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JP2570016B2 - 光伝送装置のパススイッチ切替方式 - Google Patents

光伝送装置のパススイッチ切替方式

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Publication number
JP2570016B2
JP2570016B2 JP3218983A JP21898391A JP2570016B2 JP 2570016 B2 JP2570016 B2 JP 2570016B2 JP 3218983 A JP3218983 A JP 3218983A JP 21898391 A JP21898391 A JP 21898391A JP 2570016 B2 JP2570016 B2 JP 2570016B2
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path switch
path
signal
switch
optical transmission
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J3/00Time-division multiplex systems
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    • H04J3/08Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
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    • H04J2203/0028Local loop
    • H04J2203/0039Topology
    • H04J2203/0042Ring
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、A/Bリングモード又
はリニアモードによってSONET(Synchronous Optic
al Network) 信号を送受信する光伝送装置のパススイッ
チ切替方式に関し、特に光伝送線路の2方向からの光の
伝送信号をそれぞれ受信する2つの線路終端装置LTE
(Line Terminal Equipment) に各経路Pathを介して
接続されたパススイッチP−SW(Path-Switch) によ
る、2つの線路終端装置LTEのいずれか一方と低次群
受信装置との選択的な接続に係わる光伝送装置のパスス
イッチ切替方式に関する。
【0002】近年、情報化社会の進展により情報通信の
通信対象の多様化(音声、画像、データ等)、大容量
化、広域化が要請されている。こうした要請に応えるた
め、インタフェースの世界的標準化がCCITT(国際
電信電話諮問委員会)を中心に行われている。その中の
1つとして、北米(米国)における標準方式であるSO
NET方式が提案されている。このSONET方式に基
づいた光伝送装置であるFLM(Fiber Looped Multiple
x)150/600ADM(Add Drop Multiplex)装置の設
計開発が求められている。
【0003】このFLM150/600ADM装置のA
DM(Add Drop Multiplex)動作を実現させるためには、
2方向から成る経路Pathの切替えをパススイッチP
−SW(Path Switch) によって行う必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来、SONET信号を送受信するFL
M150/600ADM装置がA/Bリングモードによ
って作動する時には、送信側ADM装置から2方向に別
れてリング状伝送路を伝送された同一の2つの光信号を
2方向から受信した際、受信信号又は伝送経路に異常の
ない側の信号を、パススイッチP−SWの切替え動作に
よって選択して低次群受信装置に伝えるようにしてい
る。
【0005】こうしたパススイッチP−SWによる切替
え選択を行う場合として、米国の規格制定機関であるB
ELLCORE(Bell Communications Research)が発行
した規格TA(TECHNICAL ADVISORY)−496の第3号
に、下記3つが挙げられている。 1. RINDWN発生時 2. P−AIS(Path-Alarm Indication Signal)受信
時 3. B3−Error発生時 RINDWNとは、パススイッチP−SWに入力してく
る信号(データとクロック)のクロックをモニタしてい
てクロックが入力しなくなった時、入力信号に異常が発
生したとして出力されるアラーム信号である。P−AI
Sとは、高次群側で異常が発生したときに伝送信号に乗
せられてくるアラーム表示信号であり、それをパススイ
ッチP−SWが受信した場合である。高次群側で発生す
る異常としては、高次群送受信装置への入力信号の欠
落、光ファイバの断線、ビットエラー等がある。B3−
Errorとは、パススイッチP−SWに入力してくる
信号の誤り率(Error Rate)が0.1%を越えた時、入力
信号に異常が発生したとして出力されるアラーム信号で
ある。
【0006】上記3つのいずれかの場合には、それらが
発生している経路Pathとは別の経路Pathを低次
群受信装置に接続するように、パススイッチP−SWを
作動させるようにする。
【0007】また、従来、SONET信号を送受信する
FLM150/600ADM装置がリニアモードによっ
て作動する時には、パススイッチP−SWの切替えを、
2方向からADM装置に入力する各信号に含まれるun
−eqコードのみに基づいて行っていた。un−eqコ
ードとは、送信側ADM装置から送信信号が送られてい
るか否かを判別可能なコードであり、un−eqコード
が全て0であるときには、その送信側ADM装置から送
信信号が送られていないと判断してそのun−eqコー
ドが入力している側でない側の信号を、パススイッチP
−SWの切替え動作によって選択して低次群受信装置に
伝えるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ADM装置が
A/Bリングモードによって作動する時には、上記3つ
の場合以外の下記に挙げるような場合に、パススイッチ
P−SWをどう作動させるかについての技術が開発され
ていなかった。 1. 2つの線路終端装置LTEから各経路Pathを
介してパススイッチP−SWに入力する2つの信号の両
方に、上記3つのいずれかの場合が同時に発生している
時。 2. 上記3つのいずれかの場合が連続的に発生し、そ
の結果、パススイッチP−SWの切替え動作が頻繁に行
われる事態が発生した時。 3. パススイッチP−SWの切替え動作が正常に行わ
れるか否かを確認するために、上記3つの場合が発生し
ていない時にパススイッチP−SWを手動切替えしたい
時。 4. 上記3つの場合を考慮せず、リング状伝送路の片
方向の伝送路のみを使用して光信号の送受信を行いたい
という要請に応えて、パススイッチP−SWの切替え固
定を行いたい時。 5. 上記3つのいずれかの場合が発生していても、試
験用にパススイッチP−SWを強制的に切替えたい時。
【0009】従って、こうした5つの場合にはパススイ
ッチP−SWを適切に作動させることが不可能であっ
た。また、ADM装置がリニアモードによって作動する
時には、光伝送路の片方向の伝送路のみを使用して光信
号の送受信を行いたいという要請に応える手段がなかっ
た。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、パススイッチP−SWの作動を、受信信号又
は伝送経路の異常の状態又は所定の設定指令に応じて適
切に制御する光伝送装置のパススイッチ切替方式を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、本発明の原理説明図である図1に示すよ
うに、光伝送線路の2方向からの光の伝送信号をそれぞ
れ受信する2つの線路終端装置LTE(Line Terminal E
quipment) 1,2と、2つの線路終端装置LTEに各経
路Path3,4を介して接続されたパススイッチP−
SW(Path-Switch) 5とを有し、2つの線路終端装置L
TEのいずれか一方の出力信号を低次群受信装置6に選
択的に出力する光伝送装置7,8,9,10において、
パススイッチP−SW5に入力する信号又は所定の設定
信号に基づき、パススイッチP−SW5を作動させて、
2つの線路終端装置LTEの内の所望の一方の出力信号
を低次群受信装置6に出力するパススイッチ切替方式が
提供される。
【0012】また、この光伝送装置のパススイッチ切替
方式によれば、A/Bリングモード時には下記5つの制
御モードが提供される。複数種類のパススイッチアラー
ムPSAに異常度合いに応じた順位を付与し、2つの経
路Path3,4を介して同時にパススイッチP−SW
5に入力する2つの信号にそれぞれ含まれる異常を検出
して各パススイッチアラームPSAを出力し、パススイ
ッチP−SW5によって、出力された各パススイッチア
ラームPSAのうち、順位の低いパススイッチアラーム
PSAが発生している経路Pathを低次群受信装置6
に接続するようにする(第1モード)。
【0013】パススイッチP−SW5による、経路Pa
th3,4の一方と低次群受信装置6との接続から、経
路Path3,4の他方と低次群受信装置6との接続へ
の切替え、及びその逆の切替えの回数を計数し、計数さ
れた切替え回数が所定値に達したとき、パススイッチP
−SW5の切替え動作を固定するようにする(第2モー
ド)。
【0014】パススイッチP−SW5に、経路Path
3,4の一方と低次群送受信装置6との接続から、経路
Path3,4の他方と低次群送受信装置6との接続へ
の切替え、又はその逆の切替えを、手動によって行える
手動切替え機能を付加し、パススイッチアラームPSA
が出力されていないときのみ、パススイッチP−SW5
の手動切替え機能を作動できるようにする(第3モー
ド)。
【0015】パススイッチP−SW5に、経路Path
3,4の一方と低次群受信装置6との接続状態、又は経
路Path3,4の他方と低次群受信装置6との接続状
態を選択し、固定する選択固定機能を付加し、光伝送線
路の1方向のみから光の伝送信号を受信したいという要
請があるときには、パススイッチP−SW5の選択固定
機能を作動できるようにする(第4モード)。
【0016】パススイッチP−SW5に、経路Path
3,4の一方と低次群受信装置6との接続から、経路P
ath3,4の他方と低次群受信装置6との接続への切
替え、又はその逆の切替えを、強制的に行える強制切替
え機能を付加し、パススイッチP−SW5の強制切替え
機能を作動させたときには、パススイッチアラームPS
Aが出力されてもパススイッチP−SW5の接続を行わ
ず、強制切替え機能の切替え動作に従うようにする(第
5モード)。
【0017】前記5モードの内の複数のモードが同時に
実行される状態の場合には、第5モード、第4モード、
第3モード、第2モード、第1モードの順の優先順位で
パススイッチP−SW5の作動を実行するようにする。
【0018】更に、上記光伝送装置のパススイッチ切替
方式によれば、リニアモード時には、パススイッチP−
SW5に、経路Path3,4の一方と低次群受信装置
6との接続状態、又は経路Path3,4の他方と低次
群受信装置6との接続状態を選択し、固定する選択固定
機能を付加し、光伝送線路の1方向のみから光の伝送信
号を受信したいという要請があるときには、パススイッ
チP−SW5の選択固定機能を作動できるようにする。
【0019】
【作用】パススイッチP−SW5に入力する信号又は所
定の設定信号に基づき、パススイッチP−SW5を作動
して、2つの線路終端装置LTEの内の所望の一方の出
力信号を低次群受信装置6に出力する。
【0020】また、A/Bリングモード時には下記5つ
の制御モードが実行される。2つの経路Path3,4
を介してパススイッチP−SW5に入力する2つの信号
に基づいて、それぞれから同時にパススイッチアラーム
PSAが出力される場合には、出力された各パススイッ
チアラームPSAのうち、順位の低いパススイッチアラ
ームPSAが発生している経路Pathを低次群受信装
置6に接続するようにする(第1モード)。
【0021】パススイッチP−SW5による接続の切替
えの回数を計数し、計数された切替え回数が所定値に達
したとき、パススイッチP−SW5の切替え動作を固定
するようにする(第2モード)。
【0022】パススイッチアラームPSAが出力されて
いないときのみ、パススイッチP−SW5の手動切替え
機能を作動できるようにする(第3モード)。光伝送線
路の1方向とのみ光の伝送信号を送受信するときには、
パススイッチP−SW5の選択固定機能を作動できるよ
うにする(第4モード)。
【0023】パススイッチP−SW5の強制切替え機能
を作動させたときには、パススイッチアラームPSAが
出力されてもパススイッチP−SW5の切替え接続は行
わないようにする(第5モード)。
【0024】前記5モードの内の複数のモードが同時に
実行される状態の場合には、第5モード、第4モード、
第3モード、第2モード、第1モードの順の優先順位で
パススイッチP−SW5の作動を実行する。
【0025】更に、リニアモード時には、光伝送線路の
1方向のみから光の伝送信号を受信したいという要請が
あるときには、パススイッチP−SW5の選択固定機能
を作動できるようにする。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、図2は、本発明の第1の実施例であるA/
Bリングモードで光伝送が行われる、SONET方式に
基づいた光伝送装置の全体配置及び概略構成図である。
光伝送装置はFLM(Fiber Looped Multiplex)150/
600ADM(Add Drop Multiplex)装置11,12,1
3,14から成り、ADM装置11,12,13,14
は往復用光伝送路15a〜15d,16a〜16dによ
ってリング状に接続されている。ADM装置11,1
2,13,14の内部構成はいずれも同一であるので、
ADM装置11の内部構成のみ示し、他のADM装置1
2,13,14の内部構成の説明は省略する。
【0027】ADM装置11は、光の伝送信号(LIN
E信号)を終端(送信/受信)する線路終端装置LTE
(Line Terminal Equipment) 17,18と、経路Pat
hの信号を終端(送信/受信)する経路終端装置PTE
(Path Terminal Equipment)19とから構成される。L
TE17は、一方の光伝送路15d,16dに接続さ
れ、WEST側LTEと呼ばれ、また、LTE18は、
他方の光伝送路15a,16aに接続され、EAST側
LTEと呼ばれる。LTE17,18の内部構成及びL
TE17,18どうし、又はLTE17,18とPTE
19との信号の入出力関係については図3において後述
する。
【0028】PTE19は、LTE17,18に経路2
0a,20bをそれぞれ介して接続されるパススイッチ
P−SW19aと、LTE17,18に各経路20c,
20dを介してそれぞれ接続されるゲート19b,19
cと、P−SW19aに接続される変換部19dと、ゲ
ート19b,19cに接続される変換部19eとから成
る。P−SW19aの内部構成は図4を用いて後述す
る。P−SW19aの切替え動作により、LTE17,
18のいずれか一方の出力信号(図5を用いて後述する
伝送速度51.84Mbit/sのSTS−1フレーム
信号)が選択されて変換部19dに入力され、変換部1
9dで、伝送速度44.92Mbit/sのDS3信号
に変換され、ADM13等の低次群送受信装置に出力さ
れる。一方、低次群送受信装置からのDS3信号は、変
換部19eでSTS−1フレーム信号に変換され、ゲー
ト19b,19cの両方に入力される。ゲート19b,
19cではそれらの開閉をPTE19によって制御さ
れ、それらの出力はLTE17,18にそれぞれ供給さ
れる。
【0029】A/Bリングモード時である図2において
は、ADM装置14が送信側であり、ADM装置11が
受信側である。送信側ADM装置14では、ゲート14
a,14bが両方とも開いて同一の送信信号がADM装
置13とADM装置12とにそれぞれ送り出される。A
DM装置13とADM装置12とでは、その送信信号が
自分あての信号ではないので通過させ、次のLTE17
とLTE18とにそれぞれ送る。LET17,18及び
P−SW19aの作動については図3、図4を参照して
説明する。
【0030】図3は、LTE17,18の内部構成及び
配置を示すブロック図である。光伝送路15dから伝送
された高次群の光信号は、WEST側LTE17の光電
気変換回路(O/E)17aによって、電気信号に変換
され、デマルチプレクサ(DMUX)17bで低次群信
号に分離され、一部はEAST側LTE18のマルチプ
レクサ(MUX)18eに送られ、他はドロップスイッ
チ17cに送られる。ドロップスイッチ17cではドロ
ップすべきドロップチャネルが選択され、PTE19の
P−SW19aに送られる。P−SW19aではドロッ
プスイッチ17cの出力と、後述するドロップスイッチ
18cからの出力とのいずれかを選択して出力する。
【0031】同様に、光伝送路16aからの光信号は光
電気変換回路(O/E)18aで電気信号に変換され、
デマルチプレクサ(DMUX)18bで低次群信号に変
換され、ドロップスイッチ18cでドロップチャネルが
選択され、PTE19のP−SW19aに送られる。
【0032】一方、PTE19のゲート19bからWE
ST側LTE17へのアドチャネルはアドスイッチ17
fでスイッチングされ、マルチプレクサ(MUX)17
eで高次群信号に変換され、電気光変換回路(E/O)
17dで光信号に変換され光伝送路16dへ出力され
る。同様に、PTE19のゲート19cからEAST側
LTE18へのアドチャネルはアドスイッチ18fでス
イッチングされ、マルチプレクサ(MUX)18eで高
次群信号に変換され電気光変換回路(E/O)18dで
光信号に変換され光伝送路15aへ出力される。
【0033】図4は、パススイッチP−SW19aの内
部構成を示すブロック図である。P−SW19aはマイ
クロプロセッサを含む構成で成り立っているが、図では
マイクロプロセッサは省略してある。図中、経路20
a,20bはスイッチ部19aaに接続されると共に、
CLK断検出部19ab、P−AIS検出部19ac、
B3エラー検出部19adに接続される。CLK断検出
部19ab、P−AIS検出部19ac、B3エラー検
出部19adの各出力はスイッチ部19aaに送られ
る。CLK断検出部19abは、経路20a,20bを
経て入力するLTE17,18の各出力信号に含まれる
クロックパルスを監視し、このクロックパルスが入力し
なくなった場合に、入力しなくなった経路に又はこの経
路で送られる信号に異常RINDWNが発生したと判断
し、この経路に対しパススイッチアラームPSA(Path
Switch Alarm) を発生し、スイッチ部19aaに送る。
P−AIS検出部19acは、経路20a,20bを経
て入力するLTE17,18の各出力信号を監視し、高
次群側で異常が発生したときに伝送信号に乗せられてく
るアラーム表示信号P−AIS(Path Alarm Indication
Signal)を検出した場合に、このアラーム表示信号P−
AISが検出された経路に対しパススイッチアラームP
SAを発生し、スイッチ部19aaに送る。B3エラー
検出部19adは、図7,図8を参照して詳述するが、
経路20a,20bを経て入力するLTE17,18の
各出力信号のパリティチェックを行い、誤り率に応じて
経路に対しパススイッチアラームPSAを発生し、スイ
ッチ部19aaに送る。
【0034】スイッチ部19aaでは、所定の設定が無
い場合には、パススイッチアラームPSAが発生してい
る経路とは別の経路を選択し、この選択された経路から
の入力信号を出力するようにする。所定の設定の内容及
びこの設定がある場合のスイッチ部19aaの作動につ
いては後に詳述する。
【0035】図5はSONETで取り扱われる信号のフ
レーム構成を示す図である。このフレームはSTS−1
(Synchronous Transport Signal level-1)フレームと呼
ばれ、51.84Mbit/secの伝送速度で伝送される。図
5(a)に示すように、STS−1フレーム50は1行
(row)が90バイトで、9行から成り、従って1フ
レームは810バイトで構成される。その内、左側の3
×9バイト分が制御用部分TOH(Transport Overhead)
51として割り当てられ、右側の87×9バイト分がデ
ータ用部分SPE(Synchronous Payload Envelope)52
として割り当てられる。データ用部分SPE52の左側
1列には9バイト分の経路用制御部POH(Path Overhe
ad) 521が設けられる。この経路用制御部POH52
1は、データ用部分SPE52の任意位置に設定可能で
あるが、本実施例ではデータ用部分SPE52の左側1
列に設けるものとする。
【0036】図5(b)は、STS−1フレームを構成
する各バイトのビット構成を示すものである。なお、後
述の説明において各ビットを識別する必要から、各バイ
トの最上位ビットMSB(Most Significant Bit)53に
識別番号1を付与し、順次に隣接ビットに番号を付与
し、最下位ビットLSB(Least Significant Bit) 54
に識別番号8を付与する。
【0037】STS−1フレームの伝送は、図5(a)
の左上端からスタートして右に進んで第1行を終了し、
同様に第2行、第3行・・・と進んで、第9行の最右端
で終了する。また、各バイトの中では、図5(b)の最
上位ビットMSB53から最下位ビットLSB54へと
進む。
【0038】図6は、図5で示す9バイトから成る経路
用制御部POH521の各バイトの構成を示す図であ
る。上から2番めのB3バイト(Bit Interleaved Parit
y-8)には、後述のように、送信側において送信前に行わ
れた、直前に伝送されたSTS−1フレームのパリティ
計算結果が格納される。B3バイト以外のバイトは本発
明には関連がないので、説明を省略する。
【0039】図7は、B3バイトに格納されるパリティ
計算結果の算出方法を説明する図である。図中52n
は、図2の送信側ADM装置14が受信側ADM装置1
1に今回伝送しようとするSTS−1フレーム信号のデ
ータ用部分SPEを表し、52(n−1)は、送信側A
DM装置14が受信側ADM装置11に前回伝送したS
TS−1フレーム信号のデータ用部分SPEを表す。送
信側ADM装置14では、今回SPE52nを伝送する
前に、前回SPE52(n−1)の全バイトのパリティ
計算を行い、その結果を今回SPE52nの経路用制御
部POHのB3バイト59に格納する。即ち、前回SP
E52(n−1)の各バイト55,56,57,58の
第1ビット目(MSB)に格納されている値を全て合算
し、その合算結果が偶数ならば、今回SPE52nの経
路用制御部POHのB3バイト59の第1ビット目に0
を格納し、その合算結果が奇数ならば、1を格納する。
同様に、前回SPE52(n−1)の各バイト55,5
6,57,58の第2ビット目(図5(b)のビット識
別番号2のビット)に格納されている値に対しても同一
の処理を施して、今回SPE52nの経路用制御部PO
HのB3バイト59の第2ビット目に0または1を格納
する。全く同様に前回SPE52(n−1)の各バイト
の各ビットに対しパリティ計算を順次行い、今回SPE
52nの経路用制御部POHのB3バイト59の対応ビ
ットに0または1を格納して、今回SPE52nの経路
用制御部POHのB3バイト59の8つのビットを埋め
る。
【0040】以上のように送信側ADM装置14で作成
されたB3バイト及び本来の送信データ等は、STS−
1フレーム信号として、図2を参照すれば、一方は、ゲ
ート14a、伝送路15c、ADM装置13、伝送路1
5d、LTE17、経路20aを経て伝送され、他方
は、ゲート14b、伝送路16b、ADM装置12、伝
送路16a、LTE18、経路20bを経て伝送され、
パススイッチP−SW19aに至る。これらの2つの経
路を経て受信したSTS−1フレーム信号に対するパス
スイッチP−SW19aの作動について、次に説明す
る。
【0041】図8は、パススイッチP−SW19a(図
2)におけるパリティチェック方法を説明する図であ
る。パススイッチP−SW19aでは、図4のB3エラ
ー検出部19adによって、2つの経路を経て受信した
各STS−1フレーム信号に対して、それぞれパリティ
チェックを行う。図8はその一方のみを示すが、他方も
全く同様である。即ち、受信したSTS−1フレーム信
号の内のデータ用部分SPE60の全バイト61,6
2,63,64に対し、その第1ビット目(MSB)に
格納されている値を全て合算し、その合算結果が偶数な
らば、パススイッチP−SW19a内の比較レジスタ6
5(図4には図示せず)の第1ビット目(左端の番号1
で示すビット)に0を格納し、その合算結果が奇数なら
ば、1を格納する。同様に、データ用部分SPE60の
各バイト61,62,63,64の第2ビット目に格納
されている値に対しても同一の処理を施して、比較レジ
スタ65の第2ビット目(番号2で示すビット)に0ま
たは1を格納する。全く同様に、受信したデータ用部分
SPE60の各バイトの各ビットに対しパリティチェッ
クを順次行い、比較レジスタ65の対応ビットに0また
は1を格納して、比較レジスタ65の8つのビットを埋
める。
【0042】次に、パススイッチP−SW19aは、今
回受信したSTS−1フレーム信号の次の、同一の経路
を経て受信する次回STS−1フレーム信号の内のB3
ビットに格納された値を取り出し、これと、今回受信の
STS−1フレーム信号のパリティチェック結果が格納
された比較レジスタ65内の値とを比較する。比較レジ
スタ65内の値は、伝送経路の異常や、ノイズの侵入等
が無ければ、次回STS−1フレーム信号の内のB3ビ
ットに格納された値と一致するはずである。しかし、伝
送経路の異常や、ノイズの侵入等があれば、その度合い
に応じて対応ビット間に信号が一致しないビットが生じ
る。その一致しないビットの数(最大8)をB3エラー
数としてカウントする。当然、2つの伝送経路のそれぞ
れにB3エラー数がカウントされる。
【0043】このようにカウントされたB3エラー数の
累積数に基づく誤り率(error rate) が、0.1%以上
の時、「B3 Maj Error」が発生しているとし、0.1%
未満の時、「B3 Min Error」が発生しているとする。
【0044】同時に、パススイッチP−SW19aで
は、2つの経路を経て受信した各STS−1フレーム信
号に対して、図4のCLK断検出部19abで前述の異
常RINDWNの発生を監視すると共に、図4のP−A
IS検出部19acでアラーム表示信号P−AISの検
出を行う。これらのRINDWNの発生、P−AISの
検出、さらにB3 Maj ErrorやB3 Min Errorの発生があっ
たときには、パススイッチP−SW19aの記憶部(図
示せず)に2つの経路毎に設けられた、信号経路又は信
号自体の異常を表すパススイッチアラームPSA(Path
Switch Alarm) ビットをH(2値信号の内の高レベル信
号、以下同じ)とする。
【0045】パススイッチP−SW19aでは、スイッ
チ部19aa(図4)によって、パススイッチアラーム
PSAビットがHに設定された経路ではない方の経路か
ら入力するSTS−1フレーム信号を変換部19d(図
2)にスイッチングするようにする。しかし、2つの経
路の両方のパススイッチアラームPSAビットがHに設
定される場合を考慮して、2つの経路を経て受信した各
STS−1フレーム信号から検出され得る下記の異常
(B3 Min Errorには正常な場合も含むが)に異常順位
(最初の項目番号)を付け、異常順位の低い異常の発生
している方の経路から入力するSTS−1フレーム信号
を変換部19d(図2)にスイッチングするようにす
る。 1. P−AISまたはRINDWN検出 2. B3 Maj Error発生 3. B3 Min Error発生 なお、2つの経路を経て受信した各STS−1フレーム
信号から、同一の異常順位の異常が検出されたときに
は、初期設定した経路側にパススイッチP−SW19a
を切り替える復帰(Revertible) 動作を行う。
【0046】以上により、2つの経路に異常が同時に検
出された場合でも、パススイッチP−SW19aが適切
に動作することが可能となる。この機能を第1モード機
能と呼ぶことにする。
【0047】次に、パススイッチP−SW19aにパス
スイッチP−SW19aの切り替え動作を固定させるた
めの機能を設ける。即ち、パススイッチP−SW19a
の記憶部に固定(Lock In Enable/Disable, L-IN E/D)
ビットを設け、そこに、パススイッチP−SW19aの
切り替え動作を固定させる機能を有効にするときにはH
を、無効にするときにはL(2値信号の内の低レベル信
号、以下同じ)を設定する。
【0048】また、パススイッチP−SW19aでは、
パススイッチP−SW19aの切り替え回数をカウント
する。パススイッチP−SW19aには固定制御(Lock
In Control, L-IN CNT) ビットを設け、そこに、そのカ
ウント数が所定値に達する前にはLを、達した後にはH
を設定する。
【0049】パススイッチP−SW19aでは、固定制
御(L-IN CNT)ビット及び固定(L-INE/D) ビットを監視
し、固定制御(L-IN CNT)ビットがHで、且つ固定(L-IN
E/D) ビットがHであるときには、パススイッチP−S
W19aのスイッチ部19aa(図4)による切り替え
動作を固定させるようにする。このパススイッチP−S
W19aの切り替え動作の様子を図9に示す。
【0050】これにより、異常が連続的に発生し、その
結果、パススイッチP−SW19aの切替え動作が頻繁
に行われる事態が発生するような場合には、パススイッ
チP−SW19aの切替え動作が固定され、所謂パスス
イッチP−SW19aのバタつきが防止される。この機
能を第2モード機能と呼ぶことにする。
【0051】次に、パススイッチP−SW19aに、パ
ススイッチアラームPSAが発生していない時にパスス
イッチP−SW19aの動作確認のためにパススイッチ
P−SW19aの切り替え動作を手動によって行える機
能を設ける。即ち、パススイッチP−SW19aの記憶
部に手動(Manual Mode, MANU MODE) ビットを設け、そ
こに、パススイッチP−SW19aの切り替え動作を手
動によって行う機能を有効にするときにはHを、無効に
するときにはLを設定する。更に、パススイッチP−S
W19aの記憶部に、この手動ビットによるパススイッ
チP−SW19aの手動切り替え動作が誤って行われる
ことを防止するための手動誤動作防止(Maintenance, M
AINT MANU)ビットを設け、そこに、手動切り替え動作機
能を無効にする時にはHを、有効にするときにはLを設
定する。
【0052】従って、手動(MANU MODE) ビット、手動誤
動作防止(MAINT MANU)及びパススイッチアラームPSA
ビットを監視し、手動(MANU MODE) ビットがHで、手動
誤動作防止(MAINT MANU)ビットがLで、且つパススイッ
チアラームPSAビットがLであるときに、パススイッ
チP−SW19aは手動で切り替えができるようにす
る。このパススイッチP−SW19aの切り替え動作の
様子を図10に示す。図中*は、それらのビット部分に
設定されたH又はLに関わりなくパススイッチP−SW
19aが作動することを示す(以下、同様)。また、Pa
th SW欄のHは、パススイッチP−SW19aのスイッ
チ部19aaがWEST側経路(図2のLTE17を経
る経路)にスイッチングするように手動操作されている
ことを示し、Path SW 欄のLは、パススイッチP−SW
19aのスイッチ部19aaがEAST側経路(図2の
LTE18を経る経路)にスイッチングするように手動
操作されていることを示す(以下、Path SW 欄のH,L
の表記は同様)。
【0053】なお、上記の手動誤動作防止(MAINT MANU)
ビットは誤動作を防止する上で効果のあるものである
が、必ずなければならないものではなく、省略すること
も可能である。
【0054】以上により、異常が発生していない時なら
ば、パススイッチP−SW19aのスイッチ部19aa
を手動切替えすることができ、パススイッチP−SW1
9aの切替え動作が正常に行われるか否かを確認するこ
と等が可能となる。この機能を第3モード機能と呼ぶこ
とにする。
【0055】次に、送信側ADM装置からの信号がリン
グ状の伝送路の2方向の経路で伝送されるのではなく、
1方向のみの経路で伝送され、従って受信側ADM装置
も1方向のみの経路で受信する必要がある時には、パス
スイッチP−SW19aに、パススイッチP−SW19
aの接続される経路を選択し、固定するための選択固定
(Tributary East/West) 機能を設ける。即ち、パススイ
ッチP−SW19aの記憶部にPROV.(Provisioning)Eビ
ット及びPROV.(Provisioning)Wビットを設け、パススイ
ッチP−SW19aのスイッチングを選択し固定したい
側の経路がEAST側であれば、PROV.EビットをHに、
PROV.WビットをLに設定し、一方、WEST側であれ
ば、PROV.EビットをLに、PROV.WビットをHに設定す
る。このパススイッチP−SW19aの切り替え動作の
様子を図11に示す。
【0056】これにより、リング状伝送路の片方向の伝
送路のみを使用して光信号の送受信を行いたい要請に応
えることが可能となる。この機能を第4モード機能と呼
ぶことにする。
【0057】次に、パススイッチP−SW19aに、パ
ススイッチアラームPSAの発生にかかわらず、試験用
としてパススイッチP−SW19aの切り替え動作をい
ずれかの経路に固定する機能を設ける。即ち、パススイ
ッチP−SW19aの記憶部に強制(Force Mode, FORC
E MODE) ビットを設け、そこに、パススイッチP−SW
19aの切り替え動作を強制的に行う機能を有効にする
ときにはHを、無効にするときにはLを設定する。更
に、パススイッチP−SW19aの記憶部に、この強制
ビットによるパススイッチP−SW19aの強制切り替
え動作が誤って行われることを防止するための強制誤動
作防止(Maintenance, MAINT FORCE) ビットを設け、そ
こに、強制切り替え動作機能を無効にする時にはHを、
有効にするときにはLを設定する。
【0058】従って、強制(FORCE MODE) ビット、強制
誤動作防止(MAINT FORCE)ビットを監視し、強制(FORC
E MODE) ビットがHで、強制誤動作防止(MAINT FORCE)
ビットがLであるときに、パススイッチP−SW19a
は強制的に切り替えができるようにする。このパススイ
ッチP−SW19aの切り替え動作の様子を図12 に示
す。図中、Path SW 欄の記号の意味は前述の図10のそ
れと同様である。
【0059】なお、上記の手動誤動作防止(MAINT MANU)
ビットは誤動作を防止する上で効果のあるものである
が、必ずなければならないものではなく、省略すること
も可能である。
【0060】以上により、異常が発生している場合で
も、試験用にパススイッチP−SW19aを強制的に切
替えることが可能となる。この機能を第5モード機能と
呼ぶことにする。
【0061】以上に述べた5つの機能の内の複数の機能
が同時に実行されるような受信側ADM装置11の状態
の場合には、前記第5モード機能、第4モード機能、第
3モード機能、第2モード機能、第1モード機能の順の
優先順位で、優先順位の高い機能に基づきパススイッチ
P−SW19aの切り替え動作を実行するようにする。
【0062】図13は、こうした5つの機能の実行の優
先順位を考慮した場合のパススイッチP−SW19aの
切り替え動作を示す図である。図中、MAITFC は図12
のMAIT FORCEに、FC MODE はFORCE MODEに相当し、PROV
(E)は図11のPROV.Eに、PROV(W)はPROV.Wに相当し、P-S
W DEF欄は、パススイッチP−SW19aの初期設定が
WEST側であればHで、EAST側であればLで示さ
れる。動作欄のAUTO設定は5機能の設定に関わらな
いスイッチ部19aaの通常動作を示し、L−IN設定
はP-SW DEF欄のH又はLに従うことを示し、MANU設
定はPath SW 欄のH又はLに従うことを示し、PROV
設定はPROV (E)欄、及びPROV (W)欄のH又はLに従うこ
とを示し、FORCE設定はPath SW 欄のH又はLに従
うことを示す。
【0063】次に、図14は、本発明の第2の実施例で
ある、リニアモードで光伝送が行われる光伝送装置の全
体配置及び概略構成図である。この光伝送装置はSON
ET方式に基づいたFLM150/600ADM装置7
1,72,73,74から成り、ADM装置71,7
2,73,74は往復用光伝送路75a〜75d,76
a〜76dによって接続されている。ADM装置71,
72,73,74の内部構成はいずれも同一であり、図
2に示したADM装置11の内部構成と同一であるの
で、ADM装置71,72,73,74の内部構成の説
明は省略する。図にはその要部のみ表示している。即
ち、ADM装置71にはWEST側LTE71a、EA
ST側LTE71b、経路終端装置PTE71cのパス
スイッチP−SW71caを示し、ADM装置72には
ゲート72a,72bを、ADM装置73にはゲート7
3a,73bを示す。
【0064】リニアモード時である図14においては、
ADM装置73及びADM装置72が送信側であり、A
DM装置71が受信側である。送信側ADM装置73で
は、ゲート73bのみが開いて送信信号S1がADM装
置74に送り出され、ADM装置74では、その送信信
号S1が自分あての信号ではないので通過させ、次のA
DM装置71のLTE71bに送る。LTE71bは送
信信号S1を経路71eを介してパススイッチP−SW
71caに送る。一方、送信側ADM装置72では、ゲ
ート72bのみが開いて送信信号S2がADM装置71
のLTE71aに送り出される。LTE71aは送信信
号S1を経路71dを介してパススイッチP−SW71
caに送る。
【0065】パススイッチP−SW71caでは、送信
信号S1,S2に含まれるun−eqコード(Un-Equipm
ent Code) に基づき、un−eqコードが検出されない
方の経路を低次群受信装置に接続し、送信信号S1又は
送信信号S2を転送する。un−eqコードは、STS
−1フレームのPOHのC2バイト(図6参照)がいず
れのビットも0である状態によって示されるコードであ
る。即ち、STS−1フレームのPOHのC2バイト
は、通常の送信信号では8ビット全てが0であることは
ないが、送信信号自体が送信されていないときには受信
側ADM装置で全てが0である送信信号を受信している
のに相当する状態となる。従って、un−eqコードを
受信しているときは、そのコードを受信している側の経
路には送信信号が届いていないことになる。
【0066】なお、パススイッチP−SW71caは、
両方の経路からun−eqコードを検出していないとき
(C2≠0、両方の経路から送信信号S1,S2を受信
しているとき)には、それ以前の接続状態を保持するよ
うにし、また、両方の経路からun−eqコードを検出
しているとき(C2=0、両方の経路から送信信号S
1,S2を受信していないとき)には、初期設定した経
路側にパススイッチP−SW71caを切り替える復帰
(Revertible)動作を行う。
【0067】更に、パススイッチP−SW71caに、
パススイッチP−SW71caの接続される経路を選択
し、固定するための選択固定(Tributary East/West) 機
能を設ける。即ち、パススイッチP−SW71caの記
憶部にPROV(Provisioning)(E) ビット及びPROV(Provisi
oning)(W) ビットを設け、パススイッチP−SW71c
aのスイッチングを選択し固定したい側の経路がEAS
T側であれば、PROV(E) ビットをHに、PROV(W) ビット
をLに設定し、一方、WEST側であれば、PROV(E) ビ
ットをLに、PROV(W) ビットをHに設定する。これによ
り、例えばADM装置71が光伝送路76aから、又は
光伝送路75dからのみ光信号を受信する状態にパスス
イッチP−SW71caの動作を固定することが可能と
なる。なお、この選択固定(Tributary East/West) 機能
を有効にしたときには、un−eqコードの検出・未検
出には関係なく、優先的にパススイッチP−SW71c
aを作動させることにする。
【0068】また、パススイッチP−SW71caで
は、第1の実施例と同様に、両経路からの信号に対して
RINDWNの発生を監視し、RINDWNが発生した
時にはun−eqコードを検出したときと同様の切り替
え動作をパススイッチP−SW71caに行わせる。
【0069】以上に述べた機能についてのパススイッチ
P−SW71caの動作をまとめると、図15のように
なる。図中、RINDWN欄及びC2バイト欄の「Path
E」は図14の経路71e側を示し、「Path W」は図1
4の経路71d側を示す。また、「NO ALM」はRIND
WNの発生がないことを意味し、「ALM 」はRINDW
Nが発生していることを意味する。選択Path欄はパ
ススイッチP−SW71caが接続される経路を示すも
のであり、取り分け、選択Path欄の中の「EAST
側(Rev)」は、復帰(Rev) 動作により、パススイッ
チP−SW71caが初期設定した経路側(本実施例で
はEAST側)に切り替えられることを意味する。
【0070】以上の選択固定(Tributary East/West) 機
能の設定により、ADM装置がリニアモードによって作
動する時に、光伝送路の片方向の伝送路のみを使用して
光信号の送受信を行いたいという要請に応えることが可
能となる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、パスス
イッチP−SWに入力する信号又は所定の設定信号に基
づき、パススイッチP−SWを作動して、2つの線路終
端装置LTEの内の所望の一方の出力信号を低次群受信
装置に出力するので、パススイッチP−SWの作動を、
受信信号又は伝送経路の異常の状態又は所定の設定指令
に応じて適切に制御することができる。
【0072】また、A/Bリングモード時に、複数種類
のパススイッチアラームPSAに異常度合いに応じた順
位を付与し、2つの経路Pathを介して同時にパスス
イッチP−SWに入力する2つの信号にそれぞれ含まれ
る異常を検出して各パススイッチアラームPSAを出力
し、パススイッチP−SWによって、出力された各パス
スイッチアラームPSAの内、順位の低いパススイッチ
アラームPSAを発生している経路Pathを低次群受
信装置に接続するので、異常が含まれる信号が2つの経
路Pathを介して同時にパススイッチP−SWに入力
しても、パススイッチP−SWを適切に作動させること
ができる。
【0073】また、A/Bリングモード時に、パススイ
ッチP−SWによる接続の切替えの回数を計数し、計数
された切替え回数が所定値に達したとき、パススイッチ
P−SWの切替え動作を固定するので、パススイッチP
−SWへの入力信号に異常が連続して含まれていても、
パススイッチP−SWを頻繁に切り替えることを回避で
き、パススイッチP−SWの所謂バタつきを防げる。
【0074】また、A/Bリングモード時に、パススイ
ッチP−SWに、手動切替え機能を付加し、パススイッ
チアラームPSAが出力されていないときのみ、パスス
イッチP−SWの手動切替え機能を作動できるようにす
るので、パススイッチP−SWの切り替え動作が正常に
行われているか否かの確認が容易にできる。
【0075】また、A/Bリングモード時に、パススイ
ッチP−SWに、選択固定機能を付加し、光伝送線路の
1方向のみから光の伝送信号を受信したいという要請が
あるときには、パススイッチP−SWの選択固定機能を
作動できるようにするので、リング状伝送路の片方向の
伝送路のみを使用して光信号の送受信を行うことができ
る。
【0076】また、A/Bリングモード時に、パススイ
ッチP−SWに強制切替え機能を付加し、パススイッチ
P−SWの強制切替え機能を作動させたときには、パス
スイッチアラームPSAが出力されてもパススイッチP
−SWの接続を行わず、強制切替え機能の切替え動作に
従うようにするので、パススイッチP−SWを強制的に
切り替えて試験を行うことが可能となる。
【0077】更に、リニアモード時に、パススイッチP
−SWに選択固定機能を付加し、光伝送線路の1方向の
みから光の伝送信号を受信したいという要請があるとき
には、パススイッチP−SWの選択固定機能を作動でき
るようにするので、光伝送路の片方向の伝送路のみを使
用して光信号の送受信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】A/Bリングモードにおける光伝送装置の配置
・構成図である。
【図3】LETの内部構成及び配置を示す図である。
【図4】パススイッチの内部構成図である。
【図5】SONETで取り扱われる信号のフレーム構成
図である。
【図6】経路用制御部POHの構成図である。
【図7】B3バイトに格納されるパリティ計算結果の算
出方法を説明する図である。
【図8】パススイッチにおけるパリティチェック方法を
説明する図である。
【図9】固定制御機能によるP−SW切替を示す図であ
る。
【図10】手動機能によるP−SW切替を示す図であ
る。
【図11】選択固定機能によるP−SW切替を示す図で
ある。
【図12】強制機能によるP−SW切替を示す図であ
る。
【図13】5つの機能に基づくP−SW切替を示す図で
ある。
【図14】リニアモードにおける光伝送装置の配置・構
成図である。
【図15】リニアモードにおけるP−SW切替を示す図
である。
【符号の説明】
1,2 線路終端装置LTE 3,4 経路Path 5 パススイッチP−SW 6 低次群受信装置 7,8,9,10 光伝送装置

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送線路の2方向からの光の伝送信号
    をそれぞれ受信する2つの線路終端装置(1,2)と、
    前記2つの線路終端装置(1,2)に各経路(3,4)
    を介して接続されたパススイッチ(5)とを有し、前記
    2つの線路終端装置(1,2)のいずれか一方の出力信
    号を低次群受信装置(6)に選択的に出力する光伝送装
    置(7,8,9,10)のパススイッチ切替方式におい
    て、 前記線路終端装置(1,2)から前記経路(3,4)を
    介して前記パススイッチ(5)に入力する信号を前記パ
    ススイッチ(5)によって監視し、 前記パススイッチ(5)に入力する前記信号又は所定の
    設定信号に基づき前記パススイッチ(5)を作動させ
    て、前記2つの線路終端装置の内の所望の一方の出力信
    号を前記低次群受信装置(6)に出力することを特徴と
    する光伝送装置のパススイッチ切替方式。
  2. 【請求項2】 前記線路終端装置(1,2)にはリング
    状の前記光伝送線路からA/BリングモードによってS
    ONET(Synchronous Optical Network) 信号を送信
    し、 前記線路終端装置(1,2)から前記経路(3,4)を
    介して前記パススイッチ(5)に入力する信号に基づき
    検出される信号経路又は前記信号自体の異常を表す複数
    種類のパススイッチアラームに異常度合いに応じた順位
    を付与し、 前記2つの経路(3,4)を介して同時に前記パススイ
    ッチ(5)に入力する2つの信号にそれぞれ含まれる前
    記異常を検出して各パススイッチアラームを出力し、 前記パススイッチ(5)によって、前記出力された各パ
    ススイッチアラームの内、前記順位の低いパススイッチ
    アラームを発生している経路を前記低次群受信装置
    (6)に接続することを特徴とする請求項1記載の光伝
    送装置のパススイッチ切替方式。
  3. 【請求項3】 前記線路終端装置(1,2)にはリング
    状の前記光伝送線路からA/BリングモードによってS
    ONET(Synchronous Optical Network) 信号を送信
    し、 前記線路終端装置(1,2)から前記経路(3,4)を
    介して前記パススイッチ(5)に入力する信号に基づ
    き、信号経路又は前記信号自体の異常を検出し、その異
    常を表すパススイッチアラームを出力し、 前記パススイッチ(5)によって、前記出力されたパス
    スイッチアラームを発生した経路とは別の経路を前記低
    次群受信装置(6)に接続し、 前記パススイッチ(5)による、前記経路(3,4)の
    一方と前記低次群受信装置(6)との接続から、前記経
    路(3,4)の他方と前記低次群受信装置(6)との接
    続への切替え、及びその逆の切替えの回数を計数し、 前記計数された切替え回数が所定値に達したとき、前記
    パススイッチ(5)の切替え動作を固定することを特徴
    とする請求項1記載の光伝送装置のパススイッチ切替方
    式。
  4. 【請求項4】 前記線路終端装置(1,2)にはリング
    状の前記光伝送線路からA/BリングモードによってS
    ONET(Synchronous Optical Network) 信号を送信
    し、 前記パススイッチ(5)に、前記経路(3,4)の一方
    と前記低次群受信装置(6)との接続から、前記経路
    (3,4)の他方と前記低次群受信装置(6)との接続
    への切替え、又はその逆の切替えを、手動によって行え
    る手動切替え機能を付加し、 前記線路終端装置(1,2)から前記経路(3,4)を
    介して前記パススイッチ(5)に入力する信号に基づ
    き、信号経路又は前記信号自体の異常を検出し、その異
    常を表すパススイッチアラームを出力するべく前記パス
    スイッチ(5)に入力する信号を監視し、 前記パススイッチアラームが出力されていないときの
    み、前記パススイッチ(5)の前記手動切替え機能を作
    動できるようにすることを特徴とする請求項1記載の光
    伝送装置のパススイッチ切替方式。
  5. 【請求項5】 前記線路終端装置(1,2)にはリング
    状の前記光伝送線路からA/BリングモードによってS
    ONET(Synchronous Optical Network) 信号を送信
    し、 前記パススイッチ(5)に、前記経路(3,4)の一方
    と前記低次群受信装置(6)との接続状態、又は前記経
    路(3,4)の他方と前記低次群受信装置(6)との接
    続状態を選択し、固定する選択固定機能を付加し、 前記光伝送線路の1方向のみから光の伝送信号を受信す
    ることが前記光伝送装置に求められた時には、前記パス
    スイッチ(5)の前記選択固定機能を作動できるように
    することを特徴とする請求項1記載の光伝送装置のパス
    スイッチ切替方式。
  6. 【請求項6】 前記線路終端装置(1,2)にはリング
    状の前記光伝送線路からA/BリングモードによってS
    ONET(Synchronous Optical Network) 信号を送信
    し、 前記パススイッチ(5)に、前記経路(3,4)の一方
    と前記低次群受信装置(6)との接続から、前記経路
    (3,4)の他方と前記低次群受信装置(6)との接続
    への切替え、又はその逆の切替えを、強制的に行わせる
    強制切替え機能を付加し、 前記線路終端装置(1,2)から前記経路(3,4)を
    介して前記パススイッチ(5)に入力する信号に基づ
    き、信号経路又は前記信号自体の異常を検出し、その異
    常を表すパススイッチアラームを出力し、 前記パススイッチ(5)によって、前記出力されたパス
    スイッチアラームを発生した経路とは別の経路を前記低
    次群受信装置(6)に接続し、 前記パススイッチ(5)の前記強制切替え機能を作動さ
    せたときには、前記パススイッチアラームが出力されて
    も前記パススイッチ(5)の前記接続を行わず、前記強
    制切替え機能の切替え動作に従うことを特徴とする請求
    項1記載の光伝送装置のパススイッチ切替方式。
  7. 【請求項7】 リング状の光伝送線路の2方向からの光
    の伝送信号をそれぞれ受信する2つの線路終端装置
    (1,2)と、前記2つの線路終端装置に各経路(3,
    4)を介して接続されたパススイッチ(5)とを有し、
    前記線路終端装置(1,2)から前記経路(3,4)を
    介して前記パススイッチ(5)に入力する信号に基づ
    き、信号経路又は前記信号自体の異常を検出し、その異
    常を表すパススイッチアラームを出力し、前記パススイ
    ッチ(5)によって、前記出力されたパススイッチアラ
    ームを発生した経路とは別の経路を前記低次群受信装置
    (6)に接続するようにする、A/Bリングモードによ
    ってSONET(Synchronous Optical Network) 信号を
    送受信する光伝送装置(7,8,9,10)のパススイ
    ッチ切替方式において、 複数種類の前記パススイッチアラームに異常度合いに応
    じた順位を付与し、前記2つの経路(3,4)を介して
    同時に前記パススイッチ(5)に入力する2つの信号に
    それぞれ含まれる前記異常を検出して各パススイッチア
    ラームを出力し、前記パススイッチ(5)によって、前
    記出力された各パススイッチアラームの内、前記順位の
    低いパススイッチアラームを発生している経路を前記低
    次群受信装置(6)に接続するようにする第1モード
    と、 前記パススイッチ(5)による、前記経路(3,4)の
    一方と前記低次群受信装置(6)との接続から前記経路
    (3,4)の他方と前記低次群受信装置(6)との接続
    への切替え及びその逆の切替えの回数を計数し、前記計
    数された切替え回数が所定値に達したとき、前記パスス
    イッチ(5)の切替え動作を固定するようにする第2モ
    ードと、 前記パススイッチ(5)に、前記経路(3,4)の一方
    と前記低次群受信装置(6)との接続から前記経路
    (3,4)の他方と前記低次群受信装置(6)との接続
    への切替え又はその逆の切替えを、手動によって行える
    手動切替え機能を付加し、前記パススイッチアラームが
    出力されていないときのみ、前記パススイッチ(5)の
    前記手動切替え機能を作動できるようにする第3モード
    と、 前記パススイッチ(5)に、前記経路(3,4)の一方
    と前記低次群受信装置(6)との接続状態、又は前記経
    路(3,4)の他方と前記低次群受信装置(6)との接
    続状態を選択し、固定する選択固定機能を付加し、前記
    光伝送線路の1方向のみから光の伝送信号を受信すると
    きには、前記パススイッチ(5)の前記選択固定機能を
    作動できるようにする第4モードと、 前記パススイッチ(5)に、前記経路(3,4)の一方
    と前記低次群受信装置(6)との接続から前記経路
    (3,4)の他方と前記低次群受信装置(6)との接続
    への切替え又はその逆の切替えを、強制的に行わせる強
    制切替え機能を付加し、前記パススイッチ(5)の前記
    強制切替え機能を作動させたときには、前記パススイッ
    チアラームが出力されても前記パススイッチ(5)の前
    記接続を行わず、前記強制切替え機能の切替え動作に従
    うようにする第5モードと、 を備え、前記5モードの内の複数のモードが同時に実行
    される状態の場合には、前記第5モード、第4モード、
    第3モード、第2モード、第1モードの順の優先順位で
    前記パススイッチ(5)の作動を実行するようにするこ
    とを特徴とする光伝送装置のパススイッチ切替方式。
  8. 【請求項8】 前記線路終端装置(1,2)には前記光
    伝送線路からリニアモードによってSONET(Synchro
    nous Optical Network) 信号を送信し、 前記パススイッチ(5)に、前記経路(3,4)の一方
    と前記低次群受信装置(6)との接続状態、又は前記経
    路(3,4)の他方と前記低次群受信装置(6)との接
    続状態を選択し、固定する選択固定機能を付加し、 前記光伝送線路の1方向のみから光の伝送信号を受信す
    ることが前記光伝送装置に求められた時には、前記パス
    スイッチ(5)の前記選択固定機能を作動できるように
    することを特徴とする請求項1記載の光伝送装置のパス
    スイッチ切替方式。
  9. 【請求項9】 前記線路終端装置(1,2)から前記
    経路(3,4)を介して前記パススイッチ(5)に入力
    する信号に含まれるクロックパルスを監視し、 前記選択固定機能が作動していない場合で、前記線路終
    端装置(1,2)の一方から前記クロックパルスが入力
    しなくなったときには、前記線路終端装置(1,2)の
    他方の出力信号を前記低次群受信装置(6)に出力する
    ようにパススイッチ(5)を作動することを特徴とする
    請求項8記載の光伝送装置のパススイッチ切替方式。
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