップ105] 出力ポートPE0よりパルス信号を出力
し、トランジスタTR0をオンにして第1緊定のコンビネ
ーションマグネットであるミラーアップ用マグネットMG
0に通電させる。これにより、ミラーは公知のバネ力に
よりアップする。
[ステップ106] 入力ポートPA2にミラーアップ終了を
検知するスイッチswMRUPのオン信号が入力されているか
否かの判別を行う。ここではオン信号が入力されるまで
の間、つまりミラーが完全にアップするまでこのループ
を繰り返し、完全にアップするとステップ107へ進む。
[ステップ107] シャッタ情報用レジスタRGTvの内容
はアペックス値であるので、実時間データに変換(伸
長)する。
[ステップ108] 出力ポートPE1よりパルス信号を出力
し、トランジスタTR1をオンにしてシャッタ先幕用マグ
ネットMG1に通電させる。これにより、シャッタ先幕が
走行する。
[ステップ109] レジスタRGTMの内容がバルブモード
になっているか否かの判別を行う。バルブモードになっ
ていれば、ステップ110へ、そうでなければステップ111
へ進む。
[ステップ110] 第2ストロークスイッチsw2のオフ信
号が入力されるのを待つ。これはバルブモードであるの
で、第2ストロークスイッチsw2のオン信号が入力され
ている間はシャッタを開放にしておく必要があるからで
ある。
[ステップ111] バルブモードでないので、ステップ1
07で伸長されたデータによる実時間カウントを行い、演
算されたシャッタの秒時の計時を行う。
[ステップ112] 実時間カウントが終了すると、出力
ポートPE2よりパルス信号を出力し、トランジスタTR2を
オンにしてシャッタ後幕用マグネットMG2に通電させ
る。これにより、シャッタ後幕が走行する。
[ステップ113] 入力ポートPA5にシャッタ後幕スイッ
チswCN2のオン信号が入力されているか否かの判別を行
う。ここではオン信号が入力されるまでの間、つまりシ
ャッタ後幕の走行が完了するまでこのループを繰り返
し、完了するとステップ114へ進む。
[ステップ114] 出力ポートPAVの出力を“0"にする。
これにより、絞りは開放状態に復帰する。
[ステップ115] 出力ポートPDの出力を“1"とし、ト
ランジスタTR3をオンにしてミラーダウンやシャッタチ
ャージの為のチャージ用モータMDを回転させる。
[ステップ116] 多重撮影モードが設定されているか
否かをフラグFMEの状態により判別する。多重撮影モー
ドであれば、ステップ117へ、そうでなければステップ1
20へ進む。
[ステップ117] 多重回数用レジスタRGMEの内容から
1を減算し、再度前記レジスタRGMEに記憶させる。
[ステップ118] 多重回数用レジスタRGMEの内容が零
であるか否かの判別を行う。零であればステップ119
へ、零でなければステップ121へ進む。
[ステップ119] 多重回数用レジスタRGMEの内容が0
であるということは多重撮影が終了したわけであるか
ら、多重撮影モードを示すフラグFMEを0にリセットす
る。又出力ポートPMEの出力を“0"にし、多重撮影マー
ク表示を消灯させる。
[ステップ120] フィルム給送用のタイマをスタート
させる。又出力ポートPBの出力を“1"とし、トランジス
タTR5をオンにしてフィルム給送用モータMBを回転させ
る。
多重撮影モードが継続されている場合は多重回数用レ
ジスタRGMEの内容が零でないので、ステップ118からス
テップ121へ進み、ステップ120を通過しないのでフィル
ム給送が行われることはない。従って多重撮影が行われ
る。また多重撮影が終了すると、前記レジスタRGMEの内
容が零になるので、前述の如く多重撮影モードを解除し
た後にステップ120でフィルム給送が行われることにな
る。
[ステップ121] 入力ポートPA3にチャージ完了検知用
スイッチswCGEのオン信号が入力されているか否かの判
別を行う。オン信号が入力されていない、つまりチャー
ジが完了していない場合はステップ123へ進み、チャー
ジが完了するとステップ122へ進む。
[ステップ122] チャージが完了したので、出力ポー
トPDの出力を“0"にし、チャージ用モータMDへの通電を
断つ。
[ステップ123] 入力ポートPA4にフィルム1駒給送完
了毎にオンするスイッチswFLMのオン信号が入力されて
いるか否かの判別を行う。オン信号が入力されていな
い、つまりフィルム1駒の給送が完了していない場合に
はステップ124へ進み、完了するとステップ125へ進む。
[ステップ124] フィルム給送用タイマの状態を判別
する。フィルムが終了するとそれ以上フィルム給送はで
きないので前記スイッチswFLMがオンすることはなく、
この様な場合には例えば1秒タイマであるフィルム給送
用タイマでの計時が終了する。計時が終了するとステッ
プ150へ進み、終了していない時はステップ121へ戻り、
前述のシーケンス(ステップ121→ステップ123)を繰り
返す。
[ステップ125] ステップ123でスイッチswFLMのオフ
信号が入力されたことを検知すると、出力ポートPBの出
力を“0"にし、トランジスタTR5をオフにしてフィルム
給送用モータMBを停止させる。
[ステップ126] オートブラケットモードが設定され
ているか否かをフラグFABRの状態により判別する。オー
トブラケットモードでなければステップ132へ、そうで
あればステップ127へ進む。
[ステップ127] オートブラケット撮影が3回行われ
たか否かの判別を行う。前述した様にオートブラケット
撮影はアンダー、標準、オーバーの3段階の露出値で連
続的に行われる撮影であるので、3回の撮影が終了しな
い場合はステップ128へ進む。
[ステップ128] 絞り情報用レジスタRGAvの内容から
絞りブラケットステップ用レジスタRGBAの内容を減算
し、再度前記レジスタRGAvに記憶させる。又シャッタ秒
時情報用レジスタRGTvの内容からシャッタブラケット段
数用レジスタRGBTの内容を減算し、再度前記レジスタRG
Tvに記憶させる。ここで第7図のステップ56と同様にシ
ャッタ優先、絞り優先、マニアル露出モードでも同一の
プログラムで良いのは、ステップ6,ステップ14でレジス
タRGBA,RGBTの内容を変更したためである。尚2回目の
撮影では標準露出となり、3回目の撮影ではオーバー露
出になるのはこの演算式(減算式)から明白であろう。
[ステップ129] 出力ポートPFD,PTDよりレジスタRGA
v,RGTvの内容を出力し、この時のシャッタ秒時情報及び
絞り値情報の各表示を行わせる。
次にプログラムはNEXT2、即ちステップ104へジャンプ
する。つまり第2ストロークスイッチsw2のオンオフ状
態いかんに拘わらず(レリーズ信号が発生しているか否
かに関係なく)、次の撮影に入る。又この時の撮影がセ
ルフモードであっても、2回目,3回目はセルフタイマは
実行せずに次の撮影に入る。
[ステップ130] 第1ストロークスイッチsw1のオフ信
号が入力されているか否かの判別を行う。この時オフ信
号が入力されていない場合は、ステップ128,ステップ12
9で演算された表示を見ることができる。換言すれば、
この時は最終のオーバー露出値を確認することができ
る。従って、前記ステップ55の判別表示で1回目のアン
ダー露出値を見れたことにより、オートブラケット撮影
時のアンダー露出値、標準値、オーバー露出値の全ての
露出表示を撮影シーケンスの中で確認することが可能と
なる。第1ストロークスイッチsw1のオフ信号が入力さ
れると、ステップ131へ進む。
[ステップ131] オートブラケットモードを示すフラ
グFABRを0にリセットする。又出力ポートPFLの出力を
“0"にし、オートブラケットマークの点滅表示を消灯さ
せる。
次にプログラムはスタートに戻り、スタンバイモード
になる。
次に、オートブラケットモードでない場合について述
べる。この場合、フラグFABRが0であるので、ステップ
126からステップ132へ進む。
[ステップ132) 入力ポートPA7に入力するスイッチsw
CSのオンオフ状態より連写モードであるか単写モードで
あるかの判別を行う。連写モードの場合はスタートへ戻
り、この場合はレリーズ釦1の押圧操作がなされ、第1,
第2ストロークスイッチsw1,2のオン信号が入力されて
いるので、次の撮影に入る。また単写モードの場合はス
テップ133へ進む。
[ステップ133] 第1ストロークスイッチsw2のオフ信
号が入力されるのを待つ。単写モードであるので撮影者
がレリーズ釦1の押圧操作を停止しない限り次の撮影シ
ーケンスには進まない。オフ信号が入力されると、スタ
ートへ戻る。
次に、撮影の途中でフィルムが終了した場合について
述べる。この場合、前述した様に例えば1秒タイマであ
るフィルムタイマでの計時が終了するので、ステップ12
4からステップ150へ進む。
[ステップ150] 出力ポートPCの出力を“1"とし、ト
ランジスタTR5をオンにしてリワインド用モータMCを回
転させる。これにより、フィルムの巻戻しが開始され
る。
[ステップ151] フィルムの巻戻しが終了したか否か
を検知するために使用するリワインドタイマをスタート
させる。
[ステップ152] フィルムスイッチswFLMの状態が変化
しているか否かの判別を行う。変化すればステップ151
へ戻り、再度リワインドタイマをスタートさせる。変化
がなければステップ153へ進む。
[ステップ153] リワインドでの計時が終了したか否
かの判別を行う。終了していなければステップ152へ戻
る。
以上からわかるように、1駒と1駒の給送の間はステ
ップ152,ステップ153のループを進み、1駒の給送完了
を検知するとステップ152からステップ151へ進み、フィ
ルム巻戻し時はこのループを繰り返すことになる。その
後パトローネの中に全てのフィルムが巻き込まれると、
例えばパトローネが回転しなくなってフィルムスイッチ
swFLMの状態変化がなくなる。これを検知すると、ステ
ップ154へ進む。
[ステップ154] 出力ポートPCの出力を“0"にし、ト
ランジスタTR5をオフにしてリワインド用モータMCを停
止させる。これにより、フィルムの巻戻しが終了とな
る。
[ステップ155] オートブラケットモードを示すフラ
グFABRを0にリセットする。又出力ポートPFLの出力を
“0"にし、オートブラケットマークの点滅表示を消灯さ
せる。
次にプログラムはスタートに戻る。
また、オートブラケット撮影の途中、つまり本来なら
3回連続して撮影しなければならないのに途中でフィル
ム終了となった場合は、1駒目或いは2駒目でステップ
150以後のルーチンに入ってしまう。この様な場合、新
たに装填されたフィルムオートブラケット撮影が続行さ
れることは、被写体が異なる危険性や撮影者が誤解する
可能性がある為、そのことを撮影者に知らしめると同時
に、オートブラケットモードを解除することが望まし
い。これを第9図のフローチャートでみると、ステップ
101でオートブラケットマークの点滅表示を行わせた後
にフィルムが終了した時は自動的にフィルム巻戻しへと
移行する。このフィルム巻戻しの実行中はまだオートブ
ラケットマークの点滅表示の解除を行っていない。従っ
て、通常であれば表示されることのないオートブラケッ
トマーク表示がフィルム巻戻しの間になされることで、
オートブラケット撮影が完全に終了しないでフィルムが
終了してしまったことを撮影差は知ることができる。つ
まりその警告表示となる。また、ステップ155でオート
ブラケットモードを示すフラグFABRを0にリセットする
ため、従来カメラの如く新たに装填されたフィルムへオ
ートブラケット撮影が続行されるといった不都合もなく
なる。
本実施例によれば、露出モードがマニアル露出モード
の場合は、ダイアル5を操作することでシャッタ秒時が
変更となり、絞りスイッチswMを押しながらダイアル5
の操作を行うことにより絞り値が変更となるような構成
にしているため、スペース面においても、デザイン面に
おいても問題はなく、各情報設定もダイアル5にて行う
ことができるので、操作のし易いものとなる。また、前
述の如き構成にしているため、ダイアルインターフェー
ス回路DIFは従来のままで済み、回路負荷をも軽減する
ことができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、マニアル露出
モードにおいて、押圧式操作部材の押圧又は非押圧でシ
ャッタ秒時と絞り値の設定切換えを行わせるようにして
おり、例えばマニアル露出モード時に、まず、押圧式操
作部材を非操作のままダイアル操作によりシャッタ秒時
の設定を行わせ、シャッタ秒時設定後の絞り値設定に際
しては押圧式操作部材を押圧操作するだけで以後のダイ
アル操作により絞り値設定を行わせるようにしたから、
ダイアル操作部材の操作にてシャッタ秒時又は絞り値の
設定を極めて操作性良く行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
そのフローチャート、第3図は第1図図示実施例を具体
化したマイクロコンピュータ及び周辺回路を示す回路
図、第4図はそのカメラの正面図、第5図は同じく上面
図、第6図は同じく裏面図、第7〜9図はフローチャー
トである。 1……レリーズ釦、2,3……操作レバー、4……露出モ
ード選択つまみ、5……ダイアル、6……スイッチ蓋、
7……収納部、swABR……オートブラケットスイッチ、s
wME……多重撮影スイッチ、COM……マイクロコンピュー
タ、101……制御手段、103……シャッタ秒時情報読込み
手段、104……絞り値情報読込み手段、107……押圧式ス
イッチ手段、108……ダイアル式情報設定手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッタ秒時と絞り値情報の両者をマニア
    ル操作にて設定した状態で撮影を行うマニアル露出モー
    ドで、シャッタ秒時又は絞り値情報のうちの一方の情報
    をプリセット情報としてマニアル操作にて設定し、該設
    定されたプリセット情報と測光値に基づいて他方の情報
    を演算して撮影を行う自動露出モードとを有するカメラ
    において、 前記マニアル露出モードと自動露出モードを選択して設
    定するモード設定操作部材と、シャッタ秒時又は絞り値
    情報を設定するためのダイアル操作部材と、押圧式操作
    部材とをカメラ本体に配すると共に、前記モード設定操
    作部材にてマニアル露出モードが設定されている際に前
    記押圧式操作部材が押圧又は非押圧の一方の状態にある
    場合、前記ダイアル操作部材の操作により設定される情
    報をシャッタ秒時情報として入力し、前記押圧式操作部
    材が押圧又は非押圧の他方の状態にある場合、前記ダイ
    アル操作部材の操作により設定される情報を絞り値情報
    として入力し、更に前記モード設定操作部材にて自動露
    出モードが設定されている際に前記押圧式操作部材の状
    態にかかわらず前記ダイアル操作部材の操作により設定
    される情報を前記プリセット情報として入力する情報設
    定回路を設けたことを特徴とするカメラ。
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