JP2025000315A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コネクタ、に関する。
従来、複数の第1コネクタハウジングと、複数の第1コネクタハウジングを一方向に並べて収容する第2コネクタハウジングと、を有するコネクタが提案されている(特許文献1)。第2コネクタハウジングには、壁によって仕切られた複数の第1コネクタハウジングの収容室が設けられている。このように第2コネクタハウジング内が壁によって仕切られているため、コネクタの一方向の幅が広くなる、という問題があった。
また、複数のコネクタハウジングを板状の接続部に一方向に並べてねじ止めしたコネクタも考えられている。しかしながら、コネクタハウジングを一つずつ接続部に重ねてねじ止めする必要があるため、コネクタハウジング同士の間隔を空ける必要があり、コネクタの一方向の幅が広くなるという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化を図ったコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
電線の端末に取り付けられた複数の端子と、
複数の前記端子を個別に収容する複数のハウジング部と、
複数の前記ハウジング部が一方向に並べて固定される接続部と、を備え、
前記ハウジング部は、前記端子を収容する本体部と、前記本体部から突出し、前記接続部に重ねてねじ止めされる取付部と、を有し、
前記取付部は、前記一方向の一方側の側面に設けた第1嵌合部と、前記一方向の他方側の側面に設けた第2嵌合部と、を有し、
隣接する前記ハウジング部の前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合する、
コネクタであること。
電線の端末に取り付けられた複数の端子と、
複数の前記端子を個別に収容する複数のハウジング部と、
複数の前記ハウジング部が一方向に並べて固定される接続部と、を備え、
前記ハウジング部は、前記端子を収容する本体部と、前記本体部から突出し、前記接続部に重ねてねじ止めされる取付部と、を有し、
前記取付部は、前記一方向の一方側の側面に設けた第1嵌合部と、前記一方向の他方側の側面に設けた第2嵌合部と、を有し、
隣接する前記ハウジング部の前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合する、
コネクタであること。
本発明に係るコネクタによれば、小型化を図ることができる、との効果を奏する。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
以下、説明の便宜上、図1~図4に示すように、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。なお、左右方向は、本発明の「一方向」に対応する。
コネクタ1は、例えば、車両等に配索されるワイヤハーネスの一部を構成するコネクタであり、車体や車両のモータなどに固定される。図1及び図2に示すように、コネクタ1は、電線2の端末に取り付けられた複数の端子3(図2参照)と、複数の端子3を個別に収容する複数のハウジング部4(図1参照)と、複数のハウジング部4が左右方向に並べて固定され、複数の端子3をまとめて相手コネクタに接続可能に保持する接続部5と、を備えている。
本実施形態において電線2は、不図示の編組によってシールドされたシールド電線である。本実施形態において電線2は、6本設けられている。
図2に示すように、コネクタ1は、電線2と同じ数の端子3を備えている。本実施形態では、コネクタ1は、6つの端子3を備えている。端子3は、金属などの導電部材から構成される。端子3は、電線2が取り付けられ、端子3と電線2を導通させる電線接続部(図示せず)と、相手コネクタの相手端子に接続される端子接続部31と、電線2の編組に導通したシールド部32と、を有している。シールド部32は、端子接続部31の外周を周方向に囲んでいる。
図1に示すように、コネクタ1は、端子3と同じ数のハウジング部4を備えている。本実施形態では、コネクタ1は、6つのハウジング部4を備えている。ハウジング部4は、合成樹脂などの絶縁部材から構成される。ハウジング部4は、接続部5とは別体に設けられ、複数の端子3の電線接続部を個別に収容する。
図3に示すように、ハウジング部4は、端子3の電線接続部を収容する箱型の本体部41と、本体部41から上方に突出し、後述する接続部5に重ねてねじ止めされる取付部42と、を有している。端子3の端子接続部31及びシールド部32は、本体部41の前側面の上側に設けた開口から本体部41外に突出して配置される。電線2は、本体部41の下面に設けた開口から下側に引き出されている。
取付部42は、本体部41よりも前後方向の厚さが薄く設けられている。また、本体部41及び取付部42の前側面は同一平面となるように設けられている。図4に示すように、取付部42には、前後方向に貫通する貫通孔42Aが設けられている。この貫通孔42A内に前後方向に貫通するねじ孔43Aが設けられた金属カラー43が圧入される。ねじ孔43Aの内側面には、ねじ10と螺合するねじ溝が設けられている。
本実施形態では、図1に示すように、取付部42の左右方向の幅は、本体部41の左右方向の幅と同じに設けられている。図4に示すように、取付部42には、左側の側面に設けた凸部42B(第1嵌合部)と、右側の側面に設けた凹部42C(第2嵌合部)と、が設けられている。隣接するハウジング部4,4において、右側のハウジング部4の凸部42Bが左側のハウジング部4の凹部42Cに圧入(嵌合)される。これにより、複数のハウジング部4を左右方向に並べて固定することができる。
接続部5は、導電部材から構成される。この接続部5が車体や車両のモータに固定されると、接地される。図2に示すように、接続部5は、端子3の端子接続部31及びシールド部32を保持する平板状の保持部51と、保持部51から前側に突出する位置決め部52と、を有している。保持部51には、端子3の端子接続部31及びシールド部32を通す挿通孔(図示せず)と、ハウジング部4を固定するためのねじ孔(図示せず)と、が設けられている。挿通孔は、左右方向に複数並べて設けられている。この挿通孔に、シールド部32を通すことにより、シールド部32と接続部5とが導通し、シールド部32が接地される。ねじ孔も、左右方向に複数並べて設けられている。保持部51に設けたねじ孔の内側面には、ねじ10と螺合するねじ溝が設けられている。
位置決め部52は、保持部51の前面において保持部51と一体に設けられ、相手側コネクタと嵌合する部分である。位置決め部52は、左右方向に並べられた全ての貫通孔を囲むように設けられている。
次に、端子3を収容したハウジング部4の接続部5への取付手順について説明する。まず、隣接するハウジング部4の凸部42Bに凹部42Cを圧入して、複数のハウジング部4を左右方向に並べて固定する。このとき、接続部5に取り付ける全てのハウジング部4を左右方向に並べて固定する。本実施形態によれば、6つのハウジング部4を左右方向に並べて固定する。
また、このとき、隣接するハウジング部4において本体部41及び取付部42の左右方向側面同士が接触する。詳しく説明すると、隣接するハウジング部4において、左側のハウジング部4の本体部41及び取付部42の右側面と、右側のハウジング部4の本体部41及び取付部42の左側面と、が接触する。
次に、左右方向に並べて固定された6つのハウジング部4をまとめて接続部5に取り付ける。具体的には、6つのハウジング部4各々に設けたねじ孔43Aを接続部5に設けた6つのねじ孔(図示せず)に重ねる。その後、ねじ10をハウジング部4に設けたねじ孔43A及び接続部5に設けたねじ孔に螺合して、ハウジング部4をまとめて接続部5に取り付ける。
上述した実施形態によれば、ハウジング部4を一つずつねじ止めする必要がなくなる。このため、ハウジング部4間にねじ止め作業に必要な間隔を空ける必要がなくなるため、コネクタ1の左右方向の幅を短くして、小型化を図ることができる。
上述した実施形態によれば、隣接するハウジング部4の凸部42Bと凹部42Cとが嵌合すると、隣接するハウジング部4において本体部41の左右方向側の側面同士が接触する。これにより、複数のハウジング部4をより強固に左右方向に並べて固定することができるとともに、コネクタ1の左右方向の幅をより短くして、小型化を図ることができる。
上述した実施形態によれば、ハウジング部4において本体部41と、取付部42との左右方向の幅を同じに設けた。これにより、隣接するハウジング部4,4において取付部42の左右方向側の側面同士も接触するため、複数のハウジング部4をより強固に左右方向に並べて固定することができる。
上述した実施形態によれば、コネクタ1は、複数の端子3と、複数の端子3を個別に収容する複数のハウジング部4と、複数のハウジング部4が左右方向に並べて固定される接続部5と、を備え、ハウジング部4が接続部5によりねじ止めされている。
このような構成によれば、接続部5によって、複数の端子3を保持してまとめて相手コネクタに接続することができるので、相手コネクタに対して効率よく接続できる。また、接続部5とは別体で設けられ、接続部5に対してねじ止めされる複数のハウジング部4によって、複数の端子3が個別に収容されている。このため、電線2の数の要件が異なったとしても、例えば、接続部5の構造はそのままに、左右に並べて固定するハウジング部4の数を増減することで、対応することができる。これにより、コネクタ1の汎用性を向上し、コネクタ1の製造コストの低減を図ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態によれば、複数の端子3はまとめて相手コネクタに接続されていたが、これに限ったものではない。複数の端子3一つ一つに相手コネクタを接続するようにしてもよい。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
電線(2)の端末に取り付けられた複数の端子(3)と、
複数の前記端子(3)を個別に収容する複数のハウジング部(4)と、
複数の前記ハウジング部(4)が一方向(左右方向)に並べて固定される接続部(5)と、を備え、
前記ハウジング部(4)は、前記端子(3)を収容する本体部(41)と、前記本体部(41)から突出し、前記接続部(5)に重ねてねじ止めされる取付部(42)と、を有し、
前記取付部(42)は、前記一方向(左右方向)の一方側(左側)の側面に設けた第1嵌合部(42B)と、前記一方向(左右方向)の他方側(右側)の側面に設けた第2嵌合部(42C)と、を有し、
隣接する前記ハウジング部(4,4)の前記第1嵌合部(42B)と前記第2嵌合部(42C)とが嵌合する、
コネクタ(1)。
[1]
電線(2)の端末に取り付けられた複数の端子(3)と、
複数の前記端子(3)を個別に収容する複数のハウジング部(4)と、
複数の前記ハウジング部(4)が一方向(左右方向)に並べて固定される接続部(5)と、を備え、
前記ハウジング部(4)は、前記端子(3)を収容する本体部(41)と、前記本体部(41)から突出し、前記接続部(5)に重ねてねじ止めされる取付部(42)と、を有し、
前記取付部(42)は、前記一方向(左右方向)の一方側(左側)の側面に設けた第1嵌合部(42B)と、前記一方向(左右方向)の他方側(右側)の側面に設けた第2嵌合部(42C)と、を有し、
隣接する前記ハウジング部(4,4)の前記第1嵌合部(42B)と前記第2嵌合部(42C)とが嵌合する、
コネクタ(1)。
上記[1]の構成によれば、ハウジング部(4)を一つずつねじ止めする必要がなくなる。このため、ハウジング部(4)間にねじ止め作業に必要な間隔を空ける必要がなくなるため、コネクタ(1)の左右方向の幅を短くして、小型化を図ることができる。
[2]
[1]に記載のコネクタ(1)において、
隣接する前記ハウジング部(4,4)の前記第1嵌合部(42B)と前記第2嵌合部(42C)とが嵌合すると、隣接する前記ハウジング部(4,4)において前記本体部(41)の前記一方向(左右方向)側の側面同士が接触する、
コネクタ(1)。
[1]に記載のコネクタ(1)において、
隣接する前記ハウジング部(4,4)の前記第1嵌合部(42B)と前記第2嵌合部(42C)とが嵌合すると、隣接する前記ハウジング部(4,4)において前記本体部(41)の前記一方向(左右方向)側の側面同士が接触する、
コネクタ(1)。
上記[2]の構成によれば、複数のハウジング部(4)をより強固に左右方向に並べて固定することができるとともに、コネクタ(1)の左右方向の幅をより短くして、小型化を図ることができる。
[3]
[2]に記載のコネクタ(1)において、
前記本体部(41)と、前記取付部(42)と、の前記一方向(左右方向)の幅を同じに設けた、
コネクタ(1)。
[2]に記載のコネクタ(1)において、
前記本体部(41)と、前記取付部(42)と、の前記一方向(左右方向)の幅を同じに設けた、
コネクタ(1)。
上記[3]の構成によれば、隣接するハウジング部(4,4)において取付部(42)の一方向(左右方向)側の側面同士も接触するため、複数のハウジング部(4)をより強固に一方向(左右方向)に並べて固定することができる。
2 電線
3 端子
4 ハウジング部
5 接続部
41 本体部
42 取付部
42B 凸部(第1嵌合部)
42C 凹部(第2嵌合部)
3 端子
4 ハウジング部
5 接続部
41 本体部
42 取付部
42B 凸部(第1嵌合部)
42C 凹部(第2嵌合部)
Claims (3)
- 電線の端末に取り付けられた複数の端子と、
複数の前記端子を個別に収容する複数のハウジング部と、
複数の前記ハウジング部が一方向に並べて固定される接続部と、を備え、
前記ハウジング部は、前記端子を収容する本体部と、前記本体部から突出し、前記接続部に重ねてねじ止めされる取付部と、を有し、
前記取付部は、前記一方向の一方側の側面に設けた第1嵌合部と、前記一方向の他方側の側面に設けた第2嵌合部と、を有し、
隣接する前記ハウジング部の前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合する、
コネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタにおいて、
隣接する前記ハウジング部の前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合すると、隣接する前記ハウジング部において前記本体部の前記一方向側の側面同士が接触する、
コネクタ。 - 請求項2に記載のコネクタにおいて、
前記本体部と、前記取付部と、の前記一方向の幅を同じに設けた、
コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023100107A JP2025000315A (ja) | 2023-06-19 | 2023-06-19 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023100107A JP2025000315A (ja) | 2023-06-19 | 2023-06-19 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2025000315A true JP2025000315A (ja) | 2025-01-07 |
Family
ID=94129251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023100107A Pending JP2025000315A (ja) | 2023-06-19 | 2023-06-19 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2025000315A (ja) |
-
2023
- 2023-06-19 JP JP2023100107A patent/JP2025000315A/ja active Pending
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