JP2606579Y2 - 車載用小物入れ - Google Patents
車載用小物入れInfo
- Publication number
- JP2606579Y2 JP2606579Y2 JP1998002152U JP215298U JP2606579Y2 JP 2606579 Y2 JP2606579 Y2 JP 2606579Y2 JP 1998002152 U JP1998002152 U JP 1998002152U JP 215298 U JP215298 U JP 215298U JP 2606579 Y2 JP2606579 Y2 JP 2606579Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- housing
- front wall
- ceiling
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】この考案は、車載用小物入れ
に関し、トレーの前壁が開閉するようにしたものであ
る。
に関し、トレーの前壁が開閉するようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の小物入れとしては、図
14,15に示すような固定式のものが用いられてい
た。従来の固定式の小物入れ130としては、図14に示
すように、天板131、底板132及び左右の側壁133を有す
る断面矩形の筒状体と奥板134とにより形成したポケッ
ト状のものがあった。また、必要に応じて、図17に示
すように、ヒンジ135を有する蓋体136を設けたものもあ
った。
14,15に示すような固定式のものが用いられてい
た。従来の固定式の小物入れ130としては、図14に示
すように、天板131、底板132及び左右の側壁133を有す
る断面矩形の筒状体と奥板134とにより形成したポケッ
ト状のものがあった。また、必要に応じて、図17に示
すように、ヒンジ135を有する蓋体136を設けたものもあ
った。
【0003】ところで、車内に設けるこのような小物入
れ130は、インストウルメントパネルの形状やこの小物
入れ130を取り付ける位置等の制限により、又、この小
物入れ130に納めた小物等の収納物(図示せず)が走行
時の振動等により不用意に落下しないようにするため
に、小物入れ130の奥を開口部よりも下方とするように
傾斜させて設けることも多い。
れ130は、インストウルメントパネルの形状やこの小物
入れ130を取り付ける位置等の制限により、又、この小
物入れ130に納めた小物等の収納物(図示せず)が走行
時の振動等により不用意に落下しないようにするため
に、小物入れ130の奥を開口部よりも下方とするように
傾斜させて設けることも多い。
【0004】しかし、奥を下方とするように傾斜させた
小物入れ130では、走行時の振動等により収納物(図示
せず)が奥に集まるため、小物入れ130が深くなると収
納物の取り出しが困難となり、奥行きを余り大きくでき
ない欠点があり、小物等の収納能力が小さく制限される
ことが多かった。又、収納能力を大きくする小物入れと
しては、可動式トレーを用いた小物入れも多用されてい
た。
小物入れ130では、走行時の振動等により収納物(図示
せず)が奥に集まるため、小物入れ130が深くなると収
納物の取り出しが困難となり、奥行きを余り大きくでき
ない欠点があり、小物等の収納能力が小さく制限される
ことが多かった。又、収納能力を大きくする小物入れと
しては、可動式トレーを用いた小物入れも多用されてい
た。
【0005】例えば、フロントパネルを軽く押し込むと
係止手段が外れ、付勢手段によりトレーがハウジングか
ら直線的に押し出されるもの(例えば特開平4−500
36号公報)や、トレーが押し出される際、トレーの停
止直前にトレーの傾きを水平に近くするようにトレーを
揺動させるもの(例えば特開平4−154441号公
報)もある。
係止手段が外れ、付勢手段によりトレーがハウジングか
ら直線的に押し出されるもの(例えば特開平4−500
36号公報)や、トレーが押し出される際、トレーの停
止直前にトレーの傾きを水平に近くするようにトレーを
揺動させるもの(例えば特開平4−154441号公
報)もある。
【0006】また、例えばトレーの前壁が軸部を介して
回転可能に取り付けられ、手前側に開放できるようにし
たものものある(例えば実開平2−9904号公報)。
上記従来の前壁は、不用意に開閉しないようにマグネッ
トを使用してロックできるようにしていた。
回転可能に取り付けられ、手前側に開放できるようにし
たものものある(例えば実開平2−9904号公報)。
上記従来の前壁は、不用意に開閉しないようにマグネッ
トを使用してロックできるようにしていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した開閉
可能な前壁を備えたトレー(例えば実開平2−9904
号公報)では、前壁を閉じ忘れると、前壁が車室内に突
出し、危険であるし、また、前壁が開放状態となると、
収納物が落下して散乱するおそれがあるという問題点が
ある。
可能な前壁を備えたトレー(例えば実開平2−9904
号公報)では、前壁を閉じ忘れると、前壁が車室内に突
出し、危険であるし、また、前壁が開放状態となると、
収納物が落下して散乱するおそれがあるという問題点が
ある。
【0008】また、閉じ忘れのほか、車両の振動によ
り、トレーの前壁が万一、開放してしまうと、開放状態
を維持するという問題点がある。そこで、各請求項にそ
れぞれ記載された各考案は、上記した従来の技術の有す
る問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、次の点にある。 (請求項1) すなわち、請求項1記載の考案は、天井部により収納物
がトレーからこぼれ落ちのを防止することができるよう
にしたものである。
り、トレーの前壁が万一、開放してしまうと、開放状態
を維持するという問題点がある。そこで、各請求項にそ
れぞれ記載された各考案は、上記した従来の技術の有す
る問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、次の点にある。 (請求項1) すなわち、請求項1記載の考案は、天井部により収納物
がトレーからこぼれ落ちのを防止することができるよう
にしたものである。
【0009】これに加え、請求項1記載の考案は、トレ
ーの上面と、前記ハウジングの内面との間に、前記トレ
ーのスライド方向に沿って延びる突条と、前記突条が嵌
合して摺動する溝部とのいずれか一方をそれぞれに形成
している。このため、請求項1記載の考案は、不注意に
天井部の上に載置されたカードやチケット等がハウジン
グと天井部との間に食い込むことを防止し、カードやチ
ケット等がトレーの内奥に落ち込まないようにすること
ができるようにしたものである。 (請求項2) すなわち、請求項2記載の考案は、上記した請求項1記
載の考案の目的に加え、次の点を目的とする。
ーの上面と、前記ハウジングの内面との間に、前記トレ
ーのスライド方向に沿って延びる突条と、前記突条が嵌
合して摺動する溝部とのいずれか一方をそれぞれに形成
している。このため、請求項1記載の考案は、不注意に
天井部の上に載置されたカードやチケット等がハウジン
グと天井部との間に食い込むことを防止し、カードやチ
ケット等がトレーの内奥に落ち込まないようにすること
ができるようにしたものである。 (請求項2) すなわち、請求項2記載の考案は、上記した請求項1記
載の考案の目的に加え、次の点を目的とする。
【0010】すなわち、請求項2記載の考案は、前壁の
閉じ忘れを防止することができるようにしたものであ
る。また、仮に、車両の振動により、トレーの前壁が万
一、開放してしまった場合にも、請求項2記載の考案
は、振動が収まった後、前壁を閉じるようにすることが
できるようにしたものである。 (請求項3) 請求項3記載の考案は、上記した請求項1又は請求項2
に記載の考案の目的に加え、次の点を目的とする。
