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JP2514054Y2 - 電気踏切しゃ断機の故障検出装置 - Google Patents

電気踏切しゃ断機の故障検出装置

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Publication number
JP2514054Y2
JP2514054Y2 JP1993000487U JP48793U JP2514054Y2 JP 2514054 Y2 JP2514054 Y2 JP 2514054Y2 JP 1993000487 U JP1993000487 U JP 1993000487U JP 48793 U JP48793 U JP 48793U JP 2514054 Y2 JP2514054 Y2 JP 2514054Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
failure
failure detection
unit
railroad crossing
Prior art date
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Application number
JP1993000487U
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English (en)
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JPH0655931U (ja
Inventor
勉 弘光
元昭 石井
Original Assignee
大同信号株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大同信号株式会社 filed Critical 大同信号株式会社
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Publication of JPH0655931U publication Critical patent/JPH0655931U/ja
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  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電気踏切しゃ断機の
故障検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の踏切しゃ断機の直流ブラシ
レスモータの駆動回路図を示したもので、モータ1をモ
ータ駆動制御部2の各ブロック構成(インバータ部3、
インバータ制御部4、回転方向制御部5、モータ回転検
出部6、回転速度制御部10)により回転制御している。
このモータ駆動制御部2によるモータ1の回転制御につ
いては公知であるため、その説明は省略する。各ブロッ
ク構成はほとんど電子回路で構成されており、当該電子
回路の電子部品に故障が発生すると、故障内容によって
はモータ1の回転が停止して踏切しゃ断桿が動作不能と
なり、最悪の場合には踏切しゃ断桿が上昇状態のまま下
降せず、踏切道をしゃ断しない恐れがある。例えば、イ
ンバータ部3のパワートランジスタが2個同時に導通故
障したとき、モータ1は1相にてロック状態となり回転
不能となる。またモータ回転検出部6の回転検出素子7
〜9が故障のときも、さらにインバータ制御部4の故障
のときもモータ1は回転不能となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで、この考案は前
記従来の問題点を解決し、モータ駆動制御部を構成する
電子部品に故障が発生したときそれを確実に検出でき、
しかもモータが回転不能になって踏切しゃ断桿が動作不
能になるのを防止することができる電気踏切しゃ断機の
故障検出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の考案は、前記のような電気踏切しゃ断機
において、モータ駆動電源が入力しているときモータの
回転照査を行い、モータの回転信号が一定時間発生しな
い場合又はモータの電流がモータの回転不能により定格
値より大きくなった場合にモータ駆動制御部を構成する
電子部品が故障と判別する論理部及び故障表示部を有す
る故障検出部と、接点R,Rがインバータ部の出力
回路に直列に接続されて故障検出部により故障が検出さ
れたとき復旧してモータの電流をしゃ断するリレーとを
モータ駆動制御部に設けている。故障検出部は故障表示
部が故障を表示するときに集中監視装置に故障検出出力
をするようになっている。
【0005】請求項2の考案は、前記のような電気踏切
しゃ断機において、モータ駆動電源が入力しているとき
モータの回転照査を行い、モータの回転信号が一定時間
発生しない場合又はモータの電流がモータの回転不能に
より定格値より大きくなった場合にモータ駆動制御部を
構成する電子部品が故障と判別する論理部及び故障表示
部を有する故障検出部と、インバータ部の出力回路に直
列に接続されて故障検出部から故障検出信号を受けたと
き開放してモータの電流をしゃ断する半導体スイッチS
,Sとをモータ駆動制御部に設けている。故障検出
部は故障表示部が故障を表示するときに集中監視装置に
故障検出出力をするようになっている。
【0006】請求項3の考案は、前記のような電気踏切
しゃ断機において、モータ駆動電源が入力しているとき
モータの回転照査を行い、モータの回転信号が一定時間
発生しない場合にモータ駆動制御部を構成する電子部品
が故障と判別する論理部及び故障表示部を有する故障検
出部と、インバータ部の出力回路に直列に接続されてモ
ータの電流がモータの回転不能により定格値より大きく
なった場合に熔断してモータの電流をしゃ断する温度ヒ
ューズf,f,fとをモータ駆動制御部に設けて
いる。故障検出部は故障表示部が故障を表示するときに
集中監視装置に故障検出出力をするようになっている。
【0007】
【作用】モータ駆動制御部を構成する電子部品が故障す
ると、モータの回転信号が発生しなくなるが、モータ駆
動電源が入力しているときモータの回転照査を行い、こ
のようなモータの回転信号が一定時間発生しない場合、
又はモータの電流がモータの回転不能により定格値より
大きくなった場合、故障検出部が故障を検出する。ま
た、請求項1の場合は故障検出部からの故障検出信号を
受けるリレーの接点によりモータの電流をしゃ断し、請
求項2の場合は半導体スイッチの開放によりモータの電
流をしゃ断し、請求項3の場合は温度ヒューズの熔断に
よりモータの電流をしゃ断する。これにより踏切しゃ断
桿は自重により下降し、踏切道をしゃ断することとな
る。
【0008】
【実施例】図1はこの考案の一実施例の故障検出装置を
示す回路図である。この実施例で従来の図4と同様な部
分には同一符号を付している。11はモータ駆動制御部2
の中に設けた故障検出部で、この故障検出部11でモータ
駆動制御部2を構成する電子部品の故障、すなわちモー
タ1の回転不能を検出するようになっている。故障検出
部11は論理部12と故障表示部13をもち、踏切しゃ断機に
おけるインバータ部3に入力されるモータ制御条件中の
モータ駆動電源(インバータ電源)入力照査情報15、及
びモータ駆動電源が入力しているとき回転速度制御部10
へ入力されるモータ回転照査情報16によりモータ1の回
転照査を行い、一定時間回転信号(U,V,Wの各相)
の一部又は全部が発生しない場合、又はモータ駆動電源
(インバータ電源)に接続された過大電流検出部14によ
りモータ1の電流がモータ1の回転不能により定格値よ
り大きくなった場合、過大電流照査情報17により過大電
流照査を行い論理部12が故障と判別する。これにより故
障検出部11は故障表示部13に故障を表示する一方、故障
検出出力19により集中監視装置20を介して図示しない保
守区に故障を表示する。
【0009】R1,R2は故障検出部11に接続されたリレ
ー18の接点で、モータ1へのインバータ部3の出力回路
に直列に接続されている。このリレー接点R1,R2は電
子回路が正常なときは導通しており、インバータ部3の
出力によりモータ1が回転し、踏切しゃ断機は正常に昇
降動作する。各電子回路の部品、特に半導体に故障が発
生すると、それが前記のように故障検出部11で検出さ
れ、当該検出部の出力によりリレー18が復旧し、そのリ
レー接点R1,R2は開放してモータ1の電流をしゃ断す
る。これにより踏切しゃ断機のしゃ断桿は自重で下降し
て踏切道をしゃ断する。
【0010】図2は別の実施例の故障検出装置を示す回
路図である。この実施例において従来の図4と同様な部
分には同一符号を付している。図でS1,S2は半導体ス
イッチで、モータ1へのインバータ部3の出力回路に直
列に接続されている。この半導体スイッチS1,S2は電
子回路が正常なときは導通しており、インバータ部3の
出力によりモータ1が回転し、踏切しゃ断機は正常に昇
降動作する。各電子回路の部品、特に半導体に故障が発
生すると、それが前記のように故障検出部11で検出さ
れ、当該検出部からの故障検出信号としての半導体スイ
ッチオフ制御条件21により半導体スイッチS1,S2は開
放してモータ1の電流をしゃ断する。これにより踏切し
ゃ断機のしゃ断桿は自重で下降して踏切道をしゃ断す
る。
【0011】図3はさらに別の実施例の故障検出装置を
示す回路図である。この実施例の場合も従来の図4と同
様な部分には同一符号を付している。図でf1,f2,f
3は温度ヒューズで、モータ1へのインバータ部3の出
力回路に直列に接続されている。電子回路が正常であれ
ばインバータ部3の出力によりモータ1は正常に回転
し、踏切しゃ断機は正常に昇降動作する。各電子回路の
部品、特に半導体に故障が発生すると、それが前記のよ
うに故障検出部11で検出される。故障検出部11は前記実
施例と同様に故障表示部13に故障を表示する一方、故障
検出出力19により集中監視装置20を介して図示しない保
守区に故障を表示する。また、モータ1はロック状態と
なるため、通常の運転電流(定格値)及びすべり電流よ
り過大な電流が流れて温度ヒューズf1,f2,f3を熔
断し、温度ヒューズ断条件22を故障検出部11の論理部12
に入力し、故障表示部13は故障と温度ヒューズ断を表示
する。そして前記温度ヒューズ断により踏切しゃ断機の
しゃ断桿は自重で下降して踏切道をしゃ断する。
【0012】
【考案の効果】請求項1,2,3の考案は前記のような
構成からなるので、モータ駆動制御部を構成する電子部
品に故障が発生したとき、モータの回転照査又は過大電
流検出によりそれを故障検出部の論理部で確実に判別し
て検出することができるとともに、故障表示部に表示す
ることができる。しかも、故障検出部はこの故障表示部
が故障を表示するときに集中監視装置に故障検出出力を
するので、保守区において前記集中監視装置を介して同
時に故障表示することが可能となり、故障後の修理や保
守作業を迅速に行うことができる。また、インバータ部
の出力回路に直列に接続したリレーの接点又は半導体ス
イッチ又は温度ヒューズによりモータの電流をしゃ断
し、モータのロック状態を開放することにより、踏切し
ゃ断桿が自重で下降し、踏切道をしゃ断することができ
るので、フェールセーフを確保し、踏切道の安全を保つ
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の故障検出装置を示す回路
図である。
【図2】別の実施例の故障検出装置を示す回路図であ
る。
【図3】さらに別の実施例の故障検出装置を示す回路図
である。
【図4】従来の踏切しゃ断機のモータの駆動回路図であ
る。
【符号の説明】
1 モータ 2 モータ駆動制御部 3 インバータ部 4 インバータ制御部 5 回転方向制御部 6 モータ回転検出部 7〜9 回転検出素子 10 回転速度制御部 11 故障検出部 12 論理部 13 故障表示部 14 過大電流検出部 15 モータ電源(インバータ電源)入力照査情報 16 モータ回転照査情報 17 過大電流検出出力情報 18 リレー 19 故障検出出力 20 集中監視装置 21 半導体スイッチオフ制御条件 22 温度ヒューズ断条件 R1,R2 リレーの接点 S1,S2 半導体スイッチ f1,f2,f3 温度ヒューズ U,V,W モータの各相

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏切しゃ断桿を昇降させるモータ(1)
    と、インバータ部(3)を有してモータ(1)の駆動を
    制御するモータ駆動制御部(2)とを具えた電気踏切し
    ゃ断機において、 モータ駆動電源が入力しているときモータ(1)の回転
    照査を行い、モータ(1)の回転信号が一定時間発生し
    ない場合又はモータ(1)の電流がモータの回転不能に
    より定格値より大きくなった場合にモータ駆動制御部
    (2)を構成する電子部品が故障と判別する論理部(1
    2)及び故障表示部(13)を有する故障検出部(1
    1)と、接点R,Rがインバータ部(3)の出力回
    路に直列に接続されて故障検出部(11)により故障が
    検出されたとき復旧してモータ(1)の電流をしゃ断す
    るリレー(18)とをモータ駆動制御部(2)に設け、
    故障検出部(11)は故障表示部(13)が故障を表示
    するときに集中監視装置(20)に故障検出出力(1
    9)をするようになっていることを特徴とする電気踏切
    しゃ断機の故障検出装置。
  2. 【請求項2】 踏切しゃ断桿を昇降させるモータ(1)
    と、インバータ部(3)を有してモータ(1)の駆動を
    制御するモータ駆動制御部(2)とを具えた電気踏切し
    ゃ断機において、 モータ駆動電源が入力しているときモータ(1)の回転
    照査を行い、モータ(1)の回転信号が一定時間発生し
    ない場合又はモータ(1)の電流がモータの回転不能に
    より定格値より大きくなった場合にモータ駆動制御部
    (2)を構成する電子部品が故障と判別する論理部(1
    2)及び故障表示部(13)を有する故障検出部(1
    1)と、インバータ部(3)の出力回路に直列に接続さ
    れて故障検出部(11)から故障検出信号を受けたとき
    開放してモータ(1)の電流をしゃ断する半導体スイッ
    チS,Sとをモータ駆動制御部(2)に設け、故障
    検出部(11)は故障表示部(13)が故障を表示する
    ときに集中監視装置(20)に故障検出出力(19)を
    するようになっていることを特徴とする電気踏切しゃ断
    機の故障検出装置。
  3. 【請求項3】 踏切しゃ断桿を昇降させるモータ(1)
    と、インバータ部(3)を有してモータ(1)の駆動を
    制御するモータ駆動制御部(2)とを具えた電気踏切し
    ゃ断機において、 モータ駆動電源が入力しているときモータ(1)の回転
    照査を行い、モータ(1)の回転信号が一定時間発生し
    ない場合にモータ駆動制御部(2)を構成する電子部品
    が故障と判別する論理部(12)及び故障表示部(1
    3)を有する故障検出部(11)と、インバータ部
    (3)の出力回路に直列に接続されてモータ(1)の電
    流がモータの回転不能により定格値より大きくなった場
    合に熔断してモータ(1)の電流をしゃ断する温度ヒユ
    ーズf,f,fとをモータ駆動制御部(2)に設
    け、故障検出部(11)は故障表示部(13)が故障を
    表示するときに集中監視装置(20)に故障検出出力
    (19)をするようになっていることを特徴とする電気
    踏切しゃ断機の故障検出装置。
JP1993000487U 1993-01-12 1993-01-12 電気踏切しゃ断機の故障検出装置 Expired - Fee Related JP2514054Y2 (ja)

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JPH0655931U JPH0655931U (ja) 1994-08-02
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