[go: up one dir, main page]

JP2606084Y2 - ピラートリムの取付構造 - Google Patents

ピラートリムの取付構造

Info

Publication number
JP2606084Y2
JP2606084Y2 JP1991050962U JP5096291U JP2606084Y2 JP 2606084 Y2 JP2606084 Y2 JP 2606084Y2 JP 1991050962 U JP1991050962 U JP 1991050962U JP 5096291 U JP5096291 U JP 5096291U JP 2606084 Y2 JP2606084 Y2 JP 2606084Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar trim
pillar
quarter
hinge
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991050962U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0576899U (ja
Inventor
訓久 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP1991050962U priority Critical patent/JP2606084Y2/ja
Publication of JPH0576899U publication Critical patent/JPH0576899U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606084Y2 publication Critical patent/JP2606084Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のピラートリム
の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ピラートリムをセンターピラーに
取り付ける構造としては、図3および図4に示した構造
のものがある。
【0003】ここで、図3に示したものは、ピラートリ
ム101の両側縁101a,101bを、センターピラ
ー102のフランジ部分を覆うオープニングトリム10
3,103によって同時に挟み込み、センターピラー1
02にピラートリム101を取り付ける構造のものであ
る。
【0004】一方、図4に示したものは、ピラートリム
101のセンターピラー102への装着面側に長手方向
に沿って複数の突起104,104を形成し、該突起1
04,104を板金製のクリップ105,105を介し
てセンターピラー102側に穿設された穴106,10
6に固定し、ピラートリム101をセンターピラー10
2に取り付ける構造のものである。
【0005】なお、図中107はクォータウィンドガラ
ス、108は該クォータウィンドガラス107をセンタ
ーピラー102に固定するためのクォータウィンドヒン
ジである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のピラートリムの取付構造にあっては、各々次の
ような課題があった。
【0007】まず、図3の構造のものにあっては、オー
プニングトリム103によってセンターピラー102の
フランジ部分のみならず、ピラートリム101の端縁を
も同時に挟み込まなければならず、その装着が困難とな
り、また装着状態が安定しない。
【0008】また、図4の構造のものにあっては、クリ
ップ105の使用から組付工数の増加および部品点数の
増加となり、またクリップ105を装着するピラートリ
ム101側の突起104、および該クリップ105を挿
入するセンターピラー102側の穴106の形成位置精
度が要求され、若干のズレも許容しえない取付構造とな
る。
【0009】本考案は、上述した従来技術が有する課題
に鑑みなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するため、クォータウィンドガラスが、その前方部分
のクォータウィンドヒンジを介して、後方部分が若干開
く構造のクォータウィンドガラスを取りつけた自動車に
適用するピラートリムの取付構造において、インナーパ
ネルとアウターパネルによって閉断面構造に形成された
センターピラーと、一端がクォータウィンドガラスに固
定され、他端が上記センターピラーの後方側壁に固定さ
れると共に、その形状が段状に形成されたクォータウィ
ンドヒンジと、これらセンターピラー及びクォータウィ
ンドヒンジの車幅方向内側に配設されたピラートリムと
を備え、上記クォータウィンドヒンジの他端を車両後方
に屈曲させると共に、この屈曲させた後端部を車幅方向
外側に折り曲げることによって、鍵状の係合部をクォー
タウィンドヒンジに一体に成形する一方、上記係合部に
係合する略L字状の係合突起を、上記センターピラーの
後方側壁に対向するピラートリムの裏面側に、後方側壁
側へ向けて形成し、この後方側壁から車両前方側に離れ
た位置に設けられた前方側壁に係止穴を穿設し、該係止
穴に対向するピラートリムの裏面側から係止爪を上記係
合突起に向けて一体に成形すると共に、該係止爪の先端
に、車両後方に延びて上記係止穴に係合する突起部を設
けてなり、上記ピラートリムの係合突起を上記クォータ
ウィンドヒンジの係合部に係合させ、該係合部を中心と
してピラートリムを回転し、該ピラートリムの係止爪を
係止穴に係合させてピラートリムの後方端縁をクォータ
ウィンドヒンジに当接させることにより、ピラートリム
をセンターピラーに取り付けるように構成している。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を、添付図面に従って
詳細に説明する。
【0012】ここで、図1は本考案にかかるピラートリ
ムの取付構造を採用した自動車の斜視図、および該自動
車のクォータウィンドガラスの取付構造を示した分解斜
視図である。図2は図1のA−A線に沿う部分の断面図
である。
【0013】図中1はボディー、2は該ボディー1の後
方側面に装着されたクォータウィンドガラスである。該
クォータウィンドガラス2は、その前方の上下部および
後方の中央部においてクォータウィンドヒンジ3,3お
よびによりボディー1側に固定されている。
【0014】クォータウィンドヒンジ3,3が固定され
るボディー1側はセンターピラー4であり、該センター
ピラー4は、図2に示したようにインナーパネル4aと
アウターパネル4bとを、その両縁に設けたフランジ部
において溶接結合した構成となっている。
【0015】クォータウィンドヒンジ3,3は、上記セ
ンターピラー4を構成するインナーパネル4aの後方側
壁14にボルト・ナット5,6により固定され、該イン
ナーパネル4aへの固定側のクォータウィンドヒンジ3
の端縁には、図2に示されているように鍵状の係合部7
が形成されている。
【0016】センターピラー4のインナーパネル4aの
上記クォータウィンドヒンジ3が固定された反対側の
方側壁15には、長手方向に沿って二個の係止穴8,8
が穿設されている。
【0017】一方、上記センターピラー4の車内側に装
着されるピラートリム10の装着面側には、上記クォー
タウィンドヒンジ3に設けられた係合部7に対応した位
置に係合突起11,11が、上記センターピラー4に穿
設された係止穴8に対応した位置に係止爪12,12が
各々設けられている。また、図2に示すように、ピラー
トリム10をセンターピラー4に取り付けた状態におい
ては、ピラートリム10の後方端縁16がクォータウィ
ンドヒンジ3に当接している。
【0018】上述したように構成されたピラートリム1
0をセンターピラー4に装着するにあたっては、センタ
ーピラー4にクォータウィンドヒンジ3,3をボルト結
合し、該クォータウィンドヒンジ3,3に設けられた係
合部7,7にピラートリム10の係合突起11,11を
係合させ、該係合部を回転中心としてピラートリム10
をセンターピラー4のインナーパネル4a上に押し当
て、該インナーパネル4aに穿設された係止穴8,8に
ピラートリム10の係止爪12,12を挿入係合させる
ことにより行う。
【0019】本考案にかかるピラートリムの取付構造
は、上記のような構造および操作により取り付けられる
ものであるため、従来のようにオープニングトリム1
3,13の取り付けが困難となることはなく、またピラ
ートリム10の一側壁側の取り付けはクォータウィンド
ガラス2を固定するヒンジ3を使用して行うため、取付
工数および部品点数の増加ともならず、経済的に有利
で、しかも取付作業性の良好なものとなる。
【0020】以上、本考案の一実施例につき説明した
が、本考案は既述の実施例に限定されるものではなく、
本考案の技術的思想に基いて、各種の変形及び変更が可
能である。
【0021】例えば、上記実施例においては、ピラート
リム10の両側壁付近に長手方向に沿って各々二箇所の
取付部11,11および12,12を形成したが、何ら
この数に限定されるものではなく、またその形成位置も
変更しうるものである。
【0022】
【考案の効果】本考案に係るピラートリムの取付構造に
よれば、以下の効果を得ることができる。(1)本考案に係るピラートリムの取付構造は、ピラー
トリムの係合突起が係合する係合部がクォータウィンド
ヒンジと一体に成形されているので、それぞれを別部品
とする必要がなく、コスト低減を図ることができる。ま
た、クォータウィンドヒンジは、クォータウィンドガラ
スの後方を若干開かせる構造のため、スプリング材たる
弾性体で形成されており、係合突起を係合部に係合させ
た状態で、該係合部を中心としてピラートリムを回転さ
せるとき、スムーズに且つ容易に回転することができ
る。 (2)また、係合部と係合突起の形状は、互いに略L字
状に形成されているため、一旦係合すれば外れにくく、
ピラートリムを回転させるときにも何ら問題がない。 (3)さらに、ピラートリムの係止爪は、係合突起側に
向かい、先端に突起部を有するため、一旦、係止爪をセ
ンターピラーの係止穴に係合させれば、係止穴から簡単
に外れることがない。また、係止爪は、係合突起とは離
れた位置に配設されているため、従来のように2箇所設
ける必要がなく、取付作業性の向上が図られるととも
に、外れにくい構造となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるピラートリムの取付構造を採用
した自動車の斜視図、および該自動車のクォータウィン
ドガラスの取付構造を示した分解斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う部分の断面図である。
【図3】従来のピラートリムの取付構造を示した図1の
A−A線に沿う部分に相当する断面図である。
【図4】従来のピラートリムの取付構造の他の例を示し
た図1のA−A線に沿う部分に相当する断面図である。
【符号の説明】
1 ボディー 2 クォータウィンドガラス 3 クォータウィンドヒンジ 4 センターピラー 4a インナーパネル 4b アウターパネル 7 係合部 8 係止穴 10 ピラートリム 11 係合突起 12 係止爪 13 オープニングトリム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/02 B60J 1/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クォータウィンドガラスが、その前方部
    分のクォータウィンドヒンジを介して、後方部分が若干
    開く構造のクォータウィンドガラスを取りつけた自動車
    に適用するピラートリムの取付構造において、インナー
    パネルとアウターパネルによって閉断面構造に形成され
    たセンターピラーと、一端がクォータウィンドガラスに
    固定され、他端が上記センターピラーの後方側壁に固定
    されると共に、その形状が段状に形成されたクォータウ
    ィンドヒンジと、これらセンターピラー及びクォータウ
    ィンドヒンジの車幅方向内側に配設されたピラートリム
    とを備え、上記クォータウィンドヒンジの他端を車両後
    方側に屈曲させると共に、この屈曲させた後端部を車幅
    方向外側に折り曲げることによって、鍵状の係合部をク
    ォータウィンドヒンジに一体に成形する一方、上記係合
    部に係合する略L字状の係合突起を、上記センターピラ
    ーの後方側壁に対向するピラートリムの裏面側に、後方
    側壁側へ向けて形成し、この後方側壁から車両前方側に
    離れた位置に設けられた前方側壁に係止穴を穿設し、該
    係止穴に対向するピラートリムの裏面側から係止爪を
    記係合突起に向けて一体に成形すると共に、該係止爪の
    先端に、車両後方に延びて上記係止穴に係合する突起部
    を設けてなり、上記ピラートリムの係合突起を上記クォ
    ータウィンドヒンジの係合部に係合させ、該係合部を中
    心としてピラートリムを回転し、該ピラートリムの係止
    爪を係止穴に係合させてピラートリムの後方端縁をクォ
    ータウィンドヒンジに当接させることにより、ピラート
    リムをセンターピラーに取り付けるように構成したこと
    を特徴とするピラートリムの取付構造。
JP1991050962U 1991-07-03 1991-07-03 ピラートリムの取付構造 Expired - Fee Related JP2606084Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991050962U JP2606084Y2 (ja) 1991-07-03 1991-07-03 ピラートリムの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991050962U JP2606084Y2 (ja) 1991-07-03 1991-07-03 ピラートリムの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0576899U JPH0576899U (ja) 1993-10-19
JP2606084Y2 true JP2606084Y2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=12873445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991050962U Expired - Fee Related JP2606084Y2 (ja) 1991-07-03 1991-07-03 ピラートリムの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606084Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011077792A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Kojima Press Industry Co Ltd 車両用アンテナ装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5469449B2 (ja) * 2009-12-24 2014-04-16 日本プラスト株式会社 ルーフサイドトリム部材の嵌合構造
JP6919518B2 (ja) * 2017-11-20 2021-08-18 トヨタ自動車株式会社 車両用ピラー構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62112637U (ja) * 1986-01-08 1987-07-17

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011077792A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Kojima Press Industry Co Ltd 車両用アンテナ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0576899U (ja) 1993-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2606084Y2 (ja) ピラートリムの取付構造
JPS6113374Y2 (ja)
JP2002347660A (ja) 車両用装飾部品の取付構造
JP3333745B2 (ja) 車両用インサイドドアハンドル装置
JPS5820435Y2 (ja) 自動車用ピラ−トリム
JP2603096Y2 (ja) ピラ−ガ−ニッシュの取付構造
JP3465290B2 (ja) フェンダパネルの取付構造
JPH0125080Y2 (ja)
JP3698475B2 (ja) メータフード取付構造
JP3989708B2 (ja) トリム部材の取付構造
JPH0335610Y2 (ja)
JPH0537711Y2 (ja)
JPH0326973Y2 (ja)
JP2560345Y2 (ja) ライセンスプレートブラケットの取付構造
JPH042105Y2 (ja)
JP3343590B2 (ja) 自動車のドアミラー取着構造
JP2604631Y2 (ja) 車載用スピーカグリルの取付構造
JPH0620658Y2 (ja) ドアトリムにおけるロックフィニッシャーの取付構造
JPS6242857Y2 (ja)
JPS6134170Y2 (ja)
JPH0660546U (ja) 車両用後写鏡のミラーハウジング
JPS5921244Y2 (ja) 自動車用インナ−ハンドルカバ−の取付け構造
JP2532501Y2 (ja) 自動車のピラーガーニッシュ取付構造
JPH08216686A (ja) ドアトリムの取付構造
JP2001158244A (ja) リッドホルダ構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees