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JP4909819B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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JP4909819B2 JP2007161418A JP2007161418A JP4909819B2 JP 4909819 B2 JP4909819 B2 JP 4909819B2 JP 2007161418 A JP2007161418 A JP 2007161418A JP 2007161418 A JP2007161418 A JP 2007161418A JP 4909819 B2 JP4909819 B2 JP 4909819B2
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Description

本発明は、腹周り伸縮材が、吸収体の配置領域と重なる領域において配置されていない使い捨ておむつに関するものである。
使い捨ておむつとしては、例えば、図3に示す使い捨ておむつ100のように、前身頃2、股下部4及び後身頃6の各部から構成され、前身頃2と後身頃6の対応する側縁部同士が接合されて、一つのウエスト周り開口部10と一対の脚周り開口部12(12a,12b)が形成されたパンツ型の使い捨ておむつが知られている。
このようなパンツ型使い捨ておむつにおいては、図3に示すように、ウエスト周り開口部10と脚周り開口部12に沿って、更にはウエスト周り開口部10と脚周り開口部12との間の部分に、糸ゴム等の伸縮材(ウエスト周り伸縮材42、脚周り伸縮材40、腹周り伸縮材44)を配置する構成が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
上記のような使い捨ておむつは、例えば、図4に示すように、不織布等からなる長尺のシート材49(49a,49b)に、長尺のウエスト周り伸縮材42、脚周り伸縮材40、腹周り伸縮材44を連続的に付設していき、吸収体22を備えた吸収性本体14を固定し、後に脚周り開口部となる孔24を形成し、シート材49を二つ折りに折り返した後、ヒートシール等の手段により接合部8を形成し、接合部8の部分で切り離すことにより、複数のパンツ型使い捨ておむつを得るといった方法等により、連続的に製造される。
前記のような製造方法を採用した場合、ウエスト周り伸縮材、脚周り伸縮材、腹周り伸縮材等の伸縮材は、おむつの周方向に連続的に付設されるため、これらの伸縮材による伸縮力はおむつ周方向全体から作用することになる。
しかしながら、おむつの中には伸縮材による伸縮力を作用させたくない部分も存在する。例えば、吸収体が配置された部分は、伸縮力が作用して吸収体が収縮してしまうと、おむつのフィット性や着用感を阻害するため好ましくない。
そこで、伸縮材がおむつの周方向の一部にのみ付設され、伸縮力が作用しない部分が形成された使い捨ておむつが提案されている。例えば、図5に示す使い捨ておむつ110は、腹周り伸縮材44は、吸収体22が配置された部分には付設されておらず、その部分に腹周り伸縮材44の伸縮力が作用しないように構成した使い捨ておむつである。
前記のような使い捨ておむつとしては、例えば、伸縮材をシート状の支持体に接合した伸縮テープが間欠的に配置され、伸縮力が作用しない部分が形成された吸収性物品が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
登録実用新案第3024357号公報 特許第3156251号公報
使い捨ておむつは、様々な体型の着用者に使用されるものであり、いかなる体型の着用者に対しても良好なフィット性が発揮されることが望ましい。
しかしながら、特許文献2に記載の吸収性物品は、そのようなフィット性の面で未だ改善の余地を残すものであった。例えば、太め体型の着用者であると身体を締め付け過ぎ、逆に、細め体型の着用者であると身体からずり落ち易くなる等の問題があり、様々な体型の着用者に対応可能なフィット性を備えたものとは言えなかった。また、おむつのはかせ易さ、脱がせ易さの面でも十分なものとは言えなかった。
このように、現在においては、様々な体型の着用者に対応可能なフィット性を備え、着用者に対して、はかせ易く、脱がせ易い使い捨ておむつは未だ開示されていない。
本発明は、様々な体型の着用者に対応可能なフィット性を備え、着用者に対して、はかせ易く、脱がせ易い使い捨ておむつを提供するものである。
本発明者は、前記のような従来技術の課題を解決するために鋭意検討した結果、タミーギャザーを形成するための腹周り伸縮材として、所定の特性を有するゴムを用い、そのゴムを吸収体の配置領域と重ならない領域に、高い伸張率で連続的に配置することによって、上記課題が解決されることに想到し、本発明を完成させた。具体的には、本発明により、以下の使い捨ておむつが提供される。
[1] 吸収体と、前記吸収体の表面を被覆するように配置され、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシートと、前記吸収体の裏面を被覆するように配置され、液不透過性材料からなるバックシートとを備えるとともに、前身頃、股下部及び後身頃の各部から構成され、前記前身頃と前記後身頃の対応する側縁部同士が接合されて、一つのウエスト周り開口部及び一対の脚周り開口部が形成され、前記ウエスト周り開口部と前記脚周り開口部との間の部分に配置される腹周り伸縮材とを更に備え、前記腹周り伸縮材は、伸張率100%−500%間の繰り返し伸縮を行った際に、2往復目往路における300%伸張時の引張応力が40gf以下で、かつ、2往復目復路における300%伸張時の引張応力が、2往復目往路における300%伸張時の引張応力の75%以上の値を示すゴムからなる長尺伸縮材によって構成され、前記長尺伸縮材が、前記吸収体の配置領域と重ならない領域において、伸張率350〜500%で連続的に配置されたものである使い捨ておむつ。
] 前記ウエスト周り開口部に沿って伸張状態で連続的に配置されるウエスト周り伸縮材を更に備え、前記腹周り伸縮材が配置される伸張率よりも、前記ウエスト周り伸縮材が配置される伸張率を低く構成した前記[1]に記載の使い捨ておむつ。
本発明の使い捨ておむつは、様々な体型の着用者に対応可能なフィット性を備え、着用者に対して、はかせ易く、脱がせ易い。
以下、本発明の使い捨ておむつを実施するための最良の形態について、2ピースタイプのパンツ型使い捨ておむつの例により具体的に説明する。但し、本発明はその発明特定事項を備える使い捨ておむつを広く包含するものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。
なお、本明細書において「パンツ型おむつ」というときは、a)図1及び図2に示す使い捨ておむつ1のように、前身頃2と後身頃6の対応する側縁部同士を接合することによって、接合部8、一つのウエスト周り開口部10及び一対の脚周り開口部12a,12bが形成され、予めパンツ型に構成されたおむつの他、b)前身頃と後身頃の対応する側縁部に、着脱可能なファスナー部材が付設され、そのファスナー部材同士を相互に固定することによってパンツ型に構成可能なおむつ、c)前身頃と後身頃の対応する側縁部同士が着脱可能なファスナー部材によって接合され、予めパンツ型に構成されたおむつ、を含むものとする。ファスナー部材としては、例えば、フック材とループ材とを組み合わせたメカニカルファスナー等を挙げることができる。
そして、「2ピースタイプ」とは、着用者の排泄物を吸収し、保持する機能(吸収・保持機能)を担う吸収性本体14と、着用者の身体を被包する機能(装着機能)を担う外装部材16とから構成され、外装部材16の内側に吸収性本体14が配置されたタイプのおむつを意味するものとする。吸収性本体14は吸収体22、トップシート18及びバックシート20を構成要素として備えた部材である。
また、本明細書において、「前身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の腹側(身体前方)を覆う部分、「股下部」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の股下を覆う部分、「後身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の背側(身体後方)を覆う部分を意味するものとする。
[1]使い捨ておむつ:
本発明の使い捨ておむつは、例えば、図1及び図2に示す使い捨ておむつ1のように、吸収体22と、吸収体22の表面を被覆するように配置され、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシート18と、吸収体22の裏面を被覆するように配置され、液不透過性材料からなるバックシート20とを備えるとともに、前身頃2、股下部4及び後身頃6の各部から構成され、前身頃2と後身頃6の対応する側縁部同士が接合されて、一つのウエスト周り開口部10及び一対の脚周り開口部12(12a,12b)が形成され、ウエスト周り開口部10と脚周り開口部12(12a,12b)との間の部分に配置される腹周り伸縮材44とを更に備え、腹周り伸縮材44は、伸張率100%−500%間の繰り返し伸縮を行った際に、2往復目往路における300%伸張時の引張応力が40gf以下で、かつ、2往復目復路における300%伸張時の引張応力が、2往復目往路における300%伸張時の引張応力の75%以上の値を示すゴムからなる長尺伸縮材によって構成され、その長尺伸縮材が、吸収体22の配置領域と重ならない領域において、伸張率350〜500%で連続的に配置されているものである。
[1−1]各種伸縮材:
本発明の使い捨ておむつは、少なくとも腹周り伸縮材が配置されている。腹周り伸縮材は、ウエスト周り開口部と脚周り開口部との間の部分(即ち、着用者の腹周りに相当する部分)に配置される伸縮材である。腹周り伸縮材を配置することによって、着用者の腹周りに伸縮性に富むギャザー(タミーギャザー)を形成することができる。このタミーギャザーは、ウエストギャザーと相俟って、おむつのフィット性やずり下がり防止効果を一層優れたものとすることができる。
本発明の使い捨ておむつにおいては、腹周り伸縮材は、伸張率100%−500%間の繰り返し伸縮を行った際に、2往復目往路における300%伸張時の引張応力が40gf以下のゴムからなる長尺の伸縮材が、吸収体の配置領域と重ならない領域において、伸張率350〜500%で連続的に配置されている。
伸張率100%−500%間の繰り返し伸縮を行った際に、2往復目往路における300%伸張時の引張応力が40gf以下のゴムを用いると、ゴムを高い伸張率で配置したとしても、ゴムはまだ十分な伸び代を有していることになる。従って、着用者が太めの体型であっても、身体を締め付け過ぎることがない。また、このようなゴムは柔軟で伸縮性に富むため、着用者に対して、おむつをはかせ易く、脱がせ易いという利点もある。このような特性のゴムとしては、例えば、アサヒテック社製の「シルバークイーン」(商品名)を挙げることができる。
一方、長尺伸縮材は300%伸張時の引張応力が10gf以上であることが好ましい。10gf以上とすることにより、細め体型の着用者に対しても良好なフィット性を発揮させることができ、おむつのズレ落ちを効果的に防止することができる。これらの効果をより確実に得るためには、300%伸張時の引張応力が12〜35gfのゴムを用いることがより好ましい。
なお、ここにいう「300%伸張時の引張応力」とは、テンシロン引張試験機を用い、前記長尺伸縮材を伸張率100%−500%間の繰り返し伸縮を行った際に、2往復目往路における300%伸張時において測定される引張応力を意味するものとする。300%伸張時の引張応力を基準としたのは、使用状態における平均的な伸張率を想定したものである。また、2往復目の引張応力を測定するのは、長尺伸縮材はおむつの製造時において伸張状態で配置されるため、これを「1回目の伸張」と考えれば、着用者におむつをはかせる際には「2回目の伸張」が行われると考えられるからである。
また、本発明の使い捨ておむつは、腹周り伸縮材が、伸張率100%−500%間の繰り返し伸縮を行った際に、2往復目復路における300%伸張時の引張応力が、2往復目往路における300%伸張時の引張応力の75%以上の値を示すゴムからなるものである。換言すれば、繰り返し伸縮を行っても、引張応力が減殺され難いゴムからなるものである。
一般に、ゴムを繰り返し伸縮させると、ゴムが伸びきってしまい、完全に元の状態には戻らなくなる。これに対し、前記ゴムは、繰り返し伸縮の2往復目においても高い引張応力が維持される特性を有するものである。このような特性を有するゴムを用いることにより、着用時においてもゴムが伸びきらず、適正な締め付け力を発揮させることが可能となる。
なお、繰り返し伸縮時の引張応力は、既に説明した「300%伸張時の引張応力」と同様の測定方法により測定することができる。
長尺伸縮材を構成するゴムとしては、伸張率100%−500%間の繰り返し伸縮を行った際に、2往復目往路における300%伸張時の引張応力が40gf以下で、かつ、2往復目復路における300%伸張時の引張応力が、2往復目往路における300%伸張時の引張応力の75%以上の値を示すゴムである限り、天然ゴム、合成ゴム等、いかなる材質のゴムでも用いることができる。例えば、柔軟性・伸縮性に富む天然ゴムを構成成分として含有するゴム、或いはこれと同様の柔軟性・伸縮性を有する合成ゴム等を挙げることができる。これらのゴムを含有する伸縮材は、フィット性と柔らかさという、相反する特性を兼ね備えた使い捨ておむつを提供することが可能となる点において好ましい。
長尺伸縮材の形態についても特に制限はなく、糸ゴム、平ゴム等の形態を採用することができる。従来、腹周り伸縮材としては、糸ゴムが用いられてきたが、糸ゴムは細い糸が撚られた撚糸であるため、後述するような伸縮材を配置した後に切断する方法を採用すると、全ての糸を切断しきれない場合があり、条件によっては伸縮材の切り残しが発生するおそれがある。従って、本発明の使い捨ておむつには、平ゴムを用いることが好ましい。平ゴムは一本のゴムが一体的な構造物から構成されており、糸ゴムのように細い糸が撚り合わされているわけではない。従って、糸ゴムのように全ての糸を切断しきれずに切り残しが発生するということはない。特に、後述するように高い伸張率で伸縮材を配置した状態で伸縮材を切断する場合には、伸縮材の一部に切れ目が入りさえすれば、ゴムの伸長応力によってその切れ目が伸展し、伸縮材が引き裂かれるため、容易かつ確実に伸縮材を切断することができるという利点がある。
長尺伸縮材として平ゴムを用いる場合、ゴムの幅が0.2〜1.3mmのものが好ましく、繊度が1400〜5000dtexのものが好ましい。
本発明の使い捨ておむつにおける腹周り伸縮材は、長尺の伸縮材が伸張率350〜500%で連続的に配置され、少なくとも前記吸収体の配置領域と重ならない領域に塗布された接着剤により固定された後、吸収体の配置領域と重なる領域において切断されたものであることが好ましい。
このように、腹周り伸縮材を、吸収体の配置領域と重なる領域において切断することにより、吸収体に対して伸縮力が作用し、吸収体が収縮してしまう不具合を防止することができる。従って、おむつのフィット性や着用感に優れ、特許文献2の吸収性物品と比較して、製造も容易である。即ち、製造に際し、伸縮材をシート状の支持体に接合した伸縮テープを作成する工程が不要であり、この伸縮テープを間欠的に不織布シートに配置する必要もないために、簡素な工程で製造することができ、高い生産性で生産することができる。なお、おむつのフィット性や着用感を更に向上させるためには、腹周り伸縮材のみならず、脚周り伸縮材も、吸収体の配置領域と重なる領域において、切断されていることが更に好ましい。
なお、腹周り伸縮材の切断は、前記伸縮材を前記吸収体の配置部位に相当する部分において、各々の伸縮材の一部分のみを切断することが好ましい。即ち、一本の腹周り伸縮材につき、一部分のみを切断するとよい。こうすることで、伸縮材の切断片が多数形成されることがなくなり、伸縮材の切断に伴う製品外観の不良を防止することが可能となる。
なお、本明細書において、「一部分のみを切断する」というときは、伸縮材の一箇所のみを切断する場合は勿論のこと、至近の領域において複数箇所を切断する場合も含むものとする。例えば、後述する伸縮材切断ロールを用いた場合、第1ロールの隣接する複数の切断突起によって、一本の伸縮材について複数箇所が切断される場合も生じ得る。しかしながら、このように極めて限定された領域において、伸縮材が複数箇所切断された場合には、伸縮材の切断片が多数残存し、製品外観を低下させることはない。
また、長尺伸縮材を配置する際に、350%以上の高い伸張率で配置・固定することによって、着用者が細め体型の場合でも、身体からずり落ち難くすることができ、良好なフィット性を得ることができる。
一方、伸張率は500%以下で配置する。500%以下とすることにより、伸縮材を引き伸ばすことが容易となり、おむつをはかせ易くなる。また、着用者に対して過度の締め付け力が作用することを回避し、着用時にきつい感じを与えたり、肌にゴムの跡がついたりする不具合を効果的に防止することができる。これらの効果をより確実に得るためには、長尺伸縮材を伸張率380〜470%で連続的に配置することがより好ましい。なお、「伸張率」とは、長尺伸縮材の非伸張状態の長さに対する、伸張状態の長さの比率(百分率)を示すものとする。即ち、長尺伸縮材の非伸長状態の伸縮率は100%であり、その伸縮材を2倍に伸張した場合の伸張率は200%となる。
例えば、図1及び図2に示す使い捨ておむつ1は、図6及び図7に示す伸縮材切断ロール50によって、前記脚周り伸縮材40及び前記腹周り伸縮材44を、前記吸収体22の配置領域と重なる領域において切断した使い捨ておむつの例である。この例では、第1ロール54における切断突起52a,52b,52c,52d,52eに対応する切断痕64a,64b,64c,64d,64eが形成されている。なお、図6の符号74は、シート材49を送り出すための送出ロールである。
腹周り伸縮材は、例えば、複数本の伸縮材が略平行となるように間隔を空けて配置される。この配置間隔については特に制限はないが、3〜10mm間隔で複数の伸縮材が配置されていることが好ましい。
本発明の使い捨ておむつにおいては、腹周り伸縮材の他、脚周り伸縮材、ウエスト周り伸縮材が配置されていることが好ましい。
脚周り伸縮材は、脚周り開口部に沿って配置される伸縮材である。この脚周り伸縮材を配置することによって、脚周り開口部に伸縮性に富むギャザー(レグギャザー)を形成することができる。従って、脚周りに隙間が形成され難くなり、脚周り開口部からの尿漏れを効果的に防止することができる。
ウエスト周り伸縮材は、ウエスト周り開口部に沿って配置される伸縮材である。ウエスト周り伸縮材を配置することによって、ウエスト開口部に伸縮性に富むギャザー(ウエストギャザー)を形成することができる。このウエストギャザーにより、ウエスト周りに隙間が形成され難くなり、ウエスト周りからの尿漏れを防止することができる他、着用者へのおむつのフィット性が良好となり、おむつのずり下がりが防止される。
前記のように、ウエスト周り開口部に沿って伸張状態で連続的に配置されるウエスト周り伸縮材を備えている場合にあっては、腹周り伸縮材が配置される伸張率よりも、ウエスト周り伸縮材が配置される伸張率を低く構成することが好ましい。通常は、ウエスト周りからの排泄物の漏れを防止するべく、腹周り伸縮材よりもウエスト周り伸縮材の伸張率を高く構成することが一般的である。しかし、本発明においては、剛性の高い吸収体による伸縮力の減殺を考慮し、腹周り伸縮材よりもウエスト周り伸縮材の伸張率を低く構成している。ウエスト周り開口部の近傍には、吸収体は配置されないからである。これにより、着用者が太目体型の場合であっても、ウエスト周りが過度に締め付けられることを有効に防止することができることに加え、おむつをはかせ易く、脱がせ易いという本発明の効果を十分に発揮させることが可能となる。
本発明の使い捨ておむつは、伸縮材以外の部分については特に制限はなく、従来公知の使い捨ておむつに準じて製造することができる。
[1−2]吸収体:
吸収体は、着用者の尿を吸収し、保持するための部材である。吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し保持する必要から、吸収性材料によって構成される。
吸収体を構成する吸収性材料としては、使い捨ておむつ、その他の吸収性物品に通常使用される従来公知の吸収性材料、例えば、フラッフパルプ、高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;以下、「SAP」と記す)、親水性シート等を挙げることができる。フラッフパルプとしては木材パルプや非木材パルプを綿状に解繊したものを、SAPとしてはポリアクリル酸ナトリウムを、親水性シートとしてはティシュ、吸収紙、親水化処理を行った不織布を用いることが好ましい。
吸収体は、トップシートとバックシートの間の少なくとも一部に介装されることが好ましい。通常、吸収体は、トップシートとバックシートの間に挟み込まれ、その周縁部が封着されることによって、トップシートとバックシートとの間に介装される。従って、吸収体の周縁部にはトップシートとバックシートの間に吸収体が介装されていないフラップ部が形成されることになる。
吸収体の形状については特に制限はないが、従来の使い捨ておむつ、その他の吸収性物品において使用される形状、例えば、矩形状、砂時計型、ひょうたん型、T字型等を挙げることができる。
[1−3]トップシート:
トップシートは、吸収体の上面(おむつの装着時において着用者の肌側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。トップシートは、その下面側に配置された吸収体に、着用者の尿を吸収させる必要から、その少なくとも一部(全部ないし一部)が液透過性材料により構成される。
トップシートを構成する液透過性材料としては、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等を挙げることができる。中でも、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の熱可塑性樹脂からなる不織布に親水化処理を施したものを用いることが好ましい。トップシートは単一のシート材によって構成されていてもよいが、複数のシート材によって構成されていてもよい。
[1−4]バックシート:
バックシートは、吸収体の下面(おむつの装着時において着用者の着衣側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。バックシートは、着用者の尿がおむつ外部に漏洩してしまうことを防止する必要から、液不透過性材料によって構成される。
バックシートを構成する液不透過性材料としては、例えば、ポリエチレン等の樹脂からなる液不透過性フィルム等を挙げることができ、中でも、微多孔性ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。この微多孔性ポリエチレンフィルムは、0.1〜数μmの微細な孔が多数形成されており、液不透過性ではあるが透湿性を有するため、おむつ内部の蒸れを防止することができるという利点がある。
なお、バックシートには、その外表面側にシート材(カバーシート)を貼り合わせてもよい。このカバーシートは、バックシートを補強し、バックシートの手触り(触感)を良好なものとするために用いられる。
[1−5]吸収性本体:
2ピースタイプのパンツ型おむつにおいては、トップシート、バックシート及び吸収体を、吸収・保持機能を担う「吸収性本体」という一つの部材として構成し、これとは別個に製造された外装部材と接合することによりパンツ型おむつを構成する。この吸収性本体は、吸収体の上面側にトップシート、下面側にバックシートが配置されたものであり、トップシートとバックシートとの間に吸収体が介装された構造となっている。
吸収性本体は、少なくともおむつの股下部をカバーするサイズに構成される。但し、漏れ防止の効果を確実なものとするため、股下部のみならず前身頃や後身頃の一部をもカバーする大きさに構成することが好ましい。吸収性本体は、例えばホットメルト接着剤等を用いて、外装部材に対して固定することができる。
[1−6]外装部材:
外装部材は、着用者の身体を被包するための装着機能を担う部材であり、具体的には、前身頃、股下部及び後身頃の各部を形成するシート状の部材である。
2ピースタイプのパンツ型おむつでは、着用者の排泄物を吸収し、保持する吸収・保持機能については、専ら吸収性本体が果たすことになるので、外装部材を構成する材料として液不透過性材料を用いる必要はない。外装部材を構成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂からなる合成繊維によって構成された不織布等を挙げることができる。
そして、外装部材は、脚周り伸縮材等を挟み込んだ状態で固定するために、2枚以上のシート材(不織布等によって構成される)を貼り合わせて構成されることが多い。例えば、図1及び図2に示す使い捨ておむつ1は、外装部材16を2枚のシート材を貼り合わせて構成し、それらのシート材の層間に脚周り伸縮材40、ウエスト周り伸縮材42及び腹周り伸縮材44を挟み込み固定した例である。
[1−7]立体ギャザー:
着用者の排泄した尿の横漏れを防止するため、立体ギャザーを有してもよい。立体ギャザーは、着用者の排泄した尿の横漏れを防止するための部材であり、立体的に起立可能なように構成された防漏壁である。このような立体ギャザーを形成することにより、トップシートの上に尿が排泄され、トップシートを伝って尿が拡散してしまった場合でも、立体ギャザーが防波堤となり、おむつの脚周り開口部等からの漏れ(いわゆる「横漏れ」)を有効に防止することができる。
立体ギャザーの構成は、従来の使い捨ておむつ、その他の吸収性物品に使用される構成を採用することができる。例えば、撥水性のシート材の一部に伸縮材(立体ギャザー伸縮材)を配置し、その立体ギャザー伸縮材によってシート材にギャザー(襞)を形成したもの等を好適に用いることができる。
[2]製造方法:
以下、図9を参照しながら、本発明の使い捨ておむつを製造する方法の一例について説明する。なお、図9は、作図の都合上、脚周り伸縮材、ウエスト周り伸縮材及び腹周り伸縮材の一部を捨象した形で描画した。また、図9では、伸縮材切断ロール50のうち、第2ロール70のみが図示されているが、第2ロール70と相対向する位置に、図示されない第1ロールが配置されている。
[2−1]吸収性本体の形成:
まず、図9に示すような、吸収体22がトップシートとバックシートとの間に介装された、パッド状の吸収性本体14を製造する。例えば、バックシートの上面に、親水性シートに包まれた吸収体22を配置し、更にその上面にトップシートを配置する。次いで、吸収体22の周縁部をトップシートとバックシートとで挟み込むように封着することによって吸収性本体14を得る。この吸収性本体14は別途シート材を貼り合わせることにより、立体的に起立可能な防漏壁である立体ギャザー26が形成されている。これらの工程は、各々の部材の構成材料として長尺のシート材を用いることにより、連続的な製造工程により製造することができる。
