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JP2603096Y2 - ピラ−ガ−ニッシュの取付構造 - Google Patents

ピラ−ガ−ニッシュの取付構造

Info

Publication number
JP2603096Y2
JP2603096Y2 JP1992056882U JP5688292U JP2603096Y2 JP 2603096 Y2 JP2603096 Y2 JP 2603096Y2 JP 1992056882 U JP1992056882 U JP 1992056882U JP 5688292 U JP5688292 U JP 5688292U JP 2603096 Y2 JP2603096 Y2 JP 2603096Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garnish
center pillar
pillar
mounting structure
trim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992056882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0612213U (ja
Inventor
浩之 藤本
登 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP1992056882U priority Critical patent/JP2603096Y2/ja
Publication of JPH0612213U publication Critical patent/JPH0612213U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2603096Y2 publication Critical patent/JP2603096Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車センタピラーの車
内面に取付けられるピラーガーニッシュに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上記ピラーガーニッシュとしては、これ
を上下に二分割し、ドアサッシュと対応するセンタピラ
ーの上半部にアッパガーニッシュを取付け、ドアパネル
と対応する下半部にロアガーニッシュを取付ける構造と
したものがある(実開平4−31054号)
【0003】図2ないし図4は、一般に用いられている
分割タイプのピラーガーニッシュGの取付構造を示すも
ので、センタピラー1の上半部にはアッパガーニッシュ
2が、下半部にはロアガーニッシュ3が取付けられてい
る。センタピラー1の上半部の前後のフランジ11には
トリム5が取付けられている。
【0004】アッパガーニッシュ2は、その内面側の上
下位置に突設した図略のクリップ取付座にクリップ6
a,6bを取付け、これをセンタピラー1のクリップ穴
に押込むことにより固定されている。
【0005】一方、ロアガーニッシュ3はセンタピラー
1との間にシートベルト収納部となる空間Sを形成する
ようにセンタピラー1を覆っている。そしてロアガーニ
ッシュ3は、図(図のA−A線断面)に示すよう
に、前後の内面に対設したリブ71,72でセンタピラ
ー1の前後のフランジ11を挟むようにして取付けられ
ている。
【0006】ところが、シートベルト(図略)が引き出
されるアッパガーニッシュ2の下端とロアガーニッシュ
3の上端とのラップ部4では、図4(図2のB−B線断
面)に示すようにフランジ11にトリム5が取付けられ
ているのでロアガーニッシュ3の端縁31でフランジ1
1を挟み付けることができず、トリム5を包むように嵌
合せしめてある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ロアガーニッシュ3
は、その両端縁を、センタピラーのフランジ11に取付
けたトリム5に嵌着させるためには端縁31全体を幅方
向に広げるように変形させる必要があることから、変形
可能な厚さに形成されている。このため、上端では、何
等かの外力(矢印P)で押込まれると、両端縁31が図
4の破線で示すように口開き状に変形し、トリム5から
はずれるおそれがある。また、長期間使用においては口
開き状に永久変形する。
【0008】そこで本考案は、ロアガーニッシュの上端
に外力が加えられても、センタピラーに取付けたトリム
と嵌合するロアガーニッシュの端縁に変形が生じたり、
また端縁がトリムからはずれたりすることのないピラー
ガーニッシュの取付構造を提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は図1に示すよう
に、アッパガーニッシュ2の下端と空間Sをおいて該下
端を覆うようにラップするロアガーニッシュ3の上端
は、その前後の端縁31をセンタピラー1の前後の端縁
に取付けたトリム5の下端を包むように嵌合させてセン
タピラー1に取付ける。ロアガーニッシュ3の上端内面
には前後位置に当てリブ30を突設してアッパガーニッ
シュ2の下端外面に当接せしめる。かつアッパガーニッ
シュ2の下端内面には少なくとも上記当てリブ30が当
接する前後位置に当てリブ20を突設してセンタピラー
1に当接せしめる。
【0010】
【作用】ロアガーニッシュ3の上端に車内から外力が加
えられても、外力はロアガーニツシュ3の前後位置で、
ロアガーニッシュ3の当てリブ30およびアッパガーニ
ッシュ2の当てリブ20を介してセンタピラー1により
受け止められる。従ってトリム5を包むロアガーニッシ
ュ3の端縁31に変形や口開きは生じない。
【0011】
【実施例】本考案のピラーガーニッシュの取付構造を、
図1および図2により、アッパガーニッシュ2とロアガ
ーニッシュ3のラップ部4を中心に説明する。
【0012】図1(図2のB−B線に沿う位置での断
面)に示すように、合成樹脂製のロアガーニッシュ3は
断面C字形で、その上端はセンタピラー1およびセンタ
ピラー1の上半部に取付けたアッパガーニッシュ2の下
端を覆っている。ロアガーニッシュ3の前後の端縁31
は丸味をもつL字形に屈曲し、ロアガーニッシュ3の上
端ではセンタピラー1の前後に形成したフランジ11に
組付けられているトリム5に、これを包むように嵌合せ
しめてある。ロアガーニッシュ3とセンタピラー1との
間の空間Sはラップ部4で開口しており、空間S内に設
置した図略のシートベルトの取出口となっている。
【0013】合成樹脂製のアッパガーニッシュ2は、前
後にフランジ21を有する平板で、下端内面に全幅にわ
たり当てリブ20が突設してあり、センタピラー1と当
接している。ロアガーニッシュ2の上端内面にはアッパ
ガーニッシュ2の当てリブ20の前後端に対向する位置
に当てリブ30が突設してあり、アッパガーニッシュ2
の下端外面に当接している。なお、当てリブ20とセン
タピラー1との間、および当てリブ30とアッパガーニ
ッシュ2との間には若干の隙間があってもよい。アッパ
ガーニッシュ2およびロアガーニッシュ3の一般部の取
付構造は上記した従来構造と同じである。また、アッパ
ガーニッシュ2の当てリブ20は、ロアガーニッシュ3
の当てリブ30と対応する前後の端部のみに形成しても
よい。
【0014】上記のように構成したラップ部4におい
て、ロアガーニッシュ3の上端に外力Pが加えられたと
き、ロアガーニッシュ3は幅方向中央部では図1の破線
で示すように撓むが、両端部は当てリブ20,30を介
してセンタピラー1に支持されるから変形せず、またそ
の外側にあって、トリム5と嵌合する端縁31は変形し
ない。従って、端縁31の嵌合は外力にかかわらず長期
にわたり良好に維持され、口開きやはずれが生じること
はない。
【0015】かつ、上記のように外力が作用しても、そ
の力は端縁31に影響せず嵌合が良好に保持されるか
ら、ロアガ−ニッシュ3を薄肉とすることができ、従っ
て両端縁31のセンタピラ−1への組付作業も容易とな
る。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、
ッパガーニッシュの下端とラップするロアガーニッシュ
の上端の前後の端縁をセンタピラーの前後に取付けたト
リムに嵌合せしめたピラーガーニッシュにおいて、ロア
ガーニッシュの上端が外力により押込まれても、その力
はトリムに嵌合する端縁に影響せず、端縁に変形、口開
き、トリムからのはずれは生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のピラ−ガ−ニッシュの、図2のB−B
線に沿う位置での取付構造を示す断面図である。
【図2】ピラ−ガ−ニッシュの外観図である。
【図3】従来のピラ−ガ−ニッシュの、図2のA−A線
に沿う位置での取付構造を示す断面図である。
【図4】従来のピラ−ガ−ニッシュの、図2のB−B線
に沿う位置での取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 センタピラ− G ピラ−ガ−ニッシュ 2 アッパガ−ニッシュ 3 ロアガ−ニッシュ 20、30 当てリブ 4 ラップ部 5 トリム S 空間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車センタピラーの上半部を覆うアッ
    パガーニッシュと、センタピラーの下半部を覆うロアガ
    ーニッシュとよりなり、ロアガーニッシュはセンタピラ
    ーとの間に空間を形成してセンタピラーを覆い、上端が
    アッパガーニッシュの下端とこれを覆うようにラップ
    し、上端の前後の端縁がセンタピラーの上半部の前後の
    端縁に取付けたトリムを包むように嵌着されたピラーガ
    ーニッシュにおいて、ロアガーニッシュの上端内面の前
    後位置にアッパガーニッシュの下端外面に当接する当て
    リブを突設するとともに、アッパガーニッシュの下端内
    には少くとも上記当てリブが当接する前後位置にセン
    タピラーに当接する当てリブを突設したことを特徴とす
    るピラーガーニッシュの取付構造。
JP1992056882U 1992-07-21 1992-07-21 ピラ−ガ−ニッシュの取付構造 Expired - Lifetime JP2603096Y2 (ja)

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JPH0612213U JPH0612213U (ja) 1994-02-15
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