[go: up one dir, main page]

JP2538502B2 - ドア装置 - Google Patents

ドア装置

Info

Publication number
JP2538502B2
JP2538502B2 JP5139586A JP13958693A JP2538502B2 JP 2538502 B2 JP2538502 B2 JP 2538502B2 JP 5139586 A JP5139586 A JP 5139586A JP 13958693 A JP13958693 A JP 13958693A JP 2538502 B2 JP2538502 B2 JP 2538502B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
recording medium
recording
plate
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5139586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0644765A (ja
Inventor
義彦 荒山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP5139586A priority Critical patent/JP2538502B2/ja
Publication of JPH0644765A publication Critical patent/JPH0644765A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2538502B2 publication Critical patent/JP2538502B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体を装置内に導
入して記録/再生を行う記録再生装置全般に適用され、
記録媒体を装置内に導入した後、記録媒体挿入口を閉鎖
するドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録再生装置に用いられるド
ア装置としては図6に示すような一枚の板ドアからなる
構成が多く用いられてきた。
【0003】第6図に於て、合成樹脂等からなる枠体1
記録媒体挿入用の口部1aを有している。また、金
属または合成樹脂等からなり支軸23により回動可能に
軸支された板ドア21は、前口部1aを塞ぐ方向に
バネ22で付勢されている。そして記録再生装置に記録
媒体(図示せず)が入っていない時は板ドア21は前記
開口部1aを閉鎖しており、記録媒体挿入時には、記録
媒体によりD方向に押された板ドア21は支軸23を中
心にE方向に回転し、ローディング後には、開口部1a
から装置内部が見える構造であった。
【0004】この構造の為、記録媒体装着時に記録再生
装置内部への塵や異物等の侵入を防止することはできな
かった。従って媒体装着時及び非装着時を問わず開口部
1aが閉じている機構が望ましいのであるが、1枚のド
アでこれを行うには機構の複雑化は免れず、装置の小型
化には不向きである。また装置内の記録媒体の有無を確
認するのに、センサ等の検出装置を必要とするなどの問
題点もあった。
【0005】これらの欠点を補うべく、図7に示すよう
な2枚ドア機構が提案されている。図7で図6と同一も
しくは同一と見なせる部材には同番号を付し詳しい説明
は省略する。図7に於ては、金属等からなるシャッター
24が、略コの字形の薄板によって形成され、両端には
後述するレバー25の係合突起25bが係合する係合孔
24aが穿設されている。レバー25は略くの字形を
呈しており、一端に記録媒体(図示せず)が当接する当
接部25aが、他端に前記係合孔24aと係合する係合
突起25bが形成され、ピン26を介して枠体1に取り
付けられている。つまり、レバー25と枠体1とでシャ
ッター24を挟持した状態でレバー25がピン26によ
り揺動自在に取り付けられている。このときレバー25
の係合突起25bはシャッター24の係合孔24aに係
合し、レバー25とシャッター24とでリンク機構を構
成し、レバー25の揺動運動をシャッター24の直線往
復運動に変換する。また、レバー25の係止孔25c間
にはバネ27が懸架されており、常時レバー25の係合
突起25b形成側を反挿入口方向に、すなわちシャッタ
ー24を解放する方向に付勢している。
【0006】引続き、上記のごとく構成されたドア装置
の操作について説明する。まず、記録媒体が板ドア21
を押し開けて挿入され、規定位置まで導入されると図示
せぬターンテーブル側に略垂直に下降する。このとき記
録媒体の後端が前記当接部25aと当接し、該当接部2
5aを下方(図7F方向)に回転させる。これにより係
合突起25bは上方(図7G方向)に回転し、シャッタ
ー24は枠体1の内側に沿って上方(図7H方向)にス
ライドして、記録媒体挿入用の開口部1aを完全に閉鎖
する。この時前記板ドア21は記録媒体の上面に当接し
て半開の状態となっており、この板ドア21と枠体1の
間にシャッター24が位置して上記のごとき閉鎖が行わ
れる。
【0007】そして、記録または再生が終了した後、図
示せぬエジェックトレバーを操作すると、媒体の上昇に
ともないレバー25の当接部25aが上昇(図7反F方
向)し、シャッター24は下降(図7反H方向)する。
しかるのちに、媒体が装置外に排出されると、前記板ド
ア21はバネ22の弾性力により前記開口部1aを塞
ぐ。
【0008】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、図7
のごときドア装置においては、記録媒体装着時と非装着
時のドアの形状、色又は表示を区別していないため、ユ
ーザーがドアを見ただけではいずれの状態にあるのかが
判別できず、他に記録媒体の有無確認用のセンサ等の検
出装置を必要とするなどの問題点があった。本発明はこ
の様な欠点に鑑みて創案されたもので、センサ等の検出
装置を用いなくとも、ユーザーにとって記録媒体装着時
と非装着時の判別が自ずと可能なドア装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明のドア装置は、記録再生装置に記録媒体非
装着時には、記録媒体挿入口を塞ぐ第1のドアと、前記
記録再生装置に記録媒体装着時には、前記記録媒体挿入
口を塞ぐ第2のドアとを備え、前記第1のドアと第2の
ドアが前記記録媒体挿入口を塞いだときに、前記記録媒
体挿入口から目視できる前記第1のドアと第2のドアの
部分において、第1のドアの形状、色、または表示の少
なくとも1つを第2のドアに対して異ならしめた構成と
している。
【0010】
【作用】上記手段によれば、記録媒体挿入口から目視で
きる第1のドアと第2のドアの部分において、第1のド
アの形状、色、または表示の少なくとも1つを第2のド
アに対して異ならしめているので、記録媒体挿入口を塞
いでいるドアを目視するだけで記録媒体装着時と非装着
時の判別が自ずと可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1乃至図5は本発明の実施例を説明するため
のもので、図1はその分解斜視図、図2乃至図5は動作
説明図である。
【0012】図1に於て、記録媒体挿入用の開口部1a
を備えた合成樹脂等からなる枠体1の両側部には、後述
する曲面ドア支持部1b、1cが一体的に形成され、該
支持部1b,1cにはそれぞれ支持穴1、切欠き1e
が設けてある。また前記一方の支持部1bの端部には、
後述する曲面ドアの回転の角度を規制するためのスト
ッパー1fが一体的に形成されている。また、第1のド
アである合成樹脂等からなる局面ドア2は、開口部1a
を閉鎖する曲面部2aを有し、該曲面ドア2の両側面部
2b、2cには前記支持穴1d及び切欠き1eと係合す
る軸2dが、曲面ドア2が該軸2dを中心に回動可能な
ごとく形成されるとともに、後述する板ドアを支持す
るための支持穴2eが設けてある。
【0013】また前記一方の側面部2cには前記曲面部
2aと反対方向に延出した突き出し部2fが一体になっ
ており、該突き出し部2fには後述するねじりバネ
係止するための切欠き2gが設けてある。また、第2
のドアである平板状の板ドアは、その上端部3aに軸
4が固設されている。そして該軸4の両端は前記板ドア
3が軸4を中心に回動可能なごとく前記支持穴2eに係
合している。さらにねじりバネ5は、両端が係止部5
a,当接部5bとして折り曲げられており、該係止部5
aは前記切り欠き2gに係止され、該当接部5bは前記
板ドア3の裏面の一部に当接し、このねじりバネ5は前
記曲面ドア2及び前記板ドア3を前記開口部1aを閉鎖
する方向に付勢している。次に図2〜図5をもとに本発
明の動作を示す。
【0014】(ローデイング時) まず図2に示す状態から記録媒体10が前記板ドア3
を押圧して装置内に挿入されると、板ドア3は前記ねじ
りバネ5の付勢力に対抗して、図2中のA方向に回転
て、開口部1aを開く。同時に前記軸4も共に押される
ため前記曲面ドア2は側面部2bの周縁の一部がストッ
パー1fと当接する位置まで軸2dを中心に回転する
(図3参照)
【0015】またこれらの図に於て、記録再生装置内に
記録媒体10を挿入及び排出方向に摺動可能なごとく、
摺動板11が配設されている。また、記録媒体10を保
持する保自体12と共に、前記摺動板11の摺動運動と
連動し、前記記録媒体10記録再生装置内への導入
または記録再生装置外への排出を行ったり、記録媒体1
0を図示せぬターンテーブルに係止させるための下降、
あるいはターンテーブルからの引き上げを行う動きをす
る。またシャーシ13は、前記枠体1や前記摺動板11
等を支持している。そして、摺動板11及び保持体12
が図示されないバネ等の力によって記録媒体10と共に
記録再生装置に引き込まれると、図3に示すように、
曲面ドア2は、その突き出し部2fが摺動板11と当接
して、枠体1の開口部1aを閉鎖しないように保持され
た状態から、ねじりバネ5の付勢力によって、図4に示
すB方向に開口部1aを閉鎖するように回動可能な状態
となるが、板ドア3、および軸4が記録媒体10にぶつ
かって回動できない状態になっている。
【0016】次に前記保持体12が記録媒体10を保持
した状態で下降し、該記録媒体10が図示せぬターンテ
ーブルに係止されると、曲面ドア2は記録媒体10の降
下と共に、ねじりバネ5の係止部5a、当接部5bに
回転力差によって、第4図中のB方向に回転し、開口
部1aを完全に塞ぐ位置まで回転してローディング動作
が完了する(図5参照)。
【0017】(エジェックト時) 上記のローティング時と逆の行程をたどる。図5の状態
から、保持体12が上昇すると、記録媒体10によって
板ドア3並びに軸4が上方向に押され、同時に曲面ドア
2に図5中C方向に回転力が働くため、曲面ドア2は開
口部1aを全開する位置まで回転する(図4参照)。
【0018】そして図示されないエジェクトレバーを操
作することにより、図示されないバネの動きで摺動板1
1及び保持体12は媒体排出方向に移動するので、これ
にともない記録媒体10も排出方向に移動する(図3参
照)。すると出口側に向かって移動した摺動板11は、
曲面ドア2の突き出し部2fを支える。そして、記録媒
体10の排出に伴い、板ドア3はねじりバネ5の力によ
って開口部1aを閉鎖してエジェクト動作が完了する
(図2参照)。
【0019】ところで本発明について、当然の事なが
ら、ねじりバネ5を2つ以上のバネに分割して曲面ドア
2及び板ドア3を別々に付勢するごとく配置することも
可能である。
【0020】また、曲面ドア2が開口部1aを閉鎖した
ときに、バネ等で曲面ドア2を枠体1に押し付けたり、
曲面ドア2と枠体1の間にパッキンを設置する等によ
り、密閉性を高めて、記録再生装置内部に、細かいゴミ
等の侵入を防ぐこともできる。その他、枠体1をシャー
シ13と一体化し、部品点数を大幅に減らし組立を容易
にすることもできる。
【0021】また、曲面ドアと板ドアとの形状を変
えたり、材質を変えてドア表面の光沢や色を変えること
により、記録再生装置内に記録媒体10が挿入されてい
るかどうかの判別が、自ずと可能となる。また、更に、
前記曲面ドア2または板ドア3のどちらかを、異なる色
の塗料等を塗布したり、あるいは、動表面に書かれた表
示等を変更することにより、更に目視による判別を確実
なものにすることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、記録再生装置の記録媒体挿入
口から目視できる第1のドアと第2のドアの部分におい
て、第1のドアの形状、色、または表示の少なくとも1
つを第2のドアに対して異ならしめているので、記録再
生装置を操作するユーザーにとって記録媒体の有無確認
用のセンサ等の検出装置を必要とすることなく、記録媒
体装着時と非装着時の判別が記録再生装置の外から一目
で可能となるので、本発明のドア装置の構成によって、
低コストの記録再生装置を提供することができる。
た、記録再生装置内部に、記録媒体非装着時あるいは、
装着時のどちらの状態においても、常に記録媒体挿入口
を塞いでいるので、記録再生装置内部にゴミ等が侵入す
ることを防ぐことができるので、ゴミ等が原因の、記録
再生装置の故障の発生等を予防することができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図。
【図2】本発明の実施例の動作説明図。
【図3】本発明の実施例の動作説明図。
【図4】本発明の実施例の動作説明図。
【図5】本発明の実施例の動作説明図。
【図6】従来例の分解斜視図。
【図7】他の従来例の分解斜視図。
【符号の説明】
1 枠体 1a 開口部 1f ストッパー 2 曲面ドア 2d 軸 2e 支持穴 2f 突き出し部 3 板ドア 4 軸 5 ねじりバネ 5a 係止部 5b 当接部 10 記録媒体 11 摺動板 12 保持体 13 シャーシ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生装置に記録媒体非装着時には、
    記録媒体挿入口を塞ぐ第1のドアと、前記記録再生装置
    記録媒体装着時には、前記記録媒体挿入口を塞ぐ第2
    のドアとを備え、前記第1のドアと第2ドアが前記記録
    媒体挿入口を塞いだ時に、前記記録媒体挿入口から目視
    できる前記第1のドアと第2のドアの部分において、第
    1のドアの形状、色、又は表示の少なくとも1つを第2
    のドアに対して異ならしめたことを特徴とするドア装
    置。
JP5139586A 1993-05-18 1993-05-18 ドア装置 Expired - Fee Related JP2538502B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5139586A JP2538502B2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 ドア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5139586A JP2538502B2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 ドア装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3094787A Division JPH0834056B2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13 ドア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0644765A JPH0644765A (ja) 1994-02-18
JP2538502B2 true JP2538502B2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=15248721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5139586A Expired - Fee Related JP2538502B2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 ドア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2538502B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826365A (ja) * 1981-08-11 1983-02-16 Toshiba Corp 記録円盤再生装置におけるシヤツタ−装置
JPS596980A (ja) * 1982-07-03 1984-01-14 Yamaha Motor Co Ltd 浄水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0644765A (ja) 1994-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4785365A (en) Door assembly with inner shutter for closing opening for cartridge insertion in disk drive device
CA1227281A (en) Disc player
NL8204576A (nl) Cassette voor buigzame magneetschijf.
JPS5935112B2 (ja) 可撓性デスク駆動装置
JP3747715B2 (ja) 記録媒体装着装置
US4694364A (en) Integral door and magnetic sheet pack holder for use in a magnetic recording/reproducing apparatus
JP2538502B2 (ja) ドア装置
US4686593A (en) Overriding loading door for a magnetic recording/reproducing apparatus
KR970069466A (ko) 카세트 타입 기록/재생 장치
JPH0834056B2 (ja) ドア装置
US5249088A (en) Cassette loading apparatus with resilient guide slot for prevention of jamming
JPH0433586Y2 (ja)
JP3024481B2 (ja) ディスク装置
JP3075806U (ja) 磁気テープ装置
JP2596147B2 (ja) カセット装着装置
JPH0559623U (ja) カセットテープレコーダ
JP3378431B2 (ja) ディスク装置
JP2503556Y2 (ja) ディスク状記録媒体のドライブ装置
KR0122990Y1 (ko) 테이프 레코더의 데크 이젝트 장치
JPH05114197A (ja) 磁気記録再生装置のカセツト判別機構
JP2846801B2 (ja) ディスク記録再生装置
JPS61246957A (ja) 磁気デイスク装置
JPH07230652A (ja) ディスク二重挿入防止装置
JP4208231B2 (ja) ディスクの挿入防止装置
JP2956986B2 (ja) カセット装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960423

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees