JP2500490Y2 - 携帯用ビデ - Google Patents
携帯用ビデInfo
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- JP2500490Y2 JP2500490Y2 JP817893U JP817893U JP2500490Y2 JP 2500490 Y2 JP2500490 Y2 JP 2500490Y2 JP 817893 U JP817893 U JP 817893U JP 817893 U JP817893 U JP 817893U JP 2500490 Y2 JP2500490 Y2 JP 2500490Y2
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- Japan
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- pipe
- lid
- cleaning liquid
- locking
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Links
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 52
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 22
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 22
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 11
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、女性の局所洗浄に用い
られる携帯用ビデに関する。
られる携帯用ビデに関する。
【0002】
【従来の技術】従来携帯用のビデとしては、所望長さの
洗浄管がそのままの長さで洗浄液ケースから突出してい
ると大変嵩張り不便であったため、例えば実公昭52−
40637号公報記載の如き、携帯時(不使用時)には
洗浄管を逆さにして洗浄液容器内に配設せしめると共に
容器開口を閉蓋して上記容器のみの大きさとし、使用時
には開蓋して洗浄管を取出し、そして該洗浄管を容器開
口に取付けて使用するものとすることによって携帯時の
コンパクト化を図っていたものであった。
洗浄管がそのままの長さで洗浄液ケースから突出してい
ると大変嵩張り不便であったため、例えば実公昭52−
40637号公報記載の如き、携帯時(不使用時)には
洗浄管を逆さにして洗浄液容器内に配設せしめると共に
容器開口を閉蓋して上記容器のみの大きさとし、使用時
には開蓋して洗浄管を取出し、そして該洗浄管を容器開
口に取付けて使用するものとすることによって携帯時の
コンパクト化を図っていたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の携
帯用ビデは使用時の準備作業として開蓋作業及び洗浄管
取付け作業が最低必要であったため、即座に使用するに
は適していないという不具合があった。また、使用に際
して一旦開蓋するため誤って容器内の洗浄液を零してし
まう虞れもあり、使用時に必要量が得られないという不
都合をも有していたものであった。
帯用ビデは使用時の準備作業として開蓋作業及び洗浄管
取付け作業が最低必要であったため、即座に使用するに
は適していないという不具合があった。また、使用に際
して一旦開蓋するため誤って容器内の洗浄液を零してし
まう虞れもあり、使用時に必要量が得られないという不
都合をも有していたものであった。
【0004】本考案は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、携帯時のコンパクト化を維持しつつ使用時には開蓋
することなく洗浄管の引出し作業のみで即座に使用可能
な携帯用ビデを提供することである。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、携帯時のコンパクト化を維持しつつ使用時には開蓋
することなく洗浄管の引出し作業のみで即座に使用可能
な携帯用ビデを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案がなした技術的手段は、弾力性を有する洗浄液
ケースの開口部に蓋体を被着し、該蓋体はその上面中心
に設けた挿通口を介して洗浄管を洗浄液ケース内から出
没可能に備えると共に、挿通孔内面に係止鍔部あるいは
溝部を周設し、かつ蓋体内面の上記挿通口の口縁から弁
体衝止部を所望長さで垂設して構成され、上記洗浄管は
蓋体の内面に摺接する程度の管径を有し、先端側に内部
流路と連通する洗浄液噴出孔を穿設すると共に下面を開
口した所望長さの中空管からなる管本体と、側壁下端に
内部空間と連通する洗浄液流入孔を設けると共に上記管
本体下端の外側面に上下摺動可能に嵌合せしめる弁体と
で構成され、上記管本体は洗浄液噴出孔下位の外側面に
上記蓋体の係止鍔部あるいは溝部が密着嵌合可能な第一
係止溝部あるいは鍔部を周設すると共に、上記弁体嵌合
部位上位の外側面に上記係止鍔部あるいは溝部に密着嵌
合可能な第二係止溝部あるいは鍔部を周設しており、上
記洗浄管は弁体を管本体の外側面に沿って押上げて洗浄
液流入孔と管本体の下面開口とを閉弁させた状態で第一
係止溝部あるいは鍔部を蓋体の係止鍔部あるいは溝部に
嵌合せしめてその嵌合部分下位を洗浄液ケース内に収納
して備え、上記第一係止溝部あるいは鍔部の嵌合を解除
すると共に管本体を引出して第二係止溝部あるいは鍔部
を蓋体の係止鍔部あるいは溝部に係止した時、上記弁体
は蓋体の弁体衝止部にその上面が衝止して押下げられる
と共に、その洗浄液流入孔を管本体の下面開口と連通せ
しめて開弁することである。
に本考案がなした技術的手段は、弾力性を有する洗浄液
ケースの開口部に蓋体を被着し、該蓋体はその上面中心
に設けた挿通口を介して洗浄管を洗浄液ケース内から出
没可能に備えると共に、挿通孔内面に係止鍔部あるいは
溝部を周設し、かつ蓋体内面の上記挿通口の口縁から弁
体衝止部を所望長さで垂設して構成され、上記洗浄管は
蓋体の内面に摺接する程度の管径を有し、先端側に内部
流路と連通する洗浄液噴出孔を穿設すると共に下面を開
口した所望長さの中空管からなる管本体と、側壁下端に
内部空間と連通する洗浄液流入孔を設けると共に上記管
本体下端の外側面に上下摺動可能に嵌合せしめる弁体と
で構成され、上記管本体は洗浄液噴出孔下位の外側面に
上記蓋体の係止鍔部あるいは溝部が密着嵌合可能な第一
係止溝部あるいは鍔部を周設すると共に、上記弁体嵌合
部位上位の外側面に上記係止鍔部あるいは溝部に密着嵌
合可能な第二係止溝部あるいは鍔部を周設しており、上
記洗浄管は弁体を管本体の外側面に沿って押上げて洗浄
液流入孔と管本体の下面開口とを閉弁させた状態で第一
係止溝部あるいは鍔部を蓋体の係止鍔部あるいは溝部に
嵌合せしめてその嵌合部分下位を洗浄液ケース内に収納
して備え、上記第一係止溝部あるいは鍔部の嵌合を解除
すると共に管本体を引出して第二係止溝部あるいは鍔部
を蓋体の係止鍔部あるいは溝部に係止した時、上記弁体
は蓋体の弁体衝止部にその上面が衝止して押下げられる
と共に、その洗浄液流入孔を管本体の下面開口と連通せ
しめて開弁することである。
【0006】
【作用】上記技術的手段により、不使用時には管本体外
側面の第一係止溝部あるいは鍔部に蓋体挿通口の係止鍔
部あるいは溝部が密着嵌合して、その嵌合部下位の洗浄
管部分が洗浄液ケース内に収納された状態となり、ケー
ス上方に突出している部分は洗浄液噴出孔を穿設してあ
る先端側部分のみとなる。このとき弁体は、管本体下端
の外側面に沿って上方一杯に押し上げられ、弁体の洗浄
液流入孔と管本体の下面開口とを閉弁している。
側面の第一係止溝部あるいは鍔部に蓋体挿通口の係止鍔
部あるいは溝部が密着嵌合して、その嵌合部下位の洗浄
管部分が洗浄液ケース内に収納された状態となり、ケー
ス上方に突出している部分は洗浄液噴出孔を穿設してあ
る先端側部分のみとなる。このとき弁体は、管本体下端
の外側面に沿って上方一杯に押し上げられ、弁体の洗浄
液流入孔と管本体の下面開口とを閉弁している。
【0007】そして、使用時には突出している管本体を
引張り蓋体の係止鍔部あるいは溝部に嵌合している第一
係止溝部あるいは鍔部を外し、そのまま所望長さ管本体
を引出していくと、弁体の上面が弁体衝止部に衝止され
て弁体のみが押下げられるため、弁体の洗浄液流入孔と
管本体の下面開口とが連通され、そしてその時点で第二
係止溝部あるいは鍔部が上記蓋体の係止鍔部あるいは溝
部に密着嵌合して洗浄管は引出し固定される。即ち、こ
の時点で洗浄液ケース内部と洗浄管内部流路とが連通さ
れて洗浄液の噴出がなせる。
引張り蓋体の係止鍔部あるいは溝部に嵌合している第一
係止溝部あるいは鍔部を外し、そのまま所望長さ管本体
を引出していくと、弁体の上面が弁体衝止部に衝止され
て弁体のみが押下げられるため、弁体の洗浄液流入孔と
管本体の下面開口とが連通され、そしてその時点で第二
係止溝部あるいは鍔部が上記蓋体の係止鍔部あるいは溝
部に密着嵌合して洗浄管は引出し固定される。即ち、こ
の時点で洗浄液ケース内部と洗浄管内部流路とが連通さ
れて洗浄液の噴出がなせる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。
する。
【0009】図中Aは、本考案携帯用ビデの一実施例を
示し、該携帯用ビデAは洗浄液ケース1,蓋体3及び洗
浄管7とで構成されている。
示し、該携帯用ビデAは洗浄液ケース1,蓋体3及び洗
浄管7とで構成されている。
【0010】洗浄液ケース1は、合成樹脂材あるいはゴ
ム等の弾力性を有するものからなり、図示せるような所
望形状に形成され、その上部中央に突設した頸部1aを
介して開口部2を設けている。また、図示せるケース1
の形状,大きさ等は一例にすぎず何等これに限定される
ものではない。
ム等の弾力性を有するものからなり、図示せるような所
望形状に形成され、その上部中央に突設した頸部1aを
介して開口部2を設けている。また、図示せるケース1
の形状,大きさ等は一例にすぎず何等これに限定される
ものではない。
【0011】上記頸部1aには、その外周面に雄螺子1
bを螺設すると共に、上記雄螺子1bより下位部分に蛇
腹部分1cを設けている。尚、蛇腹部分1cの範囲ある
いは有無については任意であり適宜変更可能である。
bを螺設すると共に、上記雄螺子1bより下位部分に蛇
腹部分1cを設けている。尚、蛇腹部分1cの範囲ある
いは有無については任意であり適宜変更可能である。
【0012】蓋体3は、上記洗浄液ケース1の開口部2
を被着するもので、上記頸部1aの雄螺子1bに螺合す
る雌螺子3aを内周面に螺設し、そして上面3bの中心
に挿通口4を設けると共に、該挿通口4の内面4aに断
面ドーム型に突出する係止鍔部5を周設(一体あるいは
別体に形成)し、そして上記挿通口4の口縁4b(上面
内面側)から挿通口4よりも一回り大径状とした筒状の
弁体衝止部6を所望長さで垂設して構成されているもの
であり、上記挿通口4を介して洗浄管7を洗浄液ケース
1内から出没可能に備えるものとする。また、蓋体3は
上記のように螺合して洗浄液ケース1の開口部2に被着
されるものに限らず、上記開口部2に所望な接着剤で貼
り付けたりあるいは嵌合せしめたりして被着されるもの
等であってもよく任意である。
を被着するもので、上記頸部1aの雄螺子1bに螺合す
る雌螺子3aを内周面に螺設し、そして上面3bの中心
に挿通口4を設けると共に、該挿通口4の内面4aに断
面ドーム型に突出する係止鍔部5を周設(一体あるいは
別体に形成)し、そして上記挿通口4の口縁4b(上面
内面側)から挿通口4よりも一回り大径状とした筒状の
弁体衝止部6を所望長さで垂設して構成されているもの
であり、上記挿通口4を介して洗浄管7を洗浄液ケース
1内から出没可能に備えるものとする。また、蓋体3は
上記のように螺合して洗浄液ケース1の開口部2に被着
されるものに限らず、上記開口部2に所望な接着剤で貼
り付けたりあるいは嵌合せしめたりして被着されるもの
等であってもよく任意である。
【0013】洗浄管7は、下面を開口した所望長さの中
空管で、その先端側8に内部流路9と連通する洗浄液噴
出孔10…を一乃至複数穿設した管本体12と、側壁1
5aの下端に内部空間16と連通する洗浄液流入孔17
…を一乃至複数設け、上記管本体12の下端外側面12
aに上下摺動可能に嵌合せしめる弁体15とで構成され
ている。
空管で、その先端側8に内部流路9と連通する洗浄液噴
出孔10…を一乃至複数穿設した管本体12と、側壁1
5aの下端に内部空間16と連通する洗浄液流入孔17
…を一乃至複数設け、上記管本体12の下端外側面12
aに上下摺動可能に嵌合せしめる弁体15とで構成され
ている。
【0014】管本体12は、上記係止鍔部5によって形
成される内径よりも大径状に形成して係止鍔部5に沿っ
て摺接させるものとし、そして上記洗浄液噴出孔10の
穿設部位よりも下位の外側面12aに、上記係止鍔部5
が密着嵌合可能な断面ドーム型に窪む第一係止溝部13
を周面にわたって刻設すると共に、上記弁体15の嵌合
部位よりも上位の外側面12aに上記第一係止溝部13
と同一の第二係止溝部14を刻設している。尚、上記係
止溝部13,14の断面形状は任意であり上記形状に何
等限定はされないが、嵌合時の密着度が高い形状が好ま
しく、また図示せしめてはいないが上記係止溝部13,
14と係止鍔部5のいずれか一方あるいは両方にパッキ
ンを設けるものとしてもよく任意である。
成される内径よりも大径状に形成して係止鍔部5に沿っ
て摺接させるものとし、そして上記洗浄液噴出孔10の
穿設部位よりも下位の外側面12aに、上記係止鍔部5
が密着嵌合可能な断面ドーム型に窪む第一係止溝部13
を周面にわたって刻設すると共に、上記弁体15の嵌合
部位よりも上位の外側面12aに上記第一係止溝部13
と同一の第二係止溝部14を刻設している。尚、上記係
止溝部13,14の断面形状は任意であり上記形状に何
等限定はされないが、嵌合時の密着度が高い形状が好ま
しく、また図示せしめてはいないが上記係止溝部13,
14と係止鍔部5のいずれか一方あるいは両方にパッキ
ンを設けるものとしてもよく任意である。
【0015】弁体15は、本実施例にあっては管本体1
2の外側面12aに摺接する程度の内径を有し上面を開
口した短管状で、上面15bを鍔状に延設し、そして内
底面を管本体12の内部流路9に嵌合できる程度の径で
所望高さ突出せしめた差込部15cを設けると共に、側
壁15aの下端に内部空間16と連通する洗浄液流入孔
17…を設けてなるもので、管本体12の下端外側面1
2aを内側面15dに沿って押込み、開口11に差込部
15cを嵌合させて閉鎖せしめると共に、洗浄液流入孔
17を外側面12aによって閉鎖せしめて備えられる。
2の外側面12aに摺接する程度の内径を有し上面を開
口した短管状で、上面15bを鍔状に延設し、そして内
底面を管本体12の内部流路9に嵌合できる程度の径で
所望高さ突出せしめた差込部15cを設けると共に、側
壁15aの下端に内部空間16と連通する洗浄液流入孔
17…を設けてなるもので、管本体12の下端外側面1
2aを内側面15dに沿って押込み、開口11に差込部
15cを嵌合させて閉鎖せしめると共に、洗浄液流入孔
17を外側面12aによって閉鎖せしめて備えられる。
【0016】また、本実施例では管本体12側に係止溝
部(第1,第2)を、蓋体3側に係止鍔部5を設けたも
ので説明したが、これとは逆に管本体12側の上記第
1,第2係止溝部を夫々鍔部とすると共に、蓋体3側の
係止鍔部を係止溝部としてもよく、管本体12が蓋体3
の内面所望位置に嵌合できるものであれば適宜変更可能
である。尚、図示例では洗浄液流入孔17の穿設高さに
比して差込部15cの突出高さを高くしているが、両者
の関係(洗浄液流入孔17の穿設高さと差込部15cの
突出高さ)は図示例と反対あるいは同一高さであっても
よく任意である(図1参照)。
部(第1,第2)を、蓋体3側に係止鍔部5を設けたも
ので説明したが、これとは逆に管本体12側の上記第
1,第2係止溝部を夫々鍔部とすると共に、蓋体3側の
係止鍔部を係止溝部としてもよく、管本体12が蓋体3
の内面所望位置に嵌合できるものであれば適宜変更可能
である。尚、図示例では洗浄液流入孔17の穿設高さに
比して差込部15cの突出高さを高くしているが、両者
の関係(洗浄液流入孔17の穿設高さと差込部15cの
突出高さ)は図示例と反対あるいは同一高さであっても
よく任意である(図1参照)。
【0017】従って、蓋体3の挿通口4に洗浄管7を挿
通させると共に、第一係止溝部13を係止鍔部5に嵌合
させて洗浄液噴射孔10…を穿設した先端側8のみを蓋
体3上に位置させ、そして洗浄液xを貯溜せしめた洗浄
液ケース1内に開口部2を介し、蓋体3の内面側に突出
する洗浄管7部分を挿入しつつ蓋体3を上記ケース1の
頸部1aに螺着すれば、洗浄管7の殆どを洗浄液ケース
1内に収納された状態の携帯用ビデAが完成する(図2
参照)。この時、弁体15は管本体12の下端一杯に押
し上げ、管本体12の開口11に差込部15cを嵌合さ
せて閉鎖せしめると共に、洗浄液流入孔17を管本体1
2の外側面12aによって閉鎖せしめて閉弁状態である
(図2)。
通させると共に、第一係止溝部13を係止鍔部5に嵌合
させて洗浄液噴射孔10…を穿設した先端側8のみを蓋
体3上に位置させ、そして洗浄液xを貯溜せしめた洗浄
液ケース1内に開口部2を介し、蓋体3の内面側に突出
する洗浄管7部分を挿入しつつ蓋体3を上記ケース1の
頸部1aに螺着すれば、洗浄管7の殆どを洗浄液ケース
1内に収納された状態の携帯用ビデAが完成する(図2
参照)。この時、弁体15は管本体12の下端一杯に押
し上げ、管本体12の開口11に差込部15cを嵌合さ
せて閉鎖せしめると共に、洗浄液流入孔17を管本体1
2の外側面12aによって閉鎖せしめて閉弁状態である
(図2)。
【0018】上記構成した携帯用ビデAは、洗浄液ケー
ス1の上方に僅かに洗浄管7の先端側8が突出している
だけで、結果的には洗浄液ケース1のみの大きさと大差
ない程度となり携帯時(不使用時)の嵩張りがない。
ス1の上方に僅かに洗浄管7の先端側8が突出している
だけで、結果的には洗浄液ケース1のみの大きさと大差
ない程度となり携帯時(不使用時)の嵩張りがない。
【0019】次に、上記携帯用ビデAの使用の一例につ
いて説明すると、洗浄液ケース1の蓋体3上方に突出し
ている管本体12の先端側8を引張り、係止鍔部5に嵌
合している第一係止溝部13を外し、そしてそのまま所
望長さ管本体12を引出していくと、弁体15の上面1
5bが弁体衝止部6に衝止されて弁体15のみが押下げ
られ、弁体15の洗浄液流入孔17…と管本体12の下
面開口11とが連通され、そして上記連通時に第二係止
溝部14が上記係止鍔部5に密着嵌合されて洗浄管7が
引出し固定される(図1参照)。即ち、この時点で洗浄
液ケース1内部と洗浄管7の内部流路9とが連通されて
洗浄液xの噴出がなせるものであり、使用にあたっての
準備時間は殆ど掛からない。
いて説明すると、洗浄液ケース1の蓋体3上方に突出し
ている管本体12の先端側8を引張り、係止鍔部5に嵌
合している第一係止溝部13を外し、そしてそのまま所
望長さ管本体12を引出していくと、弁体15の上面1
5bが弁体衝止部6に衝止されて弁体15のみが押下げ
られ、弁体15の洗浄液流入孔17…と管本体12の下
面開口11とが連通され、そして上記連通時に第二係止
溝部14が上記係止鍔部5に密着嵌合されて洗浄管7が
引出し固定される(図1参照)。即ち、この時点で洗浄
液ケース1内部と洗浄管7の内部流路9とが連通されて
洗浄液xの噴出がなせるものであり、使用にあたっての
準備時間は殆ど掛からない。
【0020】また、本実施例において弁体衝止部6は筒
状であるがゆえに安定して弁体15を押下げることがで
き有用であるがこれに限定されるものではなく、板状あ
るいは杆状等任意形状でよく、弁体15を押下げ可能な
構成であればよい。また、その垂設長さも第二係止溝部
14が係止鍔部5に密着嵌合した時点で、洗浄液流入孔
17と下面開口11とが連通する程度に弁体15を押下
げ可能な長さで垂設されていればよい。さらに弁体15
を管本体12下端から完全に押し外す長さを有している
ものとしてもよく、洗浄管7の引き出し固定時に洗浄液
を流通できるようにすればよく任意であり適宜変更可能
である。
状であるがゆえに安定して弁体15を押下げることがで
き有用であるがこれに限定されるものではなく、板状あ
るいは杆状等任意形状でよく、弁体15を押下げ可能な
構成であればよい。また、その垂設長さも第二係止溝部
14が係止鍔部5に密着嵌合した時点で、洗浄液流入孔
17と下面開口11とが連通する程度に弁体15を押下
げ可能な長さで垂設されていればよい。さらに弁体15
を管本体12下端から完全に押し外す長さを有している
ものとしてもよく、洗浄管7の引き出し固定時に洗浄液
を流通できるようにすればよく任意であり適宜変更可能
である。
【0021】
【考案の効果】本考案は上記構成を有し、不使用時には
管本体外側面の第一係止溝部あるいは鍔部に蓋体挿通口
の係止鍔部あるいは溝部が密着嵌合して、その嵌合部下
位の洗浄管部分が洗浄液ケース内に収納された状態とな
り、ケース上方に突出している部分は洗浄液噴出孔を穿
設してある部分のみとなるため、携帯時(不使用時)の
コンパクト化を維持しつつ、そして使用時には突出して
いる管本体を引張り、蓋体の係止鍔部あるいは溝部に嵌
合している第一係止溝部あるいは鍔部を外して所望長さ
管本体を引出していくと、弁体の上面が弁体衝止部に衝
止されて弁体のみが押下げられ、弁体の洗浄液流入孔と
管本体の下面開口とが連通されると共に、その時点で第
二係止溝部あるいは鍔部が上記蓋体の係止鍔部あるいは
溝部に密着嵌合して洗浄管は引出し固定されるものであ
るため、使用時には従来のように開蓋作業及び洗浄管取
りだし,取付け作業がまったく不要となり、即座に使用
可能な大変使用勝手に優れた携帯用ビデの提供が図れ
る。
管本体外側面の第一係止溝部あるいは鍔部に蓋体挿通口
の係止鍔部あるいは溝部が密着嵌合して、その嵌合部下
位の洗浄管部分が洗浄液ケース内に収納された状態とな
り、ケース上方に突出している部分は洗浄液噴出孔を穿
設してある部分のみとなるため、携帯時(不使用時)の
コンパクト化を維持しつつ、そして使用時には突出して
いる管本体を引張り、蓋体の係止鍔部あるいは溝部に嵌
合している第一係止溝部あるいは鍔部を外して所望長さ
管本体を引出していくと、弁体の上面が弁体衝止部に衝
止されて弁体のみが押下げられ、弁体の洗浄液流入孔と
管本体の下面開口とが連通されると共に、その時点で第
二係止溝部あるいは鍔部が上記蓋体の係止鍔部あるいは
溝部に密着嵌合して洗浄管は引出し固定されるものであ
るため、使用時には従来のように開蓋作業及び洗浄管取
りだし,取付け作業がまったく不要となり、即座に使用
可能な大変使用勝手に優れた携帯用ビデの提供が図れ
る。
【図1】本考案携帯用ビデの一実施例で、開弁状態を示
す縦断正面図
す縦断正面図
【図2】閉弁状態を示す縦断正面図
【図3】図1のIII − III線断面図
【図4】分解斜視図
1:洗浄液ケース 2:開口部 3:蓋体 3a:上面 4:挿通口 4a:挿通
口内面 4b:口縁 5:係止鍔
部 6:弁体衝止部 7:洗浄管 8:先端側 9:内部流
路 10洗浄液噴出孔 11:下面
開口 12:管本体 12a:外
側面 13:第一係止溝部 14:第二
係止溝部 15:弁体 15a:側
壁 15b:弁体上面 16:内部
空間 17:洗浄液流入孔
口内面 4b:口縁 5:係止鍔
部 6:弁体衝止部 7:洗浄管 8:先端側 9:内部流
路 10洗浄液噴出孔 11:下面
開口 12:管本体 12a:外
側面 13:第一係止溝部 14:第二
係止溝部 15:弁体 15a:側
壁 15b:弁体上面 16:内部
空間 17:洗浄液流入孔
Claims (1)
- 【請求項1】弾力性を有する洗浄液ケースの開口部に蓋
体を被着し、該蓋体はその上面中心に設けた挿通口を介
して洗浄管を洗浄液ケース内から出没可能に備えると共
に、挿通孔内面に係止鍔部あるいは溝部を周設し、かつ
蓋体内面の上記挿通口の口縁から弁体衝止部を所望長さ
で垂設して構成され、上記洗浄管は蓋体の内面に摺接す
る程度の管径を有し、先端側に内部流路と連通する洗浄
液噴出孔を穿設すると共に下面を開口した所望長さの中
空管からなる管本体と、側壁下端に内部空間と連通する
洗浄液流入孔を設けると共に上記管本体下端の外側面に
上下摺動可能に嵌合せしめる弁体とで構成され、上記管
本体は洗浄液噴出孔下位の外側面に上記蓋体の係止鍔部
あるいは溝部が密着嵌合可能な第一係止溝部あるいは鍔
部を周設すると共に、上記弁体嵌合部位上位の外側面に
上記係止鍔部あるいは溝部に密着嵌合可能な第二係止溝
部あるいは鍔部を周設しており、上記洗浄管は弁体を管
本体の外側面に沿って押上げて洗浄液流入孔と管本体の
下面開口とを閉弁させた状態で第一係止溝部あるいは鍔
部を蓋体の係止鍔部あるいは溝部に嵌合せしめてその嵌
合部分下位を洗浄液ケース内に収納して備え、上記第一
係止溝部あるいは鍔部の嵌合を解除すると共に管本体を
引出して第二係止溝部あるいは鍔部を蓋体の係止鍔部あ
るいは溝部に係止した時、上記弁体は蓋体の弁体衝止部
にその上面が衝止して押下げられると共に、その洗浄液
流入孔を管本体の下面開口と連通せしめて開弁すること
を特徴とする携帯用ビデ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP817893U JP2500490Y2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 携帯用ビデ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP817893U JP2500490Y2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 携帯用ビデ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0745004U JPH0745004U (ja) | 1995-12-12 |
JP2500490Y2 true JP2500490Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=18528412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP817893U Expired - Lifetime JP2500490Y2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 携帯用ビデ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500490Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200484300Y1 (ko) * | 2017-06-29 | 2017-09-05 | 정소용 | 휴대용 질세정기 |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP817893U patent/JP2500490Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0745004U (ja) | 1995-12-12 |
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