JP2580705B2 - ディスクカセット - Google Patents
ディスクカセットInfo
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- JP2580705B2 JP2580705B2 JP63107852A JP10785288A JP2580705B2 JP 2580705 B2 JP2580705 B2 JP 2580705B2 JP 63107852 A JP63107852 A JP 63107852A JP 10785288 A JP10785288 A JP 10785288A JP 2580705 B2 JP2580705 B2 JP 2580705B2
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- Japan
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- lifter
- case
- recording disk
- cleaning
- disk
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録用ディスクをクリーニング部でクリー
ニングするディスクカセットに関する。
ニングするディスクカセットに関する。
[発明の概要] 本発明は、記録用ディスクをケース内に収納し、この
ケースの内面にリフタを設け、このリフタ及びこのリフ
タ以外の前記ケースと前記記録用ディスクとの間にクリ
ーニング部を設けたディスクカセットにおいて、 前記クリーニング部を、前記リフタの押圧力を受ける
領域では不織布材で、それ以外の領域では植毛材でそれ
ぞれ構成することにより、リフタの押圧力を受ける領域
では粘着剤を用いないためその悪影響を受けることなく
クリーニング作用が行われ、リフタの押圧力を受けない
領域では植毛剤で十分なクリーニング作用が行われ、以
上より粘着剤による悪影響がなく、且つ、十分なクリー
ニング効果が期待できるものである。
ケースの内面にリフタを設け、このリフタ及びこのリフ
タ以外の前記ケースと前記記録用ディスクとの間にクリ
ーニング部を設けたディスクカセットにおいて、 前記クリーニング部を、前記リフタの押圧力を受ける
領域では不織布材で、それ以外の領域では植毛材でそれ
ぞれ構成することにより、リフタの押圧力を受ける領域
では粘着剤を用いないためその悪影響を受けることなく
クリーニング作用が行われ、リフタの押圧力を受けない
領域では植毛剤で十分なクリーニング作用が行われ、以
上より粘着剤による悪影響がなく、且つ、十分なクリー
ニング効果が期待できるものである。
[従来の技術] 従来のディスクカセットは、記録用ディスクがケース
内に回転自在に収納され、このケースの内面にリフタが
設けられている。このリフタは、弾性部材にて構成さ
れ、その弾性力で記録用ディスクを対向するケース内面
に押圧している。このリフタ及びそれ以外のケース内面
と記録用ディスクとの間にはクリーニング部材が設けら
れている。このクリーニング部材は記録用ディスクと略
同一形状を有してケースに固定され、その材質としては
サーマルボンデングで粘着剤を使用しない不織布材で構
成されるものや、又、粘着層に繊維が植立された植毛材
で構成されるものが用いられている。
内に回転自在に収納され、このケースの内面にリフタが
設けられている。このリフタは、弾性部材にて構成さ
れ、その弾性力で記録用ディスクを対向するケース内面
に押圧している。このリフタ及びそれ以外のケース内面
と記録用ディスクとの間にはクリーニング部材が設けら
れている。このクリーニング部材は記録用ディスクと略
同一形状を有してケースに固定され、その材質としては
サーマルボンデングで粘着剤を使用しない不織布材で構
成されるものや、又、粘着層に繊維が植立された植毛材
で構成されるものが用いられている。
而して、記録用ディスクが回転されると、記録用ディ
スクがクリーニング部材に接触等して記録用ディスクの
信号記録面に付着したゴミがクリーニング部材内に取り
込まれて信号記録面がクリーニングされる。特にリフタ
と記録用ディスクの間やリフタの対向するケース内面と
記録用ディスクの間に位置するクリーニング部材の箇所
ではクリーニング部材が記録用ディスクに圧接するため
クリーニング効果が向上する。
スクがクリーニング部材に接触等して記録用ディスクの
信号記録面に付着したゴミがクリーニング部材内に取り
込まれて信号記録面がクリーニングされる。特にリフタ
と記録用ディスクの間やリフタの対向するケース内面と
記録用ディスクの間に位置するクリーニング部材の箇所
ではクリーニング部材が記録用ディスクに圧接するため
クリーニング効果が向上する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、クリーニング部材として不織布材を用
いたものは、不織布の性質上ゴミをクリーニング部材内
に取り込む集塵性に劣る。クリーニング効果としては上
記集塵性の他にクリーニング部材自らがゴミを出さずか
つ取り込んだゴミを再び外に出さない発塵防止性を有す
ることが必要であるが、不織布はサーマルボンディング
の際に繊維が切断しこの切断した繊維が外に出る等の理
由から発塵防止性も優れているとは言えない。今日、高
密度記録による大容量化が進む中、不織布材のクリーニ
ング効果以上のクリーニング効果を持たせなければ書き
込み・読み取りエラー発生率が高くなり大容量化に対応
することが困難である。
いたものは、不織布の性質上ゴミをクリーニング部材内
に取り込む集塵性に劣る。クリーニング効果としては上
記集塵性の他にクリーニング部材自らがゴミを出さずか
つ取り込んだゴミを再び外に出さない発塵防止性を有す
ることが必要であるが、不織布はサーマルボンディング
の際に繊維が切断しこの切断した繊維が外に出る等の理
由から発塵防止性も優れているとは言えない。今日、高
密度記録による大容量化が進む中、不織布材のクリーニ
ング効果以上のクリーニング効果を持たせなければ書き
込み・読み取りエラー発生率が高くなり大容量化に対応
することが困難である。
また、クリーニング部材として植毛材を用いたもの
は、集塵性や発塵防止性に優れているが、リフタと記録
用ディスクの間やリフタの対向するケース内面と記録用
ディスクの間に位置する箇所ではリフタの押圧力で繊維
が倒れてしまい記録用ディスクが粘着層に接触する事態
が生じる。記録用ディスクが粘着層に接触すると、信号
記録面が化学変化して記録・再生特性が低下する等の欠
点がある。
は、集塵性や発塵防止性に優れているが、リフタと記録
用ディスクの間やリフタの対向するケース内面と記録用
ディスクの間に位置する箇所ではリフタの押圧力で繊維
が倒れてしまい記録用ディスクが粘着層に接触する事態
が生じる。記録用ディスクが粘着層に接触すると、信号
記録面が化学変化して記録・再生特性が低下する等の欠
点がある。
そこで、本発明は化学変化等の不都合がなく、しかも
大容量化に対応可能なクリーニング効果が得られるディ
スクカセットを提供することを目的とする。
大容量化に対応可能なクリーニング効果が得られるディ
スクカセットを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明のディスクカセット
は、記録用ディスクをケース内に回転自在に収納し、こ
のケースの内面にリフタを設け、このリフタで前記記録
用ディスクを対向するケース内面に押圧し、前記リフタ
と前記記録用ディスクとの間及び前記リフタが位置する
以外の前記ケースと前記記録用ディスクとの間にクリー
ニング部を設け、このクリーニング部を前記リフタの押
圧力を受ける領域では粘着剤を使用しない不織布材で構
成し、それ以外の領域では粘着層に繊維が植立された植
毛材で構成したものである。
は、記録用ディスクをケース内に回転自在に収納し、こ
のケースの内面にリフタを設け、このリフタで前記記録
用ディスクを対向するケース内面に押圧し、前記リフタ
と前記記録用ディスクとの間及び前記リフタが位置する
以外の前記ケースと前記記録用ディスクとの間にクリー
ニング部を設け、このクリーニング部を前記リフタの押
圧力を受ける領域では粘着剤を使用しない不織布材で構
成し、それ以外の領域では粘着層に繊維が植立された植
毛材で構成したものである。
[作用] 記録用ディスクが回転すると、その信号記録面がクリ
ーニング部に接触しながら回転し信号記録面に付着のゴ
ミがクリーニング部に取り込まれる。リフタの押圧力を
受ける領域で不織布材のクリーニング部が信号記録面に
圧接するが粘着剤を用いていないため、又、リフタの押
圧力を受けない領域ではクリーニング部が粘着層を有す
るがクリーニング部が信号記録面に圧接せず粘着層が信
号記録面に接触しないため化学変化による悪影響がな
い。
ーニング部に接触しながら回転し信号記録面に付着のゴ
ミがクリーニング部に取り込まれる。リフタの押圧力を
受ける領域で不織布材のクリーニング部が信号記録面に
圧接するが粘着剤を用いていないため、又、リフタの押
圧力を受けない領域ではクリーニング部が粘着層を有す
るがクリーニング部が信号記録面に圧接せず粘着層が信
号記録面に接触しないため化学変化による悪影響がな
い。
また、リフタの押圧力を受ける領域ではクリーニング
部が不織布材で構成されるが信号記録面に圧接するた
め、又、リフタの押圧力を受けない領域ではクリーニン
グ部が本来的にクリーニング効果のよい植毛材で構成さ
れるため十分なクリーニング効果がある。
部が不織布材で構成されるが信号記録面に圧接するた
め、又、リフタの押圧力を受けない領域ではクリーニン
グ部が本来的にクリーニング効果のよい植毛材で構成さ
れるため十分なクリーニング効果がある。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図乃至第5図には本発明の実施例が示されてい
る。
る。
ディスクカセットは、記録用ディスク9とこれを回転
自在に収納するケースAとから成る。
自在に収納するケースAとから成る。
記録用ディスク9は、フレキシブル基板の中央にハブ
が固定されて成る。フレキシブル基板の両面にはリング
状の信号記録面9aが構成され、この信号記録面9aにヘッ
ドにて信号が記録される。ハブは磁性体で中心孔と駆動
ピン挿入孔が形成され、このハブがドライブ装置のチャ
ッキング部でチャッキングされる。
が固定されて成る。フレキシブル基板の両面にはリング
状の信号記録面9aが構成され、この信号記録面9aにヘッ
ドにて信号が記録される。ハブは磁性体で中心孔と駆動
ピン挿入孔が形成され、このハブがドライブ装置のチャ
ッキング部でチャッキングされる。
前記ケースAは、略偏平方形状を有し、下ケース1と
上ケース2とが互いの周縁端面を突き合わされている。
上ケース2とが互いの周縁端面を突き合わされている。
第1図には下ケース1の内面側から見た図が、第2図
には上ケース2の内面側から見た図がそれぞれ示されて
いる。下ケース1の中心には中心孔3が形成されこの中
心孔3から記録用ディスク9のハブが露出される。上ケ
ース2の中心には円周リブ4が突設されこの円周リブ4
でハブのラジアル方向の移動が規制される。又、下ケー
ス1及び上ケース2の最外周側には円周上に点在する外
側壁5がそれぞれ設けられていると共に上ケース2の内
周側には円周上の内側壁6が設けられている。上ケース
2にはその外側壁5と内側壁6との間及び下ケース1に
はその外側壁5と上ケース2の内側壁6に対応する位置
との間にはそれぞれディスク面回転領域lが構成されて
いる。このディスク面回転領域l内で下ケース1と上ケ
ース2の対向位置にはそれぞれヘッド挿入孔7が形成さ
れ、このヘッド挿入孔7からヘッドがケースA内に挿入
される。又、下ケース1のディスク面回転領域l内には
リフタ8が取り付けられている。このリフタ8は弾性を
有する金属板から成り、その一端が下ケース1に固定さ
れ自由端が下記するクリーニング部11を介して記録用デ
ィスク9を押圧している。リフタ8に対向する上ケース
2の位置には円周方向に延びる突部10が設けられてお
り、リフタ8によって押圧された記録用ディスク9はク
リーニング部11を介して突部10に圧接する。
には上ケース2の内面側から見た図がそれぞれ示されて
いる。下ケース1の中心には中心孔3が形成されこの中
心孔3から記録用ディスク9のハブが露出される。上ケ
ース2の中心には円周リブ4が突設されこの円周リブ4
でハブのラジアル方向の移動が規制される。又、下ケー
ス1及び上ケース2の最外周側には円周上に点在する外
側壁5がそれぞれ設けられていると共に上ケース2の内
周側には円周上の内側壁6が設けられている。上ケース
2にはその外側壁5と内側壁6との間及び下ケース1に
はその外側壁5と上ケース2の内側壁6に対応する位置
との間にはそれぞれディスク面回転領域lが構成されて
いる。このディスク面回転領域l内で下ケース1と上ケ
ース2の対向位置にはそれぞれヘッド挿入孔7が形成さ
れ、このヘッド挿入孔7からヘッドがケースA内に挿入
される。又、下ケース1のディスク面回転領域l内には
リフタ8が取り付けられている。このリフタ8は弾性を
有する金属板から成り、その一端が下ケース1に固定さ
れ自由端が下記するクリーニング部11を介して記録用デ
ィスク9を押圧している。リフタ8に対向する上ケース
2の位置には円周方向に延びる突部10が設けられてお
り、リフタ8によって押圧された記録用ディスク9はク
リーニング部11を介して突部10に圧接する。
クリーニング部11は、ヘッド挿入孔7を除くディスク
面回転領域lと同一形状のシート状を有し、下ケース1
及び上ケース2に接着剤12などでそれぞれ取り付けられ
ている。下ケース1のクリーニング部11は、リフタ8と
記録用ディスク9との間及びリフタ8以外の下ケース1
内面と記録用ディスク9との間で、且つ、ディスク面回
転領域l内に配置されている。上ケース2のクリーニン
グ部11は、上ケース2の内面と記録用ディスク9との間
で、且つ、ディスク面回転領域l内に配置されている。
又、双方のクリーニング部11は、リフタ8の上方及びそ
の近傍であるリフタ8の押圧力を受ける領域L1では粘着
剤を使用しない不織布材で構成され、又、リフタ8の押
圧力を受けない領域L2では植毛材で構成されている。
面回転領域lと同一形状のシート状を有し、下ケース1
及び上ケース2に接着剤12などでそれぞれ取り付けられ
ている。下ケース1のクリーニング部11は、リフタ8と
記録用ディスク9との間及びリフタ8以外の下ケース1
内面と記録用ディスク9との間で、且つ、ディスク面回
転領域l内に配置されている。上ケース2のクリーニン
グ部11は、上ケース2の内面と記録用ディスク9との間
で、且つ、ディスク面回転領域l内に配置されている。
又、双方のクリーニング部11は、リフタ8の上方及びそ
の近傍であるリフタ8の押圧力を受ける領域L1では粘着
剤を使用しない不織布材で構成され、又、リフタ8の押
圧力を受けない領域L2では植毛材で構成されている。
第3図には不織布材のクリーニング部11が示され、こ
の実施例では不織布材は不織布13を点在的にサーマルボ
ンディングすることにより構成されているが接着剤を用
いることなく構成したものであればよい。
の実施例では不織布材は不織布13を点在的にサーマルボ
ンディングすることにより構成されているが接着剤を用
いることなく構成したものであればよい。
第4図には植毛材のクリーニング部11が示され、植毛
材はベースフィルム14の表面に粘着層15を構成し、この
粘着層15に例えば帯電作用を利用して繊維16を植え付け
ることによって構成されている。
材はベースフィルム14の表面に粘着層15を構成し、この
粘着層15に例えば帯電作用を利用して繊維16を植え付け
ることによって構成されている。
以下、上記構成の作用について説明する。
ディスクカセットがドライブ装置に装着され記録用デ
ィスク9が回転すると、その信号記録面9aがクリーニン
グ部11に接触しながら回転する。リフタ8の押圧力を受
ける領域L1では不織布材のクリーニング部11が信号記録
面9aに圧接し、良好なクリーニング効果が得られると共
に粘着剤を用いていないためにそれによる悪影響は皆無
である。リフタ8の押圧力を受けない領域L2では植毛材
のクリーニング部11が信号記録面9aに接触し、良好なク
リーニング効果が得られる。又、このクリーニング部11
は粘着層15を有するが、クリーニング部11が信号記録面
9aに単に接触するのみなので、粘着層15が信号記録面9a
に接触せず粘着剤が信号記録面9aに付着して化学変化に
よる悪影響を及ぼすことがない。
ィスク9が回転すると、その信号記録面9aがクリーニン
グ部11に接触しながら回転する。リフタ8の押圧力を受
ける領域L1では不織布材のクリーニング部11が信号記録
面9aに圧接し、良好なクリーニング効果が得られると共
に粘着剤を用いていないためにそれによる悪影響は皆無
である。リフタ8の押圧力を受けない領域L2では植毛材
のクリーニング部11が信号記録面9aに接触し、良好なク
リーニング効果が得られる。又、このクリーニング部11
は粘着層15を有するが、クリーニング部11が信号記録面
9aに単に接触するのみなので、粘着層15が信号記録面9a
に接触せず粘着剤が信号記録面9aに付着して化学変化に
よる悪影響を及ぼすことがない。
また、不織布材のクリーニング部11は発塵防止性に劣
り一旦取り込んだゴミやほつれた繊維が外に出ることが
あるが、これらのゴミ等はただちに集塵性に優れた植毛
材のクリーニング部11に取り込まれる。
り一旦取り込んだゴミやほつれた繊維が外に出ることが
あるが、これらのゴミ等はただちに集塵性に優れた植毛
材のクリーニング部11に取り込まれる。
第5図には植毛材のクリーニング部11の他の実施例が
示されている。この実施例においては下ケース1又は上
ケース2の内面に粘着層15を構成し、この粘着層15に直
接繊維16を植え付けることによって構成されている。こ
の構成によっても前記と同様の作用・効果がある。
示されている。この実施例においては下ケース1又は上
ケース2の内面に粘着層15を構成し、この粘着層15に直
接繊維16を植え付けることによって構成されている。こ
の構成によっても前記と同様の作用・効果がある。
また、前記実施例と比較してシート状のクリーニング
部11を下ケース1又は上ケース2に取り付ける必要がな
く、さらに、ベースフィルム14も不要になる利点を有す
る。
部11を下ケース1又は上ケース2に取り付ける必要がな
く、さらに、ベースフィルム14も不要になる利点を有す
る。
尚、この実施例ではリフタ8の押圧力を受ける領域L1
とそれ以外の領域L2の境界をリフタ8の押圧力を多少で
も常に受けるポイントで定めているが、リフタ8の押圧
力を一定以上受けるポイントで定めてもよく、又、リフ
タ8の押圧力を面振れ等の影響で一時的に受けるポイン
トで定めてもよく、さらに、下ケース1と上ケース2の
クリーニング部11の上記境界を異なるよう構成してもよ
い。
とそれ以外の領域L2の境界をリフタ8の押圧力を多少で
も常に受けるポイントで定めているが、リフタ8の押圧
力を一定以上受けるポイントで定めてもよく、又、リフ
タ8の押圧力を面振れ等の影響で一時的に受けるポイン
トで定めてもよく、さらに、下ケース1と上ケース2の
クリーニング部11の上記境界を異なるよう構成してもよ
い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、ケースと記録用デ
ィスクとの間に設けるクリーニング部を、リフタの押圧
力を受ける領域では不織布材で、それ以外の領域では植
毛材で構成したので、粘着剤による悪影響がなく、且
つ、高容量化に十分対応可能なクリーニング効果が得ら
れるという効果を奏する。
ィスクとの間に設けるクリーニング部を、リフタの押圧
力を受ける領域では不織布材で、それ以外の領域では植
毛材で構成したので、粘着剤による悪影響がなく、且
つ、高容量化に十分対応可能なクリーニング効果が得ら
れるという効果を奏する。
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示し、第1図は下
ケースを内面から見た図、第2図は上ケースを内面から
見た図、第3図は第1図のA−A線断面図、第4図は第
1図のB−B線断面図、第5図は他の例を示す植毛材の
クリーニング部の断面図である。 A……ケース、8……リフタ、9……記録用ディスク、
11……クリーニング部、15……粘着層、16……繊維、L1
……リフタの押圧力を受ける領域、L2……リフタの押圧
力を受けない領域。
ケースを内面から見た図、第2図は上ケースを内面から
見た図、第3図は第1図のA−A線断面図、第4図は第
1図のB−B線断面図、第5図は他の例を示す植毛材の
クリーニング部の断面図である。 A……ケース、8……リフタ、9……記録用ディスク、
11……クリーニング部、15……粘着層、16……繊維、L1
……リフタの押圧力を受ける領域、L2……リフタの押圧
力を受けない領域。
Claims (1)
- 【請求項1】記録用ディスクをケース内に回転自在に収
納し、このケースの内面にリフタを設け、このリフタで
前記記録用ディスクを対向するケース内面に押圧し、前
記リフタと前記記録用ディスクとの間及び前記リフタが
位置する以外の前記ケースと前記記録用ディスクとの間
にクリーニング部を設け、このクリーニング部を前記リ
フタの押圧力を受ける領域では粘着剤を使用しない不織
布材で構成し、それ以外の領域では粘着層に繊維が植立
された植毛材で構成したことを特徴とするディスクカセ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63107852A JP2580705B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | ディスクカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63107852A JP2580705B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | ディスクカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01279479A JPH01279479A (ja) | 1989-11-09 |
JP2580705B2 true JP2580705B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=14469695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63107852A Expired - Fee Related JP2580705B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | ディスクカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580705B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000011673A1 (fr) * | 1998-08-24 | 2000-03-02 | Sony Corporation | Cartouche de disque |
KR20000077384A (ko) * | 1999-05-24 | 2000-12-26 | 이데이 노부유끼 | 디스크 카트리지 |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP63107852A patent/JP2580705B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01279479A (ja) | 1989-11-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |