JP2541360Y2 - 引出し - Google Patents
引出しInfo
- Publication number
- JP2541360Y2 JP2541360Y2 JP1993072330U JP7233093U JP2541360Y2 JP 2541360 Y2 JP2541360 Y2 JP 2541360Y2 JP 1993072330 U JP1993072330 U JP 1993072330U JP 7233093 U JP7233093 U JP 7233093U JP 2541360 Y2 JP2541360 Y2 JP 2541360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- rail
- fixing pin
- cam body
- web
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B88/00—Drawers for tables, cabinets or like furniture; Guides for drawers
- A47B88/40—Sliding drawers; Slides or guides therefor
- A47B88/423—Fastening devices for slides or guides
- A47B88/427—Fastening devices for slides or guides at drawer side
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B88/00—Drawers for tables, cabinets or like furniture; Guides for drawers
- A47B88/40—Sliding drawers; Slides or guides therefor
- A47B88/423—Fastening devices for slides or guides
- A47B88/427—Fastening devices for slides or guides at drawer side
- A47B2088/4276—Fastening devices for slides or guides at drawer side at drawer front via latch means or locking lever
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B2210/00—General construction of drawers, guides and guide devices
- A47B2210/0002—Guide construction for drawers
- A47B2210/0029—Guide bearing means
- A47B2210/0037—Rollers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B2210/00—General construction of drawers, guides and guide devices
- A47B2210/0002—Guide construction for drawers
- A47B2210/0051—Guide position
- A47B2210/0056—Guide located at the bottom of the drawer
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、2つの引出し側板を有
しており、該引出し側板に引出しガイド装置のそれぞれ
1つの引出しレールが解離可能に固定されており、さら
に、それぞれの引出しレールは、その後方の端部にフッ
ク又は類似のものを有しており、このフックによって引
出しレールが引出しに懸架可能であり、かつ引出しレー
ルに係止部材が設けられており、該係止部材が引出しレ
ールを引出し側板に引出しガイド装置の移動方向で固定
しており、さらに、2つの鉛直ウェブと1つの下方の水
平ウェブと1つの上方の水平ウェブとを有している引出
しレールに、水平な軸線を中心にして回転可能なカム体
が組み込まれており、このカム体上に引出しが載るよう
になっている形式の引出しに関する。
しており、該引出し側板に引出しガイド装置のそれぞれ
1つの引出しレールが解離可能に固定されており、さら
に、それぞれの引出しレールは、その後方の端部にフッ
ク又は類似のものを有しており、このフックによって引
出しレールが引出しに懸架可能であり、かつ引出しレー
ルに係止部材が設けられており、該係止部材が引出しレ
ールを引出し側板に引出しガイド装置の移動方向で固定
しており、さらに、2つの鉛直ウェブと1つの下方の水
平ウェブと1つの上方の水平ウェブとを有している引出
しレールに、水平な軸線を中心にして回転可能なカム体
が組み込まれており、このカム体上に引出しが載るよう
になっている形式の引出しに関する。
【0002】特に本考案は、引出しレールと支持レール
とが分離不能な引出しガイド装置を有する引出しに関す
る。家具に組み立てる場合、引出しは、支持レールを介
して家具本体に固定されている引出しレール上に置かれ
てこれに固定される。
とが分離不能な引出しガイド装置を有する引出しに関す
る。家具に組み立てる場合、引出しは、支持レールを介
して家具本体に固定されている引出しレール上に置かれ
てこれに固定される。
【0003】
【従来の技術】従来の技術によれば、走行ローラがレー
ルの一方に直接固定されるのではなく、唯1つの走行車
内に設けられている2種類の引出しガイド装置が公知で
ある。これら公知の引出しガイド装置のうち最も知られ
ているのは、所謂、ボール転動式引出しであり、この場
合、レール間の負荷伝達は、ボールケージとして構成さ
れた走行車内に保持されているスチールボールを介して
行われる。
ルの一方に直接固定されるのではなく、唯1つの走行車
内に設けられている2種類の引出しガイド装置が公知で
ある。これら公知の引出しガイド装置のうち最も知られ
ているのは、所謂、ボール転動式引出しであり、この場
合、レール間の負荷伝達は、ボールケージとして構成さ
れた走行車内に保持されているスチールボールを介して
行われる。
【0004】別の形式の引出しガイド装置は、近年来初
めて市場に出回っており、かつ円筒状の複数の走行ロー
ラを有しており、しかも普通の形式で直接レールに支承
されているのと同じ形式で走行ローラを有している。こ
れらの走行ローラは、ボールと同様に走行車内に保持さ
れている。走行車自体は、力を伝達しない。引出しを引
出しレールから取り外すことができ、続いて再び懸架す
ることができ、従って引出しの掃除が簡単である。
めて市場に出回っており、かつ円筒状の複数の走行ロー
ラを有しており、しかも普通の形式で直接レールに支承
されているのと同じ形式で走行ローラを有している。こ
れらの走行ローラは、ボールと同様に走行車内に保持さ
れている。走行車自体は、力を伝達しない。引出しを引
出しレールから取り外すことができ、続いて再び懸架す
ることができ、従って引出しの掃除が簡単である。
【0005】このための例が、オーストリア共和国特許
第384535号明細書及びドイツ連邦共和国実用新案
登録第8903714号明細書に示されている。ドイツ
連邦共和国実用新案登録第8228143号明細書は、
高さ調節装置を有する引出しガイド装置を示す。
第384535号明細書及びドイツ連邦共和国実用新案
登録第8903714号明細書に示されている。ドイツ
連邦共和国実用新案登録第8228143号明細書は、
高さ調節装置を有する引出しガイド装置を示す。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、水平
方向の接ぎ目の幅の修正が可能であり、この場合、それ
にも拘らず引出しの不都合な取外しに対する安全性が得
られるような冒頭で述べた形式の引出しを提供すること
である。
方向の接ぎ目の幅の修正が可能であり、この場合、それ
にも拘らず引出しの不都合な取外しに対する安全性が得
られるような冒頭で述べた形式の引出しを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに講じた本考案の手段は、カム体が引出しレールの上
方の水平ウェブの切欠き部内に支承されており、かつ引
出し底がカム体上に載っており、さらに係止部材が鉛直
方向に向いておりかつ下方から引出し側板における切欠
き部内に突入しており、さらにカム体の回転軸に対して
平行に向かう固定ピンが設けられており、該固定ピン
は、引出しレールの両方の鉛直ウェブに支承されてい
て、かつ引出しレールの引出し方向に対して横方向に移
動可能であり、かつ引出し側板における周面を閉じられ
た側方の切欠き部内に遊びを有して突入するようになっ
ており、この場合、この遊びが少なくとも、カム体の調
節高さにほぼ相応していることにある。
めに講じた本考案の手段は、カム体が引出しレールの上
方の水平ウェブの切欠き部内に支承されており、かつ引
出し底がカム体上に載っており、さらに係止部材が鉛直
方向に向いておりかつ下方から引出し側板における切欠
き部内に突入しており、さらにカム体の回転軸に対して
平行に向かう固定ピンが設けられており、該固定ピン
は、引出しレールの両方の鉛直ウェブに支承されてい
て、かつ引出しレールの引出し方向に対して横方向に移
動可能であり、かつ引出し側板における周面を閉じられ
た側方の切欠き部内に遊びを有して突入するようになっ
ており、この場合、この遊びが少なくとも、カム体の調
節高さにほぼ相応していることにある。
【0008】本考案による引出しガイドによって、引出
しを真っ直に向けるために、あるいは家具本体内に互い
に上下に配置された引出しの間の接ぎ目を補償するため
に、引出しの高さを修正することが簡単に可能になる。
固定ピンと係止部材との構成状の分離によって、引出し
の懸架が簡単になる。それにも拘らず、引出しの引出し
レールからの不都合な取外しが防止されている。
しを真っ直に向けるために、あるいは家具本体内に互い
に上下に配置された引出しの間の接ぎ目を補償するため
に、引出しの高さを修正することが簡単に可能になる。
固定ピンと係止部材との構成状の分離によって、引出し
の懸架が簡単になる。それにも拘らず、引出しの引出し
レールからの不都合な取外しが防止されている。
【0009】高さ調節装置及び安全装置の特にコンパク
トな配置は、有利な構成により、固定ピンがカム体の回
転軸内に位置していることによって得られる。
トな配置は、有利な構成により、固定ピンがカム体の回
転軸内に位置していることによって得られる。
【0010】有利には、係止部材は、引出しレールの鉛
直ウェブに一体成形された環によって形成される。この
ことは、レールの特に安価な製造を可能にする。さら
に、引出しレールを示す材料品において、運搬のために
既に僅かな部品の節約が行われることに気付く。
直ウェブに一体成形された環によって形成される。この
ことは、レールの特に安価な製造を可能にする。さら
に、引出しレールを示す材料品において、運搬のために
既に僅かな部品の節約が行われることに気付く。
【0011】本考案の別の構成では、固定ピンが、引出
し側板に向かう方向で前方の係止フックと後方の係止フ
ックとを有しており、これらの係止フックが、引出しレ
ールの鉛直ウェブに交互に係合するようになっており、
さらに、前方の係止フックに対向して突起が、予定破断
個所を有して固定ピンに形成されており、該突起が係止
フックと一緒に引出しレールの鉛直ウェブを掴んでい
る。
し側板に向かう方向で前方の係止フックと後方の係止フ
ックとを有しており、これらの係止フックが、引出しレ
ールの鉛直ウェブに交互に係合するようになっており、
さらに、前方の係止フックに対向して突起が、予定破断
個所を有して固定ピンに形成されており、該突起が係止
フックと一緒に引出しレールの鉛直ウェブを掴んでい
る。
【0012】引出しを錠止する前には、固定ピンはその
後方の位置にある。前方の係止フックは、引出しレール
の、引出しから遠い鉛直ウェブの内側に当接しており、
かつ突起は引出しレールの鉛直ウェブの外側に設けられ
ている。このことによって、固定ピンは引出しレール内
に錠止されており、従って搬送時に紛失することはな
い。引出しを固定するために、即ち、引出しが引出しレ
ール上に置かれる場合に、固定ピンは引出し側板内に押
し込まれ、この場合、突起は予定破断個所において折れ
て、固定ピンの移動を可能にする。押し込まれた位置
で、後方の係止フックは切り込みによって引出しレール
の、前に前方の係止フックが係止しているのと同じ鉛直
ウェブに係合する。これによって、固定ピンは錠止位置
に保持されている。係止フックの操作は、係止フックに
構成されたグリップ部材によって簡単にされる。
後方の位置にある。前方の係止フックは、引出しレール
の、引出しから遠い鉛直ウェブの内側に当接しており、
かつ突起は引出しレールの鉛直ウェブの外側に設けられ
ている。このことによって、固定ピンは引出しレール内
に錠止されており、従って搬送時に紛失することはな
い。引出しを固定するために、即ち、引出しが引出しレ
ール上に置かれる場合に、固定ピンは引出し側板内に押
し込まれ、この場合、突起は予定破断個所において折れ
て、固定ピンの移動を可能にする。押し込まれた位置
で、後方の係止フックは切り込みによって引出しレール
の、前に前方の係止フックが係止しているのと同じ鉛直
ウェブに係合する。これによって、固定ピンは錠止位置
に保持されている。係止フックの操作は、係止フックに
構成されたグリップ部材によって簡単にされる。
【0013】
【実施例】以下に、本考案の2つの実施例を添付の図面
を用いて説明する。引出しは、普通の形式で、両方の引
出し側板2と、引出し背板18と、引出し底3と、前面
板とから成っている。
を用いて説明する。引出しは、普通の形式で、両方の引
出し側板2と、引出し背板18と、引出し底3と、前面
板とから成っている。
【0014】引出し側板2は、有利には木材、例えばパ
ーティクルボードから製造されており、しかし同様に、
プラスチックから製造することもできる。それぞれの引
出し側板2は、引出しの引出し底3を越えて下方へ突出
する区分13を有している。
ーティクルボードから製造されており、しかし同様に、
プラスチックから製造することもできる。それぞれの引
出し側板2は、引出しの引出し底3を越えて下方へ突出
する区分13を有している。
【0015】それぞれの引出しレール6は、1つの上方
の水平ウェブ及び1つの下方の水平ウェブ6′と、2つ
の鉛直ウェブ6″とを有している。背面では、それぞれ
の引出しレール6がフック16を備えており、該フック
は、組立て時に引出し背板18あるいは引出し側板2の
開口17内に直接係合する。
の水平ウェブ及び1つの下方の水平ウェブ6′と、2つ
の鉛直ウェブ6″とを有している。背面では、それぞれ
の引出しレール6がフック16を備えており、該フック
は、組立て時に引出し背板18あるいは引出し側板2の
開口17内に直接係合する。
【0016】それぞれの引出しレール6は、引出し底3
と引出し側板2との間の角隅に、しかも引出し底3の下
側に正確に設けられている。引出しの下側には、円筒状
の鉛直方向の切欠き部12が設けられている。引出しが
引出しレール6に組み込まれた場合、同じ高さに、それ
ぞれの引出しレール6に形成された係止部材9が設けら
れている。係止部材9は、実施例において引出しレール
6の鉛直ウェブ6″の舌片によって形成される。円筒状
の切欠き部12は、側方及び下方に開いている。引出し
を固定するために、引出しは引出しレール6上に載せら
れて後方へ押し込まれる。引出しが引出しレール6に関
して正しい位置にあると、引出しは自動的に係止する。
と引出し側板2との間の角隅に、しかも引出し底3の下
側に正確に設けられている。引出しの下側には、円筒状
の鉛直方向の切欠き部12が設けられている。引出しが
引出しレール6に組み込まれた場合、同じ高さに、それ
ぞれの引出しレール6に形成された係止部材9が設けら
れている。係止部材9は、実施例において引出しレール
6の鉛直ウェブ6″の舌片によって形成される。円筒状
の切欠き部12は、側方及び下方に開いている。引出し
を固定するために、引出しは引出しレール6上に載せら
れて後方へ押し込まれる。引出しが引出しレール6に関
して正しい位置にあると、引出しは自動的に係止する。
【0017】引出しレール6には、切欠き部12及び係
止部材9の近くにカム体1が支承されている。カム体1
は、引出しレール6の上方の水平ウェブ6′における切
欠き部4内に設けられており、かつ引出しレール6の幅
全体にわたってほぼ延びている。
止部材9の近くにカム体1が支承されている。カム体1
は、引出しレール6の上方の水平ウェブ6′における切
欠き部4内に設けられており、かつ引出しレール6の幅
全体にわたってほぼ延びている。
【0018】引出しは、引出し底3によって直接、カム
体1上に載る。カム体1は、その最下位置では引出しレ
ール6の上方の水平ウェブ6′と面一になるように引き
込まれる。
体1上に載る。カム体1は、その最下位置では引出しレ
ール6の上方の水平ウェブ6′と面一になるように引き
込まれる。
【0019】カム体1はグリップ部材15を介して回転
可能である。グリップ部材15は引出しレール6の内側
の鉛直ウェブ6″のそばに設けられている。カム体1の
回転によって、引出し底3ひいては引出しは、上昇又は
下降することができる。
可能である。グリップ部材15は引出しレール6の内側
の鉛直ウェブ6″のそばに設けられている。カム体1の
回転によって、引出し底3ひいては引出しは、上昇又は
下降することができる。
【0020】それぞれの引出し側板2には、鉛直方向の
切欠き部12のそばに環状に閉じられた水平方向の切欠
き部19が設けられており、該切欠き部19は側方及び
引出しレール6に向かう方向でのみ開いている。引出し
レール6には、両方の鉛直ウェブ6″に固定ピン20が
支承されており、該固定ピンは引出し側板2に対して垂
直方向に移動可能である。引出しが所定の係止位置にあ
ると、即ちフック16が開口17に係止しかつ係止部材
9が切欠き部12に係止すると、固定ピン20は切欠き
部19内に差し込まれることができる。切欠き部19の
直径は、固定ピン20の前方端部の直径より大きく、し
かも直径差は少なくとも、カム体1の調節高さにほぼ相
応する。このことによって、引出しの接ぎ目は固定ピン
20が係止される際に調節されることができ、この場
合、それにも拘らず引出しは不都合な取り外しに対して
防止されている。
切欠き部12のそばに環状に閉じられた水平方向の切欠
き部19が設けられており、該切欠き部19は側方及び
引出しレール6に向かう方向でのみ開いている。引出し
レール6には、両方の鉛直ウェブ6″に固定ピン20が
支承されており、該固定ピンは引出し側板2に対して垂
直方向に移動可能である。引出しが所定の係止位置にあ
ると、即ちフック16が開口17に係止しかつ係止部材
9が切欠き部12に係止すると、固定ピン20は切欠き
部19内に差し込まれることができる。切欠き部19の
直径は、固定ピン20の前方端部の直径より大きく、し
かも直径差は少なくとも、カム体1の調節高さにほぼ相
応する。このことによって、引出しの接ぎ目は固定ピン
20が係止される際に調節されることができ、この場
合、それにも拘らず引出しは不都合な取り外しに対して
防止されている。
【0021】図3及び図4による実施例では、固定ピン
20はカム体1の後方で引出しレール6に設けられてい
る。図5〜図7の実施例では、固定ピン20はカム体1
の回転軸に直接設けられている。固定ピン20の作用は
同じである。
20はカム体1の後方で引出しレール6に設けられてい
る。図5〜図7の実施例では、固定ピン20はカム体1
の回転軸に直接設けられている。固定ピン20の作用は
同じである。
【0022】図8及び図9及び図10は、特に図3によ
る引出しレールに取り付けることができる固定ピン20
の実施例を示す。
る引出しレールに取り付けることができる固定ピン20
の実施例を示す。
【0023】固定ピン20は前方の係止フック21と後
方の係止フック22とを有しており、この場合、このこ
とは、係止フック21,22を固定ピンの両側面におい
て対称的に構成することによって可能である。
方の係止フック22とを有しており、この場合、このこ
とは、係止フック21,22を固定ピンの両側面におい
て対称的に構成することによって可能である。
【0024】係止フック21に対向して、予定破断個所
24を介して固定ピン20と結合されている突起23が
設けられている。引出しを錠止する前に、固定ピン20
は、図9に示された位置にある。前方の係止フック21
は、引出しレール6の、引出しから遠い鉛直ウェブ6′
の内側に当接しており、かつ突起23は鉛直ウェブ6″
の外側に設けられている。このことによって、固定ピン
20は引出しレール6に錠止されており、かつ例えば搬
送時に紛失することがない。
24を介して固定ピン20と結合されている突起23が
設けられている。引出しを錠止する前に、固定ピン20
は、図9に示された位置にある。前方の係止フック21
は、引出しレール6の、引出しから遠い鉛直ウェブ6′
の内側に当接しており、かつ突起23は鉛直ウェブ6″
の外側に設けられている。このことによって、固定ピン
20は引出しレール6に錠止されており、かつ例えば搬
送時に紛失することがない。
【0025】引出しの固定のために、即ち、引出しを引
出しレール6上に置く場合、かつ係止部材9を切欠き部
12内に係止する場合、固定ピン20を引出し側板2内
に押し込むことができ、この場合、突起23が予定破断
個所24において折れて、固定ピン20の移動が可能で
ある。
出しレール6上に置く場合、かつ係止部材9を切欠き部
12内に係止する場合、固定ピン20を引出し側板2内
に押し込むことができ、この場合、突起23が予定破断
個所24において折れて、固定ピン20の移動が可能で
ある。
【0026】押し込まれた位置で、後方の係止フック2
2が切り込み25によって引出しレールの同じ鉛直ウェ
ブ6″に係止し、これによって固定ピン20は錠止位置
に保持されている。
2が切り込み25によって引出しレールの同じ鉛直ウェ
ブ6″に係止し、これによって固定ピン20は錠止位置
に保持されている。
【0027】固定ピン20の解離、ひいては引出しの引
出しレール6からの取外しを可能にするために、係止フ
ック22がグリップ部材26を備えており、該グリップ
部材によって係止フックは内方へ押圧可能であり、この
ことによって、引出しレール6の鉛直ウェブ6″は切り
込み25から外されていて、かつ固定ピン20は解放さ
れている。
出しレール6からの取外しを可能にするために、係止フ
ック22がグリップ部材26を備えており、該グリップ
部材によって係止フックは内方へ押圧可能であり、この
ことによって、引出しレール6の鉛直ウェブ6″は切り
込み25から外されていて、かつ固定ピン20は解放さ
れている。
【0028】
【考案の効果】本考案による引出しガイドによって、引
出しを真っ直に向けるために、あるいは家具本体内に互
いに上下に配置された引出しの間の接ぎ目を補償するた
めに、引出しの高さを修正することが簡単に可能にな
る。固定ピンと係止部材との構成状の分離によって、引
出しの懸架が簡単になる。それにも拘らず、引出しの引
出しレールからの不都合な取外しが防止されている。
出しを真っ直に向けるために、あるいは家具本体内に互
いに上下に配置された引出しの間の接ぎ目を補償するた
めに、引出しの高さを修正することが簡単に可能にな
る。固定ピンと係止部材との構成状の分離によって、引
出しの懸架が簡単になる。それにも拘らず、引出しの引
出しレールからの不都合な取外しが防止されている。
【0029】高さ調節装置及び安全装置の特にコンパク
トな配置は、有利な構成により、固定ピンがカム体の回
転軸内に位置していることによって得られる。また、係
止部材は、引出しレールの鉛直ウェブに一体成形された
環によって形成されことにより、レールの特に安価な製
造を可能にする。さらに、引出しレールを示す材料品に
おいて、運搬のために既に僅かな部品の節約が行われ
る。
トな配置は、有利な構成により、固定ピンがカム体の回
転軸内に位置していることによって得られる。また、係
止部材は、引出しレールの鉛直ウェブに一体成形された
環によって形成されことにより、レールの特に安価な製
造を可能にする。さらに、引出しレールを示す材料品に
おいて、運搬のために既に僅かな部品の節約が行われ
る。
【図1】引出しを引出しレールに固定する前の引出しの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】引出しを引出しレールに固定する際の引出しの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図3】引出しレールの前方端部の斜視図である。
【図4】引出しレール及び引出しの一部分の正面図であ
る。
る。
【図5】本考案の別の実施例による引出しレールの前方
端部の斜視図である。
端部の斜視図である。
【図6】図5による引出しレールの端面図である。
【図7】係止された固定ピンを有する、図6と同じ端面
図である。
図である。
【図8】図3による実施例における固定ピンの実施例の
斜視図である。
斜視図である。
【図9】係止されない固定ピン、即ち固定されない引出
しレールを有する、固定ピンの領域における引出し側板
と引出しレールとの水平断面図である。
しレールを有する、固定ピンの領域における引出し側板
と引出しレールとの水平断面図である。
【図10】固定ピンが係止された、即ち引出しレールが
固定された際の、引出し側板及び引出しレールの水平断
面図である。
固定された際の、引出し側板及び引出しレールの水平断
面図である。
1 カム体、 2 引出し側板、 3 引出し底、 4 切欠き部、 6 引出しレール、 6′ 水平ウェブ、 6″ 鉛直ウェブ、 9 係止部材、 12 切欠き部、 13 区分、 15 グリップ部材、 16 フック、 17 開口、 18 引出し背板、 19 切欠き部、 20 固定ピン、 21 係止フック、 22 係止フック、 23 突起、 25 切り込み、 26 グリップ部材
Claims (7)
- 【請求項1】 2つの引出し側板を有しており、該引出
し側板に引出しガイド装置のそれぞれ1つの引出しレー
ルが解離可能に固定されており、さらに、それぞれの引
出しレールは、その後方の端部にフック又は類似のもの
を有しており、このフックによって引出しレールが引出
しに懸架可能であり、かつ引出しレールに係止部材が設
けられており、該係止部材が引出しレールを引出し側板
に引出しガイド装置の移動方向で固定しており、さら
に、2つの鉛直ウェブと1つの下方の水平ウェブと1つ
の上方の水平ウェブとを有している引出しレールに、水
平な軸線を中心にして回転可能なカム体が組み込まれて
おり、このカム体上に引出しが載るようになっている形
式の引出しにおいて、前記カム体(1)が引出しレール
(6)の上方の水平ウェブ(6′)の切欠き部(4)内
に支承されており、かつ引出し底(3)がカム体(1)
上に載っており、さらに係止部材(9)が鉛直方向に向
いておりかつ下方から引出し側板における切欠き部内に
突入しており、さらにカム体(1)の回転軸に対して平
行に向かう固定ピン(20)が設けられており、該固定
ピンは、引出しレール(6)の両方の鉛直ウェブ
(6″)に支承されていて、かつ引出しレール(6)の
引出し方向に対して横方向に移動可能であり、かつ引出
し側板(2)における周面を閉じられた側方の切欠き部
(19)内に遊びを有して突入するようになっており、
この場合、この遊びが少なくとも、カム体(1)の調節
高さにほぼ相応していることを特徴とする引出し。 - 【請求項2】 固定ピン(20)がカム体(1)の回転
軸内に位置していることを特徴とする請求項1記載の引
出し。 - 【請求項3】 係止部材(9)が、引出しレール(6)
の鉛直ウェブ(6″)に一体成形された環によって形成
されるようになっていることを特徴とする請求項1又は
2記載の引出し。 - 【請求項4】 固定ピン(20)が、引出し側板に向か
う方向で前方の係止フック(21)と後方の係止フック
(22)とを有しており、これらの係止フックが、引出
しレールの鉛直ウェブ(6″)に交互に係合するように
なっていることを特徴とする請求項1記載の引出し。 - 【請求項5】 前方の係止フック(21)に対向して突
起(23)が、予定破断個所(24)を有して固定ピン
(20)に形成されており、該突起が係止フック(2
1)と一緒に引出しレール(6)の鉛直ウェブ(6″)
を掴んでいることを特徴とする請求項4記載の引出し。 - 【請求項6】 後方の係止フック(22)にグリップ部
材(26)が形成されていることを特徴とする請求項4
記載の引出し。 - 【請求項7】 後方の係止フック(22)に切り込み
(25)が形成されており、該切り込みに、引出しレー
ルの鉛直ウェブ(6″)が係止するようになっているこ
とを特徴とする請求項6記載の引出し。
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