JP2524932B2 - タックラベルの製造方法 - Google Patents
タックラベルの製造方法Info
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- Japan
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- label
- paper
- release paper
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Description
しくは漢字プリンター等のコンピュータ印字機による印
字が可能なタックラベルの製造方法に関している。
を塗布し、接着剤の塗布面に剥離紙を接合しておき、用
紙に切り目を入れ、用紙に必要事項を印字し、印字後は
剥離紙を剥して商品または物品に接着することが出来る
ようにしたタックラベルは知られている。又、用紙の裏
面の一部に接着剤を塗布し他の部分は接着剤を塗布しな
いでおき、印字後に接着できるラベルと接着を目的とし
ないラベルを1枚の用紙によって製造するタックラベル
も知られている。
ンターと称されるコンピュータ印字機は、用紙を送る
際、用紙とドラムとの間に僅かな隙間を確保した状態で
用紙を送り、静電気によってドラムに塗布されているト
ナーを用紙に転写して印字をする電子写真方式を採用し
ている。しかしながら、用紙に凹凸のあるもの及びカー
ルのあるもの又は2枚の用紙を重合したものではこの種
のコンピュータ印字機による印字には適していない。
り目部分に凹凸が生じるために、当該折り目の前後で印
字ができない部分が生じたり、又、用紙が重合されてい
る場合は、各用紙が完全に密着していないために用紙の
間に浮きが生じ、このため用紙に凹凸が生じた部分の印
字ができないからである。
せた場合以外は、コンピュータ印字機による印字がしに
くいという問題があり、何らかの改良が要望されてい
る。
する課題は、印字後に商品または物品に貼付可能なラベ
ルと貼付を目的としないラベルを1枚の用紙によって製
造するコンピュータ印字機用タックラベルの製造方法を
提供することである。
決するための手段は、表面にぬれ性のあるシリコン加工
層を形成した剥離紙に貼付を目的としない切離ラベルに
相当する大きさのプラスチックフィルムを接合する工程
と、裏面に接着剤を塗布したラベル本体の当該接着剤の
塗布面を上記剥離紙に加圧接着する工程と、上記ラベル
本体に貼付用ラベルと切離用ラベルを区画するミシン目
を形成する工程とからなることを特徴とするものであ
る。
他の手段は、表面にぬれ性のあるシリコン加工層を形成
した剥離紙に貼付を目的としない切離ラベルに相当する
大きさのプラスチックフィルムを接合する工程と、裏面
に接着剤を塗布したラベル用紙の当該接着剤の塗布面を
上記剥離紙に加圧接着する工程と、上記ラベル用紙にラ
ベル本体の大きさの切り目を入れ該切り目の周囲に抜き
枠を形成する工程と、上記ラベル本体に貼付用ラベルと
切離用ラベルを区画するミシン目を形成する工程とから
なることを特徴とするものである。
紙の平面図、図2は同断面図、図3は製造工程図であ
る。図において、ラベル本体1は、貼付用ラベル2と切
離用ラベル3とがミシン目4により区画されており、剥
離紙5に接合されている。なお、ラベル本体1はラベル
を形成するラベル用紙を該剥離紙5に接合した後にラベ
ル本体1の大きさに切り目6を入れて各ラベル本体1を
形成しているが、当該ラベル本体1が剥離紙5に接合さ
れているときは周囲に抜き枠7を残しておく。
て、両側部にコンピュータ印字機に装着するための送り
穴8が形成されている。
加工層9が形成されており、該シリコン加工層9の上面
に上記切離用ラベル3と同じ大きさのプラスチックフィ
ルム10が積層されている。ラベル本体1は抜き枠7と
なる部分も含めて用紙の裏面全面に接着剤11を塗布し
て剥離紙5に接合されている。
法の具体例を説明する。まず、剥離紙5は全面にぬれ性
のあるシリコンをコーティングしてシリコン加工層9を
形成したものを使用し(図3A)、該シリコン加工層9
の上面に切離用ラベル3に相当する大きさのプラスチッ
クフィルム10を貼付する。剥離紙5とプラスチックフ
ィルム10の両者は、そのぬれ性と静電気により浮きが
生じないように完全に密着する。
の裏面全面に接着剤11を塗布し、接着剤塗布面を上記
剥離紙5のシリコン加工層9及びプラスチックフィルム
10に接合し加圧接着する(図3B)。
を使用しているので、剥離紙5に積層するプラスチック
フィルム10は切離用ラベル3の大きさのものを複数枚
を並列させるが、正確な位置決めする方法として、剥離
紙5の全面にプラスチックフィルム10を重合し、しか
る後に切離用ラベル3の大きさ及び位置に切り目を形成
し、不要部分を除去すると剥離紙5に対するプラスチッ
クフィルム10の位置合せが容易となる。なお、12は
ラベル本体1を単位ごとに切り離すための分割切り目で
ある。
ル2及び切離用ラベル3の双方にラベル名あるいは会社
名などラベルとして印字する情報以外の必要な事項を印
刷しておく。
工層9及びプラスチックフィルム10に密着し、両者の
間に浮きがなく、従ってラベル本体1及び剥離紙5はあ
たかも1枚の用紙となっている。次いで、ラベル本体1
の大きさに切り目6を入れて該切り目6の内側にラベル
本体1を形成すると共に、該ラベル本体1にミシン目4
を入れて貼付用ラベル2と切離用ラベル3を区画形成す
る。
ル本体1が接着され、各ラベル本体1を1単位として切
り離せる切り目12を設けてラベル印字用紙13が得ら
れる。該ラベル印字用紙13は、剥離紙5の送り穴8を
利用してコンピュータ印字機に装着し、各ラベル本体1
に必要事項をプリントする。なお、ラベル本体1の周縁
には抜き枠7が形成されているが、プリントする時は該
抜き枠7を剥離紙5に残しておいた方がラベル本体1の
隅部が剥れて印字機にひっかかるなどの事故を防止する
ことができる。
きた後に、ラベル本体1を剥離紙5から剥がす。ラベル
の用紙には全面に接着剤11が塗布されていたが、切離
用ラベル3と対応する位置に貼付されていたプラスチッ
クフィルム10はラベル本体1を剥がしたときに切離用
ラベル3に転写され、該切離用ラベル3の裏面は接着不
能なラベルとなる。一方、貼付用ラベル2の裏面には接
着剤11が塗布された状態で剥離紙5から剥され、所
謂、タックラベルとなる(図3C)。
層9が形成されているので、該シリコン加工層9の上面
に接合したプラスチックフィルム10はラベル用紙の接
着剤11に接着し、ラベル本体1を剥がしたときに当該
ラベル本体1の切離用ラベル3の裏面に転写される。従
って、切離ラベル3に塗布されていた接着剤11は両者
を接着するために用いられ、切離用ラベル3は商品また
は物品に貼付することができない。
はミシン目4によって接続されているので、ラベル本体
1は貼付用ラベル2を商品または物品に貼り付けて使用
する。
1を単列に配置しているが、剥離紙ならびに製造すべき
ラベル本体の大きさによって、ラベル本体を複列に配置
するようにしてもよい。
加工層を形成した剥離紙に、貼付を目的としない切離ラ
ベルに相当する大きさのプラスチックフイルムを接合
し、全面に接着剤を塗布したラベル用紙を上記剥離紙に
加圧接着したしたものであるから、ラベル用紙と剥離紙
は完全に密着してあたかも1枚の用紙となり、このため
ラベル印字用紙に凹凸が生じることが防止できる。
印字用紙は、レーザープリンターなどのコンピュータ印
字機による印字が可能となる他、印字後にラベル本体を
剥離紙から剥がすと、剥離紙の上に接合したプラスチッ
クフィルムがラベル本体の裏面に接着し、このためラベ
ル本体は貼付用ラベルと切離用ラベルとを1枚の用紙に
製造することができるものである。
の平面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 表面にぬれ性のあるシリコン加工層を形
成した剥離紙に貼付を目的としない切離ラベルに相当す
る大きさのプラスチックフィルムを接合する工程と、裏
面に接着剤を塗布したラベル本体の当該接着剤の塗布面
を上記剥離紙に加圧接着する工程と、上記ラベル本体に
貼付用ラベルと切離用ラベルを区画するミシン目を形成
する工程とからなり、これら各工程を経ることによりレ
ーザープリンターなどのコンピュータ印字機によるプリ
ントを可能にしたことを特徴とするタックラベルの製造
方法。 - 【請求項2】 表面にぬれ性のあるシリコン加工層を形
成した剥離紙に貼付を目的としない切離ラベルに相当す
る大きさのプラスチックフィルムを接合する工程と、裏
面に接着剤を塗布したラベル用紙の当該接着剤の塗布面
を上記剥離紙に加圧接着する工程と、上記ラベル用紙に
ラベル本体の大きさの切り目を入れ該切り目の周囲に抜
き枠を形成する工程と、上記ラベル本体に貼付用ラベル
と切離用ラベルを区画するミシン目を形成する工程とか
らなり、これら各工程を経ることによりレーザープリン
ターなどのコンピュータ印字機によるプリントを可能に
したことを特徴とするタックラベルの製造方法。 - 【請求項3】 剥離紙が連続紙であることを特徴とする
請求項1または2に記載のタックラベルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3358742A JP2524932B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | タックラベルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3358742A JP2524932B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | タックラベルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05177973A JPH05177973A (ja) | 1993-07-20 |
JP2524932B2 true JP2524932B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=18460880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3358742A Expired - Lifetime JP2524932B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | タックラベルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524932B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002099215A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Sato Corp | 剥離紙付きラベル |
JP2008096504A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Omron Corp | Icタグ付きラベル |
JP6343450B2 (ja) * | 2012-05-30 | 2018-06-13 | セイコーエプソン株式会社 | ラベルプリンター |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2525115Y2 (ja) * | 1990-07-14 | 1997-02-05 | 株式会社サヤマ | ラベル配列体 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3358742A patent/JP2524932B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05177973A (ja) | 1993-07-20 |
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