JP2022511572A - Il-17調節剤としてのベンズイミダゾロン誘導体及びその類似体 - Google Patents
Il-17調節剤としてのベンズイミダゾロン誘導体及びその類似体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022511572A JP2022511572A JP2021533176A JP2021533176A JP2022511572A JP 2022511572 A JP2022511572 A JP 2022511572A JP 2021533176 A JP2021533176 A JP 2021533176A JP 2021533176 A JP2021533176 A JP 2021533176A JP 2022511572 A JP2022511572 A JP 2022511572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkyl
- heteroaryl
- heterocycloalkyl
- cycloalkyl
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D413/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D413/14—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing three or more hetero rings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K45/00—Medicinal preparations containing active ingredients not provided for in groups A61K31/00 - A61K41/00
- A61K45/06—Mixtures of active ingredients without chemical characterisation, e.g. antiphlogistics and cardiaca
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Abstract
Description
(式中、
Aは、C3~9シクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル又はC4~9ヘテロビシクロアルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
Bは、C-R2又はNを表し、
Dは、C-R3又はNを表し、
Eは、C-R4又はNを表し、
Xは、O又はSを表し
R0は、水素又はC1~6アルキルを表し、
R1は、-CORa若しくは-SO2Rbを表し、又はR1は、C1~6アルキル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~6)アルキル、C5~9スピロシクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリール(C1~6)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
R2は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~6アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1~6アルコキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1~6アルキルスルフィニル又はC1~6アルキルスルホニルを表し、
R3は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~6アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1~6アルコキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1~6アルキルスルフィニル又はC1~6アルキルスルホニルを表し、
R4は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~6アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1~6アルコキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1~6アルキルスルフィニル又はC1~6アルキルスルホニルを表し、
Raは、水素を表し、又はRaは、C1~6アルキル、C2~7アルケニル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~6)アルキル、C3~9シクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、C4~9ビシクロアルキル(C1~6)アルキル、C4~9ビシクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、C5~9スピロシクロアルキル(C1~6)アルキル、C9~11トリシクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリール(C1~6)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
Rbは、C1~6アルキル、C2~7アルケニル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~6)アルキル、C3~9シクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、C4~9ビシクロアルキル(C1~6)アルキル、C4~9ビシクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、C5~9スピロシクロアルキル(C1~6)アルキル、C9~11トリシクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール(C1~6)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得る)の化合物若しくはそのN-オキシド、又は医薬として許容できるその塩を提供する。
(式中、A、X、R0、R1、R2、R3及びR4は、上で定義されている)の化合物又はそのN-オキシド、或いは医薬として許容できるその塩を提供する。
(式中、
A、B、D、E、X及びR0は、上で定義されている通りであり、
R5は水素を表し、又は、R5は、C1~5アルキル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~5)アルキル、C4~9ビシクロアルキル、C4~9ビシクロアルキル(C1~5)アルキル、C5~9スピロシクロアルキル、C5~9スピロシクロアルキル(C1~5)アルキル、C9~11トリシクロアルキル、C9~11トリシクロアルキル(C1~5)アルキル、アリール、アリール(C1~5)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~5)アルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール(C1~5)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
R6は、-NR6aR6b若しくは-OR6cを表し、又は、R6は、C1~9アルキル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1~6)アルキル若しくはスピロ[(C3~7)ヘテロシクロアルキル][ヘテロアリール]を表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
R6aは水素を表し、又は、R6aは、C1~6アルキル、C3~7シクロアルキル、C3~7シクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1~6)アルキル若しくはスピロ[(C3~7)ヘテロシクロアルキル][ヘテロアリール]を表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
R6bは、水素又はC1~6アルキルを表し、
R6cは、C1~6アルキル、C3~7シクロアルキル、C3~7シクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール(C1~6)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得る)の化合物及びそのN-オキシド、並びに医薬として許容できるその塩により表される。
(式中、
A、B、D、E、X、R0、R5及びR6は、上で定義されている通りである)の化合物及びそのN-オキシド、並びに医薬として許容できるその塩により表される。
(式中、
A、B、D、E、X、R0及びR5は、上で定義されている通りであり、
R7は、アリール、ヘテロアリール又はスピロ[(C3~7)ヘテロシクロアルキル][ヘテロアリール]を表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得る)の化合物及びそのN-オキシド、並びに医薬として許容できるその塩により表される。
(式中、
A、B、D、E、X、R0、R5及びR7は、上で定義されている通りである)の化合物及びそのN-オキシド、並びに医薬として許容できるその塩により表される。
(式中、
A、B、D、E、X、R0、R5及びR7は、上で定義されている通りである)の化合物及びそのN-オキシド、並びに医薬として許容できるその塩により表される。
(式中、
A、B、D、E、X、R0及びR6は、上で定義されている通りであり、
R5aは、C3~7シクロアルキル、C4~9ビシクロアルキル、アリール、C3~7ヘテロシクロアルキル若しくはヘテロアリールを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個若しくは複数の置換基により置換され得、
R5bは、水素若しくはC1~6アルキルを表し、又は
R5a及びR5bは、それらの両方が結合した炭素原子と一緒になった場合は、C3~7シクロアルキル、C4~9ビシクロアルキル又はC3~7ヘテロシクロアルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得る。)の化合物及びそのN-オキシド、並びに医薬として許容できるその塩により表される。
(式中、
Wは、O、S、S(O)、S(O)2、S(O)(NH)又はN-R17を表し、
R17は、水素又はC1~6アルキルを表し、
R0、R2、R3、R5及びR6は、上で定義されている通りである)の化合物、及び医薬として許容できるその塩により表される。
(式中、A、B、D、E、X及びRaは、上で定義されている通りであり、Rpは、上で定義されているR0基に相当し、又はRpは、N-保護基を表し、必要であれば、続いてN-保護基Rpを除去する)の化合物を反応させるステップを含むプロセスにより調製され得る
・2-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファート(HATU)、
・2,4,6-トリプロピル-1,3,5,2,4,6-トリオキサトリホスホリナン2,4,6-トリオキシド(プロピルホスホン酸無水物)又は
・N-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩及び1-ヒドロキシベンゾトリアゾールの混合物を含み得る。
(i)化合物(III)と式RaCO2Hのカルボン酸の間の反応について上述のものと類似した条件下で、式R6-CO2Hカルボン酸と式(IV)
(式中、Alk1は、C1~4アルキル、例えばメチルを表し、R5及びR6は、上で定義されている通りである)の化合物を反応させるステップ、及び、(ii)塩基を用いた処理により生じた材料を鹸化するステップを含む、2ステップの手順により調製され得る。
(式中、A、B、D、E、X、Ra及びRpは、上で定義されている通りであり、L1は、適切な脱離基を表す)の化合物を反応させ、必要であれば、続いてN-保護基Rpを除去するステップを含むプロセスにより調製され得る。
式(VI)
(式中、A、B、D、E及びL1は、上で定義されている)の化合物と、1,1’-カルボニルジイミダゾールを反応させ、続いて、必要であれば、N-保護基Rpを結合させることにより調製され得る。
(式中、B、D、E及びL1は、上で定義されている)の化合物から2ステップの手順により調製され得、この手順は、以下のステップ
(i)化合物(VII)と式A-NH2の化合物の反応、及び
(ii)それにより得られた材料の、還元剤を用いた処理を含む。
(式中、R5及びR6は、上で定義されている通りである)の化合物を反応させ、必要であれば、続いてN-保護基Rpを除去するステップを含むプロセスにより調製され得る。
(式中、R5a、R5b及びR6は、上で定義されている通りである)の化合物を反応させ、必要であれば、続いてN-保護基Rpを除去するステップを含むプロセスにより調製され得る。
(式中、A、B、D、E、X、Rp、R5及びR6は、上で定義されている通りである)の化合物を反応させ、必要であれば、続いてN-保護基Rpを除去するステップを含むプロセスにより調製され得る。
(式中、R5は、上で定義されており、Rqは、水素又はN-保護基を表す)の化合物又はその塩、例えばそのリチウム塩を反応させることにより、続いて、必要であれば、N-保護基Rqを除去することにより調製され得る。
(式中、A、B、D、E、X、Rp、R5及びR7は、上で定義されている通りである)の化合物を反応させ、必要であれば、続いてN-保護基Rpを除去するステップを含むプロセスにより調製され得る。
(式中、R5及びAlk1は、上で定義されている通りである)の化合物、又はその塩、例えばそのリチウム塩を反応させるステップ、及び(ii)塩基を用いた処理により生じた材料を鹸化するステップを含む、2ステップの手順により調製され得る。
このアッセイの目的は、化合物が、IL-17Aと可溶性IL-17受容体A(IL-17RA)の間の相互反応を妨害する能力をテストすることである。化合物がIL-17AのIL-17RAへの結合を阻害する能力は、このアッセイで測定される。
IL-17Aアッセイ用
・IL-17A-Fc-AF647、5nM
・IL-17RA-HKH-Tb、5nM
このアッセイの目的は、ヒト初代細胞系において、IL-17タンパク質を無効化する能力をテストすることである。IL-17のみを用いた通常のヒト真皮線維芽細胞(HDF)の刺激は、きわめて弱いシグナルしか生成しないが、他のあるサイトカイン、例えばTNFαと組み合わせることにより、炎症性サイトカイン、すなわちIL-6の産生に相乗効果がみられる。
DCM:ジクロロメタン DMF:N,N-ジメチルホルムアミド
MeOH:メタノール THF:テトラヒドロフラン
DMSO:ジメチルスルホキシド DIPEA:N,N-ジイソプロピルエチルアミン
EtOAc:酢酸エチル HOBt:1-ヒドロキシベンゾトリアゾール
TFA:トリフルオロ酢酸
EDC.HCl:N-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミドヒドロクロリド
SEM-Cl:2-(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド
h:時間 r.t.:室温
M:質量 RT:保持時間
HPLC:高速液体クロマトグラフィー
LCMS:液体クロマトグラフィー質量分析
ES+:エレクトロスプレー陽イオン化
化合物は、ACD/Name Batch(Network)バージョン11.01、及び/又はAccelrys Draw 4.2、及び/又はElemental、Dotmatics、及び/又はChemaxonを利用して命名した。
方法1
Waters X-Bridge C18(2.1×20mm、2.5μm)カラム
移動相A:水中10mMギ酸アンモニウム+0.1%ギ酸
移動相B:アセトニトリル+5%水+0.1%ギ酸
勾配プログラム:流量1mL/分
時間 A% B%
0.00 94.00 6.00
1.50 5.00 95.00
2.25 5.00 95.00
2.50 94.00 6.00
方法2
Waters Atlantis dC18(2.1×100mm、3μm)カラム
移動相A:水中0.1%ギ酸
移動相B:アセトニトリル中0.1%ギ酸
勾配プログラム:流量0.6mL/分、カラム温度40℃
時間 A% B%
0.00 95.00 5.00
5.00 0.00 100.0
5.40 0.00 100.0
5.42 95.00 5.00
方法3
Phenomenex Kinetex Core-Shell C8(2.1×50mm、5μm)カラム
移動相A:水中0.1%ギ酸
移動相B:アセトニトリル中0.1%ギ酸
勾配プログラム:流量1.2mL/分、カラム温度40℃
時間 A% B%
0.00 95.00 5.00
1.20 0.00 100.0
1.30 0.00 100.0
1.31 95.00 5.00
方法4
Waters Atlantis dC18(4.6×50mm、3μm)カラム
移動相A:水中0.1%ギ酸
移動相B:アセトニトリル中0.1%ギ酸
勾配プログラム:流量0.8mL/分、カラム温度40℃
時間 A% B%
0.00 30.00 70.00
3.00 90.00 10.0
6.00 90.00 10.0
方法5
Waters Atlantis dC18(4.6×50mm、3μm)カラム
移動相A:水中0.1%ギ酸
移動相B:アセトニトリル中0.1%ギ酸
勾配プログラム:流量0.6mL/分、カラム温度40℃
時間 A% B%
0.00 50.00 50.00
3.00 95.00 5.00
6.00 95.00 5.00
4.SPD-M20A PDA及びSoftaモデル400 ELS検出器に連結したShimadzu LCMS-2010EVシステムで行った
方法6
Waters X-Bridge C18(2.1×30mm、2.5μm)カラム
移動相A:水中5mMギ酸アンモニウム+0.1%アンモニア溶液
移動相B:アセトニトリル+水中5% 5mMギ酸アンモニウム+0.1%アンモニア溶液
勾配プログラム:流量1mL/分
時間 A% B%
0.00 95.00 5.00
4.00 5.00 95.00
5.00 5.00 95.00
5.10 95.00 5.00
6.50 95.00 5.00
メチル2-シクロオクチリデン-2-ホルムアミドアセタート
THF(1M、48mL、48mmol)中のカリウムtert-ブトキシドの溶液を、窒素下で、-65℃にて、無水THF(40mL)中のイソシアノ酢酸メチル(4.0mL、41.8mmol)の溶液に滴下添加した。5分後、無水THF(20mL)中のシクロオクタノン(5g、39.62mmol)の溶液を、-70℃にてゆっくり添加した。反応混合物を-70℃にて30分撹拌し、次いでr.t.に温めた。60h後、反応混合物を水(100mL)でクエンチし、r.t.にて1h撹拌した。残渣を、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、次いで濾過し、真空で濃縮した。残渣は、ヘプタン中酢酸エチル(0~90%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(5.37g、58%)を橙色粘性油状物として得、これを静置させると固化した。
メチル2-シクロオクチル-2-ホルムアミドアセタート
マグネシウム片(3.15g、130mmol)を、0℃にて無水MeOH(65mL)中の中間体1(3.04g、13.00mmol)の撹拌した溶液に添加した。懸濁液を0℃にて1h撹拌し、次いでr.t.に温めた。16h後、追加のマグネシウム切削片(1.00g、41.1mmol)を添加し、懸濁液をr.t.にて3.5h撹拌した。混合物を真空で濃縮した。残渣を、EtOAc(100mL)と水(200mL)との間で分配し、次いで0℃に冷却した。濃HClを用心深く添加して、固体の溶解を補助した(pH4)。有機層を除去し、次いで水性懸濁液を、さらなる濃HCl(pH1)で処理し、材料を、EtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、次いで濾過し、真空で濃縮した。残渣は、ヘプタン中EtOAc(0~80%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.53g、52%)を橙色粘性油状物として得た。
メチル2-アミノ-2-シクロオクチルアセタート塩酸塩
塩化アセチル(1.9mL、26.7mmol)を、窒素下で0℃にて、MeOH(70mL)中の中間体2(1.69g、6.77mmol)の撹拌した溶液に添加した。混合物を50℃にて2h加熱し、次いでr.t.に冷却し、真空で濃縮した。生じた粗材料を、ジエチルエーテル(40mL)で粉砕し、固体を濾取し、ジエチルエーテル(2×20mL)で洗浄した。固体を真空で50℃にて6h乾燥させて、表題化合物(1.43g、81%)を黄褐色粉末として得た。
メチル2-シクロオクチル-2-[(3-メチルイソオキサゾール-4-カルボニル)アミノ]アセタート
乾燥DMF(100mL)中の3-メチルイソオキサゾール-4-カルボン酸(12.9g、66.1mmol)の溶液に、0℃にて、DIPEA(54.9g、424.6mmol)、EDC.HCl(19.5g、101.9mmol)及びHOBt(13.8g、101.9mmol)を添加した。反応混合物を0℃にて15分撹拌し、次いで中間体3(20.0g、84.9mmol)を添加した。反応混合物をr.t.にて48h撹拌し、次いで氷冷水(500mL)中に注ぎ、EtOAc(2×400mL)で抽出した。有機層を分離し、氷冷水(2×100mL)及び1N HCl(2×50mL)で洗浄し、次いで無水Na2SO4で脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。残渣は、ヘキサン中EtOAc(0~15%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(7.9g、41.3%)を淡黄色粘性油状物として得た。
リチウム2-シクロオクチル-2-[(3-メチルイソオキサゾール-4-カルボニル)アミノ]アセタート
THF(90mL)中の中間体4(11.01g、35.7mmol)の溶液に、水(30mL)及び水酸化リチウム一水和物(2.25g、53.6mmol)を添加した。反応混合物をr.t.にて16h撹拌し、次いで真空で濃縮した。残渣に、ジエチルエーテル(50mL)を添加した。混合物を10分撹拌し、次いで濾過した。得られた固体をジエチルエーテル(50mL)及びペンタン(50mL)で洗浄し、次いで真空下で乾燥させて、表題化合物(9.51g、91%)をオフホワイト固体として得た。
N-(4-ブロモ-2-ニトロフェニル)オキセタン-3-アミン
THF(50mL)中の4-ブロモ-1-フルオロ-2-ニトロベンゼン(2.00g、9.09mmol)の撹拌した溶液に、0℃にて、オキセタン-3-アミン(0.80g、10.9mmol)及び炭酸カリウム(1.26g、9.09mmol)を添加した。反応混合物を、封管中において60℃にて6h加熱し、次いで、EtOAc(500mL)で希釈し、水(2×200mL)で洗浄した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで脱水し、次いで濾過し、真空で濃縮した。残渣を、ヘキサン中5%EtOAc(100mL)から再結晶化により精製して、表題化合物(2.20g、86%)を黄色固体として得た。
4-ブロモ-N1-(オキセタン-3-イル)ベンゼン-1,2-ジアミン
MeOH(100mL)中の中間体6(2.20g、8.06mmol)の溶液に、0℃にて、亜鉛(2.64g、40.3mmol)及びギ酸アンモニウム(2.54g、40.3mmol)を添加した。反応混合物を撹拌しながらr.t.に温めた。1h後、反応混合物は、セライト(登録商標)パッドを通して濾過し、MeOH(3×50mL)で洗浄し、濾液を真空で濃縮した。残渣をDCM(500mL)に溶解し、0℃に15分にわたって冷却し、次いでデカントし、水(2×200mL)で洗浄した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで脱水し、次いで濾過し、真空で濃縮した。残渣を、ヘキサン中5%EtOAc(100mL)から再結晶化により精製して、表題化合物(1.60g、81%)を褐色固体として得た。
6-ブロモ-3-(オキセタン-3-イル)-1H-ベンゾイミダゾール-2-オン
THF(50mL)中の中間体7(1.60g、6.58mmol)の溶液に、0℃にて、1,1’-カルボニルジイミダゾール(1.60g、9.87mmol)を添加した。反応混合物をr.t.にて6h撹拌し、次いで、水(100mL)でクエンチし、DCM(2×200mL)中のMeOHの10%溶液で抽出した。有機層を分離し、ブライン(100mL)で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で濃縮した。残渣を、ヘキサン中20%EtOAc(50mL)から再結晶化により精製して、表題化合物(1.40g、77%)を薄ピンク色固体として得た。
5-ブロモ-1-(オキセタン-3-イル)-3-[2-(トリメチルシリル)エトキシメチル]ベンゾイミダゾール-2-オン
DMF(30mL)中の中間体8(1.40g、5.20mmol)の撹拌した溶液に、0℃にて、水素化ナトリウム(0.19g、7.80mmol)を添加した。反応混合物を、0℃にて30分撹拌した。SEM-Cl(1.74g、10.4mmol)を0℃にて添加し、反応混合物をr.t.に温めた。3h後、反応混合物を水(50mL)でクエンチし、EtOAc(2×200mL)で抽出した。有機層を分離し、水(200mL)及びブライン(100mL)で洗浄した、次いで硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で濃縮した。残渣は、ヘキサン中EtOAc(20~30%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.40g、66%)を薄ピンク色固体として得た。
5-アミノ-1-(オキセタン-3-イル)-3-[2-(トリメチルシリル)エトキシメチル]ベンゾイミダゾール-2-オン
DMSO(20mL)中の中間体9(0.40g、1.00mmol)の溶液に、r.t.にて、アジ化ナトリウム(0.13g、2.00mmol)及び炭酸カリウム(0.42g、3.00mmol)を添加した。反応混合物をアルゴンで30分パージした。ヨウ化銅(I)(0.02g、0.10mmol)及びL-プロリン(0.12g、1.00mmol)を添加し、反応混合物を窒素で10分再度パージした。反応混合物を100℃にて16h加熱した、次いでEtOAc(400mL)で希釈し、水(2×100mL)及びブライン(100mL)で洗浄した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで脱水し、次いで濾過し、真空で濃縮した。残渣は、ヘキサン中EtOAc(50~60%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(0.25g、57%)を薄黄色固体として得た。
N-[1-シクロオクチル-2-({1-(オキセタン-3-イル)-2-オキソ-3-[2-(トリメチルシリル)エトキシメチル]-ベンゾイミダゾール-5-イル}アミノ)-2-オキソエチル]-3-メチルイソオキサゾール-4-カルボキサミド
DCM(20mL)中の中間体10(0.25g、0.75mmol)及び中間体5(0.22g、0.75mmol)の溶液に、0℃にて、プロピルホスホン酸無水物(EtOAc中50%溶液、1.42g、4.47mmol)を添加した。反応混合物をr.t.にて12h撹拌し、次いでDCM(200mL)で希釈し、水(50mL)で洗浄した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで脱水し、次いで濾過し、真空で濃縮した。残渣は、ヘキサン中EtOAc(50~60%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(0.25g、49%)をオフホワイト固体として得た。
N-(4-ブロモ-2-ニトロフェニル)テトラヒドロピラン-4-アミン
THF(50mL)中の4-ブロモ-1-フルオロ-2-ニトロベンゼン(2.00g、9.09mmol)の撹拌した溶液に、0℃にて、テトラヒドロピラン-4-アミン(1.10g、10.9mmol)及び炭酸カリウム(1.26g、9.09mmol)を添加した。反応混合物を、封管中において60℃にて6h加熱し、次いでEtOAc(500mL)で希釈し、水(2×200mL)で洗浄した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで脱水し、次いで濾過し、真空で濃縮した。残渣は、ヘキサン中EtOAc(0~15%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(2.70g、96%)をオフホワイト固体として得た。
4-ブロモ-N1-(テトラヒドロピラン-4-イル)ベンゼン-1,2-ジアミン
MeOH(35mL)中の中間体12(2.00g、6.64mmol)の溶液に、0℃にて、ギ酸アンモニウム(2.09g、33.2mmol)及び亜鉛(2.17g、33.2mmol)を添加した。反応混合物をr.t.に撹拌しながら温めた。1h後、反応混合物は、セライト(登録商標)パッドを通して濾過し、MeOH(3×50mL)で洗浄し、濾液を真空で濃縮した。残渣を、水(100mL)で希釈し、EtOAc(3×80mL)で抽出した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で濃縮して、表題化合物(1.71g、95%)を淡褐色固体として得、これをさらなる精製なしで利用した。
6-ブロモ-3-(テトラヒドロピラン-4-イル)-1H-ベンゾイミダゾール-2-オン
THF(50mL)中の中間体13(1.70g、6.27mmol)の溶液に、0℃にて、1,1’-カルボニルジイミダゾール(1.53g、9.40mmol)を添加した。反応混合物をr.t.にて6h撹拌し、次いで水(100mL)でクエンチし、EtOAc(3×100mL)で抽出した。有機層を分離し、ブライン(100mL)で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で濃縮した。残渣は、ヘキサン中EtOAc(80~90%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(1.71g、92%)をオフホワイト固体として得た。
5-ブロモ-1-(テトラヒドロピラン-4-イル)-3-[2-(トリメチルシリル)エトキシメチル]ベンゾイミダゾール-2-オン
DMF(20mL)中の中間体14(1.70g、5.72mmol)の撹拌した溶液に、0℃にて水素化ナトリウム(0.34g、8.58mmol)を添加した。反応混合物を0℃にて30分撹拌した。SEM-Cl(1.33mL、11.4mmol)を0℃にて添加し、反応混合物をr.t.に温めた。2h後、反応混合物を氷水(150mL)でクエンチし、濾過し、次いで水(50mL)で洗浄し、真空で乾燥させて、表題化合物(2.01g、粗製物)をオフホワイト固体として得、これをさらなる精製なしで利用した。
5-アミノ-1-(テトラヒドロピラン-4-イル)-3-[2-(トリメチルシリル)エトキシメチル]ベンゾイミダゾール-2-オン
DMSO(10mL)中の中間体15(0.50g、1.17mmol)の溶液に、r.t.にて、アジ化ナトリウム(0.23g、3.51mmol)及び炭酸カリウム(0.65g、4.68mmol)を添加した。反応混合物をアルゴンで30分パージした。ヨウ化銅(I)(0.22g、1.17mmol)及びL-プロリン(0.27g、2.34mmol)を添加した。反応混合物を120℃にて24h加熱し、次いで水(80mL)で希釈し、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を分離し、ブライン(50mL)で洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で濃縮した。残渣は、ヘキサン中EtOAc(35~45%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(203mg、48%)を淡褐色半固体として得た。
N-[1-シクロオクチル-2-オキソ-2-({2-オキソ-1-(テトラヒドロピラン-4-イル)-3-[2-(トリメチルシリル)エトキシ-メチル]ベンゾイミダゾール-5-イル}アミノ)エチル]-3-メチルイソオキサゾール-4-カルボキサミド
DCM(20mL)中の中間体16(0.20g、0.55mmol)及び中間体5(0.16g、0.55mmol)の溶液に、0℃にて、プロピルホスホン酸無水物(EtOAc中50%溶液、1.05g、3.30mmol)を添加した。反応混合物をr.t.にて12h撹拌し、次いでDCM(100mL)で希釈し、水(50mL)で洗浄した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで脱水し、次いで濾過し、真空で濃縮した。残渣は、ヘキサン中EtOAc(50~60%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(0.23g、65%)をオフホワイト固体として得た。
N-(1-シクロオクチル-2-{[1-(オキセタン-3-イル)-2-オキソ-3H-ベンゾイミダゾール-5-イル]アミノ}-2-オキソエチル)-3-メチルイソオキサゾール-4-カルボキサミド
DCM(20mL)中の中間体11(0.16g、0.26mmol)の溶液に、0℃にて、TFA(1.00mL、13.1mmol)を添加した。反応混合物をr.t.にて30分撹拌し、次いで真空で濃縮した。残渣を、0℃にて、アセトニトリル(2mL)及びメタノールアンモニア(3mL)で希釈し、r.t.にて10分撹拌し、次いで真空で濃縮した。残渣は、DCM中MeOH(3~4%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(35mg、27%)を白色固体として得た。
N-(1-シクロオクチル-2-オキソ-2-{[2-オキソ-1-(テトラヒドロピラン-4-イル)-3H-ベンゾイミダゾール-5-イル]-アミノ}エチル)-3-メチルイソオキサゾール-4-カルボキサミド
DCM(5mL)中の中間体17(0.20g、0.31mmol)の溶液に、0℃にて、TFA(0.96mL、12.5mmol)を添加した。反応混合物をr.t.にて3h撹拌し、次いで真空で濃縮した。残渣を、0℃にて、アセトニトリル(1mL)及びメタノールアンモニア(2mL)で希釈し、r.t.にて1h撹拌し、次いで真空で濃縮した。残渣は、DCM中MeOH(3~4%)の勾配を使用し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(9mg、57%)を白色固体として得た。
Claims (18)
- 式(I)
(式中、
Aは、C3~9シクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル又はC4~9ヘテロビシクロアルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
Bは、C-R2又はNを表し、
Dは、C-R3又はNを表し、
Eは、C-R4又はNを表し、
Xは、O又はSを表し、
R0は、水素又はC1~6アルキルを表し、
R1は、-CORa若しくは-SO2Rbを表し、又は、R1は、C1~6アルキル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~6)アルキル、C5~9スピロシクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール若しくはヘテロアリール(C1~6)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
R2は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~6アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1~6アルコキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1~6アルキルスルフィニル又はC1~6アルキルスルホニルを表し、
R3は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~6アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1~6アルコキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1~6アルキルスルフィニル又はC1~6アルキルスルホニルを表し、
R4は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~6アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1~6アルコキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1~6アルキルスルフィニル又はC1~6アルキルスルホニルを表し、
Raは水素を表し、又は、Raは、C1~6アルキル、C2~7アルケニル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~6)アルキル、C3~9シクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、C4~9ビシクロアルキル(C1~6)アルキル、C4~9ビシクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、C5~9スピロシクロアルキル(C1~6)アルキル、C9~11トリシクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール(C1~6)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、及び
Rbは、C1~6アルキル、C2~7アルケニル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~6)アルキル、C3~9シクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、C4~9ビシクロアルキル(C1~6)アルキル、C4~9ビシクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、C5~9スピロシクロアルキル(C1~6)アルキル、C9~11トリシクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキリデニル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール(C1~6)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得る)の化合物若しくはそのN-オキシド、又は医薬として許容できるその塩。 - R1が、-CORaを表し、Raが、請求項1で定義されている通りである、請求項1又は請求項2に記載の化合物。
- Raが、-CH(R5)N(H)C(O)R6、-CH(R5)N(H)S(O)2R6、-C(=CR5aR5b)N(H)C(O)R6、-CH(R5)R7、-CH(R5)N(H)R7又は-CH(R5)C(O)N(H)R7を表し、
R5が水素を表し、又は、R5が、C1~5アルキル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~5)アルキル、C4~9ビシクロアルキル、C4~9ビシクロアルキル(C1~5)アルキル、C5~9スピロシクロアルキル、C5~9スピロシクロアルキル(C1~5)アルキル、C9~11トリシクロアルキル、C9~11トリシクロアルキル(C1~5)アルキル、アリール、アリール(C1~5)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~5)アルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール(C1~5)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
R5aが、C3~7シクロアルキル、C4~9ビシクロアルキル、アリール、C3~7ヘテロシクロアルキル若しくはヘテロアリールを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、及び
R5bが、水素若しくはC1~6アルキルを表し、又は、
R5a及びR5bが、それらの両方が結合した炭素原子と一緒になった場合は、C3~7シクロアルキル、C4~9ビシクロアルキル若しくはC3~7ヘテロシクロアルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
R6が、-NR6aR6b若しくは-OR6cを表し、又は、R6が、C1~9アルキル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1~6)アルキル若しくはスピロ[(C3~7)ヘテロシクロアルキル][ヘテロアリール]を表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
R6aが水素を表し、又は、R6aが、C1~6アルキル、C3~7シクロアルキル、C3~7シクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1~6)アルキル若しくはスピロ[(C3~7)ヘテロシクロアルキル][ヘテロアリール]を表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、
R6bが、水素又はC1~6アルキルを表し、
R6cが、C1~6アルキル、C3~7シクロアルキル、C3~7シクロアルキル(C1~6)アルキル、アリール、アリール(C1~6)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~6)アルキル、ヘテロアリール又はヘテロアリール(C1~6)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得、及び
R7が、アリール、ヘテロアリール又はスピロ[(C3~7)ヘテロシクロアルキル][ヘテロアリール]を表し、これらの基のいずれかが、任意選択で、1個又は複数の置換基により置換され得る、請求項3に記載の化合物。 - R5が、C1~5アルキル、C3~9シクロアルキル、C3~9シクロアルキル(C1~5)アルキル、C4~9ビシクロアルキル、C4~9ビシクロアルキル(C1~5)アルキル、C5~9スピロシクロアルキル、C9~11トリシクロアルキル、C9~11トリシクロアルキル(C1~5)アルキル、アリール、アリール(C1~5)アルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル、C3~7ヘテロシクロアルキル(C1~5)アルキル又はヘテロアリール(C1~5)アルキルを表し、これらの基のいずれかが、ハロゲン、シアノ、C1~6アルキル、トリフルオロメチル、フェニル、ヒドロキシ、C1~6アルコキシ及びアミノカルボニルから独立して選択される1、2又は3個の置換基により任意選択で置換され得る、請求項4から6までのいずれか一項に記載の化合物。
- R6が、-NR6aR6b若しくは-OR6cを表し、又はR6は、C1~9アルキル、アリール、C3~7ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1~6)アルキル若しくはスピロ[(C3~7)ヘテロシクロアルキル][ヘテロアリール]を表し、これらの基のいずれかが、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1~6アルキル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロエチル、トリフルオロエチル、トリフルオロプロピル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロプロピルメチル、フェニル、フルオロフェニル、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1~6)アルキル、オキソ、C1~6アルコキシ、C1~6アルコキシ(C1~6)アルキル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、C1~6アルキルチオ、C1~6アルキルスルフィニル、C1~6アルキルスルホニル、(C1~6)アルキルスルホニル(C1~6)アルキル、C1~6アルキルスルホニルオキシ、アミノ、アミノ(C1~6)アルキル、C1~6アルキルアミノ、ジ(C1~6)アルキルアミノ、ジ(C1~6)アルキルアミノ(C1~6)アルキル、ピロリジニル、ジオキソイソチアゾリジニル、テトラヒドロピラニル、モルホリニル、ピペラジニル、C2~6アルキルカルボニルアミノ、C2~6アルキルカルボニルアミノ(C1~6)アルキル、C2~6アルコキシカルボニルアミノ、C1~6アルキルスルホニルアミノ、ホルミル、C2~6アルキルカルボニル、カルボキシ、C2~6アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、C1~6アルキルアミノカルボニル、ジ(C1~6)アルキルアミノカルボニル、アミノスルホニル、C1~6アルキルアミノスルホニル、ジ(C1~6)アルキルアミノスルホニル及びジ(C1~6)アルキルスルホキシミニルから独立して選択される1、2又は3個の置換基により任意選択で置換され得る、請求項4から7までのいずれか一項に記載の化合物。
- 本明細書において、実施例のいずれか1つで具体的に開示されている、請求項1に記載の化合物。
- 治療に使用するための、請求項1に記載の式(I)の化合物若しくはそのN-オキシド、又は医薬として許容できるその塩。
- IL-17機能の調節剤の投与が指示される障害の処置及び/又は予防に使用するための、請求項1に記載の式(I)の化合物若しくはそのN-オキシド、又は医薬として許容できるその塩。
- 炎症又は自己免疫障害の処置及び/又は予防に使用するための、請求項1に記載の式(I)の化合物若しくはそのN-オキシド、又は医薬として許容できるその塩。
- 請求項1に記載の式(I)の化合物若しくはそのN-オキシド、又は医薬として許容できるその塩を、医薬として許容できる担体と共に含む、医薬組成物。
- 追加の医薬的活性成分をさらに含む、請求項13に記載の医薬組成物。
- IL-17機能の調節剤の投与が指示される障害を処置及び/又は予防する医薬を製造するための、請求項1に記載の式(I)の化合物若しくはそのN-オキシド、又は医薬として許容できるその塩の使用。
- 炎症又は自己免疫障害を処置及び/又は予防する医薬を製造するための、請求項1に記載の式(I)の化合物若しくはそのN-オキシド、又は医薬として許容できるその塩の使用。
- IL-17機能の調節剤の投与が指示される障害を処置及び/又は予防するための方法であって、そのような処置を必要とする患者に、有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物若しくはそのN-オキシド、又は医薬として許容できるその塩を投与するステップを含む、上記方法。
- 炎症又は自己免疫障害を処置及び/又は予防するための方法であって、そのような処置を必要とする患者に、有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物若しくはそのN-オキシド、又は医薬として許容できるその塩を投与するステップを含む、上記方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB1820165.7A GB201820165D0 (en) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | Therapeutic agents |
GB1820165.7 | 2018-12-11 | ||
PCT/EP2019/082774 WO2020120140A1 (en) | 2018-12-11 | 2019-11-27 | Benzimidazolone derivatives, and analogues thereof, as il-17 modulators |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022511572A true JP2022511572A (ja) | 2022-01-31 |
JP7482873B2 JP7482873B2 (ja) | 2024-05-14 |
Family
ID=65030242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021533176A Active JP7482873B2 (ja) | 2018-12-11 | 2019-11-27 | Il-17調節剤としてのベンズイミダゾロン誘導体及びその類似体 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20210380573A1 (ja) |
EP (1) | EP3893871B1 (ja) |
JP (1) | JP7482873B2 (ja) |
CN (1) | CN113316451A (ja) |
CA (1) | CA3110767A1 (ja) |
ES (1) | ES2977683T3 (ja) |
GB (1) | GB201820165D0 (ja) |
WO (1) | WO2020120140A1 (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IL284071B1 (en) | 2018-12-19 | 2025-05-01 | Leo Pharma As | Amino acid anilides as small molecule modulators of IL-17 |
WO2021170631A1 (en) | 2020-02-25 | 2021-09-02 | UCB Biopharma SRL | Difluorocyclohexyl derivatives as il-17 modulators |
WO2021170627A1 (en) | 2020-02-25 | 2021-09-02 | UCB Biopharma SRL | Difluorocyclohexyl derivatives as il-17 modulators |
WO2021204801A1 (en) | 2020-04-07 | 2021-10-14 | UCB Biopharma SRL | Difluorocyclohexyl derivatives as il-17 modulators |
WO2021204800A1 (en) | 2020-04-07 | 2021-10-14 | UCB Biopharma SRL | Difluorocyclohexyl derivatives as il-17 modulators |
TWI874645B (zh) | 2020-04-30 | 2025-03-01 | 比利時商健生藥品公司 | 作為il-17調節劑之咪唑并嗒類 |
MX2022015554A (es) | 2020-06-12 | 2023-01-30 | Leo Pharma As | Moduladores de molecula peque?a de interleucina 17 (il-17). |
WO2021255086A1 (en) | 2020-06-18 | 2021-12-23 | Leo Pharma A/S | Small molecule modulators of il-17 |
WO2021255085A1 (en) | 2020-06-18 | 2021-12-23 | Leo Pharma A/S | Small molecule modulators of il-17 |
EP4168400A1 (en) | 2020-06-18 | 2023-04-26 | LEO Pharma A/S | Small molecule modulators of il-17 |
EP3943495A1 (en) | 2020-07-24 | 2022-01-26 | Leo Pharma A/S | Small molecule modulators of il-17 |
WO2022096411A1 (en) | 2020-11-09 | 2022-05-12 | UCB Biopharma SRL | Dicyclopropylmethyl derivatives as il-17 modulators |
EP4240742A1 (en) | 2020-11-09 | 2023-09-13 | UCB Biopharma SRL | Dicyclopropylmethyl derivatives as il-17 modulators |
US20240140951A1 (en) | 2020-12-14 | 2024-05-02 | UCB Biopharma SRL | Imidazopyridazine derivatives as il-17 modulators |
AR126255A1 (es) | 2021-07-01 | 2023-10-04 | UCB Biopharma SRL | Derivados de imidazotriazina como moduladores de il-17 |
WO2023025783A1 (en) | 2021-08-23 | 2023-03-02 | Leo Pharma A/S | Small molecule modulators of il-17 |
WO2023111181A1 (en) | 2021-12-16 | 2023-06-22 | Leo Pharma A/S | Small molecule modulators of il-17 |
US20250197378A1 (en) | 2022-03-04 | 2025-06-19 | Leo Pharma A/S | Small molecule modulators of il-17 |
WO2023202664A1 (en) * | 2022-04-21 | 2023-10-26 | Beigene, Ltd. | Small molecule il-17a modulators |
GB202210731D0 (en) | 2022-07-22 | 2022-09-07 | UCB Biopharma SRL | Therapeutic agents |
TW202430165A (zh) | 2022-12-02 | 2024-08-01 | 丹麥商理奧藥品公司 | Il-17之小分子調節劑 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51143696A (en) * | 1975-05-28 | 1976-12-10 | Merck & Co Inc | 1*33dihydroimidazo *4*55b* pyridinee22one |
JP2003513088A (ja) * | 1999-10-29 | 2003-04-08 | ベーリンガー インゲルハイム ファルマ コマンディトゲゼルシャフト | アリールアルカン、アリールアルケン及びアリール−アザアルカン、これら化合物を含有する製薬組成物及びその調製方法 |
JP2006503033A (ja) * | 2002-09-13 | 2006-01-26 | ベーリンガー インゲルハイム ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド | ベンズイミダゾロン及びサイトカイン抑制剤としてのそれらの使用 |
JP2007507470A (ja) * | 2003-10-03 | 2007-03-29 | ソルベイ・フアーマシユーチカルズ・ベー・ブイ | ヒトorl1受容体に対するアゴニストとしてのビシクロ’3.1.1!ヘプタン置換ベンズイミダゾロン及びキナゾリノン誘導体 |
WO2011021678A1 (ja) * | 2009-08-21 | 2011-02-24 | 武田薬品工業株式会社 | 縮合複素環化合物 |
WO2017103670A1 (en) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | Zenith Epigenetics Lid. | 1h-imidazo[4,5-b]pyridinyl and 2-oxo-2,3-dihydro-1h-imidazo[4,5-b]pyridinyl heterocyclic bet bromodomain inhibitors |
WO2019060693A1 (en) * | 2017-09-22 | 2019-03-28 | Kymera Therapeutics, Inc. | CRBN LIGANDS AND USES THEREOF |
JP2020523418A (ja) * | 2017-06-14 | 2020-08-06 | ユーシービー バイオファルマ エスアールエル | Il−17調節剤としてのスピロ環インドリン |
JP2021535104A (ja) * | 2018-08-22 | 2021-12-16 | クルゲン(シャンハイ),インク. | トロポミオシン受容体キナーゼ(trk)分解化合物とその使用方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2242504B1 (en) | 2008-01-09 | 2021-07-14 | The Schepens Eye Research Institute, Inc. | Therapeutic compositions for treatment of ocular inflammatory disorders |
EP2809660B1 (en) | 2012-02-02 | 2016-01-20 | Ensemble Therapeutics Corporation | Macrocyclic compounds for modulating il-17 |
WO2014066726A2 (en) | 2012-10-26 | 2014-05-01 | Ensemble Therapeutics Corporation | Compounds for modulating il-17 |
EP2953969B1 (en) * | 2013-02-08 | 2019-08-28 | Novartis AG | Anti-il-17a antibodies and their use in treating autoimmune and inflammatory disorders |
ES2963417T3 (es) | 2018-01-15 | 2024-03-27 | UCB Biopharma SRL | Derivados de imidazol condensados como moduladores de IL-17 |
-
2018
- 2018-12-11 GB GBGB1820165.7A patent/GB201820165D0/en not_active Ceased
-
2019
- 2019-11-27 EP EP19813747.3A patent/EP3893871B1/en active Active
- 2019-11-27 WO PCT/EP2019/082774 patent/WO2020120140A1/en unknown
- 2019-11-27 JP JP2021533176A patent/JP7482873B2/ja active Active
- 2019-11-27 CA CA3110767A patent/CA3110767A1/en active Pending
- 2019-11-27 ES ES19813747T patent/ES2977683T3/es active Active
- 2019-11-27 US US17/287,861 patent/US20210380573A1/en active Pending
- 2019-11-27 CN CN201980067421.7A patent/CN113316451A/zh active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51143696A (en) * | 1975-05-28 | 1976-12-10 | Merck & Co Inc | 1*33dihydroimidazo *4*55b* pyridinee22one |
JP2003513088A (ja) * | 1999-10-29 | 2003-04-08 | ベーリンガー インゲルハイム ファルマ コマンディトゲゼルシャフト | アリールアルカン、アリールアルケン及びアリール−アザアルカン、これら化合物を含有する製薬組成物及びその調製方法 |
JP2006503033A (ja) * | 2002-09-13 | 2006-01-26 | ベーリンガー インゲルハイム ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド | ベンズイミダゾロン及びサイトカイン抑制剤としてのそれらの使用 |
JP2007507470A (ja) * | 2003-10-03 | 2007-03-29 | ソルベイ・フアーマシユーチカルズ・ベー・ブイ | ヒトorl1受容体に対するアゴニストとしてのビシクロ’3.1.1!ヘプタン置換ベンズイミダゾロン及びキナゾリノン誘導体 |
WO2011021678A1 (ja) * | 2009-08-21 | 2011-02-24 | 武田薬品工業株式会社 | 縮合複素環化合物 |
WO2017103670A1 (en) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | Zenith Epigenetics Lid. | 1h-imidazo[4,5-b]pyridinyl and 2-oxo-2,3-dihydro-1h-imidazo[4,5-b]pyridinyl heterocyclic bet bromodomain inhibitors |
JP2020523418A (ja) * | 2017-06-14 | 2020-08-06 | ユーシービー バイオファルマ エスアールエル | Il−17調節剤としてのスピロ環インドリン |
WO2019060693A1 (en) * | 2017-09-22 | 2019-03-28 | Kymera Therapeutics, Inc. | CRBN LIGANDS AND USES THEREOF |
JP2021535104A (ja) * | 2018-08-22 | 2021-12-16 | クルゲン(シャンハイ),インク. | トロポミオシン受容体キナーゼ(trk)分解化合物とその使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3893871A1 (en) | 2021-10-20 |
CA3110767A1 (en) | 2020-06-18 |
GB201820165D0 (en) | 2019-01-23 |
US20210380573A1 (en) | 2021-12-09 |
EP3893871C0 (en) | 2024-04-10 |
WO2020120140A1 (en) | 2020-06-18 |
ES2977683T3 (es) | 2024-08-28 |
EP3893871B1 (en) | 2024-04-10 |
CN113316451A (zh) | 2021-08-27 |
JP7482873B2 (ja) | 2024-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7482873B2 (ja) | Il-17調節剤としてのベンズイミダゾロン誘導体及びその類似体 | |
JP7349491B2 (ja) | Il-17モジュレーターとしてのスピロ環状インダン類似体 | |
JP7623301B2 (ja) | Il-17調節剤としてのイミダゾピリジン誘導体 | |
JP2022512201A (ja) | IL-17モジュレーター(modulators)としての官能基化されたアミン誘導体 | |
JP7163379B2 (ja) | Il-17調節剤としてのスピロ環インドリン | |
JP7271557B2 (ja) | Il-17モジュレータとしての縮合イミダゾール誘導体 | |
US10189817B2 (en) | Inhibitors of Bruton's tyrosine kinase | |
WO2020260426A1 (en) | Fused imidazole derivatives as il-17 modulators | |
WO2022096412A1 (en) | Dicyclopropylmethyl derivatives as il-17 modulators | |
JP2023552864A (ja) | Il-17モジュレータとしてのイミダゾピリダジン誘導体 | |
TW202506679A (zh) | 作為il—17調節劑之咪唑并三𠯤衍生物 | |
TW202446365A (zh) | 作為il-17調節劑之咪唑并三𠯤衍生物 | |
TW202432123A (zh) | 作為il—17調節劑之咪唑并三𠯤衍生物 | |
TW202440579A (zh) | 作為il—17調節劑之咪唑并三𠯤衍生物 | |
TW202440580A (zh) | 作為il—17調節劑之咪唑并三𠯤衍生物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231031 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240327 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7482873 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |