JPH072679Y2 - 杭打機のサイドステップ - Google Patents
杭打機のサイドステップInfo
- Publication number
- JPH072679Y2 JPH072679Y2 JP6140390U JP6140390U JPH072679Y2 JP H072679 Y2 JPH072679 Y2 JP H072679Y2 JP 6140390 U JP6140390 U JP 6140390U JP 6140390 U JP6140390 U JP 6140390U JP H072679 Y2 JPH072679 Y2 JP H072679Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base machine
- side step
- machine
- pile driver
- base
- Prior art date
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は杭打機のサイドステップに関し、詳しくは、ク
ローラ等の下部走行体とベースマシンとを分離して輸送
する杭打機のベースマシンに設けられるサイドステップ
に関する。
ローラ等の下部走行体とベースマシンとを分離して輸送
する杭打機のベースマシンに設けられるサイドステップ
に関する。
〔従来の技術〕 杭打機においては、使用する機器の大型化に伴い、ベー
スマシンも可能な限り大型に形成することが望ましい
が、ベースマシンの幅寸法は、該ベースマシンをトレー
ラ等に搭載して輸送する際の輸送制限により規制されて
いる。このため、従来は、ベースマシンの側方下部に設
けられる乗降用のステップを折畳み可能とし、可能な限
りベースマシンの幅寸法を拡大するようにしていた。
スマシンも可能な限り大型に形成することが望ましい
が、ベースマシンの幅寸法は、該ベースマシンをトレー
ラ等に搭載して輸送する際の輸送制限により規制されて
いる。このため、従来は、ベースマシンの側方下部に設
けられる乗降用のステップを折畳み可能とし、可能な限
りベースマシンの幅寸法を拡大するようにしていた。
しかしながら従来の折畳み式のステップは、折畳んだ際
にも該ステップの基部軸着部の厚さ分だけ側方に突出す
るため、ベースマシン幅寸法を小さくする原因になって
いた。例えばステップの厚さを50mmとすれば、ベースマ
シン両側で100mmとなり、ベースマシン幅寸法が100mmと
られることになる。
にも該ステップの基部軸着部の厚さ分だけ側方に突出す
るため、ベースマシン幅寸法を小さくする原因になって
いた。例えばステップの厚さを50mmとすれば、ベースマ
シン両側で100mmとなり、ベースマシン幅寸法が100mmと
られることになる。
そこで本考案は、非使用時のステップをベースマシン側
面より内方に格納可能とし、杭打機のベースマシン幅寸
法を輸送制限一杯まで拡大可能なサイドステップを提供
することを目的としている。
面より内方に格納可能とし、杭打機のベースマシン幅寸
法を輸送制限一杯まで拡大可能なサイドステップを提供
することを目的としている。
上記した目的を達成するため、本考案の杭打機のサイド
ステップは、ベースマシンのフロアフレーム下部にベー
スマシン幅方向のガイドレールを設けるとともに、該ガ
イドレールに、サイドステップをベースマシン側方に引
出し可能かつベースマシン側面より内方に格納可能に設
けたことを特徴としている。
ステップは、ベースマシンのフロアフレーム下部にベー
スマシン幅方向のガイドレールを設けるとともに、該ガ
イドレールに、サイドステップをベースマシン側方に引
出し可能かつベースマシン側面より内方に格納可能に設
けたことを特徴としている。
上記サイドステップは、運転台への乗降時等にはベース
マシンの側面より引出させた状態で用いられ、ベースマ
シンの輸送時にはベースマシンの側面より内側に格納さ
れる。従って輸送時にはサイドステップがベースマシン
側面より突出しないので、ベースマシン幅寸法を輸送制
限一杯まで拡大できる。
マシンの側面より引出させた状態で用いられ、ベースマ
シンの輸送時にはベースマシンの側面より内側に格納さ
れる。従って輸送時にはサイドステップがベースマシン
側面より突出しないので、ベースマシン幅寸法を輸送制
限一杯まで拡大できる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
杭打機1は、クローラ式走行体2の上部に、運転台3を
備えたベースマシン4を旋回可能に載置し、該ベースマ
シン4の前部にリーダ5を設けたものである。この大型
杭打機1の輸送は、ベースマシン4からクローラ式走行
体2を分離するとともに、ベースマシン4の前後に設け
られたアウトリガー6,6を収納,折畳みもしくは分離
し、さらにリーダ5を寝かせた状態もしくは分離した状
態として行われる。
備えたベースマシン4を旋回可能に載置し、該ベースマ
シン4の前部にリーダ5を設けたものである。この大型
杭打機1の輸送は、ベースマシン4からクローラ式走行
体2を分離するとともに、ベースマシン4の前後に設け
られたアウトリガー6,6を収納,折畳みもしくは分離
し、さらにリーダ5を寝かせた状態もしくは分離した状
態として行われる。
そしてベースマシン4の側面下部に設けられる乗降用及
びベースマシン4の上部機器点検用としてのサイドステ
ップ7は、ベースマシン前後方向に4つに分離され、そ
れぞれベースマシン側方に引出し可能かつベースマシン
側面より内方に格納可能に設けられている。
びベースマシン4の上部機器点検用としてのサイドステ
ップ7は、ベースマシン前後方向に4つに分離され、そ
れぞれベースマシン側方に引出し可能かつベースマシン
側面より内方に格納可能に設けられている。
即ち、第2図乃至第5図に詳細に示すように、各サイド
ステップ7は、ベースマシン4のフロアフレーム4a下面
に設けられた複数組のガイドレール8により移動可能に
支持されて引出し及び格納が可能に設けられている。
ステップ7は、ベースマシン4のフロアフレーム4a下面
に設けられた複数組のガイドレール8により移動可能に
支持されて引出し及び格納が可能に設けられている。
上部ガイドレール8は、側方が開口したチャンネル状ま
たはH型に形成されており、それぞれの開口部を対向さ
せた状態で、その両端部上面に形成した取付部9,9によ
りベースマシン4の下面に固着されている。また、ガイ
ドレール8の下面には、サイドステップ7の引出し位置
及び格納位置を規制するとともに、サイドステップ7を
両位置に固定する固定ピン係合用のピン孔10を備えたス
トッパー11が所定の間隔で設けられている。
たはH型に形成されており、それぞれの開口部を対向さ
せた状態で、その両端部上面に形成した取付部9,9によ
りベースマシン4の下面に固着されている。また、ガイ
ドレール8の下面には、サイドステップ7の引出し位置
及び格納位置を規制するとともに、サイドステップ7を
両位置に固定する固定ピン係合用のピン孔10を備えたス
トッパー11が所定の間隔で設けられている。
一方のサイドステップ7には、その両側(ベースマシン
前後方向両側)に、それぞれ前記ガイドレール8に係合
する一対のローラー12,12及びガイドローラー13と、前
記ストッパー11に当接する突片14と、前記ピン孔10に係
合する固定ピン15とが設けられている。この固定ピン15
は、前記突片14及び支持片16に挿通されてガイドされる
とともに、ロッド17及び回転プレート18を介してサイド
ステップ下方のレバー19に連結されており、回転プレー
ト18に設けられたスプリング20により、常時ピン孔10に
係合する方向に付勢されている。
前後方向両側)に、それぞれ前記ガイドレール8に係合
する一対のローラー12,12及びガイドローラー13と、前
記ストッパー11に当接する突片14と、前記ピン孔10に係
合する固定ピン15とが設けられている。この固定ピン15
は、前記突片14及び支持片16に挿通されてガイドされる
とともに、ロッド17及び回転プレート18を介してサイド
ステップ下方のレバー19に連結されており、回転プレー
ト18に設けられたスプリング20により、常時ピン孔10に
係合する方向に付勢されている。
また、前記ストッパー11には、上部固定ピン15をピン孔
10に案内するための斜面11aが設けられており、サイド
ステップ7の移動端で固定ピン15をピン孔10に自動的に
係合させるように形成されている。
10に案内するための斜面11aが設けられており、サイド
ステップ7の移動端で固定ピン15をピン孔10に自動的に
係合させるように形成されている。
使用時にサイドステップ7をベースマシン4の側方に引
出す際には、前記レバー19を手前に引いて前記固定ピン
15の係合を解くことにより、サイドステップ7を手前に
移動させることができる。そしてサイドステップ7を少
し手前に引出した後に、レバー19を離した状態でサイド
ステップ7をさらに引出すと、前記固定ピン15が引出し
側のピン孔10に係合してサイドステップ7が引出された
状態で固定される。
出す際には、前記レバー19を手前に引いて前記固定ピン
15の係合を解くことにより、サイドステップ7を手前に
移動させることができる。そしてサイドステップ7を少
し手前に引出した後に、レバー19を離した状態でサイド
ステップ7をさらに引出すと、前記固定ピン15が引出し
側のピン孔10に係合してサイドステップ7が引出された
状態で固定される。
また、サイドステップ7を格納する際には、レバー19を
手前に引いて前記固定ピン15の係合を解き、サイドステ
ップ7を押込むことにより、格納位置で前記固定ピン15
が格納側のピン孔10に係合し、サイドステップ7が格納
状態に固定され、引出し側端部が少なくともベースマシ
ン4の側面と面一になるように保持される。
手前に引いて前記固定ピン15の係合を解き、サイドステ
ップ7を押込むことにより、格納位置で前記固定ピン15
が格納側のピン孔10に係合し、サイドステップ7が格納
状態に固定され、引出し側端部が少なくともベースマシ
ン4の側面と面一になるように保持される。
このようにサイドステップ7をベースマシン4の下部に
格納するように形成することにより、ベースマシーン4
のフロアフレーム4aより上方を輸送制限一杯の幅で形成
することができ、各種機器の設置スペースとして有効に
利用することが可能となる。
格納するように形成することにより、ベースマシーン4
のフロアフレーム4aより上方を輸送制限一杯の幅で形成
することができ、各種機器の設置スペースとして有効に
利用することが可能となる。
さらに本実施例に示すサイドステップ7は、その引出し
側の端部に、リーダ5のバックステー用シリンダー5aに
接続されるホースを載置するホース受7aを一体に形成し
ているため、使用時のホースの処理を容易に行うことが
できる。
側の端部に、リーダ5のバックステー用シリンダー5aに
接続されるホースを載置するホース受7aを一体に形成し
ているため、使用時のホースの処理を容易に行うことが
できる。
尚、サイドステップやガイドレールの形状については本
実施例のものに限らず、例えば分割することなくベース
マシーン全長に亙って一つの部材で形成してもよい。ま
た固定手段等も適宜最適な構造のものを採用することが
可能である。
実施例のものに限らず、例えば分割することなくベース
マシーン全長に亙って一つの部材で形成してもよい。ま
た固定手段等も適宜最適な構造のものを採用することが
可能である。
以上説明したように、本考案の杭打機のサイドステップ
は、ベースマシンのフロアフレーム下部に設けたガイド
レールに、サイドステップを引出し及び格納可能に設け
たから、ベースマシンの輸送時には、サイドステップが
ベースマシン側面より突出しないように格納でき、ベー
スマシン幅寸法を輸送制限一杯まで拡大し、各種機器の
設置スペースとして有効に利用することが可能となる。
は、ベースマシンのフロアフレーム下部に設けたガイド
レールに、サイドステップを引出し及び格納可能に設け
たから、ベースマシンの輸送時には、サイドステップが
ベースマシン側面より突出しないように格納でき、ベー
スマシン幅寸法を輸送制限一杯まで拡大し、各種機器の
設置スペースとして有効に利用することが可能となる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は杭打機の
斜視図、第2図はサイドステップの平面図、第3図は要
部の一部断面平面図、第4図は第3図のIV-IV断面図、
第5図は第4図のV−V断面図である。 1……杭打機、2……クローラ式走行体、4……ベース
マシン、5……リーダ、7……サイドステップ、8……
ガイドレール、12……支持ローラー、15……固定ピン
斜視図、第2図はサイドステップの平面図、第3図は要
部の一部断面平面図、第4図は第3図のIV-IV断面図、
第5図は第4図のV−V断面図である。 1……杭打機、2……クローラ式走行体、4……ベース
マシン、5……リーダ、7……サイドステップ、8……
ガイドレール、12……支持ローラー、15……固定ピン
Claims (1)
- 【請求項1】杭打機のベースマシン側方下部に設けられ
るサイドステップにおいて、前記ベースマシンのフロア
フレーム下部にベースマシン幅方向のガイドレールを設
けるとともに、該ガイドレールに、前記サイドステップ
をベースマシン側方に引出し可能かつベースマシン側面
より内方に格納可能に設けたことを特徴とする杭打機の
サイドステップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6140390U JPH072679Y2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 杭打機のサイドステップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6140390U JPH072679Y2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 杭打機のサイドステップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441522U JPH0441522U (ja) | 1992-04-08 |
JPH072679Y2 true JPH072679Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31589625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6140390U Expired - Fee Related JPH072679Y2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 杭打機のサイドステップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072679Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5307760B2 (ja) * | 2010-05-20 | 2013-10-02 | 日立建機株式会社 | 作業機のサイドステップ装置 |
JP6472223B2 (ja) * | 2014-11-26 | 2019-02-20 | 日本車輌製造株式会社 | 杭打機 |
JP6770990B2 (ja) * | 2018-03-16 | 2020-10-21 | 日立建機株式会社 | ホイールローダ |
-
1990
- 1990-06-11 JP JP6140390U patent/JPH072679Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0441522U (ja) | 1992-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |