JP2587309Y2 - 紙おむつホルダー - Google Patents
紙おむつホルダーInfo
- Publication number
- JP2587309Y2 JP2587309Y2 JP1991063094U JP6309491U JP2587309Y2 JP 2587309 Y2 JP2587309 Y2 JP 2587309Y2 JP 1991063094 U JP1991063094 U JP 1991063094U JP 6309491 U JP6309491 U JP 6309491U JP 2587309 Y2 JP2587309 Y2 JP 2587309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disposable diaper
- holder
- diaper holder
- double
- paper diaper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は平判紙おむつを身体に装
着する為に使用する平判紙おむつと別体に形成されたベ
ルト状の紙おむつホルダーに関する。
着する為に使用する平判紙おむつと別体に形成されたベ
ルト状の紙おむつホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、乳幼児や老人、病人等の排
泄物を処理する為におむつが使用されている。上記おむ
つは身体の腰部に装着するものであって以前に於てはそ
のほとんどが布製のものであったが、最近ではより容易
に使用できる使い捨ての紙おむつが広く使用される様に
なった。そして上記紙おむつには、主としてパンツタイ
プのものと平判タイプのものがあるものの、パンツタイ
プのものは装着は容易であるが、種々の着用者に応じて
多種多様なサイズが必要であるのでコスト高となり、高
価である為平判タイプの紙おむつが広く一般で使用され
ている。
泄物を処理する為におむつが使用されている。上記おむ
つは身体の腰部に装着するものであって以前に於てはそ
のほとんどが布製のものであったが、最近ではより容易
に使用できる使い捨ての紙おむつが広く使用される様に
なった。そして上記紙おむつには、主としてパンツタイ
プのものと平判タイプのものがあるものの、パンツタイ
プのものは装着は容易であるが、種々の着用者に応じて
多種多様なサイズが必要であるのでコスト高となり、高
価である為平判タイプの紙おむつが広く一般で使用され
ている。
【0003】そして、上記平判紙おむつを身体に装着す
る手段として従来は布おむつを装着する為に使用してい
たものと同じ構造の防水性を有するおむつカバーを使用
しているものであった。
る手段として従来は布おむつを装着する為に使用してい
たものと同じ構造の防水性を有するおむつカバーを使用
しているものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の平判紙おむ
つを身体に装着する為の手段であるおむつカバーは平判
紙おむつが普及する以前から布製のおむつの装着手段と
して使用されていたものである。これは通常、防水性加
工がほどこされている。しかし、平判紙おむつは、それ
を構成するものの中に防水性のパックシートがあるの
で、併用するおむつカバーの防水性は蛇足となる。しか
も上記防水性を有するおむつカバーを用いることによっ
て以下の様な不具合が生じていた。
つを身体に装着する為の手段であるおむつカバーは平判
紙おむつが普及する以前から布製のおむつの装着手段と
して使用されていたものである。これは通常、防水性加
工がほどこされている。しかし、平判紙おむつは、それ
を構成するものの中に防水性のパックシートがあるの
で、併用するおむつカバーの防水性は蛇足となる。しか
も上記防水性を有するおむつカバーを用いることによっ
て以下の様な不具合が生じていた。
【0005】即ち、過度の防水処置が行われる為、通気
性が悪い。また、平判紙おむつにカバーを兼用するとか
さばり、活動性が損われる。また、装脱着に手間がかか
る。更に、コスト高となってしまう。
性が悪い。また、平判紙おむつにカバーを兼用するとか
さばり、活動性が損われる。また、装脱着に手間がかか
る。更に、コスト高となってしまう。
【0006】
【考案の目的】よって本考案の目的とする所は上述の如
き従来の技術の有する問題点を解決するものであって、
平判紙おむつを装着した際、その装脱着性、通気性が良
好であると共に活動性が良好であり、しかも低コストが
実現できる平判紙おむつの装着手段を提供することにあ
る。
き従来の技術の有する問題点を解決するものであって、
平判紙おむつを装着した際、その装脱着性、通気性が良
好であると共に活動性が良好であり、しかも低コストが
実現できる平判紙おむつの装着手段を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本考案は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応す
る添付図面に使用した符号を用いて説明すると、平判紙
おむつAを身体に装着する為の紙おむつホルダー1に於
て、上記紙おむつホルダー1はベルト状であって平判紙
おむつAと別体に形成されており、長手方向の両端部
7,8及び中央部9に両面粘着テープ片4が貼着されて
いて、全体の中の少なくとも一部が弾性材から成ること
を特徴とする紙おむつホルダーである。
本考案は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応す
る添付図面に使用した符号を用いて説明すると、平判紙
おむつAを身体に装着する為の紙おむつホルダー1に於
て、上記紙おむつホルダー1はベルト状であって平判紙
おむつAと別体に形成されており、長手方向の両端部
7,8及び中央部9に両面粘着テープ片4が貼着されて
いて、全体の中の少なくとも一部が弾性材から成ること
を特徴とする紙おむつホルダーである。
【0008】
【作用】以上の構成によると、平判紙おむつAを身体に
装着する為の手段は、その長手方向の両端部7,8及び
中央部9に両面粘着テープ片を有し、しかも、全体の一
部が弾性材より成るベルト状に形成された紙おむつホル
ダー1であるので、平判紙おむつAの一部分に装着で
き、よって通気性が良好となると共に、活動性が良好と
なり、しかも両面粘着テープ片4によって平判紙おむつ
Aを装着すると同時に弾性材によって適度に締め付ける
ので、よりしっかりとした装着状態が得られ、しかもそ
の装着は容易である。
装着する為の手段は、その長手方向の両端部7,8及び
中央部9に両面粘着テープ片を有し、しかも、全体の一
部が弾性材より成るベルト状に形成された紙おむつホル
ダー1であるので、平判紙おむつAの一部分に装着で
き、よって通気性が良好となると共に、活動性が良好と
なり、しかも両面粘着テープ片4によって平判紙おむつ
Aを装着すると同時に弾性材によって適度に締め付ける
ので、よりしっかりとした装着状態が得られ、しかもそ
の装着は容易である。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基づき詳
細に説明する。図1に示した様に本考案の紙おむつホル
ダー1は不織布2a,2bを重ね合わせてベルト状に成
したものであり、その長手方向の両端部7,8及び中央
部9に両面粘着テープ片4が貼着されている。そして、
上記不織布2a,2bの間には糸ゴム3が配設されてお
り、不織布2a,2bに弾性を与えている。そして、上
記糸ゴム3は、図2に示した様に、接着剤(ホットメル
ト)層5によって不織布2bに接着されており、さらに
上記糸ゴム3の配設は両面粘着テープ片4が貼着されて
いる部分を避けた状態で行われており、紙おむつホルダ
ー1の長手方向の両端部7,8及び中央部9を除く部分
を弾性材と成しているものである。そして図3に示した
様に両面粘着テープ片4の上には剥離紙6が貼着されて
おり、紙おむつホルダー1の非使用時に於ける両面粘着
テープ片4の粘着トラブルを防止している。ここで、不
織布は、湿式不織布でも乾式不織布であってもよい。繊
維としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエス
テル、ナイロンもしくはそれらの複合繊維又はレーヨ
ン、ポリウレタン等を挙げることができる。いずれの場
合も、不織布には適度の通気性、肌ざわりの良さ、適度
な強度、安全性、経済性等が要求される。その要求を満
足されるならば、不織布に限定されることなく、織布又
はフィルム等を用いることもできる。両面粘着テープは
基材テープの両面に粘着剤を塗工したものである。両面
粘着テープの基材としては、通常、紙、プラスチック、
織布、不織布又はそれらの複合材が用いられる。粘着剤
としては、通常、アクリルエマルジョン系、天然ゴムラ
テックス系、EVAホットメルト系、SBS又はSBS
/SIS等のブロックポリマー等が使用に適する。糸ゴ
ムとしては、通常、天然ゴム系、スパンデック系等が使
用される。天然ゴムには少量のインプレンゴム、スチレ
ンブタジェンゴム等の合成ゴムを混入してもよい。糸ゴ
ムの接着面積を大きくするため、糸ゴム断面は扁平状又
は凸凹があるのが好ましい。
細に説明する。図1に示した様に本考案の紙おむつホル
ダー1は不織布2a,2bを重ね合わせてベルト状に成
したものであり、その長手方向の両端部7,8及び中央
部9に両面粘着テープ片4が貼着されている。そして、
上記不織布2a,2bの間には糸ゴム3が配設されてお
り、不織布2a,2bに弾性を与えている。そして、上
記糸ゴム3は、図2に示した様に、接着剤(ホットメル
ト)層5によって不織布2bに接着されており、さらに
上記糸ゴム3の配設は両面粘着テープ片4が貼着されて
いる部分を避けた状態で行われており、紙おむつホルダ
ー1の長手方向の両端部7,8及び中央部9を除く部分
を弾性材と成しているものである。そして図3に示した
様に両面粘着テープ片4の上には剥離紙6が貼着されて
おり、紙おむつホルダー1の非使用時に於ける両面粘着
テープ片4の粘着トラブルを防止している。ここで、不
織布は、湿式不織布でも乾式不織布であってもよい。繊
維としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエス
テル、ナイロンもしくはそれらの複合繊維又はレーヨ
ン、ポリウレタン等を挙げることができる。いずれの場
合も、不織布には適度の通気性、肌ざわりの良さ、適度
な強度、安全性、経済性等が要求される。その要求を満
足されるならば、不織布に限定されることなく、織布又
はフィルム等を用いることもできる。両面粘着テープは
基材テープの両面に粘着剤を塗工したものである。両面
粘着テープの基材としては、通常、紙、プラスチック、
織布、不織布又はそれらの複合材が用いられる。粘着剤
としては、通常、アクリルエマルジョン系、天然ゴムラ
テックス系、EVAホットメルト系、SBS又はSBS
/SIS等のブロックポリマー等が使用に適する。糸ゴ
ムとしては、通常、天然ゴム系、スパンデック系等が使
用される。天然ゴムには少量のインプレンゴム、スチレ
ンブタジェンゴム等の合成ゴムを混入してもよい。糸ゴ
ムの接着面積を大きくするため、糸ゴム断面は扁平状又
は凸凹があるのが好ましい。
【0010】そして、上記紙おむつホルダー1の大きさ
としては幅20〜80ミリメートル、伸長時長さ300
〜1500ミリメートル程度が好ましい。巾20mm未
満では紙オムツに対する粘着テープの剥離強度が十分大
きくならず、80mmを超えると、粘着テープの貼着の
際に、しわが発生しやすく、粘着者の運動を阻害し、し
かもホルダー素材の無駄となる。伸長時長さは、装着者
の腰囲り寸法又は腹囲り寸法にもよるが、300mm未
満では紙オムツに届きにくく、1500mmを超える
と、細身の人では締着が困難となる。尚、図2,図3に
於て表裏の不織布2a,2bの貼り合せは、図示簡略の
為、特に図示していないが、ホットメルト接着、超音波
溶着等が挙げられる。さらに、上記糸ゴム3は、紙おむ
つホルダー1に4条配設されている場合が示してある
が、紙おむつホルダー1の幅に応じて増減させることに
よって適切な弾性を有する弾性材を成すことができるも
のである。
としては幅20〜80ミリメートル、伸長時長さ300
〜1500ミリメートル程度が好ましい。巾20mm未
満では紙オムツに対する粘着テープの剥離強度が十分大
きくならず、80mmを超えると、粘着テープの貼着の
際に、しわが発生しやすく、粘着者の運動を阻害し、し
かもホルダー素材の無駄となる。伸長時長さは、装着者
の腰囲り寸法又は腹囲り寸法にもよるが、300mm未
満では紙オムツに届きにくく、1500mmを超える
と、細身の人では締着が困難となる。尚、図2,図3に
於て表裏の不織布2a,2bの貼り合せは、図示簡略の
為、特に図示していないが、ホットメルト接着、超音波
溶着等が挙げられる。さらに、上記糸ゴム3は、紙おむ
つホルダー1に4条配設されている場合が示してある
が、紙おむつホルダー1の幅に応じて増減させることに
よって適切な弾性を有する弾性材を成すことができるも
のである。
【0011】次に図4に基づき本考案の紙おむつホルダ
ー1の製造例を示す。表裏の不織布2a,2bが巻かれ
た不織布リール10a,10bを上下に配設し、表裏の
不織布2a,2bを重ね合せながら図中矢印P方向へ送
ると同時に上記表裏の不織布2a,2b間にゴム糸3を
挾み込む。この時ゴム糸3には、適度な引張力が加えら
れており、通常、2〜3倍に延伸された状態でゴム糸リ
ール11から送られる。そして上記ゴム糸3の下部即ち
裏の不織布2bの上方にはゴム糸3を接着する為の接着
剤(ホットメルト)が接着剤塗布手段17によって塗布
され接着剤層5が形成されている。そしてゴム糸3及び
接着剤層5を挾み込んだ表裏の不織布2a,2bは貼合
せニップロール12によって圧接され、ゴム糸3が接着
剤層5によって固定されると同時に表裏の不織布2a,
2bが貼合わされる。
ー1の製造例を示す。表裏の不織布2a,2bが巻かれ
た不織布リール10a,10bを上下に配設し、表裏の
不織布2a,2bを重ね合せながら図中矢印P方向へ送
ると同時に上記表裏の不織布2a,2b間にゴム糸3を
挾み込む。この時ゴム糸3には、適度な引張力が加えら
れており、通常、2〜3倍に延伸された状態でゴム糸リ
ール11から送られる。そして上記ゴム糸3の下部即ち
裏の不織布2bの上方にはゴム糸3を接着する為の接着
剤(ホットメルト)が接着剤塗布手段17によって塗布
され接着剤層5が形成されている。そしてゴム糸3及び
接着剤層5を挾み込んだ表裏の不織布2a,2bは貼合
せニップロール12によって圧接され、ゴム糸3が接着
剤層5によって固定されると同時に表裏の不織布2a,
2bが貼合わされる。
【0012】次いで図5に示す様な小突起状の刃14を
有するロータリーカッター13と受刃ロール15によっ
て表裏の不織布2a,2b間のゴム糸3を一定間隔で切
断する。図では刃の突起が階段状となっているが、これ
を一列に並べるのが好ましい。これによって図6に示す
様にゴム糸3が切断された部分で縮み、切断部18付近
にゴム糸3が存在しない部分が生じるので、そこに両面
粘着テープ片4を両面粘着テープ片貼着手段16によっ
て貼着する。そして、上記によってできあがったゴム糸
3、両面粘着テープ片4を有する不織布2a,2bの帯
を両面粘着テープ片4の中央で1つおきに切断すること
によって上記紙おむつホルダー1が完成する。上記方法
を利用すれば完全に自動化して製造が行えるので、低コ
ストで紙おむつホルダー1を製造できるものである。
有するロータリーカッター13と受刃ロール15によっ
て表裏の不織布2a,2b間のゴム糸3を一定間隔で切
断する。図では刃の突起が階段状となっているが、これ
を一列に並べるのが好ましい。これによって図6に示す
様にゴム糸3が切断された部分で縮み、切断部18付近
にゴム糸3が存在しない部分が生じるので、そこに両面
粘着テープ片4を両面粘着テープ片貼着手段16によっ
て貼着する。そして、上記によってできあがったゴム糸
3、両面粘着テープ片4を有する不織布2a,2bの帯
を両面粘着テープ片4の中央で1つおきに切断すること
によって上記紙おむつホルダー1が完成する。上記方法
を利用すれば完全に自動化して製造が行えるので、低コ
ストで紙おむつホルダー1を製造できるものである。
【0013】次にその使用例を図7に基づき説明する。
まず、平判紙おむつAの一方の端部に紙おむつホルダー
1の中央部9の両面粘着テープ片4を貼着する。そし
て、上記平判紙おむつAを身体の腰部の前後に当てがっ
た後、紙おむつホルダー1の両端部7,8の両面粘着テ
ープ片4を平判紙おむつAの他方の端部の左右に貼着す
る。この時、紙おむつホルダー1の弾性材部分、即ちゴ
ム糸3が配設されている部位を適度に伸ばしながら貼着
することによって、より良好な装着が行え、又上記両面
粘着テープ片4が貼着している部分は弾性材部分ではな
いので、両面粘着テープ片4の粘着力が十分に生かさ
れ、平判紙おむつAの脱落を十分に防止できる。そして
平判紙おむつAの使用後は、紙おむつホルダー1の両端
部7,8の両面粘着テープ片4を平判紙おむつAから剥
がすことによって、平判紙おむつAを身体から外すこと
ができ、紙おむつホルダー1と平判紙おむつAを共に使
い捨てるものである。
まず、平判紙おむつAの一方の端部に紙おむつホルダー
1の中央部9の両面粘着テープ片4を貼着する。そし
て、上記平判紙おむつAを身体の腰部の前後に当てがっ
た後、紙おむつホルダー1の両端部7,8の両面粘着テ
ープ片4を平判紙おむつAの他方の端部の左右に貼着す
る。この時、紙おむつホルダー1の弾性材部分、即ちゴ
ム糸3が配設されている部位を適度に伸ばしながら貼着
することによって、より良好な装着が行え、又上記両面
粘着テープ片4が貼着している部分は弾性材部分ではな
いので、両面粘着テープ片4の粘着力が十分に生かさ
れ、平判紙おむつAの脱落を十分に防止できる。そして
平判紙おむつAの使用後は、紙おむつホルダー1の両端
部7,8の両面粘着テープ片4を平判紙おむつAから剥
がすことによって、平判紙おむつAを身体から外すこと
ができ、紙おむつホルダー1と平判紙おむつAを共に使
い捨てるものである。
【0014】そして上記平判紙おむつAの装着はベルト
状の紙おむつホルダー1のみで行えるので、通気性、活
動性が高く、しかもその装着は非常に簡易なものであ
る。
状の紙おむつホルダー1のみで行えるので、通気性、活
動性が高く、しかもその装着は非常に簡易なものであ
る。
【0015】又、図8に示した様に紙おむつホルダー1
を不織布2a,2bに変えて伸縮部材であるスパンテッ
クス織布又は不織布19で構成することによってより簡
易に製造できるものであり、さらに図9に示した様に両
面粘着テープ片4が貼着される部分を非弾性材のプラス
チックフィルム、紙、織布又は不織布20とし、それら
の間をスパンテックス、織布もしくは不織布、天然ゴム
フィルム、ウレタンフィルム又は発泡ウレタン等の弾性
材19で継ぐことによって両面粘着テープ片4のよじれ
や、しわで粘着力を損うことのないより装着性の高い紙
おむつホルダー1を成すことができるものである。尚、
上記2例の使用方法は第1の例と同様であるので、説明
を省略する。
を不織布2a,2bに変えて伸縮部材であるスパンテッ
クス織布又は不織布19で構成することによってより簡
易に製造できるものであり、さらに図9に示した様に両
面粘着テープ片4が貼着される部分を非弾性材のプラス
チックフィルム、紙、織布又は不織布20とし、それら
の間をスパンテックス、織布もしくは不織布、天然ゴム
フィルム、ウレタンフィルム又は発泡ウレタン等の弾性
材19で継ぐことによって両面粘着テープ片4のよじれ
や、しわで粘着力を損うことのないより装着性の高い紙
おむつホルダー1を成すことができるものである。尚、
上記2例の使用方法は第1の例と同様であるので、説明
を省略する。
【0016】
【考案の効果】以上詳述した如く本考案によると次の様
な効果を奏する。即ち請求項第1項によると、両端部及
び中央部に両面粘着テープ片を有し、しかも全体の一部
が弾性材より成るベルト状の紙おむつホルダーであるの
で、平判紙おむつの一部のみに装着でき、よって通気性
が良好となると共に、活動性が良好となり、しかも両面
粘着テープ片によって平判紙おむつを固定し、弾性材に
よって適度に締め付けるので、よりしっかりとした装着
状態が得られ、しかもその装着は容易であるものであ
る。
な効果を奏する。即ち請求項第1項によると、両端部及
び中央部に両面粘着テープ片を有し、しかも全体の一部
が弾性材より成るベルト状の紙おむつホルダーであるの
で、平判紙おむつの一部のみに装着でき、よって通気性
が良好となると共に、活動性が良好となり、しかも両面
粘着テープ片によって平判紙おむつを固定し、弾性材に
よって適度に締め付けるので、よりしっかりとした装着
状態が得られ、しかもその装着は容易であるものであ
る。
【0017】そして請求項第2項によると、両面粘着テ
ープ片が貼着されている部分が弾性材ではないので、紙
おむつホルダー非使用時に粘着テープがしわになること
がなく、しかも使用時に両面粘着テープ片の粘着力が低
下することがないので、取扱いやすく、しかもより良好
な装着状態が得られるものである。さらに請求項第3項
によると安価な不織布とゴム糸を使用して上記紙おむつ
ホルダーを安価に提供できるので使い捨てであるにもか
かわらず経済的である。
ープ片が貼着されている部分が弾性材ではないので、紙
おむつホルダー非使用時に粘着テープがしわになること
がなく、しかも使用時に両面粘着テープ片の粘着力が低
下することがないので、取扱いやすく、しかもより良好
な装着状態が得られるものである。さらに請求項第3項
によると安価な不織布とゴム糸を使用して上記紙おむつ
ホルダーを安価に提供できるので使い捨てであるにもか
かわらず経済的である。
【図1】紙おむつホルダーの構成を示す正面図である。
【図2】図1のX−X´線に沿う断面図である。
【図3】図1のY−Y´線に沿う断面図である。
【図4】紙おむつホルダーの製造例を示す側面図であ
る。
る。
【図5】ロータリーカッターの斜視図である。
【図6】紙おむつホルダーの一部断面を含む斜視図であ
る。
る。
【図7】紙おむつホルダーの使用例を示す正面図であ
る。
る。
【図8】第2実施例を示す正面図である。
【図9】第3実施例を示す側面図である。
A 平判紙おむつ 1 紙おむつホルダー 2a,2b 不織布 3 ゴム糸 4 両面粘着テープ片 5 接着剤層 6 剥離紙 7,8 両端部 9 中央部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−136652(JP,A) 特開 昭56−107003(JP,A) 特開 昭62−15304(JP,A) 特開 昭57−205502(JP,A) 特開 昭61−124605(JP,A) 特開 平4−144558(JP,A) 特開 昭53−19246(JP,A) 実開 昭52−17035(JP,U) 実開 昭54−1535(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 13/15,13/56 - 13/82 A41B 13/08
Claims (3)
- 【請求項1】平判紙おむつAを身体に装着する為の紙お
むつホルダー1に於て、上記紙おむつホルダー1はベル
ト状であって平判紙おむつAと別体に形成されており、
長手方向の両端部7,8及び中央部9に両面粘着テープ
片4が貼着されていて、全体の中の少なくとも一部が弾
性材から成ることを特徴とする紙おむつホルダー。 - 【請求項2】上記紙おむつホルダー1の両端部7,8及
び中央部9の両面テープ片4が貼着されている部分は弾
性材ではないことを特徴とする請求項1の紙おむつホル
ダー。 - 【請求項3】上記紙おむつホルダー1は不織布2a,2
bを重ね合わせて成り、その表裏の不織布2a,2bの
間にゴム糸が配設されていることを特徴とする請求項
1、請求項2の紙おむつホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991063094U JP2587309Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 紙おむつホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991063094U JP2587309Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 紙おむつホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057223U JPH057223U (ja) | 1993-02-02 |
JP2587309Y2 true JP2587309Y2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=13219380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991063094U Expired - Lifetime JP2587309Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 紙おむつホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587309Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5148373B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2013-02-20 | 大王製紙株式会社 | 止着式使い捨ておむつ |
JP5135097B2 (ja) * | 2008-07-18 | 2013-01-30 | 大王製紙株式会社 | テープ式使い捨ておむつ及びその製造方法 |
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