JP2537846Y2 - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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- JP2537846Y2 JP2537846Y2 JP1991056169U JP5616991U JP2537846Y2 JP 2537846 Y2 JP2537846 Y2 JP 2537846Y2 JP 1991056169 U JP1991056169 U JP 1991056169U JP 5616991 U JP5616991 U JP 5616991U JP 2537846 Y2 JP2537846 Y2 JP 2537846Y2
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- pad
- lower plate
- guide
- plate portion
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車等に取り付け
られるディスクブレーキに関するものである。
られるディスクブレーキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスクブレーキは、パッド
ガイドによってディスクの軸線方向へ摺動自在に支持さ
れたパッドをキャリパのピストンと爪部とによって挾持
することによりディスクへ押し付け、その摩擦力により
車輪の制動を行うようになっていた。
ガイドによってディスクの軸線方向へ摺動自在に支持さ
れたパッドをキャリパのピストンと爪部とによって挾持
することによりディスクへ押し付け、その摩擦力により
車輪の制動を行うようになっていた。
【0003】また、この種のディスクブレーキのパッド
には、リターンスプリングが設けられているものがあ
る。このリターンスプリングは、パッドをディスクから
離間する方向へ付勢するもので、このリターンスプリン
グによってブレーキを解除した際のディスクによるパッ
ドの引きずりが防止されるようになっている。
には、リターンスプリングが設けられているものがあ
る。このリターンスプリングは、パッドをディスクから
離間する方向へ付勢するもので、このリターンスプリン
グによってブレーキを解除した際のディスクによるパッ
ドの引きずりが防止されるようになっている。
【0004】そして、このような構造のディスクブレー
キにおいて、パッドを組み込む場合には、その手順とし
て、まず、キャリアのパッドガイドへパッドを支持させ
てリターンスプリングを装着し、その後、キャリパを組
み付けるようにしており、また、摩耗したパッドを交換
する場合には、キャリアとキャリパとを両側部にて連結
しているピンのいずれか一方を取り外し、他方のピンを
中心としてキャリパを回動させ、摩耗したパッドを取り
外し、新しいパッドをパッドガイドへ支持させてリター
ンスプリングを装着し、その後、キャリパを逆方向へ回
動させて、一方側のピンを取り付ける作業を行ってい
た。
キにおいて、パッドを組み込む場合には、その手順とし
て、まず、キャリアのパッドガイドへパッドを支持させ
てリターンスプリングを装着し、その後、キャリパを組
み付けるようにしており、また、摩耗したパッドを交換
する場合には、キャリアとキャリパとを両側部にて連結
しているピンのいずれか一方を取り外し、他方のピンを
中心としてキャリパを回動させ、摩耗したパッドを取り
外し、新しいパッドをパッドガイドへ支持させてリター
ンスプリングを装着し、その後、キャリパを逆方向へ回
動させて、一方側のピンを取り付ける作業を行ってい
た。
【0005】ここで、図9に示すように、上記パッドガ
イド50は、パッドの突出部の下面を支持する下板部5
1と、パッドの突出部の上面を下板部51に向けて押圧
しつつ支持する押圧部52と、これら押圧部52と下板
部51とを連結するとともにパッドの突出部の端面が当
接される基板部53と、下板部51に該下板部51から
外方に向けて延在するよう設けられる両案内爪54とを
有するものであり、パッドの組み込みおよび交換作業に
て、リターンスプリングをパッドに装着した際、パッド
がリターンスプリングの付勢力によって相互に離間する
方向へ移動してパッドガイドから脱落することがあるた
め、その押圧部の両端から下板部方向に延在しディスク
の軸線方向へのパッドの移動を規制する規制片55を設
けていた。
イド50は、パッドの突出部の下面を支持する下板部5
1と、パッドの突出部の上面を下板部51に向けて押圧
しつつ支持する押圧部52と、これら押圧部52と下板
部51とを連結するとともにパッドの突出部の端面が当
接される基板部53と、下板部51に該下板部51から
外方に向けて延在するよう設けられる両案内爪54とを
有するものであり、パッドの組み込みおよび交換作業に
て、リターンスプリングをパッドに装着した際、パッド
がリターンスプリングの付勢力によって相互に離間する
方向へ移動してパッドガイドから脱落することがあるた
め、その押圧部の両端から下板部方向に延在しディスク
の軸線方向へのパッドの移動を規制する規制片55を設
けていた。
【0006】そして、この規制片55を設けたことによ
り、押圧部52と下板部51との間が規制片55の長さ
分だけ狭くなり、パッドガイド50にパッドを取り付け
る際には、パッドを直立させた状態では規制片55が干
渉して押圧部52と下板部51との間に位置させること
ができないため、この規制片55が干渉するのを避ける
ように該パッドを横にした状態で、押圧部52と下板部
51との間にパッドの突出部の上面側より挿入し、その
後回動させながら、パッドの突出部の上面を押圧部52
により、その下面を下板部51により支持させる方法が
とられていた(図8参照)。
り、押圧部52と下板部51との間が規制片55の長さ
分だけ狭くなり、パッドガイド50にパッドを取り付け
る際には、パッドを直立させた状態では規制片55が干
渉して押圧部52と下板部51との間に位置させること
ができないため、この規制片55が干渉するのを避ける
ように該パッドを横にした状態で、押圧部52と下板部
51との間にパッドの突出部の上面側より挿入し、その
後回動させながら、パッドの突出部の上面を押圧部52
により、その下面を下板部51により支持させる方法が
とられていた(図8参照)。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
造のディスクブレーキでは、上記パッドの組み込みおよ
び交換作業にて、パッドをパッドガイドに支持させる際
の上記回動時に、このパッドの一部がパッドガイド50
の下板部51の挿入側隅部である案内爪54の段差部5
6(図10)に引っ掛かり、その作業に支障を来すこと
があった。
造のディスクブレーキでは、上記パッドの組み込みおよ
び交換作業にて、パッドをパッドガイドに支持させる際
の上記回動時に、このパッドの一部がパッドガイド50
の下板部51の挿入側隅部である案内爪54の段差部5
6(図10)に引っ掛かり、その作業に支障を来すこと
があった。
【0008】したがって、本考案の目的は、極めて効率
良くパッドの組み込みおよび交換作業を行うことができ
るディスクブレーキを提供することである。
良くパッドの組み込みおよび交換作業を行うことができ
るディスクブレーキを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案のディスクブレーキは、車両の非回転部に固
定されるキャリアと、該キャリアに相互に対向するよう
設けられるパッドガイドと、中央の主部および該主部か
ら相反する方向に突出する両突出部を有し相互間にディ
スクを挾んだ状態で前記パッドガイドにそれぞれの両突
出部が摺動自在に支持される一対のパッドと、前記キャ
リアを跨いだ位置に設けられ前記一対のパッドを前記デ
ィスクに押圧するキャリパと、前記パッドを前記ディス
クより離間する方向へ付勢するリターンスプリングとを
有し、前記パッドガイドが、前記パッドの突出部下面を
支持する下板部と、前記パッドの突出部上面を該下板部
に向けて押圧しつつ支持する押圧部と、該押圧部と前記
下板部とを連結するとともに前記パッドの突出部の横側
端面が当接される基板部と、前記押圧部の両端から前記
下板部方向に延在し前記ディスクの軸線方向への前記パ
ッドの移動を規制する規制片と、前記下板部のディスク
に面する側と反対側の両端部から、先端側が前記押圧部
から離間するよう傾斜しつつ相反する方向に突出して、
取付時におけるパッドの突出部下面の下板部への載り上
げを案内する案内爪とを具備するものであって、前記パ
ッドガイドの案内爪の先端部と基端部とを繋ぐ前記基板
部側でない端面は、基端側が前記下板部のディスクに面
する側と反対側の端部の先端に繋がり、先端側が前記基
板部に近接する側に位置するよう傾斜する切欠部が設け
られていることを特徴としている。
め、本考案のディスクブレーキは、車両の非回転部に固
定されるキャリアと、該キャリアに相互に対向するよう
設けられるパッドガイドと、中央の主部および該主部か
ら相反する方向に突出する両突出部を有し相互間にディ
スクを挾んだ状態で前記パッドガイドにそれぞれの両突
出部が摺動自在に支持される一対のパッドと、前記キャ
リアを跨いだ位置に設けられ前記一対のパッドを前記デ
ィスクに押圧するキャリパと、前記パッドを前記ディス
クより離間する方向へ付勢するリターンスプリングとを
有し、前記パッドガイドが、前記パッドの突出部下面を
支持する下板部と、前記パッドの突出部上面を該下板部
に向けて押圧しつつ支持する押圧部と、該押圧部と前記
下板部とを連結するとともに前記パッドの突出部の横側
端面が当接される基板部と、前記押圧部の両端から前記
下板部方向に延在し前記ディスクの軸線方向への前記パ
ッドの移動を規制する規制片と、前記下板部のディスク
に面する側と反対側の両端部から、先端側が前記押圧部
から離間するよう傾斜しつつ相反する方向に突出して、
取付時におけるパッドの突出部下面の下板部への載り上
げを案内する案内爪とを具備するものであって、前記パ
ッドガイドの案内爪の先端部と基端部とを繋ぐ前記基板
部側でない端面は、基端側が前記下板部のディスクに面
する側と反対側の端部の先端に繋がり、先端側が前記基
板部に近接する側に位置するよう傾斜する切欠部が設け
られていることを特徴としている。
【0010】
【作用】この考案のディスクブレーキによれば、パッド
の突出部下面を案内爪で案内しつつ下板部に載り上げさ
せてパッドガイドに取り付けることになるが、該突出部
下面の下板部への載り上げ時に、案内爪の先端側から案
内爪および下板部の基板部に対し反対側に沿って移動す
るパッドの突出部近傍の主部は、案内爪の基板部側でな
い端面の切欠部が先端側が基板部に近接する側に位置す
るよう傾斜されていることから該先端側に引っ掛かり難
く、また該切欠部が基端側が下板部のディスクに面する
側と反対側の端部の先端に繋がるよう傾斜しているた
め、これら案内爪および下板部に沿って移動する際にも
引っ掛かりを生じることがない。
の突出部下面を案内爪で案内しつつ下板部に載り上げさ
せてパッドガイドに取り付けることになるが、該突出部
下面の下板部への載り上げ時に、案内爪の先端側から案
内爪および下板部の基板部に対し反対側に沿って移動す
るパッドの突出部近傍の主部は、案内爪の基板部側でな
い端面の切欠部が先端側が基板部に近接する側に位置す
るよう傾斜されていることから該先端側に引っ掛かり難
く、また該切欠部が基端側が下板部のディスクに面する
側と反対側の端部の先端に繋がるよう傾斜しているた
め、これら案内爪および下板部に沿って移動する際にも
引っ掛かりを生じることがない。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例によるディスクブレ
ーキを説明するが、まずその全体構成を図1および図2
を参照して説明する。
ーキを説明するが、まずその全体構成を図1および図2
を参照して説明する。
【0012】図において、符号1はディスクブレーキで
ある。このディスクブレーキ1は車両の非回転部に固定
されるキャリア2と、このキャリア2を跨いだ位置に摺
動自在に設けられたキャリパ3と、キャリア2にディス
ク4を挾むよう設けられた一対のパッド5とから構成さ
れている。また、両パッド5はキャリア2に相互に対向
するように設けられた一対のパッドガイド6により、デ
ィスク4と直交する方向へ摺動自在となるよう支持され
ている。
ある。このディスクブレーキ1は車両の非回転部に固定
されるキャリア2と、このキャリア2を跨いだ位置に摺
動自在に設けられたキャリパ3と、キャリア2にディス
ク4を挾むよう設けられた一対のパッド5とから構成さ
れている。また、両パッド5はキャリア2に相互に対向
するように設けられた一対のパッドガイド6により、デ
ィスク4と直交する方向へ摺動自在となるよう支持され
ている。
【0013】また、このディスクブレーキ1には、ディ
スク4によるパッド5の引きずりを低減すべく該パッド
5にリターンスプリング7が設けられている。このリタ
ーンスプリング7は、パッド5のライニング8が固着さ
れた裏金9に形成された係止穴へ両端部を挿入すること
により装着されるもので、それぞれのパッド5をディス
ク4から離間する方向に付勢している。
スク4によるパッド5の引きずりを低減すべく該パッド
5にリターンスプリング7が設けられている。このリタ
ーンスプリング7は、パッド5のライニング8が固着さ
れた裏金9に形成された係止穴へ両端部を挿入すること
により装着されるもので、それぞれのパッド5をディス
ク4から離間する方向に付勢している。
【0014】次に、図3〜図5等に示すように、パッド
ガイド6は、中央の主部9a(図7参照)および該主部
9aから相反する方向に突出する両端部(突出部)10
を有するパッド5の端部10の下面11を支持する下板
部12と、パッド5の端部10の上面13を下板部12
に向けて押圧しつつ支持する押圧部14と、押圧部14
と下板部12とを連結するとともにパッド5の端面15
が当接される基板部16と、基板部16に設けられた抜
止部17とから主に構成されている。
ガイド6は、中央の主部9a(図7参照)および該主部
9aから相反する方向に突出する両端部(突出部)10
を有するパッド5の端部10の下面11を支持する下板
部12と、パッド5の端部10の上面13を下板部12
に向けて押圧しつつ支持する押圧部14と、押圧部14
と下板部12とを連結するとともにパッド5の端面15
が当接される基板部16と、基板部16に設けられた抜
止部17とから主に構成されている。
【0015】基板部16は、一対の脚部18とこれら脚
部18の上端同士をつなぐブリッジ部19とから構成さ
れており、一対の脚部18の下端にはパッド5方向へ曲
折された前記下板部12が設けられている。そして、こ
のパッドガイド6は、キャリア2の内壁に脚部18およ
びブリッジ部19が当接され、下板部12がキャリア2
に形成された段部20に当接されて前記ブリッジ部19
がディスク4をまたいだ状態となるよう支持されるよう
になっている。また、基板部16の上端には、規制部2
1が形成されており、ディスク4の半径方向外方へのパ
ッド5の移動を規制するようになっている。
部18の上端同士をつなぐブリッジ部19とから構成さ
れており、一対の脚部18の下端にはパッド5方向へ曲
折された前記下板部12が設けられている。そして、こ
のパッドガイド6は、キャリア2の内壁に脚部18およ
びブリッジ部19が当接され、下板部12がキャリア2
に形成された段部20に当接されて前記ブリッジ部19
がディスク4をまたいだ状態となるよう支持されるよう
になっている。また、基板部16の上端には、規制部2
1が形成されており、ディスク4の半径方向外方へのパ
ッド5の移動を規制するようになっている。
【0016】抜止部17は、基板部16のブリッジ部1
9の下端から下板部12とは反対方向つまりパッド5か
ら離間する方向へ曲折されており、キャリパ3を摺動自
在に連結するキャリア2の連結部22の下面側、キャリ
ア2のいわゆるディスクパス部内面へ当接されるように
なっている。この抜止部17は前記連結部22へ当接す
ることによりこの連結部22へ弾性力を付与させて、パ
ッドガイド6がキャリア3から抜け出すことを防止する
ものである。
9の下端から下板部12とは反対方向つまりパッド5か
ら離間する方向へ曲折されており、キャリパ3を摺動自
在に連結するキャリア2の連結部22の下面側、キャリ
ア2のいわゆるディスクパス部内面へ当接されるように
なっている。この抜止部17は前記連結部22へ当接す
ることによりこの連結部22へ弾性力を付与させて、パ
ッドガイド6がキャリア3から抜け出すことを防止する
ものである。
【0017】押圧部14は、屈曲部23を介して基板部
16と連結されている。この屈曲部23は、基板部16
の上端から上方へのばされ、さらに下方へ屈曲された形
状に形成されており、前記押圧部14に下方向への付勢
力を付与させるようになっている。そして、この押圧部
14の両端部には、ディスク4の軸線方向へのパッド5
の移動を規制する規制片24が形成されている。これら
規制片24は押圧部14の両端部からディスク4の軸線
方向にて互いに離間する方向へ延出され、さらに、その
先端部25が下板部12方向へ曲折された形状に形成さ
れている。
16と連結されている。この屈曲部23は、基板部16
の上端から上方へのばされ、さらに下方へ屈曲された形
状に形成されており、前記押圧部14に下方向への付勢
力を付与させるようになっている。そして、この押圧部
14の両端部には、ディスク4の軸線方向へのパッド5
の移動を規制する規制片24が形成されている。これら
規制片24は押圧部14の両端部からディスク4の軸線
方向にて互いに離間する方向へ延出され、さらに、その
先端部25が下板部12方向へ曲折された形状に形成さ
れている。
【0018】そして、下板部12には、基板部16に対
し逆側部分の両端から外方に突出する案内爪26(下板
部12の一部)が下板部12の板面に対して下方に若干
傾斜するよう設けられており、この案内爪26の先端部
と基端部とを繋ぐ基板部16側でない端面は、基端側が
下板部12のディスク4に面する側と反対側の端部の先
端に繋がり、先端側が基板部16に近接する側に位置す
るよう傾斜する切欠部27が設けられている(図6)。
そして、この切欠部27の大きさは、例えば、図7に示
すように、パッド5取付時における該パッド5のライニ
ング8の幅の最大部分(図7におけるD)よりも外側
に、案内爪26の先端側の切欠発生点(図6および図7
に示すE)が位置するように設定すればよい。また、そ
の切欠終了点(図6に示すF)は、下板部12の端面1
2aよりディスク4側すなわち図6における上側まで延
びている。なお、案内爪26の形状は、切欠部27が設
けられていれば、上記にとらわれることなく、例えば下
板部12の板面と同一平面をなすように該下板部12か
ら外方に延在しその先端部を下方に折り曲げた形状とす
る等、種々の変更を施すことが可能である。
し逆側部分の両端から外方に突出する案内爪26(下板
部12の一部)が下板部12の板面に対して下方に若干
傾斜するよう設けられており、この案内爪26の先端部
と基端部とを繋ぐ基板部16側でない端面は、基端側が
下板部12のディスク4に面する側と反対側の端部の先
端に繋がり、先端側が基板部16に近接する側に位置す
るよう傾斜する切欠部27が設けられている(図6)。
そして、この切欠部27の大きさは、例えば、図7に示
すように、パッド5取付時における該パッド5のライニ
ング8の幅の最大部分(図7におけるD)よりも外側
に、案内爪26の先端側の切欠発生点(図6および図7
に示すE)が位置するように設定すればよい。また、そ
の切欠終了点(図6に示すF)は、下板部12の端面1
2aよりディスク4側すなわち図6における上側まで延
びている。なお、案内爪26の形状は、切欠部27が設
けられていれば、上記にとらわれることなく、例えば下
板部12の板面と同一平面をなすように該下板部12か
ら外方に延在しその先端部を下方に折り曲げた形状とす
る等、種々の変更を施すことが可能である。
【0019】上記構成のディスクブレーキ1によれば、
ブレーキペダルが踏み込まれると、キャリパ3内に設け
られたピストン28と係止部29とがディスク4を介し
て両パッド5を挾持する。これにより、パッド5とディ
スク4との摩擦が発生しこれによりタイヤの回転が弱め
られて車両が制動される。そして、ブレーキを解除する
ことにより、キャリパ3のピストン28と係止部29と
による挾持が解除されると、パッド5がリターンスプリ
ング7の付勢力等によりディスク4からそれぞれ離間す
る方向へ移動されることになる。
ブレーキペダルが踏み込まれると、キャリパ3内に設け
られたピストン28と係止部29とがディスク4を介し
て両パッド5を挾持する。これにより、パッド5とディ
スク4との摩擦が発生しこれによりタイヤの回転が弱め
られて車両が制動される。そして、ブレーキを解除する
ことにより、キャリパ3のピストン28と係止部29と
による挾持が解除されると、パッド5がリターンスプリ
ング7の付勢力等によりディスク4からそれぞれ離間す
る方向へ移動されることになる。
【0020】次に、本実施例のディスクブレーキ1のパ
ッド5の組み込み作業および摩耗したパッド5の交換作
業について説明する。
ッド5の組み込み作業および摩耗したパッド5の交換作
業について説明する。
【0021】図8に示すようにパッド5の組み込み作業
の場合、まず、パッド5の裏金9がパッドガイド6の押
圧部14と対向した状態(図8に破線で示す状態)に
て、パッド5をパッドガイド6内へ側方から挿入し、裏
金9が外方へ向くように回動させる。このようにする
と、このパッド5の両端部10がパッドガイド6の下板
部12と押圧部14との間にて、押圧部14によって下
方へ押圧されることにより、これら下板部12および押
圧部14によって上下方向から挾持され、ディスク4の
軸線方向へ摺動可能な状態に支持される。
の場合、まず、パッド5の裏金9がパッドガイド6の押
圧部14と対向した状態(図8に破線で示す状態)に
て、パッド5をパッドガイド6内へ側方から挿入し、裏
金9が外方へ向くように回動させる。このようにする
と、このパッド5の両端部10がパッドガイド6の下板
部12と押圧部14との間にて、押圧部14によって下
方へ押圧されることにより、これら下板部12および押
圧部14によって上下方向から挾持され、ディスク4の
軸線方向へ摺動可能な状態に支持される。
【0022】そして、この状態において、パッド5の裏
金9の上部に形成された係止穴へリターンスプリング7
のそれぞれの両端部を挿入して係止し、装着することに
なる。
金9の上部に形成された係止穴へリターンスプリング7
のそれぞれの両端部を挿入して係止し、装着することに
なる。
【0023】一方、パッド5の摩耗による交換作業の場
合には、まず、ピン30の内の一方側を取り外し、他方
側のピン30を中心としてキャリパ3を回動させる。
合には、まず、ピン30の内の一方側を取り外し、他方
側のピン30を中心としてキャリパ3を回動させる。
【0024】この状態において、リターンスプリング7
を取り外し、摩耗したパッド5をパッドガイド6から取
り外す。そして、上記パッド5の組み付け作業と同様に
パッド5をパッドガイド6へ支持させた後、このパッド
5へリターンスプリング7を装着させる。
を取り外し、摩耗したパッド5をパッドガイド6から取
り外す。そして、上記パッド5の組み付け作業と同様に
パッド5をパッドガイド6へ支持させた後、このパッド
5へリターンスプリング7を装着させる。
【0025】なお、本実施例においては、上記したよう
にパッドガイド6の案内爪26の先端部と基端部とを繋
ぐ基板部16側でない端面は、基端側が下板部12のデ
ィスク4に面する側と反対側の端部の先端に繋がり、先
端側が基板部16に近接する側に位置するよう傾斜する
切欠部27が設けられているため、パッドの組み込みお
よび交換作業のいずれにおける回動時も、案内爪26お
よび下板部12の基板部16に対し反対側に沿って移動
するパッド5の端部10近傍の主部9a、具体的には端
部10より下方のパッド5の裏金およびライニングの側
部(図7にハッチングで示すY)が、これら案内爪26
および下板部12に引っ掛かりを生じることがない。ま
た、案内爪26の基板部16に対し反対側の切欠部27
が先端側が基板部16に近接する側に位置するよう傾斜
されていることから、パッドの組み込み時における回動
時に主部9aが該案内爪26の先端にも引っ掛かり難く
なる。よって、回動時に、パッド5の端部10の下面
(図7にハッチングで示すX)を案内爪26の上面で円
滑に案内することができるとともに、これに加えてパッ
ド5の端部10近傍の主部9aも案内爪26の切欠部2
7の傾斜で円滑に案内することができる。したがって、
スムーズに該パッド5を回動させることになり、効率良
く該パッドをパッドガイド6へ上記した支持状態等とす
ることができる。
にパッドガイド6の案内爪26の先端部と基端部とを繋
ぐ基板部16側でない端面は、基端側が下板部12のデ
ィスク4に面する側と反対側の端部の先端に繋がり、先
端側が基板部16に近接する側に位置するよう傾斜する
切欠部27が設けられているため、パッドの組み込みお
よび交換作業のいずれにおける回動時も、案内爪26お
よび下板部12の基板部16に対し反対側に沿って移動
するパッド5の端部10近傍の主部9a、具体的には端
部10より下方のパッド5の裏金およびライニングの側
部(図7にハッチングで示すY)が、これら案内爪26
および下板部12に引っ掛かりを生じることがない。ま
た、案内爪26の基板部16に対し反対側の切欠部27
が先端側が基板部16に近接する側に位置するよう傾斜
されていることから、パッドの組み込み時における回動
時に主部9aが該案内爪26の先端にも引っ掛かり難く
なる。よって、回動時に、パッド5の端部10の下面
(図7にハッチングで示すX)を案内爪26の上面で円
滑に案内することができるとともに、これに加えてパッ
ド5の端部10近傍の主部9aも案内爪26の切欠部2
7の傾斜で円滑に案内することができる。したがって、
スムーズに該パッド5を回動させることになり、効率良
く該パッドをパッドガイド6へ上記した支持状態等とす
ることができる。
【0026】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案のディスク
ブレーキによれば、パッドを回動させその突出部下面を
案内爪で案内しつつ下板部に載り上げさせてパッドガイ
ドに取り付けることになるが、該突出部下面の下板部へ
の載り上げ時に、案内爪の先端側から案内爪および下板
部の基板部に対し反対側に沿って移動するパッドの突出
部近傍の主部は、案内爪の基板部側でない端面の切欠部
が先端側が基板部に近接する側に位置するよう傾斜され
ていることから該先端側に引っ掛かり難く、また該切欠
部が基端側が下板部のディスクに面する側と反対側の端
部の先端に繋がるよう傾斜しているため、これら案内爪
および下板部に沿って移動する際にも引っ掛かりを生じ
ることがない。よって、回動時に、従来と同様パッドの
突出部の下面を円滑に案内することができるとともに、
これに加えて主部をも円滑に案内することができる。し
たがって、パッドをその回動でスムーズにパッドガイド
へ取り付けることができるため、パッドの組み込みおよ
び交換作業の作業効率を大幅に向上させることができ
る。
ブレーキによれば、パッドを回動させその突出部下面を
案内爪で案内しつつ下板部に載り上げさせてパッドガイ
ドに取り付けることになるが、該突出部下面の下板部へ
の載り上げ時に、案内爪の先端側から案内爪および下板
部の基板部に対し反対側に沿って移動するパッドの突出
部近傍の主部は、案内爪の基板部側でない端面の切欠部
が先端側が基板部に近接する側に位置するよう傾斜され
ていることから該先端側に引っ掛かり難く、また該切欠
部が基端側が下板部のディスクに面する側と反対側の端
部の先端に繋がるよう傾斜しているため、これら案内爪
および下板部に沿って移動する際にも引っ掛かりを生じ
ることがない。よって、回動時に、従来と同様パッドの
突出部の下面を円滑に案内することができるとともに、
これに加えて主部をも円滑に案内することができる。し
たがって、パッドをその回動でスムーズにパッドガイド
へ取り付けることができるため、パッドの組み込みおよ
び交換作業の作業効率を大幅に向上させることができ
る。
【図1】本考案の一実施例によるディスクブレーキを示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】本考案の一実施例によるディスクブレーキの図
1に示すA−A線に沿う断面図である。
1に示すA−A線に沿う断面図である。
【図3】本考案の一実施例によるディスクブレーキのパ
ッドガイドの斜視図である。
ッドガイドの斜視図である。
【図4】本考案の一実施例によるディスクブレーキのパ
ッドガイドの取り付け状態を説明する図1に示すB−B
方向矢視図である。
ッドガイドの取り付け状態を説明する図1に示すB−B
方向矢視図である。
【図5】本考案の一実施例によるディスクブレーキのパ
ッドガイドの取り付け状態を説明する係止部を省略した
図1に示すC−C方向矢視図である。
ッドガイドの取り付け状態を説明する係止部を省略した
図1に示すC−C方向矢視図である。
【図6】本考案の一実施例によるディスクブレーキのパ
ッドガイドの案内爪を示す平面図である。
ッドガイドの案内爪を示す平面図である。
【図7】本考案の一実施例によるディスクブレーキのパ
ッドのライニングと切欠部との位置関係を示す図であ
る。
ッドのライニングと切欠部との位置関係を示す図であ
る。
【図8】本考案の一実施例によるディスクブレーキのパ
ッドガイドへのパッドの取付手順を概略的に示す正面図
である。
ッドガイドへのパッドの取付手順を概略的に示す正面図
である。
【図9】従来のディスクブレーキのパッドガイドの斜視
図である。
図である。
【図10】従来のディスクブレーキのパッドガイドの案
内爪を示す平面図である。
内爪を示す平面図である。
1 ディスクブレーキ 2 キャリア 3 キャリパ 4 ディスク 5 パッド 6 パッドガイド 7 リターンスプリング 10 端部 11 下面 12 下板部 13 上面 14 押圧部 15 端面 16 基板部 24 規制片 27 切欠部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−39823(JP,A) 実開 平2−122229(JP,U) 実開 平3−11139(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の非回転部に固定されるキャリア
と、該キャリアに相互に対向するよう設けられるパッド
ガイドと、中央の主部および該主部から相反する方向に
突出する両突出部を有し相互間にディスクを挾んだ状態
で前記パッドガイドにそれぞれの両突出部が摺動自在に
支持される一対のパッドと、前記キャリアを跨いだ位置
に設けられ前記一対のパッドを前記ディスクに押圧する
キャリパと、前記パッドを前記ディスクより離間する方
向へ付勢するリターンスプリングとを有し、前記パッド
ガイドが、前記パッドの突出部下面を支持する下板部
と、前記パッドの突出部上面を該下板部に向けて押圧し
つつ支持する押圧部と、該押圧部と前記下板部とを連結
するとともに前記パッドの突出部の横側端面が当接され
る基板部と、前記押圧部の両端から前記下板部方向に延
在し前記ディスクの軸線方向への前記パッドの移動を規
制する規制片と、前記下板部のディスクに面する側と反
対側の両端部から、先端側が前記押圧部から離間するよ
う傾斜しつつ相反する方向に突出して、取付時における
パッドの突出部下面の下板部への載り上げを案内する案
内爪とを具備するディスクブレーキにおいて、 前記パッドガイドの案内爪の先端部と基端部とを繋ぐ前
記基板部側でない端面は、基端側が前記下板部のディス
クに面する側と反対側の端部の先端に繋がり、先端側が
前記基板部に近接する側に位置するよう傾斜する切欠部
が設けられていることを特徴とするディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991056169U JP2537846Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991056169U JP2537846Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | ディスクブレーキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514673U JPH0514673U (ja) | 1993-02-26 |
JP2537846Y2 true JP2537846Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=13019601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991056169U Expired - Lifetime JP2537846Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | ディスクブレーキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537846Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5898489B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2016-04-06 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ディスクブレーキ |
CN110030302B (zh) * | 2019-03-26 | 2023-07-14 | 青岛华瑞汽车零部件股份有限公司 | 一种可降低汽车液压盘式制动器拖滞力的卡簧及其安装结构 |
WO2024014302A1 (ja) * | 2022-07-14 | 2024-01-18 | 日立Astemo株式会社 | ディスクブレーキ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0529543Y2 (ja) * | 1989-03-22 | 1993-07-28 | ||
JP3011139U (ja) * | 1994-11-14 | 1995-05-16 | 株式会社田窪工業所 | 板材の結合構造 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP1991056169U patent/JP2537846Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0514673U (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960213 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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