JP2556130B2 - コルゲートホーン - Google Patents
コルゲートホーンInfo
- Publication number
- JP2556130B2 JP2556130B2 JP1079864A JP7986489A JP2556130B2 JP 2556130 B2 JP2556130 B2 JP 2556130B2 JP 1079864 A JP1079864 A JP 1079864A JP 7986489 A JP7986489 A JP 7986489A JP 2556130 B2 JP2556130 B2 JP 2556130B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrugated horn
- groove
- depth
- elliptical
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は反射鏡空中線の一次放射器に適するコルゲー
トホーンに関する。
トホーンに関する。
(従来の技術) コルゲートホーンにおいては、交さ偏波成分及びサイ
ドローブレベルが非常に小さい優れた特性がある。そこ
で、コルゲートホーンは従来から放物面鏡空中線等の一
次放射器として用いられている。
ドローブレベルが非常に小さい優れた特性がある。そこ
で、コルゲートホーンは従来から放物面鏡空中線等の一
次放射器として用いられている。
従来のコルゲートホーンでは溝の深さは首元では約λ
/2(λは自由空間波長)とし、以後フレアの中間部付近
まで徐々に浅くし、フレアの中間部付近からバランスド
ハイブリッドモードを発生させている。中間部から開口
部にかけての溝の深さは約λ/4となっていた。
/2(λは自由空間波長)とし、以後フレアの中間部付近
まで徐々に浅くし、フレアの中間部付近からバランスド
ハイブリッドモードを発生させている。中間部から開口
部にかけての溝の深さは約λ/4となっていた。
第4図及び第5図は従来の楕円コルゲートホーンを示
し、第4図は楕円コルゲートホーンの側面図(但し、中
心線より下側は断面図)、第5図は第4図の楕円コルゲ
ートホーンの正面図を示す。
し、第4図は楕円コルゲートホーンの側面図(但し、中
心線より下側は断面図)、第5図は第4図の楕円コルゲ
ートホーンの正面図を示す。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のコルゲートホーンにおいては中間部か
ら開口部にかけての溝の深さは約λ/4であるから、E面
とH面のビーム幅が一致する帯域がさほど広くとれな
い。特に開口形状が楕円若しくは長方形の場合にはE面
とH面のビーム幅が一致する帯域が狭くなり、楕円偏波
率を悪化させさらにスピルオーバー損失が増加し空中線
の効率を低下させる。
ら開口部にかけての溝の深さは約λ/4であるから、E面
とH面のビーム幅が一致する帯域がさほど広くとれな
い。特に開口形状が楕円若しくは長方形の場合にはE面
とH面のビーム幅が一致する帯域が狭くなり、楕円偏波
率を悪化させさらにスピルオーバー損失が増加し空中線
の効率を低下させる。
第6図は従来の楕円コルゲートホーンによる実測パタ
ーンを示す図である。第6図(a)は周波数12GHzでの
楕円コルゲートホーン短軸面のパターンを示し、また第
6図(b)は14GHzにおける同一楕円コルゲートホーン
の短軸面パターンを示す。第6図(a)及び(b)よ
り、従来のコルゲートホーンでは10dBビーム幅があまり
一致していないのが判かる。このように、従来のコルゲ
ートホーンには解決すべき課題がある。
ーンを示す図である。第6図(a)は周波数12GHzでの
楕円コルゲートホーン短軸面のパターンを示し、また第
6図(b)は14GHzにおける同一楕円コルゲートホーン
の短軸面パターンを示す。第6図(a)及び(b)よ
り、従来のコルゲートホーンでは10dBビーム幅があまり
一致していないのが判かる。このように、従来のコルゲ
ートホーンには解決すべき課題がある。
(課題を解決するための手段) 本発明のコルゲートホーンでは、喉元の溝の深さがλ
/2(λ:自由空間波長)で、開口に近づくにつれ徐々に
溝の深さがλ/4になるコルゲートホーンにおいて、開口
付近の数箇所の溝の深さがフレアー中間部の溝の深さよ
りも深くすることにより、上述の従来の課題を解決し
た。
/2(λ:自由空間波長)で、開口に近づくにつれ徐々に
溝の深さがλ/4になるコルゲートホーンにおいて、開口
付近の数箇所の溝の深さがフレアー中間部の溝の深さよ
りも深くすることにより、上述の従来の課題を解決し
た。
(実施例) 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の側面図(但し、中心線よ
り下の半分は断面図)であり、第2図は第1図実施例の
正面図である。図において1は楕円コルゲートホーンで
11は歯、12は溝、13は楕円コルゲートホーン1に接続さ
れる給電導波管を示す。中間部付近の溝12の深さd2は約
λ/4であり、開口部付近の溝12の深さd1はλ/2より浅
く、λ/4より深い寸法である(λ/2<d1<λ/4)。
り下の半分は断面図)であり、第2図は第1図実施例の
正面図である。図において1は楕円コルゲートホーンで
11は歯、12は溝、13は楕円コルゲートホーン1に接続さ
れる給電導波管を示す。中間部付近の溝12の深さd2は約
λ/4であり、開口部付近の溝12の深さd1はλ/2より浅
く、λ/4より深い寸法である(λ/2<d1<λ/4)。
第3図(a)及び(b)は第1図の実施例の実測放射
パターンである。第3図(a)は周波数12GHzでの楕円
コルゲートホーンの短軸面のパターンであり、第3図
(b)は14GHzにおる同一楕円コルゲートホーンの短軸
面のパターンである。第3図(a)及び(b)に示すパ
ターンでは10dBビーム幅が第6図(a)及び(b)に示
すパターンにおけるよりも良く一致していることが明ら
かである。
パターンである。第3図(a)は周波数12GHzでの楕円
コルゲートホーンの短軸面のパターンであり、第3図
(b)は14GHzにおる同一楕円コルゲートホーンの短軸
面のパターンである。第3図(a)及び(b)に示すパ
ターンでは10dBビーム幅が第6図(a)及び(b)に示
すパターンにおけるよりも良く一致していることが明ら
かである。
(発明の効果) 以上に説明したように、本発明のコルゲートホーンで
は開口部付近の溝の深さをλ/4よりも深くすることによ
り、E面とH面のビーム幅を従来のものよりも広帯域に
渡り一致させることができる。
は開口部付近の溝の深さをλ/4よりも深くすることによ
り、E面とH面のビーム幅を従来のものよりも広帯域に
渡り一致させることができる。
第1図は本発明の一実施例である楕円コルゲートホーン
の斜視図、第2図は第1図実施例の正面図、第3図は第
1図実施例の実測放射パターンを示す図であり、同図
(a)は12GHz、同図(b)は14GHzにおける放射パター
ンをそれぞれ示す図である。また、第4図は従来の楕円
コルゲートホーンの斜視図、第5図は第4図の楕円コル
ゲートホーンの正面図、第6図は第4図に示した従来の
楕円コルゲートホーンの実測放射パターンを示す図であ
り、同図(a)は12GHz、同図(b)は14GHzにおける放
射パターンをそれぞれ示す図である。 1……楕円コルゲートホーン、11……歯先、12……溝、
13……給電導波管、2……楕円コルゲートホーン、21…
…歯先、22……溝、23……給電導波管。
の斜視図、第2図は第1図実施例の正面図、第3図は第
1図実施例の実測放射パターンを示す図であり、同図
(a)は12GHz、同図(b)は14GHzにおける放射パター
ンをそれぞれ示す図である。また、第4図は従来の楕円
コルゲートホーンの斜視図、第5図は第4図の楕円コル
ゲートホーンの正面図、第6図は第4図に示した従来の
楕円コルゲートホーンの実測放射パターンを示す図であ
り、同図(a)は12GHz、同図(b)は14GHzにおける放
射パターンをそれぞれ示す図である。 1……楕円コルゲートホーン、11……歯先、12……溝、
13……給電導波管、2……楕円コルゲートホーン、21…
…歯先、22……溝、23……給電導波管。
Claims (1)
- 【請求項1】喉元の溝の深さがλ/2(λ:自由空間波
長)で、開口に近づくにつれ徐々に溝の深さがλ/4にな
るコルゲートホーンにおいて、開口付近の数箇所の溝の
深さがフレアー中間部の溝の深さよりも深いことを特徴
とするコルゲートホーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1079864A JP2556130B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | コルゲートホーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1079864A JP2556130B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | コルゲートホーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02260703A JPH02260703A (ja) | 1990-10-23 |
JP2556130B2 true JP2556130B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=13702070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1079864A Expired - Lifetime JP2556130B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | コルゲートホーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556130B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56165403A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-19 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | Corrugated pyramidal horn antenna |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1079864A patent/JP2556130B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02260703A (ja) | 1990-10-23 |
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