閉じ忘れを防止することができるようにしたものであ
る。また、仮に、車両の振動により、トレーの前壁が万
一、開放してしまった場合にも、請求項2記載の考案
は、振動が収まった後、前壁を閉じるようにすることが
できるようにしたものである。 (請求項3) 請求項3記載の考案は、上記した請求項1又は請求項2
に記載の考案の目的に加え、次の点を目的とする。
【0011】すなわち、請求項3記載の考案は、トレー
の開放に連動させて、リンク機構により前壁を自動的に
開放することができるようにしたものである。
の開放に連動させて、リンク機構により前壁を自動的に
開放することができるようにしたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】(特徴点) 各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目
的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴
点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説
明する。
的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴
点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説
明する。
【0013】なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。 (請求項1) 請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。 (請求項1) 請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
【0014】第一に、トレー(40)には、例えば図3,4
に示すように、天井部(80)を設けている。上記天井部(8
0)は、例えば図3,4に示すように、後壁(43)の上端か
ら前壁(44)に向かって途中まで延びるものである。 第二
に、トレー(40)の上面と、ハウジング(20)の内面との間
には、例えば図6及び図9に示すように、突条(82)と、
溝部(29)とのいずれか一方をそれぞれに形成している。
に示すように、天井部(80)を設けている。上記天井部(8
0)は、例えば図3,4に示すように、後壁(43)の上端か
ら前壁(44)に向かって途中まで延びるものである。 第二
に、トレー(40)の上面と、ハウジング(20)の内面との間
には、例えば図6及び図9に示すように、突条(82)と、
溝部(29)とのいずれか一方をそれぞれに形成している。
【0015】上記突条(82)は、例えば図6に示すよう
に、トレー(40)のスライド方向に沿って延びるものであ
る。前記溝部(29)は、例えば図9に示すように、突条(8
2)が嵌合して摺動するものである。なお、例えば図6及
び図9に示す第3の実施の形態では、突条(82)をトレー
(40)の上面に、溝部(29)をハウジング(20)の内面にそれ
ぞれ形成したが、逆に、突条をハウジング(20)の内面
に、溝部(29)をトレー(40)の上面にそれぞれ形成しても
良い。 (請求項2) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明
の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
に、トレー(40)のスライド方向に沿って延びるものであ
る。前記溝部(29)は、例えば図9に示すように、突条(8
2)が嵌合して摺動するものである。なお、例えば図6及
び図9に示す第3の実施の形態では、突条(82)をトレー
(40)の上面に、溝部(29)をハウジング(20)の内面にそれ
ぞれ形成したが、逆に、突条をハウジング(20)の内面
に、溝部(29)をトレー(40)の上面にそれぞれ形成しても
良い。 (請求項2) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明
の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0016】すなわち、トレー(40)には、例えば図3に
示すように、弾性体(例えば蔓巻ばね103)を備えてい
る。上記弾性体(例えば蔓巻ばね103)は、例えば図4
に示すように、トレー(40)の前面を閉じる方向に前壁(4
4)を付勢するものである。 (請求項3) 請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2
に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
示すように、弾性体(例えば蔓巻ばね103)を備えてい
る。上記弾性体(例えば蔓巻ばね103)は、例えば図4
に示すように、トレー(40)の前面を閉じる方向に前壁(4
4)を付勢するものである。 (請求項3) 請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2
に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0017】すなわち、ハウジング(20)とトレー(40)と
の間には、リンク機構(例えばリンクバー105)を備え
ている。上記リンク機構(例えばリンクバー105)は、
トレー(40)がハウジング(20)の開口前面から突出する動
きに連動させて、前壁(44)を手前側に倒れて開放させる
ものである。
の間には、リンク機構(例えばリンクバー105)を備え
ている。上記リンク機構(例えばリンクバー105)は、
トレー(40)がハウジング(20)の開口前面から突出する動
きに連動させて、前壁(44)を手前側に倒れて開放させる
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】(図面の説明) 図1,2は、本考案の第1の実施の形態を示すものであ
り、図1は車載用小物入れの分解斜視図、図2は車載用
小物入れの垂直断面側面図をそれぞれ示す。 (小物入れ) 図中、10は、小物入れを示すものであり、この小物入れ
10は、車室内のインスツルメントパネルに埋設状に固定
され、カードやレシート、小銭等を入れておく小物入れ
として使用される。
り、図1は車載用小物入れの分解斜視図、図2は車載用
小物入れの垂直断面側面図をそれぞれ示す。 (小物入れ) 図中、10は、小物入れを示すものであり、この小物入れ
10は、車室内のインスツルメントパネルに埋設状に固定
され、カードやレシート、小銭等を入れておく小物入れ
として使用される。
【0019】上記小物入れ10は、図1,2に示すよう
に、大別すると、前面が開口した中空なハウジング20
と、このハウジング20の中空内部にスライダー30を介し
てスライド可能に保持され、その開口前面から出入りす
るトレー40とを備えている。 (ハウジング20) 上記ハウジング20は、図1に示すように、底壁21と後壁
22とを一体としたアンダーパネル23と、左右のサイドパ
ネル24,24と、アウターケース25とを備えている。上記
パーツは、アウターケース25が金属製であるほか、アン
ダーパネル23及び左右のサイドパネル24は合成樹脂製で
ある。 (スライダー30) 前記スライダー30には、図1,2に示すように、後壁22
に固定する係止手段としてのラッチ装置50と係合する係
合突起31を設けている。そして、スライダー30の左右に
は、左右のサイドパネル24の各内側に設けられた第1ガ
イド溝26に挿入されるガイド車32を設けている。また、
スライダー30には、付勢手段としての巻縮ばね60を内蔵
させている。 (トレー40) 前記トレー40は、図1,2に示すように、上方を開口し
た箱形を成し、より具体的には底板41、左右の側壁42、
後壁43、前壁44を備えている。
に、大別すると、前面が開口した中空なハウジング20
と、このハウジング20の中空内部にスライダー30を介し
てスライド可能に保持され、その開口前面から出入りす
るトレー40とを備えている。 (ハウジング20) 上記ハウジング20は、図1に示すように、底壁21と後壁
22とを一体としたアンダーパネル23と、左右のサイドパ
ネル24,24と、アウターケース25とを備えている。上記
パーツは、アウターケース25が金属製であるほか、アン
ダーパネル23及び左右のサイドパネル24は合成樹脂製で
ある。 (スライダー30) 前記スライダー30には、図1,2に示すように、後壁22
に固定する係止手段としてのラッチ装置50と係合する係
合突起31を設けている。そして、スライダー30の左右に
は、左右のサイドパネル24の各内側に設けられた第1ガ
イド溝26に挿入されるガイド車32を設けている。また、
スライダー30には、付勢手段としての巻縮ばね60を内蔵
させている。 (トレー40) 前記トレー40は、図1,2に示すように、上方を開口し
た箱形を成し、より具体的には底板41、左右の側壁42、
後壁43、前壁44を備えている。
【0020】上記左右の側壁42の後方には、図1に示す
ように、一対のアーム部45,45を突出させている。そし
て、アーム部45の基部近くを、連結ピン70により前記ス
ライダー30に結合する。この連結ピン70の先端は、アー
ム部45から外方に突出させ、サイドパネル24の第2ガイ
ド溝27に挿入させる。なお、アーム部45の後端に設けた
透孔には、図1に示すように、補助ピン71を挿入する。
この補助ピン71の先端も、アーム部45から外方に突出さ
せて第2ガイド溝27に挿入し、トレー40をハウジング20
から突き出したときのトレー40の姿勢を決定させる。ま
た、トレー40の左右の側壁42に設けた突起部46も、第2
ガイド溝27に挿入し、ハウジング20内に納めたときのト
レー40を安定させている。
ように、一対のアーム部45,45を突出させている。そし
て、アーム部45の基部近くを、連結ピン70により前記ス
ライダー30に結合する。この連結ピン70の先端は、アー
ム部45から外方に突出させ、サイドパネル24の第2ガイ
ド溝27に挿入させる。なお、アーム部45の後端に設けた
透孔には、図1に示すように、補助ピン71を挿入する。
この補助ピン71の先端も、アーム部45から外方に突出さ
せて第2ガイド溝27に挿入し、トレー40をハウジング20
から突き出したときのトレー40の姿勢を決定させる。ま
た、トレー40の左右の側壁42に設けた突起部46も、第2
ガイド溝27に挿入し、ハウジング20内に納めたときのト
レー40を安定させている。
【0021】また、前記トレー40には、図1,2に示す
ように、その後壁43の上端から前方に所要幅を有する平
板状の天井部80を設けている。これにより、トレー40の
開口部分を天井部80の前端81から前壁44の上端までの間
とし、トレー40の内腔の奥を袋状としている。そして、
図2に示すように、付勢手段を構成する巻縮ばね60を引
き出し、巻縮ばね60の先端をアンダーパネル23における
底壁21の前端に掛けて前面枠28で固定しておく。これに
より、ハウジング20内に納めたスライダー30及びトレー
40を、常にトレー40がハウジング20から押し出される方
向に付勢しておくことができる。
ように、その後壁43の上端から前方に所要幅を有する平
板状の天井部80を設けている。これにより、トレー40の
開口部分を天井部80の前端81から前壁44の上端までの間
とし、トレー40の内腔の奥を袋状としている。そして、
図2に示すように、付勢手段を構成する巻縮ばね60を引
き出し、巻縮ばね60の先端をアンダーパネル23における
底壁21の前端に掛けて前面枠28で固定しておく。これに
より、ハウジング20内に納めたスライダー30及びトレー
40を、常にトレー40がハウジング20から押し出される方
向に付勢しておくことができる。
【0022】また、ラッチ装置50によりスライダー30が
固定された状態において、フロントパネルを軽く押し込
むと、係合突起31とラッチ装置50との係合が外れ、トレ
ー40を、図2に示すように、ハウジング20から突出させ
るようにスライダー30を付勢手段によって前進させるこ
とができる。さらに、このようにトレー40及びスライダ
ー30を前進させるとき、トレー40及びスライダー30の前
進速度を緩やかとするための制動手段としての回転ダン
パー90をスライダー30に設けている(図1)。
固定された状態において、フロントパネルを軽く押し込
むと、係合突起31とラッチ装置50との係合が外れ、トレ
ー40を、図2に示すように、ハウジング20から突出させ
るようにスライダー30を付勢手段によって前進させるこ
とができる。さらに、このようにトレー40及びスライダ
ー30を前進させるとき、トレー40及びスライダー30の前
進速度を緩やかとするための制動手段としての回転ダン
パー90をスライダー30に設けている(図1)。
【0023】このようにワンタッチでトレー40が突出す
る小物入れ10は、使用に際して極めて便利である。これ
に加え、トレー40における内腔の奥を袋状とするように
天井部80を設けているから、ハウジング20を傾斜させて
この小物入れ10を車両に取り付けた場合、トレー40をハ
ウジング20の内部に押し込んだ状態で走行等による震動
が加わり、トレー40に納めた収納物(図示せず)がトレ
ー40の内腔の奥に片寄った場合でも、収納物(図示せ
ず)は天井部80の下に収納されてハウジング20のアウタ
ーケース25の内面に接触することがない。
る小物入れ10は、使用に際して極めて便利である。これ
に加え、トレー40における内腔の奥を袋状とするように
天井部80を設けているから、ハウジング20を傾斜させて
この小物入れ10を車両に取り付けた場合、トレー40をハ
ウジング20の内部に押し込んだ状態で走行等による震動
が加わり、トレー40に納めた収納物(図示せず)がトレ
ー40の内腔の奥に片寄った場合でも、収納物(図示せ
ず)は天井部80の下に収納されてハウジング20のアウタ
ーケース25の内面に接触することがない。
【0024】したがって、トレー40の出し入れに際して
収納物(図示せず)がハウジング20のアウターケース25
と干渉してトレー40の出し入れに影響を与えることがな
い。また、収納物(図示せず)がトレー40の後壁43を越
えてハウジング20の奥に落ち込むことも防止される。 (第2の実施の形態) 図3〜5は、本考案の第2の実施の形態を示すものであ
り、図3は車載用小物入れに用いるトレーの分解斜視
図、図4は車載用小物入れに用いるトレーの一部断面側
面図、図5は車載用小物入れの一部断面側面図をそれぞ
れ示す。
収納物(図示せず)がハウジング20のアウターケース25
と干渉してトレー40の出し入れに影響を与えることがな
い。また、収納物(図示せず)がトレー40の後壁43を越
えてハウジング20の奥に落ち込むことも防止される。 (第2の実施の形態) 図3〜5は、本考案の第2の実施の形態を示すものであ
り、図3は車載用小物入れに用いるトレーの分解斜視
図、図4は車載用小物入れに用いるトレーの一部断面側
面図、図5は車載用小物入れの一部断面側面図をそれぞ
れ示す。
【0025】本実施の形態の特徴は、図5に示すよう
に、トレー40の前壁44を手前側に倒して開放できるよう
にした点にある。上記トレー40の詳細は、図3に示すよ
うに、底板41、左右の側壁42、後壁43を一体としたトレ
ー40に、天井部80を取り付けてトレー40における内腔の
奥の部分を袋状としている。
に、トレー40の前壁44を手前側に倒して開放できるよう
にした点にある。上記トレー40の詳細は、図3に示すよ
うに、底板41、左右の側壁42、後壁43を一体としたトレ
ー40に、天井部80を取り付けてトレー40における内腔の
奥の部分を袋状としている。
【0026】上記底板41の下面には、図3に示すよう
に、底板41の前端から前方に突出させるように底板突出
部101を形成している。また、図3に示すように、平板
状にして左右の側壁42の前端に当接される大きさの前壁
44であって、この前壁44から下方に突出する前壁固定部
102を有する前壁44を、前記前壁固定部102により回転可
能に前記底板突出部101に取り付けている。
に、底板41の前端から前方に突出させるように底板突出
部101を形成している。また、図3に示すように、平板
状にして左右の側壁42の前端に当接される大きさの前壁
44であって、この前壁44から下方に突出する前壁固定部
102を有する前壁44を、前記前壁固定部102により回転可
能に前記底板突出部101に取り付けている。
【0027】したがって、トレー40は、図3に示すよう
に、底板41、左右の両側壁42、後壁43、及び、回転可能
な前壁44により箱形に形成される。そして、図4に示す
ように、底板41の前端に設けた底板突出部101と前壁44
の前壁固定部102とにより、底板41の前縁にヒンジ部100
を形成し、底板41の前端に開閉可能とした前壁44が取り
付けられる。
に、底板41、左右の両側壁42、後壁43、及び、回転可能
な前壁44により箱形に形成される。そして、図4に示す
ように、底板41の前端に設けた底板突出部101と前壁44
の前壁固定部102とにより、底板41の前縁にヒンジ部100
を形成し、底板41の前端に開閉可能とした前壁44が取り
付けられる。
【0028】上記ヒンジ部100には、図3,4に示すよ
うに、弾性体としての蔓巻ばね103を取り付ける。この
蔓巻ばね103により、前壁44をトレー40の内部へ回転さ
せるように付勢する。ヒンジ部100の前壁固定部102に
は、下方へ延設部104を設け、この延設部104の先端にリ
ンク機構を構成するリンクバー105を取り付ける。ま
た、前壁44の前面には、図3〜5に示すように、フロン
トパネル47を取り付けてヒンジ部100を覆い隠すように
している。
うに、弾性体としての蔓巻ばね103を取り付ける。この
蔓巻ばね103により、前壁44をトレー40の内部へ回転さ
せるように付勢する。ヒンジ部100の前壁固定部102に
は、下方へ延設部104を設け、この延設部104の先端にリ
ンク機構を構成するリンクバー105を取り付ける。ま
た、前壁44の前面には、図3〜5に示すように、フロン
トパネル47を取り付けてヒンジ部100を覆い隠すように
している。
【0029】一方、ハウジング20における底壁21の内部
には、図5に示すように、突起部106を設けている。そ
して、突起部106に設けた間隙により、前記リンクバー1
05を摺動自在に挟持する。そして、リンクバー105の端
部近傍には、突起部106に接してリンクバー105の摺動を
停止させる係合膨大部107を設けている。また、リンク
バー105の長さとしては、スライダー30によりハウジン
グ20から押し出されるトレー40の停止位置直前で係合膨
大部107が突起部106に当接し、トレー40が更に停止位置
まで押し出されると、リンクバー105が延設部104の先端
を引っ張って前壁44及びフロントパネル47をヒンジ部10
0を中心に回転させ、トレー40の停止位置では前壁44が
底板41と略直線状の位置となるように延設部104の長さ
に合わせてリンクバー105の長さを調整しておく。
には、図5に示すように、突起部106を設けている。そ
して、突起部106に設けた間隙により、前記リンクバー1
05を摺動自在に挟持する。そして、リンクバー105の端
部近傍には、突起部106に接してリンクバー105の摺動を
停止させる係合膨大部107を設けている。また、リンク
バー105の長さとしては、スライダー30によりハウジン
グ20から押し出されるトレー40の停止位置直前で係合膨
大部107が突起部106に当接し、トレー40が更に停止位置
まで押し出されると、リンクバー105が延設部104の先端
を引っ張って前壁44及びフロントパネル47をヒンジ部10
0を中心に回転させ、トレー40の停止位置では前壁44が
底板41と略直線状の位置となるように延設部104の長さ
に合わせてリンクバー105の長さを調整しておく。
【0030】本実施の形態においても、底板41、左右の
側壁42、後壁43及び天井部80でトレー40の内腔の奥を袋
状としているから、傾斜させたハウジング20内にこのト
レー40を納めた状態で振動が加わっても、トレー40内の
収納物(図示せず)がハウジング20のアウターケース25
に接触することを防止できる。また、ハウジング20の傾
斜を大きく定め、収納物(図示せず)がトレー40の内腔
の奥に集まり易い小物入れ10とされるときに、天井部80
の奥行きを大きくして収納物(図示せず)とアウターケ
ース25との接触干渉を防止することができる。
側壁42、後壁43及び天井部80でトレー40の内腔の奥を袋
状としているから、傾斜させたハウジング20内にこのト
レー40を納めた状態で振動が加わっても、トレー40内の
収納物(図示せず)がハウジング20のアウターケース25
に接触することを防止できる。また、ハウジング20の傾
斜を大きく定め、収納物(図示せず)がトレー40の内腔
の奥に集まり易い小物入れ10とされるときに、天井部80
の奥行きを大きくして収納物(図示せず)とアウターケ
ース25との接触干渉を防止することができる。
【0031】しかも、天井部80の奥行きを大きくするこ
とにより、天井部80の前端81と前壁44との間に形成され
る開口部分の奥行きを多少小さくした場合でも、トレー
40が押し出されたとき、前壁44及びフロントパネル47が
回転してトレー40の前面にも開口部分を形成することが
できる。このため、前壁44が起立した状態のときには天
井部80の前端81と前壁44の上端との距離が短くても、ト
レー40が突き出されたときは開口部分を広くして収納物
(図示せず)の取り出しを容易に行なうことができる。
また、天井部80の奥行きを大きくしてハウジング20の傾
斜を多少大きく設定する場合でも、収納物(図示せず)
とアウターケース25との接触干渉を防止することができ
る。
とにより、天井部80の前端81と前壁44との間に形成され
る開口部分の奥行きを多少小さくした場合でも、トレー
40が押し出されたとき、前壁44及びフロントパネル47が
回転してトレー40の前面にも開口部分を形成することが
できる。このため、前壁44が起立した状態のときには天
井部80の前端81と前壁44の上端との距離が短くても、ト
レー40が突き出されたときは開口部分を広くして収納物
(図示せず)の取り出しを容易に行なうことができる。
また、天井部80の奥行きを大きくしてハウジング20の傾
斜を多少大きく設定する場合でも、収納物(図示せず)
とアウターケース25との接触干渉を防止することができ
る。
【0032】なお、延設部104やリンクバー105を省略
し、単にヒンジ部100によって前壁44を回転可能として
底板41に取り付け、弾性体103により前壁44をトレー40
の内部へ回転させるように付勢しておき、使用に際して
は、フロントパネル47の上端や前壁44の上端に指を掛け
て前壁44を引き倒すように回転させることにより、必要
な場合には開口部分を大きく開くこともできる。(第3
の実施の形態)図6〜9は、本考案の第3の実施の形態
を示すものであり、図6は車載用小物入れに用いるトレ
ーの分解斜視図、図7は車載用小物入れに用いるトレー
の天井部及び蓋体の裏面図、図8は車載用小物入れに用
いるトレーの正面図、図9は車載用小物入れの一部断面
側面図をそれぞれ示す。
し、単にヒンジ部100によって前壁44を回転可能として
底板41に取り付け、弾性体103により前壁44をトレー40
の内部へ回転させるように付勢しておき、使用に際して
は、フロントパネル47の上端や前壁44の上端に指を掛け
て前壁44を引き倒すように回転させることにより、必要
な場合には開口部分を大きく開くこともできる。(第3
の実施の形態)図6〜9は、本考案の第3の実施の形態
を示すものであり、図6は車載用小物入れに用いるトレ
ーの分解斜視図、図7は車載用小物入れに用いるトレー
の天井部及び蓋体の裏面図、図8は車載用小物入れに用
いるトレーの正面図、図9は車載用小物入れの一部断面
側面図をそれぞれ示す。
【0033】本実施の形態の特徴は、図9に示すよう
に、トレー40の開口部分上面に蓋体110を開放可能に設
け、この蓋体110がトレー40の前壁44と一体に上方に開
放できるようにした点にある。すなわち、図6に示すよ
うに、トレー40の底板41、左右の側壁42,42及び後壁43
を一体成形し、これに天井部80を固定する。したがっ
て、トレー40は、天井部80を除いて上面が開放するとと
もに、その前面が開放している。
に、トレー40の開口部分上面に蓋体110を開放可能に設
け、この蓋体110がトレー40の前壁44と一体に上方に開
放できるようにした点にある。すなわち、図6に示すよ
うに、トレー40の底板41、左右の側壁42,42及び後壁43
を一体成形し、これに天井部80を固定する。したがっ
て、トレー40は、天井部80を除いて上面が開放するとと
もに、その前面が開放している。
【0034】前記天井部80の前端81には、図6に示すよ
うに、トレー40の開口部分上面を塞ぐ、平板状の蓋体11
0をヒンジ部120を介して連接する。上記蓋体110の先端
には、図6に示すように、断面L字形に下向きに延び、
トレー40の開口部分前面を塞ぐ、前壁44を固定してい
る。より具体的に説明すると、図6に示すように、トレ
ー40の後壁43の上端から前方に向けて取り付けている天
井部80の前端に突縁部121を設けている。そして、突縁
部121の側方には、一対の突軸122,122を形成している。
うに、トレー40の開口部分上面を塞ぐ、平板状の蓋体11
0をヒンジ部120を介して連接する。上記蓋体110の先端
には、図6に示すように、断面L字形に下向きに延び、
トレー40の開口部分前面を塞ぐ、前壁44を固定してい
る。より具体的に説明すると、図6に示すように、トレ
ー40の後壁43の上端から前方に向けて取り付けている天
井部80の前端に突縁部121を設けている。そして、突縁
部121の側方には、一対の突軸122,122を形成している。
【0035】これに対し、蓋体110の後端には、図6に
示すように、天井部80に設けた突縁部121に合わせて切
欠部123を形成している。この切欠部123の側方には、突
軸122を軸止する一対の軸穴124,124を設けている。ま
た、蓋体110は、図6に示すように、その左右の幅をト
レー40の左右の側壁42の上縁の間隔よりも僅かに狭く
し、又、前記天井部80の前端81から左右の側壁42の前端
までの長さと等しい長さとする。
示すように、天井部80に設けた突縁部121に合わせて切
欠部123を形成している。この切欠部123の側方には、突
軸122を軸止する一対の軸穴124,124を設けている。ま
た、蓋体110は、図6に示すように、その左右の幅をト
レー40の左右の側壁42の上縁の間隔よりも僅かに狭く
し、又、前記天井部80の前端81から左右の側壁42の前端
までの長さと等しい長さとする。
【0036】上記前壁44は、図6に示すように、蓋体11
0の先端から垂下して左右の側壁42の前端の高さに等し
い高さとする。そして、前壁44には、フロントパネル47
を取り付ける。また、天井部80の前端81に設けた突縁部
121と蓋体31における切欠部123の両側部分とにより形成
したヒンジ部120には、図6に示すように、弾性体とし
ての蔓巻ばね125を設けている。この蔓巻ばね125は、図
7に示すように、突縁部121の側方に設けた突軸122に嵌
装するように固定する。そして、蔓巻ばね125の両端部
を、天井部80の下面に設けた切込み部126及び蓋体110の
下面に設けた切込み部127に各々挿入し、蔓巻ばね125の
各端部を各々天井部80の下面と蓋体110の下面とに付勢
して蓋体110を持ち上げるようにヒンジ部120を中心とし
て蓋体110を回転させるように付勢する。
0の先端から垂下して左右の側壁42の前端の高さに等し
い高さとする。そして、前壁44には、フロントパネル47
を取り付ける。また、天井部80の前端81に設けた突縁部
121と蓋体31における切欠部123の両側部分とにより形成
したヒンジ部120には、図6に示すように、弾性体とし
ての蔓巻ばね125を設けている。この蔓巻ばね125は、図
7に示すように、突縁部121の側方に設けた突軸122に嵌
装するように固定する。そして、蔓巻ばね125の両端部
を、天井部80の下面に設けた切込み部126及び蓋体110の
下面に設けた切込み部127に各々挿入し、蔓巻ばね125の
各端部を各々天井部80の下面と蓋体110の下面とに付勢
して蓋体110を持ち上げるようにヒンジ部120を中心とし
て蓋体110を回転させるように付勢する。
【0037】したがって、本実施の形態によれば、底板
41、左右の側壁42及び、後壁43により形成されるトレー
40に天井部80を設けてトレー40の内腔の奥を袋状とする
ことができる。これに加え、天井部80の前端81からトレ
ー40の前端にわたるトレー40の上方の開口部分を蓋体11
0で覆い、トレー40の前方は、図8に示すように前壁44
によって塞ぐことによりトレー40の前方を区劃している
から、トレー40の内腔を閉鎖空間とすることができる。
このため、トレー40の内腔の収納物(図示せず)がハウ
ジング20のアウターケース25と接触干渉することを確実
に防止できる。
41、左右の側壁42及び、後壁43により形成されるトレー
40に天井部80を設けてトレー40の内腔の奥を袋状とする
ことができる。これに加え、天井部80の前端81からトレ
ー40の前端にわたるトレー40の上方の開口部分を蓋体11
0で覆い、トレー40の前方は、図8に示すように前壁44
によって塞ぐことによりトレー40の前方を区劃している
から、トレー40の内腔を閉鎖空間とすることができる。
このため、トレー40の内腔の収納物(図示せず)がハウ
ジング20のアウターケース25と接触干渉することを確実
に防止できる。
【0038】また、トレー40をハウジング20から突出さ
せたときは、図9に示すように、蓋体110が回転して収
納物(図示せず)を取り出すことができ、このとき、ト
レー40の前面も開口されることとなり、収納物(図示せ
ず)の取り出しを極めて容易に行なうことができる。そ
して、トレー40をハウジング20内に押し込むに際して
は、蓋体110を押し下げた後、フロントパネル47を押す
ことにより容易にトレー40をハウジング20内に納めるこ
とができる。また、ハウジング20内にトレー40がラッチ
装置50により固定された状態では、蓋体110をハウジン
グアウターケース25が押え、傾斜したハウジング20内に
固定されたトレー40から収納物(図示せず)を溢れさせ
ることがない。
せたときは、図9に示すように、蓋体110が回転して収
納物(図示せず)を取り出すことができ、このとき、ト
レー40の前面も開口されることとなり、収納物(図示せ
ず)の取り出しを極めて容易に行なうことができる。そ
して、トレー40をハウジング20内に押し込むに際して
は、蓋体110を押し下げた後、フロントパネル47を押す
ことにより容易にトレー40をハウジング20内に納めるこ
とができる。また、ハウジング20内にトレー40がラッチ
装置50により固定された状態では、蓋体110をハウジン
グアウターケース25が押え、傾斜したハウジング20内に
固定されたトレー40から収納物(図示せず)を溢れさせ
ることがない。
【0039】さらに、本実施の形態では、図6に示すよ
うに、天井部80の上面に棒状の突条82を形成している。
これに対し、ハウジング20のアウターケース25の内面に
は、図9に示すように、前記突条82が嵌合して摺動する
溝部29を形成している。そして、上記溝部29に、図9に
示すように、突条82を挿入し、不注意に天井部80の上に
載置されたカードやチケット等がハウジング20のアウタ
ーケース25と天井部80との間に食い込むことを防止し、
カードやチケット等がトレー40の内奥に落ち込まないよ
うにしている。
うに、天井部80の上面に棒状の突条82を形成している。
これに対し、ハウジング20のアウターケース25の内面に
