JP2017092020A - モジュール用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、モジュールの上ケースに取り付けられた端子と、モジュールの下ケースに搭載されたモジュール基板の接続方法を改善し、小型化、取り付け性改善、及び、低コスト化を可能とするモジュール用コネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】モジュール用コネクタは、コネクタ嵌合時に、多芯ケーブル10に電気的に接続された複数のケーブル側コンタクト端子112に電気的に接触されるコネクタ接触部1012a、ばね性を有するばね部1012b、及び、モジュール基板1022に電気的に接触して固定される基板接続部1012cを有し、コネクタ接触部1012aと基板接続部1012cの間にばね部1012bが配置されるように一体に形成される複数のケース側コンタクト端子1012と、モジュール側ケース1021に固定されるモジュール基板1022に設けられる複数のコンタクト接触用パッド1023とを備える。
【選択図】図7
【解決手段】モジュール用コネクタは、コネクタ嵌合時に、多芯ケーブル10に電気的に接続された複数のケーブル側コンタクト端子112に電気的に接触されるコネクタ接触部1012a、ばね性を有するばね部1012b、及び、モジュール基板1022に電気的に接触して固定される基板接続部1012cを有し、コネクタ接触部1012aと基板接続部1012cの間にばね部1012bが配置されるように一体に形成される複数のケース側コンタクト端子1012と、モジュール側ケース1021に固定されるモジュール基板1022に設けられる複数のコンタクト接触用パッド1023とを備える。
【選択図】図7
Description
本発明は、モジュール用コネクタに関し、特に、車載用カメラモジュール等に使用される防水、防塵機能を必要とするモジュール用コネクタに関する。
近年、車載カメラの用途が拡がり、バックモニタ等の車両周辺を監視して運転者の視界を支援するための視覚補助用、または、自動ブレーキ、車線キープ等の先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driver Assistance System)等に採用される画像認識用、あるいは、ナイトビジョン等の赤外線カメラ等を使用した暗視用等の車載カメラを搭載する自動車が普及してきている。
このような車載カメラは、撮像用のレンズ等の光学素子を有する撮影光学系と、それにより結像された被写体像の取得のための撮像素子と、その撮像素子から出力された電気信号に基づく被写体像に対応したデジタル画像データの生成等を行う電子回路部とを筐体に収容し、生成されたデジタル画像データを筐体内部の電子回路部から外部に伝送するための接続ケーブルが設けられる車載カメラモジュールの構成を主に採用している。
このような車載カメラモジュールでは、モジュールの筐体内部に水や塵が侵入し、筐体内部に収容された電子部品などが機能停止するのを防ぐため、防水、あるいは、防塵機能が必要とされる。また、車載カメラの用途の多様化に伴い、複数箇所に車載カメラモジュールを設置する場合があり、これにより小型化、取り付け性の改善等も要求されている。また、このような車載カメラモジュールのようなモジュールの内部でモジュール基板と接続ケーブルを接続するモジュール用コネクタにも同様の機能が要求されている。
また、近年車載カメラの性能は、向上してきており、高速信号伝送対応ケーブルが使用されるようになってきている。高速信号伝送対応ケーブルとしては、デジタル信号伝送ケーブルなどがある。また、これに合わせてモジュール用コネクタも、高速信号伝送が可能なものが要求されている。
従来の特許文献1に示すようなモジュール用コネクタでは、ケーブルの導線部分に圧着された端子を有するケーブルコネクタが、カメラモジュールの下ケースに搭載されたモジュール基板に実装された基板側コネクタに直接嵌合し、ケーブルコネクタの固定は、コネクタを嵌合した後に、ケーブルコネクタを上ケースにねじ止めなどにより固定する方法が採用されていた。
しかしながら、このような方法では、ケーブルコネクタがコネクタ嵌合の位置ずれを吸収する必要があり、且つ、防水、防塵機能を達成する必要があり、複雑な構成を必要とするため、小型化、低コスト化が難しいという問題があった。さらに、カメラモジュールにケーブルコネクタをねじ止めなどにより固定する必要があり、工数が増加し、取り付け性に難点があるという問題があった。
また、上述の取り付け性の改善のために、カメラモジュールの上ケースに端子を設け、この端子と、ケーブルコネクタとをロック機構などにより嵌合する方法もある。この方法では、カメラモジュールの上ケースに設けられた端子と、カメラモジュールの下ケースに搭載されたモジュール基板とを電気的に接続するために、モジュール基板に基板側コネクタを実装し、上ケースの端子と下ケースの基板側コネクタを嵌合することにより電気的に接続する必要がある。
しかしながら、このような方法では、基板側コネクタに上ケースと下ケースとの嵌合ずれを吸収するための構造が必要となるため、複雑な構成が必要とされ、小型化が困難となり、また、コストが嵩むという問題があった。また、モジュール用コネクタとして高速信号伝送を可能とするものも要求されている。
従って、本発明は、モジュールの上ケースに取り付けられた端子と、モジュールの下ケースに搭載されたモジュール基板との接続方法を改善し、小型化、取り付け性改善、及び、低コスト化を可能とするモジュール用コネクタを提供することを目的とする。
また、さらに、本発明は、高速信号伝送を可能とするモジュール用コネクタを提供することも目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のモジュール用コネクタは、複数の信号線を有するケーブルとモジュール基板とを、モジュール側ケース及びケーブル側ケースにより構成されるモジュールの内部で電気的に接続するモジュール用コネクタであって、上記ケーブル側ケースに固定される複数のケース側コンタクト端子であって、コネクタ嵌合時に、上記ケーブルに電気的に接続された複数のケーブル側コンタクト端子に電気的に接触されるコネクタ接触部、上記コネクタの嵌合方向にばね性を有するばね部、及び、上記モジュール基板に電気的に接触して固定される基板接続部を有し、上記コネクタ接触部と上記基板接続部の間に上記ばね部が配置されるように一体に形成される上記複数のケース側コンタクト端子と、上記モジュール側ケースに固定される上記モジュール基板に設けられ、上記複数のケース側コンタクト端子の上記基板接続部が、上記ばね部のばね性による接触圧により電気的に接触して固定される複数のコンタクト接触用パッドとを備えることを特徴とする。
また、対向する上記複数のケース側コンタクト端子のばね部のばね形状が互いに対向するように形成され、上記複数のケース側コンタクト端子の上記複数の基板接続部が互いに集約され、これにより上記複数の基板接続部が接触される上記複数のコンタクト接触用パッドは、互いに集約して配置されるものとしてもよい。
また、上記複数のケース側コンタクト端子の上記ばね部は、コネクタ嵌合方向の垂直面方向に上記ばね性を有し、上記コンタクト接触用パッドは、上記複数のケース側コンタクト端子の上記ばね性による可動、及び、上記ケーブル側ケースと、上記モジュール側ケースとの嵌合ずれを吸収可能とする大きさに形成されるものとしてもよい。
また、上記複数のケース側コンタクト端子の上記ばね部及び上記基板接続部は、上記コネクタ接触部とオフセットして設けられ、対向する上記複数のケース側コンタクト端子の上記基板接続部が、上記ばね性による可動により互いに接触しないように構成されるものとしてもよい。
また、上記複数のケース側コンタクト端子の上記コネクタ接触部と上記ばね部との間に、上記ケーブル側ケースに圧入して固定するための圧入固定部が設けられるものとしてもよい。
また、上記ケーブル側ケースに、上記複数のケース側コンタクト端子の上記ばね部の可動を制限するためのリブが設けられるものとしてもよい。
また、上記複数のケーブル側コンタクト端子は、ケーブル側コネクタにそれぞれが絶縁して固定され、上記ケーブル側ケースに設けられた片持ち梁形状でばね性を有するロック部と、上記ケーブル側コネクタに設けられた開口係合部が係合することによりコネクタが嵌合するように構成されるものとしてもよい。
上記課題を解決するために、本発明のモジュール用コネクタは、複数の信号線を有するケーブルとモジュール基板とを、モジュール側ケース及びケーブル側ケースにより構成されるモジュールの内部で電気的に接続するモジュール用コネクタであって、上記ケーブル側ケースに固定される複数のケース側コンタクト端子であって、コネクタ嵌合時に、上記ケーブルに電気的に接続された複数のケーブル側コンタクト端子に電気的に接触されるコネクタ接触部、上記コネクタの嵌合方向にばね性を有するばね部、及び、上記モジュール基板に電気的に接触して固定される基板接続部を有し、上記コネクタ接触部と上記基板接続部の間に上記ばね部が配置されるように一体に形成され、上記基板接続部から更に延在して形成され、上記ケース側コンタクト端子の上記ばね部とコネクタ接触部の間にループ形状を形成して接触されるループ接触部を更に有する上記複数のケース側コンタクト端子と、上記モジュール側ケースに固定される上記モジュール基板に設けられ、上記複数のケース側コンタクト端子の上記基板接続部が、上記ばね部のばね性による接触圧により電気的に接触して固定される複数のコンタクト接触用パッドとを備えることを特徴とする。
また、上記複数の信号線を有するケーブルは、高速信号伝送が可能な信号伝送ケーブルであるものとしてもよい。
本発明によれば、車載カメラモジュール等のモジュールのケーブル側ケースに取り付けられたケース側コンタクト端子と、モジュール側ケースに搭載されたモジュール基板との接続方法を改善し、小型化、取り付け性改善、及び、低コスト化を可能とするモジュール用コネクタを提供することができる。
また、本発明によれば、高速信号伝送を可能とするモジュール用コネクタを提供することも可能となる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
尚、以下の説明における上下方向の概念は、添付の図面における上下に対応しており、各部材の相対的な位置関係を示すものであって、絶対的な位置関係を示すものではない。また、以下の説明において、便宜的にコネクタの挿入方向を「先端」と示し、コネクタの挿入方向の逆方向を「後端」と示し、左右方向とは、コネクタの挿入方向に対し直交する方向を「左右」を示すこととするが、絶対的な位置関係を示すものではない。
まず、本発明の第1の実施形態のモジュール用コネクタを説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のモジュール用コネクタを使用した車載カメラモジュール1000を示す斜視図であり、図2は、図1に示す車載カメラモジュール1000を分解して示す斜視図である。
図1及び図2において、車載カメラモジュール1000は、多芯ケーブル10と接続する構造を有するケーブル側ケースアセンブリ1010と、内部に図示しないカメラモジュールを収容するモジュール側ケースアセンブリ1020とから構成される。ケーブル側ケースアセンブリ1010と、モジュール側ケースアセンブリ1020は、例えば、ねじ止めなどにより固定される。車載カメラモジュール1000と、多芯ケーブル10に接続されたケーブル側コネクタ110は、後述するケーブル側ケース1011に設けられたロック部1011aとケーブル側コネクタハウジング111に設けられた開口係合部111aが係合することにより嵌合される。なお、本実施形態では、車載カメラモジュール1000とケーブル側コネクタ110の嵌合方法は、ロック部1011aと開口係合部111aを係合させることとしたが、この方法には限定されず、ねじ止めなど他の方法により嵌合してもよい。
図3は、図2に示す車載カメラモジュール1000に接続されるケーブル側コネクタ110を示す斜視図である。
図3において、ケーブル側コネクタ110は、ケーブル側コネクタハウジング111と、複数のケーブル側コンタクト端子112と、コネクタ嵌合時に、防水、防塵機能を果たすためのOリング113とを備える。
ケーブル側コネクタハウジング111は、インシュレータにケーブル側コンタクト端子112を固定した後、ケース及びオーバーモールドを被せ、最後に封止材を注入するなどの様々な工程を経て形成されるが、ここでは説明を省略する。ケーブル側コネクタハウジング111は、上述のように樹脂等の絶縁材で構成され、後端側の一辺に設けられた開口であって、後述するケーブル側ケース1011のロック部1011aと係合される開口係合部111aと、後述するケーブル側ケース1011の筒状突起部1011bが収容される収容部111bと、収容部111bの内部に設けられた突出部であり、複数のケーブル側コンタクト端子112を絶縁して保持する端子保持部111cと、端子保持部111cに設けられ、複数のケーブル側コンタクト端子112を収容する複数の端子収容孔111dとを主に備える。
複数のケーブル側コンタクト端子112は、多芯ケーブル10に含まれる複数の信号線11の被覆が剥がされた導線部12のそれぞれに圧着等により接続される。なお、本実施形態では、ケーブルとして6本の信号線11を有する多芯ケーブル10を使用したが、これには限定されず他の本数を有する多芯ケーブルあるいは同軸ケーブル等でも構わない。また、被覆した複数の信号線11の周囲に編み込み形状等のシールドを有するシールド付き多芯ケーブルを使用しても構わない。ケーブル側コンタクト端子112は、車載カメラモジュール1000とケーブル側コネクタ110の嵌合時に、後述するケース側コンタクト端子1012のコネクタ接触部1012aと電気的に接触される。
Oリング113は、例えばゴム材料等で成形され、ケーブル側コネクタハウジング111の端子保持部111cの外周の中段付近に配置され、後述するケーブル側ケース1011の筒状突起部1011bの内部の壁と当接し、ケーブル側コンタクト端子112と後述するケース側コンタクト端子1012との電気的接触の防水、防塵を確保する。
図4(a)は、図2に示す車載カメラモジュール1000のケーブル側ケースアセンブリ1010の外観を示す斜視図であり、図4(b)は、ケーブル側ケースアセンブリ1010をケーブル側から示す斜視図であり、図4(c)は、ケーブル側ケースアセンブリ1010をモジュール側から示す斜視図である。
図4(a)乃至図4(c)において、ケーブル側ケースアセンブリ1010は、ケーブル側ケース1011と、複数のケース側コンタクト端子1012と、封止材1013とを備える。
ケーブル側ケース1011は、複数のケース側コンタクト端子1012を保持するため、樹脂等の絶縁材で形成される。ケーブル側ケース1011は、コネクタ嵌合時にケーブル側コネクタハウジング111の開口係合部111aに係合され、片持ち梁形状でばね性を有するロック部1011aと、ケーブル側コネクタ110の方向に向って伸びる筒状突起部1011bと、ケーブル側ケース1011の内側の固定される複数のケース側コンタクト端子1012の間に設けられ、複数のケース側コンタクト端子1012の可動を制限するための複数のリブ1011cとを備える。ロック部1011aは、コネクタ嵌合の解除時に、その先端に設けられた係合突起部を操作者が押圧し、その係合を解除できるように形成される。筒状突起部1011bの形状は、図4(a)及び図4(b)に示す略四角の筒形状には限定されず、多芯ケーブル10の信号線11の本数やケーブル側コネクタ110の形状に合わせて変更可能である。複数のリブ1011cの形状は、ここでは図4(c)に示すように、固定される複数のケース側コンタクト端子1012の間に設けられた複数の直方体形状としたが、この形状には限定されず、複数のケース側コンタクト端子1012の可動を制限できる形状であればよい。
複数のケース側コンタクト端子1012は、後述する図5に示されるように、例えば銅に金メッキ処理したものなど、導電性を有する金属等の材料で形成される略棒状の部材である。複数のケース側コンタクト端子1012は、図4(c)に示すケーブル側ケース1011の内側から挿入され圧入等により固定される。
封止材1013は、ケース側コンタクト端子1012がケーブル側ケース1011の内側から挿入され圧入等により固定された後、ケーブル側ケース1011の後端側から筒状突起部1011bの内壁に注入され、ケース側コンタクト端子1012を絶縁して固定する。封止材1013の材料は、接着剤や射出成形による樹脂等が使用される。
図5は、図4(a)乃至図4(c)に示すケーブル側ケース1011に固定されるケース側コンタクト端子1012を示す斜視図である。
図5において、ケース側コンタクト端子1012は、ケーブル側コネクタ110側に伸び、コネクタの嵌合時に、多芯ケーブル10に電気的に接続された複数のケーブル側コンタクト端子112に電気的に接触されるコネクタ接触部1012aと、コネクタ接触部1012aに隣接して設けられ、2段の台形形状に形成され、ケーブル側ケース1011に圧入して固定される圧入固定部1012dと、圧入固定部1012dに隣接してオフセットされて設けられ、U字形状に形成され、コネクタの嵌合方向とさらにコネクタの嵌合方向に垂直面方向にもばね性を有するばね部1012bと、ばね部1012bの先端に折り曲げられて形成され、後述するモジュール基板1022に設けられた複数のコンタクト接触用パッド1023に電気的に接触して固定される基板接続部1012cとから主に構成される。なお、ばね部1012b、基板接続部1012c、及び、圧入固定部1012dの形状は、この形状には限定されず、各部の機能を果たす形状であればよい。また、圧入による固定の代わりに他の固定方法を使用する場合には、圧入固定部1012dはなくても構わない。
なお、本実施形態では、本発明のモジュール用コネクタをケーブル側ケースアセンブリ1010と一体として形成されるものとしたが、複数のケース側コンタクト端子1012と、ケーブル側ケース1011のうちケース側コンタクト端子1012を固定する部分を樹脂等の絶縁材で成形して、別部品として、導電性の例えばアルミダイキャスト等の金属製のケーブル側ケース1011に後で装着するものとしてもよい。
図6は、図2に示す車載カメラモジュール1000のモジュール側ケースアセンブリ1020を示す斜視図である。
図6において、モジュール側ケースアセンブリ1020は、モジュール側ケース1021と、モジュール側ケース1021に固定されるモジュール基板1022と、モジュール基板1022のケーブル側に設けられたコンタクト接触用パッド1023とを備える。
モジュール側ケース1021は、例えば、アルミダイキャスト等の金属、あるいは、樹脂等の成形品で形成され、内部に図示しないカメラモジュールが収容される。モジュール基板1022は、その先端側に上述のカメラモジュールが接続され、その後端側にはコンタクト接触用パッド1023が他の配線パターンと同様にスクリーン印刷等により形成される。
図7は、図5に示すケース側コンタクト端子1012がモジュール基板1022に設けられたコンタクト接触用パッド1023に接触して固定される状態を示す斜視図である。なお、図7では、ケース側コンタクト端子1012の形状が見えるように、ケーブル側ケース1011を取り除いた状態を示している。
図7に示すように、ケース側コンタクト端子1012の基板接続部1012cは、モジュール基板1022に設けられたコンタクト接触用パッド1023に接触して固定される。このときに、ケース側コンタクト端子1012のばね部1012bのコネクタ嵌合方向のばね性による接触圧により、ケーブル側ケース1011と、モジュール側ケース1021とのコネクタ嵌合方向の嵌合ずれがあってもこれを吸収して、基板接続部1012cとコンタクト接触用パッド1023は、確実に接触して固定される。また、対向するケース側コンタクト端子1012のばね部1012bが互いに対向するように外側に膨らんで形成されるため、基板接続部1012cは、互いに集約して配置される。このため、基板接続部1012cが接触される複数のコンタクト接触用パッド1023も互いに集約して配置され、モジュール基板1022上のコネクタ接続部分を省スペース化できる。
また、図7に示すように、基板接続部1012cは、略U字形状のばね部1012bの構造により、対向する他のケース側コンタクト端子1012に近接する方向に可動しながらコンタクト接触用パッド1023に接触するため、ケース側コンタクト端子1012のばね部1012bは、コネクタ嵌合方向の垂直面方向にもばね性を有する。このため、コンタクト接触用パッド1023をある程度の大きさに形成すれば、ケーブル側ケース1011と、モジュール側ケース1021とのコネクタ嵌合方向の垂直面方向の嵌合ずれや、ばね性による基板接続部1012cの可動を吸収することができる。また、図5に示したように、ばね部1012bがコネクタ接触部1012aに隣接して設けられた圧入固定部1012dに対してオフセットして設けられるため、上述したばね性により基板接続部1012cが可動しても、対向するケース側コンタクト端子1012同士がオフセットして近接するので、対向するケース側コンタクト端子1012同士の接触を防止できる。また、これに合わせて、複数のコンタクト接触用パッド1023は、図7に示すように、千鳥形状に配置される。
図8は、図1に示す嵌合状態の車載カメラモジュール1000のVIII−VIII線方向に沿った断面図である。
図8において、ケーブル側ケースアセンブリ1010及びモジュール側ケースアセンブリ1020から構成される車載カメラモジュール1000は、多芯ケーブル10と接続されたケーブル側コネクタ110と、ケーブル側ケース1011に設けられたロック部1011aとケーブル側コネクタハウジング111に設けられた開口係合部111aが係合することにより嵌合される。ケース側コンタクト端子1012のコネクタ接触部1012aは、コネクタ嵌合時にケーブル側コンタクト端子112に電気的に接触され、基板接続部1012cは、モジュール基板1022に設けられたコンタクト接触用パッド1023に接触して固定される。図8に示すように、ケーブル側ケース1011に設けられたリブ1011cは、ケース側コンタクト端子1012のばね部1012bの側面に形成されるため、ケース側コンタクト端子1012のコネクタ嵌合方向の垂直面方向の可動を制限することができる。
以上のように、本発明の第1の実施形態のモジュール用コネクタによれば、車載カメラモジュール等のモジュールのケーブル側ケースに取り付けられたケース側コンタクト端子と、モジュールのモジュール側ケースに搭載されたモジュール基板の接続方法を改善し、小型化、取り付け性改善、及び、低コスト化を可能とすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態のモジュール用コネクタを説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態のモジュール用コネクタを使用した車載カメラモジュール2000を示す斜視図である。
図9において、第2の実施形態のモジュール用コネクタは、第1のモジュール用コネクタが、高速伝送非対応の多芯ケーブル10に接続されていたのに対して、デジタル信号伝送用等の高速伝送が可能な多芯ケーブル20に接続されていることが異なる。近年車載カメラの性能は、向上してきており、高速信号伝送が可能な、例えばデジタル信号伝送ケーブルなどの高速信号伝送対応ケーブルが使用されてきている。また、これに合わせて、モジュール用コネクタも、高速信号伝送が可能なものが要求されてきている。第2の実施形態のモジュール用コネクタは、高速信号伝送を可能とするモジュール用コネクタである。
図10は、図9に示す車載カメラモジュールを分解して示す斜視図である。図11は、図10に示す分解した車載カメラモジュールのXI−XI線方向に沿った断面図である。
図9乃至図11において、車載カメラモジュール2000は、第1の実施形態の車載カメラモジュール1000と同様に、高速伝送が可能な多芯ケーブル20と接続する構造を有するケーブル側ケースアセンブリ2010と、内部に図示しないカメラモジュールを収容するモジュール側ケースアセンブリ2020とから構成される。ケーブル側ケースアセンブリ2010と、モジュール側ケースアセンブリ2020は、例えば、ねじ止めなどにより固定される。車載カメラモジュール2000と、多芯ケーブル20に接続されたケーブル側コネクタ210は、ケーブル側ケース2011に設けられたロック部2011aとケーブル側コネクタハウジング211に設けられた開口係合部211aが係合することにより嵌合される。
図10及び図11において、ケーブル側コネクタ210は、第1の実施形態のケーブル側コネクタ110と同様に、ケーブル側コネクタハウジング211と、複数のケーブル側コンタクト端子212と、コネクタ嵌合時に、防水、防塵機能を果たすためのOリング213とを備える。
ケーブル側コネクタハウジング211は、樹脂等の絶縁材で構成され、後端側の一辺に設けられた開口であって、後述するケーブル側ケース2011のロック部2011aと係合される開口係合部211aと、後述するケーブル側ケース2011の筒状突起部2011bが収容される収容部211bと、収容部211bの内部に設けられた突出部であり、複数のケーブル側コンタクト端子212を絶縁して保持する端子保持部211cと、端子保持部211cに設けられ、複数のケーブル側コンタクト端子212を収容する複数の端子収容孔211dとを主に備える。
複数のケーブル側コンタクト端子212は、多芯ケーブル20に含まれる複数の信号線21の被覆が剥がされた導線部22のそれぞれに圧着等により接続される。なお、本実施形態では、ケーブルとして6本の信号線21を有する高速信号伝送が可能な多芯ケーブル20を使用したが、これには限定されず、高速信号伝送が可能な、他の本数を有する多芯ケーブルあるいは同軸ケーブル等でも構わない。また、被覆した複数の信号線21の周囲に編み込み形状等のシールドを有するシールド付き多芯ケーブルを使用しても構わない。ケーブル側コンタクト端子212は、車載カメラモジュール2000とケーブル側コネクタ210の嵌合時に、後述するケース側コンタクト端子2012のコネクタ接触部2012aと電気的に接触される。
Oリング213は、例えばゴム材料等で成形され、ケーブル側コネクタハウジング211の端子保持部211cの外周の中段付近に配置され、後述するケーブル側ケース2011の筒状突起部2011bの内部の壁と当接し、ケーブル側コンタクト端子212と後述するケース側コンタクト端子2012との電気的接触の防水、防塵を確保する。
図10及び図11において、ケーブル側ケースアセンブリ2010は、第1の実施形態のケーブル側ケースアセンブリ1010と同様に、ケーブル側ケース2011と、複数のケース側コンタクト端子2012と、封止材2013とを備える。
ケーブル側ケース2011は、複数のケース側コンタクト端子2012を保持するため、樹脂等の絶縁材で形成される。ケーブル側ケース2011は、コネクタ嵌合時にケーブル側コネクタハウジング211の開口係合部211aに係合され、片持ち梁形状でばね性を有するロック部2011aと、ケーブル側コネクタ210の方向に向って伸びる筒状突起部2011bと、ケーブル側ケース2011の内側の固定される複数のケース側コンタクト端子2012の間に設けられ、複数のケース側コンタクト端子2012の可動を制限するための複数のリブ2011cとを備える。ロック部2011aは、コネクタ嵌合の解除時に、その先端に設けられた係合突起部を操作者が押圧し、その係合を解除できるように形成される。
複数のケース側コンタクト端子2012は、後述する図12(a)乃至図12(c)に示すように、例えば銅に金メッキ処理したものなど、導電性を有する金属等の材料で形成される略棒状の部材である。複数のケース側コンタクト端子2012は、ケーブル側ケース2011の内側から挿入され圧入等により固定される。
封止材2013は、ケース側コンタクト端子2012がケーブル側ケース2011の内側から挿入され圧入等により固定された後、ケーブル側ケース2011の後端側から筒状突起部2011bの内壁に注入され、ケース側コンタクト端子2012を絶縁して固定する。封止材2013の材料は、接着剤や射出成形による樹脂等が使用される。
図10及び図11において、モジュール側ケースアセンブリ2020は、第1の実施形態のモジュール側ケースアセンブリ1020と同様に、モジュール側ケース2021と、モジュール側ケース2021に固定されるモジュール基板2022と、モジュール基板2022のケーブル側に設けられたコンタクト接触用パッド2023とを備える。
モジュール側ケース2021は、例えば、アルミダイキャスト等の金属、あるいは、樹脂等の成形品で形成され、内部に図示しないカメラモジュールが収容される。モジュール基板1022は、その先端側に上述のカメラモジュールが接続され、その後端側にはコンタクト接触用パッド2023が他の配線パターンと同様にスクリーン印刷等により形成される。
図12(a)は、図10に示すケーブル側ケースに固定されるケース側コンタクト端子2012の変位前を示す正面図であり、図12(b)は、ケース側コンタクト端子2012の変位後を示す正面図であり、図12(c)は、ケース側コンタクト端子2012の変位前を示す斜視図であり、図12(d)は、ケース側コンタクト端子2012の変位後を示す斜視図である。
図12(a)乃至図12(d)において、ケース側コンタクト端子2012には、第1の実施形態のケース側コンタクト端子1012と同様に、ケーブル側コネクタ210側に伸び、コネクタの嵌合時に、多芯ケーブル20に電気的に接続された複数のケーブル側コンタクト端子212に電気的に接触されるコネクタ接触部2012aと、コネクタ接触部2012aに隣接して設けられ、2段の台形形状に形成され、ケーブル側ケース2011に圧入して固定される圧入固定部2012dと、圧入固定部2012dに隣接してオフセットされて設けられ、U字形状に形成され、コネクタの嵌合方向とさらにコネクタの嵌合方向に垂直面方向にもばね性を有するばね部2012bと、ばね部2012bの先端に折り曲げられて形成され、モジュール基板2022に設けられた複数のコンタクト接触用パッド2023に電気的に接触して固定される基板接続部2012cとが形成される。ケース側コンタクト端子2012は、第1の実施形態のケース側コンタクト端子1012と同様に、小型化、省スペース化、取り付け性改善、及び、低コスト化を可能とするという効果を有する。
第2の実施形態のケース側コンタクト端子2012には、さらに、基板接続部2012cから更に延在して形成され、ケース側コンタクト端子2012のばね部2012bとコネクタ接触部2012aの間にループ形状を形成して接触されるループ接触部2012eが形成される。
ループ接触部2012eは、図12(a)、及び、図12(c)に示すように、モジュール基板2022の複数のコンタクト接触用パッド2023に接触する前の、圧力がかかっていない変位前には、ケース側コンタクト端子2012のばね部2012bとコネクタ接触部2012aの間に接触せず、図12(b)、及び、図12(d)に示すように、モジュール基板2022の複数のコンタクト接触用パッド2023に接触した後の、圧力がかかり、変位した後には、ケース側コンタクト端子2012のばね部2012bとコネクタ接触部2012aの間に接触するように形成される。ループ接触部2012eが、ケース側コンタクト端子2012のばね部2012bとコネクタ接触部2012aの間に接触することにより、後述するように。高周波での伝送特性が改善される。なお、ばね部2012b、基板接続部2012c、圧入固定部2012d、ループ接触部2012eの形状は、本実施形態の形状には限定されず、各部の機能を果たす形状であればよい。また、圧入による固定の代わりに他の固定方法を使用する場合には、圧入固定部2012dはなくても構わない。
図12(c)、及び、図12(d)に示すように、ループ接触部2012eは、基板接続部2012cと比較して端子幅が広くなっている。これは、ループ接触部2012eが接触するときに脱落するのを防ぐための形状であり、ループ接触部2012eが接触する根元側が太くなっていてもよい。また、ばね部2012bから基板接続部2012cにかけて端子幅が次第に狭くなっており、これは、全体に応力を分散してばねが機能するための形状である。
図13(a)は、図5に示すケース側コンタクト端子1012のインピーダンスを測定する構成を示す図であり、図13(b)は、図13(a)の測定結果を示す図であり、図13(c)は、図12(a)乃至図12(d)に示すケース側コンタクト端子2012のインピーダンスを測定する構成を示す図であり、図13(d)は、図13(c)の測定結果を示す図である。
図13(b)、及び、図13(d)に示すインピーダンスの測定結果は、各ケース側コンタクト端子1012、2012のGHz帯におけるTDR測定法により測定した測定結果である。図13(b)に示す測定結果と、図13(d)に示す測定結果とを比較すると、GHz帯における、図5に示すケース側コンタクト端子1012のインピーダンス特性が大きく変動しているのに対して、図12(a)乃至図12(d)に示すケース側コンタクト端子2012のインピーダンス特性が安定しているのがわかる。
図5に示す第1の実施形態のケース側コンタクト端子1012は、小型化、及び、ばね性を考慮しているため、コンタクト変位時に、ばね部1012bの先端の基板接続部1012cがばね部1012bの根元近傍に接近する構造となっており、これが高周波での伝送特性を悪化させる要因となっている。これに対して、図12(a)乃至図12(d)に示すケース側コンタクト端子2012では、ばね部2012bの先端の基板接続部2012cの先端を伸ばして形成されたループ接触部2012eが、ばね部2012bの根元付近に接触することにより、伝送経路が短絡され、及び、ばね部2012bからの干渉が抑制でき、高周波での伝送特性を向上させている。
以上のように、本発明の第2の実施形態のモジュール用コネクタによれば、第1の実施形態のモジュール用コネクタと同様の効果が得られるのと共に、高周波での伝送特性が改善され、高速信号伝送を可能とするモジュール用コネクタを提供することができる。
以上のように、本発明のモジュール用コネクタによれば、車載カメラモジュール等のモジュールのケーブル側ケースに取り付けられたケース側コンタクト端子と、モジュールのモジュール側ケースに搭載されたモジュール基板の接続方法を改善し、小型化、取り付け性改善、及び、低コスト化を可能とすることができる。さらに、高速信号伝送を可能とするモジュール用コネクタを提供することができる。
10、20 多芯ケーブル
11、21 信号線
12、22 導線部
110、210 ケーブル側コネクタ
111、211 ケーブル側コネクタハウジング
111a、211a 開口係合部
111b、211b 収容部
111c、211c 端子保持部
111d、211d 端子収容孔
112、212 ケーブル側コンタクト端子
113、213 Oリング
1000、2000 車載カメラモジュール
1010、2010 ケーブル側ケースアセンブリ
1011、2011 ケーブル側ケース
1011a、2011a ロック部
1011b、2011b 筒状突起部
1011c、2011c リブ
1012、2012 ケース側コンタクト端子
1012a、2012a コネクタ接触部
1012b、2012b ばね部
1012c、2012c 基板接続部
1012d、2012d 圧入固定部
2012e ループ接触部
1013、2013 封止材
1020、2020 モジュール側ケースアセンブリ
1021、2021 モジュール側ケース
1022、2022 モジュール基板
1023、2023 コンタクト接触用パッド
11、21 信号線
12、22 導線部
110、210 ケーブル側コネクタ
111、211 ケーブル側コネクタハウジング
111a、211a 開口係合部
111b、211b 収容部
111c、211c 端子保持部
111d、211d 端子収容孔
112、212 ケーブル側コンタクト端子
113、213 Oリング
1000、2000 車載カメラモジュール
1010、2010 ケーブル側ケースアセンブリ
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1011c、2011c リブ
1012、2012 ケース側コンタクト端子
1012a、2012a コネクタ接触部
1012b、2012b ばね部
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1012d、2012d 圧入固定部
2012e ループ接触部
1013、2013 封止材
1020、2020 モジュール側ケースアセンブリ
1021、2021 モジュール側ケース
1022、2022 モジュール基板
1023、2023 コンタクト接触用パッド
Claims (9)
- 複数の信号線を有するケーブルとモジュール基板とを、モジュール側ケース及びケーブル側ケースにより構成されるモジュールの内部で電気的に接続するモジュール用コネクタであって、
前記ケーブル側ケースに固定される複数のケース側コンタクト端子であって、
コネクタ嵌合時に、前記ケーブルに電気的に接続された複数のケーブル側コンタクト端子に電気的に接触されるコネクタ接触部、
前記コネクタの嵌合方向にばね性を有するばね部、及び、
前記モジュール基板に電気的に接触して固定される基板接続部
を有し、前記コネクタ接触部と前記基板接続部の間に前記ばね部が配置されるように一体に形成される前記複数のケース側コンタクト端子と、
前記モジュール側ケースに固定される前記モジュール基板に設けられ、前記複数のケース側コンタクト端子の前記基板接続部が、前記ばね部のばね性による接触圧により電気的に接触して固定される複数のコンタクト接触用パッドと
を備えることを特徴とするモジュール用コネクタ。 - 対向する前記複数のケース側コンタクト端子のばね部のばね形状が互いに対向するように形成され、前記複数のケース側コンタクト端子の前記複数の基板接続部が互いに集約され、これにより前記複数の基板接続部が接触される前記複数のコンタクト接触用パッドは、互いに集約して配置されることを特徴とする請求項1に記載のモジュール用コネクタ。
- 前記複数のケース側コンタクト端子の前記ばね部は、コネクタ嵌合方向の垂直面方向に前記ばね性を有し、前記コンタクト接触用パッドは、前記複数のケース側コンタクト端子の前記ばね性による可動、及び、前記ケーブル側ケースと、前記モジュール側ケースとの嵌合ずれを吸収可能とする大きさに形成されることを特徴とする請求項1に記載のモジュール用コネクタ。
- 前記複数のケース側コンタクト端子の前記ばね部及び前記基板接続部は、前記コネクタ接触部とオフセットして設けられ、対向する前記複数のケース側コンタクト端子の前記基板接続部が、前記ばね性による可動により互いに接触しないように構成されることを特徴とする請求項1に記載のモジュール用コネクタ。
- 前記複数のケース側コンタクト端子の前記コネクタ接触部と前記ばね部との間に、前記ケーブル側ケースに圧入して固定するための圧入固定部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のモジュール用コネクタ。
- 前記ケーブル側ケースに、前記複数のケース側コンタクト端子の前記ばね部の可動を制限するためのリブが設けられることを特徴とする請求項1に記載のモジュール用コネクタ。
- 前記複数のケーブル側コンタクト端子は、ケーブル側コネクタにそれぞれが絶縁して固定され、
前記ケーブル側ケースに設けられた片持ち梁形状でばね性を有するロック部と、前記ケーブル側コネクタに設けられた開口係合部が係合することによりコネクタが嵌合するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のモジュール用コネクタ。 - 複数の信号線を有するケーブルとモジュール基板とを、モジュール側ケース及びケーブル側ケースにより構成されるモジュールの内部で電気的に接続するモジュール用コネクタであって、
前記ケーブル側ケースに固定される複数のケース側コンタクト端子であって、
コネクタ嵌合時に、前記ケーブルに電気的に接続された複数のケーブル側コンタクト端子に電気的に接触されるコネクタ接触部、
前記コネクタの嵌合方向にばね性を有するばね部、及び、
前記モジュール基板に電気的に接触して固定される基板接続部
を有し、前記コネクタ接触部と前記基板接続部の間に前記ばね部が配置されるように一体に形成され、
前記基板接続部から更に延在して形成され、前記ケース側コンタクト端子の前記ばね部とコネクタ接触部の間にループ形状を形成して接触されるループ接触部を更に有する前記複数のケース側コンタクト端子と、
前記モジュール側ケースに固定される前記モジュール基板に設けられ、前記複数のケース側コンタクト端子の前記基板接続部が、前記ばね部のばね性による接触圧により電気的に接触して固定される複数のコンタクト接触用パッドと
を備えることを特徴とするモジュール用コネクタ。 - 前記複数の信号線を有するケーブルは、高速信号伝送が可能な信号伝送ケーブルであることを特徴とする請求項8に記載のモジュール用コネクタ。
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