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JPH05260654A - 二重化電源装置 - Google Patents

二重化電源装置

Info

Publication number
JPH05260654A
JPH05260654A JP4087512A JP8751292A JPH05260654A JP H05260654 A JPH05260654 A JP H05260654A JP 4087512 A JP4087512 A JP 4087512A JP 8751292 A JP8751292 A JP 8751292A JP H05260654 A JPH05260654 A JP H05260654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply unit
unit
overcurrent protection
protection circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4087512A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Sato
伸行 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP4087512A priority Critical patent/JPH05260654A/ja
Publication of JPH05260654A publication Critical patent/JPH05260654A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重化電源装置の並列運転時の負荷側ショー
トの電流値を抑える。 【構成】 電源部と、前記電源部の出力電流が設定電流
値以上流れないように保護する過電流保護回路12とを
備えた電源ユニットを二重化した二重化電源装置であっ
て、前記各電源ユニットはさらに電源制御部13,23
を設け、前記各電源制御部は、自己が設けられる電源ユ
ニットの正常・異常を監視し監視の結果を他の電源ユニ
ットの電源制御部へ出力する電源状態出力部131,2
31と、前記他の電源ユニットの電源状態出力部からの
監視の結果が異常であるとする場合は自己が設けられる
電源ユニットの前記過電流保護回路12に対して設定電
流値の変更を指示する設定切替指示部132,232と
を具備する。単独、並列のいずれの運転時も負荷側ショ
ートの最大電流値を同じにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、過電流制御による電
源ユニットを二重化した二重化電源装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】フォールトトレラントシステムのように
高信頼性の要求されるシステムは、24時間ノンストッ
プで稼動する。従って、システムを構成する装置の要で
ある電源装置についても耐故障性の高いものが要求され
ている。
【0003】信頼性の高い電源システムを実現する手段
として、複数の電源装置の出力をダイオードオア接続し
て二重化する方式が知られている。
【0004】図2は、従来の二重化電源装置の一構成例
を示すブロック図であり、81は第1の電源ユニット、
82は第2の電源ユニット、83は共通部である。第1
及び第2の電源ユニット81,82は、それぞれ電源部
811,821、過電流保護回路812,822を備え
る。電源部811,821は交流電圧を直流電圧に変換
する機能を有し、各過電流保護回路812,822は第
1、第2の各電源ユニット81,82の出力電流が設定
電流値以上流れないように保護する回路である。共通部
83は第1、第2の各電源ユニット81,82の直流出
力をダイオードオア接続して図示しない負荷側に供給す
るものであり、ダイオード831,832を有する。
【0005】このように、二重化することにより、第1
の電源ユニット81と第2の電源ユニット82を並列運
転した場合、これらの内の1台が故障しても、もう1台
の電源ユニットから電源を供給することができ、電源装
置全体の信頼性を向上することができる。また、第1、
第2の電源ユニット81,82が共通部83でダイオー
ド831,832を介して接続されているため、故障し
た電源ユニットを共通部83より取り外し、その電源ユ
ニットを修理した後、共通部83に接続することにより
負荷側に影響を及ぼすことなく保守することができる。
このため、第1、第2の電源ユニットは、それが1台で
運転した場合でもシステム全体に電源を供給することが
できるだけの容量を持っている。
【0006】例えば、負荷が20A消費する場合、第1
及び第2の電源ユニット81,82の各々に、20Aの
容量を持たせることになり、これを並列運転した場合は
電源装置全体として20A+20A=40Aの電流が流
し得ることになる。このような並列運転で、負荷側がシ
ョートすると、最大40Aの電流が流れるため、発煙、
発火等の重大事故につながる可能性がある。これを回避
するため、図3に示すように、共通部93に過電流保護
回路933を実装し、その過電流保護回路933の設定
値を20Aに設定しておけば、負荷側がショートした場
合でもしゃ断電流値を20Aに抑えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の二重化電源装置では、負荷側がショートしたときの
電流値を抑えることができるが、共通部93に過電流保
護回路933を実装しているため、過電流保護回路93
3が故障した場合、即システムダウンとなってしまいシ
ステム全体の信頼性が低下するという欠点があった。
【0008】この発明が解決しようとする課題は、上記
説明したシステムの信頼性を低下させることなく、しか
も負荷側がショートしたときに流れる電源装置の電流値
を抑えることができる二重化電源装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る二重化電源装置は、電源部と、前記
電源部の出力電流が設定電流値以上流れないように保護
する過電流保護回路とを備えた電源ユニットを二重化し
た二重化電源装置であって、前記各電源ユニットはさら
に電源制御部を設け、前記各電源制御部は、自己が設け
られる電源ユニットの正常・異常を監視し監視の結果を
他の電源ユニットの電源制御部へ出力する電源状態出力
部と、前記他の電源ユニットの電源状態出力部からの監
視の結果が異常であるとする場合は自己が設けられる電
源ユニットの前記過電流保護回路に対して設定電流値の
変更を指示する設定切替指示部とを具備したことを特徴
とする。
【0010】
【作用】各電源ユニットの正常・異常はその電源ユニッ
ト内に設けられる電源制御部の電源状態出力部で監視さ
れる。それらの各監視結果は互いに他の電源ユニットの
電源制御部に設けられる設定切替指示部に接続される。
従って、各電源制御部は、他の電源ユニット内の電源制
御部を介して該他の電源ユニットの動作状態を監視して
いることになる。両方の電源ユニットが正常に動作して
いるときは、各過電流保護回路の設定電流値を、所定の
値(例えば負荷側容量20A)の1/2の10Aにして
各電源ユニットで負荷を分担している。一方の電源制御
部が他方の電源ユニットの異常を入力したとき、当該一
方の電源ユニット内の過電流保護回路は、前記一方の電
源制御部の設定切替指示部の指示により、設定電流値を
前記所定の値の2倍の20Aにする。このようにして、
1台運転時には、当該一方の電源ユニットからは負荷側
の容量に応需して供給することができ、2台の並列運転
時には、各電源ユニットが供給する最大電流を10Aに
して、負荷側がショートしたときの電流を10+10=
20Aに抑えることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係る二重化電源装置の一実
施例について説明する。図1はこの発明の一実施例を示
すブロック図である。1は第1の電源ユニット、2は第
2の電源ユニット、3は共通部である。第1及び第2の
電源ユニット1,2は、それぞれ電源部11,21、過
電流保護回路12,22及び電源制御部13,23を備
える。電源部11,21は交流電圧を直流電圧に変換す
る機能を有し、各過電流保護回路12,22は第1、第
2の各電源ユニット1,2の出力電流が設定電流値以上
に流れないように保護する回路である。共通部3は第
1、第2の各電源ユニット1,2の直流出力をダイオー
ドオア接続して図示しない負荷側に供給するものであ
り、ダイオード31,32を有する。
【0012】各過電流保護回路12は、例えばヒューズ
121,122、切替スイッチ123,124及び切替
駆動リレー125を備える。ヒューズ121は低電流
用、ヒューズ122は、高電流用であり、切替スイッチ
123,124によりいずれかが、電源部11の出力に
直列に挿入され、過電流の保護を行うものである。切替
スイッチ123,124は切替駆動リレー125で駆動
される。切替駆動リレー125は、同一の電源ユニット
1内に設けられる電源制御部13の中の設定切替部13
2の指示により、2種類の設定電流値に応じて切替るこ
とができる。設定電流値の切替は、切替駆動リレー12
5、切替スイッチ123,124に代えて、例えばトラ
ンジスタ等の高速スイッチング素子により構成して、行
うこともできる。設定電流値は、例えば、負荷側の容量
が20Aのときは、低電流として10A、高電流として
20Aの2種類である。第2の電源ユニット2内の過電
流保護回路22の詳細は図示しないが、過電流保護回路
21と同様な回路構成となっている。
【0013】各電源制御部13(,23)はそれぞれに
電源状態出力部131(,231)及び設定切替指示部
132(,232)を備える。電源状態出力部13
1(,231)のそれぞれは、自身が設けられる第
1(、第2)の電源ユニット1(,2)の正常・異常状
態を監視し、監視の結果を自身が設けられる側とは異な
る他の電源制御部23(,12)側へ出力するものであ
る。設定切替指示部132(,232)は、自身が設け
られる側とは異なる他の電源制御部23(,13)側の
電源状態出力部231(,131)からの監視結果を入
力し、それが異常であるとする場合は、自己が設けられ
る側の電源ユニット1(,2)の過電流保護回路1
2(,23)に対して設定電流値の変更を指示するもの
である。第1の電源ユニット1側の電源状態出力部13
1の監視結果は、共通部3を介して信号線41により第
2の電源ユニット2側の設定切替指示部232に接続さ
れて入力する。第2の電源ユニット2側の電源状態出力
部231の監視結果は、共通部3を介して信号線42に
より第1の電源ユニット1側の設定切替指示部132に
接続されて入力する。電源状態出力部131の電源ユニ
ット1の正常・異常状態の監視は、例えばAC入力検出
回路1311とDC出力検出回路1312とで行ってい
る。AC入力検出回路1311とDC出力検出回路13
12との出力は、オア(OR)回路1313より相手側
例えば第2の電源ユニット2の設定切替指示部232
に、信号線41を介して接続される。
【0014】AC入力検出回路1311は電源部11の
交流入力電圧を監視し、その交流入力電圧が規定された
電圧値より上昇又は下降をしたときを障害とし、DC出
力検出回路1312は電源部1の直流出力電圧を監視
し、その直流出力電圧が規定された電圧値より上昇又は
下降したときを障害としている。電源状態出力部132
の電源ユニット2の正常・異常状態監視も同様である
が、監視結果は信号線42を介して相手側の第1の電源
ユニット1の設定切替指示部232に接続される。ま
た、監視結果が異常なしの場合はローレベルを出力し、
ローレベルでないときは異常とする。電源ユニット1又
は2が共通部3から取り外されている時は、信号線41
又は42をローレベルにはしないので、この場合も異常
とする。設定切替指示部132,232は、信号線41
又は42による相手側の監視結果により自己が設けられ
る側の過電流保護回路12,22の設定電流値を変更す
る。この変更は、過電流保護回路12,22内の切替駆
動リレーを駆動することにより、ヒューズを切替えて行
う。
【0015】次に、上記実施例の動作を説明する。ま
ず、第1の電源ユニット1の動作について説明する。外
部より電源投入指示を受けると、設定切替指示部132
は信号線42により第2の電源ユニット2側の状態をチ
ェックする。入力がローレベルであることにより、第2
の電源ユニット2が正常に動作していることを検出する
と、設定切替指示部132は過電流保護回路12に対し
て過電流検出のための設定電流値を10Aに指示して、
切替スイッチ123,124を10A用のヒューズ12
1側に接続する。一方、信号線42にローベルが入力せ
ずハイレベルのままであるときは、第2の電源ユニット
2が動作していないあるいは共通部3から取り外されて
いるとして異常状態を検出して、過電流保護回路12に
対して過電流検出のための設定電流値を20Aに指示し
て、切替スイッチ123,124を20A用のヒューズ
122側に接続する。さらに、電源状態出力部131
は、電源ユニット1が正常に動作を開始すると信号線4
1により第2の電源ユニット2側の設定切替指示部23
2へ通知する。
【0016】第2の電源ユニット2も上記の第1の電源
ユニット1の動作と同様の手順で動作する。
【0017】電源制御部13(,23)は、設定切替指
示部132(,232)により、常に信号線42(,4
1)の状態を監視しており、他の電源ユニット2(,
1)の異常を検出すると過電流保護回路12(,22)
の設定値を変更する。第1、第2の電源ユニットが並列
運転している時は、過電流保護回路12(,22)の設
定電流値は10Aに設定され、過電流が流れようとして
も10+10=20Aで過電流の保護が行われる。ま
た、どちらかの電源ユニット1(又は2)が動作してい
ない時(障害時あるいは共通部3から取り外されている
時)は、動作している方の電源ユニット2(又は1)の
過電流保護回路22(又は12)の電流設定値は20A
に設定され、上記したような動作で設定電流値20Aに
おける過電流保護を行なう。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば各
電源制御部により互いに他の電源ユニットの状態を監視
し、それにより過電流保護回路の設定電流値を変えるよ
うにしたので、信頼性を低下させることなく負荷側がシ
ョートした時の電流を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二重化電源装置の一実施例のブロ
ック図である。
【図2】従来の二重化電源装置のブロック図の一例であ
る。
【図3】従来の二重化電源装置のブロック図の一例であ
る。
【符号の説明】
12,22 過電流保護回路 13,23 電源制御部 131,231 電源状態出力部 132,232 設定切替指示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源部と、前記電源部の出力電流が設定
    電流値以上流れないように保護する過電流保護回路とを
    備えた電源ユニットを二重化した二重化電源装置であっ
    て、 前記各電源ユニットはさらに電源制御部を設け、前記各
    電源制御部は、自己が設けられる電源ユニットの正常・
    異常を監視し監視の結果を他の電源ユニットの電源制御
    部へ出力する電源状態出力部と、前記他の電源ユニット
    の電源状態出力部からの監視の結果が異常であるとする
    場合は自己が設けられる電源ユニットの前記過電流保護
    回路に対して設定電流値の変更を指示する設定切替指示
    部とを具備したことを特徴とする二重化電源装置。
JP4087512A 1992-03-12 1992-03-12 二重化電源装置 Withdrawn JPH05260654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4087512A JPH05260654A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 二重化電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4087512A JPH05260654A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 二重化電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05260654A true JPH05260654A (ja) 1993-10-08

Family

ID=13917044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4087512A Withdrawn JPH05260654A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 二重化電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05260654A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013235045A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Ricoh Co Ltd 電源装置、電源制御システム、画像形成装置及び信号制御方法
JP2018126010A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 株式会社東芝 電源システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518