は、図9に示すように、前記突条82が嵌合して摺動する
溝部29を形成している。そして、上記溝部29に、図9に
示すように、突条82を挿入し、不注意に天井部80の上に
載置されたカードやチケット等がハウジング20のアウタ
ーケース25と天井部80との間に食い込むことを防止し、
カードやチケット等がトレー40の内奥に落ち込まないよ
うにしている。
【0040】なお、ヒンジ部120の形成は、天井部80に
設けた突縁部121と蓋体110に設けた切欠部123により形
成する場合に限ることなく、蓋体110の側方に突起を設
け、この突起と係合する凹孔をトレー40の左右の側壁42
に設けることによりヒンジを形成し、蓋体110の回転中
心となるヒンジ部120を天井部80の前端81の位置に設け
ることもできる。 (第4の実施の形態) 図10〜13は、本考案の第4の実施の形態を示すもの
であり、図10は車載用小物入れに用いるトレーの分解
斜視図、図11は車載用小物入れに用いるトレーの垂直
断面側面図、図12は車載用小物入れに用いるトレーの
平面図、図13は車載用小物入れの側面図をそれぞれ示
す。
設けた突縁部121と蓋体110に設けた切欠部123により形
成する場合に限ることなく、蓋体110の側方に突起を設
け、この突起と係合する凹孔をトレー40の左右の側壁42
に設けることによりヒンジを形成し、蓋体110の回転中
心となるヒンジ部120を天井部80の前端81の位置に設け
ることもできる。 (第4の実施の形態) 図10〜13は、本考案の第4の実施の形態を示すもの
であり、図10は車載用小物入れに用いるトレーの分解
斜視図、図11は車載用小物入れに用いるトレーの垂直
断面側面図、図12は車載用小物入れに用いるトレーの
平面図、図13は車載用小物入れの側面図をそれぞれ示
す。
【0041】本実施の形態の特徴は、トレー40の前壁44
を固定とし、蓋体110のみが上方に開放できるようにし
た点にある。まず、トレー40は、図10に示すように、
左右の側壁42,42、前壁44、後壁43及び底板41等から一
体成形されている。そして、後壁43の上端から前方に向
けて天井部80を付設することによりトレー40内の奥を袋
状としている。
を固定とし、蓋体110のみが上方に開放できるようにし
た点にある。まず、トレー40は、図10に示すように、
左右の側壁42,42、前壁44、後壁43及び底板41等から一
体成形されている。そして、後壁43の上端から前方に向
けて天井部80を付設することによりトレー40内の奥を袋
状としている。
【0042】上記天井部80の前端81には、図10に示す
ように、ヒンジ部120を形成するように突縁部121の側方
に一対の突軸122,122を形成する。これに対し、蓋体110
は、図10に示すように、所要板厚の平板形状にして、
前記天井部80に設けた突縁部121に合わせて切欠部123を
形成している。そして、切欠部123の側方には、突軸122
を軸止する一対の軸穴124,124を設けている。
ように、ヒンジ部120を形成するように突縁部121の側方
に一対の突軸122,122を形成する。これに対し、蓋体110
は、図10に示すように、所要板厚の平板形状にして、
前記天井部80に設けた突縁部121に合わせて切欠部123を
形成している。そして、切欠部123の側方には、突軸122
を軸止する一対の軸穴124,124を設けている。
【0043】また、蓋体31の左右の幅をトレー40の左右
の側壁42の間隔よりも僅かに狭くし、又、前記天井部80
の前端81からトレー40の前壁44までの間隔よりも僅かに
短い長さとする。したがって、前記天井部80の突軸122
を蓋体110の軸穴124に嵌合させたとき、図11,12に
示すように、天井部80の突縁部121と蓋体110における切
欠部123の両側部分とによりヒンジ部120を形成すること
ができ、突軸122を回転中心として蓋体110はトレー40の
開口部分を塞ぐようにトレー40内に収まる構造とする。
の側壁42の間隔よりも僅かに狭くし、又、前記天井部80
の前端81からトレー40の前壁44までの間隔よりも僅かに
短い長さとする。したがって、前記天井部80の突軸122
を蓋体110の軸穴124に嵌合させたとき、図11,12に
示すように、天井部80の突縁部121と蓋体110における切
欠部123の両側部分とによりヒンジ部120を形成すること
ができ、突軸122を回転中心として蓋体110はトレー40の
開口部分を塞ぐようにトレー40内に収まる構造とする。
【0044】前記突軸122には、図10に示すように、
弾性体としての蔓巻ばね125を嵌装する。そして、蔓巻
ばね125の両端部を、天井部80の下面に設けた切込み部1
26及び蓋体31の下面に設けた切込み部127に各々挿入す
る。また、蔓巻ばね125の各端部を、各々天井部80の下
面と蓋体110の下面とに付勢し、蓋体110に上方から外力
が加わらない状態のとき、図13に示すように、蓋体11
0はその前端を持ち上げられるようにしておく。
弾性体としての蔓巻ばね125を嵌装する。そして、蔓巻
ばね125の両端部を、天井部80の下面に設けた切込み部1
26及び蓋体31の下面に設けた切込み部127に各々挿入す
る。また、蔓巻ばね125の各端部を、各々天井部80の下
面と蓋体110の下面とに付勢し、蓋体110に上方から外力
が加わらない状態のとき、図13に示すように、蓋体11
0はその前端を持ち上げられるようにしておく。
【0045】したがって、トレー40は、ハウジング20内
に押し込んでラッチ装置50によりハウジング20内に固定
したときは、蓋体110がハウジング20のアウターケース2
5に押えられてトレー40の開口部分を覆う。これに対
し、フロントパネル47を軽く押し込んでラッチ装置50を
外すと、付勢手段としての巻縮ばね60によりトレー40が
ハウジング20から押し出され、蓋体110がハウジング20
から露出すると、蓋体110は、図13に示すように、蔓
巻ばね125の付勢によりヒンジ部120を回転中心として回
転するように持ち上げられる。
に押し込んでラッチ装置50によりハウジング20内に固定
したときは、蓋体110がハウジング20のアウターケース2
5に押えられてトレー40の開口部分を覆う。これに対
し、フロントパネル47を軽く押し込んでラッチ装置50を
外すと、付勢手段としての巻縮ばね60によりトレー40が
ハウジング20から押し出され、蓋体110がハウジング20
から露出すると、蓋体110は、図13に示すように、蔓
巻ばね125の付勢によりヒンジ部120を回転中心として回
転するように持ち上げられる。
【0046】このように、本実施の形態はトレー40をハ
ウジング20内に収納したとき、トレー40の内腔を天井部
80及び蓋体110で覆うことができるから、トレー40の内
腔に小物を収納してトレー40を傾斜したハウジング20内
に押し込んだ状態で走行し、トレー40を振動させること
によりトレー40の奥に収納物(図示せず)が集まって
も、ハウジング20のアウターケース25に収納物(図示せ
ず)が接触することが防止される。
ウジング20内に収納したとき、トレー40の内腔を天井部
80及び蓋体110で覆うことができるから、トレー40の内
腔に小物を収納してトレー40を傾斜したハウジング20内
に押し込んだ状態で走行し、トレー40を振動させること
によりトレー40の奥に収納物(図示せず)が集まって
も、ハウジング20のアウターケース25に収納物(図示せ
ず)が接触することが防止される。
【0047】また、トレー40を引き出す際に収納物(図
示せず)とハウジングアウターケース25とが干渉するこ
となく、容易に付勢手段としての巻縮ばね60によってス
ライダー30及びトレー40を押し出すようにしてトレー40
を突出させることができ、又、トレー40の内腔から収納
物(図示せず)が溢れることもない。さらに、トレー40
の内腔を天井部80及び蓋体110で覆うから、天井部80の
奥行きを比較的短くして蓋体110で覆う開口部分の広さ
を維持して収納物(図示せず)の取り出しを困難とする
ことを回避することができる。
示せず)とハウジングアウターケース25とが干渉するこ
となく、容易に付勢手段としての巻縮ばね60によってス
ライダー30及びトレー40を押し出すようにしてトレー40
を突出させることができ、又、トレー40の内腔から収納
物(図示せず)が溢れることもない。さらに、トレー40
の内腔を天井部80及び蓋体110で覆うから、天井部80の
奥行きを比較的短くして蓋体110で覆う開口部分の広さ
を維持して収納物(図示せず)の取り出しを困難とする
ことを回避することができる。
【0048】なお、トレー40のその他の改良例として
は、底板41、左右の側壁42及び後壁43を一体成形し、こ
れに天井部80を固定し、この天井部80の前端81からヒン
ジ部120を介して平板状の蓋体110を設け、この蓋体110
は蔓巻ばね125の付勢によりヒンジ部120を回転中心とし
て回転するように持ち上げられるようにし、又、底板41
の前縁にもヒンジ部100を形成して底板41に開閉可能と
した前壁44を取り付けるものとし、このヒンジ部100に
も蔓巻ばね103を取り付け、前壁44をトレー40の内部へ
回転させるように付勢しておいてもよい。そうすると、
図12に示した第4の実施の形態のように開口部分を上
方から塞ぐ平板状の蓋体110を有するとともに、図4に
示した第2の実施の形態のように前壁44を回転させるこ
とにより充分に広い開口部分を形成することを可能と
し、天井部80や蓋体110によりトレー40の内腔を覆うこ
ともできる。
は、底板41、左右の側壁42及び後壁43を一体成形し、こ
れに天井部80を固定し、この天井部80の前端81からヒン
ジ部120を介して平板状の蓋体110を設け、この蓋体110
は蔓巻ばね125の付勢によりヒンジ部120を回転中心とし
て回転するように持ち上げられるようにし、又、底板41
の前縁にもヒンジ部100を形成して底板41に開閉可能と
した前壁44を取り付けるものとし、このヒンジ部100に
も蔓巻ばね103を取り付け、前壁44をトレー40の内部へ
回転させるように付勢しておいてもよい。そうすると、
図12に示した第4の実施の形態のように開口部分を上
方から塞ぐ平板状の蓋体110を有するとともに、図4に
示した第2の実施の形態のように前壁44を回転させるこ
とにより充分に広い開口部分を形成することを可能と
し、天井部80や蓋体110によりトレー40の内腔を覆うこ
ともできる。
【0049】
【考案の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1) すなわち、請求項1記載の考案によれば、天井部により
収納物がトレーからこぼれ落ちのを防止することができ
る。
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1) すなわち、請求項1記載の考案によれば、天井部により
収納物がトレーからこぼれ落ちのを防止することができ
る。
【0050】これに加え、請求項1記載の考案は、トレ
ーの上面と、前記ハウジングの内面との間に、前記トレ
ーのスライド方向に沿って延びる突条と、前記突条が嵌
合して摺動する溝部とのいずれか一方をそれぞれに形成
している。このため、請求項1記載の考案によれば、不
注意に天井部の上に載置されたカードやチケット等がハ
ウジングと天井部との間に食い込むことを防止し、カー
ドやチケット等がトレーの内奥に落ち込まないようにす
ることができる。 (請求項2) すなわち、請求項2記載の考案によれば、上記した請求
項1記載の考案の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
ーの上面と、前記ハウジングの内面との間に、前記トレ
ーのスライド方向に沿って延びる突条と、前記突条が嵌
合して摺動する溝部とのいずれか一方をそれぞれに形成
している。このため、請求項1記載の考案によれば、不
注意に天井部の上に載置されたカードやチケット等がハ
ウジングと天井部との間に食い込むことを防止し、カー
ドやチケット等がトレーの内奥に落ち込まないようにす
ることができる。 (請求項2) すなわち、請求項2記載の考案によれば、上記した請求
項1記載の考案の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0051】すなわち、請求項2記載の考案によれば、
前壁の閉じ忘れを防止することができる。また、仮に、
車両の振動により、トレーの前壁が万一、開放してしま
った場合にも、請求項2記載の考案によれば、振動が収
まった後、前壁を閉じるようにすることができる。 (請求項3) 請求項3記載の考案によれば、上記した請求項1又は請
求項2に記載の考案の効果に加え、次のような効果を奏
する。
前壁の閉じ忘れを防止することができる。また、仮に、
車両の振動により、トレーの前壁が万一、開放してしま
った場合にも、請求項2記載の考案によれば、振動が収
まった後、前壁を閉じるようにすることができる。 (請求項3) 請求項3記載の考案によれば、上記した請求項1又は請
求項2に記載の考案の効果に加え、次のような効果を奏
する。
【0052】すなわち、請求項3記載の考案によれば、
トレーの開放に連動させて、リンク機構により前壁を自
動的に開放することができる。
トレーの開放に連動させて、リンク機構により前壁を自
動的に開放することができる。
【図1】本考案の第1の実施の形態に係る車載用小物入
れの分解斜視図である。
れの分解斜視図である。
【図2】本考案の第1の実施の形態に係る車載用小物入
れの垂直断面側面図である。
れの垂直断面側面図である。
【図3】本考案の第2の実施の形態に係る車載用小物入
れに用いるトレーの分解斜視図である。
れに用いるトレーの分解斜視図である。
【図4】本考案の第2の実施の形態に係る車載用小物入
れに用いるトレーの一部断面側面図である。
れに用いるトレーの一部断面側面図である。
【図5】本考案の第2の実施の形態に係る車載用小物入
れの一部断面側面図である。
れの一部断面側面図である。
【図6】本考案の第3の実施の形態に係る車載用小物入
れに用いるトレーの分解斜視図である。
れに用いるトレーの分解斜視図である。
【図7】本考案の第3の実施の形態に係る車載用小物入
れに用いるトレーの天井部及び蓋体の裏面図である。
れに用いるトレーの天井部及び蓋体の裏面図である。
【図8】本考案の第3の実施の形態に係る車載用小物入
れに用いるトレーの正面図である。
れに用いるトレーの正面図である。
【図9】本考案の第3の実施の形態に係る車載用小物入
れの一部断面側面図である。
れの一部断面側面図である。
【図10】本考案の第4の実施の形態に係る車載用小物
入れに用いるトレーの分解斜視図である。
入れに用いるトレーの分解斜視図である。
【図11】本考案の第4の実施の形態に係る車載用小物
入れに用いるトレーの垂直断面側面図である。
入れに用いるトレーの垂直断面側面図である。
【図12】本考案の第4の実施の形態に係る車載用小物
入れに用いるトレーの平面図である。
入れに用いるトレーの平面図である。
【図13】本考案の第4の実施の形態に係る車載用小物
入れの側面図である。
入れの側面図である。
【図14】従来の固定式小物入れの一例を示す図であ
る。
る。
【図15】従来の固定式小物入れの他の一例を示す図で
ある。
ある。
10 小物入れ 20 ハウジング 21 底壁 22 後壁 23 アンダーパネル 24 サイドパネル 25 アウターケース 26 第1ガイド溝 27 第2ガイド溝 28 前面枠 29 溝部 30 スライダー 31 係合突起 32 ガイド車 40 トレー 41 底板 42 側壁 43 後壁 44 前壁 45 アーム部 46 突起部 47 フロントパネル 50 係止手段としてのラッチ装置 60 付勢手段とし
ての巻縮ばね 70 連結ピン 71 補助ピン 80 天井部 81 前端 82 突条 90 制動手段としての回転ダンパ
ー 100 ヒンジ部 101 底板突出部 102 前壁固定部 103 弾性体としての蔓巻ばね 104 延設部 105 リンク機構を構成するリン
クバー 106 突起部 107 係合膨大部 110 蓋体 120 ヒンジ部 121 突縁部 122 突軸 123 切欠部 124 軸穴 125 弾性体としての蔓巻ばね 126 切込み部 127 切込み部 130 小物入れ 131 天板 132 底板 133 側壁 134 奥板 135 ヒンジ 136 蓋体
ての巻縮ばね 70 連結ピン 71 補助ピン 80 天井部 81 前端 82 突条 90 制動手段としての回転ダンパ
ー 100 ヒンジ部 101 底板突出部 102 前壁固定部 103 弾性体としての蔓巻ばね 104 延設部 105 リンク機構を構成するリン
クバー 106 突起部 107 係合膨大部 110 蓋体 120 ヒンジ部 121 突縁部 122 突軸 123 切欠部 124 軸穴 125 弾性体としての蔓巻ばね 126 切込み部 127 切込み部 130 小物入れ 131 天板 132 底板 133 側壁 134 奥板 135 ヒンジ 136 蓋体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/00 - 7/14 B60N 3/00
Claims (3)
- 【請求項1】 前面を開口した中空なハウジングと、 前記ハウジングの中空内部にスライド可能に保持され、 前記ハウジングの開口した前面から出入りするトレー
と、 前記トレーを前記ハウジングの開口前面から突出させる
方向に付勢する付勢手段と、 前記トレーを前記ハウジング内に納めた状態でロックす
る係止手段とを備え、 前記トレーの前面には、開閉可能に取り付けられ、手前
側に倒れて開放できる前壁を備えている車両用小物入れ
において、前記トレーには、前記後壁の上端から前記前壁に向かっ
て途中まで延びる天井部を設け、 前記トレーの上面と、前記ハウジングの内面との間に
は、前記トレーのスライド方向に沿って延びる突条と、
前記突条が嵌合して摺動する溝部とのいずれか一方をそ
れぞれに形成していることを特徴する請求項1に記載の
車載用小物入れ。 - 【請求項2】 前記トレーには、前記トレーの前面を
閉じる方向に前記前壁を付勢する弾性体を備えているこ
とを特徴する請求項1に記載の車載用小物入れ。 - 【請求項3】 前記ハウジングと前記トレーとの間に
は、前記トレーが前記ハウジングの前記開口前面から突
出する動きに連動させて、前記前壁を手前側に倒れて開
放させるリンク機構を備えていることを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の車載用小物入れ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002152U JP2606579Y2 (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 車載用小物入れ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002152U JP2606579Y2 (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 車載用小物入れ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10251U JPH10251U (ja) | 1998-10-23 |
JP2606579Y2 true JP2606579Y2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=16670014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002152U Expired - Fee Related JP2606579Y2 (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 車載用小物入れ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606579Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8403190B2 (en) | 2009-12-04 | 2013-03-26 | Hyundai Motor Company | Tray assembly for vehicle |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4515517B2 (ja) * | 2008-11-05 | 2010-08-04 | 本田技研工業株式会社 | 車両用収納装置 |
JP5710884B2 (ja) * | 2010-02-05 | 2015-04-30 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用インストルメントパネルのフック装置取付け構造 |
JP2023156023A (ja) * | 2022-04-12 | 2023-10-24 | 株式会社ニフコ | 車載用引出構造 |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP1998002152U patent/JP2606579Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8403190B2 (en) | 2009-12-04 | 2013-03-26 | Hyundai Motor Company | Tray assembly for vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10251U (ja) | 1998-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH077225Y2 (ja) | 車載移動体の閉位置係止装置 | |
JPH10226260A (ja) | 車載用コンソールボックスのカップホルダー | |
JP3611751B2 (ja) | スライド式コンソールボックス | |
US20020171018A1 (en) | Cup holder | |
JP2606579Y2 (ja) | 車載用小物入れ | |
JP2584092Y2 (ja) | 車載用小物入れ | |
JP3524800B2 (ja) | 車両用物入れ装置 | |
JPH02109754A (ja) | 車両用小物入れボックス | |
JP2002036962A (ja) | カードホルダ付き物品収容装置 | |
JP4206455B2 (ja) | 車両用コンソールボックス | |
JPH11291825A (ja) | 乗り物用格納式ポケット | |
JP4274609B2 (ja) | コンソールボックス | |
JPH068769A (ja) | 乗物用カップホルダ装置 | |
JP4297562B2 (ja) | 車載用小物入れ | |
JP4224785B2 (ja) | グローブボックス | |
JPH1142964A (ja) | 車載用の小物収納装置 | |
KR20030006501A (ko) | 차량의 소물함 장치 | |
JPH0426611Y2 (ja) | ||
JP2582675B2 (ja) | 車両用センターコンソール装置 | |
JPH0554075U (ja) | 車両用カップホルダー構造 | |
JPH07186838A (ja) | 自動車用引出装置 | |
JPH05446Y2 (ja) | ||
JP2581695Y2 (ja) | 車両用カップホルダ装置 | |
JP2002104080A (ja) | グローブボックス構造 | |
JPH0233577Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000815 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |