I.用語の概要
以下の用語及び方法の説明は、本開示をより良好に説明し、本開示の実施において当業者を導くために提供される。単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈で明確に別段指示されない限り、1つ又は2つ以上を指す。「又は」という用語は、別段文脈が明確に示されない限り、記述される代替的な要素の単一の要素、又は2つ以上の要素の組み合わせを指す。本明細書で使用される場合、「含む(comprises)」は「含む(includes)」を意味する。したがって、「A又はBを含む」は、追加の要素を除外せずに「A、B、又はA及びBを含む」ことを意味する。
別段の指示がない限り、本明細書又は特許請求の範囲で使用される成分の量、分子量、パーセンテージ、温度、時間などを表す全ての数は、「約」という用語によって修飾されるものとして理解されるべきである。したがって、暗示的又は明示的に別段の指示がない限り、記載される数値パラメータは、求められる所望の特性及び/又は標準的な試験条件/方法下での検出限界に依存し得る近似値である。考察される先行技術から実施形態を直接的かつ明示的に区別する場合、「約」という単語が明示的に記載されない限り、実施形態の数値は近似値ではない。
別段説明されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者に一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に記載されるものと類似又は同等の方法及び材料が本開示の実施又は試験に使用され得るが、好適な方法及び材料が以下に記載される。材料、方法、及び例は、例証にすぎず、限定するようには意図されていない。
化学構造が示されているか又は記載されている場合、別段明らかに記述されない限り、全ての炭素は、水素を含むとみなされるので、各炭素は、4の原子価に一致する。例えば、以下の概略図の左側の構造には、暗示された9つの水素原子が存在する。9つの水素原子は、右側の構造に示されている。
場合によっては、構造内の特定の原子は、水素又は水素原子を有する、例えば、-CH2CH2-としてテキスト形式では記載される。有機構造の記載に簡潔性及び簡素性を提供するために、前述の記載技法が化学分野では一般的であることが当業者によって理解されるであろう。
例えば、基
におけるR1において、R基が環基上に「浮かんで」示される場合、別段定義されない限り、置換基R(例えば、上のR1)は、安定な構造が形成される限り、
記号との結合を有する原子を除いて、縮合二環式環系の任意の原子上に存在し得る。
基Rが飽和炭素を含有する環系に存在して、例えば、以下の式:
のように示される場合、この例では、yが、2つ以上であり得、各々が環上の現在示されているか、暗示されているか、又は明示的に定義されている水素を置き換えることが想定され、次いで、別段定義されない限り、2つのRが、同じ炭素上に存在し得る。簡単な例は、Rがメチル基である場合である。示された構造は、示された環の炭素(「環状」炭素)上の一対のジメチルとして存在し得る。別の例では、同じ炭素を含む同じ炭素上の2つのRが環に含まれ、したがって、スピロ環式環(「スピロシクリル」基)構造が作り出され得る。
本明細書で使用される場合、例えば、「置換アリールC1-8アルキル」という用語における「置換」という用語は、全ての続く修飾語句を指し、置換が、アリールC1-8アルキル基の、「C1-8アルキル」部分、「アリール」部分、又は両方の部分に生じ得る。
「置換」は、指定された基又は部分を修飾するために使用される場合、指定された基又は部分のうちの少なくとも1つ、おそらく2つ以上の水素原子が、以下に定義されるのと同じか又は異なる置換基で独立して置き換えられることを意味する。特定の実施形態において、基、部分又は置換基は、「非置換」又は「置換」のいずれかとして明示的に定義されない限り、置換又は非置換であってもよい。従って、本明細書中で特定される基のいずれも、文脈が他を示さない限り、又は特定の構造式が置換を排除しない限り、置換されていなくても置換されていてもよい。特定の実施形態では、置換基は、置換されるものとして明示的に定義されてもされなくてもよいが、依然として任意選択的に置換されることが企図される。例えば、「脂肪族」又は「環式」部分は、非置換又は置換であり得るが、「非置換脂肪族」又は「非置換環式」は置換されていない。
指定された基又は部分の飽和炭素原子上の1つ以上の水素原子を置換するための「置換基(substituent)」又は「置換基(substituent group)」は、特に示されていない限り、-R60、ハロ、=O、-OR70、-SR70、-N(R80)2、ハロアルキル、ペルハロアルキル、-CN、-NO2、=N2、-N3、-SO2R70、-SO3
-M+、-SO3R70、-OSO2R70、-OSO3
-M+、-OSO3R70、-P(O)(O-)2(M+)2、-P(O)(O-)2M2+、-P(O)(OR70)O-M+、-P(O)(OR70)2、-C(O)R70、-C(S)R70、-C(NR70)R70、-CO2
-M+、-CO2R70、-C(S)OR70、-C(O)N(R80)2、-C(NR70)(R80)2、-OC(O)R70、-OC(S)R70、-OCO2
-M+、-OCO2R70、-OC(S)OR70、-NR70C(O)R70、-NR70C(S)R70、-NR70CO2
-M+、-NR70CO2R70、-NR70C(S)OR70、-NR70C(O)N(R80)2、-NR70C(NR70)R70及び-NR70C(NR70)N(R80)2(式中、R60は、C1-10脂肪族、ヘテロ脂肪族又は脂環式、典型的にはC1-6脂肪族、より典型的にはC1-6アルキルであり得、R60は、任意選択的に置換され得、各R70は、各々独立して、水素又はR60であり;各R80は、各々独立して、R70であるか、あるいは2つのR80基は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、O、N及びSから選択される1~4つの同じか又は異なる追加のヘテロ原子を任意選択的に含み、そのうちのNは、H又はC1-C3アルキル置換などのR70置換を任意選択的に有し、各M+は、正味の単一正電荷を有する対イオンである、3~7員ヘテロ脂環式を形成する。各M+は、各々独立して、例えば、K+、Na+、Li+などのアルカリ金属イオン;+N(R60)4などのアンモニウムイオン;プロトン化されたアミノ酸イオン、例えばリジンイオン又はアルギニンイオン;[Ca2+]0.5、[Mg2+]0.5、又は[Ba2+]0.5(下付き文字「0.5」は、例えば、そのような二価のアルカリ土類イオンの対イオンの一方が本発明の化合物のイオン化形態であり、他方が塩化物などの典型的な対イオンであり得ること、又は2つのイオン化化合物がそのような二価のアルカリ土類イオンの対イオンとして機能し得ること、又は二重イオン化化合物がそのような二価のアルカリ土類イオンの対イオンとして機能し得ることを意味する)などのアルカリ金属土類イオンである。具体例として、-N(R80)2としては、-NH2、-NH-アルキル、-NH-ピロリジン-3-イル、N-ピロリジニル、N-ピペラジニル、4N-メチル-ピペラジン-1-イル、N-モルホリニルなどが挙げられる。単一の炭素上の任意の2つの水素原子は又、例えば、=O、=NR70、=N-OR70、=N2、又は=Sで置き換えられ得る。
不飽和炭素を含有する基の不飽和炭素原子上の水素原子を置換するための置換基は、特に明記しない限り、-R60、ハロ、-O-M+、-OR70、-SR70、-S-M+、-N(R80)2、ペルハロアルキル、-CN、-OCN、-SCN、-NO、-NO2、-N3、-SO2R70、-SO3
-M+、-SO3R70、-OSO2R70、-OSO3
-M+、-OSO3R70、-PO3
-2(M+)2、-PO3
-2M2+、-P(O)(OR70)O-M+、-P(O)(OR70)2、-C(O)R70、-C(S)R70、-C(NR70)R70、-CO2
-M+、-CO2R70、-C(S)OR70、-C(O)NR80R80、-C(NR70)N(R80)2、-OC(O)R70、-OC(S)R70、-OCO2
-M+、-OCO2R70、-OC(S)OR70、-NR70C(O)R70、-NR70C(S)R70、-NR70CO2
-M+、-NR70CO2R70、-NR70C(S)OR70、-NR70C(O)N(R80)2、-NR70C(NR70)R70及び-NR70C(NR70)N(R80)2であり、式中、R60、R70、R80及びM+は、先に定義したとおりである。独立した実施形態では、置換基は、-O-M+、-OR70、-SR70、又は-S-M+ではない。
このような窒素原子を含む基における窒素原子上の水素原子を置換するための置換基は、特に明記しない限り、-R60、-O-M+、-OR70、-SR70、-S-M+、-N(R80)2、ペルハロアルキル、-CN、-NO、-NO2、-S(O)2R70、-SO3
-M+、-SO3R70、-OS(O)2R70、-OSO3
-M+、-OSO3R70、-PO3
2-(M+)2、-PO3
2-M2+、-P(O)(OR70)O-M+、-P(O)(OR70)(OR70)、-C(O)R70、-C(S)R70、-C(NR70)R70、-CO2R70、-C(S)OR70、-C(O)NR80R80、-C(NR70)NR80R80、-OC(O)R70、-OC(S)R70、-OCO2R70、-OC(S)OR70、-NR70C(O)R70、-NR70C(S)R70、-NR70CO2R70、-NR70C(S)OR70、-NR70C(O)N(R80)2、-NR70C(NR70)R70及び-NR70C(NR70)N(R80)2であり、式中、R60、R70、R80及びM+は、前で定義されたとおりである。
一実施形態では、置換される基は、1つの置換基、2つの置換基、3つの置換基、又は4つの置換基などの、特定の部分に対して可能な置換基の最大数までの少なくとも1つの置換基を有する。
加えて、基又は部分が置換された置換基で置換されている実施形態では、そのような置換された置換基の入れ子は3つまでに制限され、それによってポリマーの形成を防止する。したがって、親構造に結合している、それ自体が第3の基の置換基である第2の基の置換基である第1の基を含む基又は部分において、第1の(最も外側の)基は、非置換の置換基でのみ置換され得る。例えば、-(アリール-1)-(アリール-2)-(アリール-3)を含む基において、アリール-3は、それ自体が置換されていない置換基でのみ置換され得る。
本明細書で定義される任意の基又は部分は、構造の他の部分への基又は部分の結合性が明示的に記述されない限り、又は文脈によって暗示されない限り、例示的な種と比較して、原子価規則を考慮すること、及び/又は官能価を考慮することなどによって当業者に理解されるように、親又はコア構造などの開示の構造の任意の他の部分に結合され得る。
「アシル」は、Rが、H、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又は(アリール及びヘテロアリールの両方を含む)芳香族である、基-C(O)Rを指す。例示的なアシル部分としては、限定されないが、-C(O)H、-C(O)アルキル、-C(O)C1-C6アルキル、-C(O)C1-C6ハロアルキル、-C(O)シクロアルキル、-C(O)アルケニル、-C(O)シクロアルケニル、-C(O)アリール、-C(O)ヘテロアリール、又は-C(O)ヘテロシクリルが挙げられる。具体例としては、-C(O)H、-C(O)Me、-C(O)Et、又は-C(O)シクロプロピルが挙げられる。
「脂肪族」は、実質的に炭化水素系の基又は部分を指す。脂肪族基又は部分は、アルキル、アルケニル、又はアルキニル基(並びにアルキレン、アルケニレン、又はアルキニレン基)を含む非環式、シクロアルキル、シクロアルケニル、又はシクロアルキニルを含む、脂環式基又は部分などのそれらの環式バージョンであり得、直鎖及び分岐鎖の配置、並びに同様に全ての立体異性体及び位置異性体を更に含む。特に明記しない限り、脂肪族基は、1~25の炭素原子(C1-25)、例えば、非環式脂肪族基又は部分については1~15個(C1-15)、1~10個(C1-10)、1~6個(C1-6)、又は1~4個の炭素原子(C1-4)、あるいは脂環式基又は部分については3~15個(C3-15)、3~10個(C3-10)、3~6個(C3-6)、又は3~4個(C3-4)の炭素原子を含む。脂肪族基は、「非置換脂肪族」又は「置換脂肪族」と明示的に言及されない限り、置換又は非置換であり得る。脂肪族基は、1つ以上の置換基(脂肪族鎖の各メチレン炭素に対して最大2つの置換基、又は脂肪族鎖の-C=C-二重結合の各炭素に対して最大1つの置換基、又は末端メチン基の炭素に対して最大1つの置換基)で置換され得る。
「低級脂肪族」は、1~10個の炭素原子(C1-10)、例えば1~6個の炭素原子(C1-6)又は1~4個の炭素原子(C1-4);又は、低級脂環式基については、3~10個の炭素原子(C3-10)、例えば、3~6個の炭素原子(C3-6)を含む脂肪族基を指す。
「アルコキシ」は、Rが、置換若しくは非置換アルキル、又は置換若しくは非置換シクロアルキル基である、基-ORを指す。ある特定の例では、Rは、C1-6アルキル基又はC3-6シクロアルキル基である。メトキシ(-OCH3)及びエトキシ(-OCH2CH3)は、例示的なアルコキシ基である。置換アルコキシでは、Rは、置換アルキル又は置換シクロアルキルであり、本開示の化合物での例としては、-OCF2Hなどのハロアルコキシ基が挙げられる。
「アルコキシアルキル」は、基-アルキル-ORを指し、Rは、置換若しくは非置換アルキル、又は置換若しくは非置換シクロアルキル基であり、-CH2CH2-O-CH2CH3は、例示的なアルコキシアルキル基である。
「アルキル」は、1~少なくとも25個(C1-25)の炭素原子、より典型的には1~6個(C1-6)の炭素原子などの1~10個(C1-10)の炭素原子を有する飽和脂肪族ヒドロカルビル基を指す。アルキル部分は、置換又は非置換であり得る。この用語は、例として、メチル(CH3)、エチル(-CH2CH3)、n-プロピル(-CH2CH2CH3)、イソプロピル(-CH(CH3)2)、n-ブチル(-CH2-CH2CH2CH3)、イソブチル(-CH2CH2(CH3)2)、sec-ブチル(-CH(CH3)(CH2CH3)、t-ブチル(-C(CH3)3)、n-ペンチル(-CH2CH2CH2CH2CH3)及びネオペンチル(-CH2C(CH3)3)などの直鎖及び分岐ヒドロカルビル基を含む。
「アミノ」は、各Rが、独立して、H、脂肪族、ヘテロ脂肪族、アリール及びヘテロアリールの両方を含む芳香族、若しくはヘテロ脂環式から選択されるか、又は2つのR基が、それが結合している窒素と一緒になってヘテロ環式環を形成する、基-NH2、-NHR、又は-NRRを指す。そのような複素環の例としては、2つのR基が、それらが結合している窒素と一緒になって、1つ又は2つのヘテロ原子基、例えば、基
中の-O-又は-N(Rg)によって任意選択的に中断される-(CH2)2-5-環を形成し、RgがR70、-C(O)R70、-C(O)OR60又は-C(O)N(R80)2であるものが挙げられる。
「アミド」は、Rが、水素、ヘテロ脂肪族、又はアルキル、特にC1-6アルキルなどの脂肪族である、基-N(R)アシルを指す。
「芳香族」は、特に示されていない限り、単一の環(例えば、フェニル、ピリジニル、又はピラゾリル)又は少なくとも1つの環が芳香族である複数の縮合環(例えば、ナフチル、インドリル、又はピラゾロピリジニル)を有する、5~15の環原子の環式の共役基又は部分を指す、すなわち、少なくとも1つの環、及び任意選択的に複数の縮合環は、連続的な非局在化π電子系を有する。典型的には、面外のπ電子の数は、ヒュッケル則(4n+2)に対応する。親構造への結合点は、典型的には、縮合環系の芳香族部分を通じている。例えば、
しかしながら、ある特定の例では、文脈又は明示的な開示は、結合点が、縮合環系の非芳香族部分を通じていることを示し得る。例えば、
芳香族基又は部分は、アリール基若しくは部分などの環内に炭素原子のみを含み得るか、又はヘテロアリール基若しくは部分などに1つ以上の環炭素原子及び孤立電子対を含む1つ以上の環ヘテロ原子(例えば、S、O、N、P、又はSi)を含み得る。別段記述されない限り、芳香族基は、置換又は非置換であり得る。
「アリール」は、特に示されていない限り、少なくとも1つの環が芳香族である単一の環(例えば、フェニル)又は複数の縮合環を有する、(例えば、1,2,3,4-テトラヒドロキノリン、ベンゾジオキソールなどの)6~15の炭素原子の芳香族炭素環式基を指す。任意の芳香族環部分がヘテロ原子を含有する場合、その基は、ヘテロアリールであり、アリールではない。アリール基は、例えば、単環式、二環式、三環式、又は四環式であり得る。別段記述されない限り、アリール基は、置換又は非置換であり得る。
「芳香脂肪族」は、脂肪族部分を介して親に結合したアリール基を指す。芳香脂肪族としては、ベンジル及びフェニルエチルなどのアラルキル又はアリールアルキル基が挙げられる。
「カルボキシル」は、-CO2Hを指す。
「カルボキサミド」は、-C(O)アミノを指す。
「カルボキシルエステル」又は「カルボキシエステル」は、Rが、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又は(アリール及びヘテロアリールの両方を含む)芳香族である、基-C(O)ORを指す。
「カルボキシレート」は、-C(O)O-又はその塩を指す。
「シアノ」は、基-CNを指す。
「脂環式」は、単一の環(例えば、シクロヘキシル)、又は縮合、架橋、若しくはスピロ環式系などにおける複数の環を有する環式の脂肪族基を指し、系の環又は環のうちの少なくとも1つが、脂肪族である。典型的には、親構造への結合点は、多環系の脂肪族部分を通じている。脂環式としては、シクロアルキル、シクロアルケニル、及びシクロアルキニルを含む飽和及び不飽和系が挙げられる。脂環式基は、3~25の炭素原子、例えば、3~15、3~10、又は3~6の炭素原子を含有し得る。別段記述されない限り、脂環式基は、置換又は非置換であり得る。例示的な脂環式基としては、限定されないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロペンテニル、又はシクロヘキセニルが挙げられる。
「ハロ」、「ハロゲン化物」、又は「ハロゲン」は、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードを指す。
「ハロアルキル」は、1つ以上のハロゲンで置換されたアルキル部分を指す。例示的なハロアルキル部分としては、-CH2F、-CHF2、及び-CF3が挙げられる。
「ヘテロ脂肪族」は、少なくとも1つのヘテロ原子及び少なくとも1つの炭素原子を有する脂肪族化合物又は基を指す、すなわち、少なくとも2つの炭素原子を含む脂肪族化合物又は基からの少なくとも1つの炭素原子が、少なくとも1つの孤立電子対を有する原子、典型的には窒素、酸素、リン、ケイ素、又はイオウで置き換えられている。ヘテロ脂環式基などのヘテロ脂肪族化合物又は基は、置換若しくは非置換、分岐若しくは非分岐、キラル若しくはアキラル、及び/又は非環式若しくは環式であり得る。
「ヘテロアリール」は、特に示されていない限り、少なくとも1つの炭素原子、及びN、S、O、P、又はSiなどの少なくとも1つのヘテロ原子を含む、5~15の環原子を有する芳香族基又は部分を指す。ヘテロアリール基又は部分は、単一の環(例えば、ピリジニル、ピリミジニル、又はピラゾリル)又は複数の縮合環(例えば、インドリル、ベンゾピラゾリル、又はピラゾロピリジニル)を含み得る。ヘテロアリール基又は部分は、例えば、単環式、二環式、三環式、又は四環式であり得る。別段記述されない限り、ヘテロアリール基又は部分は、置換又は非置換であり得る。
「ヘテロシクリル」、「ヘテロシクロ」、及び「ヘテロ環」は、芳香族及び非芳香族環系の両方を指し、より具体的には、少なくとも1つの炭素原子、典型的には複数の炭素原子、及び1~5個などの少なくとも1つのヘテロ原子を含む安定な3~15員環部分を指す。ヘテロ原子は、窒素、リン、酸素、ケイ素、又はイオウ原子であり得る。ヘテロシクリル部分は、単環式部分であり得るか、又は二環式若しくは三環式環系などにおけるように複数の環を含み得、ただし、環のうちの少なくとも1つが、ヘテロ原子を含有する。そのような多環部分としては、縮合又は架橋環系、並びにスピロ環式系を挙げることができ、ヘテロシクリル部分の任意の窒素、リン、炭素、ケイ素、又はイオウ原子は、任意選択的に様々な酸化状態に酸化され得る。便宜上、窒素、具体的には、限定されないが環状芳香族窒素として定義されるものは、特定の例においてそのように明らかに定義されていないが、それらの対応するN-オキシド形態を含むことを意味する。したがって、例えば、ピリジニル環を有する化合物では、明示的に除外されない限り、又は文脈によって除外されない限り、対応するピリジニル-N-オキシドは、発明の別の化合物として含まれる。加えて、環状窒素原子は、任意選択的に四級化され得る。ヘテロ環としては、ヘテロアリール部分、及び部分的又は完全に飽和したヘテロシクリル環であるヘテロアリシクリル又はヘテロ脂環式部分が挙げられる。ヘテロシクリル基の例としては、限定されないが、アゼチジニル、オキセタニル、アクリジニル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキサニル、ベンゾフラニル、カルバゾイル、シノリニル、ジオキソラニル、インドリジニル、ナフチリジニル、ペルヒドロアゼピニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノオキサジニル、ナフタラジニル、プテリジニル、プリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラゾイル、テトラヒドロイソキノリル、ピペリジニル、ピペラジニル、2-オキソピペラジニル、2-オキソピペリジニル、2-オキソピロリジニル、2-オキソアゼピニル、アゼピニル、ピロリル、4-ピペリドニル、ピロリジニル、ピラゾリル、ピラゾリジニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ジヒドロピリジニル、テトラヒドロピリジニル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、トリアゾリル、イソオキサゾリル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、チアゾリル、チアゾリニル、チアゾリジニル、イソチアゾリル、キヌクリジニル、イソチアゾリジニル、インドリル、イソインドリル、インドリニル、イソインドリニル、オクタヒドロインドリル、オクタヒドロイソインドリル、キノリル、イソキノリル、デカヒドロイソキノリル、ベンズイミダゾリル、チアジアゾリル、ベンゾピラニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、フリル、ジアゼビシクロヘプタン、ジアザパン(diazapane)、ジアゼピン、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、チエニル、ベンゾチエリイル、チアモルホリニル、チアモルホリニルスルホキシド、チアモルホリニルスルフォン、ジオキサホスホラニル、及びオキサジアゾリルが挙げられる。
「ヒドロキシル」は、基-OHを指す。
「ニトロ」は、基-NO2を指す。
「ホスファート」は、基-O-P(O)(OR’)2を指し、各-OR’は独立して-OH;-O-脂肪族、例えば-O-アルキル又は-O-シクロアルキル;-O-アリール及び-O-ヘテロアリールの両方を含む-O-芳香族;-O-アラルキルであるか、又は-OR’は-O-M+であり、ここでM+は単一の正電荷を有する対イオンである。各M+は、K+、Na+、Li+などのアルカリイオン;+N(R”)4などのアンモニウムイオンであってもよく、ここで、R”は、H、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又は芳香族(アリール及びヘテロアリールの両方を含む);又は、アルカリ土類イオン、例えば、[Ca2+]0.5、[Mg2+]0.5、又は[Ba2+]0.5である。ホスホノオキシアルキルは、例えば、-CH2OP(O)(O-Na+)2などの-CH2OP(O)(OH)2又はその塩などの基-アルキル-ホスフェートを指し、(((ジアルコキシホスホリル)オキシ)アルキル)は、例えば、-CH2OP(O)(O-tert-ブチル)2などのホスホノオキシアルキル基のジアルキルエステルを指す。
「ホスホネート」は、基-P(O)(OR’)2を指し、各-OR’は独立して-OH;-O-脂肪族、例えば-O-アルキル又は-O-シクロアルキル;-O-アリール及び-O-ヘテロアリールの両方を含む-O-芳香族;若しくは-O-アラルキルであるか、又は-OR’は-O-M+であり、M+は単一の正電荷を有する対イオンである。各M+は、正電荷の対イオンであり、例として、K+、Na+、Li+などのアルカリ金属イオン、+N(R”)4(Rが、H、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又は(アリール及びヘテロアリールの両方を含む)芳香族である)などのアンモニウムイオン;又は、アルカリ土類金属イオン、例えば、[Ca2+]0.5、[Mg2+]0.5、又は[Ba2+]0.5であり得る。ホスホノアルキルは、例えば、-CH2P(O)(OH)2、又は-CH2P(O)(O-Na+)2などの基-アルキル-ホスホネートを指し、((ジアルコキシホスホリル)アルキル)は、例えば、-CH2P(O)(O-tert-ブチル)2などのホスホノアルキル基のジアルキルエステルを指す。
「患者」又は「対象」は、一般に、任意の生物を指し得るが、より典型的には、哺乳類及び他の動物、具体的にはヒトを指す。したがって、開示の方法は、ヒトの療法及び獣医の用途の両方に適用可能である。
「薬学的に許容される賦形剤」は、活性成分を含む組成物中に含まれる、活性成分以外の物質を指す。本明細書で使用される場合、賦形剤は、薬学的組成物の粒子内に組み込まれ得るか、又は薬学的組成物の粒子と物理的に混合され得る。賦形剤は、例えば、活性剤を希釈するため、及び/又は薬学的組成物の特性を変更するために使用され得る。賦形剤としては、限定されないが、付着防止剤、結合剤、コーティング、腸溶コーティング、崩壊剤、香料、甘味料、着色料、潤滑剤、流動促進剤、吸着剤、防腐剤、担体、又はビヒクルを挙げることができる。賦形剤は、デンプン及び修飾デンプン、セルロース及びセルロース誘導体、糖類並びに二糖類、多糖類、及び糖アルコールなどの糖類の誘導体、タンパク質、合成ポリマー、架橋ポリマー、抗酸化剤、アミノ酸、又は防腐剤であり得る。例示的な賦形剤としては、限定されないが、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、植物性ステアリン、スクロース、ラクトース、デンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、ゼラチン、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリエチレングリコール(PEG)、トコフェリルポリエチレングリコール1000コハク酸塩(ビタミンE TPGS、又はTPGSとしても知られている)、カルボキシメチルセルロース、ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンC、パルミチン酸レチニル、セレン、システイン、メチオニン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、メチルパラベン、プロピルパラベン、糖、シリカ、タルク、炭酸マグネシウム、デンプングリコール酸ナトリウム、タルトラジン、アスパルタム、塩化ベンザルコニウム、ゴマ油、没食子酸プロピル、メタ重亜硫酸ナトリウム、又はラノリンが挙げられる。
「アジュバント」は、他の薬剤、典型的には活性成分の効果を変更する構成成分である。アジュバントは、多くの場合、薬理学的及び/又は免疫学的薬剤である。アジュバントは、免疫応答を増加させることによって活性成分の効果を変更することができる。アジュバントは又、配合物の安定剤として作用し得る。例示的なアジュバントとしては、限定されないが、水酸化アルミニウム、ミョウバン、リン酸アルミニウム、死滅細菌、スクアレン、洗浄剤、サイトカイン、パラフィン油、及びフロイント完全アジュバント又はフロイント不完全アジュバントなどの組み合わせアジュバントが挙げられる。
「薬学的に許容される担体」は、懸濁助剤、可溶化助剤、又はエアロゾル化助剤などの担体又はビヒクルである賦形剤を指す。参照により本明細書に組み込まれるRemington:The Science and Practice of Pharmacy,The University of the Sciences in Philadelphia,Editor,Lippincott,Williams,& Wilkins,Philadelphia,PA,21st Edition(2005)は、1つ以上の治療的組成物及び追加の薬学的薬剤の薬学的送達に好適な、例示的な組成物及び配合物について記載している。
一般に、担体の性質は、用いられる特定の投与様式に依存するであろう。例えば、非経口配合物は、通常、ビヒクルとして、水、生理食塩水、平衡塩類溶液、水性デキストロース、グリセロールなどの薬学的及び生理学的に許容される流体を含む、注射可能な流体を含む。いくつかの例では、薬学的に許容される担体は、対象への(例えば、非経口、筋肉内、又は皮下注射による)投与に好適であるように滅菌され得る。生物学的に中性の担体に加えて、投与される薬学的組成物は、湿潤剤又は乳化剤、防腐剤、及びpH緩衝剤などの、例えば酢酸ナトリウム又はモノラウリン酸ソルビタンなどの少量の非毒性補助物質を含有し得る。
「薬学的に許容される塩」は、当業者に既知であろうように、多様な有機及び無機の対イオンに由来する化合物の薬学的に許容される塩を指し、例としてのみ、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウムなどが挙げられ、分子が塩基性官能基を含有する場合、塩酸塩、臭化水素酸塩、酒石酸塩、メシル酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、シュウ酸塩などの有機酸又は無機酸の塩が挙げられる。「薬学的に許容される酸付加塩」は、酸パートナーによって形成されながら、遊離塩基の生物学的有効性を保持する「薬学的に許容される塩」のサブセットである。特に、開示の化合物は、限定されないが、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸、並びにアミノ酸、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、ベンゼンスルホン酸、イセチオン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、サリチル酸、キシナホ酸(xinafoic acid)などの有機酸を含む、多様な薬学的に許容される酸とともに塩を形成する。「薬学的に許容される塩基付加塩」は、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、アルミニウム塩などの無機塩基に由来する「薬学的に許容される塩」のサブセットである。例示的な塩は、アンモニウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩、カルシウム塩、及びマグネシウム塩である。薬学的に許容される有機塩基に由来する塩としては、限定されないが、一級、二級、及び三級アミンの塩、天然に生じる置換アミンを含む置換アミン、環式アミン、並びにイソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(トリス)、エタノールアミン、2-ジメチルアミノエタノール、2-ジエチルアミノエタノール、ジシクロヘキシルアミン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイン、プロカイン、ヒドラバミン、コリン、ベタイン、エチレンジアミン、グルコサミン、メチルグルカミン、テオブロミン、プリン、ピペラジン、ピペリジン、N-エチルピペリジン、ポリアミン樹脂などの塩基性イオン交換樹脂が挙げられる。例示的な有機塩基は、イソプロピルアミン、ジエチルアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(トリス)、エタノールアミン、トリメチルアミン、ジシクロヘキシルアミン、コリン、及びカフェインである。(例えば、参照により本明細書に組み込まれるS.M.Berge,et al.,「Pharmaceutical Salts,」J.Pharm.Sci.,1977;66:1-19を参照のこと)。特に開示の実施形態では、化合物は、ホルマート、トリフルオロアクテート(trifluoroactate)、塩酸塩、又はナトリウム塩であり得る。
化合物又は薬学的組成物に関する「有効量」は、タンパク質又は酵素を阻害するなどの、特定の所望の結果を達成するのに十分な化合物又は薬学的組成物の量を指す。特定の実施形態において、「有効量」は、RIP1を阻害し、組織、系、対象又は患者において所望の生物学的又は医学的応答を誘発し、特定の障害又は疾患を治療し、その症状の1つ以上を改善若しくは根絶し、及び/又は疾患若しくは障害の発生を予防するのに十分な量である。「有効量」を構成する化合物の量は、当業者によって理解されるであろうように、化合物、所望の結果、病状及びその重症度、治療される患者の大きさ、年齢、及び性別などに応じて変動し得る。
「プロドラッグ」は、生物学的に活性な化合物、又は親化合物よりも生物学的に活性な化合物を得るためにインビボで変換される化合物を指す。インビボ変換は、例えば、加水分解又は酵素的変換によって生じ得る。プロドラッグ部分の一般的な例としては、限定されないが、カルボン酸部分を担持する活性形態を有する化合物のエステル形態及びアミド形態が挙げられる。本発明の化合物の薬学的に許容されるエステルの例としては、限定されないが、脂肪族エステル、具体的にはアルキルエステル(例えば、C1-6アルキルエステル)などの、リン酸エステル基及びカルボン酸エステルが挙げられる。他のプロドラッグ部分としては、R’が、H又はC1-6アルキルである、-CH2-O-P(O)(OR’)2などのリン酸エステル又はその塩が挙げられる。許容されるエステルとしては又、限定されないが、ベンジルなどのシクロアルキルエステル及びアリールアルキルエステルが挙げられる。本発明の化合物の薬学的に許容されるアミドの例としては、限定されないが、一級アミド、並びに(例えば、約1~約6個の炭素を有する)二級及び三級アルキルアミドが挙げられる。本発明による化合物の開示の例示的な実施形態のアミド及びエステルは、従来の方法に従って調製され得る。プロドラッグの詳細な考察は、T.Higuchi and V.Stella,「Pro-drugs as Novel Delivery Systems,」Vol 14 of the A.C.S.Symposium Series,and in Bioreversible Carriers in Drug Design,ed.Edward B.Roche,American Pharmaceutical Association and Pergamon Press,1987で提供され、これらの両方は、あらゆる目的のために参照により本明細書に組み込まれる。
「溶媒和物」は、溶媒分子と溶質の分子又はイオンとの組み合わせによって形成される複合体を指す。溶媒は、有機溶媒、無機溶媒、又は両方の混合物であり得る。例示的な溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノールなどのアルコール;アミド、例えばN,N-ジ脂肪族アミド、例えばN,N-ジメチルホルムアミド;テトラヒドロフランアルキルスルホキシド、例えばジメチルスルホキシド;水;及びそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。本明細書に記載の化合物は、水、エタノールなどの薬学的に許容されるか又はされない溶媒と組み合わせられると、溶媒和されていない形態並びに溶媒和形態で存在し得る。本開示の化合物の溶媒和形態は、本明細書に開示の実施形態の範囲内にある。
「スルホンアミド」は、Rが、H、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又は(アリール及びヘテロアリールの両方を含む)芳香族である、基又は部分-SO2アミノ、又は-N(R)スルホニルを指す。
「スルファニル」は、基又は-SH、-S-脂肪族、-S-ヘテロ脂肪族、(-S-アリール及び-S-ヘテロアリールの両方を含む)-S-芳香族を指す。
「スルフィニル」は、基又は部分-S(O)H、-S(O)脂肪族、-S(O)ヘテロ脂肪族、又は(-S(O)アリール及び-S(O)ヘテロアリールの両方を含む)-S(O)芳香族を指す。
「スルホニル」は、基:-SO2H、-SO2脂肪族、-SO2ヘテロ脂肪族、(-SO2アリール及び-SO2ヘテロアリールの両方を含む)-SO2芳香族を指す。
本明細書で使用される「治療すること」又は「治療」は、患者又は対象、具体的には目的の疾患又は状態を有するヒトにおける、目的の疾患又は状態の治療に関し、例として、限定されないが、以下を含む:
(i)具体的には、そのような患者又は対象がその状態にかかりやすいが、まだ疾患又は状態を有すると診断されていない場合、疾患又は状態が患者又は対象で発生するのを予防すること、
(ii)疾患又は状態を阻害すること、例えば、その発症を阻止又は遅らせること、
(iii)疾患又は状態を緩和すること、例えば、その症状の軽減、又は疾患若しくは状態若しくはその症状の退行を引き起こすこと、又は
(iv)疾患又は状態を安定させること。
本明細書で使用される場合、「疾患」及び「状態」という用語は、交換可能に使用され得るか、又は特定の疾病若しくは状態が、既知の原因となる物質を有しない可能性があり(したがって病因がまだ決定されていない)、したがってまだ疾患として認識されていないが、臨床医によって多少の特定の症状の組が同定されている、望ましくない状態又は症候群としてのみ認識されている点で異なり得る。
上の定義及び以下の一般式は、許容されない置換パターン(例えば、5つのフルオロ基で置換されたメチル)を含むことを意図しない。そのような許容されない置換パターンは、当業者によって容易に認識される。
当業者は、化合物が、互変異性、立体配座異性、幾何異性、及び/又は光学異性の現象を呈し得ることを理解するであろう。例えば、ある特定の開示の化合物は、1つ以上のキラル中心及び/又は二重結合を含み得、その結果として、二重結合異性体(すなわち、幾何異性体)、エナンチオマー、ジアステレオマーなどの立体異性体、及びラセミ混合物などのそれらの混合物として存在し得る。別の例として、ある特定の開示の化合物は、エノール形態、ケト形態、及びそれらの混合物を含む、いくつかの互変異性形態で存在し得る。明細書及び特許請求の範囲内の様々な化合物名、式、及び化合物図は、可能な互変異性体、立体配座異性体、光学異性体、又は幾何異性体の形態のうちの1つのみを表し得るので、当業者は、開示の化合物が、本明細書に記載の化合物の任意の互変異性体、立体配座異性体、光学異性体、及び/又は幾何異性体の形態、並びにこれらの様々な異なる異性体の形態の混合物を包含することを理解するであろう。当業者、特に本開示の利益を受ける当業者に既知の技法を使用して、エナンチオマー及び/又は立体異性体の混合物を含む異なる異性体の形態の混合物を分離して、各別個のエナンチオマー及び/又は立体異性体を提供することができる。限定された回転、例えば、アミド結合の周り、又はピリジニル環、ビフェニル基などの2つの直接結合した環の間の回転の場合、アトロプ異性体も可能であり、これは又発明の化合物に具体的に含まれる。
任意の実施形態では、化合物、又は化合物内の特定の基若しくは部分に存在する任意の又は全ての水素は、重水素又はトリチウムで置き換えられ得る。したがって、アルキルの列挙は、存在する水素のうちの1つ~最大数が重水素で置き換えることができる場合、重水素化アルキルを含む。例えば、C2DxH5-xなどにおける1~5つの水素が、重水素で置き換えられる場合、エチルは、C2H5又はC2H5の両方を指す。
II.RIP1-活性化合物、及びRIP1-活性化合物を含む薬学的組成物
A.化合物
RIP1を阻害するのに、かつ/又はRIP1と関連する疾患及び/若しくは状態を治療するのに有用である、化合物及びそのような化合物を含む薬学的組成物が本明細書に開示される。いくつかの実施形態では、化合物は、選択的キナーゼ阻害剤である。例えば、例示的な化合物は、RIP2、RIP3、又はRIP2及びRIP3の両方よりもRIP1を選択的に阻害することが可能である。
いくつかの実施形態では、本開示の化合物は、式I
による構造あるいはその薬学的に許容される塩を有する。当業者は、特に示されていない限り、式Iの範囲内の化合物にも、これらの立体異性体、N-オキシド、互変異性体、水和物、溶媒和物、同位体、及び/又はプロドラッグが含まれることを理解するであろう。式Iに関して、環Bは、ヘテロアリールであり、単環式ヘテロアリールであってもよい。いくつかの実施形態では、環Bは、5員又は6員ヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、環Bは、ヘテロアリールが、1つ又は2つの環窒素原子を有し、残りの環原子が炭素である、5員又は6員ヘテロアリールである、すなわち、環Bは、オキサゾール、チアゾール、又はイソオキサゾールなどの、酸素又は硫黄環原子を含むトリアゾール、トリアジン、又はヘテロアリールではない。ある特定の実施形態では、環Bは、ピラゾリルであり、他の特定の実施形態では、環Bは、ピリジニルである。
各R1は、独立して、ハロゲン又は-リンカー-R6基であり、リンカーが、結合、又はRaであり、ただし、Raが、HでもDでもなく、R6が、ヘテロシクリル、Rb、-C(Rf)3、又は-C(Rf)=C(Rf)2である。いくつかの実施形態では、R1は、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨード、典型的にはブロモなどのハロゲンである。ある特定の他の実施形態では、各R1は、独立して、-リンカー-R6である。
R2は、Raである。いくつかの実施形態では、R2は、H又はC1-10脂肪族、例えば、H又はC1-6アルキルであり、特定の実施形態では、R2は、C1-6アルキル、例えば、CH3又はCD3である。
R3は、Raである。いくつかの実施形態では、R3は、H又はC1-6アルキルなどの、H又はC1-10脂肪族であり、ある特定の実施形態では、R3は、Hである。
存在する場合、各R4は、独立して、Reであり、F、Cl、Br、若しくはIなどのハロゲン、又はC1-6アルキル、例えばメチルなどのC1-10脂肪族であり得る。
Lは、ヘテロ原子又はRaであり、ただし、Raが、HでもDでもない。いくつかの実施形態では、Lは、酸素、又はC1-6アルキルなどのC1-10アルキル、より具体的には、メチレン(-CH2-)である。
Xは、CH2又はOである。
Zは、ヘテロアリールであり、単環式ヘテロアリールであり得る。
mは、1、2、3、又は4である。いくつかの実施形態では、mは、1、2又は3であり、1又は2であり得、ある特定の実施形態では、mは、1である。
nは、0、1、又は2であり、0又は1であり得る。
Raは、LがRaである実施形態を除いて、各々独立してH又はD;C1-10脂肪族;C1-10ハロ脂肪族;C5-10芳香族;C3-6複素環;又はC3-10スピロ複素環である。
Rbが、各々独立して、-OH、-SH、-ORc、-SRc、-NRdRd、-Si(Ra)3、-C(O)OH、-C(O)ORc、-C(O)NRdRd、-OC(O)NRdRd、1つ又は2つのNRdRd、カルボキシル、又はそれらの組み合わせで置換され、任意選択的に、芳香族部分、-SH、-O-アシル、又は-C(O)NH2で更に置換された-OC(O)C1-10アルキルである。
Rcは、各々独立して、1、2、若しくは3つのReで置換され得るC1-10アルキル;1、2、若しくは3つのReで置換され得るC2-10アルケニル;1、2、若しくは3つのReで置換され得るC2-10アルキニル;1、2、若しくは3つのReで置換され得るC3-6シクロアルキル;又は1、2、若しくは3つのReで置換され得るC5-10芳香族である。
Rdは、各々独立して、H;1、2若しくは3つのRe又はC3-9ヘテロシクリルで置換されていてもよいC1-6アルキル;1、2又は3つのReで置換されていてもよいC3-6シクロアルキル;1、2又は3つのReで置換されていてもよいC3-6複素環;1、2又は3つのRbで置換されていてもよいC5-10アリール;1、2又は3つのReで置換されていてもよいC5-10ヘテロアリールであるか、又は、2つのRd基が、それに結合している窒素と一緒になって、1つ若しくは複数のReで置換されていてもよいC3-9複素環、又は1つ若しくは複数のReで置換されていてもよいC5-10ヘテロアリールを形成する。
Reは、各々独立して、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-10アルケニル、C2-10アルキニル、C1-6ハロアルキル、C3-6シクロアルキル、C5-10ヘテロアリール、又は-ORaである。
さらに、Rfは、各々独立して、-アルキル-ホスフェート、Ra、Rb、若しくはReであるか、又は2つのRf基は、それが結合している炭素原子と一緒になって、C2-6アルケニル基、1つ以上のReで置換され得るC3-6シクロアルキル基、若しくは1つ以上のRe若しくはアシルで置換され得るC3-10ヘテロ環を形成する。
いくつかの実施形態では、nは、0である。他の実施形態では、nは、1であり、そのような実施形態では、R4は、メチルなどのC1-6アルキルであり得る。
式Iのある特定の実施形態において、環Bは、ピリジニル又はピラゾリルであり、Lは、ヘテロ原子又はC1-10アルキルであり、Zが、ヘテロアリールであり、各R1が、ヘテロシクリル又はC1-10脂肪族であり、R2が、H又はC1-6アルキルであり、R3が、H又はC1-6アルキルであり、mは1であり、nは0である。
任意の実施形態では、Zは、5員又は6員窒素含有ヘテロアリール、例えば、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、ピロリル、又はトリアゾリルなどの、5員又は6員ヘテロアリールであり得る。ある特定のそのような実施形態では、Zは、6員窒素含有ヘテロアリールなどの6員ヘテロアリールであり、ピリジニル、ピリミジニル、又はピリダジニルであり得る。
任意の実施形態では、Zは、非置換であり得るか、又はZは、本明細書で定義されるように置換され得る。いくつかの実施形態では、Zは、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、又はOHで置換されており、特定の実施形態では、Zは、非置換であるか、又はOH、CH3、F、若しくはCF3で置換されている。
任意の実施形態では、環Bは、1、2、又は3つ、好ましくは1つ又は2つ、より好ましくは2つの環窒素原子などの少なくとも1つの環窒素原子を有し、残りの環原子が炭素である、5員ヘテロアリール環であり得る。いくつかの実施形態では、-N(R3)C(O)-部分は、環B上の環窒素原子で環Bに結合している。
いくつかの実施形態では、環Bは、ピラゾリルであり、-N(R3)C(O)-部分は、環B上の環窒素原子で環Bに結合している。
いくつかの実施形態では、Xは、Oである。又、いくつかの他の実施形態では、Xは、CH2である。
任意の実施形態では、各R1は、独立して、ヘテロシクリル、非置換C1-10脂肪族、又は-OH、ハロゲン、カルボキシル、カルボキシルエステル、ヘテロシクリル、アミノ、アルコキシ、ホスフェート、シクロアルキル、アルケニル、-OC(O)NH(C1-4アルキル)-アミノ、-OC(O)R8から選択される1つ若しくは2つの置換基で置換されたC1-10脂肪族;又は-OC(O)(CHR9)2CO2Hであり得る。-OC(O)-R8部分は、アミノ酸に由来し、-OC(O)-R8の-OC(O)-部分が、アミノ酸上の酸部分に対応し、R8が、-N(R10)2又は窒素含有非芳香族ヘテロシクリルを含み、R10が、H又はカルボキシルエステルである。又、各R9は、独立して、H又は-O-アシルである。
-OC(O)-R8部分に関して、窒素含有非芳香族ヘテロシクリルは、5員又は6員不飽和窒素含有ヘテロシクリル、例えば、ピロリジニルであり得る。アミノ酸は、天然に生じるアミノ酸などの任意のアミノ酸であり得、グリシン、バリン、アラニン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、チロシン、セリン、スレオニン、アスパラギン、グルタミン、アルギニン、ヒスチジン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、システイン、又はプロリンから選択されるアミノ酸であり得る。当業者は、アミノ酸が1つ以上のキラル中心を含む場合、全てのエナンチオマー、ジアステレオマー、及び/又はそれらの混合物が企図されることを理解するであろう。例えば、アミノ酸は、L-アミノ酸、D-アミノ酸、又はそれらの混合物であり得る。いくつかの実施形態では、アミノ酸は、L-アミノ酸である。又、ある特定の実施形態では、-OC(O)-R8は、-OC(O)CH(NH2)R11、
又は-OC(O)-(CH2)1-2C(NH2)CO2Hであって、R11は、アミノ酸側鎖であり、及び/又はH、-CH3、イソプロピル、-CH2CH(CH3)2、-CH(CH3)Et、-CH2CH2SCH3、
-CH2OH、-CH(OH)CH3、-CH2C(O)NH2、-CH2CH2C(O)NH2、-CH2SH、-CH2CH2CH2NHC(O)(NH)NH2、
-CH2CH2CH2CH2NH2、-CH2CO2H、若しくはCH2CH2CO2Hであり得る。
又、R1に関して、少なくとも1つのR1は、8~12員スピロヘテロシクリル、C1-10アルキル、又はC2-10アルキンであり得る。C1-10アルキル又はC2-10アルキンは、線状、分岐状、及び/又は環式であり得、1つ又は2つの置換基を有し得る。1つの置換基は、OHであり得る。いくつかの実施形態では、1つの置換基は、オキセタニル、アゼチジニル、ピリジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、アミノ、若しくはホスフェートであり、及び/又はいくつかの実施形態では、1つの置換基は、-OC(O)-R8である。C1-10アルキル又はC2-10アルキンは、例えば、
のように、線状及び/又は分岐状区画及び環式区画を含み得る。
いくつかの実施形態では、Zは
であり、存在する場合、各R5は、独立して、Reであり、pは、0、1、2、3、又は4、典型的には、0、1、又は2、より典型的には、0又は1であり、いくつかの実施形態では、pは、0であり、他のある特定の実施形態では、pは、1である。任意の実施形態では、各R5は、独立して、OH、ハロゲン、C1-6アルキル、又はC1-6ハロアルキル、例えば、OH、CF3、メチル、又はフルオロなどであり得る。いくつかの実施形態では、pは、1であるが、他の実施形態では、pは、0である。又、ある特定の実施形態では、-L-Z部分は、(6-フルオロピリジン-2-イル)メチル、(6-メチルピリジン-2-イル)メチル、(2-メチルピリジン-5-イル)オキシ、(2-フルオロピリジン-5-イル)オキシ、ピリジン-2-イルメチル、(6-トリフルオロメチルピリジン-2-イル)メチル、(6-ヒドロキシピリジン-2-イル)メチル、ピリジン-3-イルメチル、ピリダジン-3-イルメチル、(2-メチルピリジン-5-イル)メチル、(2-フルオロピリジン-5-イル)メチル、(2-フルオロピリジン-3-イル)メチル、(2,6-ジフルオロピリジン-3-イル)メチル、ピリミジン-2-イルメチル、又はピリジン-4-イルメチルである。
式Iのいくつかの実施形態では、化合物は、式I-1若しくはI-2
による構造、又はその薬学的に許容される塩、N-オキシド、溶媒和物、互変異性体、若しくは立体異性体を有し得る。
いくつかの実施形態では、化合物は、以下の式
のうちの1つ以上による構造、又はその薬学的に許容される塩、N-オキシド、溶媒和物、互変異性体、若しくは立体異性体を有し得る。
式I-1~I-13に関して、環B、L、X、Z、R1、R2、R3、R4、m、及びnは、存在する場合、式Iについて本明細書で定義されるとおりである。
開示される式の特定の実施形態において、Zは、5員ヘテロアリールであり、例として、Zは、チアゾール、ピラゾール、オキサゾール、又はフランであり、それぞれ、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、又はOHによって任意選択的に置換されている。式I-1~I-13に関して、Zは、
から選択され得、それぞれ任意選択的に置換される。各式I-1~I-13の特定の実施形態において、以下
からなる群から選択される。
式I及び/又は式I-1~I-13に関する上の実施形態のうちのいずれかでは、R1は、以下のうちのいずれかから選択され得る:
式I及び/又は式I-1~I-13のある特定の実施形態ではまた、R1は、以下のうちのいずれかから選択され得る:
式I及び/又は式I-1~I-13の特定の実施形態では、R1は、
である。
又、式I及び/又は式I-1~I-13の他の特定の実施形態では、R1は、
である。
式I及び/又は式I-1~I-13の他の実施形態では、R1は、Brなどのハロゲンである。
式I、及びI-1~I-13のうちの1つ以上の範囲内のある特定の開示の例示的な化合物としては、以下が挙げられる:
式I、及びI-1~I-13のうちの1つ以上の範囲内の例示的な化合物としては、以下が挙げられる:
I-1:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-2:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-3:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド;
I-4:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド;
I-5:(S)-4-((6-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド;
I-6:(S)-4-((6-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド;
I-7:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド;
I-8:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-9:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-10:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-ヒドロキシピリジン-2-イル)メチル)ピコリンアミド;
I-11:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)ピコリンアミド;
I-12:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)ピコリンアミド;
I-13:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド;
I-14:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-15:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-16:(S)-4-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-17:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリダジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-18:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-19:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-20:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-21:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-22:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-23:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-24:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-25:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリダジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-26:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド;
I-27:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド;
I-28:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-29:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-30:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリミジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-31:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリミジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-32:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-33:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-((4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-34:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-35:(S)-N-(8-ブロモ-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-36:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-37:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-(4-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-38:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-39:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-(4-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-40:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-41:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-42:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-43:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-44:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-((4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-45:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-46:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-(4-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-47:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-48:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-49:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2,6-ジフルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-50:(S)-4-((2,6-ジフルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド;
I-51:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド;
I-52:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド;
I-53:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド;
I-54:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-55:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-56:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-57:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルオキシ)ピコリンアミド
I-58:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルオキシ)ピコリンアミド
I-59:(S)-4-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-60:(S)-4-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-61:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルメチル)ピコリンアミド
I-62:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルメチル)ピコリンアミド
I-63:(S)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルオキシ)ピコリンアミド
I-64:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-2-イルメチル)ピコリンアミド
I-65:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルチアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド
I-66:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルチアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド
I-67:(S)-4-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-68:(S)-4-((3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-69:(S)-4-((3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-70:(S)-4-((1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-71:(S)-4-((1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-72:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)メチル)ピコリンアミド
I-73:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)メチル)ピコリンアミド
I-74:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-75:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-76:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(チアゾール-4-イルメチル)ピコリンアミド
I-77:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(チアゾール-4-イルメチル)ピコリンアミド
I-78:(S)-4-((2,6-ジメチルピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-79:(S)-4-((2,6-ジメチルピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-80:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-81:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-82:(S)-N-(7-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-83:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-84:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-85:(S)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルチアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド
I-86:(S)-4-ヒドロキシ-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-87:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-88:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-89:(S)-4-ヒドロキシ-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-90:(S)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルチアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド
I-91:(S)-4-((2-シアノピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-92:(S)-4-((2-シアノピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-93:(S)-4-((6-シアノピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-94:(S)-4-((6-シアノピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-95:(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-96:(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルチアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド
I-97:(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)ピコリンアミド
I-98:(S)-4-((2-エチルチアゾール-4-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-99:(S)-4-((2-エチルチアゾール-4-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-100:(S)-4-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-101:(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-102:(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルオキシ)ピコリンアミド
I-103:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-104:(S)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-105:(±)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-((3S)-5-メチル-4-オキソ-7-(4,4,4-トリフルオロ-3-ヒドロキシブト-1-イン-1-イル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-106:(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-107:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(5-メチル-7-(3-メチル-3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ブト-1-イン-1-イル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-108:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-109:(S)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-110:(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)オキシ)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-111:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)オキシ)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-112:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-113:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-114:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-115:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-(4-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-116:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-117:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-118:(S)-N-(8-ブロモ-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-119:(S)-N-(8-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-120:(S)-N-(8-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-121:(S)-N-(6-フルオロ-8-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-122:(S)-N-(6-フルオロ-8-(4-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
I-123:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-(トリフルオロメチル)チアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド
I-124:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-(トリフルオロメチル)チアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド
I-125:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-126:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-127:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-128:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-2-イルオキシ)ピコリンアミド
I-129:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-2-イルオキシ)ピコリンアミド
I-130:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-131:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-132:(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-133:(S)-N-(7-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)ピコリンアミド
I-134:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-135:(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-136:(S)-4-((1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-137:(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(オキサゾール-4-イルメチル)ピコリンアミド
I-138:(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(オキサゾール-4-イルメチル)ピコリンアミド
I-139:tert-ブチル(S)-4-((3-(4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-7-イル)エチニル)ピペリジン-1-カルボキシレート
I-140:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(5-メチル-7-((1-メチルピペリジン-4-イル)エチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド
I-141:(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-(ピペリジン-4-イルエチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド。
式I、及びI-1~I-13のうちの1つ以上の範囲内の追加の例示的な化合物としては、以下が挙げられる。
式I、及びI-1~I-13のうちの1つ以上の範囲内のさらなる例示的な化合物としては、以下が挙げられる。
B.治療剤の組み合わせ
本明細書に記載の化合物は、単独で、互いに組み合わせて、別個の薬学的組成物中で、単一の薬学的組成物中で一緒に、又は他の確立された療法の補助として、若しくは他の確立された療法と組み合わせて、使用され得る。化合物若しくは複数の化合物、又は化合物(又は複数の化合物)を含む組成物は、1回投与されても、複数回投与されてもよい。いくつかの実施形態では、本発明の化合物は、治療されている障害又は状態に有用な他の治療剤と組み合わせて使用され得る。これらの他の治療剤は、本開示の化合物と同じ投与経路によって、又は異なる経路によって、同時に、任意の順序で連続して投与され得る。連続投与では、化合物及び治療剤は、少なくとも1つの化合物及び治療剤の有効期間が、少なくとも1つの他の化合物及び/又は治療剤の有効期間と重複するように投与され得る。4つの構成成分を含む組み合わせの例示的な実施形態では、投与される第1の構成成分の有効期間は、第2、第3、及び第4の構成成分の有効期間と重複し得るが、第2、第3、及び第4の構成成分の有効期間は、独立して互いに重複してもしなくてもよい。4つの成分を含む組み合わせの別の例示的な実施形態では、投与される第1の成分の有効期間は、第2の成分の有効期間と重複するが、第3又は第4の成分の有効期間とは重複せず、第2の成分の有効時間は、第1の成分及び第3の成分の有効時間と重複し、第4の成分の有効期間は第3の成分の有効期間とのみ重複する。いくつかの実施形態では、全ての化合物及び/又は治療剤の有効期間は互いに重複する。
いくつかの実施形態では、化合物は、鎮痛剤、抗生物質、抗凝固剤、抗体、抗炎症剤、免疫阻害剤、グアニル酸シクラーゼ-Cアゴニスト、腸分泌促進剤、抗ウイルス剤、抗癌剤、抗真菌剤、又はそれらの組み合わせなどの別の治療剤とともに投与される。抗炎症剤は、ステロイド又は非ステロイド性抗炎症剤であり得る。ある特定の実施形態では、非ステロイド性抗炎症剤は、アミノサリチル酸塩、シクロオキシゲナーゼ阻害剤、ジクロフェナク、エトドラク、ファモチジン、フェノプロフェン、フルルビプロフェン、ケトプロフェン、ケトロラク、イブプロフェン、インドメタシン、メクロフェナム酸、メフェナミン酸、メロキシカム、ナンブメトン(nambumetone)、ナプロキセン、オキサプロジン、ピロキシカム、サルサラート、スリンダク、トルメチン、又はそれらの組み合わせから選択される。いくつかの実施形態では、免疫阻害剤は、メルカプトプリン、コルチコステロイド、アルキル化剤、カルシニューリン阻害剤、イノシン一リン酸デヒドロゲナーゼ阻害剤、抗リンパ球グロブリン、抗胸腺細胞グロブリン、抗T細胞抗体、又はそれらの組み合わせである。一実施形態では、抗体は、インフリキシマブである。
いくつかの実施形態では、本化合物は、抗癌剤又は細胞毒性剤とともに使用され得る。抗癌及び抗新生物化合物の様々な部類としては、限定されないが、アルキル化剤、代謝拮抗剤、BCL-2阻害剤、ビンカアルキロイド(vinca alkyloid)、タキサン、抗生物質、酵素、サイトカイン、白金配位錯体(platinum coordination complexes)、プロテアソーム阻害剤、置換尿素、キナーゼ阻害剤、複数のホルモン及びホルモン拮抗薬、並びに低メチル化剤、例えば、アザシチジン及びデシタビンなどのDNMT阻害剤が挙げられる。例示的なアルキル化剤としては、限定されないが、メクロロタミン(mechlorothamine)、シクロホスファミド、イホスファミド、メルファラン、クロラムブシル、エチレンイミン、メチルメラミン、スルホン酸アルキル(例えば、ブスルファン)、及びカルムスチンが挙げられる。例示的な代謝拮抗剤としては、限定ではなく例として、葉酸類似体メトトレキサート;ピリミジン類似体フルオロウラシル、シトシンアラビノシド;プリン類似体メルカプトプリン、チオグアニン、及びアザチオプリンが挙げられる。例示的なビンカアルキロイドとしては、限定ではなく例として、ビンブラスチン、ビンクリスチン、パクリタキセル、及びコルヒチンが挙げられる。例示的な抗生物質としては、限定ではなく例として、アクチノマイシンD、ダウノルビシン、及びブレオマイシンが挙げられる。抗新生物剤として有効な例示的な酵素としては、L-アスパラギナーゼが挙げられる。例示的な配位化合物としては、限定ではなく例として、シスプラチン及びカルボプラチンが挙げられる。例示的なホルモン及びホルモン関連化合物としては、限定ではなく例として、副腎皮質ステロイド、プレドニゾン及びデキサメタゾン;アロマターゼ阻害剤アミノグルテチミド、ホルメスタン、及びアナストロゾール;プロゲスチン化合物ヒドロキシプロゲステロンカプロアート、メドロキシプロゲステロン;及び抗エストロゲン化合物タモキシフェンが挙げられる。
これら及び他の有用な抗癌化合物は、Merck Index,13th Ed.(O’Neil M.J.et al.,ed.)Merck Publishing Group(2001)and Goodman and Gilman’s The Pharmacological Basis of Therapeutics,12th Edition,Brunton L.L.ed.,Chapters 60-63,McGraw Hill,(2011)に記載されており、これらは両方とも参照により本明細書に組み込まれる。
本開示の阻害剤と組み合わせて使用され得るCTLA4抗体の中でもとりわけ、Bristol-Myers SquibbによるYERVOY(登録商標)として市販の、イピリムマブである。
併用するための他の化学療法剤としては、チェックポイント経路阻害剤などの免疫腫瘍剤、例えば、ニボルマブ及びランブロリズマブなどのPD-1阻害剤、並びにペムブロリズマブ、MEDI-4736及びMPDL3280A/RG7446などのPD-L1阻害剤が挙げられる。本明細書に開示の化合物と組み合わせるための追加のチェックポイント阻害剤としては、BMS-986016(MDX-1408)などの抗LAG-3剤が挙げられる。
本開示の阻害剤と組み合わせるための更なる化学療法剤としては、ヒト化モノクローナル抗体であるエロツズマブ(BMS-901608)などの抗SLAMF7剤、抗KIRモノクローナル抗体リリルマブ(BMS-986015)などの抗KIR剤、及び完全ヒトモノクローナル抗体ウレルマブ(BMS-663513)などの抗CD137剤が挙げられる。
本開示の化合物は又、CAR-T療法とともに有利に使用され得る。現在利用可能なCAR-T療法の例は、アキシカブタゲンシロルユーセル及びチサゲンレクロイセルである。
本発明の化合物と組み合わせて有用な追加の抗増殖化合物としては、限定ではなく例として、成長因子受容体に対する抗体(例えば、抗Her2);並びにインターフェロン-α及びインターフェロン-γ、インターロイキン-2、並びにGM-CSFなどのサイトカインが挙げられる。
本化合物と組み合わせて有用な追加の化学療法剤としては、ボルテゾミブ、カルフィルゾミブ、マリゾミブなどのプロテアソーム阻害剤が挙げられる。
本開示の化合物と組み合わせて、特に悪性腫瘍の治療において有用であるキナーゼ阻害剤の例としては、Btk阻害剤、例えばイブルチニブ;CDK阻害剤、例えばパルボシクリブ;EGFR阻害剤、例えば、アファチニブ、エルロチニブ、ゲフィチニブ、ラパチニブ、オシメルチニブ及びバンデチニブ;Mek阻害剤、例えばトラメチニブ;Raf阻害剤、例えばダブラフェニブ、ソラフェニブ及びベムラフェニブ;VEGFR阻害剤、例えば、アキシチニブ、レンバチニブ、ニンテダニブ、パゾパニブ;BCR-Abl阻害剤、例えばボスチニブ、ダサチニブ、イマチニブ及びニロチニブ;FLT-3阻害剤、例えば、ギルテリチニブ及びキザルチニブ、PI3-キナーゼ阻害剤、例えば、イデラリシブ、Syk阻害剤、例えば、ホスタマチニブ;並びにJAK阻害剤、例えば、ルキソリチニブ及びフェドラチニブが挙げられる。
他の実施形態では、第2の治療剤は、以下のうちのいずれかから選択され得る:
鎮痛薬-モルヒネ、フェンタニル、ヒドロモルフォン、オキシコドン、コデイン、アセトアミノフェン、ヒドロコドン、ブプレノルフィン、トラマドール、ベンラファキシン、フルピルチン、メペリジン、ペンタゾシン、デキストロモラミド、ジピパノン;
抗生物質-アミノグリコシド(例えば、アミカシン、ゲンタマイシン、カナマイシン、ネオマイシン、ネチルマイシン、トブラマイシン、及びパロマイシン)、カルバペネム(例えば、エルタペネム、ドリペネム、イミペネム、シラスタチン、及びメロペネム)、セファロスポリン(例えば、セファドロキシル、セファゾリン、セファロチン、セファレキシン、セファクロル、セファマンドール、セフォキシチン、セフプロジル、セフロキシム、セフィキシム、セフジニル、セフジトレン、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフポドキシム、セフタジジム、セフチブテン、セフチゾキシム、セフトリアキソン、セフェピム、及びセフォビプロール)、グリコペプチド(例えば、テイコプラニン、バンコマイシン、及びテラバンシチン)、リンコサミド(例えば、クリンダマイシン及びインコマイシン(incomysin))、リポペプチド(例えば、ダプトマイシン)、マクロライド(アジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン、トロレアンドマイシン、テリスロマイシン、及びスペクチノマイシン)、モノバクタム(例えば、アズトレオナム)、ニトロフラン(例えば、フラゾリドン及びニトロフラントイン)、ペニシリン(例えば、アモキシシリン、アンピシリン、アズロシリン、カルベニシリン、クロキサシリン、ジクロキサシリン、フルクロキサシリン、メズロシリン、メチシリン、ナフシリン、オキサシリン、ペニシリンG、ペニシリンV、ピペラシリン、テモシリン、及びチカルシリン)、ペニシリンの組み合わせ(例えば、アモキシシリン/クラブラネート、アンピシリン/スルファクタム、ピペラシリン/タゾバクタム、及びチカルシリン/クラブラネート)、ポリペプチド(例えば、バシトラシン、コリスチン、及びポリミキシンB)、キノロン(例えば、シプロフロキサシン、エノキサシン、ガチフロキサシン、レボフロキサシン、ロメフロキサシン、モキシフロキサシン、ナリジキシン酸、ノルフロキサシン、オフロキサシン、トロバフロキサシン、グレパフロキサシン、スパルフロキサシン、及びテマフロキサシン)、スルホンアミド(例えば、マフェニド、スルホンアミドクリソイジン、スルファセタミド、スルファジアジン、スルファジアジン銀、スルファメチゾール、スルファメトキサゾール、スルファニリミド(sulfanilimide)、スルファサラジン、スルフイソキサゾール、トリメトプリム、及びトリメトプリム-スルファメトキサキソール)、テトラサイクリン(例えば、デメクロサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、オキシテトラサイクリン、及びテトラサイクリン)、抗マイコバクテリア化合物(例えば、クロファジミン、ダプソン、カプレオマイシン、シクロセリン、エタンブトール、エチオナミド、イソニアジド、ピラジナミド、リファンピシン(リファンピン)、リファブチン、リファペンチン、及びストレプトマイシン)、並びにアルスフェナミン、クロラムフェニコール、ホスホマイシン、フシジン酸、リネゾリド、メトロニダゾール、ムピロシン、プラテンシマイシン、キヌプリシン/ダルホプリスチン、リファキシミン、チアンフェニコール、チゲサイクリン、及びチミダゾール(timidazole)などの他のもの;
抗体-抗TNF-α抗体、例えば、インフリキシマブ(Remicade(商標))、アダリムマブ、ゴリムマブ、セルトリズマブ;抗B細胞抗体、例えば、リツキシマブ;抗IL-6抗体、例えば、トシリズマブ;抗IL-1抗体、例えば、アナキンラ;抗PD-1及び/又は抗PD-L1抗体、例えば、ニボルマブ、ペンブロリズマブ、ピジリズマブ、BMS-936559、MPDL3280A、AMP-224、MEDI4736;イキセキズマブ、ブロダルマブ、オファツムマブ、シルクマブ、クレノリキシマブ、クラザキマブ、フェザキヌマブ、フレチクマブ、マブリリムマブ、オクレリズマブ、サリルマブ、セクキヌマブ、トラリズマブ、ザノリムマブ;
抗凝固剤-ワルファリン(Coumadin(商標))、アセノクマロール、フェンプロクモン、アトロメンチン、フェニンジオン、ヘパリン、フォンダパリヌクス、イドラパリヌクス、リバローキサバン、アピキサバン、ヒルジン、レピルジン、ビバリルジン、アルガトロバム(argatrobam)、ダビガトラン、キシメラガトラン、バトロキソビン、ヘメンチン;
抗炎症剤-ステロイド、例えば、ブデソニド、非ステロイド性抗炎症剤、例えば、アミノサリチル酸塩(例えば、スルファサラジン、メサラミン、オルサラジン、及びバルサラジド)、シクロオキシゲナーゼ阻害剤(ロフェコキシブ、セレコキシブなどのCOX-2阻害剤)、ジクロフェナク、エトドラク、ファモチジン、フェノプロフェン、フルルビプロフェン、ケトプロフェン、ケトロラク、イブプロフェン、インドメタシン、メクロフェナメート、メフェナミン酸、メロキシカム、ナンブメトン、ナプロキセン、オキサプロジン、ピロキシカム、サルサラート、スリンダク、トルメチン;
免疫阻害剤-メルカプトプリン、デキサメタゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン、メチルプレドニゾロン、及びプレドニゾンなどのコルチコステロイド、シクロホスファミドなどのアルキル化剤、シクロスポリン、シロリムス、及びタクロリムスなどのカルシニューリン阻害剤、ミコフェノール酸、ミコフェノール酸モフェチル、及びアザチオプリンなどのイノシン一リン酸デヒドロゲナーゼの阻害剤(IMPDH)、並びに様々な抗体(例えば、抗リンパ球グロブリン(ALG)、抗胸腺細胞グロブリン(ATG)、モノクローナル抗T細胞抗体(OKT3))を含む、レシピエントの液性免疫応答をそのままに細胞免疫を阻害するように設計された薬剤、並びに放射線。アザチオプリンは、現在、商品名AzasanでSalix Pharmaceuticals,Inc.から入手可能であり、メルカプトプリンは、現在、商品名PurinetholでGate Pharmaceuticals,Inc.から入手可能であり、プレドニゾン及びプレドニゾロンは、Roxane Laboratories,Inc.から入手可能であり、メチルプレドニゾロンは、現在Pfizerから入手可能であり、シロリムス(ラパマイシン)は、現在、Rapamuneの商品名でWyeth-Ayerstから入手可能であり、タクロリムスは、現在、Prografの商品名でFujisawaから入手可能であり、シクロスポリンは、現在、商品名SandimmuneでNovartisから、商品名GengrafでAbbottから入手可能であり、ミコフェノール酸モフェチル及びミコフェノール酸などのIMPDH阻害剤は、現在、RocheからCellceptの商品名で、及びNovartisからMyforticの商品名で入手可能であり、アザチオプリンは、現在、Glaxo Smith KlineからImuranの商品名で入手可能であり、抗体は、Ortho Biotechから商品名Orthocloneで、Novartisから商品名Simulect(バシリキシマブ)で、Rocheから商品名Zenapax(ダクリズマブ)で現在入手可能であり、及び
グアニル酸シクラーゼ-C受容体アゴニスト又は腸分泌促進剤、例えばリナクロチドは、名称Linzessとして販売されている。
これらの様々な薬剤は、市販の薬物の形態に付随する処方情報(2006 Edition of The Physician’s Desk Referenceの配合情報も参照されたい)に指定されているように、標準的な又は一般的な投薬量に従って使用され得、それらの開示は参照により本明細書に組み込まれる。
III.化合物を作製する方法
本化合物の開示の実施形態は、当業者によって理解されるように、任意の好適な方法によって調製することができる。1つの例示的な好適な方法は、実施例における特定の化合物を参照して以下に提供され、スキーム1に従った以下の第1の反応工程を含み得る。
スキーム1を参照すると、クロスカップリング生成物104を提供する金属媒介性クロスカップリング反応を使用して、スキーム1に示される「R6-リンカー」基を含むR1基102と、保護アミン前駆体100をカップリングすることができる。いくつかの実施形態では、金属媒介性クロスカップリング反応は、パラジウム触媒などの遷移金属触媒を使用して実行され得る。例示的なパラジウム触媒としては、限定されないが、(例えば、Pd2(dba)3、Pd(dba)2、Pd(PPh3)4などの)Pd(0)触媒、又は(例えば、第2世代又は第3世代XPhos Pd、PdCl2、Pd(OAc)2などの)Pd(II)触媒が挙げられる。いくつかの実施形態では、パラジウム触媒は、ソノゴシラ(Sonogoshira)反応などにおいて、クロスカップリング反応を促進するために、CuIなどの別の助触媒と組み合わせて使用され得る。金属媒介性クロスカップリングは又、アミン塩基(例えば、Et3N)などの塩基、又は(例えば、Cs2CO3、Na2CO3、K2CO3などの)無機塩基、及び溶媒(例えば、ジメチルホルムアミド)を使用することを含み得る。スキーム1を参照すると、Xは、ハロゲン又はトリフレート基などの金属媒介性クロスカップリングに好適な基であり、PGは、限定されないが、9-フルオレニルメトキシカルボニル(「Fmoc」)基、t-ブチルオキシカルボニル(「Boc」)基、トリチル(「Tr」)基、アリルオキシカルボニル(「Alloc」)基、ベンジルオキシカルボニル(「Cbz」)基などから選択され得るアミン保護基である。
スキーム1に示されている方法ステップの代表的な例を、以下のスキーム2に提供する。
クロスカップリング生成物104が作製されたら、1つ以上の不飽和部位を含むリンカー基を、飽和リンカー基及び/又はより低い不飽和度を有するリンカー基に還元することができる任意選択的なリンカー基還元ステップを、クロスカップリング生成物に施してもよい。リンカー還元基を使用する場合、スキーム3に示される脱保護ステップ、続いてアミド形成ステップを続けてもよい。あるいは、リンカー基還元ステップが使用されない場合、クロスカップリング生成物104を、脱保護し、アミド化合物302に変換させてもよい。
スキーム3を参照すると、任意選択的なリンカー還元ステップが実行され得る。例えば、リンカーが、不飽和部位(例えば、二重結合又は三重結合)を含む場合、(例えば、二重結合及び/又は三重結合を単結合に還元するなどの)完全に飽和させるように、又は(例えば、三重結合を二重結合に還元するなどの)不飽和度をより低くするように、不飽和部位を還元してもよい。そのような任意選択のリンカー還元ステップを実施するための適切な試薬は、本開示の利益を有する当業者によって認識される。しかしながら、条件の1つの例示的なセットは、炭素上のPdの存在下でクロスカップリング生成物104をH2に曝露することを含む。これらのステップは任意選択的であるので、全ての実施形態で実行する必要はない。代わりに、いくつかの実施形態では、クロスカップリング生成物104を脱保護してアミンを提供してもよく、次いで、スキーム3に示されるように、アミンを好適な酸カップリングパートナー300と反応させることによってアミド化合物302に変換してもよい。
あるいは、スキーム4に示されるように、尿素結合化合物は、クロスカップリング生成物104から作製することができる。
スキーム4に関して、クロスカップリング生成物104は、脱保護されてアミンを提供し、次いで、ホスゲン、又はジホスゲン若しくはトリホスゲンなどのホスゲン代替物で処理されて、イソシアネート1500を形成する。典型的には、ホスゲン又はホスゲン代替処理は、トリアルキルアミン、例えば、トリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンなどの好適な塩基の存在下で、トルエン、ヘキサン、又は塩素化溶媒、例えば、ジクロロメタンなどの非プロトン性溶媒中で実施される。次いで、イソシアネート1500は、窒素ヘテロ環1502で処理されて、尿素結合化合物1504を形成する。反応は、典型的には、ホスゲン又はホスゲン代替処理に使用される溶媒及び/又は塩基などの、好適な溶媒中で、かつ好適な塩基の存在下で実施される。いくつかの実施形態では、イソシアネート1500は、形成後に単離されず、窒素ヘテロ環1502は、単に反応混合物に添加される。
いくつかの例示的な開示の化合物は、アルキニル置換類似体である。これらの化合物は、スキーム1を参照して上で考察されたように、金属媒介性カップリング戦略を使用して作製することができる。スキーム5は、本開示に従ったアルキニル置換類似体を作製するためのより詳細な一般方法を示している。
スキーム5を参照すると、バイアル内で、乾燥DMF(3~4mL/mmol)中のハロゲン化物(1当量)、化合物700、CuI(0.1~0.2当量)、及びPd(PPh3)4(0.05~0.1当量)の撹拌溶液に、窒素を3分間バブリングした。続いて、暗色の反応溶液に、NEt3(10当量)、続いて対応するアルキン(1.5~3当量)、化合物702を素早く連続して添加した。窒素を反応混合物に2分間バブリングし、バイアルに蓋をした。3~6時間などの有効な反応期間の間、70~90℃などの有効な反応温度で、反応混合物を撹拌した。あるいは、ハロゲン化物700又は706が消費されるまで、反応混合物をマイクロ波反応器で(30~45分)加熱してもよい。暗色の反応溶液を、以下の方法のうちの1つによって処理した:a)氷-水/有機溶媒による希釈の後処理;b)濃縮乾固し、続いて氷水/有機溶媒で希釈した後に後処理;又はc)粗残渣を氷水で希釈し、超音波処理し、スラリーを室温に加温。生じた灰色/暗色の固体を濾過によって収集し、吸引乾燥させ、THF(20mL)に溶解させ、セライト(登録商標)/シリカゲルパッドに通して濾過し、パッドをTHFで洗浄した。続いて、粗物質を逆相カラムクロマトグラフィー又は順相シリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、対応するアルキニル置換類似体(収率:25~69%)、化合物704を得た。
IV.化合物を使用する方法
A.疾患/障害
開示の化合物、並びにそれらの組み合わせ及び/又は薬学的組成物を、キナーゼをインビボ又はエクスビボのいずれかで、本開示の化合物若しくは複数の化合物、又は本開示の化合物若しくは複数の化合物を含む組成物と接触させることによって、RIP1キナーゼを阻害するために使用され得る。開示の化合物若しくは複数の化合物、又は開示の化合物若しくは複数の化合物を含む組成物は又、多様な疾患及び/又は障害を改善、治療、又は予防するために使用され得る。特定の実施形態では、開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物は、RIP1又はRIP1が関与する経路の阻害が、治療上有用である状態を治療するのに有用であり得る。いくつかの実施形態では、化合物は、RIP1キナーゼ活性を直接阻害する。ある特定の実施形態では、開示の化合物は、自己免疫疾患、炎症性障害、心血管疾患、神経障害、神経変性障害、アレルギー性障害、呼吸器疾患、腎臓疾患、癌、虚血状態、赤血球欠乏症、(例えば、虚血再灌流、又はシスプラチン、及び/又は脳血管事故によって誘発される)肺及び脳傷害、並びに細菌及びウイルス感染の治療に有用である。
いくつかの実施形態では、開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物は、アレルギー性疾患、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、脊髄筋萎縮症、全身性紅斑性狼瘡、関節リウマチ、I型糖尿病、炎症性腸疾患、胆汁性肝硬変、ブドウ膜炎、多発性硬化症、クローン病、潰瘍性大腸炎、水疱性類天疱瘡、サルコイドーシス、乾癬、自己免疫性筋炎、ウェゲナー肉芽腫症、魚鱗癬、悪性眼球突出症(Graves ophthalmyopathy)、又は喘息を治療又は予防するために使用され得る。
開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物は又、骨髄若しくは臓器移植拒絶又は移植片対宿主疾患に関連する免疫調節障害を治療するのに有用であり得る。化合物(又はそれらの薬学的組成物若しくは組み合わせ)で治療され得る炎症性及び免疫調節障害の例としては、臓器若しくは組織の移植、移植によってもたらされる移植片対宿主疾患、関節リウマチ、全身性紅斑性狼瘡、橋本甲状腺炎、多発性硬化症、全身性硬化症、全身性炎症反応症候群、重症筋無力症、I型糖尿病、ブドウ膜炎、後部ブドウ膜炎、アレルギー性脳脊髄炎、糸球体腎炎を含む自己免疫症候群、リウマチ熱及び感染後糸球体腎炎を含む感染後自己免疫疾患、炎症性及び過剰増殖性皮膚疾患、乾癬、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、湿疹性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、扁平苔癬、天疱瘡、水疱性類天疱瘡、表皮水疱症、蕁麻疹、血管性浮腫、血管炎、紅斑、皮膚好酸球増加症、紅斑性狼瘡、ニキビ、円形脱毛症、角結膜炎、春季カタル、ベーチェット病と関連するブドウ膜炎、角膜炎、ヘルペス性角膜炎、円錐角膜、ジストロフィア上皮性角膜、角膜白血病、眼性天疱瘡、モーレン潰瘍、強膜炎、悪性眼球突出症、フォーク-小柳-原田病、サルコイドーシス、花粉アレルギー、可逆性閉塞性気道疾患、気管支喘息、アレルギー性喘息、内因性喘息、外因性喘息、塵埃喘息、慢性若しくは難治性喘息、遅発性喘息及び気道過敏、気管支炎、胃潰瘍、虚血性疾患及び血栓症によって引き起こされる血管損傷、虚血性腸疾患、虚血性再灌流傷害、炎症性腸疾患、壊死性腸炎、熱火傷と関連する腸病変、セリアック病、直腸炎、好酸球性胃腸炎、マスト細胞症、クローン病、潰瘍性大腸炎、片頭痛、鼻炎、湿疹、間質性腎炎、グッドパスチャー症候群、溶血性尿毒症症候群、糖尿病性腎症、多発性筋炎、ギラン-バレー症候群、メニエール病、多発性神経炎、多発性神経炎、単神経炎、神経根障害、甲状腺機能亢進症、バセドウ病、赤芽球癆、再生不良性貧血(aplastic anemia)、再生不良性貧血(hypoplastic anemia)、特発性血小板減少性紫斑病、自己免疫性溶血性貧血、無顆粒球症、悪性貧血、巨赤芽球性貧血、赤血球形成不全、骨粗鬆症、サルコイドーシス、線維性肺、特発性間質性肺炎、皮膚筋炎、尋常性白皮症、尋常性魚鱗癬、光アレルギー感受性、皮膚T細胞リンパ腫、慢性リンパ球性白血病、動脈硬化症、アテローム性動脈硬化症、大動脈炎症候群、結節性多発動脈炎、心筋症若しくは心筋症性感染、強皮症(全身性強皮症を含む)、抗リン脂質抗体症候群、ウェゲナー肉芽腫症、シェーグレン症候群、脂肪過多症、好酸球性筋膜炎、歯肉、歯周組織、歯槽骨、歯のセメント質の病変、糸球体腎炎、脱毛の予防若しくは育毛の提供並びに/若しくは発毛及び髪の発育の促進による男性型脱毛症若しくは脱毛症、筋ジストロフィー、膿皮症及びセザリー症候群、アジソン病、保存、移植、若しくは虚血性疾患時に生じる臓器の虚血再灌流傷害、エンドトキシンショック、偽膜性大腸炎、薬物若しくは放射線によって引き起こされる大腸炎、虚血性急性腎不全、慢性腎不全、肺酸素若しくは薬物によって引き起こされる毒素症、肺癌、肺気腫、白内障、シデローシス、網膜色素変性症、網膜変性、網膜剥離、加齢黄斑変性、硝子体瘢痕、角膜アルカリ性火傷、紅斑多形性皮膚炎、線状IgA水疱性皮膚炎及びセメント皮膚炎、歯肉炎、歯周炎、敗血症、膵炎、環境汚染によって引き起こされる疾患、老化、発癌、癌腫の転移及び高山病、ヒスタミン若しくはロイコトリエン-C4放出によって引き起こされる疾患、ベーチェット病、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、硬化性胆管炎、部分的な肝臓切除、急性肝臓壊死、毒素によって引き起こされる壊死、ウイルス性肝炎、ショック、若しくは酸素欠乏症、B型ウイルス性肝炎、非A/非B型肝炎、肝硬変、アルコール性肝硬変、アルコール性脂肪性肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)を含むアルコール性肝臓疾患、自己免疫性肝胆道系疾患、アセトアミノフェン毒性、肝毒性、肝不全、劇症肝不全、遅発性肝不全、慢性肝不全の急性憎悪、慢性腎臓疾患、腎臓障害/傷害(例えば、腎炎、腎移植、手術、腎毒性薬物の投与、急性腎臓傷害によって引き起こされる)、化学療法効果の増強、サイトメガロウイルス感染、HCMV感染、AIDS、癌、老人性認知症、パーキンソン病、外傷、又は慢性細菌感染が挙げられるが、これらに限定されない。
ある特定の実施形態では、本化合物は、神経障害性疼痛及び炎症誘発性疼痛を含む神経疼痛を治療するのに有用である。
ある特定の実施形態では、化合物は、インターロイキン-1変換酵素に関連する関連する熱症候群、腫瘍壊死因子受容体関連周期的症候群、NEMO欠乏症候群、HOIL-1欠乏症、線形ユビキチン鎖集合複合体欠乏症候群、リソソーム蓄積症(例えば、ゴーシェ病、GM2ガングリオシドーシス、アルファ-マンノシドーシス、アスパルチルグルコサミン尿症、コレステリルエステル蓄積症、慢性ヘキソサミニダーゼA欠乏症、シスチン症、ダノン病、ファブリー病、ファーバー病、フコシドーシス、ガラクトシアリドーシス、GM1ガングリオシドーシス、ムコリピドーシス、乳児遊離シアル酸蓄積症、若年性ヘキソサミニダーゼA欠乏症、クラッベ病、ライソゾーム酸性リパーゼ欠乏症、異染性白質ジストロフィー、ムコ多糖症、多種スルファターゼ欠乏症、ニーマン-ピック病、神経セロイドリポフスチン症、ポンペ病、濃化異骨症、サンドホフ病、シンドラー病、シアル酸蓄積症、テイ-サックス病、及びウォルマン病)の治療に有用である。
ある特定の実施形態では、開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物は、関節リウマチ、乾癬性関節炎、変形性関節症、全身性紅斑性狼瘡、ループス腎炎、強直性脊椎炎、骨粗鬆症、全身性硬化症、多発性硬化症、乾癬、具体的には膿疱性乾癬、I型糖尿病、II型糖尿病、炎症性腸疾患(クローン病及び潰瘍性大腸炎)、高免疫グロブリン血症d及び周期性発熱症候群、クリオピリン関連周期性症候群、シュニッツラー症候群、全身性若年性特発性関節炎、成人発症性スティル病、痛風、痛風フレア、偽痛風、サッフォー症候群、キャッスルマン病、敗血症、発作、アテローム性動脈硬化症、セリアック病、DIRA(Il-1受容体拮抗薬の欠乏症)、アルツハイマー病、ハンチントン病、又はパーキンソン病の治療及び/又は予防に有用である。
他の療法と組み合わせた本化合物の使用は、過剰増殖性障害を治療するのに特に有用である。本化合物を使用して、標準治療と組み合わせて、癌、白血病、及びリンパ腫などの障害を治療することができる。例として、骨髄異形成症候群(MDS)は、標準治療とともに本明細書に開示の化合物で治療することができる。本化合物と組み合わせて使用するための治療剤としては、アザシチジン及びデシタビンなどの低メチル化剤、並びにシタラビン、ダウノルビシン、及びイダルビシンなどの他の化学療法剤が挙げられる。レナリドマイド及びCAR-T療法などの免疫調節療法も又、MDSを治療するために本化合物と組み合わせて使用され得る。
開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物によって治療され得る増殖性疾患としては、良性及び悪性腫瘍、固形腫瘍、脳、腎臓、肝臓、副腎、膀胱、乳房、胃、胃腫瘍、卵巣、結腸、直腸、前立腺、膵臓、肺、膣、頸部、精巣、泌尿生殖器、食道、喉頭、皮膚、骨、又は甲状腺の癌腫、肉腫、神経膠芽腫、神経芽腫、多発性骨髄腫、胃腸癌、特に結腸癌腫又は結腸直腸腺腫、頭頸部の腫瘍、表皮過増殖、乾癬、前立腺肥大、新生物、上皮性の新生物、腺腫、腺癌、ケラトアカントーマ、類表皮癌腫、大細胞癌腫、非小細胞肺癌腫、ホジキン及び非ホジキンリンパ腫などのリンパ腫、乳腺癌腫、濾胞性癌腫、未分化癌腫、乳頭状癌腫、セミノーマ、メラノーマ、IL-1による障害、上述のリンパ腫などの造血系新生物、MyD88による障害(ABCびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)及びワルデンシュトレームマクログロブリン血症)、ホジキンリンパ腫、原発性皮膚T細胞リンパ腫又は慢性リンパ性白血病)、くすぶり型又は無症候性多発性骨髄腫、又は血液悪性腫瘍(白血病、急性骨髄性白血病(AML)、DLBCL、ABC DLBCL、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性リンパ性リンパ腫、原発性滲出性リンパ腫、バーキットリンパ腫/白血病、急性リンパ性白血病、B細胞前リンパ性白血病、リンパ形質細胞性リンパ腫、骨髄異形成症候群(MDS)、骨髄線維症、真性多血症、カポシ肉腫、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症(WM)、脾辺縁帯リンパ腫、多発性骨髄腫、形質細胞腫、血管内大細胞型B細胞リンパ腫を含む)が挙げられる。具体的には、本開示の化合物は、イブルチニブ耐性CLL及びイブルチニブ耐性ワルデンシュトレームマクログロブリン血症などのイブルチニブ耐性血液悪性腫瘍を含む、JAK阻害剤であるイブルチニブ耐性悪性腫瘍に耐性のあるものなどの薬物耐性悪性腫瘍の治療に有用である。
開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物を使用して治療され得るアレルギー性障害の例としては、限定されないが、喘息(例えば、アトピー性喘息、アレルギー性喘息、アトピー性気管支IgE媒介性喘息、非アトピー性喘息、気管支喘息、非アレルギー性喘息、本質的喘息、真の喘息、病態生理学的障害によって引き起こされる内因性喘息、原因が不明又は原因が明らかではない本質的喘息、肺気腫のような喘息、運動誘発性喘息、感情誘発性喘息、環境要因によって引き起こされる外因性喘息、冷気誘発喘息、職業性喘息、細菌、真菌、原生動物、又はウイルス感染によって引き起こされるか若しくは関連する感染性喘息、初期喘息、乳児喘鳴症候群、気管支炎、咳喘息又は薬物誘発性喘息)、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)、アレルギー性鼻炎、通年性アレルギー性鼻炎、通年性鼻炎、血管運動性鼻炎、後鼻漏、化膿性若しくは非化膿性副鼻腔炎、急性若しくは慢性副鼻腔炎、及び篩骨、前頭、上顎、又は蝶形骨洞炎が挙げられる。
別の例として、関節リウマチ(RA)は、典型的には全身の腫れ、疼痛、動きの喪失、及び標的関節の圧痛を生じる。RAは、リンパ球が密集している、慢性的に炎症を起こした滑膜を特徴とする。典型的には1つの細胞層の厚さである滑膜は、細胞が強くなり、樹状細胞、T、B、及びNK細胞、マクロファージ、並びに血漿細胞のクラスターを含む、リンパ組織と同様の形態であると思われる。本プロセス、並びに抗原-免疫グロブリン複合体の形成を含む多数の免疫病理学的機序は、最終的に関節の完全性の破壊を生じ、変形、機能の永久的な喪失、及び/又は関節若しくはその付近の骨侵食を生じる。開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物は、RAのこれらの症状のうちのいずれか1つ、いくつか、又は全てを治療、改善、又は予防するために使用され得る。したがって、RAの背景では、化合物は、基礎となるRAに付随する治療、及び/又は循環しているリウマチ因子(「RF」)の量の低減を治療が生じるかどうかに関係なく、RAに一般的に関連する症状のいずれかの低減又は改善が達成されると、治療上の利益を提供するとみなされる。
American College of Rheumatology(ACR)は、RAの改善及び臨床的寛解を定義する基準を開発した。そのようなパラメータであるACR20(20%の臨床的改善に関するACR基準)は、圧痛関節数及び腫脹関節数の20%の改善、並びに以下の5つのパラメータのうち3つの20%の改善を必要とする:患者の全体的評価、医師の全体的評価、患者の疼痛の評価、障害の程度、及び急性期反応物のレベル。これらの基準は、ACR50及びACR70で、それぞれ50%及び70%の改善に対して拡張されている。他の基準としては、Pauluの基準及びX線写真の進行(例えば、Sharpスコア)が挙げられる。
いくつかの実施形態では、RAを患う患者における治療上の利益は、患者がACR20を呈すると達成される。特定の実施形態では、ACRC50又は更にはACR70のACR改善を達成することができる。
一実施形態では、本開示の化合物を使用して、老化の結果の開始を遅らせることができる。例えば、本化合物は、高齢と関連する増大した慢性炎症(「炎症」)を低減する。無数の症状及び状態は、炎症と関連しており、本化合物で治療され得るそのような状態としては、例として、パーキンソン病及びアルツハイマー病などの神経変性障害、造血系新生物及び骨髄増殖性障害が挙げられる。本化合物によって治療又は改善され得る追加の状態としては、Franceschi C,Campisi J.Chronic inflammation(inflammaging)and its potential contribution to age-associated diseases.J Gerontol A Biol Sci Med Sci.2014;69 Suppl 1:S4-S9によって記載されるものが挙げられる。別の態様では、本化合物を使用して、生殖器系に対する老化の影響を低減することができる。例えば、RIP1シグナル伝達によって誘導されるネクロトーシスは、Li et al.eLife 2017;6:e27692及びChaudhary et al.Journal of Biomedical Science(2019)26:11による、生殖器の老化に関与しており、したがって、本化合物を使用して、テストステロンレベルの低下、妊孕性の低下及び前立腺過形成などの加齢に関連する症状を治療することができる。
本発明の化合物及び組成物を使用して治療及び/又は予防することができる更なる疾患又は障害には、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、自己免疫症候群、関節リウマチ、I型糖尿病、クローン病及び潰瘍性大腸炎を含む炎症性腸疾患、胆汁性肝硬変、多発性硬化症、ウェゲナー肉芽腫症、魚鱗癬、喘息、花粉アレルギー、可逆的閉塞性気道疾患、気管支喘息、アレルギー性喘息、内因性喘息、外因性喘息、塵喘息、慢性又は難治性喘息、遅発性喘息及び気道過敏症、アレルギー性鼻炎、脊椎関節炎、強直性脊椎炎、自己免疫性肝炎、自己免疫性肝胆管疾患、脳血管障害、アレルギー性疾患、慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、フリードライヒ運動失調症、レビー小体病、糖尿病性ニューロパチー、ポリグルタミン(ポリQ)疾患、ファール病、メンケ病、ウィルソン病、プリオン障害、骨吸収疾患、多発性骨髄腫関連骨障害などの破壊性骨障害;良性腫瘍、増殖性障害、炎症性及び過剰増殖性皮膚障害、表皮過剰増殖、乾癬、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、湿疹性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、膿疱性乾癬、水疱性皮膚炎、多形性皮膚炎紅斑性皮膚炎、線状IgA水疱性皮膚炎、セメント性皮膚炎、歯肉炎、歯周炎、歯肉の病変、歯槽骨、顎堤実質、敗血症、膵炎、扁平苔癬、天疱瘡、水疱性類天疱瘡、表皮水疱症、蕁麻疹、血管腫、血管炎、紅斑、皮膚好酸球増加症、脂肪症、好酸球性筋膜炎、ざ瘡、円形脱毛症、男性型脱毛症、老人性脱毛症、角結膜炎、疣贅性結膜炎、アルカリ熱傷、ベーチェット病、ベーチェット病に関連するブドウ膜炎、角膜炎、ヘルペス性角膜炎、円錐角膜、角膜上皮ジストロフィー、角膜白血病、眼天疱瘡、モーレン潰瘍、強膜炎、フォークト・小柳・原田症候群、血液学的障害、血液学的悪性腫瘍、リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、乳癌、濾胞性癌腫、未分化癌腫、乳頭状癌腫、セミノーマ、黒色腫、ABCびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、ワルデンストローム型マクログロブリン血症、原発性皮膚T細胞リンパ腫、くすぶり型又は緩徐進行型多発性骨髄腫、白血病、急性骨髄性白血病(AML)、DLBCL、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性リンパ性リンパ腫、原発性滲出液、キット・バー・リンパ腫/白血病、急性リンパ性白血病、B細胞性リンパ球性白血病、リンパ形質細胞性リンパ腫、骨髄異形成症候群(MDS)、骨髄線維症、真性赤血球増加症、カポジ肉腫、脾臓辺縁帯リンパ腫、多発性骨髄腫、形質細胞腫、血管内大細胞型B細胞リンパ腫、IL-1主導障害、MyD88主導障害、薬剤耐性悪性腫瘍、例えばJAK阻害剤耐性悪性腫瘍及びイブルチニブ耐性悪性腫瘍、例えばイブルチニブ耐性血液悪性腫瘍、イブルチニブ耐性CLL及びイブルチニブ耐性ワルデンストロームマクログロブリン血症、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病;血管新生障害、例えば、固形腫瘍、眼血管新生、血管腫、例えば乳児血管腫を含む血管新生障害;敗血症、敗血症性ショック、赤痢;片頭痛、気管支炎、胃潰瘍、壊死性腸炎、熱傷に関連する腸病変、セリアック病、直腸炎、好酸球性胃腸炎、肥満細胞症、インターロイキン-1変換酵素関連発熱症候群、腫瘍壊死因子受容体関連周期性症候群、NEMO欠損症候群、HOIL-1欠損症、線状ユビキチン鎖アセンブリ複合体欠損症症候群、リソソーム蓄積症、ゴーシェ病、GM2ガングリオシド症、アルファ-マンノース症、アスパルチルグルコサミン尿症、コレステリルエステル蓄積症、慢性ヘキソサミニダーゼA欠損症、シスチノーシス症、ダノン病、ファブリー病、ファーバー病、フコシド症、ガラクトシアリド症、GM1ガングリオシド症、ムコリピドーシス、小児遊離シアル酸蓄積症、若年性ヘキソサミニダーゼA欠損症、クラッベ病、リソソーム酸リパーゼ欠損症、異栄養性白質ジストロフィー症、ムコ多糖症障害、多発性スルファターゼ欠損症、ニーマン・ピック病、ニューロン性セロイドリポフスチン症、ポンペ病、ピクノディスソトーシス、サンドホフ病、シンドラー病、シアル酸蓄積症、テイ・サックス病、ウォルマン病、ハンチントン病、パーキンソン病、神経変性疾患、ハンチントン病、パーキンソン病、転移性黒色腫、HIV感染症及びCMV網膜炎に関連する神経変性、例えば関連する神経認知障害又は認知症、線維性状態、例えば非アルコール性脂肪性肝炎及び心臓状態、例えば虚血再灌流;アレルギー、成人呼吸窮迫症候群、慢性閉塞性肺疾患、糸球体腎炎、エリテマトーデス、慢性甲状腺炎、グレーブス病、自己免疫性胃炎、自己免疫性好中球減少症、血小板減少症、移植片対宿主病、内毒素によって誘発される炎症反応、結核、アテローム性動脈硬化症、筋変性、悪液質、ライテル症候群、風疹関節炎、急性滑膜炎、膵臓β細胞疾患;大量の好中球浸潤を特徴とする疾患;リウマチ性脊椎炎、痛風性関節炎、乾癬性関節炎、及び他の関節炎状態、脳マラリア、慢性肺炎症性疾患、珪肺症、肺サルコイドーシス、類線維性肺、特発性間質性肺炎、同種移植片拒絶、骨髄拒絶、感染による発熱及び筋痛、ケロイド形成、瘢痕組織形成、ピレシス、インフルエンザ、慢性骨髄性白血病;固形腫瘍を含む血管形成障害;急性肝炎感染(A型肝炎、B型肝炎及びC型肝炎を含む)、AIDS、ARC又は悪性腫瘍、ヘルペスを含むウイルス性疾患;脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化症、アテローム性動脈硬化症、大動脈炎症候群、結節性多発動脈炎、心筋虚血、脳卒中心臓発作における虚血、臓器低酸素症、血管過形成、心臓及び腎臓の再灌流傷害、保存時に起こる臓器の虚血-再灌流傷害、移植又は虚血性疾患、心肥大、トロンビン誘発性血小板凝集、内毒素血症及び/又は毒性ショック症候群、プロスタグランジン-エンドペルオキシダーゼ-2に関連する症状、尋常性天疱瘡、自己免疫性/多発性筋炎、皮膚筋炎、尋常性白斑、光アレルギー感受性、虚血再灌流傷害、心筋梗塞に起因する心虚血再灌流傷害、多系統萎縮症、パーキンソン症候群、前頭側頭型認知症、頭蓋内出血、脳出血、進行性筋萎縮症、仮性延髄性麻痺、進行性球麻痺、脊髄筋萎縮症、遺伝性筋萎縮症、末梢神経障害、進行性核上性麻痺、皮質基底核変性症、脱髄性疾患、全身型若年性特発性関節炎(SoJIA)又はスティル病、全身性エリテマトーデス(SLE)、シェーグレン症候群、抗リン脂質症候群(APS)、原発性硬化性胆管炎(PSC)、腎移植、手術、急性腎障害(AKI)、全身性炎症反応症候群(SIRS)、サイトカイン放出症候群(CRS)、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、COVID-19に起因するARDS、感染後自己免疫疾患、リウマチ熱、感染後糸球体腎炎、全身性硬化症、脳血管障害(CVA)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、NEMO欠損症候群(F-カッパ-B必須調節因子遺伝子(IKKガンマ又はIKKGとしても知られる)欠損症候群)、固形臓器悪性腫瘍、リソソーム蓄積症、緑内障、網膜変性疾患、網膜虚血/再灌流傷害、腎再灌流傷害、白内障、白内障、鉄沈着症、網膜色素変性、網膜変性、網膜剥離、老人性黄斑変性、硝子体瘢痕化、炭疽致死毒素誘発性敗血症性ショック、LPSによって誘発される細胞死、感染性脳症、脳炎、アレルギー性脳脊髄炎、自己免疫性ブドウ膜網膜炎、巨細胞性動脈炎、限局性腸炎、肉芽腫性腸炎、遠位回腸炎、限局性回腸炎、末端回腸炎、インスリン依存性糖尿病、強皮症、全身性強皮症、黄斑浮腫、糖尿病性網膜症、中心性円形脈絡膜ジストロフィー、BEST病、成人硝子体疾患、パターンジストロフィー、近視性変性、中心性漿液性網膜症、シュタルガルト病、コーンロッド型ジストロフィー、北カロライナジストロフィー、感染性網膜炎、炎症性網膜炎、ブドウ膜炎、後部ブドウ膜炎、毒性網膜炎及び光誘発毒性、黄斑浮腫、中心性円形脈絡膜ジストロフィー、BEST病、成人硝子体疾患、パターンジストロフィー、視神経損傷、視神経炎、視神経症、網膜中心動脈閉塞症、虚血性視神経症(例えば、動脈炎又は非動脈炎前部虚血性ニューロパシー及び後部虚血性視神経症)、圧縮性視神経症、浸潤性視神経症、外傷性視神経症、ミトコンドリア視神経症(例えば、レーバー視神経症)、栄養性視神経症、毒性視神経症及び遺伝性視神経症、優性視性萎縮、ベール症候群、クロイツフェルト・ヤコブ病)、進行性核上性麻痺、遺伝性痙性不全麻痺、くも膜下出血、周産期脳損傷、亜臨床下脳損傷、脊髄損傷、無酸素性虚血性脳損傷、脳虚血、局所脳虚血、全脳虚血及び低酸素症、腹膜透析液(PDF)及びPD関連副作用によって引き起こされる腹膜損傷、糸球体疾患、尿細管間質疾患、間質性腎炎、閉塞、多発性嚢胞腎疾患)、巣状糸球体、免疫複合体腎症、糖尿病性腎症、糖尿病性腎症、グッドキュア症候群、膵臓癌、泌尿器癌、膀胱癌、結腸直腸癌、結腸癌、乳癌、前立腺癌、前立腺過形成、腎臓癌、腎臓癌、肝臓癌、副腎癌、甲状腺癌、胆嚢癌、腹膜癌、卵巣癌、子宮頸癌、胃癌、子宮内膜癌、食道癌、胃癌、頭頸部癌、神経内分泌癌、CNS癌、脳腫瘍(例えば、脳の癌腫、神経膠腫、退形成性乏突起膠腫、成人多形性膠芽腫及び成人退形成性星細胞腫)、骨癌、軟部組織肉腫、網膜芽細胞腫、神経芽細胞腫、腹水、悪性胸水、中皮腫、ウィルムス腫瘍、栄養膜新生物、上皮新生物、胃癌、卵巣癌、直腸癌、前立腺癌、膵臓癌、肺癌、膣癌、子宮頸癌、精巣癌、尿生殖管癌、食道癌、喉頭癌、皮膚癌、骨癌、甲状腺癌、神経膠芽腫、神経芽細胞腫、胃腸癌、腺腫、腺癌、ケラトアカントーマ、類表皮癌、大細胞癌、非小細胞肺癌、リンパ腫、結腸癌、結腸直腸腺腫、血管周囲細胞腫、粘液様癌腫、円形細胞癌腫、扁平上皮癌腫、食道扁平上皮癌腫、口腔癌腫、外陰癌、副腎皮質の癌、ACTH産生腫瘍及び白血病、呼吸器感染性ウイルス、例えばインフルエンザウイルス、ライノウイルス、コロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルス、レオウイルスなど)、ヘルペスウイルスによって引き起こされる帯状疱疹、ロタウイルスによって引き起こされる下痢、ウイルス性肝炎、AIDS、細菌感染性疾患、例えばバチルス・セレウス(Bacillus cereus)、ビブリオ・パラ溶血性ヘモティカス(Vibrio parahemolyticus)、腸出血性エシェリヒア・コリ(Enterohemorrhagic Escherichia coli)、ストレプトコッカス・アレウス(Staphylococcus aureus)、MRSA、サルモネラ(Salmonella)、ボツリヌス菌(Botulinus)、カンジダ(Candida)、パジェット病、軟骨無形成症、骨軟骨乾燥症、副甲状腺機能亢進症、骨形成不全症、部分肝切除術、急性肝壊死、毒素による壊死、ウイルス性肝炎による壊死、ショックによる壊死、無酸素症による壊死、Bウイルス性肝炎、非A/非B性肝炎、肝硬変、アルコール性肝疾患、アルコール性肝硬変、アルコール性脂肪性肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、アセトアミノフェン毒性、肝毒性、肝不全、劇症性肝不全、遅発性肝不全、「acute-on-chronic」肝不全、慢性腎疾患、腎障害/損傷、腎炎による腎障害/損傷、腎移植による腎障害/損傷、手術による腎障害/損傷、腎毒性薬投与による腎障害/損傷、化学療法効果の増強、サイトメガロウイルス感染、HCMV感染、AIDS、癌、老人性認知症、外傷、慢性細菌感染、環境汚染による疾患、低バロパシー、ヒスタミン又はロイコトリエン-C4放出によって引き起こされる疾患、筋ジストロフィー、膿皮症及びセザリー症候群、アジソン病、偽膜性大腸炎、薬物又は放射線によって引き起こされる大腸炎、虚血性急性腎機能不全、慢性腎機能不全、肺酸素又は薬物によって引き起こされる中毒症、先天性低ホスファターゼ血症、線維性病変、線維性変位症、骨代謝回転、溶骨性骨疾患、外傷後骨手術の治療、補綴後関節手術の治療、形成後骨手術の治療、歯科手術後の治療、骨化学療法治療又は骨放射線治療、骨癌、脆弱プラーク、障害、閉塞性障害、冠動脈障害、末梢動脈障害、動脈閉塞、動脈瘤形成、外傷後動脈瘤形成、再狭窄、術後移植片閉塞、ギラン・バレー症候群、メニエール病、多発性神経炎、多発性神経炎、単神経炎、神経根症、甲状腺機能亢進症、バセドウ病、自己免疫性特発性血小板減少性紫斑病(自己免疫性ITP)、膜性腎炎、自己免疫性甲状腺炎、橋本甲状腺炎、重症筋無力症、寒冷及び温凝集素病、エバンス症候群、溶血性尿
毒症症候群/血栓性血小板減少性紫斑病(HUS/TTP)、自己免疫性溶血性貧血、無顆粒球症、悪性貧血、巨赤芽球性貧血、無赤芽球症、及びそれらの組み合わせが挙げられる。
特定の実施形態では、本発明による、少なくとも1つの化合物、又は少なくとも1つの化合物を含む組成物は、アトピー性皮膚炎を有するか、又は潜在的に発症している対象に投与される。別の特定の実施形態では、本発明による、少なくとも1つの化合物、又は少なくとも1つの化合物を含む組成物は、関節リウマチを有するか、又は潜在的に発症している対象に投与される。別の特定の実施形態では、本発明による、少なくとも1つの化合物、又は少なくとも1つの化合物を含む組成物は、強直性脊椎炎を有するか、又は潜在的に発症している対象に投与される。別の特定の実施形態では、本発明による、少なくとも1つの化合物、又は少なくとも1つの化合物を含む組成物は、骨髄異形成症候群を有するか、又は潜在的に発症している対象に投与される。
B.製剤及び投与
発明の1つ以上の活性化合物を含む薬学的組成物は、混合、溶解、造粒、糖衣作製、粉末化、乳化、カプセル化、捕捉、又は凍結乾燥プロセスなどの任意の好適な方法によって製造され得る。1つ以上の生理学的に許容される賦形剤(例えば、希釈剤、担体、又は助剤)、1つ以上のアジュバント、又はそれらの組み合わせを使用して、薬学的組成物を配合して、薬学的に使用され得る調製物を提供することができる。
活性化合物は、薬学的組成物自体で、又はそれらの薬学的に許容される塩、立体異性体、N-オキシド、互変異性体、水和物、溶媒和物、同位体、若しくはプロドラッグの形態で配合され得る。典型的には、そのような塩は、対応する遊離の酸及び塩基よりも水溶液に溶けやすいが、対応する遊離の酸及び塩基よりも低い溶解度を有する塩も形成され得る。
発明の薬学的組成物は、例えば、局所、眼、経口、頬、全身、鼻、i.v.若しくはi.p.などの注射、経皮、直腸、膣などを含む実質的に任意の投与様式に好適な形態、又は吸入若しくは吹送による投与に好適な形態をとることができる。
局所的投与の場合、活性化合物、薬学的に許容される塩、立体異性体、N-オキシド、互変異性体、水和物、溶媒和物、同位体、又はプロドラッグは、当技術分野で既知の溶液、ゲル、軟膏、クリーム、懸濁液などとして配合され得る。
全身性配合物としては、注射による投与用に設計されたもの、例えば、皮下、静脈内、筋肉内、髄腔内、又は腹腔内注射、並びに経皮、経粘膜経口、又は肺投与用に設計されたものが挙げられる。
有用な注射可能な調製物としては、水性又は油性ビヒクル中の活性化合物の滅菌懸濁液、溶液、又はエマルションが挙げられる。薬学的組成物は又、懸濁剤、安定剤、及び/又は分散剤などの配合剤を含有し得る。注射用の配合物は、単位剤形、例えば、アンプル又は複数回投与容器で提示され得、添加された防腐剤を含有し得る。
あるいは、注射可能な配合物は、使用前に、限定されないが、滅菌された発熱物質を含まない水、緩衝液、デキストロース溶液などを含む、好適なビヒクルで再構成するための粉末形態で提供され得る。この目的のために、活性化合物は、凍結乾燥などの任意の当技術分野で既知の技法によって乾燥され、使用前に再構成され得る。
経粘膜投与では、浸透する障壁に適した浸透剤が配合物に使用される。そのような浸透剤は、当技術分野で既知である。
経口投与の場合、薬学的組成物は、例えば、結合剤(例えば、アルファ化トウモロコシデンプン、ポリビニルピロリドン又はヒドロキシプロピルメチルセルロース)などの薬学的に許容される賦形剤を用いて従来の手段によって調製されたトローチ剤、錠剤又はカプセル;充填剤(例えば、ラクトース、微結晶セルロース又はリン酸水素カルシウム);潤滑剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、タルク又はシリカ);崩壊剤(例えば、ジャガイモデンプン又はデンプングリコール酸ナトリウム);及び/又は湿潤剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)の形態をとることができる。錠剤は、例えば、糖、フィルム、又は腸溶コーティングを用いて、当技術分野で周知の方法によってコーティングされ得る。
経口投与用の液体調製物は、例えば、エリキシル剤、溶液、シロップ、若しくは懸濁液の形態をとり得るか、又は使用前に水若しくは他の好適なビヒクルで構成するための乾燥製品として提示され得る。このような液体製剤は、懸濁化剤(例えば、ソルビトールシロップ、セルロース誘導体又は水素化食用脂);乳化剤(例えば、レシチン又はアカシア);非水性ビヒクル(例えば、アーモンド油、油性エステル、エチルアルコール、cremophore(商標)又は分画された植物油);及び防腐剤(例えば、メチル若しくはプロピル-p-ヒドロキシベンゾエート又はソルビン酸)などの薬学的に許容される賦形剤を用いて従来の手段によって調製することができる。調製物は又、必要に応じて、緩衝塩、防腐剤、香味剤、着色剤、及び甘味剤を含有し得る。
経口投与用の調製物は、周知のように、活性化合物の制御放出を与えるように好適に配合され得る。
頬内投与では、薬学的組成物は、従来の方法で配合された錠剤又はトローチの形態をとることができる。
直腸及び膣の投与経路では、活性化合物は、ココアバター又は他のグリセリドなどの従来の坐剤ベースを含有する溶液(停留浣腸用)坐剤又は軟膏として配合され得る。
経鼻投与又は吸入若しくは吹込による投与では、活性化合物、薬学的に許容される塩、立体異性体、N-オキシド、互変異性体、水和物、溶媒和物、同位体、又はプロドラッグは、加圧パック又は好適な推進剤、例えば)ジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン、フルオロカーボン、二酸化炭素、又は他の好適なガスを使用したネブライザーからのエアロゾルスプレーの形態で便利に送達され得る。加圧エアロゾルの場合、投薬量単位は、計量された量を送達するためのバルブを提供することによって決定され得る。吸入器又は吹込器に使用するためのカプセル及びカートリッジ(例えば、ゼラチンで構成されたカプセル及びカートリッジ)は、化合物と、ラクトース又はデンプンなどの好適な粉末ベースとの粉末混合物を含有して配合され得る。
市販の鼻スプレー装置を使用した経鼻投与に適した水性懸濁製剤の具体例には、以下の成分が含まれる:活性化合物(0.5 20mg/ml);塩化ベンザルコニウム(0.1 0.2mg/mL);ポリソルベート80(TWEEN(登録商標)80;0.5 5mg/ml);カルボキシメチルセルロースナトリウム又は微結晶セルロース(1 15mg/ml);フェニルエタノール(1 4mg/ml);及びデキストロース(20 50mg/ml)。最終懸濁液のpHは、約pH5~pH7の範囲に調整することができ、約pH5.5のpHが典型的である。
吸入を介した化合物の投与に好適な水性懸濁液の別の具体例は、20mg/mLの開示の化合物、1%(v/v)のポリソルベート80(TWEEN(登録商標)80)、50mMのシトレート及び/又は0.9%の塩化ナトリウムを含有する。
点眼投与では、活性化合物は、眼への投与に好適な溶液、エマルション、懸濁液などとして配合され得る。化合物を眼に投与するのに好適な多様なビヒクルが、当技術分野で既知である。具体的な非限定的な例は、米国特許第6,261,547号;同第6,197,934号;同第6,056,950号;同第5,800,807号;同第5,776,445号;同第5,698,219号;同第5,521,222号;同第5,403,841号;同第5,077,033号;同第4,882,150号;及び同第4,738,851号に記載され、参照により本明細書に組み込まれる。
長期送達では、活性化合物は、移植又は筋肉内注射による投与のためのデポー調製物として配合され得る。活性成分は、好適なポリマー、若しくは疎水性材料(例えば、許容される油中のエマルションとして)、若しくはイオン交換樹脂とともに配合され得るか、又は難溶性誘導体として、例えば、難溶性塩として配合され得る。あるいは、経皮吸収用に活性化合物をゆっくりと放出する接着ディスク又はパッチとして製造された経皮送達システムが使用され得る。この目的のために、浸透向上剤を使用して、活性化合物の経皮浸透を促進することができる。適切な経皮パッチは、例えば、米国特許第5,407,713号;同第5,352,456号;同第5,332,213号;同第5,336,168号;同第5,290,561号;同第5,254,346号;同第5,164,189号;同第5,163,899号;同第5,088,977号;同第5,087,240号;同第5,008,110号;及び同第4,921,475号に記載され、参照により本明細書に組み込まれる。
あるいは、他の薬学的送達システムを用いてもよい。リポソーム及びエマルションは、活性化合物を送達するために使用され得る送達ビヒクルの周知の例である。又、ジメチルスルホキシド(DMSO)などのある特定の有機溶媒を用いてもよいが、通常は毒性がより高いという代償を伴う。
薬学的組成物は、望ましい場合、活性化合物を含有する1つ以上の単位剤形を含有し得るパック又はディスペンサーデバイス内に存在し得る。パックは、例えば、ブリスターパックなどの金属箔又はプラスチック箔を含み得る。パック又はディスペンサーデバイスは、投与についての指示書が添付され得る。
血液脳関門を越えて分子を輸送するためのいくつかのアプローチが存在する。これらとしては、限定されないが、物理的方法、脂質に基づく方法、並びに受容体及びチャネルに基づく方法が挙げられる。血液脳関門を越えて化合物を輸送する物理的方法としては、限定されないが、血液脳関門を完全に回避すること、及び/又は血液脳関門に開口部を作り出すことが挙げられる。回避方法には、直接注射(例えば、Papanastassiou et al.,Gene Therapy 9:398-406,2002)、間質注入/対流強化送達(Bobo et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.91:2076-2080,1994)、及び送達装置を脳に移植すること(例えば、Gill et al.,Nature Med.9:589-595,2003.を参照されたい)が挙げられるが、これらに限定されない。血液脳関門の開口部としては、限定されないが、超音波、(例えば、高張マンニトールの投与、及び例えば、ブラジキニン又は透過剤A-7による透過化による浸透圧が挙げられる(例えば、米国特許第5,112,596号、同第5,268,164号、同第5,506,206号、及び同第5,686,416号を参照されたい)。化合物は又、血液脳関門の血管内皮上の受容体に結合する抗体結合断片に結合するリポソーム内にカプセル化され得る。
ある特定の実施形態では、化合物は、CNSの流体リザーバーへの注入によって、又はボーラス注射によって連続投与され得る。化合物は、留置カテーテル、及びポンプなどの連続投与手段を使用して、又は
徐放性ビヒクルの移植によって投与され得る。例えば、化合物は、移植されたカニューレを通して長期にわたって注射され得るか、又は浸透圧ミニポンプの助けを借りて長期にわたって注入され得る。皮下ポンプは、化合物を大脳室に送達することができる。
C.投薬量
開示の化合物、薬学的組成物、又は開示の化合物の組み合わせは、一般に、意図された結果を達成する有効量、例えば、RIP1キナーゼを阻害する有効量、及び/又は特定の状態を治療、予防、若しくは改善する有効量で使用されるであろう。開示の化合物又はそれらの薬学的組成物は、治療上の利益を達成するために治療的に、又は予防上の利益を達成するために予防的に投与され得る。治療上の利益は、治療中の基礎障害の根絶若しくは改善、及び/又は患者が依然として基礎障害に苦しんでいる可能性があるにもかかわらず、患者が感覚的若しくは状態的改善を報告するような、基礎障害と関連する症状のうちの1つ以上の根絶若しくは改善を意味する。例えば、アレルギーを患っている患者への化合物の投与は、基礎アレルギー反応が根絶又は改善された場合だけでなく、患者がアレルゲンへの曝露後のアレルギーに関連する症状の重症度又は期間の減少を報告する場合にも、治療上の利益を提供する。別の例として、喘息の背景における治療上の利益としては、喘息発作の発症後の呼吸の改善、又は喘息エピソードの頻度若しくは重症度の低減が挙げられる。治療上の利益としては又、改善が実現されているかどうかに関係なく、疾患の進行を停止又は遅らせることが挙げられる。
当業者によって既知のように、開示の化合物の好ましい投薬量は、年齢、体重、一般的な健康状態、及び治療されている患者又は対象の状態の重症度を含む、様々な要因に依存し得る。投薬量は又、吸入によって投与される場合、個人の性別及び/又は個人の肺活量に合わせて調整する必要があり得る。投薬量は又、2つ以上の状態を患う個人、又は肺活量及び正常な呼吸能力に影響を与える追加の状態、例えば、肺気腫、気管支炎、肺炎、呼吸窮迫症候群、慢性閉塞性肺疾患、及び呼吸器感染を有する個人に合わせて調整され得る。開示の化合物又はそれらの薬学的組成物の投薬量、及び投与の頻度は又、開示の化合物が状態の急性エピソードの治療用に配合されるか、又は障害の予防的治療用に配合されるかどうかに依存するであろう。当業者は、特定の個人に最適な用量を決定することが可能であろう。
予防的投与では、開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物は、前述の状態のうちの1つを発症するリスクのある患者又は対象に投与され得る。例えば、患者又は対象が特定の薬物にアレルギーがあるかどうかが不明である場合、開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物を、薬物の投与前に投与して、薬物に対するアレルギー反応を回避又は改善することができる。あるいは、予防的投与を使用して、基礎障害を有すると診断された患者の症状の発症を回避又は改善することができる。例えば、開示の化合物又はそれらの薬学的組成物は、アレルゲンへの予想される曝露の前にアレルギー患者に投与することができる。開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物は又、障害の発症を予防するために、上記の疾患のうちの1つに対する既知の薬剤に繰り返し曝露される健康な個体に予防的に投与することができる。例えば、開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物は、個人がアレルギーを発症するのを予防するために、ラテックスなどの、アレルギーを誘発することが知られているアレルゲンに繰り返し曝露される健康な個人に投与することができる。あるいは、開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物は、喘息エピソードの重症度を軽減するか、又は完全に回避するために、喘息発作を誘発する活動に参加する前に、喘息を患う患者に投与することができる。
有効な投薬量は、最初にインビトロアッセイから推定され得る。例えば、対象で使用するための初期投薬量は、インビトロアッセイで測定して、IC50又はEC50以上の特定の化合物である、活性化合物の循環血液濃度又は血清濃度を達成するように配合され得る。特定の化合物の生物学的利用能を考慮して、そのような循環血液濃度又は血清濃度を達成する投薬量を計算することができる。Fingl & Woodbury,「General Principles,」In:Goodman and Gilman’s The Pharmaceutical Basis of Therapeutics,Chapter 1,pages 1-46,Pergamon Press、及びそこに引用されている参考文献は、有効な投薬量に関する追加のガイダンスを提供している。
いくつかの実施形態では、開示の化合物は、0~10μM、0~5μM、0~1μM、0~0.5μM、0~0.1μM、又は0~0.05μMなどの0~20μMのEC50を有する。
初期投薬量は又、動物モデルなどのインビボデータから推定され得る。上記の様々な疾患を治療又は予防するための化合物の有効性を試験するのに有用な動物モデルは、当技術分野で周知である。過敏症又はアレルギー反応の適切な動物モデルは、Foster,(1995)Allergy 50(21Suppl):6-9,discussion 34-38及びTumas et al.,(2001),J.Allergy Clin.Immunol.107(6):1025-1033に記載されている。アレルギー性鼻炎の適切な動物モデルは、Szelenyi et al.,(2000),Arzneimittelforschung 50(11):1037-42;Kawaguchi et al.,(1994),Clin.Exp.Allergy 24(3):238-244 and Sugimoto et al.,(2000),Immunopharmacology 48(1):1-7.に記載されている。当業者は、そのような情報を適応させて、ヒトへの投与に好適な投薬量を決定することができる。
いくつかの実施形態では、RIP1活性を決定するのに好適なアッセイが使用され得る。そのようなアッセイ方法を使用して、本明細書に開示の化合物の実施形態の有効性を評価することができ、及び/又はそれを使用して、所望の有効性を提供することができる化合物の実施形態の量/投薬量を決定することができる。いくつかの実施形態では、アッセイは、RIP1を阻害する化合物の実施形態の能力を評価するADP-Glo(商標)アッセイであり得る。他の実施形態では、U937及び/又はL929細胞ネクロトーシスアッセイなどのマウス及び/又はヒト細胞を使用する全細胞アッセイを実施して、ヒトのインビボ研究で使用することができる化合物の安全かつ有効な用量を決定することができる。これらの全細胞アッセイを使用して、ヒト及び/又はマウスRIP1に対する化合物の活性をインビトロの背景で評価することができ、これによって、当業者は、インビボで使用するのに安全かつ有効な投薬量を決定することが可能になる。RIP1に関与する疾患又は状態を治療するための本明細書に記載の化合物の実施形態の活性を評価するために使用することができる更に別のアッセイは、急性低体温症マウスモデルであり、これは、TNF-アルファ誘発性低体温症を阻害する化合物の能力を評価する。これらのアッセイの各々、及びこれらのアッセイの使用からの様々な結果は、本開示の実施例のセクションに詳細に記載されている。
開示の化合物の投薬量は、典型的には、0.0001mg/kg/日、又は0.001mg/kg/日、又は0.01mg/kg/日、最大少なくとも約100mg/kg/日などの、0mg/kg/日の範囲であろう。より典型的には、投薬量(又は有効量)は、0.01mg/kg~約0.5mg/kg、又は約0.05mg/kg~約0.15mg/kgなどの、少なくとも1日1回の投与当たり約0.0025mg/kg~約1mg/kgの範囲であり得る。1日の総投薬量は、典型的には、1日当たり0.5mg/kg~約10mg/kg、又は1日当たり約0.7mg/kg~約2.5mg/kg/日などの、1日当たり約0.1mg/kg~約5mg/kg、又は~約20mg/kgの範囲である。投薬量は、他の要因の中でもとりわけ、開示の化合物の活性、その生物学的利用能、投与様式、及び上に考察された様々な要因に応じて、より高く又はより低くなり得る。
投薬量及び投薬間隔は、治療上の効果又は予防上の効果を維持するのに十分である、開示の化合物の血漿レベルを提供するように、個人に合わせて調整され得る。例えば、化合物は、他のものの中でもとりわけ、投与様式、治療されている特定の徴候、及び処方する医師の判断に応じて、1日1回、1日複数回、1週間に1回、1週間に複数回(例えば、1日おきに)、1か月に1回、1か月に複数回、又は1年に1回投与され得る。当業者は、過度の実験を行わずに、有効な局所的投薬量を最適化することが可能であろう。
開示の化合物のうちの1つ以上を含む薬学的組成物は、典型的には、0超~最大99%までの総重量パーセントの開示の化合物、又は複数の化合物、及び/又は他の治療剤を含む。より典型的には、開示の化合物のうちの1つ以上を含む薬学的組成物は、約1~約20総重量パーセントの開示の化合物及び他の治療剤、並びに約80~約99重量パーセントの薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、薬学的組成物は、アジュバントを更に含み得る。
好ましくは、開示の化合物、開示の化合物の組み合わせ、又はそれらの薬学的組成物は、実質的な毒性を引き起こすことなく、治療上の又は予防上の利益を提供するであろう。開示の化合物の毒性は、標準的な薬学的手順を使用して決定することができる。毒性作用と治療上の(又は予防上の)効果との間の用量比は、治療指数である。高い治療指数を呈する開示の化合物が好ましい。
V.実施例
実施例1
本開示の化合物は、上のスキームに示される化合物200又は化合物206などの好適な出発化合物を使用して作製することができる。化合物200を作製するための代表的な方法をスキーム6Aに示し、化合物206を作製するための代表的な方法をスキーム6Bに示す。
3-(S)-N-トリチル-アミノ-7-ブロモ-5-メチル-4-オキソベンゾオキサザピン(200)のスペクトル特徴:1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 7.41-7.38(6H,m,C(C6H5)3)の6H,7.25-7.15(10H,m,オキソベンゾオキサザピンH-8,C(C6H5)3の9H),7.00(1H,d,J 2.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-6),6.91(1H,d,J 8.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),4.50(1H,dd,J 10.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.37(1H,dd,J 11.5,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.53(1H,dd,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),3.30(1H,br s,NH),2.87(3H,s,NCH3)。
実施例2
(S)-7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-3-(トリチルアミノ)-2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサザピン-4(5H)-オンの合成:ジメチルホルムアミド(3.0mL)中のブロモオキサザピン(0.210g、0.410mmol、1.0当量)、炭酸カリウム(0.566g、4.101mmol、10.0当量)、及びヨウ化銅(I)(0.008g、0.041mmol、0.1当量)の混合物を、アルゴンを5分間バブリングすることによって脱気した。2-メチル-2-ヒドロキシブト-3-イン(0.052g、0.060mL、0.615mmol、1.5当量)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.024g、0.021mmol、0.05当量)を添加し、反応物を密封し、その後マイクロ波で120℃まで1時間加熱した。反応物をEtOAc(80mL)と水(80mL)との間で分配した。有機物をブライン(80mL)、水(80mL)、及びブライン(80mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。MPLC(10→80%EtOAc-ヘキサン)により、出発物質(0.091g)及び標題化合物(0.079g)を無色油状物として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 7.40-7.38(6H,m,C(C6H5)3)の6H,7.24-7.7.14(9H,m,C(C6H5)3)の9H,7.13(1H,dd,J 8.0,2.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-8),6.96(1H,d,J 8.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.95(1H,d,J 2.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-6),4.48(1H,dd,J 10.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.37(1H,dd,J 11.5,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.55(1H,dd,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),2.78(3H,s,NCH3),1.62(6H,s,C(CH3)2);m/z:555[M+K]+,243[C(C6H5)3]+。
トリチル基の脱保護:ジオキサン(2.0mL)中のトリチル保護アミン(0.079g、0.153g、1.0当量)の溶液に、塩化水素の溶液(ジオキサン中4Mの溶液0.15mL、0.614mmol、4.0当量)を添加した。反応物を室温で6時間撹拌した後、濃縮乾固させて白色の固体を得、これを精製せずに使用した;m/z:275[M+H]+。
実施例3
本実施例は、スキーム7(経路1)に従って、ピラゾール-1-カルボニルクロリド形成の中間体を通じて、N-置換-4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール-1-カルボキサミドを作製するための方法を提供する。
0℃の窒素下で、CH2Cl2(15mL/mmol)中の化合物1400(1当量)及びトリホスゲン(1.5当量)の撹拌不均一混合物に、i-Pr2NEt(5~9当量)を経時的に(15分/mmol)添加した。赤色の反応溶液を0℃で1時間撹拌し、室温まで温め(2時間)、LC/MSによって4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール消費量を分析し、濃縮乾固させて1402を得た。赤色の半固体濃縮物を、1404、又は対応するアミン若しくはその塩(1当量)、及びDMAP(0.1当量)に添加し、窒素下の氷浴で冷却した。CH2Cl2(15mL/mmol)をフラスコに添加し、15分間撹拌し、赤色の撹拌溶液をi-Pr2NEt(5~9当量)で経時的に(15分/mmol)処理した。1時間後に氷浴を取り除き、反応溶液を室温に加温した。反応の進行を分析する際に、反応溶液を濃縮乾固させ、水で希釈し、EtOAc又はCH2Cl2のいずれかで抽出ワークアップを実施した。粗濃縮物のシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー精製によって、必要なN-置換-4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド1406を得た(収率:20~75%)。
実施例4
本実施例は、スキーム8(経路2)に従って、中間体イソシアネートの形成を通じて、N-置換-4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール-1-カルボキサミドを作製するための方法を提供する。
CH2Cl2(15mL/mmol)中の化合物1420、又はその対応するアミン若しくはその塩(1当量)、及びトリホスゲン(2.3当量)の撹拌不均一混合物に、0℃の窒素下でi-Pr2NEt(10~15当量)を経時的に(20分/mmol)添加した。淡黄色の反応溶液を0℃で1時間撹拌し、室温まで温め(2時間)、LC/MSによって対応するアミン消費量を分析し、濃縮乾固させた。4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール塩酸塩1424(0.9当量)及びDMAP(0.1当量)を、化合物1422を含む赤色の半固体濃縮物に添加し、窒素下の氷浴で冷却した。CH2Cl2(15mL/mmol)をフラスコに添加し、15分間撹拌し、赤色の撹拌溶液をi-Pr2NEt(10~15当量)で経時的に(15分/mmol)処理した。1時間後に氷浴を取り除き、反応溶液を室温に加温した(6~8時間)。進行を分析する際に、反応溶液を濃縮乾固させ、水で希釈し、EtOAc又はCH2Cl2のいずれかを使用して抽出ワークアップを実施した。生じた粗製物のシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー精製によって、必要なN-置換-4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド1426を得た(収率:19~73%)。
実施例5
本実施例は、スキーム9(経路3)に従って、開示のアルキニル置換化合物の実施形態を作製するための方法を提供する。
バイアル内で、乾燥DMF(3~4mL/mmol)中のハロゲン化物1440(1当量)、及びCuI(0.1~0.2当量)、Pd(PPh3)4(0.05~0.1当量)の撹拌溶液に窒素を3分間バブリングした。続いて、NEt3(10当量)を、続いて対応するアルキン1442(1.5~3当量)を暗色の反応溶液に早く連続して添加した。反応混合物に窒素を2分間バブリングし、バイアルをキャップし、反応混合物を70~75℃で5~6時間撹拌した。LC/MS分析によって反応の進行を分析した後、暗色の反応溶液を濃縮乾固させた。粗残留物を氷水で希釈し、超音波処理し、スラリーを室温まで温めた。生じた灰色/暗色の固体を濾過によって収集し、吸引乾燥させ、THF(20mL)に溶解させ、セライト(登録商標)/シリカゲルパッドに通して濾過し、パッドをTHFで洗浄した。濾液を濃縮した後、粗物質をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、アルキニル置換類似体1444を得た(収率:25~69%)。
実施例6
本実施例は、スキーム10に従って、開示の4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール化合物の実施形態を作製するための方法を提供する。
1,4-ジオキサン中の1-boc-ピラゾール-4-ボロン酸ピナコールエステル1450(1mmol)、(クロロメチル)ヘテロアレーン(1.3mmol)1452、XPhos-Pd-G2(0.05mmol)及びK2CO3(3~4mmol)の撹拌混合物。H2O(9:1、10mL/mmole)を高真空によって脱気し、5~10分間にわたって3サイクルでバルーン中でアルゴンでバックパージし、70~75℃で2~6時間加熱した。反応混合物を冷却し、濃縮乾固させた。粗残留物を、EtOAc(又はCH2Cl2)、水、及びNa2CO3飽和水溶液(6mL/ミリモル)で希釈した。有機層を分離し、水層をEtOAc(又はCH2Cl2)で抽出した。合わせた有機層を、NaCl水溶液で洗浄し、無水Na2SO4で撹拌し、セライト(登録商標)に通して濾過した。濾液を濃縮したら、シリカゲルクロマトグラフィーによって粗製物を精製して、tert-ブチル4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート1454を得た(収率49~85%)。CH2Cl2(3~6mL/mmol)中の4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール(1当量)の撹拌溶液に、室温で1,4-ジオキサン(5~7当量)中4.0NのHClを添加した。tert-ブチル4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール-1-カルボキシレートが消費されるまで反応混合物を撹拌し、濃縮乾固させた。粗固体をEtOAc(6~7mL/mmol)中で超音波処理し、濾過し、漏斗上でEtOAcを用いて洗浄し、短時間吸引乾燥させた。したがって、収集した半乾燥固体を高真空下で更に乾燥させ、4-[(ヘテロアリール)メチル]-1H-ピラゾール塩酸塩1456(80~98%)として得、更に精製することなく次のステップで使用した(純度>95%)。
tert-ブチル4-(ピリジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.49(ddd,J=4.9,1.9,1.0Hz,1H),7.89(q,J=0.9Hz,1H),7.57(d,J=2.0Hz,1H),7.54(dd,J=7.7,1.9Hz,1H),7.15-6.99(m,2H),3.94(d,J=0.9Hz,2H),1.57(s,9H)。LCMS:純度95%,MS(m/e)260(M+H)+
2-((1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピリジン二塩酸塩
LC/MS:純度96%,MS(m/e)160(M-2HCl+H)+。
tert-ブチル4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.92(q,J=0.9Hz,1H),7.62(d,J=0.9Hz,1H),7.49(t,J=7.7Hz,1H),7.00(ddd,J=7.7,1.1,0.5Hz,1H),6.96-6.89(m,1H),3.96(app m,2H),2.54(s,3H),1.63(s,9H)。LCMS:純度94%,MS(m/e)274(M+H)+。
2-((1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-6-メチルピリジン二塩酸塩
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 8.34(t,J=7.9Hz,1H),8.23-7.81(br s,2H),7.75(s,1H),7.72(dt,J=7.9,0.9Hz,1H),7.66(dt,J=7.9,0.9Hz,1H),4.32(s,2H),2.77(s,3H)。LCMS:純度94%,MS(m/e)174(M-2HCl+H)+。
tert-ブチル4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.94(s,1H),7.69(q,J=7.9Hz,1H),7.61(s,1H),7.00(dd,J=7.4,2.4Hz,1H),6.77(dd,J=8.2,2.8Hz,1H),3.92(s,2H),1.62(s,9H)。LCMS:純度98%,MS(m/e)278(M+H)+。
2-((1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-6-フルオロピリジン塩酸塩
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 10.24(br s,2H),7.89(td,J=8.4,7.4Hz,1H),7.76(s,2H),7.20(ddd,J=7.4,2.7,0.7Hz,1H),6.98(ddd,J=8.2,2.8,0.7Hz,1H),3.91(s,2H)。LCMS:純度98%,MS(m/e)178(M-HCl+H)+。
tert-ブチル4-(ピリダジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート
LC/MS:純度92%,MS(m/e)261(M+H)+。
3-((1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピリダジン二塩酸塩
LC/MS:純度92%,MS(m/e)161(M-2HCl+H)+。
tert-ブチル4-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.99(d,J=0.9Hz,1H),7.78(t,J=7.5Hz,1H),7.66(s,1H),7.54(d,J=7.8Hz,1H),7.32(d,J=7.9Hz,1H),4.08(s,2H),1.63(s,9H)。LCMS:純度96%,MS(m/e)328(M+H)+。
2-((1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 12.11(br,2H),8.00(tt,J=7.8,0.9Hz,1H),7.83(s,2H),7.72(d,J=8.0,2.4Hz,1H),7.58(dd,J=8.0,2.4Hz,1H),4.06(s,2H)。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-66.47。LCMS:純度96%,MS(m/e)228(M+H)+。
tert-ブチル4-(ピリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート
LC/MS:純度95%,MS(m/e)260(M+H)+。
2-((1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピリジン二塩酸塩
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 10.5(br s,3H),8.88-8.83(m,1H),8.79(d,J=5.2Hz,1H),8.47(ddd,J=8.1,2.0,1.3Hz,1H),8.00(ddd,J=8.1,5.7,0.7Hz,1H),7.74(s,2H),4.06(2H)。LCMS:純度95%,MS(m/e)160(M-2HCl+H)+。
tert-ブチル4-(ピリジン-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート
LC/MS:純度97%,MS(m/e)260(M+H)+。
4-((1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピリジン二塩酸塩
1H NMR(400MHz,Methanol-d4)δ 8.82-8.72(m,2H),8.16(s,2H),8.04-7.98(m,2H),4.36(s,2H)。LCMS:純度98%,MS(m/e)160(M-2HCl+H)+。
実施例7
スキーム11は、4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリン酸を作製するための方法を提供する。
スキーム11を参照して、ジメチルホルムアミド中の4-フルオロピコリノニトリル90(1.0当量)及び6-メチルピリジン-3-オール92(1.05当量)の溶液に、炭酸セシウム(1.1当量)を添加する。反応物を80℃に8時間加熱し、冷却する。反応物を氷水に注ぎ、4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリノニトリル94を単離する。
塩酸(6M)中の4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリノニトリル94の混合物を100℃に8時間加熱する。反応物を室温まで冷却し、4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリン酸96を単離する。
実施例8
本実施例は、スキーム12に従って、(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミドを作製するための方法に関する。
ブロモオキソベンゾオキサザピン1100(8.36g、16.3mmol、1.0当量)及びヨウ化銅(0.31g、1.6mmol、0.1当量)の混合物に、ジメチルホルムアミド(80mL)を添加した。アルゴンを5分間バブリングすることによって、混合物を脱気した。トリエチルアミン(11.4mL、81.6mmol、5.0当量)、続いてヒドロキシエチニルオキセタン1102(3.20g、32.7mmol、2.0当量)、及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.94g、0.8mmol、0.05当量)を添加した。生じた褐色の溶液を80℃に4時間加熱した。反応物を冷却し、EtOAc(200mL)と水(200mL)との間で分配した。有機物をブライン(150mL)、水(200mL)、及びブライン(150mL)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。MPLC(10~70%のEtOAc-ヘキサン)によって、化合物1104を黄色の固体として得た(6.18g、72%)。1H NMR(400MHz,CD3Cl)δ 7.41-7.39(6H,m,C(C6H5)3の6H),7.25-7.15(10H,m,C(C6H5)3の9H,オキソベンゾオキサザピンH-8),7.00-6.98(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-9),4.94(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.80(2H,d,J 7.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.50(1H,dd,J 10.0,7.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.39(1H,dd,J 11.5,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.59-3.52(1H,m,オキソベンゾオキサザピンH-3),3.29(1H,d,J 9.0Hz,NH),2.89(3H,s,NCH3)。
ギ酸(50mL)をトリチル保護アミン1104(7.49g、14.1mmol、1当量)に添加し、混合物を室温で4時間撹拌した。水(50mL)を添加し、反応物を室温で15時間撹拌した。反応物を濃縮してギ酸の一部を除去し、その後水(100mL)で希釈した。有機物をEtOAc(50mL)で抽出し、取っておいた。NaOH(5M、少しずつおよそ40mLまで)を添加することによって、水相を中和した。有機物をEtOAc(4×150mL)で抽出した。合わせた中和有機物を乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濃縮して、(S)-3-アミノ-7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-2,3-ジヒドロベンゾ[b]][1,4]オキサゼピン-4(5H)-オン1106(3.78g、93%)を黄色の固体として得、これを更に精製することなく使用した。1H NMR(400MHz,D6-DMSO)δ 7.51(1H,d,J 2.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-6),7.29(1H,dd,J 8.0,2.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-8),7.14(1H,d,J 8.0Hz,オキソベノオキサザピンH-9),4.74(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.58(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.25(1H,dd,J 10.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.01(1H,dd,J 11.5,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.59(1H,dd,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),3.28(3H,s,NCH3);13C NMR(100MHz,D6-DMSO)δ 173.7,150.7,137.7,130.2,126.2,126.6,123.3,119.1,90.9,84.5,83.7,80.3,66.3,51.1,35.1;m/z:289[M+H]+。
ジメチルホルムアミド中のアミノオキソベンゾオキサザピン1106(1.0当量)の溶液を、窒素を5分間バブリングすることによって脱気する。4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリン酸96(1.0当量)を添加し、溶液を0℃に冷却し、その後ジイソプロピルエチルアミン(2.5当量)を添加する。HATU(1.1当量)を少しずつ添加し、反応物を0℃で1時間、及び室温で15時間撹拌する。反応物を氷水に注ぎ、生成物を単離する。
実施例9
この実施例は、(S)-3-アミノ-8-ブロモ-6-フルオロ-1,3,4,5-テトラヒドロ-2H-ベンゾ[b]アゼピン-2-オンの合成を記載し、各中間体についての特徴付けデータを提供する。
E/Z-7-ブロモ-5-フルオロ-3,4-ジヒドロナフタレン-1(2H)-オンオキシム
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.94-7.83(m,2H),7.16(dd,J=8.6,1.9Hz,1H),2.78(dd,J=7.1,6.2Hz,2H),2.73-2.66(m,3H),1.85(ddd,J=12.7,7.0,6.3Hz,2H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-116.28。LCMS:純度98%,MS(m/z)256/258(M-H)-。
8-ブロモ-6-フルオロ-1,3,4,5-テトラヒドロ-2H-ベンゾ[b]アゼピン-2-オン
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.76(s,1H),7.27(dd,J=8.9,1.9Hz,1H),6.99(s,1H),2.65(td,J=7.2,1.5Hz,2H),2.20(t,J=7.2Hz,2H),2.13-2.01(m,2H)。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-116.08。LCMS:純度95%,MS(m/z)258/260(M+H)+。
8-ブロモ-6-フルオロ-3-ヨード-1,3,4,5-テトラヒドロ-2H-ベンゾ[b]アゼピン-2-オン
粗濾液を更に精製することなく使用した。LCMS:純度70%,MS(m/z)383.8/385.8(M+H)+。
(±)-3-アジド-8-ブロモ-6-フルオロ-1,3,4,5-テトラヒドロ-2H-ベンゾ[b]アゼピン-2-オン
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 10.27(s,1H),7.32(dd,J=8.9,1.9Hz,1H),7.01(s,1H),4.05(dd,J=11.4,7.7Hz,1H),2.97-2.88(m,1H),2.45-2.27(m,2H),2.14-2.00(m,1H)。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-115.69。LCMS:純度97%,MS(m/z)270.8/272.8(M-N2)+。
(±)-3-アミノ-8-ブロモ-6-フルオロ-1,3,4,5-テトラヒドロ-2H-ベンゾ[b]アゼピン-2-オン
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 7.28(dd,J=8.8,1.9Hz,1H),7.00-6.97(m,1H),3.21(dd,J=11.4,7.5Hz,1H),2.91-2.82(m,1H),2.37-2.15(m,2H),1.83-1.72(m,1H)。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-116.16。LCMS:純度94%,MS(m/z)272.8/274.8(M+H)+。
(S)-3-アミノ-8-ブロモ-6-フルオロ-1,3,4,5-テトラヒドロ-2H-ベンゾ[b]アゼピン-2-オン
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.92(s,1H),7.27(dd,J=8.8,1.9Hz,1H),6.97(s,1H),3.15(dd,J=11.4,7.5Hz,1H),2.92-2.80(m,1H),2.38-2.12(m,2H),1.81-1.68(m,1H),1.62(s,2H)。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-116.24。LCMS:純度97%,MS(m/z)272.8/274.8(M+H)+。
実施例10
この実施例は、(S)-3-アミノ-8-ブロモ-6-フルオロ-1-メチル-1,3,4,5-テトラヒドロ-2H-ベンゾ[b]アゼピン-2-オンの合成を記載し、中間体の特徴付けデータを提供する。
tert-ブチル(S)-(8-ブロモ-6-フルオロ-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)カルバメート
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.95(s,1H),7.31(dd,J=8.7,1.9Hz,1H),7.07(d,J=8.3Hz,1H),7.03(s,1H),3.85(dt,J=11.8,8.2Hz,1H),2.91(dd,J=14.0,6.4Hz,1H),2.39-2.25(m,1H),2.23-1.99(m,2H),1.31(s,9H)。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-115.83。LCMS:純度96%,MS(m/z)272.9/274.9(M-Boc+H)+。
tert-ブチル(S)-(8-ブロモ-6-フルオロ-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)カルバメート
粗濾液を更に精製することなく使用した。LCMS:純度89%,MS(m/z)286.9/288.9(M-Boc+H)+。
(S)-3-アミノ-8-ブロモ-6-フルオロ-1-メチル-1,3,4,5-テトラヒドロ-2H-ベンゾ[b]アゼピン-2-オン
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 7.58-7.36(m,2H),3.43-3.23(m,3H),3.25-3.04(m,1H),2.99-2.75(m,1H),2.63-2.43(m,1H),2.42-1.98(m,1H),1.88-1.53(m,2H)。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-115.92。LCMS:純度98%,MS(m/z)286.8/288.8(M+H)+。
(S)-N-(8-ブロモ-6-フルオロ-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.98(d,J=0.9Hz,1H),7.92(d,J=7.6Hz,1H),7.68(q,J=7.3Hz,1H),7.53(d,J=0.8Hz,1H),7.20-7.14(m,2H),6.99(ddd,J=7.4,2.4,0.7Hz,1H),6.76(ddd,J=8.2,2.8,0.7Hz,1H),4.46(dt,J=11.2,7.8Hz,1H),3.92(s,2H),3.39(s,3H),3.14-3.03(m,1H),2.73-2.58(m,1H),2.47(tdd,J=13.5,7.7,2.4Hz,1H),2.13-2.02(m,1H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-67.05,-114.73。LCMS:純度93%,MS(m/z)511.9/513.9(M+Na)+。
実施例11
例示的な化合物及び特徴データを以下に提供する。
(S)-3-アミノ-7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-4(5H)-オン
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 7.24(1H,d,J 2.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-6),7.22(1H,dd,J 8.0,2.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-8),7.06(1H,d,J 8.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),4.41(1H,dd,J 10.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.12(1H,dd,J 11.5,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.72(1H,dd,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3);m/z:275[M+H]+(実測値[M+H]+,275.1390,C15H18N2O3は、[M+H]+275.1404を必要とする)。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-1)
経路3.1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.99-7.93(m,2H),7.68(td,J=8.2,7.3Hz,1H),7.55(d,J=0.8Hz,1H),7.32-7.23(m,2H),7.11(d,J=8.8Hz,1H),7.02-6.95(m,1H),6.76(dd,J=8.2,2.8Hz,1H),4.86(dt,J=11.3,7.2Hz,1H),4.68(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.29(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.91(s,2H),3.41(s,3H),1.61(s,6H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-66.98(d,J=8.2Hz)。LC/MS:純度98%,MS(m/e)478(M+H)+。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-2)
経路3.1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.95(d,J=7.2Hz,1H),7.92(d,J=0.9Hz,1H),7.54(d,J=0.8Hz,1H),7.46(t,J=7.7Hz,1H),7.30-7.23(m,2H),7.14-7.07(m,1H),6.98(d,J=7.7Hz,1H),6.89(d,J=7.7Hz,1H),5.28(s,1H),4.86(dt,J=11.3,7.3Hz,1H),4.67(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.29(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.93(s,2H),3.40(s,3H),2.52(s,3H),1.61(s,6H)。LC/MS:純度98%,MS(m/e)474(M+H)+。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-3)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.87(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.47(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.33(1H,d,J 2.5Hz,Me-pyH-2),7.58(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.34-7.26(3H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8,Me-pyH-4),7.23(1H,d,J 8.5Hz,Me-pyH-5),7.15(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.70(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.93(2H,d,J 5.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.80(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,t,J 10.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3),2.59(3H,s,pyCH3);m/z:501[M+H]+(実測値[M+H]+,501.1776,C27H24N4O6は、[M+H]+501.1769を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-4)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.87(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.47(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.33(1H,d,J 2.5Hz,Me-pyH-2),7.58(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.32(1H,dd,J 8.5,3.0Hz,Me-pyH-4),7.29-7.26(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.22(1H,d,J 8.5Hz,Me-pyH-5),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.97(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3),2.59(3H,s,pyCH3),1.63(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:487[M+H]+,469[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,487.1991,C27H26N4O5は、[M+H]+487.1976を必要とする)。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-5)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.87(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.50(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.05(1H,dd,J 2.5,1.0Hz,F-pyH-2),7.58(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.54(1H,ddd,J 9.0,6.0,3.0Hz,F-pyH-4),7.33-7.30(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.16(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.02(1H,dd,J 9.0,3.5Hz,F-pyH-5),6.98(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.03(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.94-4.92(2H,m,オキセタンH-2の2H,H-4),4.79(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 10.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,dd,J 11.5,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3),2.95(1H,s,OH);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-70.4;m/z:505[M+H]+(実測値[M+H]+,505.1516,C26H21FN4O6は、[M+H]+505.1518を必要とする)。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-6)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.50(1H,d,J 5.5Hz,pyH-3),8.05(1H,dd,J 3.0,1.0Hz,F-pyH-2),7.58(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.53(1H,ddd,J 9.0,6.0,3.0Hz,F-pyH-4),7.29-7.26(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.13(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.02(1H,dd,J 9.0,3.0Hz,F-pyH-5),6.98(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.71(1H,dd,J 10.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.5,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3),1.62(6H,s,C(CH3)2OH);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-70.4;m/z:491[M+H]+,473[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,491.1722,C26H23FN4O5は、[M+H]+491.1725を必要とする)。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-7)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.87(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.51(1H,dd,J 5.0,1.0Hz,pyH-6),7.95(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.70(1H,m,F-pyH-4),7.36(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.31-7.28(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.15(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.00(1H,dd,J 7.5,2.0Hz,F-pyH-3又はH-5),6.79(1H,dd,J 8.0,2.5Hz,F-pyH-3又はH-5),5.05(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,dd,J 6.5,4.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.79(2H,ddd,J 7.0,2.0,1.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.11(2H,s,pyCH2py),3.41(3H,s,NCH3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-66.6(d,J 8.0Hz);m/z:503[M+H]+(実測値[M+H]+,503.1724,C27H23FN4O5は、[M+H]+503.1725を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-8)
経路3.1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.54(d,J=4.9Hz,1H),7.97(d,J=7.0Hz,1H),7.96(s,1H),7.60(td,J=7.7,1.9Hz,1H),7.55(s,1H),7.27(d,J=9.5Hz,1H),7.25(s,1H),7.13(dt,J=9.0,5.0Hz,3H),4.87(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.68(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.99(s,2H),3.41(s,3H),2.10(s,1H),1.62(s,6H)。LC/MS:純度97%,MS(m/e)460(M+H)+。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-9)
経路3.1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.00(q,J=0.8Hz,1H),7.91(d,J=7.1Hz,1H),7.82(td,J=7.8,0.7Hz,1H),7.62(d,J=0.9Hz,1H),7.58-7.53(m,1H),7.37(d,J=7.9Hz,1H),7.33(d,J=1.9Hz,1H),7.30(dd,J=8.2,2.0Hz,1H),7.16(d,J=8.3Hz,1H),4.86(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.71(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.31(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),4.08(s,2H),3.41(s,3H),1.60(s,6H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.40。LC/MS:純度95%,MS(m/e)528(M+H)+。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-ヒドロキシピリジン-2-イル)メチル)ピコリンアミド
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.54(1H,d,J 5.0Hz,pyH-3),7.51(1H,d,J 2.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-6),7.49(1H,dd,J 9.0,7.0Hz,(OH)-pyH-4),7.42(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.37(1H,dd,J 8.0,2.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-8),7.93(1H,br d,J 1.0Hz,pyH-3),7.20(1H,d,J 8.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.40(1H,d,J 9.0Hz,(OH)-pyH-3又はH-5),6.20(1H,d,J 7.0Hz,(OH)-pyH-3又はH-5),5.01(1H,dd,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.89-4.87(2H,m,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.63(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.41(1H,dd,J 11.5,10..0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.98(2H,s,pyCH2(OH)-py),3.41(3H,s,NCH3);m/z:501[M+H]+(実測値[M+H]+,501.1776,C27H24N4O6は、[M+H]+501.1769を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)ピコリンアミド
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.49(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.97(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.48(1H,t,J 8.0Hz,Me-pyH-4),7.33(1H,dd,J 5.0,1.5Hz,pyH-5),7.29-7.26(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.01(1H,d,J 8.0Hz,Me-pyH-3又はH-5),6.88(1H,d,J 8.0Hz,Me-pyH-3又はH-5),5.05(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.71(1H,dd,J 10.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.16(2H,s,pyCH2py),3.42(3H,s,NCH3),2.53(3H,s,pyCH3),1.62(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:485[M+H]+,467[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,485.2182,C28H28N4O4は、[M+H]+485.2183を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)ピコリンアミド
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.49(1H,d,JHz,pyH-6),7.96(1H,br d,J 1.0Hz,pyH-3),7.49(1H,t,J 7.5Hz,MepyH-4),7.33(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.31-7.29(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.15(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.01(1H,d,J 7.5Hz,MepyH-3又はH-5),6.89(1H,d,J 7.5Hz,MepyH-3又はH-5),5.06(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.94-4.92(2H,m,オキセタンH-2の2H,H-4),4.80(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.16(2H,s,pyCH2py),3.42(3H,s,NCH3),2.53(3H,s,pyCH3);m/z:499[M+H]+(実測値[M+H]+,499.1972,C28H26N4O5は、[M+H]+499.1976を必要とする)。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-13)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.52(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.96(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.70(1H,q,J 8.0Hz,F-pyH-4),7.36(1H,dd,J 5.0,3.0Hz,pyH-5),7.29-7.26(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.13(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.00(1H,dd,J 7.5,2.5Hz,F-pyH-3又はH-5),6.80(1H,dd,J 8.0,3.0Hz,F-pyH-3又はH-5),5.04(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.13,10(2H,2d AB system,J 11.0Hz,pyCH2py),3.42(3H,s,NCH3),1.62(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:489[M+H]+(実測値[M+H]+,489.1944,C27H25FN4O4は、[M+H]+489.1933を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-14)
経路3.1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.53-8.42(app m,2H),7.95-7.87(m,2H),7.56-7.49(m,2H),7.32(d,J=1.9Hz,1H),7.31-7.22(m,2H),7.14(d,J=8.2Hz,1H),4.86(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.70(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.31(dd,J=11.2,9.8Hz,1H),3.84(s,2H),3.40(s,3H),1.60(s,6H)。LC/MS:純度98%,MS(m/e)442(M-H2O+H)+。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-15)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.34(d,J=2.4Hz,1H),7.89(d,J=7.1Hz,1H),7.87(q,J=0.9Hz,1H),7.50(d,J=0.9Hz,1H),7.39(dd,J=8.0,2.4Hz,1H),7.33(dd,J=2.0,0.4Hz,1H),7.30(dd,J=8.2,2.0Hz,1H),7.16(dd,J=8.2,0.4Hz,1H),7.09(d,J=7.9Hz,1H),4.86(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.70(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.31(dd,J=11.2,9.8Hz,1H),3.79(s,2H),3.41(s,3H),2.49(s,3H),1.60(s,6H)。LCMS:純度97%,MS(m/e)474(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-16)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.08-8.03(m,1H),7.97(d,J=7.2Hz,1H),7.87(q,J=0.9Hz,1H),7.60-7.50(m,1H),7.45(d,J=0.9Hz,1H),7.31-7.24(m,2H),7.12(d,J=8.7Hz,1H),6.86(ddd,J=8.4,3.0,0.6Hz,1H),4.86(dt,J=11.3,7.2Hz,1H),4.68(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.80(s,2H),3.41(s,3H),2.02(s,1H),1.61(s,6H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-70.88(d,J=5.9Hz)。LCMS:純度96%,MS(m/e)478(M+H)+。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリダジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-17)
経路3.1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 9.07(d,J=4.8Hz,1H),8.01(s,1H),7.91(d,J=7.1Hz,1H),7.61(s,1H),7.45(dd,J=8.9,4.8Hz,1H),7.39-7.27(m,3H),7.15(d,J=8.2Hz,1H),4.86(dt,J=10.8,7.1Hz,1H),4.70(dd,J=9.7,7.3Hz,1H),4.31(t,J=10.5Hz,1H),4.22(s,2H),3.41(s,3H),1.60(s,6H)。LC/MS:純度95%,MS(m/e)443(M-H2O+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-18)
経路2.1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.54(dt,J=4.6,1.6Hz,1H),7.99-7.92(m,2H),7.60(td,J=7.7,1.9Hz,1H),7.55(d,J=0.8Hz,1H),7.39-7.31(m,2H),7.14(t,J=6.2Hz,2H),7.07(dd,J=8.2,0.6Hz,1H),4.89(dt,J=11.2,7.3Hz,1H),4.67(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.99(s,2H),3.41(s,3H)。LC/MS:純度98%,MS(m/e)457(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-19)
経路2.1H NMR(400MHz,Methanol-d4)δ 8.33(t,J=8.0Hz,1H),8.16(q,J=0.8Hz,1H),7.72(d,J=8.6,2.3Hz,1H),7.69(d,J=0.8Hz,1H),7.63(d,J=8.0Hz,1H),7.61(d,J=2.3Hz,1H),7.42(dd,J=8.6,2.3Hz,1H),7.14(d,J=8.6Hz,1H),4.86(dd,J=7.9,3.5Hz,1H),4.58(dd,J=9.9,7.5Hz,1H),4.45(ddd,J=11.1,9.9,1.1Hz,1H),4.26(s,2H),3.38(s,3H),2.75(s,3H)。LC/MS:純度98%,MS(m/e)471(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-20)
経路2.1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.97(d,J=1.0Hz,1H),7.94(d,J=7.3Hz,1H)。,7.68(td,J=8.2,7.3Hz,1H),7.55(d,J=0.8Hz,1H),7.38-7.30(m,2H),7.06(dd,J=8.1,0.6Hz,1H),6.98(dd,J=7.4,2.4Hz,1H),6.76(dd,J=8.2,2.8Hz,1H),4.87(dt,J=11.2,7.3Hz,1H),4.66(dd,J=9.8,7.4Hz,1H),4.29(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.91(s,2H),3.40(s,3H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-66.96(d,J=8.0Hz)。LC/MS:純度98%,MS(m/e)475(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-21)
経路2.1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.00(q,J=0.9Hz,1H),7.89(d,J=7.1Hz,1H),7.82(td,J=7.8,0.7Hz,1H),7.62(d,J=0.8Hz,1H),7.59-7.53(m,1H),7.42(d,J=2.3Hz,1H),7.42-7.34(m,2H),7.11(d,J=8.5Hz,1H),4.88(dt,J=11.2,7.3Hz,1H),4.70(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),4.08(s,2H),3.41(s,3H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.40。LC/MS:純度95%,MS(m/e)525(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-22)
経路2.1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.49(d,J=2.3Hz,1H),8.47(dd,J=4.9,1.6Hz,1H),7.93-7.84(m,2H),7.58-7.53(m,1H),7.52(d,J=0.9Hz,1H),7.43(d,J=2.3Hz,1H),7.38(dd,J=8.5,2.3Hz,1H),7.27(ddd,J=7.9,4.9,0.9Hz,1H),7.11(d,J=8.5Hz,1H),4.87(dt,J=11.3,7.3Hz,1H),4.70(dd,J=9.8,7.4Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.86(s,2H),3.41(s,3H)。LC/MS:純度98%,MS(m/e)457(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-23)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.35(d,J=2.1Hz,1H),7.94(d,J=7.2Hz,1H),7.85(app q,J=0.9Hz,1H),7.45(d,J=0.9Hz,1H),7.38-7.31(m,3H),7.07(app dd,J=7.9,0.9Hz,2H),4.87(dt,J=11.3,7.3Hz,1H),4.66(dd,J=9.8,7.4Hz,1H),4.29(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.76(s,2H),3.40(s,3H),2.51(s,3H)。LC/MS:純度94%,MS(m/e)472(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-24)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.06(ddd,J=2.6,1.2,0.6Hz,1H),7.95(d,J=7.2Hz,1H),7.87(q,J=0.9Hz,1H),7.60-7.51(m,1H),7.45(d,J=0.9Hz,1H),7.38-7.31(m,2H),7.11-7.03(m,1H),6.86(ddd,J=8.3,3.0,0.7Hz,1H),4.87(dt,J=11.3,7.3Hz,1H),4.67(dd,J=9.8,7.4Hz,1H),4.29(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.81(s,2H),3.41(s,3H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-70.85(d,J=5.7Hz)。LCMS:純度96%,MS(m/e)475(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリダジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-25)
経路2.1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 9.06(dd,J=4.8,1.7Hz,1H),8.02(q,J=0.9Hz,1H),7.89(d,J=7.2Hz,1H),7.61(d,J=0.9Hz,1H),7.48-7.31(m,4H),7.11(d,J=8.6Hz,1H),4.88(dt,J=11.2,7.3Hz,1H),4.70(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),4.22(d,J=0.8Hz,2H),3.41(s,3H)。LC/MS:純度97%,MS(m/e)458(M+H)+。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-26)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.87(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.52(1H,dd,J 5.0,0.5Hz,pyH-6),8.11(1H,dt,J 5.0,1.0Hz,FpyH-4),7.92(1H,br s,pyH-3),7.55(1H,ddd,J 9.5,7.5,2.0Hz,FpyH-6),7.31-7.26(3H,m,pyH-5,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.14(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.15-7.12(1H,m,FpyH-5),5.04(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,dd,J 6.5,4.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.80-4.48(2H,m,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.02(2H,s,pyCH2Fpy),3.41(3H,s,NCH3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-71.1(d,J 9.5Hz);m/z:503[M+H]+(実測値[M+H]+,503.1746,C27H23FN4O5は、[M+H]+503.1725を必要とする)。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-27)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.52(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),8.11(1H,br d,J 4.5Hz,FpyH-6),7.92(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.54(1H,ddd,J 9.5,7.5,2.0Hz,FpyH-4),7.28-7.25(3H,m,pyH-5,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.15-7.11(2H,m,FpyH-5,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.03(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.02(2H,s,pyCH2Fpy),3.41(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-71.1(d,J 9.5Hz);m/z:489[M+H]+,471[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,489.1938,C27H25FN4O4は、[M+H]+489.1933を必要とする)。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-28)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.52-8.46(m,2H),7.93(q,J=0.9Hz,1H),7.90(d,J=7.4Hz,1H),7.52(d,J=0.9Hz,1H),7.43(d,J=2.3Hz,1H),7.39(dd,J=8.5,2.3Hz,1H),7.17-7.13(m,2H),7.12(d,J=8.5Hz,1H),4.88(dt,J=11.1,7.2Hz,1H),4.70(dd,J=9.8,7.4Hz,1H),4.31(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.85(s,2H),3.41(s,3H)。LC/MS:純度99%,MS(m/e)457(M+H)+。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-4-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-29)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.53(s,2H),7.96-7.90(m,2H),7.51(d,J=0.8Hz,1H),7.32(d,J=1.9Hz,1H),7.28(dd,J=8.3,1.9Hz,1H),7.18-7.11(m,3H),4.87(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.71(dd,J=9.7,7.3Hz,1H),4.32(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.84(s,2H),3.40(s,3H),1.60(s,6H)。LC/MS:純度98%,MS(m/e)460(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリミジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-30)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.65(d,J=4.9Hz,2H),8.04(app q,J=0.9Hz,1H),7.89(d,J=7.2Hz,1H),7.65(d,J=0.8Hz,1H),7.41(d,J=2.3Hz,1H),7.36(dd,J=8.5,2.3Hz,1H),7.15(t,J=4.9Hz,1H),7.09(d,J=8.5Hz,1H),4.87(dt,J=11.2,7.3Hz,1H),4.68(dd,J=9.8,7.4Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),4.13(s,2H),3.39(s,3H)。LCMS:純度96%,MS(m/e)457/459(M+H)+。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリミジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-31)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.66(d,J=4.9Hz,2H),8.05(app q,J=0.8Hz,1H),7.95(d,J=7.2Hz,1H),7.62(d,J=0.8Hz,1H),7.25(dd,J=4.8,1.9Hz,2H),7.14(t,J=4.9Hz,1H),7.12-7.08(m,1H),4.85(dt,J=11.3,7.3Hz,1H),4.66(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.28(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),4.13(s,2H),3.39(s,3H),2.02(s,1H),1.60(s,6H)。LCMS:純度99%,MS(m/e)461(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-32)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(app q,J=0.9Hz,1H),7.90(d,J=7.0Hz,1H),7.72(td,J=8.3,7.4Hz,1H),7.59(d,J=0.8Hz,1H),7.38(d,J=1.9Hz,1H),7.35(dd,J=8.2,2.0Hz,1H),7.18(d,J=8.2Hz,1H),7.05(ddd,J=7.4,2.6,0.7Hz,1H),6.78(app dd,J=8.1,2.9Hz,1H),4.93-4.82(m,3H),4.76-4.67(m,3H),4.32(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.93(s,2H),3.41(s,3H),2.71(s,1H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.27(d,J=8.2Hz)。LCMS:純度98%,MS(m/e)492(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-((4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-33)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(app q,J=0.8Hz,1H),7.89(d,J=7.1Hz,1H),7.72(td,J=8.3,7.4Hz,1H),7.58(d,J=0.8Hz,1H),7.35-7.31(m,2H),7.16(dd,J=8.2,0.5Hz,1H),7.05(ddd,J=7.4,2.5,0.7Hz,1H),6.82-6.73(app m,1H),4.86(dt,J=11.3,7.2Hz,1H),4.70(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.31(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.93(s,2H),3.92-3.86(m,2H),3.68(ddd,J=11.8,9.0,2.9Hz,2H),3.41(s,3H),2.22(s,1H),2.04-1.98(m,2H),1.84(ddd,J=13.0,9.1,4.0Hz,2H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.27(d,J=8.2Hz)。LCMS:純度97%,MS(m/e)520(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-34)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(q,J=0.9Hz,1H),7.89(d,J=7.1Hz,1H),7.72(td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.58(d,J=0.8Hz,1H),7.33-7.24(m,2H),7.13(dd,J=8.2,0.4Hz,1H),7.05(ddd,J=7.4,2.5,0.7Hz,1H),6.78(ddd,J=8.2,2.8,0.7Hz,1H),4.85(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.69(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.29(dd,J=11.2,9.8Hz,1H),3.92(s,2H),3.92-3.88(m,2H),3.50(ddd,J=11.7,8.9,2.9Hz,2H),3.40(s,3H),2.84(tt,J=8.7,4.1Hz,1H),1.93-1.86(m,2H),1.79-1.67(m,2H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.27(d,J=8.2Hz)。LCMS:純度91%,MS(m/e)504(M+H)+。
(S)-N-(8-ブロモ-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-35)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(app q,J=0.8Hz,1H),7.86(d,J=7.5Hz,1H),7.71(td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.56(d,J=0.9Hz,1H),7.41-7.33(m,2H),7.17(d,J=8.0Hz,1H),7.04(ddd,J=7.4,2.5,0.7Hz,1H),6.78(ddd,J=8.2,2.8,0.7Hz,1H),4.40(dt,J=11.4,7.4Hz,1H),3.92(s,2H),3.39(s,3H),2.91-2.76(m,1H),2.78-2.52(m,2H),2.12-2.00(m,1H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.34(d,J=8.2Hz)。LCMS:純度94%,MS(m/e)472/474(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-36)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.97(q,J=0.9Hz,1H),7.95(s,1H),7.68(td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.53(d,J=0.8Hz,1H),7.30-7.25(m,2H),7.25-7.18(m,1H),7.04-6.94(m,1H),6.76(ddd,J=8.1,2.8,0.7Hz,1H),4.93(dd,J=6.6,0.8Hz,2H),4.79(dd,J=6.6,0.9Hz,2H),4.45(dt,J=11.4,7.4Hz,1H),3.91(s,2H),3.41(s,3H),2.95-2.80(m,1H),2.75-2.60(m,2H),2.14-2.04(m,1H),2.03(s,1H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-67.08(d,J=8.2Hz)。LCMS:純度97%,MS(m/e)490(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-(4-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-37)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.98(app q,J=0.9Hz,1H),7.89(d,J=7.1Hz,1H),7.72(app td,J=8.3,7.4Hz,1H),7.58(d,J=0.8Hz,1H),7.33-7.22(m,2H),7.16-7.06(m,1H),7.05(ddd,J=7.4,2.5,0.7Hz,1H),6.78(ddd,J=8.2,2.8,0.7Hz,1H),4.84(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.69(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.29(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.93(s,2H),3.48(d,J=5.9Hz,2H),3.40(s,3H),1.83(t,J=6.8Hz,1H),1.29(s,6H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.27(d,J=8.2Hz)。LCMS:純度98%,MS(m/e)492(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-38)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(t,J=0.9Hz,1H),7.88(d,J=7.4Hz,1H),7.71(td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.55(d,J=0.8Hz,1H),7.28-7.23(m,3H),7.04(ddd,J=7.4,2.5,0.6Hz,1H),6.77(ddd,J=8.2,2.9,0.6Hz,1H),4.39(dt,J=11.4,7.4Hz,1H),3.92(s,2H),3.39(s,3H),2.96-2.81(m,1H),2.75-2.60(m,2H),2.12-1.98(m,1H),1.59(s,6H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.35(d,J=8.1Hz)。LCMS:純度95%,MS(m/e)476(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-(4-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-39)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(q,J=0.9Hz,1H),7.87(d,J=7.4Hz,1H),7.71(td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.55(d,J=0.8Hz,1H),7.28-7.18(m,3H),7.04(ddd,J=7.4,2.6,0.7Hz,1H),6.77(ddd,J=8.1,2.8,0.7Hz,1H),4.38(dt,J=11.5,7.4Hz,1H),3.92(s,2H),3.48(d,J=6.8Hz,2H),3.39(s,3H),2.95-2.81(m,1H),2.73-2.58(m,2H),2.09-2.01(m,1H)(td,J=11.5,8.0Hz,1H),1.82(t,J=6.9Hz,1H),1.29(s,6H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.35(d,J=8.3Hz)。LCMS:純度94%,MS(m/e)490(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-40)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(d,J=1.0Hz,1H),7.88(d,J=7.4Hz,1H),7.76-7.67(m,1H),7.56(app m,1H),7.32-7.20(m,3H),7.04(dd,J=7.4,2.5Hz,1H),6.77(dd,J=8.2,2.8Hz,1H),4.39(dt,J=11.5,7.3Hz,1H),3.92(s,2H),3.90-3.86(m,1H),3.68(ddd,J=11.8,9.1,2.9Hz,2H),3.39(s,3H),2.94-2.84(m,1H),2.72-2.61(m,3H),2.13-1.95(m,3H),1.90-1.82(m,2H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.30(d,J=8.5Hz)。LCMS:純度97%,MS(m/e)518(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-41)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.97(q,J=0.9Hz,1H),7.95(s,1H),7.67(td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.53(d,J=0.9Hz,1H),7.27(d,J=6.9Hz,2H),7.22-7.15(m,1H),6.98(dd,J=7.5,2.4Hz,1H),6.76(dd,J=8.2,2.9Hz,1H),4.45(dt,J=11.0,7.3Hz,1H),3.91(s,2H),3.41(s,3H),2.94-2.81(m,1H),2.75-2.59(m,2H),2.59-2.44(m,2H),2.40-2.24(m,2H),2.23(s,1H),2.11-2.03(m,1H)1.94-1.81(m,2H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-67.09(d,J=8.1Hz)。LCMS:純度96%,MS(m/e)488(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-42)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.09(d,J=5.0Hz,1H),7.97(d,J=7.3Hz,1H),7.93(s,1H),7.55(ddd,J=9.7,7.4,1.9Hz,1H),7.51(s,1H),7.39-7.31(m,2H),7.12(ddd,J=7.1,4.9,1.7Hz,1H),4.88(dt,J=11.3,7.3Hz,1H),4.67(dd,J=9.8,7.4Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.83(s,2H),3.41(s,3H)。13C NMR(101MHz,クロロホルム-d)δ 168.47,162.93,149.10(d,J=14.4Hz),146.01(d,J=14.6Hz),143.07,140.69(d,J=5.3Hz),137.52,130.71,127.14,126.49,124.57,121.99(d,J=30.7Hz),121.78(d,J=4.4Hz),121.30,118.23,77.27,50.16,35.65,23.71。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-71.94。LCMS:純度96%,MS(m/z)474/476(M+H)+。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-43)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.06(d,J=4.7Hz,1H),7.97(d,J=7.2Hz,1H),7.91(s,1H),7.52(t,J=8.5Hz,1H),7.48(s,1H),7.26-7.20(m,2H),7.12-7.05(m,2H),4.84(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.65(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.29(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.79(s,2H),3.37(s,3H),1.58(s,6H)。13C NMR(101MHz,クロロホルム-d)δ 168.40,162.80,160.42,149.79,148.93,145.81(d,J=14.4Hz),142.96,140.69(d,J=5.0Hz),135.98,130.94,127.09,126.52,123.06,121.95(d,J=30.6Hz),121.72(d,J=4.2Hz),121.16,120.58,94.89,80.41,77.11,65.42,50.03,35.55,31.42,23.57。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-72.07。LCMS:純度97%,MS(m/z)478(M+H)+。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-((4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-44)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.05(d,J=4.8Hz,1H),7.95(d,J=7.3Hz,1H),7.90(d,J=1.0Hz,1H),7.52(ddd,J=9.5,7.3,2.0Hz,1H),7.48(s,1H),7.29-7.23(m,2H),7.14-7.05(m,2H),6.19(d,J=16.0Hz,1H),5.77(d,J=16.0Hz,1H),4.84(dt,J=11.3,7.3Hz,1H),4.64(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.29(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.96-3.82(m,2H),3.79(s,2H),3.76-3.56(m,4H),3.38(s,3H)。13C NMR(101MHz,クロロホルム-d)δ 168.47,162.88,160.50,150.08(d,J=15.7Hz),149.03,145.88(d,J=14.5Hz),143.04,140.74(d,J=5.4Hz),136.19,131.13,127.12,126.65,123.25,121.99(d,J=30.5Hz),121.76(d,J=4.4Hz),121.29,120.24,107.45,92.79,92.55,83.34,82.77,77.19,69.29,66.07,64.87,63.47,50.10,39.99,37.35,35.62,23.66。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-72.03。LCMS:純度95%,MS(m/z)520(M+H)+。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-45)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.07(s,1H),7.96(d,J=7.2Hz,1H),7.91(s,1H),7.52(t,J=9.9Hz,1H),7.49(s,1H),7.28-7.21(m,2H),7.13-7.05(m,2H),4.85(dt,J=11.2,7.3Hz,1H),4.66(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.28(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.92(ddd,J=11.6,5.4,3.7Hz,2H),3.80(s,2H),3.52(ddd,J=11.7,8.8,2.9Hz,2H),3.40(s,3H),2.82(tt,J=8.5,4.1Hz,1H),1.96-1.83(m,2H),1.74(dtd,J=12.8,8.8,3.7Hz,2H)。13C NMR(101MHz,クロロホルム-d)δ 168.37,162.79,160.41,149.51,145.82(d,J=14.5Hz),142.87,140.52(d,J=5.3Hz),135.94,130.91,126.99,126.40,122.96,122.05,121.72-121.49(m),121.36,121.11,93.17,79.97,77.13,66.38,50.03,35.45,32.13,26.81,23.55。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-71.95。LCMS:純度98%,MS(m/z)504(M+H)+。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-(4-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-46)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.10-8.03(m,1H),7.96(d,J=7.2Hz,1H),7.91(s,1H),7.52(ddd,J=9.6,7.3,1.9Hz,1H),7.49(s,1H),7.28-7.18(m,2H),7.12-7.06(m,2H),4.84(dt,J=11.2,7.3Hz,1H),4.66(dd,J=9.7,7.3Hz,1H),4.28(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.80(s,2H),3.49(s,2H),3.40(s,3H),1.29(s,6H)。13C NMR(101MHz,クロロホルム-d)δ 168.50,162.92,160.54,149.64,149.01,145.95(d,J=14.5Hz),143.00,140.65(d,J=5.3Hz),136.07,131.04,127.12,126.53,123.09,122.18,121.83-121.65(m),121.49,121.24,93.30,80.10,77.26,66.51,50.16,35.58,32.26,26.94,23.68。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-71.97。LCMS:純度96%,MS(m/z)492(M+H)+。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-47)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.10-8.03(m,1H),7.98(d,J=7.2Hz,1H),7.92(s,1H),7.58-7.51(m,1H),7.50(s,1H),7.43(s,1H),7.29-7.24(m,1H),7.16-7.08(m,2H),4.94-4.90(m,2H),4.87(dt,J=11.3,7.3Hz,1H),4.81-4.77(m,2H),4.67(dd,J=9.7,7.3Hz,1H),4.32(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.85(s,1H),3.81(s,2H),3.40(s,3H)。13C NMR(101MHz,クロロホルム-d)δ 168.37,162.80,160.42,150.35,148.95,145.81(d,J=14.5Hz),145.37(d,J=14.3Hz),142.96,140.64(d,J=5.3Hz),136.17,133.20,131.00,127.03,126.58,123.28,121.90(d,J=30.5Hz),121.67(d,J=4.4Hz),121.57(d,J=4.4Hz),121.20,119.58,88.93,84.60,77.11,67.38,50.02,35.54,23.58。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-72.04。LCMS:純度95%,MS(m/z)492.6(M+H)+。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-48)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.07(d,J=5.0Hz,1H),7.97(d,J=7.2Hz,1H),7.92(s,1H),7.53(ddd,J=9.5,7.3,2.0Hz,1H),7.50(s,1H),7.30-7.26(m,2H),7.13-7.08(m,2H),4.86(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.67(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.81(s,2H),3.40(s,3H),2.58-2.45(m,2H),2.40-2.26(m,2H),1.94-1.80(m,2H)。13C NMR(101MHz,クロロホルム-d)δ 168.37,162.80,160.42,149.90,148.91,145.83(d,J=14.6Hz),142.91,140.58(d,J=5.3Hz),136.01,130.98,127.02,126.54,123.07,121.89(d,J=30.7Hz),121.63(d,J=4.4Hz),121.14,120.52,93.47,81.79,77.12,68.19,50.03,38.55,35.50,23.55,12.98。19F NMR(376MHz,クロロホルム- d)δ-71.98。LCMS:純度98%,MS(m/z)490.6(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2,6-ジフルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-49)
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 8.54-8.47(m,1H),8.09(s,1H),8.02(dt,J=9.9,8.0Hz,1H),7.73(d,J=2.4Hz,1H),7.71(s,1H),7.43(dd,J=8.6,2.4Hz,1H),7.17(d,J=8.5Hz,1H),7.11-7.07(m,1H),4.74-4.61(m,2H),4.48-4.35(m,1H),3.82(s,2H),3.27(s,3H)。13C NMR(101MHz,DMSO-d6)δ 168.76,161.97-159.22(m),158.38(d,J=13.7Hz),149.36,149.18,147.11(dd,J=7.8,5.5Hz),143.27,138.48,130.33,127.88,126.75,124.93,121.79,119.49(dd,J=28.0,5.5Hz),117.79,107.19(dd,J=34.3,5.4Hz),76.09,50.62,35.27,22.24。19F NMR(376MHz,DMSO-d6)δ-72.95(ddd,J=10.9,7.9,2.5Hz),-73.77(t,J=11.0Hz)。LCMS:純度97%,MS(m/z)492/494(M+H)+。
(S)-4-((2,6-ジフルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-50)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.98(d,J=7.2Hz,1H),7.92(s,1H),7.63(dt,J=9.5,7.8Hz,1H),7.48(s,1H),7.28-7.22(m,2H),7.14-7.07(m,1H),6.75(dd,J=8.0,2.9Hz,1H),4.85(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.67(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.79(s,2H),3.40(s,3H),1.61(s,6H)。13C NMR(101MHz,クロロホルム-d)δ 168.36,160.80(dd,J=122.8,13.8Hz),158.35(dd,J=123.2,14.0Hz),149.83,148.86,144.76(dd,J=7.6,5.3Hz),142.75,135.97,132.09(d,J=10.0Hz),130.94,128.51(d,J=12.1Hz),126.98,126.51,123.03,121.04,120.54,118.19(dd,J=28.4,6.0Hz),106.23(dd,J=34.4,5.7Hz),94.74,80.48,77.09,65.51,50.04,35.50,31.39,22.67。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-71.01(t,J=9.7Hz),-71.98(t,J=10.5Hz)。)。LCMS:純度97%,MS(m/z)496(M+H)+。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-51)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.84(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.51(1H,dd,J 5.0,0.5Hz,pyH-6),8.10(1H,dt,J 4.5,1.5Hz,FpyH-4又はH-6),7.92(1H,br d,J 1.0Hz,pyH-3),7.53(ddd,J 9.5,7.5,2.0Hz,FpyH-4又はH-6),7.27-7.24(3H,m,pyH-5,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.13-7.10(1H,m,pyH-5),7.10(1H,d,J 8.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.03(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.01(2H,s,pyCH2Fpy),3.94(2H,ddd,J 11.5,5.5,4.0Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.53(2H,ddd,J 11.5,9.0,3.0Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.41(3H,s,NCH3),2.85-2.80(1H,m,pyranH-4),1.94-1.87(2H,m,ピランH-3の2H,H-5),1.79-1.71(2H,m,ピランH-3の2H,H-5);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-77.1(d,J 9.5Hz);m/z:516[M+H]+(実測値[M+H]+,515.2092,C29H27FN4O4は、[M+H]+515.2089を必要とする)。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-52)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.51(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),8.11(1H,dt,J 4.5,1.5Hz,FpyH-4又はH-6),7.92(1H,br d,J 1.0Hz,pyH-3),7.54(1H,ddd,J 9.5,7.5,2.0Hz,FpyH-4又はH-6),7.28-7.24(3H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8,pyH-5),7.14-7.11(1H,m,FpyH-5),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.04(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.88(2H,dd,J 8.5,5.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.80(2H,dd,J 7.5,5.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.10-4.04(1H,m,オキセタンH-3),4.02(2H,s,pyCH2py),3.41(3H,s,NCH3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-71.1(d,J 9.5Hz);m/z:488[M+H]+(実測値[M+H]+,487.1780,C27H23FN4O4は、[M+H]+487.1776を必要とする)。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-53)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.84(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.51(1H,dd,J 5.0,0.5Hz,pyH-6),7.95(1H,dd,J 2.0,1.0Hz,pyH-3),7.72-7.66(1H,m,FpyH-4),7.34(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.27-7.24(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6の2H,H-8),7.10(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.99(1H,dd,J 7.5,2.5Hz,FpyH-3又はH-5),4.78(1H,dd,J 8.0,2.5Hz,FpyH-3又はH-5),5.04(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.10(2H,s,pyCH2Fpy),3.94(2H,ddd,J 11.5,5.5,3.5Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.54(2H,ddd,J 11.5,8.5,3.0Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.43(3H,s,NCH3),2.87-2.81(1H,m,pyranH-4),1.94-1.88(2H,m,ピランH-3の2H,H-5),1.80-1.71(2H,m,ピランH-3の2H,H-5);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-66.6(d,8.0Hz);m/z:516[M+H]+(実測値[M+H]+,515.2094,C29H27FN4O4は、[M+H]+515.xxxxを必要とする)。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-54)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.50(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.11(1H,ddd,J 5.0,2.0,1.5Hz,FpyH-6),7.59(1H,ddd,J 9.5,8.0,2.0Hz,FpyH-4),7.54(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.28-7.25(3H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8,FpyH-5),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-99),6.97(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.00(1H,dt,J 11.0,7.5Hz.オキソベンゾオキサザピンH-3),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.41(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-79.8(d,J 9.5Hz);m/z:492[M+H]+(実測値[M+H]+,491.1729,C26H23FN4O5は、[M+H]+491.1725を必要とする)。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-55)
IR(film)ν 3363,2958,2881,1665,1590,1574,1505,1452,1363,1300,1236,1178,1103,979,915,840,732cm-1;1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.50(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.12(1H,dt,J 5.0,1.5Hz,FpyH-6),7.59(1H,ddd,J 9.5,8.0,2.0Hz,FpyH-4),7.56(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.29-7.25(3H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8,FpyH-5),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.97(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.87(2H,dd,J 8.5,5.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.80(2H,dd,J 7.0,5.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.10-4.02(1H,m,オキセタンH-3),3.42(3H,s,NCH3);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 168.9,164.7,163.2,155.6(d,J 242.0Hz),151.7,150.4,149.9,144.0(d,J 13.5Hz),136.2,136.1(d,J 27.0Hz),133.0(d,J 3.0Hz),130.8,126.4,123.1,122.6(d,J 4.5Hz),120.6,113.9,109.7,89.0,82.7,77.1,77.0,49.4,35.4,26.4;19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-79.8(d,J 9.5Hz);m/z:489[M+H]+(実測値[M+H]+,489.1569,C26H21FN4O5は、[M+H]+489.1569を必要とする)。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-56)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.50(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.12(1H,dt,J 5.0,1.5Hz,FpyH-6),7.59(1H,ddd,J 9.5,8.0,2.0Hz,FpyH-4),7.56(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.32-7.24(3H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8,FpyH-3),7.14(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.97(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.78(2H,dd,J 7.0,0.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベノザキサピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-79.8(d,J 9.5Hz);m/z:505[M+H]+(実測値[M+H]+,505.1502,C26H21FN4O6は、[M+H]+505.1518を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルオキシ)ピコリンアミド(I-57)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.52(1H,dd,J 4.5,1.5Hz,OpyH-6),8.49(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.45(1H,d,J 2.5Hz,OpyH-2),7.60(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.42(1H,ddd,J 8.0,2.5,1.5Hz,OpyH-4),7.37(1H,dd,J 8.0,4.5Hz,OpyH-5),7.31-7.28(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.14(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.98(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.78(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3);m/z:487[M+H]+(実測値[M+H]+,487.1624,C26H22N4O6は、[M+H]+487.1612を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルオキシ)ピコリンアミド(I-58)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.52(1H,dd,J 4.5,1.5Hz,OpyH-2又はH-6),8.48(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.45(1H,d,J 2.5Hz,OpyH-2又はH-6),7.60(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.41(1H,ddd,J 8.0,2.5,1.5Hz,OpyH-4又はH-5),7.36(1H,ddd,J 8.0,4.5,0.5Hz,OpyH-4又はH-5),7.27-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.98(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.41(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:455[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,473.1833,C26H24N4O5は、[M+H]+473.1819を必要とする)。
(S)-4-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-59)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.23(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.41(1H,br s,Opyの1H),8.30(1H,br s,Opyの1H),7.63(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.32-7.29(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.18-7.15(1H,m,Opyの1H),7.15(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.02(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.78(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-123.3(d,J 8.0Hz);m/z:505[M+H]+(実測値[M+H]+,505.1519,C26H21FN4O6は、[M+H]+505.1518を必要とする)。
(S)-4-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-60)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.52(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.40(1H,d,J 2.5Hz,Opyの1H),8.29(1H,d,J 2.0Hz,Opyの1H),7.63(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.28-7.18(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.17(1H,dt,J 9.0,2.5Hz,Opyの1H),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.02(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-123.3(d,J 8.0Hz);m/z:491[M+H]+,473[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,491.1741,C26H23FN4O5は、[M+H]+491.1725を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルメチル)ピコリンアミド(I-61)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.49(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),8.49-8.45(2H,m,CH2pyH-2,H-6),7.92(1H,br d,J 1.0Hz,pyH-3),7.42(1H,br d,J 8.0Hz,CH2pyH-5),7.27-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.23-7.7.20(1H,m,CH2pyH-4),7.19(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.02(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.00(2H,s,CH2py),3.41(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:453[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,471.2020,C27H26N4O4は、[M+H]+471.2027を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルメチル)ピコリンアミド(I-62)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.50(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.94-8.46(2H,m,CH2pyH-2,H-6),7.92(1H,br d,J 1.0Hz,pyH-3),7.45(1H,br d,J 8.0Hz,CH2pyH-5),7.30-7.27(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.26-7.23(1H,m,CH2pyH-4),7.20(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.14(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.03(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,dd,J 6.5,2.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.78(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.01(2H,s,CH2Py),3.40(3H,s,NCH3);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 168.9,163.9,150.5,150.3,149.9,149.4,148.8,148.2,136.5,136.4,134.1,110.9,126.7,126.5,123.8,123.3,122.5,119.4,88.9,84.6,84.6,77.2,67.4,49.3,38.4,35.4;m/z:485[M+H]+(実測値[M+H]+,485.1829,C27H24N4O5は、[M+H]+485.1819を必要とする)。
(S)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルオキシ)ピコリンアミド(I-63)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.84(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.52(1H,dd,J 4.5,1.5Hz,OpyH-6),8.47(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.45(1H,d,J 2.5Hz,OpyH-2),7.60(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.41(1H,ddd,J 8.5,2.5,1.5Hz,OpyH-5),7.36(1H,dd,J 8.0,4.5Hz,OpyH-4),7.62-7.24(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.09(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.97(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.93(2H,ddd,J 13.0,5.5,4.0Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.52(2H,ddd,J 11.5,8.5,3.0Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.42(3H,s,NCH3),2.86-2.79(1H,m,pyranH-4),1.93-1.87(2H,m,ピランH-3の2H,H-5),1.79-1.70(2H,m,ピランH-3の2H,H-5);m/z:499[M+H]+(実測値[M+H]+,499.1975,C28H26N4O5は、[M+H]+499.1976を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-2-イルメチル)ピコリンアミド(I-64)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.84(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.54-8.52(1H,m,CH2pyH-6),8.49(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.96(1H,br d,J 1.0Hz,pyH-3),7.60(1H,td,J 7.5,2.0Hz,CH2pyH-4),7.33(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.30-7.27(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.16-7.11(3H,m,オキソベンゾオキサザピンH-9,CH2pyH-3,H-5),5.04(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,dd,J 7.0,1.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.78(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.18(2H,s,CH2py),3.41(3H,s,NCH3);m/z:485[M+H]+(実測値[M+H]+,485.1810,C27H24N4O5は、[M+H]+485.1819を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルチアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド(I-65)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.84(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.49(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.94(1H,br d,J 1.0Hz,pyH-3),7.31(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.26-7.24(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.72(1H,s,チアゾールH-5),5.03(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.10(2H,s,pyCH2チアゾール),3.41(3H,s,NCH3),2.65(3H,s,チアゾールCH3),1.60(6H,s,C(CH3)2)OH);m/z:491[M+H]+(実測値[M+H]+,491.1750,C26H26N4O4Sは、[M+H]+491.1748を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルチアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド(I-66)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.49(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.94(1H,br d,J 1.0Hz,pyH-3),7.32(1H,dd,J 5.0,1.5Hz,pyH-5),7.29-7.24(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.13(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.72(1H,s,チアゾールH-5),5.04(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.91(2H,dd,J 6.5,2.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.77(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.10(2H,s,pyCH2チアゾール),3.40(3H,NCH3),2.65(3H,s,チアゾールCH3);m/z:505[M+H]+(実測値[M+H]+,505.1545,C26H24N4O5Sは、[M+H]+505.1540を必要とする)。
(S)-4-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-67)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.53(1H,dd,J 5.5,0.5Hz,pyH-6),8.41(1H,d,J 2.5Hz,Opyの1H),8.29(1H,d,J 2.0Hz,Opyの1H),7.63(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.28-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.17(1H,dt,JHz,Opyの1H),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.02(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.87(2H,dd,J 8.5,5.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.80(2H,dd,J 6.5,5.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.10-4.02(1H,m,オキセタンH-3),3.42(3H,s,NCH3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-123.3(d,J 9.5Hz);m/z:489[M+H]+(実測値[M+H]+,489.1565,C26H21FN4O5は、[M+H]+489.1569を必要とする)。
(S)-4-((3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-68)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.49(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.86(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.28-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.12-7.10(1H,m,pyH-5),5.03(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンキソキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 10.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.70(2H,s,CH2イソオキサゾール),3.41(3H,s,NCH3),2.29(3H,s,1 xイソオキサゾールCH3),2.04(3H,s,1 xイソオキサゾールCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:471[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,489.1246,C27H28N4O5は、[M+H]+489.1232を必要とする)。
(S)-4-((3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-69)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.49(1H,dd,J 5.0,0.5Hz,pyH-6),7.86(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.32-7.29(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.15(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.11(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),5.04(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,ddd,J 6.5,2.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.91(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.71(2H,s,CH2イソオキサゾール),3.43(3H,s,NCH3),2.29(3H,s,1 xイソオキサゾールCH3),2.04(3H,s,1 xイソオキサゾールCH3);m/z:525[M+Na]+,503[M+H]+,485[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,503.1924,C27H26N4O6は、[M+H]+503.1925を必要とする)。
(S)-4-((1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-70)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.83(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.53(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.85(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.57(1H,d,J 1.5Hz,ピラゾールH-3又はH-5),7.43(1H,d,J 2.0Hz,ピラゾールH-3又はH-5),7.31-7.28(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.14(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.09(1H,dt,J 5.0,1.0Hz,pyH-5),6.32(1H,dd,J 2.5,2.0Hz,ピラゾールH-4),5.38(2H,s,pyCH2ピラゾール),5.03(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.91(2H,dd,J 7.0,2.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.77(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.41(3H,s,NCH3);m/z:474[M+H]+(実測値[M+H]+,474.1765,C25H23N5O5は、[M+H]+474.1772を必要とする)。
(S)-4-((1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-71)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.83(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.52(1H,dd,J 5.0,0.5Hz,pyH-6),7.86(1H,dd,J 2.0,0.5Hz,pyH-3),7.56(1H,d,J 2.0Hz,ピラゾールH-3又はH-5),7.43(1H,dd,J 2.5,0.5Hz,ピラゾールH-3又はH-5),7.28-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.08(1H,dt,J 5.0,1.0Hz,pyH-5),6.32(1H,dd,J 2.5,2.0Hz,ピラゾールH-4),5.37(2H,s,pyCH2ピラゾール),5.02(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.07(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.41(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:442[M+H]+(実測値[M+H]+,460.1984,C25H25N5O4は、[M+H]+460.1979を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)メチル)ピコリンアミド(I-72)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.84(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.47(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),8.34(1H,d,J 2.0Hz,MepyH-2),7.90(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.30(1H,dd,J 8.0,2.5Hz,Mepy-4),7.26-7.22(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.18(1H,dd,J 5.0,1.5Hz,pyH-5),7.10(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.06(1H,d,J 8.0Hz,MepyH-5),5.02(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.95(2H,s,pyCH2MePy),3.40(3H,s,NCH3),2.50(3H,s,pyCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:486[M+H]+,468[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,485.2190,C28H28N4O4は、[M+H]+485.2183を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-3-イル)メチル)ピコリンアミド(I-73)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.83(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.47(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),8.33(1H,d,J 2.0Hz,MepyH-2),7.90(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.31(1H,dd,J 8.0,2.0Hz,MepyH-4),7.27-7.18(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.17(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.07(1H,d,J 8.0Hz,MepyH-5),5.02(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,dd,J 6.5,1.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.79(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.95(2H,s,pyCH2MePy),3.39(3H,s,NCH3),2.51(3H,s,pyCH3);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 168.9,164.0,157.0,150.7,150.5,149.1,148.7,147.1,136.9,136.4,130.9,130.8,130.9,130.8,126.6,126.5,123.4,123.3,122.5,119.4,89.1,84.6,84.5,77.2,67.2,60.4,49.3,37.9,35.4,23.8;m/z:499[M+H]+(実測値[M+H]+,499.1997,C28H26N4O5は、[M+H]+499.1976を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-74)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.46(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.43(1H,dd,J 4.5,1.0Hz,MepyH-6),7.52(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.31(1H,dd,J 8.0,1.0Hz,MepyH-4),7.27-7.24(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.20(1H,dd,J 8.0,4.5Hz,MepyH-5),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.87(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.00(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.41(3H,s,NCH3),2.39(3H,s,pyCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:488[M+H]+,470[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,487.1985,C27H27N4O5は、[M+H]+487.1976を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-75)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.46(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.43(1H,dd,J 4.5,1.5Hz,MepyH-6),7.52(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.33-7.29(3H,m,MepyH-4,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.21(1H,dd,J 8.0,4.5Hz,MepyH-5),7.14(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.88(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.79(2H,dd,J 6.5,1.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3),2.40(3H,s,pyCH3);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 168.9,165.2,163.4,152.0,151.5,150.5,150.4,148.2,146.5,136.3,130.9,128.7,126.5,123.3,122.6,119.4,113.8,110.0,88.8,84.7,84.5,77.1,67.4,49.3,35.4,19.2;m/z:501[M+H]+(実測値[M+H]+,501.1771,C27H24N4O6は、[M+H]+501.1769を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(チアゾール-4-イルメチル)ピコリンアミド(I-76)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.76(1H,d,J 1.0Hz,チアゾールH-2),8.51(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.95(1H,s,pyH-3),7.33(1H,dd,J 4.5,1.0Hz,pyH-5),7.30-7.27(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.13(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.99(1H,s,チアゾールH-5),5.04(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.91(2H,dd,J 6.5,3.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.77(2H,d,J 6.5,Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.21(2H,s,pyCH2チアゾール),3.40(3H,s,NCH3);m/z:513[M+H]+,491[M+H]+(実測値[M+H]+,491.1391,C25H22N4O5Sは、[M+H]+491.1384を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(チアゾール-4-イルメチル)ピコリンアミド(I-77)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.76(1H,d,J 2.0Hz,チアゾールH-2),8.50(1H,dd,J 5.0,0.5Hz,pyH-6),7.96(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.33(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.27-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.98(1H,d,J 2.0Hz,チアゾールH-5),5.03(1H,td,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.21(2H,s,pyCH2チアゾール),3.41(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:499[M+Na]+,477[M+H]+,459[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,477.1588,C25H24N4O4Sは、[M+H]+477.1591を必要とする)。
(S)-4-((2,6-ジメチルピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-78)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.84(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.44(1H,dd,J 5.5,0.5Hz,pyH-6),7.50(1H,d,J 2.0Hz,pyH-3),7.27-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.20(1H,d,J 8.0Hz,OpyH-4又はH-5),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.03(1H,d,J 8.0Hz,OpyH-4又はpyH-5),6.86(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.00(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.41(3H,s,NCH3),2.54(3H,s,1 x OpyCH3),2.33(3H,s,1 x OpyCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:501[M+H]+,483[M+H-H2O]+。
(S)-4-((2,6-ジメチルピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-79)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.44(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.49(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.30-7.28(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.20(1H,d,J 8.0Hz,OpyH-4又はH-5),7.14(1H,d,J 8.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.04(1H,d,J 8.5Hz,OpyH-4又はH-5),6.86(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,dd,J 7.0,1.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.78(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.92(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.41(3H,s,NCH3),2.54(3H,s,1 x OpyCH3),2.34(3H,s,1 x OpyCH3);m/z:515[M+H]+(実測値[M+H]+,515.1934,C28H26N4O6は、[M+H]+515.1925を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-80)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.55(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.53(1H,d,J 2.5Hz,CF3pyH-6),7.54(1H,d,J 9.0Hz,CF3pyH-3),7.65(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.53(1H,dd,J 8.5,2.5Hz,CF3pyH-4),7.27-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.05(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-67.4;m/z:541[M+H]+,523[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,541.1689,C27H23F3N4O5は、[M+H]+541.1693を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-81)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.56(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.53(1H,d,J 2.5Hz,CF3pyH-6),7.74(1H,d,J 8.5Hz,CF3pyH-3),7.65(1H,d,J 2.0Hz,pyH-3),7.53(1H,dd,J 8.5,2.5Hz,CF3pyH-4),7.32-7.29(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.15(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.05(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,dd,J 7.0,1.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4(,4.78(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,dd,J 11.5,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 168.8,164.3,163.1,152.8,152.0,150.7,150.5,144.8(q,J 35.5Hz),142.8,136.3,131.0,128.1,126.5,123.3,122.0(q,J 2.5Hz),119.4,115.2,111.1,88.6,84.8,84.4(2C),77.1,67.5,49.4,35.5;19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-67.4;m/z:555[M+H]+(実測値[M+H]+,555.1494,C27H21F3N4O6は、[M+H]+555.1486を必要とする)。
(S)-N-(7-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-82)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.46(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.43(1H,dd,J 4.5,1.5Hz,CH3pyH-6),7.52(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.33-7.28(3H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8,CH3pyH-4),7.21(1H,dd,J 8.0,4.5Hz,CH3pyH-5),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.88(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3),2.56-2.50(2H,m,cBuの2H),2.39(3H,s,pyCH3),2.38-2.30(2H,m,cBuの2H),1.90-1.85(2H,m,cBuの2H);m/z:521[M+Na]+,499[M+H]+(実測値[M+H]+,499.1991,C28H26N4O5は、[M+H]+499.1976を必要とする)。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-83)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.50(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.12(1H,dt,J 4.5,1.5Hz,Fpyの1H),7.59(1H,ddd,J 9.5,8.0,2.0Hz,Fpyの1H),7.56(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.31-7.25(3H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8,Fpyの1H),7.13(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.97(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3),2.56-2.50(2H,m,cBuの2H),2.38-2.30(2H,m,cBuの2H),1.92-1.85(2H,m,cBuの2H);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-79.8(d,J 9.5Hz);m/z:525[M+Na]+,503[M+H]+(実測値[M+H]+,503.1733,C27H23FN4O5は、[M+H]+503.1725を必要とする)。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-84)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.51(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.95(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.69(1H,dd,J 15.5,8.0Hz,FpyH-3),7.35(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.28-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.99(1H,dd,J 7.5,2.5Hz,FpyH-5),6.78(1H,dd,J 8.0,2.5Hz,FpyH-4),5.05(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.88(2H,dd,J 8.5,5.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.80(2H,dd,J 7.5,5.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.11(2H,s,CH2py),4.10-4.04(1H,m,オキセタンH-3),3.42(3H,s,NCH3);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 169.0,164.0,163.2(d,J 240.0Hz),157.3(d,13.0Hz),150.0,149.3,149.1,148.7,141.7(d,J 7.5Hz),136.3,130.7,127.1,126.4,123.1,122.7,120.5(d,J 8.0Hz),120.4,107.7(d,J 37.0Hz,),89.0,82.7,77.2,49.3,43.0,35.4,26.4;19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-66.5(d,J 8.0Hz);m/z:509[M+Na]+,487[M+H]+(実測値[M+H]+,487.1783,C27H23FN4O4は、[M+H]+487.1776を必要とする)。
(S)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルチアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド(I-85)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.50(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.94(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.32(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.29-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.73(1H,s,チアゾールH-5),5.05(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.88(2H,dd,J 8.5,5.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.80(2H,dd,J 7.5,5.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.10(2H,s,pyCH2チアゾール),4.10-4.02(1H,m,オキセタンH-3),3.42(3H,s,NCH3),2.65(3H,s,チアゾールCH3);m/z:489[M+H]+(実測値[M+H]+,489.1597,C26H24N4O4Sは、[M+H]+489.1591を必要とする)。
(S)-4-ヒドロキシ-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-86)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.82(1H,m,NH),8.28-8.10(1H,br m,pyの1H),7.54-7.38(1H,br m,pyの1H),7.25-7.21(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.07(1H,d,J 8.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.84-6.72(1H,br m,pyの1H),5.01(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.60(1H,dd,J 10.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.36(1H,dd,J 10.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.38(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:378[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,396.1572,C21H21N3O5は、[M+H]+396.1554を必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-87)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.60(1H,dd,J 4.5,1.0Hz,CF3pyH-6),8.53(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.59-7.56(2H,m,pyH-3,CF3pyH-5),7.50(1H,d,J 8.0Hz,CF3pyH-4),7.28-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.01(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.00(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.41(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-65.8;m/z:541[M+H]+,523[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,541.1700,C27H23F3N4O5は、[M+H]+541.1693を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-88)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.60(1H,dd,J 4.5,1.0Hz,CF3pyH-6),8.53(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.59-7.56(2H,m,pyH-3,CF3pyH-5),7.51(1H,d,J 7.5Hz,CF3pyH-4),7.31-7.29(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.14(1H,d,J 9.0Hz,オキソベノオキサザピンH-9),7.01(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92-4.90(2H,m,オキセタンH-2の2H,H-4),4.78(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(1H,dd,J 10.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 10.5,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-65.8;m/z:555[M+H]+(実測値[M+H]+,555.1476,C27H21F3N4O6は、[M+H]+555.1486を必要とする)。
(S)-4-ヒドロキシ-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-89)
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.18(1H,br m,pyOHの1H),7.53(1H,d,J 2.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-6),7.38(1H,dd,J 8.0,2.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-8),7.31(1H,br m,pyOHの1H),7.21(1H,d,J 8.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.79(1H,br m,pyOHの1H),5.00(1H,dd,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.86(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.70(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.59(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.42(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.40(3H,s,NCH3);m/z:410[M+H]+(実測値[M+H]+,410.1335,C21H19N3O6は、[M+H]+410.1347を必要とする)。
(S)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルチアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド(I-90)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.84(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.49(1H,d,J 4.5Hz,pyH-3),7.94(1H,s,pyH-3),7.31(1H,d,J 4.5Hz,pyH-5),7.26-7.24(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.10(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.72(1H,s,チアゾールH-5),5.04(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,t,J 10.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.10(2H,s,pyCH2チアゾール),3.94(2H,dt,J 12.0,4.5Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.54(2H,ddd,J 11.5,9.0,3.0Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.41(3H,s,NCH3),2.86-2.80(1H,m,pyranH-4),2.65(3H,s,チアゾールCH3),1.92-1.87(2H,m,ピランH-3の2H,H-5),1.79-1.71(2H,m,ピランH-3の2H,H-5);m/z:518[M+H]+(実測値[M+H]+,517.1914,C28H28N4O4Sは、[M+H]+517.1904を必要とする)。
(S)-4-((2-シアノピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-91)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.60-8.58(2H,m,pyH-6,CNpyH-6),7.62(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.57(1H,dd,J 8.5,4.5Hz,CNpyH-5),7.48(1H,dd,J 8.5,1.5Hz,CNpyH-4),7.28-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.13(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.00(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3),1.61(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:498[M+H]+(実測値[M+H]+,498.1777,C27H23N5O5は、[M+H]+498.1772を必要とする)。
(S)-4-((2-シアノピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-92)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.87(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.61-8.59(2H,m,pyH-6,CNpyH-6),7.62(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.57(1H,dd,J 8.5,4.5Hz,CNpyH-5),7.49(1H,dd,J 8.5,1.5Hz,CNpyH-4),7.32-7.30(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.15(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.13(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.78(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3);m/z:512[M+H]+(実測値[M+H]+,512.1584,C27H21N5O6は、[M+H]+512.1565を必要とする)。
(S)-4-((6-シアノピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-93)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.53(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.94(1H,s,pyH-3),7.74(1H,dd,J 8.0,7.5Hz,CN-pyH-4),7.56(1H,d,J 7.5Hz,CN-pyH-3又はH-5),7.38-7.32(2H,m,pyH-5,CN-pyH-3又はH-5),7.28-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.03(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.21(2H,s,pyCH2py),3.42(3H,s,NCH3),1.62(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:496[M+H]+,478[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,496.1998,C28H25N5O4は、[M+H]+496.1979を必要とする)。
(S)-4-((6-シアノピリジン-2-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-94)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.53(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.94(1H,s,pyH-3),7.74(1H,dd,J 8.0,7.5Hz,CN-pyH-4),7.56(1H,d,J 7.5Hz,CN-pyH-3又はH-5),7.36-7.34(2H,m,pyH-5,CN-pyH-3又はH-5),7.32-7.30(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.15(1H,d,J 8.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.05(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.78(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0 9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.22(2H,s,pyCH2py),3.42(3H,s,NCH3);m/z:510[M+H]+(実測値[M+H]+,510.1774,C28H23N5O5は、[M+H]+510.1772を必要とする)。
(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-95)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.51(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.13(1H,dt,J 5.0,1.5Hz,FpyH-6),7.60(1H,ddd,J 9.5,8.0,2.0Hz,FpyH-4),7.57(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.27(1H,ddd,J 8.0,5.0,1.0Hz,FpyH-5),7.26-7.23(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.09(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.98(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.00(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3),1.31(9H,s,C(CH3)3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-79.8(d,J 9.5Hz);m/z:490[M+H]+(実測値[M+H]+,489.1938,C27H25FN4O4は、[M+H]+489.1933を必要とする)。
(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-メチルチアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド(I-96)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.50(1H,dd,J 5.0,0.5Hz,pyH-3),7.95(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.32(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.25-7.22(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.08(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.73(1H,s,チアゾールH-4),5.03(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.11(2H,s,pyCH2チアゾール),3.42(3H,NCH3),2.66(3H,s,チアゾールCH3),1.31(9H,s,C(CH3)3);m/z:490[M+H]+(実測値[M+H]+,489.1954,C27H28N4O3Sは、[M+H]+489.1955を必要とする)。
(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)ピコリンアミド(I-97)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.52(1H,d,J 5.0Hz,pyH-3),7.96(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.70(1H,dd,J 8.0,7.5Hz,FpyH-4),7.35(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.26-7.23(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.09(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.00(1H,dd,J 7.5,2.0Hz,FpyH-43又はH-5),6.79(1H,dd,J 8.0,2.5Hz,FpyH-3又はH-5),5.03(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.11(2H,s,pyCH2Fpy),3.42(3H,s,NCH3),1.32(9H,s,C(CH3)3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-66.6(d,J 8.0Hz);m/z:488[M+H]+(実測値[M+H]+,487.2153,C28H27FN4O3は、[M+H]+487.2140を必要とする)。
(S)-4-((2-エチルチアゾール-4-イル)メチル)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-98)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.50(1H,d,J 4.5Hz,pyH-6),7.96(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.33(1H,dd,J 4.5,1.5Hz,pyH-5),7.27-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.72(1H,s,チアゾールH-4),5.04(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.12(2H,s,pyCH2チアゾール),3.42(3H,s,NCH3),2.98(2H,q,J 7.5Hz,CH2CH3),1.42(6H,s,C(CH3)2OH),1.35(3H,t,J 7.5Hz,CH2CH3);m/z:505[M+H]+,487[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,505.1902,C27H28N4O4Sは、[M+H]+505.1904を必要とする)。
(S)-4-((2-エチルチアゾール-4-イル)メチル)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-99)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.51(1H,dd,J 5.0,0.5Hz,pyH-6),7.96(1H,d,J 1.0Hz,pyH-3),7.33(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.31-7.28(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.15(1H,d,J 8.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.73(1H,s,チアゾールH-4),5.06(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,ddd,J 6.5,2.0,1.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.79(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.72(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.12(2H,s,pyCH2チアゾール),3.42(3H,s,NCH3),2.98(2H,q,J 7.5Hz,CH2CH3),1.35(3H,t,J 7.5Hz,CH2CH3);m/z:519[M+H]+(実測値[M+H]+,519.1712,C27H26N4O5Sは、[M+H]+519.1697を必要とする)。
(S)-4-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(7-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-100)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.87(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.54(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.42(1H,d,J 2.5Hz,FpyH-2,H-4又はH-6),8.30(1H,d,J 2.0Hz,FpyH-2,H-4又はH-6),7.64(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.31-7.29(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.18(1H,dt,J 9.0,2.5Hz,FpyH-2,H-4,H-6),7.13(1H,d,J 8.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.03(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.03(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.72(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3),2.57-2.51(2H,m,cBuの2H),2.38-2.31(2H,m,cBuの2H),1.93-1.86(2H,m,cBuの2H);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-123.3(J 8.0Hz);m/z:503[M+H]+,485[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,503.1731,C27H23FN4O5は、[M+H]+503.1725を必要とする)。
(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-101)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.87(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.53(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.41(1H,d,J 2.5Hz,FpyH-2,H-4又はH-6),8.30(1H,d,J 2.0Hz,FpyH-2,H-4又はH-6),7.64(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.26-7.22(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.18(1H,dt,J 9.0,2.5Hz,FpyH-2,H-4又はH-6),7.09(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.03(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3),1.32(9H,s,C(CH3)3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-123.2(d,J 8.0Hz);m/z:489[M+H]+(実測値[M+H]+,489.1932,C27H25FN4O4は、[M+H]+489.1933を必要とする)。
(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-3-イルオキシ)ピコリンアミド(I-102)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.53(1H,dd,J 4.6,1.5Hz,OpyH-6),8.49(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.46(1H,d,J 2.5Hz,OpyH-2),7.61(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.42(1H,ddd,J 8.0,2.5,1.5Hz,OpyH-4),7.37(1H,ddd,J 8.0,4.5,0.5Hz,OpyH-5),7.26-7.22(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.09(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.98(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3),1.31(9H,s,C(CH3)3);m/z:471[M+H]+(実測値[M+H]+,471.2039,C27H26N4O4は、[M+H]+471.2027を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-103)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.96(d,J=7.1Hz,1H),7.93(d,J=0.9Hz,1H),7.55(s,1H),7.47(t,J=7.7Hz,1H),7.35-7.27(m,2H),7.15(d,J=8.8Hz,1H),6.99(d,J=7.7Hz,1H),6.90(d,J=7.7Hz,1H),4.93(d,J=6.6Hz,2H),4.90-4.83(m,1H),4.79(dd,J=6.5,0.9Hz,2H),4.69(dd,J=9.8,7.2Hz,1H),4.32(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.94(s,2H),3.42(s,3H),2.52(s,3H)。LCMS:純度97%,MS(m/e)488(M+H)+。
(S)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-104)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.95(d,J=7.2Hz,1H),7.92(d,J=0.9Hz,1H),7.54(s,1H),7.51-7.43(m,1H),7.28-7.25(m,2H),7.10(d,J=8.8Hz,1H),7.02-6.95(m,1H),6.89(d,J=7.7Hz,1H),4.87(dt,J=11.2,7.3Hz,1H),4.67(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.29(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.97-3.91(m,4H),3.54(ddd,J=11.7,8.8,2.9Hz,2H),3.41(s,3H),2.83(dq,J=8.5,4.3Hz,1H),2.52(s,3H),1.94-1.87(m,2H),1.80-1.71(m,2H)。LCMS:純度94%,MS(m/e)500(M+H)+。
(±)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-((3S)-5-メチル-4-オキソ-7-(4,4,4-トリフルオロ-3-ヒドロキシブト-1-イン-1-イル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-105)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(app s,1H),7.89(d,J=7.0Hz,1H),7.72(app td,J=8.3,7.4Hz,1H),7.59(d,J=0.8Hz,1H),7.46-7.34(m,2H),7.19(d,J=8.1Hz,1H),7.05(dd,J=7.3,2.5Hz,1H),6.78(dd,J=8.2,2.8Hz,1H),4.97(q,J=5.8Hz,1H),4.86(dt,J=11.2,7.1Hz,1H),4.71(dd,J=9.8,7.2Hz,1H),4.38-4.27(m,1H),3.93(s,2H),3.41(s,3H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.29(d,J=8.2Hz),-79.65(d,J=5.8Hz)。LCMS:純度91%,MS(m/e)518(M+H)+。
(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-106)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.98(app q,J=0.8Hz,1H),7.90(d,J=7.1Hz,1H),7.73(td,J=8.3,7.4Hz,1H),7.59(d,J=0.9Hz,1H),7.28(dd,J=1.9,0.4Hz,1H),7.25(dd,J=8.2,2.0Hz,1H),7.12(app dd,J=8.2,0.4Hz,1H),7.05(app ddd,J=7.4,2.5,0.7Hz,1H),6.79(ddd,J=8.2,2.8,0.6Hz,1H),4.85(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.69(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.28(dd,J=11.2,9.7Hz,1H),3.93(s,2H),3.41(s,3H),1.32(s,9H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.29(d,J=8.4Hz)。LCMS:純度98%,MS(m/e)476(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(5-メチル-7-(3-メチル-3-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ブト-1-イン-1-イル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-107)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.98(app s,1H),7.89(d,J=7.1Hz,1H),7.72(td,J=8.2,7.3Hz,1H),7.59(s,1H),7.31-7.23(m,2H),7.13(d,J=8.3Hz,1H),7.05(app dd,J=7.4,2.5Hz,1H),6.79(app dd,J=8.2,2.8Hz,1H),4.85(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.69(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.29(dd,J=11.2,9.8Hz,1H),4.05-3.95(m,2H),3.93(s,2H),3.41(s,3H),3.40-3.32(m,2H),1.76(app d,J=3.3Hz,1H),1.64-1.43(m,4H),1.27(s,6H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.26(d,J=8.2Hz)。LCMS:純度96%,MS(m/e)546(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-108)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.00-7.94(m,2H),7.68(app td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.55(app s,1H),7.30-7.23(m,2H),7.15-7.08(m,1H),6.99(dd,J=7.3,2.4Hz,1H),6.77(dd,J=8.2,2.8Hz,1H)。4.93-4.83(m,3H),4.80(dd,J=7.3,5.5Hz,2H),4.68(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),4.15-4.00(m,1H),3.92(s,2H),3.41(s,3H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-66.97(d,J=8.0Hz)。LCMS:純度97%,MS(m/e)476(M+H)+。
(S)-N-(5-メチル-7-(オキセタン-3-イルエチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-109)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.98(s,1H),7.89(d,J=7.1Hz,1H),7.61(s,1H),7.34(d,J=1.9Hz,1H),7.31(dd,J=8.2,2.0Hz,1H),7.15(d,J=8.2Hz,1H),7.12-6.94(m,3H),4.92-4.81(m,3H),4.76(dd,J=7.2,5.5Hz,2H),4.70(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.30(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),4.07(app tt,J=8.5,7.2Hz,3H),3.41(s,3H),2.57(s,3H)。LCMS:純度97%,MS(m/e)472(M+H)+。
(S)-N-(7-ブロモ-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)オキシ)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-110)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.27(d,J=0.8Hz,1H),7.95(d,J=7.1Hz,1H),7.82(q,J=8.0Hz,1H),7.73(d,J=0.9Hz,1H),7.44(d,J=2.3Hz,1H),7.39(dd,J=8.6,2.3Hz,1H),7.13(d,J=8.5Hz,1H),6.86(app dd,J=8.3,1.8Hz,1H),6.67(app dd,J=7.5,2.8Hz,1H)。,4.90(dt,J=11.2,7.3Hz,1H),4.73(dd,J=9.8,7.4Hz,1H),4.33(dd,J=11.3,9.8Hz,1H),3.42(s,3H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-69.89(d,J=8.3Hz)。LCMS:純度99%,MS(m/e)477(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)オキシ)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-111)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.27(d,J=0.8Hz,1H),7.96(d,J=7.0Hz,1H),7.82(q,J=8.0Hz,1H),7.73(s,1H),7.32(d,J=1.9Hz,1H),7.30(dd,J=8.2,2.0Hz,1H),7.15(d,J=8.2Hz,1H),6.86(d,J=7.9Hz,1H),6.67(dd,J=7.2,2.5Hz,1H)。,4.89(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.73(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.32(dd,J=11.2,9.8Hz,1H),3.92(app dt,J=11.6,4.4Hz,2H),3.52(app ddd,J=11.6,8.9,2.8Hz,2H),3.43(s,3H),2.85(app tt,J=8.7,4.1Hz,1H),1.91-1.62(m,4H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-69.89(d,J=8.3Hz)。LCMS:純度96%,MS(m/e)506(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-112)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 8.27(s,1H),7.97(d,J=7.0Hz,1H),7.82(q,J=8.0Hz,1H),7.35(d,J=1.9Hz,1H),7.31(dd,J=8.2,2.0Hz,1H),7.17(d,J=8.3Hz,1H),6.86(dd,J=8.1,1.5Hz,1H),6.67(dd,J=7.8,2.5Hz,1H),4.89(dt,J=11.2,7.2Hz,1H),4.74(dd,J=9.8,7.3Hz,1H),4.33(dd,J=11.2,9.7Hz,1H),3.43(s,3H),1.60(s,6H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-69.88(d,J=8.2Hz)。LCMS:純度96%,MS(m/e)502(M+Na)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-113)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.97(q,J=0.9Hz,1H),7.95(s,1H),7.68(td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.53(d,J=0.8Hz,1H),7.30-7.25(m,2H),7.25-7.18(m,1H),7.04-6.94(m,1H),6.76(ddd,J=8.1,2.8,0.7Hz,1H),4.93(dd,J=6.6,0.8Hz,2H),4.79(dd,J=6.6,0.9Hz,2H),4.45(dt,J=11.4,7.4Hz,1H),3.91(s,2H),3.41(s,3H),2.95-2.80(m,1H),2.75-2.60(m,2H),2.14-2.04(m,1H),2.03(s,1H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-67.08(d,J=8.2Hz)。LCMS:純度97%,MS(m/e)490(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-114)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(t,J=0.9Hz,1H),7.88(d,J=7.4Hz,1H),7.71(td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.55(d,J=0.8Hz,1H),7.28-7.23(m,3H),7.04(ddd,J=7.4,2.5,0.6Hz,1H),6.77(ddd,J=8.2,2.9,0.6Hz,1H),4.39(dt,J=11.4,7.4Hz,1H),3.92(s,2H),3.39(s,3H),2.96-2.81(m,1H),2.75-2.60(m,2H),2.12-1.98(m,1H),1.59(s,6H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.35(d,J=8.1Hz)。LCMS:純度95%,MS(m/e)476(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-(4-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-115)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(q,J=0.9Hz,1H),7.87(d,J=7.4Hz,1H),7.71(td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.55(d,J=0.8Hz,1H),7.28-7.18(m,3H),7.04(ddd,J=7.4,2.6,0.7Hz,1H),6.77(ddd,J=8.1,2.8,0.7Hz,1H),4.38(dt,J=11.5,7.4Hz,1H),3.92(s,2H),3.48(d,J=6.8Hz,2H),3.39(s,3H),2.95-2.81(m,1H),2.73-2.58(m,2H),2.09-2.01(m,1H)(td,J=11.5,8.0Hz,1H),1.82(t,J=6.9Hz,1H),1.29(s,6H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.35(d,J=8.3Hz)。LCMS:純度94%,MS(m/e)490(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((4-ヒドロキシテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-116)
1H NMR(400MHz,メチレンクロリド-d2)δ 7.97(d,J=1.0Hz,1H),7.88(d,J=7.4Hz,1H),7.76-7.67(m,1H),7.56(app m,1H),7.32-7.20(m,3H),7.04(dd,J=7.4,2.5Hz,1H),6.77(dd,J=8.2,2.8Hz,1H),4.39(dt,J=11.5,7.3Hz,1H),3.92(s,2H),3.90-3.86(m,1H),3.68(ddd,J=11.8,9.1,2.9Hz,2H),3.39(s,3H),2.94-2.84(m,1H),2.72-2.61(m,3H),2.13-1.95(m,3H),1.90-1.82(m,2H)。19F NMR(376MHz,メチレンクロリド-d2)δ-68.30(d,J=8.5Hz)。LCMS:純度97%,MS(m/e)518(M+H)+。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-N-(8-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-117)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.97(q,J=0.9Hz,1H),7.95(s,1H),7.67(td,J=8.2,7.4Hz,1H),7.53(d,J=0.9Hz,1H),7.27(d,J=6.9Hz,2H),7.22-7.15(m,1H),6.98(dd,J=7.5,2.4Hz,1H),6.76(dd,J=8.2,2.9Hz,1H),4.45(dt,J=11.0,7.3Hz,1H),3.91(s,2H),3.41(s,3H),2.94-2.81(m,1H),2.75-2.59(m,2H),2.59-2.44(m,2H),2.40-2.24(m,2H),2.23(s,1H),2.11-2.03(m,1H)1.94-1.81(m,2H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-67.09(d,J=8.1Hz)。LCMS:純度96%,MS(m/e)488(M+H)+。
(S)-N-(8-ブロモ-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-118)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.96-7.88(app m,2H),7.52(d,J=0.8Hz,1H),7.46(t,J=7.7Hz,1H),7.35-7.30(m,2H),7.14-7.08(app m,1H),6.97(d,J=7.6Hz,1H),6.89(d,J=7.7Hz,1H),4.45(app dt,J=11.1,7.4Hz,1H),3.94(s,2H),3.39(s,3H),2.88-2.74(m,1H),2.74-2.60(m,2H),2.52(s,3H),2.12-1.95(m,1H)。LCMS:純度99%,MS(m/e)470(M+H)+。
(S)-N-(8-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-119)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.97-7.91(app m,2H),7.52(d,J=0.8Hz,1H),7.46(t,J=7.7Hz,1H),7.27-7.14(m,3H),6.98(d,J=7.6Hz,1H),6.89(d,J=7.7Hz,1H),4.44(app dt,J=11.1,7.4Hz,1H),3.94(s,2H),3.40(s,3H),2.93-2.78(m,1H),2.77-2.60(m,2H),2.52(s,3H),2.10-2.04(m,1H),2.03(s,1H),1.61(s,6H)。LCMS:純度92%,MS(m/e)472(M+H)+。
(S)-N-(8-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-120)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.97-7.91(m,2H),7.52(d,J=0.8Hz,1H),7.46(t,J=7.7Hz,1H),7.27(s,2H),7.24-7.18(m,1H),6.98(d,J=7.6Hz,1H),6.89(d,J=7.7Hz,1H),4.93(d,J=6.7Hz,2H),4.79(dd,J=6.6,0.9Hz,2H),4.44(dt,J=11.4,7.5Hz,1H),3.94(s,2H),3.40(s,3H),2.95-2.80(m,1H),2.75(d,J=16.6Hz,1H),2.73-2.59(m,2H),2.52(s,3H),2.08(app td,J=11.4,7.7Hz,1H)。LCMS:純度92%,MS(m/e)486(M+H)+。
(S)-N-(6-フルオロ-8-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-121)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.98(s,1H),7.93(d,J=7.6Hz,1H),7.68(s,1H),7.53(d,J=0.9Hz,1H),7.07-7.01(m,2H),7.01-6.96(m,1H),6.78-6.74(m,1H),4.45(dt,J=11.3,7.7Hz,1H),3.92(s,2H),3.39(s,3H),3.10(dd,J=13.5,6.6Hz,1H),2.72-2.58(m,1H),2.51(tdd,J=13.4,7.6,2.3Hz,1H),2.13-2.00(m,1H),1.61(s,6H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-67.09,-116.77。LCMS:純度95%,MS(m/z)516.0(M+Na)+。
(S)-N-(6-フルオロ-8-(4-ヒドロキシ-3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-1-メチル-2-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-3-イル)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキサミド(I-122)
1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 7.98(s,1H),7.93(d,J=7.7Hz,1H),7.68(q,J=7.4Hz,1H),7.53(s,1H),7.06-7.00(m,2H),6.98(ddd,J=7.4,2.4,0.7Hz,1H),6.79-6.74(m,1H),4.44(dt,J=11.3,7.7Hz,1H),3.92(s,2H),3.50(s,2H),3.39(s,3H),3.09(dd,J=13.5,6.6Hz,1H),2.72-2.58(m,1H),2.50(tdd,J=13.4,7.5,2.3Hz,1H),2.12-2.01(m,1H),1.29(s,6H)。19F NMR(376MHz,クロロホルム-d)δ-67.09,-117.08。LCMS:純度99%,MS(m/z)530.1(M+Na)+。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-(トリフルオロメチル)チアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド(I-123)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.88(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.55(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.98(1H,br s,pyH-3),7.36(1H,dd,J 5.0,1.5Hz,pyH-5),7.29-7.26(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.15(1H,s,チアゾールH-4),7.13(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.05(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.73(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.24(2H,s,pyCH2チアゾール),3.43(3H,s,NCH3),1.63(6H,s,C(CH3)2OH);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-61.1;m/z:545[M+H]+,527[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,545.1483,C26H23F3N4O4Sは、[M+H]+545.1465を必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((2-(トリフルオロメチル)チアゾール-4-イル)メチル)ピコリンアミド(I-124)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.88(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.55(1H,d,J 5.0Hz,pyH-6),7.98(1H,s,pyH-3),7.36(1H,dd,J 5.0,1.5Hz,pyH-5),7.33-7.31(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.16(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.16(1H,s,チアゾールH-4),5.07(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.93(2H,dd,J 6.5,1.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.80(2H,d,J 7.0Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.73(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.32(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.24(2H,s,pyCH2チアゾール),3.43(3H,s,NCH3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-61.1;m/z:559[M+H]+(実測値[M+H]+,559.1273,C26H21F3N4O5Sは、[M+H]+559.1258を必要とする)。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-125)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.51(1H,d,J 6.6Hz,pyH-6),8.13(1H,br d,J 5.0Hz,OpyH-6),7.63-7.57(1H,m,OpyH-4又はH-5),7.57(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.29-7.26(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.98(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.02(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.95(2H,ddd,J 12.5,5.5,4.0Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.55(2H,ddd,J 11.5,8.5,3.0Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.43(3H,s,NCH3),2.87-2.82(1H,m,pyranH-4),1.961.88(2H,m,ピランH-3の2H,H-5),1.80-1.74(2H,m,ピランH-3の2H,H-5);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-79.8(d,J 9.5Hz);m/z:517[M+H]+(実測値[M+H]+,517.xxxx,C28H25FN4O5は、[M+H]+517.xxxxを必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-126)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.44(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.66(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.35(1H,d,J 1.0Hz,ピラゾールH-3又はH-5),7.31(1H,s,ピラゾールH-3又はH-5),7.29-7.26(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.13(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.03(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.03(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.91(3H,s,ピラゾールCH3),3.43(3H,s,NCH3),1.63(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:476[M+H]+(実測値[M+H]+,476.xxxx,C25H23N5O5は、[M+H]+476.xxxxを必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-127)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.44(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.66(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.35(1H,s,ピラゾールH-3又はH-5),7.33-7.30(3H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8,ピラゾールH-3又はH-5),7.16(1H,d,J 8.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.03(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.03(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.93(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.79(2H,dd,J 7.0,0.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.72(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.90(3H,s,ピラゾールCH3),3.43(3H,s,NCH3);m/z:490[M+H]+(実測値[M+H]+,490.xxxx,C25H23N5O6は、[M+H]+490.xxxxを必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-2-イルオキシ)ピコリンアミド(I-128)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.88(1H,d,J 7.0Hz,NH),8.73(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.09(1H,d,J 2.0Hz,pyH-3),7.68(1H,dd,J 5.5,2.0Hz,pyH-57.41(1H,ddd,J 9.5,6.5,2.0Hz,OpyH-4),7.32(1H,ddd,J 7.0,2.0,0.5Hz,OpyH-6),7.29-7.26(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.13(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.65(1H,dd,J 9.5Hz,OpyH-3),6.30(1H,td,J 7.0,1.0Hz,OpyH-5),5.06(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.74(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.44(3H,s,NCH3),1.62(6H,s,C(CH3)2)OH);m/z:455[M+H]+(実測値[M+H-H2O]+,473.xxxx,C26H24N4O5は、[M+H]+473.xxxxを必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(ピリジン-2-イルオキシ)ピコリンアミド(I-129)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.88(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.73(1H,dd,J 5.5,0.5Hz,pyH-6),8.09(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.67(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),7.41(1H,ddd,J 9.0,6.5,2.0Hz,OpyH-4),7.33-7.29(3H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8,OpyH-6),7.16(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.65(1H,br d,J 9.0Hz,OpyH-3),6.31(1H,td,J 7.0,1.0Hz,OpyH-5),5.06(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.92(2H,ddd,J 7.0,2.0,0.5Hz,オキセタンH-2,H-4),4.78(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.75(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.32(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 168.8,163.0,161.4,151.1,150.5,149.6,149.1,140.5,136.3,136.1,130.9,126.6,124.1,123.3,122.3,119.4,119.3,107.1,88.8,84.7,84.5,77.1,67.4,49.4,35.5;m/z:487[M+H]+(実測値[M+H]+,487.xxxx,C26H22N4O6は、[M+H]+487.xxxxを必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-130)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.88(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.51(1H,d,J 6.0Hz,pyH-6),7.77(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.66(1H,t,J 8.0Hz,MepyH-4),7.28-7.26(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.17(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),7.12(1H,dd,J 7.5,1.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.00(1H,d,J 7.5Hz,MepyH-3又はH-5),7.79(1H,d,J 8.0Hz,MepyH-3又はH-5),5.04(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.72(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3),2.45(3H,s,pyCH3),1.62(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:487[M+H]+,469[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,487.xxxx,C27H26N4O5は、[M+H]+487.xxxxを必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-131)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.88(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.51(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.77(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.66(1H,t,J 8.0Hz,MepyH-4),7.31-7.29(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.18(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),7.15(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.00(1H,d,J 7.5Hz,MepyH-3又はH-5),6.79(1H,d,J 8.0Hz,MepyH-3又はH-5),5.06(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.93(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.79(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.73(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.33(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3),2.45(3H,s,pyCH3);m/z:501[M+H]+(実測値[M+H]+,501.xxxx,C27H24N4O6は、[M+H]+501.xxxxを必要とする)。
(S)-N-(7-(3,3-ジメチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-132)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.43(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.66(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.35(1H,s,ピラゾールH-3又はH-5),7.31(1H,s,ピラゾールH-3又はH-5),7.26-7.23(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.09(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.02(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.27(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.90(3H,s,ピラゾールCH3),3.43(3H,s,NCH3),1.32(9H,s,C(CH3)3);m/z:474[M+H]+(実測値[M+H]+,474.xxxx,C26H27N5O4は、[M+H]+474.xxxxを必要とする)。
(S)-N-(7-((1-ヒドロキシシクロブチル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-((1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)ピコリンアミド(I-133)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.43(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.66(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.35(1H,d,J 1.0Hz,ピラゾールH-3又はH-5),7.31-7.28(3H,m,ピラゾールH-3又はH-5,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.13(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.02(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.03(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.71(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.90(3H,s,ピラゾールCH3),3.43(3H,s,NCH3),2.57-2.51(2H,m,cBuH-2の2H,H-4),2.39-2.31(2H,m,cBuH-2の2H,H-4),1.93-1.86(2H,m,cBuH-3);13C(100MHz,CDCl3)δ168.9,166.7,163.6,151.1,150.0,137.6,136.2,131.2,130.9,126.5,123.1,121.4,120.3,113.5,109.4,93.3,82.0,77.2,68.2,49.4,39.8,38.6,35.4,13.0;m/z:488[M+H]+(実測値[M+H]+,488.xxxx,C26H25N5O5は、[M+H]+488.xxxxを必要とする)。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)オキシ)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-134)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.88(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.57(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.85(1H,q,J 8.0Hz,FpyH-4),7.81(1H,d,J 2.0Hz,pyH-3),7.28-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.24(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.89(1H,dd,JHz,J 8.0,1.0Hz,FpyH-3又はH-5),6.74(1H,dd,JHz,J 8.0,2.5Hz,FpyH-3又はH-5),5.04(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.73(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.30(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3),1.62(6H,s,C(CH3)2OH);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-67.3(d,J 8.0Hz);m/z:490[M+H]+(実測値[M+H]+,490.xxxx,C26H23FN4O5は、[M+H]+490.xxxxを必要とする)。
(S)-4-((6-フルオロピリジン-2-イル)オキシ)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-135)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.88(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.57(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.85(1H,q,J 8.0Hz,FpyH-4),7.81(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.32-7.30(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.25(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),7.16(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.90(1H,dd,J 8.0,1.5Hz,FpyH-3又はH-5),6.74(1H,dd,J 8.0,2.5Hz,FpyH-3又はH-5),5.05(1H,dt,J 11.0,7.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.93(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.79(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.73(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.33(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.43(3H,s,NCH3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-67.3(d,J 8.0Hz);m/z:505[M+H]+(実測値[M+H]+,505.xxxx,C26H21FN4O6は、[M+H]+505.xxxxを必要とする)。
(S)-4-((1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-136)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.44(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),7.67(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.35(1H,d,J o.5Hz,ピラゾールH-3又はH-5),7.31(1H,s,ピラゾールH-3又はH-5),7.28-7.25(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.03(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.03(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.95(2H,ddd,J 11.5,5.5,4.0Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.90(3H,s,ピラゾールNCH3),3.52(2H,ddd,J 11.5,9.0,3.0Hz,ピランH-2の2H,H-6),3.43(3H,s,NCH3),2.88-2.81(1H,m,pyranH-4),1.94-1.88(2H,m,ピランH-3の2H,H-5),1.80-1.72(2H,m,ピランH-3の2H,H-5);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ169.0,166.7,163.6,151.4,150.0,149.7,137.6,136.2,131.3,130.8,126.4,123.0,121.5,121.2,113.5,109.4,93.0,80.1,77.2,66.4,49.4,39.9,35.4,32.2,26.8;m/z:502[M+H]+(実測値[M+H]+,502.xxxx,C27H27N5O5は、[M+H]+502.xxxxを必要とする)。
(S)-N-(7-(3-ヒドロキシ-3-メチルブタ-1-イン-1-イル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(オキサゾール-4-イルメチル)ピコリンアミド(I-137)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.52(1H,dd,J 5.0,0.5Hz,pyH-6),7.96(1H,d,J 2.0Hz,pyH-6),7.84(1H,s,オキサゾールH-2又はH-5),7.43(1H,d,J 1.0Hz,オキサゾールH-2又はH-5),7.34(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.28-7.26(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.12(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.04(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.72(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.29(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.94(2H,s,pyCH2オキサゾール),3.42(3H,s,NCH3),1.62(6H,s,C(CH3)2OH);m/z:461[M+H]+,443[M+H-H2O]+(実測値[M+H]+,461.xxxx,C25H24N4O5は、[M+H]+461.xxxxを必要とする)。
(S)-N-(7-((3-ヒドロキシオキセタン-3-イル)エチニル)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)-4-(オキサゾール-4-イルメチル)ピコリンアミド(I-138)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.87(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.52(1H,dd,J 5.0,0.5Hz,pyH-6),7.96(1H,dd,J 2.0,0.5Hz,pyH-3),7.84(1H,s,オキサゾールH-2又はH-5),7.44(1H,d,J 1.0Hz,オキサゾールH-2又はH-5),7.35(1H,dd,J 5.0,2.0Hz,pyH-5),7.33-7.30(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.16(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),5.06(1H,dt,J 11.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.93(2H,ddd,J 6.5,2.0,1.0Hz,オキサタンH-2の2H,H-4),4.79(2H,d,J 6.5Hz,オキセタンH-2の2H,H-4),4.72(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.31(1H,dd,J 11.5,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.94(2H,s,pyCH2オキサゾール),3.43(3H,s,NCH3);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ169.0,164.0,151.5,150.6,149.3,149.0,148.7,137.4,136.4,135.6,130.9,126.8,126.6,123.3,122.5,119.3,88.6,84.3,84.5(2C),77.2,67.5,49.3,35.5,31.9;m/z:475[M+H]+(実測値[M+H]+,475.xxxx,C25H22N4O6は、[M+H]+475.xxxxを必要とする)。
tert-ブチル(S)-4-((3-(4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)ピコリンアミド)-5-メチル-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-7-イル)エチニル)ピペリジン-1-カルボキシレート(I-139)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.86(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.51(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.12(1H,dt,J 4.5,1.5Hz,FpyH-6),7.60(1H,ddd,J 9.5,8.0,2.0Hz,FpyH-4又はH-5),7.56(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.29-7.24(3H,m,FpyH-4又はH-5,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.10(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.98(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.70(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.79-3.71(2H,m,ピペリジンH-2の2H,H-6),3.42(3H,s,NCH3),3.22(2H,ddd,J 13.5,9.0,3.5Hz,ピペリジンH-2の2H,H-6),2.82-2.74(1H,m,ピペリジンH-4),1.88-1.83(2H,m,ピペリジンH-3の2H,H-5),1.70-1.64(2H,m,ピペリジンH-3の2H,H-5),1.46(9H,s,C(CH3)3);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-79.8(d,J 9.5Hz),;m/z:560[M+H-C4H8]+,516[M+H-C4H8-CO2]+(実測値[M+H]+,504.xxxx,C33H34FN5O6は、[M+H]+504.xxxxを必要とする)。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(5-メチル-7-((1-メチルピペリジン-4-イル)エチニル)-4-オキソ-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-140)
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.57(1H,d,J 5.5Hz,pyH-3),8.14(1H,ddd,J 4.5,2.0,1.5Hz,FpyH-6),7.85(1H,ddd,J 9.5,9.0,2.0Hz,FpyH-4又はH-5),7.50(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.44-7.41(2H,m,オキソベンゾオキサザピンH-6,FpyH-4又はH-5),7.29(1H,dd,J 8.0,2.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-8),7.16(1H,d,J 8.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),7.15(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),4.97(1H,dd,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.61(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.39(1H,dd,J 11.5,10.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.39(3H,s,NCH3),3.10(2H,ddd,J 12.5,6.0,4.0Hz,ピペリジンH-2の2H,H-6),2.85-2.78(1H,m,ピペリジンH-4),2.76(2H,ddd,J 12.5,9.0,3.0Hz,ピペリジンH-2の2H,H-6),1.98-1.91(2H,m,ピペリジンH-3の2H,H-5),1.74-1.65(2H,m,ピペリジンH-3の2H,H-5);19F NMR(380MHz,CD3OD)δ-83.6(d,J 9.5Hz);m/z:516[M+H]+(実測値[M+H]+,516.xxxx,C28H26FN5O3は、[M+H]+516.xxxxを必要とする)。
(S)-4-((2-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)-N-(5-メチル-4-オキソ-7-(ピペリジン-4-イルエチニル)-2,3,4,5-テトラヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-3-イル)ピコリンアミド(I-141)
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.85(1H,d,J 7.5Hz,NH),8.51(1H,d,J 5.5Hz,pyH-6),8.12(1H,dt,J 4.5,1.5Hz,FpyH-6),7.60(1H,ddd,J 9.5,8.0,2.0Hz,FpyH-4又はH-5),7.56(1H,d,J 2.5Hz,pyH-3),7.29-7.24(3H,m,FpyH-4又はH-5,オキソベンゾオキサザピンH-6,H-8),7.11(1H,d,J 9.0Hz,オキソベンゾオキサザピンH-9),6.98(1H,dd,J 5.5,2.5Hz,pyH-5),5.01(1H,dt,J 11.0,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-3),4.69(1H,dd,J 9.5,7.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),4.28(1H,dd,J 11.0,9.5Hz,オキソベンゾオキサザピンH-2の1H),3.42(3H,s,NCH3),2.85-2.76(2H,m,ピペリジンH-2の2H,H-6),2.73-2.65(1H,m,ピペリジンH-4),2.44-2.32(5H,m,ピペリジンH-2の2H,H-6,NCH3),2.05-2.00(2H,m,ピペリジンH-3の2H,H-5),1.87-1.79(2H,m,ピペリジンH-3の2H,H-5);19F NMR(380MHz,CDCl3)δ-79.8(d,J 8.0Hz);m/z:530[M+H]+(実測値[M+H]+,530.xxxx,C29H28FN5O3は、[M+H]+530.xxxxを必要とする)。
実施例12
本実施例では、ADP-Glo(商標)技術を使用する生化学的アッセイを使用して、開示の化合物を評価した。
ADP-Glo(商標)(Promega、Madison,WI,USA)試薬を周囲温度で解凍した。キナーゼ検出緩衝液を凍結乾燥キナーゼ検出基質と混合することによって、キナーゼ検出試薬を調製した。
1000μlの1MのMgCl2、500μlの1MのTris-HCL(pH7.4)、0.5mg/ml(25mg)のBSA、及び3475μlの蒸留H2Oを混合することによって、500mlストック体積の5×反応キナーゼ緩衝液を作製した。100μMのDTT及び4mMのMnCl2の最終濃度を含有する、3mlの2×ワーキングストック体積の反応キナーゼ緩衝液を作製した。
RIPK1酵素(Rigel Pharmaceuticals、South San Francisco,CA,USA)の構成成分を氷上で解凍した。(2×緩衝液から希釈した)1×キナーゼ反応緩衝液で希釈したRIPK1を31ng/ウェルに調製した。(2×緩衝液から希釈した)1×キナーゼ反応緩衝液で、166μMのワーキングストックATPアッセイ溶液を調製した。
化合物をDMSOで250uMから4倍希釈で段階希釈し、次いで96ウェルプレート内で、2×反応緩衝液で1:5に希釈した。1.0ulの希釈化合物を、複製の384ウェルプレートに添加した。2μlの希釈した活性RIPK1を384ウェルプレートに添加し(カラム1には添加しない)、2×rxn緩衝液をカラム1に添加する。150nMのAKT(Anaspec、Fremont,CA,USA)を等量のATPワーキングストックと合わせ、384ウェルプレートに2ul/ウェルを添加した。最終反応体積は、5.0μlであった。
プレートを素早く遠心分離し、反応物を30℃で30分間インキュベートした。5μlのADP-Glo(商標)を添加して、反応を終了させた。プレートを素早く遠心分離し、反応物を室温で40分間インキュベートした。次いで、キナーゼ検出試薬を添加し、室温で30分間インキュベートした。キナーゼ反応の相対光単位(RLU)は、Wallac Victor2 Luminometer(PerkinElmer、Waltham,MA,USA)を使用する発光(Luminescence 0.1s)によって決定した。本実施例から得たIC50値を表1に提供する。
実施例13
本実施例では、U937及びL929細胞を本開示の化合物に曝露させ、細胞ネクロトーシスアッセイを実行して、ヒトRIP1及びマウスRIP1に対する化合物の活性を評価した。
U937及びL929細胞は、American Type Culture Collection(Manassa、VA,USA)から入手した。5%のCO2を含む37℃の10%のウシ胎児血清(Sigma、ST Louis,MO,USA)を補充した完全RPMI1640培地(Sigma、ST Louis,MO,USA)中の両方の細胞を、対数増殖期に維持した。ネクロトーシスアッセイのために、L929細胞をCostar 96ウェル黒色透明底プレート(Fisher Scientific,Hampton,NH,USA)において10K細胞/ウェルで100μL/ウェル培地に18時間、播種した。U937細胞を、アッセイの当日に、60uM zVAD-fmk(Lonza,Basel,Switzerland)を含む50μL/ウェル培地に50K細胞/ウェルで播種した。L929細胞の培地を96ウェルプレートから除去し、40uMのzVAD-fmkを含有する50μL/ウェルの新しい培地と交換した。本実施例で評価した本開示の各化合物は、4倍希釈で2.5mMからDMSOで段階希釈し、次いで完全培地で1:125に希釈した。次いで、50μL/ウェルの2×化合物をプレートの細胞に添加した。細胞を化合物と37℃で1時間、5%のCO2でプレインキュベートした後、10μL/ウェルの11×TNFa(Peprotech、Rocky Hill,NJ,USA)を添加して、TNFaの最終濃度を2ng/mLにした。ネクロトーシス細胞の相対量は、37℃の5%のCO2でのTNFa刺激の18時間後に、Wallac Victor2 Luminometer(PerkinElmer、Waltham,MA,USA)、及び製造業者の指示書に従って添加したCellTiter-Glo(登録商標)Luminescent Cell Viability Reagent Assay(Promega、Madison,WI,USA)を使用する発光によって決定した。本実施例の結果を表2に要約する。本実施例は、本明細書に記載の化合物の実施形態が、ヒトRIP1及びマウスRIP1に対して予想外に強力な活性を有し、これによって、疾患のインビボマウスモデルにおけるそれらの評価が可能になることを確立している。これらの結果は、ヒトでの安全かつ有効な投与の決定に有用である。
*NDは、活性が検出されなかったか、又は阻害曲線が人為結果を示したことを示す。この値は、必ずしも不活性な化合物を示さないが、実験が何らかの理由でデータを得ることができなかったことを示している。例として、不溶性化合物又は他の実験的人為結果は、「ND」の値を生じ得る。
実施例14
本実施例では、急性低体温症マウスモデルアッセイを使用して、本明細書に開示の化合物がTNF-アルファ誘発性低体温症を阻害する能力を評価した。
雌C57BL/6マウスをランダムな群に分け、1日目に計量する。研究の日(0日目)に、マウスにビヒクル又は試験物品を強制経口投与する。試験薬剤の経口投与の15分後に、組換えヒト腫瘍壊死因子アルファ(TNF-a、25.0μg)及びzVAD-FMK(200μg)を含有する溶液の腹腔内(IP)注射を各マウスに投与する。直腸プローブ温度測定デバイスを介して、0時間(IP注射前)、及び1時間ごとに体温を測定する。TNF-a及びzVAD/FMKのIP注射の3時間後に、CO2窒息によってマウスを安楽死させ、心臓穿刺を介して血液を収集する。サイトカイン及び化合物レベルの決定用に、血清及び血漿をそれぞれ採取する。TNFa/zVAD-FMK投与時の血漿中の化合物レベルを決定するために、別個の群のマウス(サテライトマウス)を含める。
発明のある特定の実施形態は、血液脳関門を通過するための、化合物、複数の化合物、又はそれらの組成物を提供する。開示の化合物及び組成物の実施形態は、神経性疾患における潜在的な療法として十分な脳浸透を呈する。脳への浸透は、げっ歯類でのインビボ薬物動態研究で測定した脳中遊離/血漿比(Bu/Pu)を評価することによって評価することができる。例として、化合物I-104は、1.7のBu/Pu比を示した。他の実施例は、より高い分配比を示し、例えば、化合物I-120は、10.98のBu/Pu分配比を示した。理論に縛られることなく、より高い脳/血漿分配比を有する化合物は、神経障害に対してより薬理学的に活性である可能性があると考えられている。脳への浸透を評価するための他の方法は、当業者には既知である。例えば、Liu,X.et al.,J.Pharmacol.Exp.Therap.,325:349-56,2008を参照されたい。1I-MDR1透過性。この方法では、受身膜透過性(Papp)及びP-gp(P-糖タンパク質)基質流出電位は、BBBを介した化合物の有効透過性のインビトロモデルとしてMDCKII-MDR1細胞株を使用して決定される。MDCKII-MDR1流出比が2.5以下の化合物は、血液脳関門を通過する能力を示す可能性がある。
実施例15
2-((トリメチルシリル)エチニル)スピロ[3.3]ヘプタン-2-オール
撹拌棒を含む二口フラスコを加熱し、真空下で室温まで冷却し、バルーンによってアルゴンを埋め戻した。トリメチルシリルアセチレン(1.4mL、1.0g、10.2mmol)、続いて乾燥THFをフラスコに移し、-78℃まで冷却した。上の撹拌溶液にn-BuLi(ヘキサン中1.6Mの溶液、7.0mL、11.2mmol)を15分の期間、滴加した。30分後、反応溶液にスピロ[3.3]ヘプタノン(1.0mL、1.0g、9.09mmol)を15分間添加し、同じ温度で1時間、及び0℃で1時間撹拌した。反応溶液を氷冷NH4Cl水溶液(5mL)でゆっくりとクエンチし、濃縮して揮発性物質を除去し、Et2O(30mL)及びH2O(10mL)で希釈した。有機層を分離したら、水層を追加のEt2O(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(15mL)で洗浄し、無水Na2SO4で撹拌し、研磨濾過し、濃縮した。粗濃縮物を高真空下で乾燥させると、2-((トリメチルシリル)エチニル)スピロ[3.3]ヘプタン-2-オール(1.71g、81%)が白色固体として得られ、これを更に精製することなく次のステップで使用した。1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 2.54-2.43(m,2H),2.26-2.19(m,2H),2.12(s,1H),2.12-2.07(m,2H),2.04-1.93(m,2H),1.88-1.75(m,2H),0.15(s,9H)。(PMA、KMnO4、及びモリブデン酸アンモニウム染料を使用して、反応の進行を確認した)
2-エチニルスピロ[3.3]ヘプタン-2-オール
0℃の窒素下で、乾燥Et2O(30mL)中の2-((トリメチルシリル)エチニル)スピロ[3.3]ヘプタン-2-オール(1.71g、8.2mmol)の撹拌溶液に、固体のn-Bu4NF.3H2O全てを一度に添加した。2時間後、透明な淡褐色の反応溶液を、NH4Cl飽和水性水溶液(10mL)で10分の期間にわたってゆっくりとクエンチし、室温まで温め、H2O(6mL)及びEt2O(20mL)で希釈した。有機層を分離したら、水層を追加のEt2O(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を、水(10mL)、水性NaHCO3(10mL)、及びブラインで連続して洗浄したら、有機層を分離し、無水Na2SO4で撹拌し、研磨濾過し、濃縮し、エチニルスピロ[3.3]ヘプタン-2-オールをかすかに褐色の液体として得た(1.11g、99%)。このようにして得た表題化合物を、更に精製することなく次のステップで使用した。1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 2.58-2.46(m,3H),2.43(br s,1H),2.30-2.21(m,2H),2.16-2.06(m,2H),2.09-1.95(m,2H),1.89-1.76(m,2H)。(PMA、KMnO4、及びモリブデン酸アンモニウム染料を使用して、反応の進行を確認した)
6-((トリメチルシリル)エチニル)-2-オキサスピロ[3.3]ヘプタン-6-オール
2-((トリメチルシリル)エチニル)スピロ[3.3]ヘプタン-2-オールの調製と同様に、トリメチルシリルリチウムアセチリドの2-オキサスピロ[3.3]ヘプタン-6-オンとの反応によって、6-((トリメチルシリル)エチニル)-2-オキサスピロ[3.3]ヘプタン-6-オールを淡褐色の粗固体として得、更に精製することなく次のステップで使用した。1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 4.75-4.62(m,4H)),2.77-2.60(m,2H),2.47-2.36(m,2H),2.23(s,1H),0.14(s,9H)。
6-エチニル-2-オキサスピロ[3.3]ヘプタン-6-オール
2-エチニルスピロ[3.3]ヘプタン-2-オールの調製と同様の様式で6-エチニル-2-オキサスピロ[3.3]ヘプタン-6-オールを調製し、淡褐色の固体として得、更に精製することなく次のステップで使用した。1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 4.74(s,2H),4.66(s,2H),2.76-2.67(m,2H),2.50(s,1H),2.48-2.39(m,2H),2.24(s,1H)。
1-メチル-4-(2-メチルブタ-3-イン-2-イル)ピペラジン
1-メチル-4-(2-メチルブタ-3-イン-2-イル)ピペラジンを、Imada,Y.;Yurasa,M.;Nakamura,I.;Murahashi,S.-i.J.Org.Chem.1998,63,2342-2347の修正された手順に従って調製した。
アルゴン下、室温で乾燥THF中のCuCl(0.10g、10mmol)の薄緑色撹拌溶液に、1-メチルピペラジン(1.10g、1.22mL、11mmol)NEt3(1.11g、1.53mL 11mmol)を20分間にわたって連続的に添加した。青色不均一混合物を10分間撹拌した後、2-メチルブタ-3-イン-2-イルアセテート(1.27g、10mmol)(Lepronier,A.;Achard,T.;Giordano,L.;Tenaglia,A.;Buono,G.;Clavier,H.Adv.Synth.Catal.2016.358(4),631-642.Bartoli,G.;Bosco,M.;Dalpozzo,R.;Marcantoni,E.;Massaccesi,M.;Rinaldi,S.;Sambri,L.Synlett 2003,39-42.)を含む乾燥THF(5mL)を20分間にわたってゆっくり添加し、穏やかな発熱が観察された。反応混合物を30分間撹拌し続け、58℃で7時間加熱し、冷却した。Et2O(70mL)及びNaHCO3水溶液(40mL)で、褐色がかった赤色の反応混合物を希釈した。有機層を分離したら、赤色の不均一水層をEt2O(3×75mL)で抽出した。NaHCO3水溶液(40mL)、続いてNaCl水溶液で連続して、合わせた淡緑色の有機層を洗浄し、無水Na2SO4で撹拌し、セライト(登録商標)に通して濾過した。濾液を濃縮し、表題化合物を黄色の粗固体として得た(1.16g)。シリカゲルクロマトグラフィー(Combiflash(登録商標)Teledyne RediSep(登録商標)12Gゴールドカラムによるさらなる精製。A:CH2Cl2 B B:20%のMeOH/CH2Cl2@15%のB/A。検出λ220及び230nm)によって、オフホワイトの固体を得た(0.54g、収率33%)。1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 2.67(br s,4H),2.46(br s,4H),2.26(app s,4H),1.37(s,6H)。13C NMR(101MHz,クロロホルム-d)δ 85.55,71.50,55.45,53.82,46.64,45.88,27.71。
開示の発明の原理が適用され得る多くの可能な実施形態を考慮して、示された実施形態が、発明の単なる好ましい例であり、発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではないことが認識されるべきである。むしろ、発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によって定義される。したがって、これらの特許請求の範囲及び趣旨内にある全てのものを本発明として主張する。