[2−2]外装部材連続体の形成:
次いで、2枚のシート材49(49a,49b)からなり、その層間に長尺のウエスト周り伸縮材42、脚周り伸縮材40、腹周り伸縮材44が連続的に付設された外装部材連続体を形成する。この際、少なくとも腹周り伸縮材44については、伸張率100%−500%間の繰り返し伸縮を行った際に、2往復目往路における300%伸張時の引張応力が40gf以下のゴムからなる長尺の伸縮材を用い、伸張率350〜500%で連続的に配置する。シート材としては、通常、不織布シートが用いられる。
この際、少なくとも腹周り伸縮材については、伸張率100%−500%間の繰り返し伸縮を行った際に、2往復目復路における300%伸張時の引張応力が、2往復目往路における300%伸張時の引張応力の75%以上の値を示すゴムを用いる。
長尺のウエスト周り伸縮材42、脚周り伸縮材40、腹周り伸縮材44は、ホットメルト接着剤等を用いて不織布等からなるシート材49に固定する。この際、吸収性本体14(特に吸収体22)と重なる位置についてはホットメルト接着剤を塗布せず、又は塗布量を少なくし、伸縮材がシート材49に固定されない状態、或いは接着量が低い状態としておく。こうすることにより、後に伸縮材を切断した際に伸縮材がスナップバックするため、吸収体と重なる部分には伸縮力が作用せず、それ以外の部分については必要な伸縮力を作用させることが可能となる。
なお、「吸収体の配置部位に相当する部分以外の部分」とは、シート材のうち、おむつとした際に、ウエスト周り開口部と脚周り開口部との間の部分に相当する部分であって、吸収体の側縁とおむつの側縁との間の部分に相当する部分を意味する。
また、「少なくとも前記吸収体の配置部位に相当する部分以外の部分に接着剤を塗布する」とは、(a)吸収体の配置部位に相当する部分以外の部分に接着剤を塗布し、吸収体の配置部位に相当する部分には接着剤を塗布しないことの他、(b)吸収体の配置部位に相当する部分以外の部分に接着剤を塗布し、吸収体の配置部位に相当する部分にも接着剤を塗布するが、前記部分よりも塗布量を少なくすること、の双方を意味する。即ち、吸収体の配置部位においては、伸縮材をシート材に対して固定せず、或いは、伸縮材をシート材に対して弱い接着力で固定しておく。
[2−3]伸縮材の切断:
更に、外装部材連続体に配置された長尺伸縮材、即ち、腹周り伸縮材を吸収体の配置領域と重なる領域において切断する。
図9に示す方法は、伸縮材切断ロールを用いて伸縮材の切断を行った例である。例えば、図6及び図7に示す伸縮材切断ロール50のような、切断突起52を複数個有する第1ロール54と、前記第1ロール54と相対向するように配置された第2ロール70とを備えた伸縮材切断ロールを用いて、伸縮材の切断を行う。
より具体的には、前記のように形成した外装部材連続体を、伸縮材切断ロール50に挟み込んで加圧し、脚周り伸縮材40、腹周り伸縮材44の切断を行う。本発明の使い捨ておむつは、少なくとも腹周り伸縮材44が切断されていればよいが、腹周り伸縮材44と同様に、吸収体22の配置部位に付設されることがある脚周り伸縮材40も同様に切断することが好ましい。
この際、ヒーターが内蔵されたロールを用い、加熱しながら伸縮材の切断を行うことも好ましい。図示の例では、伸縮材切断ロールとして、図6及び図7に示す伸縮材切断ロール50を用い、外装部材連続体に付設された脚周り伸縮材40、腹周り伸縮材44を切断した例である。この例では、図示されない第1ロールによって、シート材49の裏面側(おむつの外表面となる側)の面に、図8に示すような切断痕64a,64b,64c,64d,64eが形成されている。
切断突起の形状は特に限定されず、矩形状、点状、円形状、格子状等の各種形状を採用することができる。中でも、伸縮材を切断する効果が高い、板状の切断突起(切断刃)を好適に用いることができる。
第1ロールの全体形状は特に限定されないが、通常は円柱状のもの、例えば、従来公知のエンボスロール類似の形状のものが用いられる。材質も特に限定されないが、金属製のものを好適に用いることができる。
第2ロールの具体的な形態としては、第1ロールに付設された前記切断突起と嵌合し得る凹部が形成されたエンボスロール及び凹部が形成されていないプレーンロールを挙げることができる。プレーンロールは、第1ロールの切断突起の形状に合わせて凹部を形成するという作業が不要であり、製造が容易であるという利点がある。また、エンボスロールと比較して、第1ロールの切断突起との位置合わせも不要であり、機械の調整も容易である点において好ましい。
なお、図示の方法では、長尺伸縮材を連続的に配置した後、切断することにより、吸収体の配置領域と重ならない領域に、腹周り伸縮材を配置しているが、伸縮材の配置はこのような方法に限定されるものではない。例えば、特許文献2に記載の吸収性物品と同様に、伸縮材をシート状の支持体に接合した伸縮テープを間欠的に配置する方法で、吸収体の配置領域と重ならない領域に、腹周り伸縮材を配置してもよい。
[2−4]おむつ連続体の形成:
更にまた、外装部材連続体の長手方向に向かって、吸収性本体14を断続的に配置・固定した後、脚周り開口部に相当する部分を切除して、孔24を形成する。その後、吸収性本体14が固定された外装部材連続体の側縁同士が互いに重なるように折り畳んだ後、断続的に配置・固定された吸収性本体14の間隙部を接合することにより、おむつ側縁の接合部8を形成しておむつ連続体を形成する。
図9に示す例では、外装部材連続体の側縁同士が互いに重なるように(図面上側の縁部と図面下側の縁部が重なるように)折り畳んだ後、断続的に配置・固定された吸収性本体14の間隙部をヒートシールでライン状に接合し、おむつ側縁の接合部8を形成することによっておむつ連続体を形成している。
[2−5]パンツ型使い捨ておむつの製造:
最後に、おむつ連続体を接合部8の部分で切り離すことにより、複数のパンツ型使い捨ておむつを得ることができる。
本発明の使い捨ておむつは、乳幼児用、或いは介護を必要とする高齢者や障害者等の成人用の吸収性物品として利用することができる。
本発明の使い捨ておむつの一の実施形態を示す正面図である。 図1に示す使い捨ておむつの背面図である。 従来の使い捨ておむつの一の実施形態を示す概略斜視図であり、従来の使い捨ておむつをその前方から見た状態を示す図である。 従来の使い捨ておむつの製造方法の一の実施形態を示す概略平面図である。 従来の使い捨ておむつの別の実施形態を示す概略斜視図であり、従来の使い捨ておむつをその前方から見た状態を示す図である。 本発明の使い捨ておむつの製造に用いられる製造装置の一の実施形態を模式的に示す概略断面図である。 図6の製造装置の一部である、伸縮材切断ロールの一の実施形態を示す概略正面図である。 図7に示す伸縮材切断ロールを用いて製造された使い捨ておむつを展開した状態を示す概略平面図である。 本発明の使い捨ておむつを製造する方法の一の実施形態を示す概略平面図である。
符号の説明
1,100,110:使い捨ておむつ、2:前身頃、4:股下部、6:後身頃、8:接合部、10:ウエスト周り開口部、12,12a,12b:脚周り開口部、14:吸収性本体、16:外装部材、18:トップシート、20:バックシート、22:吸収体、24:孔、26:立体ギャザー、40:脚周り伸縮材、42:ウエスト周り伸縮材、44:腹周り伸縮材、49,49a,49b:シート材、50:伸縮材切断ロール、52:切断突起、54:第1ロール、56a,56b,56c,56d,56e:領域、64a,64b,64c,64d,64e:切断痕、70:第2ロール、74:送出ロール。

Claims (2)

  1. 吸収体と、前記吸収体の表面を被覆するように配置され、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシートと、前記吸収体の裏面を被覆するように配置され、液不透過性材料からなるバックシートとを備えるとともに、
    前身頃、股下部及び後身頃の各部から構成され、前記前身頃と前記後身頃の対応する側縁部同士が接合されて、一つのウエスト周り開口部及び一対の脚周り開口部が形成され、
    前記ウエスト周り開口部と前記脚周り開口部との間の部分に配置される腹周り伸縮材とを更に備え、
    前記腹周り伸縮材は、伸張率100%−500%間の繰り返し伸縮を行った際に、2往復目往路における300%伸張時の引張応力が40gf以下で、かつ、2往復目復路における300%伸張時の引張応力が、2往復目往路における300%伸張時の引張応力の75%以上の値を示すゴムからなる長尺伸縮材によって構成され、前記長尺伸縮材が、前記吸収体の配置領域と重ならない領域において、伸張率350〜500%で連続的に配置されたものである使い捨ておむつ。
  2. 前記ウエスト周り開口部に沿って伸張状態で連続的に配置されるウエスト周り伸縮材を更に備え、
    前記腹周り伸縮材が配置される伸張率よりも、前記ウエスト周り伸縮材が配置される伸張率を低く構成した請求項に記載の使い捨ておむつ。
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