JP2570814Y2 - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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- JP2570814Y2 JP2570814Y2 JP1991050953U JP5095391U JP2570814Y2 JP 2570814 Y2 JP2570814 Y2 JP 2570814Y2 JP 1991050953 U JP1991050953 U JP 1991050953U JP 5095391 U JP5095391 U JP 5095391U JP 2570814 Y2 JP2570814 Y2 JP 2570814Y2
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- Japan
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- pad
- disc
- friction pad
- pads
- disk
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車等に取り付け
られるディスクブレーキに関するものである。
られるディスクブレーキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスクブレーキは、パッド
ガイドによってディスクの軸線方向へ摺動自在に支持さ
れたパッドをキャリパのピストンと爪部とによって挟持
することによりディスクへ押し付け、その摩擦力により
車輪の制動を行うようになっていた。また、この種のデ
ィスクブレーキのパッドには、実公平3−1632号公
報に示すように、リターンスプリングが設けられてい
る。このリターンスプリングは、パッドをディスクから
離間する方向へ付勢するもので、このリターンスプリン
グによってブレーキを解除した際のディスクによるパッ
ドの引きずりが防止されるようになっている。
ガイドによってディスクの軸線方向へ摺動自在に支持さ
れたパッドをキャリパのピストンと爪部とによって挟持
することによりディスクへ押し付け、その摩擦力により
車輪の制動を行うようになっていた。また、この種のデ
ィスクブレーキのパッドには、実公平3−1632号公
報に示すように、リターンスプリングが設けられてい
る。このリターンスプリングは、パッドをディスクから
離間する方向へ付勢するもので、このリターンスプリン
グによってブレーキを解除した際のディスクによるパッ
ドの引きずりが防止されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ディスクブ
レーキへパッドを組み込む場合、その手順として、ま
ず、キャリアのパッドガイドへパッドを支持させてリタ
ーンスプリングを装着し、その後、キャリパを組み付け
るようにしていた。また、摩耗したパッドを交換する場
合、キャリアとキャリパとを両側部にて連結しているピ
ンのいずれか一方を取り外し、他方のピンを中心として
キャリパを回動させ、摩耗したパッドを取り外し、新し
いパッドをパッドガイドへ支持させてリターンスプリン
グを装着し、その後、キャリパを逆方向へ回動させて、
一方側のピンを取り付ける作業を行っていた。しかしな
がら、前記従来のディスクブレーキでは、上記パッドの
組み込み及び交換作業にて、リターンスプリングをパッ
ドに装着した際、このパッドがリターンスプリングの付
勢力によってディスクから離間する方向へ移動してパッ
ドガイドから脱落することがあり、ディスクブレーキの
組立時あるいはパッドの交換時におけるパッドの組み込
み作業に支障を来すことがあった。この考案は、上記事
情に鑑みてなされたもので、極めて効率良くパッドの組
み込み及び交換作業を行うことができるディスクブレー
キを提供することを目的としている。
レーキへパッドを組み込む場合、その手順として、ま
ず、キャリアのパッドガイドへパッドを支持させてリタ
ーンスプリングを装着し、その後、キャリパを組み付け
るようにしていた。また、摩耗したパッドを交換する場
合、キャリアとキャリパとを両側部にて連結しているピ
ンのいずれか一方を取り外し、他方のピンを中心として
キャリパを回動させ、摩耗したパッドを取り外し、新し
いパッドをパッドガイドへ支持させてリターンスプリン
グを装着し、その後、キャリパを逆方向へ回動させて、
一方側のピンを取り付ける作業を行っていた。しかしな
がら、前記従来のディスクブレーキでは、上記パッドの
組み込み及び交換作業にて、リターンスプリングをパッ
ドに装着した際、このパッドがリターンスプリングの付
勢力によってディスクから離間する方向へ移動してパッ
ドガイドから脱落することがあり、ディスクブレーキの
組立時あるいはパッドの交換時におけるパッドの組み込
み作業に支障を来すことがあった。この考案は、上記事
情に鑑みてなされたもので、極めて効率良くパッドの組
み込み及び交換作業を行うことができるディスクブレー
キを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案のディスクブレ
ーキは、車両の非回転部に固定されたキャリアにディス
クを挟む一対の摩擦パッドを設け、前記キャリアの摩擦
パッド両端側に、上端に形成された押圧部と下端に形成
された曲折部とによって前記摩擦パッドの裏金を上下か
ら挟持することにより前記摩擦パッドを前記ディスクの
軸線方向に摺動自在に保持する一対のパッドガイドを設
け、前記ディスクを跨いだ位置に、前記一対の摩擦パッ
ドを前記ディスクに押圧するキャリパを設け、前記摩擦
パッドを前記ディスクより離間する方向へ付勢するリタ
ーンスプリングを設けてなり、前記パッドガイドには、
前記押圧部の両側部に、前記摩擦パッドの裏金の上端近
傍における前記ディスクに接触する接触面と反対側の押
圧面側を係止することにより、前記リターンスプリング
の付勢力による前記ディスクの軸線方向への前記摩擦パ
ッドの移動による離間を規制する規制片を一体的に形成
してなることを特徴としている。
ーキは、車両の非回転部に固定されたキャリアにディス
クを挟む一対の摩擦パッドを設け、前記キャリアの摩擦
パッド両端側に、上端に形成された押圧部と下端に形成
された曲折部とによって前記摩擦パッドの裏金を上下か
ら挟持することにより前記摩擦パッドを前記ディスクの
軸線方向に摺動自在に保持する一対のパッドガイドを設
け、前記ディスクを跨いだ位置に、前記一対の摩擦パッ
ドを前記ディスクに押圧するキャリパを設け、前記摩擦
パッドを前記ディスクより離間する方向へ付勢するリタ
ーンスプリングを設けてなり、前記パッドガイドには、
前記押圧部の両側部に、前記摩擦パッドの裏金の上端近
傍における前記ディスクに接触する接触面と反対側の押
圧面側を係止することにより、前記リターンスプリング
の付勢力による前記ディスクの軸線方向への前記摩擦パ
ッドの移動による離間を規制する規制片を一体的に形成
してなることを特徴としている。
【0005】
【作用】この考案のディスクブレーキによれば、パッド
ガイドに設けられた押圧部に、リターンスプリングの付
勢力によるディスクの軸線方向への摩擦パッドの移動を
規制する規制片が一体的に形成されていることより、こ
の摩擦パッドの組み込みの際に、この摩擦パッドを確実
に位置決めすることができる。即ち、摩擦パッドに装着
されるリターンスプリングの付勢力による摩擦パッドの
パッドガイドからの脱落が防止されて、摩擦パッドの組
み込み作業及び交換作業の作業効率を大幅に向上させる
ことができる。また、パッドガイドの上端に形成された
押圧部と下端に形成された曲折部とによって摩擦パッド
の裏金を上下から挟持することにより、摩擦パッドをデ
ィスクの軸線方向に摺動自在に保持するものであるの
で、摩擦パッドの裏金を押圧部と曲折部との間へ嵌め込
むことにより、極めて容易に摩擦パッドをキャリアへ保
持させることができ、組み立て作業の効率をさらに向上
させることができる。
ガイドに設けられた押圧部に、リターンスプリングの付
勢力によるディスクの軸線方向への摩擦パッドの移動を
規制する規制片が一体的に形成されていることより、こ
の摩擦パッドの組み込みの際に、この摩擦パッドを確実
に位置決めすることができる。即ち、摩擦パッドに装着
されるリターンスプリングの付勢力による摩擦パッドの
パッドガイドからの脱落が防止されて、摩擦パッドの組
み込み作業及び交換作業の作業効率を大幅に向上させる
ことができる。また、パッドガイドの上端に形成された
押圧部と下端に形成された曲折部とによって摩擦パッド
の裏金を上下から挟持することにより、摩擦パッドをデ
ィスクの軸線方向に摺動自在に保持するものであるの
で、摩擦パッドの裏金を押圧部と曲折部との間へ嵌め込
むことにより、極めて容易に摩擦パッドをキャリアへ保
持させることができ、組み立て作業の効率をさらに向上
させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案のディスクブレーキの実施例を
図1及び図2によって説明する。図において、符号1は
ディスクブレーキである。このディスクブレーキ1はキ
ャリア2と、このキャリア2を跨いだ位置に摺動自在に
設けられたキャリパ3と、キャリパ3に、ディスク4を
挟んだ位置に設けられた一対のパッド6,6(摩擦パッ
ド)とから構成されている。また、パッド6,6はパッ
ドガイド7,7により、ディスク4と直交する方向へ摺
動自在に支持されている。
図1及び図2によって説明する。図において、符号1は
ディスクブレーキである。このディスクブレーキ1はキ
ャリア2と、このキャリア2を跨いだ位置に摺動自在に
設けられたキャリパ3と、キャリパ3に、ディスク4を
挟んだ位置に設けられた一対のパッド6,6(摩擦パッ
ド)とから構成されている。また、パッド6,6はパッ
ドガイド7,7により、ディスク4と直交する方向へ摺
動自在に支持されている。
【0007】また、このディスクブレーキ1には、パッ
ド6,6のディスク4による引きずりを低減すべくパッ
ド6,6にリターンスプリング8が設けられている。こ
のリターンスプリング8はパッド6,6の裏金6a,6
aに形成された係止穴へ両端部を挿入することにより装
着されるもので、それぞれのパッド6,6をディスク4
から離間させることにより、ブレーキ解除時におけるパ
ッド6,6の引きずりが低減されるようになっている。
また、パッドガイド7,7は、図3ないし図5に示すよ
うに、基部11と抜け止め部12と押圧部13とから概
略構成されている。基部11は、一対の脚部15,15
とこれら脚部15,15をその上端部でつなぐブリッジ
部16とから構成されており、一対の脚部15,15の
下端部にはパッド6,6方向へ曲折された曲折部17,
17が形成されている。
ド6,6のディスク4による引きずりを低減すべくパッ
ド6,6にリターンスプリング8が設けられている。こ
のリターンスプリング8はパッド6,6の裏金6a,6
aに形成された係止穴へ両端部を挿入することにより装
着されるもので、それぞれのパッド6,6をディスク4
から離間させることにより、ブレーキ解除時におけるパ
ッド6,6の引きずりが低減されるようになっている。
また、パッドガイド7,7は、図3ないし図5に示すよ
うに、基部11と抜け止め部12と押圧部13とから概
略構成されている。基部11は、一対の脚部15,15
とこれら脚部15,15をその上端部でつなぐブリッジ
部16とから構成されており、一対の脚部15,15の
下端部にはパッド6,6方向へ曲折された曲折部17,
17が形成されている。
【0008】そして、このパッドガイド7,7は、キャ
リア2の内壁に脚部15,15及びブリッジ部16が当
接され、曲折部17,17がキャリア2に形成された段
部2a,2aに当接されて前記ブリッジ部16がディス
ク4をまたいだ状態に支持されるようになっている。抜
け止め部12は前記基部11のブリッジ部16の下端か
ら前記曲折部17,17とは反対方向つまりパッド6,
6から離間する方向へ曲折されており、キャリパ3をピ
ン21,21によって摺動自在に連結するキャリア2の
連結部22,22の下面側へ当接されるようになってい
る。この抜け止め部12は前記連結部22,22へ当接
することによりこの連結部22,22へ弾性力を付与さ
せて、パッドガイド7,7がキャリア2から抜け出すこ
とを防止するものである。また、押圧部13は屈曲部2
3,23を介して基部11と連結されている。屈曲部2
3,23は、基部11の上端から上方へのばされ、さら
に下方へ屈曲された形状に形成されており、前記押圧部
13に下方向への付勢力を付与させるようになってい
る。
リア2の内壁に脚部15,15及びブリッジ部16が当
接され、曲折部17,17がキャリア2に形成された段
部2a,2aに当接されて前記ブリッジ部16がディス
ク4をまたいだ状態に支持されるようになっている。抜
け止め部12は前記基部11のブリッジ部16の下端か
ら前記曲折部17,17とは反対方向つまりパッド6,
6から離間する方向へ曲折されており、キャリパ3をピ
ン21,21によって摺動自在に連結するキャリア2の
連結部22,22の下面側へ当接されるようになってい
る。この抜け止め部12は前記連結部22,22へ当接
することによりこの連結部22,22へ弾性力を付与さ
せて、パッドガイド7,7がキャリア2から抜け出すこ
とを防止するものである。また、押圧部13は屈曲部2
3,23を介して基部11と連結されている。屈曲部2
3,23は、基部11の上端から上方へのばされ、さら
に下方へ屈曲された形状に形成されており、前記押圧部
13に下方向への付勢力を付与させるようになってい
る。
【0009】そして、この押圧部13の両端部には、デ
ィスク4の軸線方向へのパッド6,6の移動を規制する
規制片25,25が形成されている。これら規制片2
5,25は押圧部13の両端部からディスク4の軸線方
向にて互いに離間する方向へ延出され、さらに、その先
端部25a,25aがディスク4の半径方向内方へ曲折
された形状に形成されたもので、これら規制片25,2
5の先端部25a,25a間の寸法L1(図6参照)
が、両端部の間の自然長の寸法がL2であるリターンス
プリング8を装着した際のパッド6,6の外側同士の寸
法L3(図7参照)とほぼ同一にされている。つまり、
通常このリターンスプリング8は、単にその両端部をパ
ッド6,6の裏金6a,6aに形成された係止穴へ挿入
することにより装着されているので、ブレーキが作動さ
れていないときに変形された状態にされていると、この
リターンスプリング8の両端部が係止穴から抜けでて脱
落する恐れがあるが、上記パッドガイド7,7によれ
ば、規制片25,25によってディスク4の軸線方向へ
の移動が規制されても、リターンスプリング8の両端部
の寸法が自然長であるL2にされることにより、このリ
ターンスプリング8の係止穴からの脱落の恐れをなくす
ことができる。また、基部11の上端部には、規制部2
6,26が形成されており、ディスク4の半径方向外方
へのパッド6,6の移動を規制するようになっている。
ィスク4の軸線方向へのパッド6,6の移動を規制する
規制片25,25が形成されている。これら規制片2
5,25は押圧部13の両端部からディスク4の軸線方
向にて互いに離間する方向へ延出され、さらに、その先
端部25a,25aがディスク4の半径方向内方へ曲折
された形状に形成されたもので、これら規制片25,2
5の先端部25a,25a間の寸法L1(図6参照)
が、両端部の間の自然長の寸法がL2であるリターンス
プリング8を装着した際のパッド6,6の外側同士の寸
法L3(図7参照)とほぼ同一にされている。つまり、
通常このリターンスプリング8は、単にその両端部をパ
ッド6,6の裏金6a,6aに形成された係止穴へ挿入
することにより装着されているので、ブレーキが作動さ
れていないときに変形された状態にされていると、この
リターンスプリング8の両端部が係止穴から抜けでて脱
落する恐れがあるが、上記パッドガイド7,7によれ
ば、規制片25,25によってディスク4の軸線方向へ
の移動が規制されても、リターンスプリング8の両端部
の寸法が自然長であるL2にされることにより、このリ
ターンスプリング8の係止穴からの脱落の恐れをなくす
ことができる。また、基部11の上端部には、規制部2
6,26が形成されており、ディスク4の半径方向外方
へのパッド6,6の移動を規制するようになっている。
【0010】上記構成のディスクブレーキ1によれば、
ブレーキペダルが踏み込まれると、キャリパ3のピスト
ン3aと爪部3bとがディスク4を介してパッド6,6
を挟持する。これにより、パッド6,6とディスク4と
の摩擦によりタイヤの回転が弱められて車両が制動され
る。そして、ブレーキを解除することにより、キャリパ
3のピストン3aと爪部3bとによる挟持が解除される
と、パッド6,6がリターンスプリング8の付勢力によ
りディスク4からそれぞれ離間する方向へ移動される。
次に、本実施例のディスクブレーキ1のパッド6,6の
組み込み作業及び摩耗したパッド6,6の交換作業につ
いて説明する。パッド6,6の組み込み作業の場合、ま
ず、パッド6,6の裏金6a,6aがパッドガイド7,
7の押圧部13,13と対向した状態にて、パッド6,
6をパッドガイド7,7間へ側方から挿入し、裏金6
a,6aが外方へ向くように回動させる。このようにす
ると、このパッド6,6の両端部がパッドガイド7,7
の曲折部17,17と押圧部13,13との間にて、押
圧部13,13によって下方へ押圧されることにより、
これら曲折部17,17及び押圧部13,13によって
上下方向から挟持され、ディスク4の軸線方向へ摺動可
能な状態に支持される。
ブレーキペダルが踏み込まれると、キャリパ3のピスト
ン3aと爪部3bとがディスク4を介してパッド6,6
を挟持する。これにより、パッド6,6とディスク4と
の摩擦によりタイヤの回転が弱められて車両が制動され
る。そして、ブレーキを解除することにより、キャリパ
3のピストン3aと爪部3bとによる挟持が解除される
と、パッド6,6がリターンスプリング8の付勢力によ
りディスク4からそれぞれ離間する方向へ移動される。
次に、本実施例のディスクブレーキ1のパッド6,6の
組み込み作業及び摩耗したパッド6,6の交換作業につ
いて説明する。パッド6,6の組み込み作業の場合、ま
ず、パッド6,6の裏金6a,6aがパッドガイド7,
7の押圧部13,13と対向した状態にて、パッド6,
6をパッドガイド7,7間へ側方から挿入し、裏金6
a,6aが外方へ向くように回動させる。このようにす
ると、このパッド6,6の両端部がパッドガイド7,7
の曲折部17,17と押圧部13,13との間にて、押
圧部13,13によって下方へ押圧されることにより、
これら曲折部17,17及び押圧部13,13によって
上下方向から挟持され、ディスク4の軸線方向へ摺動可
能な状態に支持される。
【0011】そして、この状態において、パッド6,6
の裏金6a,6aの上部に形成された係止穴へリターン
スプリング8のそれぞれの両端部を挿入して係止させ、
装着させる。また、パッド6,6の摩耗による交換作業
の場合には、まず、ピン21,21の内の一方側を取り
外し、他方側のピン21を中心としてキャリパ3を回動
させる。この状態において、リターンスプリング8を取
り外し、摩耗したパッド6,6をパッドガイド7,7か
ら取り外す。そして、上記パッド6,6の組み付け作業
と同様にパッド6,6をパッドガイド7,7へ支持させ
た後、このパッド6,6へリターンスプリング8を装着
させる。上記のようなパッドの組み込み及び交換作業の
際に、パッド6,6へリターンスプリング8を装着する
と、これらパッド6,6がディスク4から離間する方向
へ付勢されて移動されるが、本実施例のディスクブレー
キ1によれば、パッドガイド7,7のそれぞれの押圧部
13,13の両端部には、これらパッド6,6のディス
ク4から離間する方向への移動を規制する規制片25,
25が形成されていることより、パッド6,6のパッド
ガイド7,7からの脱落を防止することができる。
の裏金6a,6aの上部に形成された係止穴へリターン
スプリング8のそれぞれの両端部を挿入して係止させ、
装着させる。また、パッド6,6の摩耗による交換作業
の場合には、まず、ピン21,21の内の一方側を取り
外し、他方側のピン21を中心としてキャリパ3を回動
させる。この状態において、リターンスプリング8を取
り外し、摩耗したパッド6,6をパッドガイド7,7か
ら取り外す。そして、上記パッド6,6の組み付け作業
と同様にパッド6,6をパッドガイド7,7へ支持させ
た後、このパッド6,6へリターンスプリング8を装着
させる。上記のようなパッドの組み込み及び交換作業の
際に、パッド6,6へリターンスプリング8を装着する
と、これらパッド6,6がディスク4から離間する方向
へ付勢されて移動されるが、本実施例のディスクブレー
キ1によれば、パッドガイド7,7のそれぞれの押圧部
13,13の両端部には、これらパッド6,6のディス
ク4から離間する方向への移動を規制する規制片25,
25が形成されていることより、パッド6,6のパッド
ガイド7,7からの脱落を防止することができる。
【0012】これにより、パッド6,6をパッドガイド
8,8の幅L2内に確実に保持させることができ、これ
により、このパッド6,6の組み込み及び交換作業の後
の工程であるキャリパ3の組み付けの際に、このキャリ
パ3を極めて容易に装着させることができ、このディス
クブレーキ1の組立及びパッド6,6の交換作業の作業
効率を大幅に向上させることができる。また、ピストン
3aの端面と爪部3bの内面との間の寸法L4(図2参
照)をパッド6,6の外側同士の寸法L3以上(L3≦
L4)とすれば、キャリパ3を装着する際に、パッド
6,6をディスク4の軸線方向へ押圧しなくても良いの
で、さらに組立作業性を向上させることができる。な
お、上記実施例のディスクブレーキ1の具体的な構造は
実施例に限定されない。
8,8の幅L2内に確実に保持させることができ、これ
により、このパッド6,6の組み込み及び交換作業の後
の工程であるキャリパ3の組み付けの際に、このキャリ
パ3を極めて容易に装着させることができ、このディス
クブレーキ1の組立及びパッド6,6の交換作業の作業
効率を大幅に向上させることができる。また、ピストン
3aの端面と爪部3bの内面との間の寸法L4(図2参
照)をパッド6,6の外側同士の寸法L3以上(L3≦
L4)とすれば、キャリパ3を装着する際に、パッド
6,6をディスク4の軸線方向へ押圧しなくても良いの
で、さらに組立作業性を向上させることができる。な
お、上記実施例のディスクブレーキ1の具体的な構造は
実施例に限定されない。
【0013】
【考案の効果】以上、説明したように、本考案のディス
クブレーキによれば、下記の効果を得ることができる。
パッドガイドの上端に設けた押圧部の両側部に、摩擦パ
ッドの裏金の上端近傍における前記ディスクに接触する
接触面と反対側の押圧面側を係止して、リターンスプリ
ングの付勢力による摩擦パッドのディスクから離間する
方向への移動を規制する規制片が一体的に形成されてい
ることより、リターンスプリングを装着した際に、この
摩擦パッドのディスクから離間する方向への移動のしす
ぎによるパッドガイドからの脱落を防止することができ
る。これにより、摩擦パッドがパッドガイドに確実に支
持された状態に維持させることができる。これにより、
この摩擦パッドの組み込み及び交換作業の後の工程であ
るキャリパの組み付けの際に、このキャリパを極めて容
易に装着させることができ、作業効率を大幅に向上させ
ることができる。また、パッドガイドの上端に形成され
た押圧部と下端に形成された曲折部とによって摩擦パッ
ドの裏金を上下から挟持することにより、摩擦パッドを
ディスクの軸線方向に摺動自在に保持するものであるの
で、摩擦パッドの裏金を押圧部と曲折部との間へ嵌め込
むことにより、極めて容易に摩擦パッドをキャリアへ保
持させることができ、組み立て作業の効率をさらに向上
させることができる。
クブレーキによれば、下記の効果を得ることができる。
パッドガイドの上端に設けた押圧部の両側部に、摩擦パ
ッドの裏金の上端近傍における前記ディスクに接触する
接触面と反対側の押圧面側を係止して、リターンスプリ
ングの付勢力による摩擦パッドのディスクから離間する
方向への移動を規制する規制片が一体的に形成されてい
ることより、リターンスプリングを装着した際に、この
摩擦パッドのディスクから離間する方向への移動のしす
ぎによるパッドガイドからの脱落を防止することができ
る。これにより、摩擦パッドがパッドガイドに確実に支
持された状態に維持させることができる。これにより、
この摩擦パッドの組み込み及び交換作業の後の工程であ
るキャリパの組み付けの際に、このキャリパを極めて容
易に装着させることができ、作業効率を大幅に向上させ
ることができる。また、パッドガイドの上端に形成され
た押圧部と下端に形成された曲折部とによって摩擦パッ
ドの裏金を上下から挟持することにより、摩擦パッドを
ディスクの軸線方向に摺動自在に保持するものであるの
で、摩擦パッドの裏金を押圧部と曲折部との間へ嵌め込
むことにより、極めて容易に摩擦パッドをキャリアへ保
持させることができ、組み立て作業の効率をさらに向上
させることができる。
【図1】本考案のディスクブレーキの構造を説明するデ
ィスクブレーキの平面図である。
ィスクブレーキの平面図である。
【図2】本考案のディスクブレーキの構造を説明するデ
ィスクブレーキのA−A断面図である。
ィスクブレーキのA−A断面図である。
【図3】本考案のディスクブレーキに装着されるパッド
ガイドの斜視図である。
ガイドの斜視図である。
【図4】本考案のディスクブレーキへのパッドガイドの
取り付け状態を説明するB−B方向矢視図である。
取り付け状態を説明するB−B方向矢視図である。
【図5】本考案のディスクブレーキへのパッドガイドの
取り付け状態を説明する爪部を省略したC−C方向矢視
図である。
取り付け状態を説明する爪部を省略したC−C方向矢視
図である。
【図6】本考案のパッドガイドの寸法を説明するパッド
ガイドのD−D断面図である。
ガイドのD−D断面図である。
【図7】リターンスプリングが装着されたパッドの平面
図である。
図である。
1 ディスクブレーキ 2 キャリア 3 キャリパ 4 ディスク 6 パッド(摩擦パッド) 7 パッドガイド 8 リターンスプリング 13 押圧部 25 規制片
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の非回転部に固定されたキャリアに
ディスクを挟む一対の摩擦パッドを設け、前記キャリア
の摩擦パッド両端側に、上端に形成された押圧部と下端
に形成された曲折部とによって前記摩擦パッドの裏金を
上下から挟持することにより前記摩擦パッドを前記ディ
スクの軸線方向に摺動自在に保持する一対のパッドガイ
ドを設け、前記ディスクを跨いだ位置に、前記一対の摩
擦パッドを前記ディスクに押圧するキャリパを設け、前
記摩擦パッドを前記ディスクより離間する方向へ付勢す
るリターンスプリングを設けてなり、前記パッドガイド
には、前記押圧部の両側部に、前記摩擦パッドの裏金の
上端近傍における前記ディスクに接触する接触面と反対
側の押圧面側を係止することにより、前記リターンスプ
リングの付勢力による前記ディスクの軸線方向への前記
摩擦パッドの移動による離間を規制する規制片を一体的
に形成してなることを特徴とするディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991050953U JP2570814Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991050953U JP2570814Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ディスクブレーキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514680U JPH0514680U (ja) | 1993-02-26 |
JP2570814Y2 true JP2570814Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=12873194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991050953U Expired - Lifetime JP2570814Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ディスクブレーキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570814Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0685735B2 (ja) * | 1991-07-25 | 1994-11-02 | 株式会社日阪製作所 | 回転式加圧蒸煮釜 |
JP2010203559A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Akebono Brake Ind Co Ltd | フローティングキャリパ型ディスクブレーキ |
JP6134926B2 (ja) * | 2013-06-28 | 2017-05-31 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ディスクブレーキ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56106246U (ja) * | 1980-01-16 | 1981-08-18 | ||
JPS5840635U (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-17 | 本田技研工業株式会社 | デイスクブレ−キ装置 |
JPS6139857U (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-13 | 伊勢電子工業株式会社 | 螢光表示管 |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP1991050953U patent/JP2570814Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0514680U (ja) | 1993-02-26 |
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