JP2608669B2 - 水和セライトおよびdnaの精製 - Google Patents
水和セライトおよびdnaの精製Info
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- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/10—Processes for the isolation, preparation or purification of DNA or RNA
- C12N15/1003—Extracting or separating nucleic acids from biological samples, e.g. pure separation or isolation methods; Conditions, buffers or apparatuses therefor
- C12N15/1006—Extracting or separating nucleic acids from biological samples, e.g. pure separation or isolation methods; Conditions, buffers or apparatuses therefor by means of a solid support carrier, e.g. particles, polymers
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分子生物学の分野に関
する。特定すれば、本発明は、デオキシリボ核酸の精製
の領域に関する。
する。特定すれば、本発明は、デオキシリボ核酸の精製
の領域に関する。
【0002】
【従来の技術】分子生物学における絶え間無い進歩およ
び関連した技術が、進歩した技術の十分な賞賛および開
発に関連した手段の改良に対する絶え間無い要求を示
す。
び関連した技術が、進歩した技術の十分な賞賛および開
発に関連した手段の改良に対する絶え間無い要求を示
す。
【0003】広い範囲の技術は、さまざまな形態のデオ
キシリボ核酸(DNA)の使用を含む。例えば、組換え
DNA技術の領域における進歩は、プローブ、ゲノミッ
クDNA、およびプラスミドDNAの形態の使用を絶え
ず必要とする。
キシリボ核酸(DNA)の使用を含む。例えば、組換え
DNA技術の領域における進歩は、プローブ、ゲノミッ
クDNA、およびプラスミドDNAの形態の使用を絶え
ず必要とする。
【0004】治療の領域における進歩もさまざまな方法
でDNAを利用し続ける。例えば、DNAプローブはヒ
トの病原体の検出および治療において日常的に使用され
ている。同様に、DNAは遺伝的疾患の検出において使
用される。DNAは、食物の汚染物の検出にも使用され
る。そして、DNAプローブは、遺伝子マッピングから
クローニングおよび組換え体の発現にわたる範囲のさま
ざまな動機に対して興味あるDNAの所在を見つけだ
し、同定し、そして単離するのに日常的に使用される。
でDNAを利用し続ける。例えば、DNAプローブはヒ
トの病原体の検出および治療において日常的に使用され
ている。同様に、DNAは遺伝的疾患の検出において使
用される。DNAは、食物の汚染物の検出にも使用され
る。そして、DNAプローブは、遺伝子マッピングから
クローニングおよび組換え体の発現にわたる範囲のさま
ざまな動機に対して興味あるDNAの所在を見つけだ
し、同定し、そして単離するのに日常的に使用される。
【0005】多くの例において、DNAは極めて微量で
利用でき、そして単離法および精製法は骨が折れそして
時間を浪費しうる。時間を浪費し、骨の折れる方法はし
ばしばDNAを損失する。血清、尿、および細菌培養物
から得られた検体からのDNAの精製においては、付加
的な汚染の危険および偽陽性の結果が存在する。
利用でき、そして単離法および精製法は骨が折れそして
時間を浪費しうる。時間を浪費し、骨の折れる方法はし
ばしばDNAを損失する。血清、尿、および細菌培養物
から得られた検体からのDNAの精製においては、付加
的な汚染の危険および偽陽性の結果が存在する。
【0006】典型的なDNA精製プロトコルは腐食性組
成物および毒性組成物の使用を含む。典型的なDNA精
製プロトコルは、高濃度のカオトロピック(chaot
ropic)な塩、例えば、ヨージドナトリウムおよび
過塩素酸ナトリウムを用いる。
成物および毒性組成物の使用を含む。典型的なDNA精
製プロトコルは、高濃度のカオトロピック(chaot
ropic)な塩、例えば、ヨージドナトリウムおよび
過塩素酸ナトリウムを用いる。
【0007】DNA精製のためのプロトコルは多数存在
する。DNA精製の領域における最近の活動により明ら
かなとおり、最適なDNA精製プロトコルのための絶え
間無い研究が存在する。米国特許第4,923,978
号は、蛋白質およびDNAの溶液をヒドロキシル化され
た支持体に通過させて蛋白質を結合させ、そしてDNA
を溶出するDNAの精製法を開示している。米国特許第
4,935,342号は、アニオン交換体に選択的にD
NAを結合させ、そして次に溶出するDNAの精製法を
開示している。米国特許第4,946,952号は、水
溶性ケトンを用いた沈殿によるDNA単離法を開示して
いる。カオトロプを用いてDNAを透析するDNA精製
法は、米国特許第4,900,677号に開示されてい
る。
する。DNA精製の領域における最近の活動により明ら
かなとおり、最適なDNA精製プロトコルのための絶え
間無い研究が存在する。米国特許第4,923,978
号は、蛋白質およびDNAの溶液をヒドロキシル化され
た支持体に通過させて蛋白質を結合させ、そしてDNA
を溶出するDNAの精製法を開示している。米国特許第
4,935,342号は、アニオン交換体に選択的にD
NAを結合させ、そして次に溶出するDNAの精製法を
開示している。米国特許第4,946,952号は、水
溶性ケトンを用いた沈殿によるDNA単離法を開示して
いる。カオトロプを用いてDNAを透析するDNA精製
法は、米国特許第4,900,677号に開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】DNAを精製するため
の本発明のプロトコルはその目的を達成することができ
るが、得るDNA量を増加させることに加えて、腐食性
および毒性化合物、例えばもっともしばしば用いられる
カオトロプ(chaotropes)を用いずにDNA
を精製することが望まれる。
の本発明のプロトコルはその目的を達成することができ
るが、得るDNA量を増加させることに加えて、腐食性
および毒性化合物、例えばもっともしばしば用いられる
カオトロプ(chaotropes)を用いずにDNA
を精製することが望まれる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、モノマーユニ
ットの組成物:
ットの組成物:
【化13】 (但し、R’はOH;RはSiO2;およびR’’はO
Hである)および、式;
Hである)および、式;
【化14】 (但し、R’は別々にOHまたは
【化15】 ;RはSiO2、そしてR’’は別々にOHまたは
【化16】 である)の該組成物の繰り返しユニットを提供する。上
記繰り返しユニットは約2以上含まれうる。範囲は約2
から約100,000,000、および約2から約10
0,000を含む。
記繰り返しユニットは約2以上含まれうる。範囲は約2
から約100,000,000、および約2から約10
0,000を含む。
【0010】本発明を実施することにより、さまざまな
源から、さまざまな形態のDNAを精製することができ
る。その方法は、本発明の組成物を用い、そして結合緩
衝液、例えばカオトロプを随意に用いることが回避され
る。DNAは水性溶液、例えばTE緩衝液(10mM
トリス、1mM EDTA)に室温で結合させることが
できる。さらに、加熱により本発明の組成物から水中に
DNAを溶出するか、または通常用いられる緩衝液、例
えばTEまたは1×TAEを用いることができる。精製
されるDNAの源は、バクテリア、バクテリオファー
ジ、検体、植物、動物、および類似物を含む。DNAは
さまざまな形態で見いだされ、そして一本鎖、二本鎖、
環状、および直鎖状を含みうる。本発明は、あらゆる源
のあらゆる形態のDNAを用いて実施できる。
源から、さまざまな形態のDNAを精製することができ
る。その方法は、本発明の組成物を用い、そして結合緩
衝液、例えばカオトロプを随意に用いることが回避され
る。DNAは水性溶液、例えばTE緩衝液(10mM
トリス、1mM EDTA)に室温で結合させることが
できる。さらに、加熱により本発明の組成物から水中に
DNAを溶出するか、または通常用いられる緩衝液、例
えばTEまたは1×TAEを用いることができる。精製
されるDNAの源は、バクテリア、バクテリオファー
ジ、検体、植物、動物、および類似物を含む。DNAは
さまざまな形態で見いだされ、そして一本鎖、二本鎖、
環状、および直鎖状を含みうる。本発明は、あらゆる源
のあらゆる形態のDNAを用いて実施できる。
【0011】本発明は、モノマーユニットの組成物:
【化17】 (但し、R’はOH;RはSiO2;およびR’’はO
Hである)および、式;
Hである)および、式;
【化18】 (但し、R’は別々にOHまたは
【化19】 ;RはSiO2、そしてR’’は別々にOHまたは
【化20】 である)の該組成物の繰り返しユニットおよび、その上
記モノマーおよび繰り返しユニットからなる組成物を提
供する。上記繰り返しユニットは約2以上含まれうる。
範囲は約2から約100,000,000、および約2
から約100,000を含む。
記モノマーおよび繰り返しユニットからなる組成物を提
供する。上記繰り返しユニットは約2以上含まれうる。
範囲は約2から約100,000,000、および約2
から約100,000を含む。
【0012】表面はDNAの結合のために提供され、そ
して表面からDNAが容易に回収される。また、DNA
を、式
して表面からDNAが容易に回収される。また、DNA
を、式
【化21】 (但し、R’はOH;RはSiO2;およびR’’はO
Hである)の組成物および、式;
Hである)の組成物および、式;
【化22】 (但し、R’は別々にOHまたは
【化23】 ;RはSiO2、そしてR’’は別々にOHまたは
【化24】 である)からなる該組成物の繰り返しユニットと接触さ
せることよりなる、DNAの精製法も提供される。
せることよりなる、DNAの精製法も提供される。
【0013】水和剤とSiO2の反応生成物も提供され
る。
る。
【0014】本発明は、また、式
【化25】 (但し、R’はOH;RはSiO2;およびR’’はO
Hである)の組成物および、式;
Hである)の組成物および、式;
【化26】 (但し、R’は別々にOHまたは
【化27】 ;RはSiO2、そしてR’’は別々にOHまたは
【化28】 である)からなる該組成物の繰り返しユニットの製造法
も提供する。
も提供する。
【0015】上記繰り返しユニットは約2以上含まれう
る。範囲は約2から約100,000,000、および
約2から約100,000を含む。
る。範囲は約2から約100,000,000、および
約2から約100,000を含む。
【0016】通常、水和剤とSiO2の反応生成物は、
上記モノマーユニットの繰り返しユニットからなるビー
ズ様構造になる。
上記モノマーユニットの繰り返しユニットからなるビー
ズ様構造になる。
【0017】このポリマーの電気特性は、より慣用的な
特性である表面修飾を形成しうるが、このポリマーの存
在により、ビーズの中心において電気特性を変えること
ができる(本開示において記載されている目的のための
より効果的な表面にする)。例えば、表面は、SiCl
4を用いて、次に表面にシアノールコーティングをもた
らす水和により修飾されうる。繰り返しユニットの接触
とはDNAとの相互作用であり、即ち、繰り返しユニッ
トからなる表面も本発明の実施に適するようになる。本
発明の組成物からなるように構成されうる表面は、ディ
ップスティックの形状、チューブ、バイアル、濾過装
置、および類似物を含む。
特性である表面修飾を形成しうるが、このポリマーの存
在により、ビーズの中心において電気特性を変えること
ができる(本開示において記載されている目的のための
より効果的な表面にする)。例えば、表面は、SiCl
4を用いて、次に表面にシアノールコーティングをもた
らす水和により修飾されうる。繰り返しユニットの接触
とはDNAとの相互作用であり、即ち、繰り返しユニッ
トからなる表面も本発明の実施に適するようになる。本
発明の組成物からなるように構成されうる表面は、ディ
ップスティックの形状、チューブ、バイアル、濾過装
置、および類似物を含む。
【0018】本発明の組成物を得るための方法は、通常
水和剤、例えばNaOH(水性)をSiO2に添加し、
そして還流することを含む。
水和剤、例えばNaOH(水性)をSiO2に添加し、
そして還流することを含む。
【0019】本発明は、本発明の組成物とDNAを接触
させることからなるDNA精製法も提供する。
させることからなるDNA精製法も提供する。
【0020】本発明の組成物およびNaOHとSiO2
の反応物の生成法は、NaOHをSiO2に添加するこ
とからなる。Na+以外のあらゆるカウンターイオン
は、任意の濃度で、SiO2に対する任意の比率で使用
できる。例えば、水酸化カリウムも使用できる。SiO
2に対するNaOHの比率は約0.1:1から10:
1、好ましくは、約2:1である。その結果得られる生
成物を濾過し、次に洗浄および乾燥する。適切な洗浄剤
はアセトンおよび類似物を含む。生成物は、今DNAの
精製の使用のために準備された。
の反応物の生成法は、NaOHをSiO2に添加するこ
とからなる。Na+以外のあらゆるカウンターイオン
は、任意の濃度で、SiO2に対する任意の比率で使用
できる。例えば、水酸化カリウムも使用できる。SiO
2に対するNaOHの比率は約0.1:1から10:
1、好ましくは、約2:1である。その結果得られる生
成物を濾過し、次に洗浄および乾燥する。適切な洗浄剤
はアセトンおよび類似物を含む。生成物は、今DNAの
精製の使用のために準備された。
【0021】あらゆるDNA精製法および単離法の開始
は、源から所望のDNAを得ることを必要とする。検
体、例えば血清、尿、およびバクテリア培養物からDN
Aを得るための典型的なプロトコルはよく知られてお
り、そして日常的に実施されている。同様に、ゲノミッ
クライブラリーおよび類似物からDNAを得るための能
力は日常的である。本発明の鍵は、ひとたび源から得ら
れたDNAを精製する可能性にある。DNAを得るため
の典型的な方法は、DNAを溶液に懸濁することにより
終了する。引用文献は生物学的サンプルからのDNAの
単離法として、ハーディング(Harding,J.
D.)、ゲビエフ(Gebeyehu,G.)、ベビー
(Bebee,R.)、シムズ(Simms,D.)、
クテバン(Ktevan,L.)、Nucleic A
cids Research,17:6947(198
9)、およびマルコ(Marko,M.A.)、チッパ
ーフィールド(Chipperfield.R.)およ
びバーンボイム(Birnboim,H.C.)、An
alytical Biochemistry,12
1:382(1982)を含む。プラスミドDNAの単
離法は、ルッツェ(Lutze,L.H.)、ワインガ
ー(Winger,R.A.)、Nucleic Ac
ids Research 20:6150(199
0)に見いだすことができる。二本鎖DNAの抽出法
は、ヤマダ(Yamada,O.)、マツモト(Mat
sumoto,T.)、ナカシマ(Nakashim
a,M.)、ハグリ(Hagri,S.)、カマホラ
(Kamahora,T.)、ウエヤマ(Ueyam
a,H.)、キシ(Kishi,Y.)、ウエムラ(U
emura,H.)、クリムラ(Kurimura,
T.)、Journal of Virologica
l Methods 27:203(1990)に見い
だすことができる。ほとんどのDNA溶液は、適切な緩
衝液、例えばTE(トリス−EDTA(10mM:1m
M))、TEA(40mM トリス−酢酸、1mM E
DTA)緩衝液中のDNA、または溶菌液からなる。D
NAが適切な溶液中に得られれば、典型的には結合マト
リックスを溶液に添加する。通常用いられる結合マトリ
ックスはガラスまたは珪藻の形態のシリカである。しか
しながら、シリカを用いる方法は、表面にDNAを結合
させるために高濃度のカオトロプ(chaotrope
s)またはアルコールを必要とする。最近用いられてい
るカオトロプはヨージドナトリウム(NaI)、尿素、
塩酸グアニジン、過塩素酸ナトリウム(NaCl
O4)、および臭化カリウム(KBr)を含む。カオト
ロプおよびアルコールは、毒性、腐食性、引火性および
/または高価でありうる。本発明の方法は、本発明の表
面への結合にカオトロプまたはアルコールを必要としな
い。本発明の方法は、室温において水性溶液中でDNA
を結合し、そして37℃においてDNAを水中に溶出す
る。しかしながら、もし必要であれば、カオトロプ、ア
ルコールおよび類似物を本発明の方法において使用する
ことができる。
は、源から所望のDNAを得ることを必要とする。検
体、例えば血清、尿、およびバクテリア培養物からDN
Aを得るための典型的なプロトコルはよく知られてお
り、そして日常的に実施されている。同様に、ゲノミッ
クライブラリーおよび類似物からDNAを得るための能
力は日常的である。本発明の鍵は、ひとたび源から得ら
れたDNAを精製する可能性にある。DNAを得るため
の典型的な方法は、DNAを溶液に懸濁することにより
終了する。引用文献は生物学的サンプルからのDNAの
単離法として、ハーディング(Harding,J.
D.)、ゲビエフ(Gebeyehu,G.)、ベビー
(Bebee,R.)、シムズ(Simms,D.)、
クテバン(Ktevan,L.)、Nucleic A
cids Research,17:6947(198
9)、およびマルコ(Marko,M.A.)、チッパ
ーフィールド(Chipperfield.R.)およ
びバーンボイム(Birnboim,H.C.)、An
alytical Biochemistry,12
1:382(1982)を含む。プラスミドDNAの単
離法は、ルッツェ(Lutze,L.H.)、ワインガ
ー(Winger,R.A.)、Nucleic Ac
ids Research 20:6150(199
0)に見いだすことができる。二本鎖DNAの抽出法
は、ヤマダ(Yamada,O.)、マツモト(Mat
sumoto,T.)、ナカシマ(Nakashim
a,M.)、ハグリ(Hagri,S.)、カマホラ
(Kamahora,T.)、ウエヤマ(Ueyam
a,H.)、キシ(Kishi,Y.)、ウエムラ(U
emura,H.)、クリムラ(Kurimura,
T.)、Journal of Virologica
l Methods 27:203(1990)に見い
だすことができる。ほとんどのDNA溶液は、適切な緩
衝液、例えばTE(トリス−EDTA(10mM:1m
M))、TEA(40mM トリス−酢酸、1mM E
DTA)緩衝液中のDNA、または溶菌液からなる。D
NAが適切な溶液中に得られれば、典型的には結合マト
リックスを溶液に添加する。通常用いられる結合マトリ
ックスはガラスまたは珪藻の形態のシリカである。しか
しながら、シリカを用いる方法は、表面にDNAを結合
させるために高濃度のカオトロプ(chaotrope
s)またはアルコールを必要とする。最近用いられてい
るカオトロプはヨージドナトリウム(NaI)、尿素、
塩酸グアニジン、過塩素酸ナトリウム(NaCl
O4)、および臭化カリウム(KBr)を含む。カオト
ロプおよびアルコールは、毒性、腐食性、引火性および
/または高価でありうる。本発明の方法は、本発明の表
面への結合にカオトロプまたはアルコールを必要としな
い。本発明の方法は、室温において水性溶液中でDNA
を結合し、そして37℃においてDNAを水中に溶出す
る。しかしながら、もし必要であれば、カオトロプ、ア
ルコールおよび類似物を本発明の方法において使用する
ことができる。
【0022】本発明の方法を用いるための典型的な方法
は、DNA溶液に本発明の組成物を添加することを含む
が、添加は通常、結合緩衝液の添加の次に行われる。こ
の点において、本発明の方法が結合緩衝液を必要としな
いことは利点である。溶液は短時間室温でインキュベー
トする。遠心分離後、上清を捨て、そして沈殿を洗浄す
ることができる。次にDNAを溶出する。
は、DNA溶液に本発明の組成物を添加することを含む
が、添加は通常、結合緩衝液の添加の次に行われる。こ
の点において、本発明の方法が結合緩衝液を必要としな
いことは利点である。溶液は短時間室温でインキュベー
トする。遠心分離後、上清を捨て、そして沈殿を洗浄す
ることができる。次にDNAを溶出する。
【0023】本発明の組成物は、組成物重量:水が約
1:10から約1:1の比率の範囲で用いられるのが典
型的である。好ましくは、過剰量の水を避け、緩衝液、
例えばTEを水の代わりに用いることができる。
1:10から約1:1の比率の範囲で用いられるのが典
型的である。好ましくは、過剰量の水を避け、緩衝液、
例えばTEを水の代わりに用いることができる。
【0024】次に、もし用いるのならば結合緩衝液を添
加する。室温において約1分から約20分間、好ましく
は約10分間の短時間インキュベートした後に、コンテ
ナーを遠心分離後、沈殿画分と上清画分を得る。上清を
別にし、そして沈殿を試薬、例えば、50mMトリスで
希釈したエタノールで洗浄する。好ましい洗浄試薬濃度
は80%エタノールである。次に、溶出緩衝液、例えば
TE緩衝液、1×TAE緩衝液、および1×TBE緩衝
液を用いてDNAを本発明の組成物から溶出する。より
重要なことは、溶出緩衝液の使用が避けられ、そして、
DNAは加熱により水中に溶出することである。収量を
最大にするためには、溶出工程を繰り返す。
加する。室温において約1分から約20分間、好ましく
は約10分間の短時間インキュベートした後に、コンテ
ナーを遠心分離後、沈殿画分と上清画分を得る。上清を
別にし、そして沈殿を試薬、例えば、50mMトリスで
希釈したエタノールで洗浄する。好ましい洗浄試薬濃度
は80%エタノールである。次に、溶出緩衝液、例えば
TE緩衝液、1×TAE緩衝液、および1×TBE緩衝
液を用いてDNAを本発明の組成物から溶出する。より
重要なことは、溶出緩衝液の使用が避けられ、そして、
DNAは加熱により水中に溶出することである。収量を
最大にするためには、溶出工程を繰り返す。
【0025】本発明の化学組成物は、便利なようにキッ
トを組むことができる。本発明の組成物を含むキットは
コンテナー、例えばバイアル中に、適切な緩衝液、例え
ばTE緩衝液およびTAE緩衝液と共に含むことがで
き、そして必要であれば、結合緩衝液、例えばカオトロ
プのコンテナー、洗浄緩衝液、例えば50mMトリスで
希釈したエタノール溶液、または1×TAEのコンテナ
ー、および溶出緩衝液、例えばTE緩衝液、1×緩衝液
溶液および1×TBE緩衝液のコンテナーを含むことが
できる。そのようなキットはDNAの精製を便利にす
る。
トを組むことができる。本発明の組成物を含むキットは
コンテナー、例えばバイアル中に、適切な緩衝液、例え
ばTE緩衝液およびTAE緩衝液と共に含むことがで
き、そして必要であれば、結合緩衝液、例えばカオトロ
プのコンテナー、洗浄緩衝液、例えば50mMトリスで
希釈したエタノール溶液、または1×TAEのコンテナ
ー、および溶出緩衝液、例えばTE緩衝液、1×緩衝液
溶液および1×TBE緩衝液のコンテナーを含むことが
できる。そのようなキットはDNAの精製を便利にす
る。
【0026】以下の実施例において、本発明の特定の態
様を例示する。当業者には明らかなとおり、さまざまな
変更および修飾は、記載された本発明の目的の範囲内で
あると考えられる。
様を例示する。当業者には明らかなとおり、さまざまな
変更および修飾は、記載された本発明の目的の範囲内で
あると考えられる。
【0027】
【実施例】実施例1 本実施例の目的は、NaOHのさまざまな溶液中で還流
することにより、酸で洗浄されたセライト545上のヒ
ドロキシル基を増加させることである。ヒドロキシルの
増加により、化学反応による表面の修飾が容易になる。
することにより、酸で洗浄されたセライト545上のヒ
ドロキシル基を増加させることである。ヒドロキシルの
増加により、化学反応による表面の修飾が容易になる。
【0028】材料 酸で洗浄されたセライト545(オルテック(Allt
ech)、Deerfield,il,ストック#90
43、QC243) NaOH(アルドリッヒ(Aldrich)、ロット#
04027EP) NaOH量を一つの実験から次の実験において変更する
以外は、8つの実験を同じ方法で正確に行った。
ech)、Deerfield,il,ストック#90
43、QC243) NaOH(アルドリッヒ(Aldrich)、ロット#
04027EP) NaOH量を一つの実験から次の実験において変更する
以外は、8つの実験を同じ方法で正確に行った。
【0029】 実験 セライト545 NaOH q mMol mg mMol eqセライト 1 0.5 8.33 16.8 0.42 0.05 2 0.5 8.33 33.2 0.83 0.1 3 0.5 8.33 100.0 2.50 0.3 4 0.5 8.33 168.0 4.20 0.5 5 0.5 8.33 233.0 5.83 0.7 6 0.5 8.33 333.0 8.33 1 7 0.5 8.33 500.0 12.50 1.5 8 0.5 8.33 666.0 16.66 2 典型的な実験においては、セライト545を丸底フラス
コに添加し、次に10mlのH2Oに溶解したNaOH
を添加した。撹拌しながら48時間還流した。濾過し、
水およびアセトンで洗浄し、そして空気乾燥した。デシ
ケーター中に保存した。実施例1の結果および結論:F
TIR分析が行われ、出発物質に比較して、水和表面の
−OHシグナルの増加を示した。
コに添加し、次に10mlのH2Oに溶解したNaOH
を添加した。撹拌しながら48時間還流した。濾過し、
水およびアセトンで洗浄し、そして空気乾燥した。デシ
ケーター中に保存した。実施例1の結果および結論:F
TIR分析が行われ、出発物質に比較して、水和表面の
−OHシグナルの増加を示した。
【0030】実施例2 本実験は、スーパーファインスーパーフロスセライト
(SUPER FINESUPRE FLOSS CE
LITE)(Manville)のDNA結合能力がい
かにして測定されるか、およびPrep−A−Gene
DNA精製キットといかにして比較されるかを記載す
る。
(SUPER FINESUPRE FLOSS CE
LITE)(Manville)のDNA結合能力がい
かにして測定されるか、およびPrep−A−Gene
DNA精製キットといかにして比較されるかを記載す
る。
【0031】材料 スーパーファインスーパーフロスセライト(SFSF)
(マンビル(Manville)、Denver,CO
のサンプル、(水中で1:5w/w)) λDNA(BRLカタログ番号56125A、ロットA
JU702) 50mMトリス(pH7.0)(1Mストックから希
釈)(BRLカタログ番号5505UA、ロット609
26) (Prep−A−Geneキット(バイオラッド(Bi
o−Rad)、Richmond,CA)) 結合緩衝液(6Mストックから希釈)、NaClO4:
フィッシャー(Fisher)カタログ番号5490−
500、ロット914199 洗浄緩衝液80%エタノール(50mMトリス中、pH
7.0) 溶出緩衝液ミリQ水 エチジウム ブロマイド(10mg/ml)シグマ(S
igma)カタログ番号E−8751、ロット99F3
722 1%アガロースBRLカタログ番号5510UA、ロッ
ト9N2204 1×TAE(50×ストックより)トリス塩基−Sig
maカタログ番号T−1503,ロット80H563
3、酢酸−フィッシャー A38−500、EDTA−
Sigmaカタログ番号ED255、ロット117F−
0026 TypeIIローディング染料(25%Ficoll4
00、0.25%ブロムフェノールブルー、0.25%
キシレンシアノール、Ficoll400−Sigma
カタログ番号F4375、ブロムフェノールブルー−バ
イオラッドカタログ番号161−0404、ロットM1
264、キシレンシアノール−Sigmaカタログ番号
X−4126、ロット8043740) Type57およびType55ポラロイドフィルム
(POLAROIDFilm)方法 1.2グループの反応物を用意し、一つを各表面タイプ
に用いる。各表面は50μlのDNA溶液を含む8つの
チューブを有する。この溶液は、50μlの50mMト
リス(pH7.0)中に0.5μlのλDNAを含み、
31μg/反応とする。滴定は0M NaClO4から
6M NaClO4の範囲である。
(マンビル(Manville)、Denver,CO
のサンプル、(水中で1:5w/w)) λDNA(BRLカタログ番号56125A、ロットA
JU702) 50mMトリス(pH7.0)(1Mストックから希
釈)(BRLカタログ番号5505UA、ロット609
26) (Prep−A−Geneキット(バイオラッド(Bi
o−Rad)、Richmond,CA)) 結合緩衝液(6Mストックから希釈)、NaClO4:
フィッシャー(Fisher)カタログ番号5490−
500、ロット914199 洗浄緩衝液80%エタノール(50mMトリス中、pH
7.0) 溶出緩衝液ミリQ水 エチジウム ブロマイド(10mg/ml)シグマ(S
igma)カタログ番号E−8751、ロット99F3
722 1%アガロースBRLカタログ番号5510UA、ロッ
ト9N2204 1×TAE(50×ストックより)トリス塩基−Sig
maカタログ番号T−1503,ロット80H563
3、酢酸−フィッシャー A38−500、EDTA−
Sigmaカタログ番号ED255、ロット117F−
0026 TypeIIローディング染料(25%Ficoll4
00、0.25%ブロムフェノールブルー、0.25%
キシレンシアノール、Ficoll400−Sigma
カタログ番号F4375、ブロムフェノールブルー−バ
イオラッドカタログ番号161−0404、ロットM1
264、キシレンシアノール−Sigmaカタログ番号
X−4126、ロット8043740) Type57およびType55ポラロイドフィルム
(POLAROIDFilm)方法 1.2グループの反応物を用意し、一つを各表面タイプ
に用いる。各表面は50μlのDNA溶液を含む8つの
チューブを有する。この溶液は、50μlの50mMト
リス(pH7.0)中に0.5μlのλDNAを含み、
31μg/反応とする。滴定は0M NaClO4から
6M NaClO4の範囲である。
【0032】2.各反応物に20μlの各表面を加え
る。
る。
【0033】3.滴定に従い、400μlの結合緩衝液
を加える。Prep−A−Geneについては、0M,
2M,2.5M,3M,3.5M,4M,4.5M,お
よび6MのNaClO4であった。SFSFについて
は、滴定は0M,1M,1.5M,2M,2.5M,3
M,3.5M,および4M NaClO4であった。
を加える。Prep−A−Geneについては、0M,
2M,2.5M,3M,3.5M,4M,4.5M,お
よび6MのNaClO4であった。SFSFについて
は、滴定は0M,1M,1.5M,2M,2.5M,3
M,3.5M,および4M NaClO4であった。
【0034】4.ロッキングして、室温で10分間イン
キュベートする。
キュベートする。
【0035】5.遠心分離し、そして上清を捨てる。
【0036】6.80%エタノール/50mMトリス
(pH7.0)により2回沈殿を洗浄する。
(pH7.0)により2回沈殿を洗浄する。
【0037】7.37℃において10分間、20μl
H2OにDNAを溶出する。
H2OにDNAを溶出する。
【0038】8.遠心分離し、そして別のチューブに上
清を移す。溶出工程を繰り返し、そして総量約40μl
に上清を混合する。
清を移す。溶出工程を繰り返し、そして総量約40μl
に上清を混合する。
【0039】9.各チューブにTypeIIローディン
グ染料を2μl加える。
グ染料を2μl加える。
【0040】10.1×TAE緩衝液を用いた1%アガ
ロースで電気泳動する。1×TAE緩衝液を用いて10
0−130ボルトで約25分間泳動する。
ロースで電気泳動する。1×TAE緩衝液を用いて10
0−130ボルトで約25分間泳動する。
【0041】11.エチジウム ブロマイド水溶液(約
1:1000)で15分間染色する。約20−30分間
脱色する。
1:1000)で15分間染色する。約20−30分間
脱色する。
【0042】12.Type57ポラロイドフィルムを
用いて紫外線下で写真を撮る。可能であれば、Type
55フィルムでネガティブを撮る。
用いて紫外線下で写真を撮る。可能であれば、Type
55フィルムでネガティブを撮る。
【0043】結果および結論 SFSFセライトは、DNAを結合するために3M N
aClO4を必要とするPrep−A−Geneのマト
リックスと比較して、2.5mMの濃度のNaClO4
を用いる結合緩衝液において強くDNAを結合する。こ
の理由から、SFSFは、水和表面に匹敵する標準物と
して使用される。
aClO4を必要とするPrep−A−Geneのマト
リックスと比較して、2.5mMの濃度のNaClO4
を用いる結合緩衝液において強くDNAを結合する。こ
の理由から、SFSFは、水和表面に匹敵する標準物と
して使用される。
【0044】実施例3 以下の実験の目的は、どの濃度における結合緩衝液にお
いて、水和SiO2がサンプルからのDNA回収を可能
にするかを決定することである。結果をスーパーファイ
ンスーパーフロスセライトと比較する。
いて、水和SiO2がサンプルからのDNA回収を可能
にするかを決定することである。結果をスーパーファイ
ンスーパーフロスセライトと比較する。
【0045】表面 1.酸洗浄セライト545+0.05eqNaOH 2.酸洗浄セライト545+0.1eqNaOH 3.酸洗浄セライト545+0.3eqNaOH 4.酸洗浄セライト545+0.5eqNaOH 5.酸洗浄セライト545+0.7eqNaOH 6.酸洗浄セライト545+1eqNaOH 7.酸洗浄セライト545+1.5eqNaOH 8.酸洗浄セライト545+2.0eqNaOH 9.スーパーファインスーパーフロスセライト 外の材料および方法は前記のとおりであり、そして実質
的には実施例2にしたがって実施される。
的には実施例2にしたがって実施される。
【0046】結果 : 試験表面に対する強いDNA結合に セライト+DNA 必要な結合緩衝液の濃度 DNA結合1N−4M[NaClO4] 0.05eqNaOH + 0.10eqNaOH + 0.30eqNaOH ++ 1.5M 0.50eqNaOH ++ 2.0M 0.70eqNaOH ++ 2.0M 1.0eqNaOH ++ 2.0M 1.5eqNaOH ++ 1.5M 2.0eqNaOH +++ * SFSFセライト ++ 3.0M + 滴定を通じてわずかな量のDNAの溶出。
【0047】++ 1.5,2.0または3.0M
NaClO4においてほとんど全量のDNAが溶出。
NaClO4においてほとんど全量のDNAが溶出。
【0048】+++ 滴定を通じてほとんど全量のDN
Aが溶出。
Aが溶出。
【0049】* 自然条件において溶出されたDN
A。室温において水中においてDNAが結合し、そして
37℃において溶出された。
A。室温において水中においてDNAが結合し、そして
37℃において溶出された。
【0050】結論 ゲル電気泳動の結果から、セライトに対するNaOH量
が増加するにつれて、もたらされる表面からのDNAの
回収が増加したことが証明される。NaOH:セライト
のモル比が2.0に到達すると自然条件下においてDN
Aが回収された(結合緩衝液を必要としない)。ほとん
どの表面はSFSFセライトよりも良好にDNAを単離
し、この結果を得るのに通常必要とする濃縮量の結合緩
衝液を必要としなかった。
が増加するにつれて、もたらされる表面からのDNAの
回収が増加したことが証明される。NaOH:セライト
のモル比が2.0に到達すると自然条件下においてDN
Aが回収された(結合緩衝液を必要としない)。ほとん
どの表面はSFSFセライトよりも良好にDNAを単離
し、この結果を得るのに通常必要とする濃縮量の結合緩
衝液を必要としなかった。
【0051】本発明を特定の態様にしたがって記載して
きたが、その詳細は限定されるように理解されるべきで
はなく、本発明の精神または範囲を逸脱することなく、
さまざまな均等、変更および改変がなされるのは明らか
であり、そしてそのような均等な態様はここに含まれる
と理解される。
きたが、その詳細は限定されるように理解されるべきで
はなく、本発明の精神または範囲を逸脱することなく、
さまざまな均等、変更および改変がなされるのは明らか
であり、そしてそのような均等な態様はここに含まれる
と理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドリアン・ジーネル・ハワード アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 27704,ダーラム,ニュー・キャスル・ ロード 1321,アパートメント エイ− 4 (72)発明者 ジェームズ・アーサー・ダウン アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 27511,キャリー,チャーター・オーク ス・サークル 101 (56)参考文献 特開 昭53−61599(JP,A) 特開 昭53−61600(JP,A)
Claims (9)
- 【請求項1】 SiO2と水和剤の混合物を48時間以
上還流することにより生成された、以下の構造: 【化1】 (式中、R’はOHであり、RはSiO2であり、そし
てR''はOHであるか、またはR’はOHまたは 【化2】 であり、RはSiO2であり、そしてR''はOHまたは 【化3】 である) を有する水和されたシリカ化合物に、DNAを接触させ
ることからなる、DNAの精製方法。 - 【請求項2】 カオトロプの使用をさらに含む、請求項
1記載の方法。 - 【請求項3】 水和されたシリカ化合物からDNAを溶
出する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 加熱および水により溶出する、請求項3
記載の方法。 - 【請求項5】 SiO2と水和剤の混合物を48時間以
上還流することにより生成された、以下の構造: 【化4】 (式中、R’はOHであり、RはSiO2であり、そし
てR''はOHであるか、またはR’はOHまたは 【化5】 であり、RはSiO2であり、そしてR''はOHまたは 【化6】 である)を有する水和されたシリカ化合物を含む、DN
Aを精製するためのキット。 - 【請求項6】 SiO2と水和剤の混合物を48時間以
上還流することにより生成された、以下の構造: 【化7】 (式中、R’はOHであり、RはSiO2であり、そし
てR''はOHであるか、またはR’はOHまたは 【化8】 であり、RはSiO2であり、そしてR''はOHまたは 【化9】 である) を有する、水和されたシリカ化合物。 - 【請求項7】 SiO2と水和剤の混合物を48時間以
上還流することからなる、以下の構造: 【化10】 (式中、R’はOHであり、RはSiO2であり、そし
てR''はOHであるか、またはR’はOHまたは 【化11】 であり、RはSiO2であり、そしてR''はOHまたは 【化12】 である) を有する水和されたシリカ化合物の生成方法。 - 【請求項8】 SiO2とNaOHの混合物を還流する
ことにより生成された、請求項6記載の水和されたシリ
カ化合物。 - 【請求項9】 SiO2をNaOHと還流する、請求項
7記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US83517992A | 1992-02-13 | 1992-02-13 | |
US835179 | 1992-02-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622762A JPH0622762A (ja) | 1994-02-01 |
JP2608669B2 true JP2608669B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (8)
Country | Link |
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EP (1) | EP0555798B1 (ja) |
JP (1) | JP2608669B2 (ja) |
AU (1) | AU663915B2 (ja) |
BR (1) | BR9300567A (ja) |
CA (1) | CA2089119C (ja) |
DE (1) | DE69324716T2 (ja) |
MX (1) | MX9300713A (ja) |
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EP0555798B1 (en) * | 1992-02-13 | 1999-05-06 | Becton, Dickinson and Company | Hydrated celite and purification of DNA |
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US5438127A (en) * | 1993-09-27 | 1995-08-01 | Becton Dickinson And Company | DNA purification by solid phase extraction using a PCl3 modified glass fiber membrane |
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