JP2533586Y2 - 送風機の軸受装置 - Google Patents
送風機の軸受装置Info
- Publication number
- JP2533586Y2 JP2533586Y2 JP1989004140U JP414089U JP2533586Y2 JP 2533586 Y2 JP2533586 Y2 JP 2533586Y2 JP 1989004140 U JP1989004140 U JP 1989004140U JP 414089 U JP414089 U JP 414089U JP 2533586 Y2 JP2533586 Y2 JP 2533586Y2
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- JP
- Japan
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- rotor
- plate
- bearing
- bearing device
- blower
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機等において使用される送風機の
軸受装置に関するものである。
軸受装置に関するものである。
(従来の技術) 例えば、空気調和機においては、ケーシング内に配設
されるファンとして、ファンハウジングと該ファンハウ
ジング内にあって回転するロータとを備えた遠心タイプ
のものが使用されるのが通例であり、しかも複数の遠心
ファンを連結した多連式のものが多く使用される傾向に
ある。このような構造の遠心ファンの場合、ロータを回
転駆動させるためのファンモータをケーシング側に固定
するとともに、前記ロータ回転軸の一端をケーシングに
固定された平板状の軸受部材に枢支することが行なわれ
ている。このような構造を有する空気調和機は、実開昭
61-29225号公報にも開示されているように公知である。
されるファンとして、ファンハウジングと該ファンハウ
ジング内にあって回転するロータとを備えた遠心タイプ
のものが使用されるのが通例であり、しかも複数の遠心
ファンを連結した多連式のものが多く使用される傾向に
ある。このような構造の遠心ファンの場合、ロータを回
転駆動させるためのファンモータをケーシング側に固定
するとともに、前記ロータ回転軸の一端をケーシングに
固定された平板状の軸受部材に枢支することが行なわれ
ている。このような構造を有する空気調和機は、実開昭
61-29225号公報にも開示されているように公知である。
(考案が解決しようとする課題) 上記した如く、ロータ回転軸の一端をケーシングに固
定された軸受部材に枢支するように構成すると、軸受部
材に対しては、ロータの荷重が常に作用せしめられてい
るため、前記公知例における如く、平板状の軸受部材を
用いた場合、振動あるいは衝撃等を受けた際に、軸受部
材が反ロータ側に変形傾動せしめられるおそれがある。
このような軸受部材の変形傾動は、ロータ回転軸の軸受
部材からの逸脱を招くこととなるところから、その対策
が急がれているのが現状である。
定された軸受部材に枢支するように構成すると、軸受部
材に対しては、ロータの荷重が常に作用せしめられてい
るため、前記公知例における如く、平板状の軸受部材を
用いた場合、振動あるいは衝撃等を受けた際に、軸受部
材が反ロータ側に変形傾動せしめられるおそれがある。
このような軸受部材の変形傾動は、ロータ回転軸の軸受
部材からの逸脱を招くこととなるところから、その対策
が急がれているのが現状である。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、極めて
簡易な手段を付加することによって、ロータ回転軸を軸
支する軸受装置の変形傾動を防止し得るようにすること
を目的とするものである。
簡易な手段を付加することによって、ロータ回転軸を軸
支する軸受装置の変形傾動を防止し得るようにすること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案では、上記課題を解決するための手段として、
図面に示すように、ファンハウジング18と該ファンハウ
ジング18内にあって回転するロータ19とからなる送風機
3におけるロータ回転軸21の端部を回転自在に軸支する
軸受装置を、前記ロータ回転軸21を回転自在に枢支すべ
き軸受23を有する平板状の軸受板24と、該軸受板24の反
軸受側端部から反ロータ側に一体に延設され、所定の支
持部材17に固定される固定板25と、前記軸受板24の両側
端から反ロータ側に向って一体に延設され、その固定板
25側の端部が該固定板25の両側において前記支持部材17
に当接される傾動防止板26,26とによって構成してい
る。なお、請求項2記載の如く、前記傾動防止板26の固
定板25側を反固定板側よりも巾広となす場合、あるいは
請求項3記載の如く、前記送風機3を、複数のファンハ
ウジング18,18・・と該各ファンハウジング18,18・・内
にあって共通のロータ回転軸21に軸支された複数のロー
タ19,19・・とによって構成する場合もある。
図面に示すように、ファンハウジング18と該ファンハウ
ジング18内にあって回転するロータ19とからなる送風機
3におけるロータ回転軸21の端部を回転自在に軸支する
軸受装置を、前記ロータ回転軸21を回転自在に枢支すべ
き軸受23を有する平板状の軸受板24と、該軸受板24の反
軸受側端部から反ロータ側に一体に延設され、所定の支
持部材17に固定される固定板25と、前記軸受板24の両側
端から反ロータ側に向って一体に延設され、その固定板
25側の端部が該固定板25の両側において前記支持部材17
に当接される傾動防止板26,26とによって構成してい
る。なお、請求項2記載の如く、前記傾動防止板26の固
定板25側を反固定板側よりも巾広となす場合、あるいは
請求項3記載の如く、前記送風機3を、複数のファンハ
ウジング18,18・・と該各ファンハウジング18,18・・内
にあって共通のロータ回転軸21に軸支された複数のロー
タ19,19・・とによって構成する場合もある。
(作用) 本考案では、上記手段によって次のような作用が得ら
れる。
れる。
即ち、ロータ回転軸21の端部を軸支する軸受装置を構
成する軸受板24の反軸受側端部から反ロータ側に一体に
延設され、所定の支持部材17に固定される固定板25を設
けるとともに、前記軸受板24の両側から反ロータ側に延
び、その固定板25側の端部が該固定板25の両側において
支持部材17に当接される傾動防止板26,26を一体に延設
したことにより、前記軸受板24に作用するロータ荷重は
固定板25と傾動防止板26,26とによって分担されること
となるのである。
成する軸受板24の反軸受側端部から反ロータ側に一体に
延設され、所定の支持部材17に固定される固定板25を設
けるとともに、前記軸受板24の両側から反ロータ側に延
び、その固定板25側の端部が該固定板25の両側において
支持部材17に当接される傾動防止板26,26を一体に延設
したことにより、前記軸受板24に作用するロータ荷重は
固定板25と傾動防止板26,26とによって分担されること
となるのである。
また、請求項2記載の如く、前記傾動防止板26の固定
板25側を反固定板側よりも巾広となしたことにより、該
傾動防止板26の支持部材17への当接部分を大きくするこ
とができることとなるのである。
板25側を反固定板側よりも巾広となしたことにより、該
傾動防止板26の支持部材17への当接部分を大きくするこ
とができることとなるのである。
また、請求項3記載の如く、前記送風機3を、複数の
ファンハウジング18,18・・と該各ファンハウジング18,
18・・内にあって共通のロータ回転軸21に軸支された複
数のロータ19,19・・とによって構成するようにした場
合、軸受板24に作用するロータ荷重が増大するが、該ロ
ータ荷重は、傾動防止板26,26によって分担されること
となるのである。
ファンハウジング18,18・・と該各ファンハウジング18,
18・・内にあって共通のロータ回転軸21に軸支された複
数のロータ19,19・・とによって構成するようにした場
合、軸受板24に作用するロータ荷重が増大するが、該ロ
ータ荷重は、傾動防止板26,26によって分担されること
となるのである。
(考案の効果) 本考案によれば、ファンハウジング18と該ファンハウ
ジング18内にあって回転するロータ19とからなる送風機
3におけるロータ回転軸21の端部を回転自在に軸支する
軸受装置を、前記ロータ回転軸21を回転自在に枢支すべ
き軸受23を有する平板状の軸受板24と、該軸受板24の反
軸受該端部から反ロータ側に一体に延設され、所定の支
持部材17に固定される固定板25と、前記軸受板24の両側
端から反ロータ側に向って一体に延設され、その固定板
25側の端部が該固定板25の両側において前記支持部材17
に当接される傾動防止板26,26とによって構成したの
で、前記軸受板24に作用するロータ荷重を固定板25と傾
動防止板26,26とが分担することとなるところから、振
動あるいは衝撃等にも十分耐え得るものとなり、軸受板
24の反ロータ側への変形傾動を効果的に防止することが
でき、使用中におけるロータ回転軸21の軸受23からの脱
落が確実に防止できるという実用的な効果がある。
ジング18内にあって回転するロータ19とからなる送風機
3におけるロータ回転軸21の端部を回転自在に軸支する
軸受装置を、前記ロータ回転軸21を回転自在に枢支すべ
き軸受23を有する平板状の軸受板24と、該軸受板24の反
軸受該端部から反ロータ側に一体に延設され、所定の支
持部材17に固定される固定板25と、前記軸受板24の両側
端から反ロータ側に向って一体に延設され、その固定板
25側の端部が該固定板25の両側において前記支持部材17
に当接される傾動防止板26,26とによって構成したの
で、前記軸受板24に作用するロータ荷重を固定板25と傾
動防止板26,26とが分担することとなるところから、振
動あるいは衝撃等にも十分耐え得るものとなり、軸受板
24の反ロータ側への変形傾動を効果的に防止することが
でき、使用中におけるロータ回転軸21の軸受23からの脱
落が確実に防止できるという実用的な効果がある。
しかも、軸受板24と固定板25と傾動防止板26,26とが
一体に構成できるので、部品点数の低減、組付工数の低
減およびコストダウンに大いに寄与するという効果もあ
る。
一体に構成できるので、部品点数の低減、組付工数の低
減およびコストダウンに大いに寄与するという効果もあ
る。
また、請求項2記載の考案によれば、前記傾動防止板
26の固定板25側を反固定板側よりも巾広となしたので、
該傾動防止板26の支持部材17への当接部分が大きくなっ
て、傾動防止板26におけるロータ荷重に対する剛性がよ
り強化されることとなり、軸受板24の反ロータ側への変
形傾動防止効果がより向上するという効果が得られる。
26の固定板25側を反固定板側よりも巾広となしたので、
該傾動防止板26の支持部材17への当接部分が大きくなっ
て、傾動防止板26におけるロータ荷重に対する剛性がよ
り強化されることとなり、軸受板24の反ロータ側への変
形傾動防止効果がより向上するという効果が得られる。
さらに、請求項3記載の考案によれば、前記送風機3
を、複数のファンハウジング18,18・・と該各ファンハ
ウジング18,18・・内にあって共通のロータ回転軸21に
軸支された複数のロータ19,19・・とによって構成する
ようにした場合、軸受板24に作用するロータ荷重が増大
するが、該ロータ荷重は、固定板25と傾動防止板26,26
とによって分担されることとなり、傾動防止板26,26に
よる軸受板24の反ロータ側への変形傾動防止効果がより
効果的となる。
を、複数のファンハウジング18,18・・と該各ファンハ
ウジング18,18・・内にあって共通のロータ回転軸21に
軸支された複数のロータ19,19・・とによって構成する
ようにした場合、軸受板24に作用するロータ荷重が増大
するが、該ロータ荷重は、固定板25と傾動防止板26,26
とによって分担されることとなり、傾動防止板26,26に
よる軸受板24の反ロータ側への変形傾動防止効果がより
効果的となる。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本考案の好適な実施例を
説明する。
説明する。
本実施例の軸受装置は、第4図図示の天井埋込式空気
調和機に使用されるものである。
調和機に使用されるものである。
前記天井埋込式空気調和機は、送風機3、空気熱交換
器4および補助ヒータ5を配設してなる空気調和機本体
1と、該空気調和機本体1下面に結合され、空気吸込口
6を挟んで両側に空気吹出口7,8を有する化粧パネル2
とからなっており、前記空気調和機本体1を天井の上方
に吊りボルト(図示省略)により吊持し、前記化粧パネ
ル2によって天井に形成された開口部を閉塞するように
して設置される。符号9はドレンパン、10はスイッチボ
ックス、11は吹出羽根、12は吸込グリル、13はエアフィ
ルター、14は前記吹出羽根11,11を揺動させるための駆
動源となるモータ、15は該モータ14と吹出羽根11,11と
を動力伝達可能に連結する動力伝達機構、16は前記モー
タ14および動力伝達機構15を覆うカバーである。
器4および補助ヒータ5を配設してなる空気調和機本体
1と、該空気調和機本体1下面に結合され、空気吸込口
6を挟んで両側に空気吹出口7,8を有する化粧パネル2
とからなっており、前記空気調和機本体1を天井の上方
に吊りボルト(図示省略)により吊持し、前記化粧パネ
ル2によって天井に形成された開口部を閉塞するように
して設置される。符号9はドレンパン、10はスイッチボ
ックス、11は吹出羽根、12は吸込グリル、13はエアフィ
ルター、14は前記吹出羽根11,11を揺動させるための駆
動源となるモータ、15は該モータ14と吹出羽根11,11と
を動力伝達可能に連結する動力伝達機構、16は前記モー
タ14および動力伝達機構15を覆うカバーである。
しかして、本実施例における送風機3は、第1図図示
の如く、前記空気調和機本体1内を空気吸込域と空気吹
出域とに区画する仕切板を兼用する支持部材17に固定さ
れた3個のファンハウジング18,18,18と、該ファンハウ
ジング18,18,18内にあって回転するロータ19,19,19と、
これらロータ19,19,19を回転させるための駆動源となる
ファンモータ20とからなっている。本実施例では、前記
ファンモータ20は、両軸モータとされており、一方側に
2個のロータ19,19が連結され、他方側に1個のロータ1
9が連結される構成とされている。そして、2個連結さ
れたロータ19,19は共通のロータ回転軸21を備えてお
り、該ロータ回転軸21の一端側が後述する軸受装置22に
より回転自在に枢支されるようになっている。なお、本
実施例の場合、ファンモータ20に1個連結されたロータ
19は、ファンモータ20による片持ち支持とされている。
の如く、前記空気調和機本体1内を空気吸込域と空気吹
出域とに区画する仕切板を兼用する支持部材17に固定さ
れた3個のファンハウジング18,18,18と、該ファンハウ
ジング18,18,18内にあって回転するロータ19,19,19と、
これらロータ19,19,19を回転させるための駆動源となる
ファンモータ20とからなっている。本実施例では、前記
ファンモータ20は、両軸モータとされており、一方側に
2個のロータ19,19が連結され、他方側に1個のロータ1
9が連結される構成とされている。そして、2個連結さ
れたロータ19,19は共通のロータ回転軸21を備えてお
り、該ロータ回転軸21の一端側が後述する軸受装置22に
より回転自在に枢支されるようになっている。なお、本
実施例の場合、ファンモータ20に1個連結されたロータ
19は、ファンモータ20による片持ち支持とされている。
前記軸受装置22は、第1図ないし第3図図示の如く、
前記ロータ回転軸21を回転自在に枢支すべき軸受23を有
する平板状の軸受板24と、該軸受板24の反軸受側端部か
ら反ロータ側に一体に延設された固定板25と、前記軸受
板24の両側端から反ロータ側に向って一体に延設された
傾動防止板26,26とによって構成されており、前記固定
板25を前記支持部材17に対してビス27,27を用いて固定
することによって取り付けられている。つまり、軸受板
24と固定板25と傾動防止板26,26とは一体構成とされる
こととなる。従って、部品点数の低減、組付工数の低減
およびコストダウンに大いに寄与することとなる。前記
軸受23は、ロータ回転軸21を回転自在に枢支すべく構成
されており、前記軸受板24の反固定板側に形成された嵌
挿穴28に嵌合固着されている。符号29は軸受23を軸受板
24に固着するためのビスである。
前記ロータ回転軸21を回転自在に枢支すべき軸受23を有
する平板状の軸受板24と、該軸受板24の反軸受側端部か
ら反ロータ側に一体に延設された固定板25と、前記軸受
板24の両側端から反ロータ側に向って一体に延設された
傾動防止板26,26とによって構成されており、前記固定
板25を前記支持部材17に対してビス27,27を用いて固定
することによって取り付けられている。つまり、軸受板
24と固定板25と傾動防止板26,26とは一体構成とされる
こととなる。従って、部品点数の低減、組付工数の低減
およびコストダウンに大いに寄与することとなる。前記
軸受23は、ロータ回転軸21を回転自在に枢支すべく構成
されており、前記軸受板24の反固定板側に形成された嵌
挿穴28に嵌合固着されている。符号29は軸受23を軸受板
24に固着するためのビスである。
前記傾動防止板26,26は、その固定板25側の端部が該
固定板25の両側において前記支持部材17に全面当接され
る如く構成されており、軸受板24に対して作用するロー
タ荷重を固定板25とともに分担することによって軸受板
24の反ロータ側への変形傾動を防止する作用を有してい
る。なお、本実施例では、前記傾動防止板26における固
定板25側の巾D1が反固定板側の巾D2より大きく設定され
ており、このように構成したことにより、傾動防止板26
端面と支持部材17との当接部分が大きくなり、傾動防止
板26におけるロータ荷重に対する剛性が強化されること
となる。従って、傾動防止板26による軸受板24の反ロー
タ側への変形傾動防止効果が一層向上することとなって
いる。符号30は軸受板24と固定板25との屈曲連結部を補
強するためのリブである。
固定板25の両側において前記支持部材17に全面当接され
る如く構成されており、軸受板24に対して作用するロー
タ荷重を固定板25とともに分担することによって軸受板
24の反ロータ側への変形傾動を防止する作用を有してい
る。なお、本実施例では、前記傾動防止板26における固
定板25側の巾D1が反固定板側の巾D2より大きく設定され
ており、このように構成したことにより、傾動防止板26
端面と支持部材17との当接部分が大きくなり、傾動防止
板26におけるロータ荷重に対する剛性が強化されること
となる。従って、傾動防止板26による軸受板24の反ロー
タ側への変形傾動防止効果が一層向上することとなって
いる。符号30は軸受板24と固定板25との屈曲連結部を補
強するためのリブである。
上記の如く構成したことにより、本実施例の軸受装置
22では、振動あるいは衝撃等が作用した場合に軸受板24
に作用するロータ荷重を固定板25および傾動防止板26,2
6が分担することとなるところから、軸受板24の反ロー
タ側への変形傾動が防止されることとなるのである。従
って、空気調和機本体1に振動あるいは衝撃等が作用し
た場合であっても、ロータ回転軸21の軸受装置からの逸
脱をほぼ完全に防止することができる。
22では、振動あるいは衝撃等が作用した場合に軸受板24
に作用するロータ荷重を固定板25および傾動防止板26,2
6が分担することとなるところから、軸受板24の反ロー
タ側への変形傾動が防止されることとなるのである。従
って、空気調和機本体1に振動あるいは衝撃等が作用し
た場合であっても、ロータ回転軸21の軸受装置からの逸
脱をほぼ完全に防止することができる。
上記実施例では、複数のロータを共通の回転軸で支持
したものについて説明したが、本考案は、1個のロータ
を支持する回転軸を軸支するものにも適用できる。
したものについて説明したが、本考案は、1個のロータ
を支持する回転軸を軸支するものにも適用できる。
また、本考案は、上記実施例の構成に限定されるもの
ではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜設
計変更可能なことは勿論である。
ではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜設
計変更可能なことは勿論である。
第1図は本考案の実施例にかかる軸受装置を備えた送風
機の平面図(即ち、第4図図示の空気調和機における送
風機部分の平面図)、第2図は第1図のII-II断面図、
第3図は本考案の実施例にかかる軸受装置の斜視図、第
4図は本考案の実施例にかかる軸受装置を備えた送風機
が使用された天井埋込式空気調和機の分解斜視図であ
る。 3……送風機 17……支持部材 18……ファンハウジング 19……ロータ 21……ロータ回転軸 22……軸受装置 23……軸受 24……軸受板 25……固定板 26……傾動防止板
機の平面図(即ち、第4図図示の空気調和機における送
風機部分の平面図)、第2図は第1図のII-II断面図、
第3図は本考案の実施例にかかる軸受装置の斜視図、第
4図は本考案の実施例にかかる軸受装置を備えた送風機
が使用された天井埋込式空気調和機の分解斜視図であ
る。 3……送風機 17……支持部材 18……ファンハウジング 19……ロータ 21……ロータ回転軸 22……軸受装置 23……軸受 24……軸受板 25……固定板 26……傾動防止板
Claims (3)
- 【請求項1】ファンハウジング(18)と該ファンハウジ
ング(18)内にあって回転するロータ(19)とからなる
送風機(3)におけるロータ回転軸(21)の端部を回転
自在に軸支する軸受装置であって、前記ロータ回転軸
(21)を回転自在に枢支すべき軸受(23)を有する平板
状の軸受板(24)と、該軸受板(24)の端部から反ロー
タ側に一体に延設され、所定の支持部材(17)に固定さ
れる固定板(25)と、前記軸受板(24)の両側端から反
ロータ側に向って一体に延設され、前記固定板(25)側
の端部が前記支持部材(17)に当接される傾動防止板
(26),(26)とを備えていることを特徴とする送風機
の軸受装置。 - 【請求項2】前記傾動防止板(26)の固定板(25)側が
反固定板側よりも巾広とされていることを特徴とする前
記請求項1記載の送風機の軸受装置。 - 【請求項3】前記送風機(3)が、複数のファンハウジ
ング(18),(18)・・と該各ファンハウジング(1
8),(18)・・内にあって共通のロータ回転軸(21)
に軸支された複数のロータ(19),(19)・・とによっ
て構成されていることを特徴とする前記請求項1あるい
は2記載の送風機の軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989004140U JP2533586Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 送風機の軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989004140U JP2533586Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 送風機の軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0296492U JPH0296492U (ja) | 1990-08-01 |
JP2533586Y2 true JP2533586Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31206386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989004140U Expired - Lifetime JP2533586Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 送風機の軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533586Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3997865A (en) * | 1975-07-17 | 1976-12-14 | P. R. Mallory & Co., Inc. | Rotor and shaft bearing means for variable resistance control |
JPS6313437Y2 (ja) * | 1979-11-19 | 1988-04-15 | ||
JPS5855257U (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-14 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
JPS6129225U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-21 | ダイキン工業株式会社 | 天井埋込形空気調和装置 |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP1989004140U patent/JP2533586Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0296492U (ja) | 1990-08-01 |
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