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JP2580470Y2 - 配線用ダクトのためのコーナーボックス - Google Patents

配線用ダクトのためのコーナーボックス

Info

Publication number
JP2580470Y2
JP2580470Y2 JP1990100554U JP10055490U JP2580470Y2 JP 2580470 Y2 JP2580470 Y2 JP 2580470Y2 JP 1990100554 U JP1990100554 U JP 1990100554U JP 10055490 U JP10055490 U JP 10055490U JP 2580470 Y2 JP2580470 Y2 JP 2580470Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
base
piece
corner
receiving portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990100554U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0458028U (ja
Inventor
伸一 田中
馨 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1990100554U priority Critical patent/JP2580470Y2/ja
Publication of JPH0458028U publication Critical patent/JPH0458028U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2580470Y2 publication Critical patent/JP2580470Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、配線用ダクトのためのコーナーボックス
に関する。
〔従来の技術〕
電線等の線材を配線する場合に使われる配線用ダクト
のためのコーナーボックスがある。
このコーナーボックスは、第7図にみるように、配線
用ダクトDが取り付けられる面のコーナーCに取り付け
られて配線用ダクトD、Dが接続されるというものであ
る。このコーナーボックス70は、第5図にみるように、
コーナーCに固定されるベース71と同ベース71に装着さ
れるカバー72とを備えている。カバー72は、第6図にみ
るように、ネジ79でベース71へ取り付けられる。カバー
72の装着の際は、ベース71にカバー72を被せた後、ネジ
79をカバー72前面中央にある貫通孔72aを通しカバー72
のネジ孔71aにネジ込む。
この他、第8図に示すようなコーナーボックスがあ
る。このコーナーボックス80も、コーナーに固定される
ベース81と同ベース81に装着されるカバー82とを備えて
いる。カバー82は、第9図にみるように、やはりネジ89
でベース81へ取り付けられる。コーナーボックス80の場
合は、ネジ止め個所が4個所ある。カバー72の装着の際
は、ベース81にカバー82を被せた後、ネジ89をカバー82
側面にある貫通孔82aを通しカバー82のネジ孔81aにネジ
込む。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記コーナーボックス70、80の場合、
カバーの着脱が容易でないという問題がある。コーナー
ボックスを高いところにあるコーナーに配すると、ネジ
を締めたり緩めたりするのが大変である。それに、手間
もかかる。
また、コーナーボックス80の場合は、ベース81の前面
にネジ止め板83が張り出しているため、ボックス内に電
線を配設し難い(置線ができない)という問題もある。
この考案は、上記事情に鑑み、高いところに設ける場
合にも、カバーの着脱が容易でボックス内への線材配設
がし易いコーナーボックスを提供することを課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この考案にかかる配線用ダ
クトのためのコーナーボックスでは、配線用ダクトの取
付面のうち2面が直交するコーナー部分に配置され、前
記配線ダクト同士を接続するコーナーボックスであっ
て、前記コーナーの直交する2面に配置される底片およ
び側片を有し前記コーナーに固定されるベースと、前記
ベースの底片および側片の両側端を覆う側面を有し前記
ベースに装着されるカバーとを備え、前記カバーの両側
面の内面には、前記ベースの底片および側片の近傍に対
応する位置にそれぞれ凸部が設けられ、前記ベースの底
片および側片の外周角部に近い両側端にはそれぞれ、前
記カバーの側面の内面に沿う位置に配置され、前記凸部
が嵌まり込む受け部を前記凸部に対応する位置に有する
片が立てられ、前記凸部が前記受け部に嵌まり込むこと
により前記カバーが前記ベースに係止され、前記凸部が
前記受け部から抜け出ることにより前記カバーが前記ベ
ースから外れるようになっており、前記片には、片の先
端で、前記ベースに装着する際に前記カバーが先に接近
する側の一方の角部を斜めに内側に折り曲げて形成さ
れ、前記凸部の前記受け部への嵌まり込みを容易にする
誘い込み傾斜部が形成されているとともに、前記カバー
の前記側面以外の端に工具先挿入用の切り欠きが形成さ
れている。
〔作用〕
この考案のコーナーボックスでは、カバーとベースの
係止が凸部と受け部の嵌め合いによるものであるため、
カバーの着脱にネジ止めが不要であり高所での作業が楽
である。
カバーを装着する場合、カバーをベースに略合せた状
態で押し込んでゆくと、カバー側にある凸部が自然とベ
ース側の受け部に嵌まり込み、カバーがベースに係止す
る。ワンタッチで装着できる。受け部を有する片には凸
部誘い込み傾斜部があるため、凸部は途中で引っ掛かる
ことなくスムーズに受け部に誘い込まれ嵌合する。
カバーを取り外す場合、ドライバー等の取り外し用の
工具先端をカバーの端の切り欠きに差し込んでカバーを
起こすようにすると、カバー側にある凸部がベース側の
受け部から抜け出て、カバーが外れる。ワンタッチで外
せる。
また、ベースにはカバー取り付け用の受け部を有する
片が立っているだけで線材収容空間が開放されているた
め、線材配設作業が非常に遣いやすい。
特に、ベースにおいて互いに直交して配置された底片
および側片のそれぞれに、受け部と誘い込み傾斜部とを
有する片を設けていることにより、カバーの側面をベー
スの側端に確実かつ簡単に取り付けたり取り外したりす
ることができる。
すなわち、カバーの側面が、直交する2辺でベースに
確実に固定されるので、ベースとカバーの間に隙間が生
じたり、ベースからカバーが浮き上がったりすることが
防止される。
誘い込み傾斜部が、受け部を有する片の先端の一方の
角部を斜めに内側に折り曲げて形成されているので、底
片と側片との2個所で異なる方向に配置された片の受け
部に、カバーの側面に設けられた2個所の凸部の両方
を、同時にかつスムーズに、係合したり係合解除したり
することができる。
受け部を有する片は、ベースの底片と側片とで互いに
直交する方向を向いている。カバーをベースに装着する
際に、底片と側片との中間の斜め方向からカバーをベー
スに被せると、カバーの凸部は、受け部を有する片に対
して、先端の角部から近づいて接触する。先端の角部に
誘い込み傾斜部を有していれば、カバーの凸部は誘い込
み傾斜部にスムーズに当接して受け部まで誘導される。
なお、受け部を有する片の先端を一方の角部から他方
の角部まで全体を一様に折り曲げて誘い込み傾斜部を設
けている場合、カバーの凸部が受け部を有する片に近づ
く方向と、誘い込み傾斜部の傾斜方向とが少しずれるの
で、却って凸部の折り曲げて誘い込み傾斜部を設けてい
る場合、カバーの凸部が受け部を有する片に近づく方向
と、誘い込み傾斜部の傾斜方向とが少しずれるので、却
って凸部の誘導がスムーズに行かない。カバーの凸部が
最初に接触するのは、受け部を有する片の先端角部であ
り、そこから受け部の位置まで斜め方向に誘導すればよ
いのであるから、誘い込み傾斜部を受け部を有する片の
先端全体に設けておくのは無意味である。さらに、受け
部を有する片の先端を広い範囲で折り曲げていると、カ
バーを被せたときにカバーとベースとの接触面積が少な
くなり、安定した取り付けが行い難いという問題も生じ
る。
〔実施例〕
以下、この考案にかかる配線用ダクトのためのコーナ
ーボックスの一実施例を、図面を参照しながら詳しく説
明する。
第1図は、実施例のコーナーボックスの分解状態をあ
らわし、第2図は、実施例のコーナーボックスの組み付
け状態をあらわし、第3図および第4図は、実施例のコ
ーナーボックスの配設状態をあらわす。
実施例のコーナーボックス1は、第1図にみるよう
に、ベース2とカバー3からなる。施工の際には、第3
図にみるように、ベース2をコーナーC(例えば、天井
コーナー)にネジ29で止め付け、配線用ダクトD、Dを
配してからカバー3を被せるようにする。
ベース2は、第1図にみるように、底片2aと側片2bか
らなるベース本体を有している。底片2aと側片2bの開き
角は約90°である。これら底片2aと側片2bにはそれぞれ
ベース固定用の貫通孔21が形成されている。そして、底
片2aおよび側片2bそれぞれの先端両側に直角に起立する
カバー係止用折曲片(片)22…が4つ設けられている。
各折曲片22には貫通孔(受け部)22aが設けられてい
るとともに先端を斜めに内側に折り曲げて形成した△状
の傾斜面(誘い込み傾斜部)22bが設けられている。
カバー3は、第1図にみるように、前面3a中央部分が
傾斜面であるように加工されており、ベース2の底片2a
と側片2bに臨む底面3bおよび背面3cは開放面である。カ
バー3の内面には係止用の凸部31が4つ設けられてい
る。
ベース側にある貫通孔22aとカバー側にある凸部31は
互いに対応する位置に設けられている。対応する位置と
は、カバー3装着状態で、第2図(a)、(b)にみる
ように、凸部31がちょうど貫通孔22aに嵌まり込むよう
になるという位置であり、凸部31と貫通孔22aの嵌合に
よりカバー3がベース2に係止して外れないようになっ
ているのである。
続いて、このカバー3の着脱について具体的に説明す
る。
カバー3を着ける場合、第3図にみるように、カバー
3をベース2にほぼ合わせて押し込むだけである。ワン
タッチでカバー3が装着できるのである。すなわち、カ
バー3をベース2に押し込んでゆくと、凸部31が折曲片
22先端の傾斜面22bに当たり同折曲片31を内側に退かせ
つつ貫通孔22aに辿り着き嵌まり込む。傾斜面22bが無い
と凸部31がカバー係止用突片22先端に引っ掛かって凸部
31がうまく進入しなかったりする。
カバー3を外す場合は、第4図にみるように、ドライ
バーGをカバー3の前面3aの上端(あるいは下端)に形
成された切り欠き33に差し込んみカバー3を起こすよう
に力を加えるだけである。ドライバーGを回したり梃に
したりしてカバー3を起こす。ワンタッチでカバー3を
外せるのである。
カバー3を起こす向きに力が加わると、カバー係止用
突片22が内側に変位すると同時に凸部31が貫通孔22aか
ら抜け出て、カバー3が外れる。
なお、カバーの前面3aの上下端および側面3d、3eの端
には配線用ダクトDを接続口Mがあるが、使用前は蓋部
35…で閉じられており、使用にあたってダクト接続位置
だけに接続口Mを開くようにする。
また、上記実施例では、切り欠き33がカバー3の側面
3d、3e以外の所にあるため、コーナーボックス複数を横
に並べて設置することができるという利点がある。
この考案は、上記実施例に限らない。例えば、上記実
施例では凸部31の受け部31が貫通孔22aであったが、貫
通していない凹部であってもよい。あるいは、接続口が
使用前に既に開いているようであってもよい。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、この考案にかかるコーナーボッ
クスは、カバーとベースの係止が凸部と受け部の嵌め合
いによるものであるため、カバーの着脱にネジ止めが不
要であり高所での作業が楽になり、凸部の嵌まり込みを
容易にする誘い込み傾斜部があるため、カバー装着を失
敗なく行え、工具先端を挿入する切り欠きがあるため、
カバーを簡単に外すことができ、加えて、ベースの線材
収容空間が開放されているため、線材配設作業がやり易
く、したがって、大変に実用性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例のコーナーボックスの分解斜視図、第
2図は、実施例のコーナーボックスの組み付け状態をあ
らわし、図(a)は正面図、図(b)は底面図である。
第3図および第4図は、実施例のコーナーボックスの配
設状態をあらわす斜視図、第5図は、従来のコーナーボ
ックスの分解斜視図、第6図は、従来のコーナーボック
スの組み付け状態をあらわす部分断面図、第7図は、従
来のコーナーボックスの配設状態をあらわす斜視図、第
8図は、従来の他のコーナーボックスの分解斜視図、第
9図は、従来の他のコーナーボックスの組み付け状態を
あらわす斜視図である。 1……コーナーボックス、2……ベース、3……カバ
ー、22……折曲片(片)、22a……貫通孔(受け部)、2
2b……傾斜面(誘い込み傾斜部)、31……凸部、33……
切り欠き
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−264514(JP,A) 特開 昭59−201618(JP,A) 実開 昭53−107899(JP,U) 実開 平1−116511(JP,U) 実開 昭58−80724(JP,U) 実開 昭58−34523(JP,U) 実開 平2−60418(JP,U) 実公 昭45−19959(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線用ダクトの取付面のうち2面が直交す
    るコーナー部分に配置され、前記配線ダクト同士を接続
    するコーナーボックスであって、 前記コーナーの直交する2面に配置される底片および側
    片を有し前記コーナーに固定されるベースと、前記ベー
    スの底片および側片の両側端を覆う側面を有し前記ベー
    スに装着されるカバーとを備え、 前記カバーの両側面の内面には、前記ベースの底片およ
    び側片の近傍に対応する位置にそれぞれ凸部が設けら
    れ、 前記ベースの底片および側片の外周角部に近い両側端に
    はそれぞれ、前記カバーの側面の内面に沿う位置に配置
    され、前記凸部が嵌まり込む受け部を前記凸部に対応す
    る位置に有する片が立てられ、 前記凸部が前記受け部に嵌まり込むことにより前記カバ
    ーが前記ベースに係止され、 前記凸部が前記受け部から抜け出ることにより前記カバ
    ーが前記ベースから外れるようになっており、 前記片には、片の先端で、前記ベースに装着する際に前
    記カバーが先に接近する側の一方の角部を斜めに内側に
    折り曲げて形成され、前記凸部の前記受け部への嵌まり
    込みを容易にする誘い込み傾斜部が形成されているとと
    もに、 前記カバーの前記側面以外の端に工具先挿入用の切り欠
    きが形成されていることを特徴とするコーナーボック
    ス。
JP1990100554U 1990-09-25 1990-09-25 配線用ダクトのためのコーナーボックス Expired - Lifetime JP2580470Y2 (ja)

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JPH0458028U JPH0458028U (ja) 1992-05-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4519959Y1 (ja) * 1967-02-14 1970-08-12
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JPH01264514A (ja) * 1988-04-12 1989-10-20 Toshiba Lighting & Technol Corp 電気器具

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JPH0458028U (ja) 1992-05-19

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