JP2582675B2 - 車両用センターコンソール装置 - Google Patents
車両用センターコンソール装置Info
- Publication number
- JP2582675B2 JP2582675B2 JP3014836A JP1483691A JP2582675B2 JP 2582675 B2 JP2582675 B2 JP 2582675B2 JP 3014836 A JP3014836 A JP 3014836A JP 1483691 A JP1483691 A JP 1483691A JP 2582675 B2 JP2582675 B2 JP 2582675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage case
- housing
- center console
- push
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 12
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K13/00—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
- G06K13/02—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
- G06K13/08—Feeding or discharging cards
- G06K13/0806—Feeding or discharging cards using an arrangement for ejection of an inserted card
- G06K13/0825—Feeding or discharging cards using an arrangement for ejection of an inserted card the ejection arrangement being of the push-push kind
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
けられるセンターコンソール装置に関する。
は、開閉蓋で閉じられるセンターコンソールボックスを
備え、また、開閉蓋内に小物入れを設けたものがある。
その小物入れは、蓋内に組み込まれた箱状のハウジング
と、このハウジングの前面開口部分より進退出可能に保
持された収納ケースと、この収納ケースを突出位置側に
付勢する付勢部材と、この付勢部材による付勢に抗して
収納ケースをハウジング内に退避された位置に係止し得
るプッシュ・プッシュ係止機構を備えて構成されてい
る。そして、この小物入れでは、格納係止状態において
収納ケースの前面を後側へ押すとプッシュ・プッシュ係
止機構による係止動作が解除されるとともに、付勢部材
による付勢力により収納ケースが開位置へと突き出され
るようになっている。
ソール装置における開閉蓋内に組み込まれた小物入れ
は、プッシュ・プッシュ係止機構を使用しているので、
その解除操作が簡単であると言う利点を有する反面、誤
って収納ケースが押されてしまうと係止が解除され、こ
の収納ケースが突き出されてしまう。また、収納ケース
の後端壁上面とハウジング内の天井面との間に隙間が存
在すると、収納ケース内に収納されているカードなど、
薄板状の小物類等が収納ケースの進退出時に収納ケース
の後側にこの隙間を通って入り込んでしまう問題点など
があった。
のであり、その目的は安全性に優れ、かつ取り扱い易い
車両用センターコンソール装置を提供することにある。
め、本発明に係る車両用センターコンソール装置におい
ては、収納ケース内に収納された小物が収納ケースの後
側に入り込んでしまわないようにするため、ハウジング
内の天井面側およびこれと対向する収納ケースの後壁側
天井面の何れか一方に前後方向に延びる複数のリブを設
けるとともに、他方に上記リブに対応して複数の凹部を
設け、凹部とリブが互い違いに差し込まれた状態で収納
ケースが摺動するようにしたものである。また、ハウジ
ングと収納ケースとの間に、プッシュ・プッシュ係止手
段が誤操作されたときに収納ケースが突出するのを防止
する、解除可能なロック機構を設けたものである。
収納ケースの後壁側天井面との間に形成された凹部とリ
ブとが互い違いに差し込まれていることにより、引出し
可能に設けた収納ケースの後端壁上面とハウジング内の
天面との間の隙間が実効的になくなる。これによって、
例え収納ケースを無造作に摺動させても、収納ケース内
に収納されているカードなど、薄板状の小物類等が収納
ケースの後側へ入り込むようなことがなくなる。また、
ロック機構をロックしておくと、収納ケースが不用意に
押されても、ロック機構の働きによって収納ケースが突
き出すことがなくなる。
詳細に説明する。図1乃至図13は、本発明に係る車両
用センターコンソール装置の一実施例を示すものであ
る。図において、この実施例の車両用センターコンソー
ル装置はセンターコンソールボックス1上の開口部を閉
じる開閉蓋2がヒンジ3(図12参照)を介してセンタ
ーコンソールボックス1に回動可能に取り付けられた状
態になっている。また、開閉蓋2は、大きくは上側カバ
ーを兼ねる第1ハウジング4と、この第1ハウジング4
内に組み込まれる物品収納構体5と、この物品収納構体
5が組み込まれた後から第1ハウジング4の下面側に固
定して取り付けられる底板6とで構成されている。
この第1ハウジング4の外形を形作っている樹脂製のフ
レーム7と、このフレーム7との間にクッション体8,
9を介装してフレーム7の外面を被覆してなるトリムカ
バー10とで構成されている。このうち、フレーム7の
天面7aには複数の取付穴11が設けられているととも
に、この天面7aに前後方向に延びる複数(本実施例で
は10個)のリブ12が左右方向に略等間隔づつ離れて
一体に設けられている。また、側面には2つの係合穴1
3(図13,14参照)が前後方向に点在して設けられ
ている。
閉じるようにして、この第1ハウジング4の下側開口内
に挿入配置されるもので、樹脂材で略皿状に形成されて
いる。また、この底板6には、その全体構成を図10に
示すように、フレーム7の取付穴11と対応している位
置に各々貫通穴14が設けられているとともに、各々先
端に係止爪15aを有した係止片15がフレーム7の係
合穴13と対応している位置にそれぞれ一体に設けられ
ている。さらに、フレーム7に取り付けられるヒンジ3
と対応している位置には、このヒンジ3を逃げるための
へこみ部16が形成されている。そして、この底板6を
第1ハウジング4に対して取り付ける場合は、図13お
よび図14に示すように、係止片15の係止爪15aを
フレーム7の係合穴13に係合させるとともに、貫通穴
14の下側よりタッピングスクリュー17をねじ止めさ
せる。すると、第1ハウジング4に底板6を固定するこ
とができる。
11に示している全体構成より明かのように、第2ハウ
ジング18と、収納ケース19とを有して構成されてい
る。このうち、第2ハウジング18は、第1ハウジング
4と共にこの実施例での箱状のハウジングを形成するも
ので、樹脂製の本体部18Aと、同じく樹脂製の前枠部
18Bとで構成されている。本体部18Aは、底壁20
と、この底壁20の後部より一体に立設された後壁21
および左右両側壁22と、前側の一部に形成された天壁
23とを有し、天壁23の後側部分と前側がそれぞれ開
口されてなる箱状に形成されている。さらに、底壁20
の中央部分には、凹部24が後端側から前端側にわたっ
て連続して設けられているとともに、この凹部24の前
端側に開口25(図9参照)が設けられている。加え
て、底壁20の一方の側壁22側に片寄った部分には、
後端側から前端側に向かってラック26が形成されてい
る。また、後壁21の中央部分にはケース部27が設け
られており、このケース部27にプッシュ・プッシュ係
止部材28が取り付けられている。このプッシュ・プッ
シュ係止部材28は、例えば実開昭61−163870
号公報および実開昭63−12578号公報などで良く
知られているものである。そして、後述する収納ケース
19側の爪片29(図9および図10参照)がキャッチ
爪28a,28b間に差し込まれて押されると爪片29
を咬えて係止し、再び爪片29がプッシュ・プッシュ係
止部材28側に押されると解放するように構成されてい
る。さらに、本体部18Aの左右両側壁22の内面に
は、前後方向に伸びるガイド壁30が設けられている。
また、左右両側壁22のうちの一方の側壁22の外面と
後壁21の外面には、第1ハウジング4の取付穴11お
よび底壁6の貫通穴14とそれぞれ対応する貫通穴31
を有した固定片32が一体に設けられている。加えて、
本体部18Aの天壁23上には、各々上下に貫通してい
るスリット状の3つの貫通穴33が左右方向に点在して
形成されている。一方、前壁部18Bは、第1ハウジン
グ4の前面側に取り付けられ、この物品収納構体5が第
1ハウジング4に組み込まれた状態において、開閉蓋2
の前面を画成するようになっている。なお、その開閉蓋
2の前面を画成するパネル部34の略中央部分には、前
後に貫通する矩形状をした前面開口部分35が設けられ
ている。また、このパネル部34の裏面側には、前面開
口部分35の上部において後方へ突出された状態で設け
られた上壁部36と、前面開口部分35の下部において
後方へ突出された状態で複数設けられた舌状係止爪片3
7とが一体に形成されている。加えて、パネル部34に
は、この一端側の部分にロック機構38用のロック部材
38Aが設けられている。このロック機構38は、図3
において詳細に示すように、パネル部34の外側からス
ライド操作されるツマミ部材39を有している。また、
このツマミ部材39のロッド39aがパネル部34に形
成された長孔40を貫通して裏面側に伸び、この裏面側
でロッド39aにストッパー片41が取り付けられ、さ
らにストッパー片41が固定部材42で抜け止めされた
状態になっている。なお、このツマミ部材39が図3中
における矢印L方向にスライド変位されると、このツマ
ミ部材39と一体にストッパー片41も移動し、このス
トッパー片41の先端が貫通穴43を通って前面開口部
分35内に突出される状態になっている。このとき後述
する収納ケース19が完全に押し込まれていた場合は、
収納ケース19側に形成されているロック機構38用の
係合凹部38B内にその先端が進入して安全ロックがか
かり、これにより収納ケース19の引出しを阻止させる
ことができる。図3はこの状態を示している。これに対
して、ツマミ部材39を図3中における矢印O方向にス
ライド変位させると、ストッパー片41の先端が前面開
口部分35内より後退し、その安全ロックが解除され
る。そして、このロック部材38Aが設けられた前壁部
18Bの本体部18Aの前面部分に取り付ける場合は、
舌状係止爪片37を本体部18Aの係合穴45(図1お
よび図9参照)内に差し込むと共に、上壁部36を天壁
23の下側に差し込む。すると、上壁部36上の係止爪
44が貫通穴33内に係合され、これによって抜け止め
されて前壁部18Bが本体部18Aに固定される。
18内に格納され、その一部が前面開口部分35を通っ
て外部に突き出し可能になっている。また、大きくは樹
脂製のスライダー46と、樹脂製のトレー部材47と、
樹脂製の規制板48と、ビニールシート材を縫製してな
るカード差し部材49とで構成されており、収納ケース
19と第2ハウジング18との間に介装された付勢部材
50の付勢力によって突出位置方向(図3の矢印M方
向)に常に付勢された状態になっている。
ック片として形成されており、中央部分には上下に貫通
した穴52が設けられ、この穴52内に付勢部材50が
装着可能になっている。また、穴52を囲む周辺部分に
は複数の凹部53が形成されている。加えて、後端側に
は、第2ハウジング18側のケース部27を逃げるへこ
み部54が設けられており、このへこみ部54内に上記
爪片29が一体に形成されている。一方、スライダー4
6の前端側には後端側に向かって設けられた横穴55が
形成されているとともに、スライダー46の上面にこの
横穴55内に通じる窓孔56が設けられている。さら
に、スライダー46の上面において、窓孔56の左右両
側にはそれぞれ位置決めピン57が一体に形成されてお
り、左右両側における凹所53内には係止爪58が一体
に形成されている。また、第2ハウジング18のラック
26と対応する凹所53内にはダンパー59がビス8を
介して取り付けられて、このダンパー59の歯車59A
がスライダー46の下面より真すぐ下側に向かって突出
された状態になっている。加えて、ダンパー59の左右
両側には、第2ハウジング18のガイド壁30と対応し
てそれぞれレール溝60が設けられている。
と、この第1トレー半体47Aの前側に支軸61を介し
て回動可能に取り付けられているとともに一側面に上記
ロック機構38の係合凹部38Bが形成された第2トレ
ー半体47Bとでなり、上面に凹所62を有した概略皿
状に構成されている。また、第1トレー半体47Aの左
右両側には、第2ハウジング43のガイド壁30と対応
してレール溝63が設けられている。加えて、第1トレ
ー半体47Aの後壁64の裏面側にはスライダー46の
横穴55に対応する差し込み部65が設けられ、この差
し込み部65が横穴55内に差し込み可能になってい
る。さらに、この差し込み部65には、その上面に弾性
係止片66が設けられているとともに、この弾性係止片
66の先端に係止爪66aが形成されている。そして、
第2ハウジング43の横穴55内に差し込み部65を差
し込んで行くと、弾性係止片66が窓孔56に対応する
までは、この弾性係止片66が内側へ撓んで逃げた状態
で挿入される。また、窓孔56に弾性係止片66が対応
すると、自己復帰力により係止爪66aが窓孔56の前
側孔縁部分に係合されて抜け止めされ、これによって第
2ハウジング43に対してトレー部材47が連結固定さ
れるようになっている。なお、このようにして連結固定
された第2ハウジング43とトレー部材47とは、レー
ル溝60とレール溝63とが互いに直線状に連結された
状態となる。
スライダー46の上面に積み重ねられる状態で取り付け
られる。そして、この規制板48には、スライダー46
側のへこみ部54に対応する切欠部67と、穴52に対
応する窓孔68と、窓孔56に対応する窓孔69と、位
置決めピン57に対応する孔70とが設けられていると
ともに、係止爪58に対応する部分にそれぞれ係合孔7
1を有した係止片72が各々一体に設けられている。ま
た、スライダー46の前端上面と対応する部分48Aは
上方に折り曲げられている。なお、この部分48Aに
は、第1ハウジング4の各リブ12と対応した位置に、
それぞれ切り欠きによる凹部73が形成されている。
トカード、給油カード等が各々差し込み可能な複数(本
実施例では4つ)ポケット74を有するカードケースと
して形成されている。そして、このカード差し部材49
の下面が第1トレー半体47Aの凹所62内に接着剤で
貼着されて取り付けられ、第2のトレー半体47Bとの
間は接着されていない状態になっている。
ース19を組み込む手順に次いて説明する。まず、ロッ
ク機構38のツマミ部材39をロック解除方向(図3の
矢印O方向)に移動させておき、スライダー46をトレ
ー部材47と連結固定される前に、レール溝60とガイ
ド壁30とを係合させて前面開口部分35よりスライダ
ー46を第2ハウジング18内に挿入させる。このと
き、穴52には付勢部材50が取り付けられ、この付勢
部材50の巻ばねの先端におけるブラケット75を第2
ハウジング18の開口25における縁部に係止させると
ともに、この付勢部材50の巻付勢力に抗してスライダ
ー46を後方に移動させ、爪片29をプッシュ・プッシ
ュ係止部材28にキャッチさせた状態にする。また、こ
の状態において、凹所53内にダンパー59をビス80
で取り付け、ラック26とダンパー56の歯車59Aと
を噛み合い状態にする。次いで、スライダー46上に規
制部材48を取り付ける。この場合、各孔70を位置決
めピン57にそれぞれ対応させた状態で規制部材48を
スライダー46上に強く押し付ける。すると、位置決め
ピン57が孔70内に挿入係合されるとともに係止片7
2の係合孔71に係止爪58が係合され、これにより規
制部材48がスライダー46上に固定される。次いで、
カード差し部材49が取り付けられているトレー部材4
7を、レール溝63とガイド壁30を係合させて前面開
口部分35より第2ハウジング18内に挿入させ、さら
に差し込み部65を横穴55内に差し込んでトレー部材
47をスライダー46に連結固定させる。また、この差
し込み操作でプッシュ・プッシュ係止部材28が押され
ると、爪片29のキャッチが解かれる。すると、図1に
示すように付勢部材50の付勢力でトレー部材47が前
方に突き出され、規制部材48の部分48Aが天壁23
の後端に当接された状態になる。しかし、再びトレー部
材47を押し込むと、トレー部材47とスライダー46
とが第2ハウジング18内に保持された位置で爪片29
がプッシュ・プッシュ係止部材28にキャッチされ、ト
レー部材47が押し込まれた状態で保持される。
9は、第1ハウジング4の係合穴13に貫通穴31を対
応させた状態にすると共に、その下側より底板6が上述
したようにして配設され、その後タッピングスクリュー
17で底板6と共に第1ハウジング4に固定し、センタ
ーコンソールボックス1の開閉蓋2として完成される。
なお、この場合、フレーム7のリブ12は規制部材48
の凹部73内に差し込まれ、このリブ12と部分48A
とが図2に示すように互い違いに差し込まれた状態にな
る。
納ケース19が押し込まれた状態において、ツマミ部材
39をロック方向(図3における矢印L方向)に移動さ
せておくと、ストッパー片41がトレー部材47の係合
凹部38B内に係合ロックされた状態で保持される。し
たがって、この状態では、収納ケース19を動かす方向
に誤操作されても収納ケース19が動くこともなく係合
ロックは外れず、不意の突き出しを防止することができ
る。これに対して、収納ケース19を突出させたい場合
は、ツマミ部材39をロック解除方向(図3における矢
印O方向)に移動させてロック機構38によるロックを
解除する。次いで、トレー部材47を少しだけ内側へ押
し戻す。すると、爪片29を拘束していたプッシュ・プ
ッシュ係止部材28によるキャッチが解かれ、付勢部材
50の付勢力で収納ケース19が突出方向(図3におけ
る矢印M方向)へ、歯車59Aとラック26を介してダ
ンパー59で調速されながら緩やかに、規制部材48の
部分48Aと第2ハウジング18の天壁23の後端とが
ぶつかるまで移動する。このとき第1ハウジング4側の
フレーム7と規制部材48との間は、リブ12と部分4
8Aとが互い違いに差し込まれた状態にあるので、第1
ハウジング4とトレー部材47との間における隙間はな
く、トレー部材47の後側へカードなどが入り込むこと
がない状態になっている。また、引き出されたトレー部
材47の第2トレー半体47Bは、図1に示すように支
軸61を支点にして下側へ回動し、この回動で第2トレ
ー半体47Bの前壁76がカード差し部材49の前側よ
り逃がされ、これによってカードの抜き差しが行い易く
なる。また、収納ケース19が突出された収納ケース1
9を収納する場合は、下側へ回動されている第2トレー
半体47Bを第1トレー半体47Aと同一平面まで戻
し、この状態で付勢部材50の付勢力に抗して開閉蓋2
側(図3中の矢印N方向)へ押し込む。そして、爪片2
9がプッシュ・プッシュ係止部材28を動作させる位置
まで押し込まれると、再び爪片29がキャッチされて開
閉蓋2内に収納ケース19が保持される。さらに、必要
に応じてツマミ部材39をロック方向に操作してロック
機構38を働かせると、例え収納ケース19が誤操作さ
れても、この収納ケース19の突き出しを防ぐことがで
きる。
が、勿論この実施例の構造に限ることなく、色々と設計
変更を施しても良いものである。例えば、第1ハウジン
グ4と第2ハウジング18とは別体に形成したが、一体
に形成しても差し支えないものである。また、リブ12
と凹部73とは、第1ハウジング4側に凹部73に相当
する部分を設けるとともに規制部材48側にリブ12に
相当する部分を設けても差し支えないものである。さら
に、第2トレー半体47Bの回動復帰は、バネ部材など
の力により自動復帰するように構成しても良いものであ
る。
用センターコンソール装置によれば、ハウジング内の天
井面側と収納ケースの後壁側天井面との間に形成された
凹部とリブとが互い違いに差し込まれていることによ
り、引出し可能に設けた収納ケースの後端壁上面とハウ
ジング内の天面との間の隙間が実効的になくなるので、
例え収納ケースを無造作に摺動させても、収納ケース内
に収納されている薄板状の小物類等が収納ケースの後側
へ入り込むようなことがなくなる。よって、収納ケース
の摺動操作が簡単になる。また、ロック機構をロックし
ておくと、収納ケースが不用意に押されても、ロック機
構の働きによって収納ケースが突き出すことがない。
ル装置の要部をトレー部材を引き出した状態で示す概略
縦断側面図である。
大断面図である。
けるロック機構の部分を拡大して示す断面図である。
ける開閉蓋を示す概略外観斜視図である。
側面図である。
側面図である。
ある。
おける物品収納構体単体の概略外観斜視図である。
断正面図である。
断正面図である。
である。
グ、12…リブ、18…第2ハウジング、19…収納ケ
ース、28…プッシュ・プッシュ係止部材、35…前面
開口部分、38…ロック機構、47…トレー部材、73
…凹部、
Claims (2)
- 【請求項1】 センターコンソールに取り付けられる箱
状のハウジングと、上面が開口したトレー状に形成され
前記ハウジングの前面開口部より進退出可能に保持され
たトレー部材を有する収納ケースとを備えた車両用セン
ターコンソール装置において、前記トレー部材の後端部
に位置して、前記ハウジング内の天井面側およびこれと
対向する前記収納ケースの後壁側天井面の何れか一方に
前後方向に延びる複数のリブを設けるとともに、他方に
前記リブに対応して複数の凹部を設け、前記凹部と前記
リブを互い違いに差し込ませてなることを特徴とする車
両用センターコンソール装置。 - 【請求項2】 センターコンソール上に取り付けられる
箱状のハウジングと、このハウジングの前面開口部分よ
り進退出可能に保持された収納ケースと、この収納ケー
スを突出位置側に付勢する付勢部材と、この付勢部材に
よる付勢に抗して前記収納ケースを前記ハウジング内に
退避された位置に係止し得るとともに、前記収納ケース
に対する通常の開放操作力が作用したときに上記係止が
解除されて前記収納ケースが前記付勢部材による付勢力
によって開作動せしめるようにするプッシュ・プッシュ
係止手段とを備えた車両用センターコンソール装置にお
いて、前記ハウジングと前記収納ケースとの間に、前記
プッシュ・プッシュ係止手段が誤操作されたときに前記
収納ケースが突出するのを防止するための解除可能なロ
ック機構を設けたことを特徴とする車両用センターコン
ソール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3014836A JP2582675B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 車両用センターコンソール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3014836A JP2582675B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 車両用センターコンソール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04237650A JPH04237650A (ja) | 1992-08-26 |
JP2582675B2 true JP2582675B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=11872122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3014836A Expired - Fee Related JP2582675B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 車両用センターコンソール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582675B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP3014836A patent/JP2582675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04237650A (ja) | 1992-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6669258B1 (en) | Guide mechanism, open-close mechanism of covering member using the guide mechanism, interior equipment for automobile using the open-close mechanism | |
JPH077225Y2 (ja) | 車載移動体の閉位置係止装置 | |
JPH0920177A (ja) | 車両用小物収納装置 | |
JPH06211079A (ja) | 引き出しユニット | |
JPH09315197A (ja) | 物入れ | |
JPH04306140A (ja) | 車両用引出し装置 | |
US20050167300A1 (en) | Storage box | |
JP3524800B2 (ja) | 車両用物入れ装置 | |
JP2582675B2 (ja) | 車両用センターコンソール装置 | |
JP4173400B2 (ja) | 開閉部材のロック装置 | |
JPH0437237A (ja) | 電話器内蔵コンソールボックス | |
US6929295B2 (en) | Storage compartment and latch arrangement thereof | |
US20210237654A1 (en) | Vehicle storage device | |
JPH0550875A (ja) | 自動車のコンソールボツクス | |
JP2565196Y2 (ja) | グローブボックス用ロック装置 | |
JPH0711835A (ja) | 物入れ装置 | |
JP2003205790A (ja) | ロック装置及びそれを用いた車両用収納装置 | |
JP2524596Y2 (ja) | コイン収納可能な容器ホルダ | |
JP2606579Y2 (ja) | 車載用小物入れ | |
JP2584092Y2 (ja) | 車載用小物入れ | |
JP3821655B2 (ja) | ロック機構 | |
JP3519485B2 (ja) | コンソールボックスのカップホルダ構造 | |
JP3531126B2 (ja) | 車両用引き出し装置 | |
JP2700219B2 (ja) | スライド扉用ラッチ装置 | |
JP4288437B2 (ja) | カップホルダーユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |