JP2566886Y2 - 車両用サンバイザー - Google Patents
車両用サンバイザーInfo
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- JP2566886Y2 JP2566886Y2 JP1990005605U JP560590U JP2566886Y2 JP 2566886 Y2 JP2566886 Y2 JP 2566886Y2 JP 1990005605 U JP1990005605 U JP 1990005605U JP 560590 U JP560590 U JP 560590U JP 2566886 Y2 JP2566886 Y2 JP 2566886Y2
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- vehicle
- windshield
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は車両の車室内に入射する太腸光などの外光
を遮断する車両用サンバイザーに関する。
を遮断する車両用サンバイザーに関する。
(従来の技術) 自動車などの車両の運転席の前面には、通常車室内に
入射する太陽光などの外光を遮断するためのサンバイザ
ーが設けられている。このサンバイザー1は従来は第10
図に示すように、車両天井2とウインドシールド3との
接合部に設けられた支軸4に回動自在に取り付けられて
いた。
入射する太陽光などの外光を遮断するためのサンバイザ
ーが設けられている。このサンバイザー1は従来は第10
図に示すように、車両天井2とウインドシールド3との
接合部に設けられた支軸4に回動自在に取り付けられて
いた。
また、この種のサンバイザーとしては、実開昭58−14
号公報に記載されたように、車両のルーフパネルとヘッ
ドライニングとの間に形成した収納部に遮断板を収納
し、車室内に引出し自在にした提案が公知である。
号公報に記載されたように、車両のルーフパネルとヘッ
ドライニングとの間に形成した収納部に遮断板を収納
し、車室内に引出し自在にした提案が公知である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記の従来のサンバイザーは、いずれも
運転室上部に運転者が手を差しのべて動かさなければな
らず、運転の安全性が損なわれる恐れがあった。
運転室上部に運転者が手を差しのべて動かさなければな
らず、運転の安全性が損なわれる恐れがあった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、外
光を自動的に遮断して運転の安全性を確保することので
きる車両のサンバイザーを提供することを目的とする。
光を自動的に遮断して運転の安全性を確保することので
きる車両のサンバイザーを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項1に係る考案は、
車室内に入射する外光が運転者の目点に直接達するのを
防止する車両用サンバイザーにおいて、車両天井とウイ
ンドシールドとの接合部近傍の天井内に移動自在に収納
された弾性部材からなる遮断板と、この遮断板を前記ウ
インドシールドの内面に沿って移動させるモータと、前
記天井のウインドシールド側で車外側に設けられ、運転
者の目点の高さ位置に向かう方向に入射してきた外光の
うちウインドシールドで反射した光を検出する検出手段
と、車室内にあって運転者が操作可能なように設けられ
た手動スイッチと、前記検出手段または手動スイッチか
ら発する信号によって前記モータを駆動し、前記遮断板
の移動を制御する制御手段とを具備したことを特徴とし
ている。
車室内に入射する外光が運転者の目点に直接達するのを
防止する車両用サンバイザーにおいて、車両天井とウイ
ンドシールドとの接合部近傍の天井内に移動自在に収納
された弾性部材からなる遮断板と、この遮断板を前記ウ
インドシールドの内面に沿って移動させるモータと、前
記天井のウインドシールド側で車外側に設けられ、運転
者の目点の高さ位置に向かう方向に入射してきた外光の
うちウインドシールドで反射した光を検出する検出手段
と、車室内にあって運転者が操作可能なように設けられ
た手動スイッチと、前記検出手段または手動スイッチか
ら発する信号によって前記モータを駆動し、前記遮断板
の移動を制御する制御手段とを具備したことを特徴とし
ている。
請求項2に係る考案は、車室内に入射する外光が運転
者の目点に直接達するのを防止する車両用サンバイザー
において、車両天井とウインドシールドとの接合部近傍
の天井内に移動自在に収納された弾性部材からなる遮断
板と、この遮断板を前記ウインドシールドの内面に沿っ
て移動させるモータと、前記天井のウインドシールド側
で車外側に設けられた光の検出手段と、前記ウインドシ
ールドの上部に設けられ、運転者の目点の高さ位置に向
かう方向に入射してきた外光を前記検出手段に向けて反
射する反射手段と、車室内にあって運転者が操作可能な
ように設けられた手動スイッチと、前記検出手段または
手動スイッチから発する信号によって前記モータを駆動
し、前記遮断板の移動を制御する制御手段とを具備した
ことを特徴としている。
者の目点に直接達するのを防止する車両用サンバイザー
において、車両天井とウインドシールドとの接合部近傍
の天井内に移動自在に収納された弾性部材からなる遮断
板と、この遮断板を前記ウインドシールドの内面に沿っ
て移動させるモータと、前記天井のウインドシールド側
で車外側に設けられた光の検出手段と、前記ウインドシ
ールドの上部に設けられ、運転者の目点の高さ位置に向
かう方向に入射してきた外光を前記検出手段に向けて反
射する反射手段と、車室内にあって運転者が操作可能な
ように設けられた手動スイッチと、前記検出手段または
手動スイッチから発する信号によって前記モータを駆動
し、前記遮断板の移動を制御する制御手段とを具備した
ことを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明におい
て、反射手段は、遮断板で運転者の目点の高さ位置を遮
光することが可能な上下の範囲に設けられ、この範囲に
差し込んだ外光を検出手段に反射する凹面鏡によって構
成されていることを特徴としている。
て、反射手段は、遮断板で運転者の目点の高さ位置を遮
光することが可能な上下の範囲に設けられ、この範囲に
差し込んだ外光を検出手段に反射する凹面鏡によって構
成されていることを特徴としている。
(作用) 上記請求項1に係る考案によると、運転者の目点に直
接達するような外光を検出手段により検出することがで
き、この検出手段から発する検出信号により制御手段を
介してモータが駆動され、遮断板は天井内からウインド
シールド内面に沿って移動して運転席前面に突出する。
また検出手段から発する検出信号がなくなれば、制御手
段を介してモータが駆動され、遮断板が天井内に収納さ
れることになる。この結果、外光が運転者の目点に直接
入射することを自動的に防ぐことができる。また運転者
が手動スイッチを操作することによっても、遮断板をウ
インドシールドの内面に沿って突出させたり、天井内に
収納させたりするができる。
接達するような外光を検出手段により検出することがで
き、この検出手段から発する検出信号により制御手段を
介してモータが駆動され、遮断板は天井内からウインド
シールド内面に沿って移動して運転席前面に突出する。
また検出手段から発する検出信号がなくなれば、制御手
段を介してモータが駆動され、遮断板が天井内に収納さ
れることになる。この結果、外光が運転者の目点に直接
入射することを自動的に防ぐことができる。また運転者
が手動スイッチを操作することによっても、遮断板をウ
インドシールドの内面に沿って突出させたり、天井内に
収納させたりするができる。
また、請求項2に係る発明においても、上記請求項1
に係る発明と同様の作用を奏する。
に係る発明と同様の作用を奏する。
さらに、請求項3に係る発明においては、反射手段
が、遮断板で運転者の目点の高さ位置に遮光することが
可能な上下の範囲にあって、かつこの上下の範囲に差し
込んだ外光を検出手段に反射する凹面鏡によって構成さ
れているから、遮断板で遮断することが可能で、かつ運
転者の目点の高さに入射する範囲内の外光はすべて検出
することができ、遮断板を適正に移動させて目点に入射
する例えば太陽光をさらに確実に遮断することができ
る。
が、遮断板で運転者の目点の高さ位置に遮光することが
可能な上下の範囲にあって、かつこの上下の範囲に差し
込んだ外光を検出手段に反射する凹面鏡によって構成さ
れているから、遮断板で遮断することが可能で、かつ運
転者の目点の高さに入射する範囲内の外光はすべて検出
することができ、遮断板を適正に移動させて目点に入射
する例えば太陽光をさらに確実に遮断することができ
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図にこの考案の参考例を示す。これら
の図において、第10図に示す従来例の部分と同一または
同等部分には同一符号を付して示す。
の図において、第10図に示す従来例の部分と同一または
同等部分には同一符号を付して示す。
車両天井2とウインドシールド3との接合部近傍の天
井2内に、遮光性を有する弾性部材で形成された長方形
状の遮断板5がウインドシールド3の内面に沿って移動
自在に収納されている。遮断板5のほぼ中央部の上面に
は、移動方向に平行に弾性体で形成されたラック6が設
けられている。また天井2内のウインドシールド3に近
接した部分には、遮断板5の移動方向に対して直角に回
転軸7が設けられており、回転軸7の一端は天井2に固
定された軸受8に回転自在に支持されている。また回転
軸7の他端は天井2に固定されたモータ9の駆動軸に連
結されている。そして回転軸7にはピニオン10が固定さ
れていて、ピニオン10はラック6に噛合している。
井2内に、遮光性を有する弾性部材で形成された長方形
状の遮断板5がウインドシールド3の内面に沿って移動
自在に収納されている。遮断板5のほぼ中央部の上面に
は、移動方向に平行に弾性体で形成されたラック6が設
けられている。また天井2内のウインドシールド3に近
接した部分には、遮断板5の移動方向に対して直角に回
転軸7が設けられており、回転軸7の一端は天井2に固
定された軸受8に回転自在に支持されている。また回転
軸7の他端は天井2に固定されたモータ9の駆動軸に連
結されている。そして回転軸7にはピニオン10が固定さ
れていて、ピニオン10はラック6に噛合している。
一方、運転席11の前方に設けられた計器盤12の下部に
は手動でモータ9の正転、逆転、停止を行なう手動スイ
ッチ13と、手動と自動を切換える切換えスイッチ14とが
設けられており、計器盤12の上面には太陽光などの外光
を検出する検出手段である外光検出センサ15が設けられ
ている。そして手動スイッチ13、切換えスイッチ14及び
外光検出センサ15はそれぞれ配線16,17,18を介して制御
手段であるCPU19に接続されている。さらにCPU19は配線
20を介してモータ駆動回路21に接続され、モータ駆動回
路21は配線22を介してモータ9に接続されている。な
お、CPU19及びモータ駆動回路21はそれぞれ計器盤12内
に設けられている。
は手動でモータ9の正転、逆転、停止を行なう手動スイ
ッチ13と、手動と自動を切換える切換えスイッチ14とが
設けられており、計器盤12の上面には太陽光などの外光
を検出する検出手段である外光検出センサ15が設けられ
ている。そして手動スイッチ13、切換えスイッチ14及び
外光検出センサ15はそれぞれ配線16,17,18を介して制御
手段であるCPU19に接続されている。さらにCPU19は配線
20を介してモータ駆動回路21に接続され、モータ駆動回
路21は配線22を介してモータ9に接続されている。な
お、CPU19及びモータ駆動回路21はそれぞれ計器盤12内
に設けられている。
上記の構成により、車室内に入射した外光が増加し、
外光検出センサ15からCPU19に送られる検出信号がCPU19
内に設定された所定値以上になると、CPU19はモータ駆
動回路21をONとしてモータ9を第2図に矢印Aで示す方
向に所定の回転数だけ回転させる。この結果遮断板5は
天井2内からウインドシールド3の内面に沿って矢印B
で示す方向に所定の距離だけ移動し、外光が運転者23に
直接入射されることを自動的に防ぐようになっている。
外光の検出信号が所定値以下になるとモータ9は逆転
し、遮断板5は元位置に復帰する。
外光検出センサ15からCPU19に送られる検出信号がCPU19
内に設定された所定値以上になると、CPU19はモータ駆
動回路21をONとしてモータ9を第2図に矢印Aで示す方
向に所定の回転数だけ回転させる。この結果遮断板5は
天井2内からウインドシールド3の内面に沿って矢印B
で示す方向に所定の距離だけ移動し、外光が運転者23に
直接入射されることを自動的に防ぐようになっている。
外光の検出信号が所定値以下になるとモータ9は逆転
し、遮断板5は元位置に復帰する。
次に第3図に示すフローチャートを参照して操作手順
を説明する。切換えスイッチ14が自動となっている場
合、外光検出センサ15が所定値以上の外光の入射を検出
すると、モータ9は第2図に矢印Aで示す逆転方向に所
定の回転数だけ回転し、遮断板5が運転席11の前面に所
定距離だけ突出する。外光の入射が所定値以下になると
モータ9は矢印Aと反対の正転方向に所定の回転数だけ
回転し、遮断板5は引込んで初期位置に復帰する。
を説明する。切換えスイッチ14が自動となっている場
合、外光検出センサ15が所定値以上の外光の入射を検出
すると、モータ9は第2図に矢印Aで示す逆転方向に所
定の回転数だけ回転し、遮断板5が運転席11の前面に所
定距離だけ突出する。外光の入射が所定値以下になると
モータ9は矢印Aと反対の正転方向に所定の回転数だけ
回転し、遮断板5は引込んで初期位置に復帰する。
一方、切換えスイッチ14が手動となっている場合、手
動スイッチ13を逆転方向にすると自動の場合と同様にモ
ータ9が所定の回転数だけ逆転し、遮断板5が突出す
る。手動スイッチ13を正転方向にするとモータ9は所定
の回転数だけ正転し、遮断板5は引込んで元位置に復帰
する。
動スイッチ13を逆転方向にすると自動の場合と同様にモ
ータ9が所定の回転数だけ逆転し、遮断板5が突出す
る。手動スイッチ13を正転方向にするとモータ9は所定
の回転数だけ正転し、遮断板5は引込んで元位置に復帰
する。
この参考例によれば、外光の運転室内への入射が所定
値以上になると自動的に遮断板5が下降し、運転者23に
外光が直接入射されることを防ぐことができる。また運
転者23は計器盤12の下部にある手動スイッチ13を操作す
ることにより、遮断板5の移動を手動で容易に行なうこ
ともできる。従って運転の安全性を確保することがで
き、しかも車室内の外観美も向上する。
値以上になると自動的に遮断板5が下降し、運転者23に
外光が直接入射されることを防ぐことができる。また運
転者23は計器盤12の下部にある手動スイッチ13を操作す
ることにより、遮断板5の移動を手動で容易に行なうこ
ともできる。従って運転の安全性を確保することがで
き、しかも車室内の外観美も向上する。
第4図にこの考案の第1の実施例を示す。
この実施例ではウインドシールド3の上部に所定の面
積の反射面(反射手段)24を形成し、外光検出センサ15
を天井2の外側前方に突出した部分の端面2aに取り付
け、第1図に示す運転者20の目点23aの高さ位置に向う
太陽光などの外光25の一部が反射面24により反射して外
光検出センサ15に入射するようにしたものである。他の
部分の構造は上述した参考例と同様である。
積の反射面(反射手段)24を形成し、外光検出センサ15
を天井2の外側前方に突出した部分の端面2aに取り付
け、第1図に示す運転者20の目点23aの高さ位置に向う
太陽光などの外光25の一部が反射面24により反射して外
光検出センサ15に入射するようにしたものである。他の
部分の構造は上述した参考例と同様である。
この実施例によれば、運転者23の目点23aに直接入射
する外光を確実に検出することができ、遮断板5を適正
に移動させて目点23aに入射する外光を確実に遮断する
ことができる。
する外光を確実に検出することができ、遮断板5を適正
に移動させて目点23aに入射する外光を確実に遮断する
ことができる。
なおこの場合、反射面24の配置角度を適当に選ぶこと
により、外光検知センサ15の取付け位置を任意に選ぶこ
とができる。また、太陽光のように強いエネルギを有す
る光を検出する場合には、反射面24上に蒸着などにより
特別な反射層を形成する必要はなく、ウインドシールド
3の透明ガラス(反射率約4%)をそのまま反射面とし
てもよい。
により、外光検知センサ15の取付け位置を任意に選ぶこ
とができる。また、太陽光のように強いエネルギを有す
る光を検出する場合には、反射面24上に蒸着などにより
特別な反射層を形成する必要はなく、ウインドシールド
3の透明ガラス(反射率約4%)をそのまま反射面とし
てもよい。
第5図乃至第9図にこの考案の第2の実施例を示す。
第5図に示すように運転者23の目点23aに入射する太
陽光25が遮断板5によって遮光できる範囲は、遮断板5
の上下各点と目点23aを結んだ線のなす角度θとなる。
すなわち、角度θの範囲で入射する光だけが目点23aに
おいて遮光できる範囲となる。換言すれば、角度θの範
囲で入射する光は、目点23aの高さ位置に入射する光で
あり、遮断板5によって遮光できる範囲の光である。
陽光25が遮断板5によって遮光できる範囲は、遮断板5
の上下各点と目点23aを結んだ線のなす角度θとなる。
すなわち、角度θの範囲で入射する光だけが目点23aに
おいて遮光できる範囲となる。換言すれば、角度θの範
囲で入射する光は、目点23aの高さ位置に入射する光で
あり、遮断板5によって遮光できる範囲の光である。
この実施例は第6図乃至第9図に示すように、ウイン
ドシールド3の上部に遮断板5が突出したときの大きさ
と同じ上下方向の範囲の凹面鏡(反射手段)26をウイン
ドシールド3の一部を変形させて設け、この凹面鏡26に
入射した角度θの範囲の太陽光の反射光が凹面鏡26の焦
点Fに集光するようにし、この焦点Fの位置の近傍に外
光検出センサ15を設けたものである。他の部分の構造は
前述した参考例と同様である。
ドシールド3の上部に遮断板5が突出したときの大きさ
と同じ上下方向の範囲の凹面鏡(反射手段)26をウイン
ドシールド3の一部を変形させて設け、この凹面鏡26に
入射した角度θの範囲の太陽光の反射光が凹面鏡26の焦
点Fに集光するようにし、この焦点Fの位置の近傍に外
光検出センサ15を設けたものである。他の部分の構造は
前述した参考例と同様である。
この実施例によれば、運転者23の目点23aの高さ位置
に入射する角度θの範囲内の太陽光はすべて検出される
ことになり、遮断板5を適正に移動させて目点23aに入
射する太陽光をさらに確実に遮断することができる。
に入射する角度θの範囲内の太陽光はすべて検出される
ことになり、遮断板5を適正に移動させて目点23aに入
射する太陽光をさらに確実に遮断することができる。
なお、このときの凹面鏡26の焦点距離fはf≒R/2と
なり、凹面鏡26の曲率半径Rを適当に設定することによ
り、外光検出センサ15の取付け位置を任意に選定するこ
とができる。
なり、凹面鏡26の曲率半径Rを適当に設定することによ
り、外光検出センサ15の取付け位置を任意に選定するこ
とができる。
以上説明したように、請求項1に係る考案によれば、
遮光手段から発する検出信号に基づき遮断板の移動を制
御することにより、外光が運転者の目点に直接入射する
ことを自動的に防ぐことができる。また運転者が手動ス
イッチを操作することによっても、遮断板を移動するこ
とができる。したがって、遮断板を自動または手動で容
易に移動することができるので、外光が運転者の目点に
達するのを容易に防止することができ、運転の安全性が
確保される。
遮光手段から発する検出信号に基づき遮断板の移動を制
御することにより、外光が運転者の目点に直接入射する
ことを自動的に防ぐことができる。また運転者が手動ス
イッチを操作することによっても、遮断板を移動するこ
とができる。したがって、遮断板を自動または手動で容
易に移動することができるので、外光が運転者の目点に
達するのを容易に防止することができ、運転の安全性が
確保される。
また、請求項2に係る発明においても、上記請求項1
に係る発明と同様の効果を奏する。
に係る発明と同様の効果を奏する。
さらに、請求項3に係る発明においては、反射手段
が、遮断板で運転者の目点の高さ位置を遮光することが
可能な上下の範囲にあって、かつこの上下の範囲に差し
込んだ外光を検出手段に反射する凹面鏡によって構成さ
れているから、遮断板で遮断することが可能で、かつ運
転者の目点の高さに入射する範囲内の外光はすべて検出
することができ、遮断板を適正に移動させて目点に入射
する例えば太陽光をさらに確実に遮断することができ
る。
が、遮断板で運転者の目点の高さ位置を遮光することが
可能な上下の範囲にあって、かつこの上下の範囲に差し
込んだ外光を検出手段に反射する凹面鏡によって構成さ
れているから、遮断板で遮断することが可能で、かつ運
転者の目点の高さに入射する範囲内の外光はすべて検出
することができ、遮断板を適正に移動させて目点に入射
する例えば太陽光をさらに確実に遮断することができ
る。
第1図はこの考案の参考例の構成を示す説明図、第2図
は同じく要部斜視図、第3図は同じく操作手順を説明す
るフローチャート、第4図はこの考案の第1の実施例の
要部断面図、第5図乃至第9図はこの考案の第2の実施
例の説明図であり、第5図は遮断板の遮光範囲を示す説
明図、第6図は平面図、第7図は反射鏡の光路を示す線
図、第8図は側面図、第9図は第8図の要部拡大図、第
10図は従来の車両用サンバイザーの構成を示す説明図で
ある。 2……車両天井 3……ウインドシールド 5……遮断板 9……モータ 13……手動スイッチ 14……切換えスイッチ 15……検出手段(外光検出センサ) 19……制御手段(CPU) 21……モータ駆動回路 23……運転者 23a……目点 24……反射面(反射手段) 26……凹面鏡(反射手段)
は同じく要部斜視図、第3図は同じく操作手順を説明す
るフローチャート、第4図はこの考案の第1の実施例の
要部断面図、第5図乃至第9図はこの考案の第2の実施
例の説明図であり、第5図は遮断板の遮光範囲を示す説
明図、第6図は平面図、第7図は反射鏡の光路を示す線
図、第8図は側面図、第9図は第8図の要部拡大図、第
10図は従来の車両用サンバイザーの構成を示す説明図で
ある。 2……車両天井 3……ウインドシールド 5……遮断板 9……モータ 13……手動スイッチ 14……切換えスイッチ 15……検出手段(外光検出センサ) 19……制御手段(CPU) 21……モータ駆動回路 23……運転者 23a……目点 24……反射面(反射手段) 26……凹面鏡(反射手段)
Claims (3)
- 【請求項1】車室内に入射する外光が運転者の目点に直
接達するのを防止する車両用サンバイザーにおいて、 車両天井とウインドシールドとの接合部近傍の天井内に
移動自在に収納された弾性部材からなる遮断板と、 この遮断板を前記ウインドシールドの内面に沿って移動
させるモータと、 前記天井のウインドシールド側で車外側に設けられ、運
転者の目点の高さ位置に向かう方向に入射してきた外光
のうちウインドシールドで反射した光を検出する検出手
段と、 車室内にあって運転者が操作可能なように設けられた手
動スイッチと、 前記検出手段または手動スイッチから発する信号によっ
て前記モータを駆動し、前記遮断板の移動を制御する制
御手段とを具備したことを特徴とする車両用サンバイザ
ー。 - 【請求項2】車室内に入射する外光が運転者の目点に直
接達するのを防止する車両用サンバイザーにおいて、 車両天井とウインドシールドとの接合部近傍の天井内に
移動自在に収納された弾性部材からなる遮断板と、 この遮断板を前記ウインドシールドの内面に沿って移動
させるモータと、 前記天井のウインドシールド側で車外側に設けられた光
の検出手段と、 前記ウインドシールドの上部に設けられ、運転者の目点
の高さ位置に向かう方向に入射してきた外光を前記検出
手段に向けて反射する反射手段と、 車室内にあって運転者が操作可能なように設けられた手
動スイッチと、 前記検出手段または手動スイッチから発する信号によっ
て前記モータを駆動し、前記遮断板の移動を制御する制
御手段とを具備したことを特徴とする車両用サンバイザ
ー。 - 【請求項3】反射手段は、遮断板で運転者の目点の高さ
位置を遮光することが可能な上下の範囲に設けられ、こ
の範囲に差し込んだ外光を検出手段に反射する凹面鏡に
よって構成されていることを特徴とする請求項2記載の
車両用サンバイザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990005605U JP2566886Y2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 車両用サンバイザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990005605U JP2566886Y2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 車両用サンバイザー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0396912U JPH0396912U (ja) | 1991-10-04 |
JP2566886Y2 true JP2566886Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=31509305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1990005605U Expired - Fee Related JP2566886Y2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 車両用サンバイザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566886Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5134604A (ja) * | 1974-09-19 | 1976-03-24 | Iwatsu Electric Co Ltd | Horyuonsoshutsukinoojusuru denwaki |
JPS5373625U (ja) * | 1976-11-20 | 1978-06-20 | ||
JPS6141620A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-28 | Niles Parts Co Ltd | 自動車用電動式サンバイザ− |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP1990005605U patent/JP2566886Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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