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JP2022191009A - 車載ドアの制御システム - Google Patents

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JP2022191009A
JP2022191009A JP2021099610A JP2021099610A JP2022191009A JP 2022191009 A JP2022191009 A JP 2022191009A JP 2021099610 A JP2021099610 A JP 2021099610A JP 2021099610 A JP2021099610 A JP 2021099610A JP 2022191009 A JP2022191009 A JP 2022191009A
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Abstract

Figure 2022191009000001
【課題】ドアの閉鎖不良をより確実に防止できる車載ドアの制御システムを提供する。
【解決手段】車載ドアの制御システム14は、側部ドア10の開閉状態を検出するカーテシスイッチ18と、前記側部ドア10を閉状態で維持するラッチを解除させるアンラッチ動作を行うラッチアクチュエータ20と、車室内に設けられ、前記ラッチを解除する際に、ユーザにより操作されるアンラッチスイッチ16と、前記アンラッチスイッチ16が操作された際に、前記ラッチアクチュエータ20にアンラッチ動作を実行させるコントローラ26と、を備え、前記コントローラ26は、前記側部ドア10が開状態の期間中、前記アンラッチスイッチ16が操作されても、前記アンラッチ動作を実行させない。
【選択図】図1

Description

本明細書では、車載ドアのラッチの状態を制御する車載ドアの制御システムを開示する。
通常、車両に搭載されるドアには、閉状態を確実に維持するためにラッチ機構が設けられている。ラッチ機構は、例えば、ドアに設けられたラッチ体と、車両に設けられるとともにラッチ体が係合可能なストライカと、を有している。ドアが閉鎖位置に到達した際に、ラッチ体がストライカに係合することで、ドアの閉状態が確実に維持される。
近年、こうしたラッチを電気的に解除する電動ラッチが知られている。例えば、特許文献1には、車内に設けられたアンラッチスイッチが操作された場合に、アクチュエータがラッチ機構を駆動して、ドアのラッチを解除する技術が開示されている。この特許文献1では、ドアの閉鎖が検出された場合には、アンラッチスイッチの操作に関わらず、所定時間だけ、アクチュエータの駆動を禁止している。かかる構成とすることで、ドアの閉鎖直後に、誤って、アンラッチスイッチに接触したとしても、ラッチが意に反して解除されることを防止できる。
特開2007-032139号公報
ところで、アンラッチスイッチの位置によっては、ユーザが、開いたドアを、閉鎖方向に引いている途中、すなわち、ドアが完全に閉鎖される前の段階で、アンラッチスイッチを誤って操作する場合がある。この場合、ドアの閉鎖途中でラッチアクチュエータが駆動するため、ドアが閉鎖位置に到達したとしても、ラッチがかからないおそれがある。特許文献1の技術は、ラッチがかかった後に、一定時間、ラッチ解除を禁止する技術であるため、ドアが閉鎖位置に到達してもラッチがかからないという閉鎖不良は、解決できない。
そこで、本明細書では、ドアの閉鎖不良をより確実に防止できる車載ドアの制御システムを開示する。
本明細書の車載ドアの制御システムは、ドアの開閉状態を検出するドアセンサと、前記ドアを閉状態で維持するラッチを解除させるアンラッチ動作を行うラッチアクチュエータと、車室内に設けられ、前記ラッチを解除する際に、ユーザにより操作されるアンラッチスイッチと、前記アンラッチスイッチが操作された際に、前記ラッチアクチュエータにアンラッチ動作を実行させるコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記ドアが開状態の期間中、前記アンラッチスイッチが操作されても、前記アンラッチ動作を実行させない、ことを特徴とする。
かかる構成とすることで、車内からドアを閉鎖方向に引っ張る際、誤ってアンラッチスイッチを操作したとしても、ラッチを適切にかけることができる。結果として、ドアの閉鎖不良をより確実に防止できる。
この場合、前記コントローラは、前記ドアが開状態の期間中に、前記アンラッチスイッチが、規定の基準回数、操作された場合には、前記ラッチアクチュエータにアンラッチ動作を実行させ、前記基準回数は、2回以上であってもよい。
かかる構成とすることで、ドアが開状態であっても、ラッチを解除したい場合には、アンラッチスイッチを基準回数以上、操作すれば、ラッチを解除できる。特に、半ドアを解消するためには、ラッチの解除が必要となるが、上記構成とすれば、簡易な操作で半ドアを解消できる。
また、前記コントローラは、前記ドアが開状態でも、所定の制限時間内に前記アンラッチスイッチが規定の基準回数、操作された場合には、前記ラッチアクチュエータにアンラッチ動作を実行させ、前記基準回数は、2回以上であってもよい。
かかる構成とすることで、ドアが開状態であっても、ラッチを解除したい場合、例えば、半ドアを解除するためにラッチを解除したい場合には、アンラッチスイッチを制限時間内に基準回数以上、操作すれば、ラッチを解除できる。また、制限時間内に繰り返し操作するという動作は、明確に意識しなければ、生じにくい動作であるため、かかる構成とすることで、ユーザの意に反したラッチ解除をより確実に防止できる。
また、前記コントローラは、前記ドアが開状態でも、前記アンラッチスイッチが、長押しされた場合には、前記ラッチアクチュエータにアンラッチ動作を実行させてもよい。
かかる構成とすることで、ドアが開状態であっても、ラッチを解除したい場合、例えば、半ドアを解除するためにラッチを解除したい場合には、アンラッチスイッチを長押しすれば、ラッチを解除できる。また、長押しは、明確に意識しなければ、生じにくい動作であるため、かかる構成とすることで、ユーザの意に反したラッチ解除をより確実に防止できる。
また、前記ドアセンサは、前記ドアに設けられたラッチ体が、車両に設けられたストライカに不十分に係合する半ドア状態を、前記開状態として検知してもよい。
かかるドアセンサは、比較的、容易な構成で得られるため、コストを低減できる。
また、前記ドアセンサは、前記ドアに設けられたラッチ体が、車両に設けられたストライカに不十分に係合する半ドア状態を、前記開状態と区別して検知し、前記コントローラは、前記半ドア状態の期間中に、前記アンラッチスイッチが操作された場合は、前記ラッチアクチュエータにアンラッチ動作を実行させてもよい。
かかる構成とすることで、開状態において、ユーザの意に反して、ラッチが解除されることを、より確実に防止できる。その一方で、半ドア状態を容易に解消できる。
また、前記アンラッチスイッチは、前記ドアの開閉の際に、ユーザにより把持されるドアハンドルのうち車幅方向内側端面に設置されていてもよい。
かかる構成とすることで、車内からドアを閉鎖する際に、ドアハンドルに付与する力の方向と、アンラッチスイッチを押下する方向と、が逆になる。その結果、閉鎖動作の際に、アンラッチスイッチを誤って操作することをより確実に防止できる。
本明細書で開示する技術によれば、ドアの閉鎖不良をより確実に防止できる。
車載ドアの制御システムの構成を示すブロック図である。 車両の側部ドアを車室側からみた斜視図である。 リリース状態のラッチ機構を示す図である。 ハーフラッチ状態のラッチ機構を示す図である。 フルラッチ状態のラッチ機構を示す図である。 アンラッチ動作が実行されている際のラッチ機構を示す図である。 コントローラの処理の流れを示すフローチャートである。 制御システムの動作の一例を示すタイミングチャートである。 コントローラの処理の流れの他の例を示すフローチャートである。 コントローラの処理の流れの他の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して車載ドアの制御システム14について説明する。図1は、車載ドアの制御システム14の構成を示すブロック図である。また、図2は、車両の側部ドア10を車室側からみた斜視図である。
本例において、制御対象となるドアは、図2に示す側部ドア10である。側部ドア10は、自動車のサイドに設けられ、車両側部のドア開口を開閉自在に覆っている。側部ドア10の前端は、ヒンジ(図示せず)を介して車両ボディに連結されており、側部ドア10は、当該ヒンジを中心として揺動可能となっている。以下では、側部ドア10が完全に閉鎖された状態を「CL状態」と呼び、側部ドア10が開放された状態を「OP状態」と呼ぶ。
車両には、この側部ドア10をCL状態で維持するラッチ機構24が設けられている。ラッチ機構24は、後に詳説するように、車両ボディに固定されたストライカ40と、当該ストライカ40に係合可能なラッチ体32と、当該ラッチ体32と干渉してラッチ体32の揺動を規制するラチェット42と、を有している(図1,図3参照、図2では図示せず)。ラッチ体32およびラチェット42は、側部ドア10の内部に設けられており、当該ラッチ体32がストライカ40に完全係合することで、側部ドア10が閉鎖状態を維持する。このラッチ機構24の状態、すなわち、ラッチ状態としては、ラッチ体32とストライカ40との係合が完全に解除された「リリース状態」と、ラッチ体32がストライカ40に完全係合する「フルラッチ状態」と、ラッチ体32がストライカ40に不十分に係合する「ハーフラッチ状態」と、がある。このうち、ハーフラッチ状態とは、一般に「半ドア」と呼ばれる状態であり、側部ドア10が不完全に閉じられた状態である。
制御システム14は、主に、このラッチ状態を管理するシステムである。本例の制御システム14は、図1に示すように、ラッチ機構24、ラッチレバー22、アンラッチスイッチ16、カーテシスイッチ18、ラッチアクチュエータ20、コントローラ26を備えている。
はじめに、ラッチ機構24の構成について、図3を参照して説明する。図3は、ラッチ機構24の一例を示す図であり、図3Aは、リリース状態を、図3Bは、ハーフラッチ状態を、図3Cは、フルラッチ状態を、それぞれ示している。ラッチ機構24は、上述した通り、車両ボディに固定されたストライカ40と、側部ドア10の内部に設置されたラッチ体32およびラチェット42を有する。ラッチ体32は、所定の回転軸32aを中心として揺動可能なプレートである。ラッチ体32は、リリース状態からフルラッチ状態に遷移する際、紙面反時計回り方向である係合方向A+に揺動し、フルラッチ状態からリリース状態に遷移する際、紙面時計回り方向である解除方向A-に揺動する。このラッチ体32は、図示しないラッチスプリングにより、解除方向A-に付勢されている。
また、ラッチ体32には、ストライカ40が進入可能な係合溝34が形成されている。係合溝34は、リリース状態で車幅方向内側に向いた斜め下方向に開口しており、フルラッチ状態で、車幅方向外側に向いた斜め下方向に開口している。係合溝34の両側は、ラチェット42と干渉するフルラッチ爪36およびハーフラッチ爪38として機能する。なお、フルラッチ爪36は、係合溝34より解除方向A-側に位置しており、ハーフラッチ爪38は、係合溝34より係合方向A+側に位置している。
ラチェット42は、所定の回転軸42aを中心として揺動可能なプレートである。このラチェット42は、ラッチ体32の一部と干渉してラッチ体32の揺動を規制する規制状態と、ラッチ体32から離間してラッチ体32の揺動を許容する許容状態と、に遷移可能である。ラチェット42は、許容状態から規制状態に遷移する際には、紙面反時計回り方向である規制方向B+に揺動し、規制状態から許容状態に遷移する際には、紙面時計回り方向である許容方向B-に揺動する。また、ラチェット42は、図示しないラチェットスプリングにより、規制方向B+に付勢されている。
ストライカ40は、例えば、略コ字状のバーであり、車両ボディのうち、側部ドア10を閉鎖した際、係合溝34に進入できる位置に設けられている。なお、図2に示すように、側部ドア10の後端縁には、このストライカ40の進入を許容するアクセス溝44が形成されている。
OP状態の側部ドア10を閉鎖方向に動かすと、ラッチ体32がストライカ40に近づき、ストライカ40が、係合溝34内に相対的に進入する。そして、閉鎖動作を進めることで、ストライカ40が、ラッチ体32を、係合方向A+に押圧する。これにより、ラッチ体32は、ラッチスプリングおよびラチェットスプリングの付勢力に抗して、係合方向A+に回転する。この回転に伴い、ラチェット42が、ハーフラッチ爪38を乗り越えると、図3Bに示すハーフラッチ状態となる。ハーフラッチ状態では、ラチェット42は、ハーフラッチ爪38と干渉している。そのため、ラッチ体32の解除方向A-への揺動は、規制される。ただし、この状態では、側部ドア10は、完全には閉鎖されていない。
側部ドア10が完全に閉鎖された場合、ラッチ体32は、ハーフラッチ状態からさらに、揺動し、ラチェット42は、フルラッチ爪36を乗り越える。この状態が、図3Cに示すフルラッチ状態である。フルラッチ状態において、ラチェット42は、フルラッチ爪36と干渉しているため、ラッチ体32の解除方向A-への揺動は、規制される。そして、これにより、側部ドア10は、CL状態で維持される。
フルラッチ状態(すなわち、CL状態)またはハーフラッチ状態となった後、ラチェット42を、ラチェットスプリングの付勢力に抗して、許容方向B-に揺動させると、ラッチ体32は、ラッチスプリングの付勢力により、解除方向A-に揺動する。これにより、ラッチ体32とストライカ40との係合が解除され、側部ドア10の開放が許容される。なお、ここで説明した構成は、一例であり、ラッチ機構24は、側部ドア10をCL状態で維持できるのであれば、適宜、変更されてもよい。
次に、図1を参照して制御システム14の構成を説明する。ラッチレバー22は、ラチェット42に、ワイヤ等を介して機械的に接続されたレバーである。このラッチレバー22は、例えば、図2に示すように、側部ドア10の車幅方向内側面に取り付けられる。ラッチレバー22を所定の方向に引っ張ると、その動きが、許容方向B-の動きとして、ラチェット42に機械的に伝達される。そして、ラチェット42が許容方向B-に揺動することで、ラッチ体32が解除方向A-に揺動し、ラッチが解除される。
アンラッチスイッチ16は、ラッチを解除したい際に、ユーザにより押下操作されるスイッチである。このアンラッチスイッチ16は、操作されることで、解除信号を出力する。かかるアンラッチスイッチ16は、例えば、図2に示すように、ドアハンドル12に設けられている。ドアハンドル12は、車内から側部ドア10を開閉する際に、ユーザが把持するハンドルである。本例では、アンラッチスイッチ16を、このドアハンドル12の車幅方向内側面であって、当該ドアハンドル12を把持する手の親指近傍に配置している。かかる配置とすることで、ユーザは、アンラッチスイッチ16の押下操作と、側部ドア10を開方向に押す動作と、を並行して実行できる。そして、結果として、容易に側部ドア10を開放できる。
ラッチアクチュエータ20は、コントローラ26からの駆動信号に応じて、ラッチ機構24によるラッチを解除するアンラッチ動作を実行するアクチュエータである。かかるラッチアクチュエータ20の構成は、特に、限定されないが、例えば、ラッチアクチュエータ20は、ラチェット42に接続されたワイヤと、当該ワイヤを巻き取るボビンと、ボビンを回転駆動する駆動源と、を有してもよい。駆動源としては、例えば、モータ、ソレノイド、油圧シリンダ等を用いることができる。ラッチアクチュエータ20が駆動することで、ラチェット42が許容方向B-に揺動し、ラッチが解除される。
カーテシスイッチ18は、側部ドア10の開閉状態を検知するドアセンサである。カーテシスイッチ18は、例えば、ドア開口の周縁に取り付けられており、CL状態の側部ドア10で押圧されている際にはONとなり、側部ドア10による押圧が解除された際には、OFFとなるスイッチである。このカーテシスイッチ18による検知結果、すなわち、カーテシスイッチ18のON/OFF状態は、コントローラ26に入力される。なお、半ドア状態(すなわちハーフラッチ状態)では、カーテシスイッチ18は、ONとなる。したがって、コントローラ26は、半ドア状態を、側部ドア10が開放されたOP状態と判断する。
コントローラ26は、ラッチアクチュエータ20の駆動を制御するもので、物理的には、プロセッサ28とメモリ30とを有したコンピュータである。この「コンピュータ」には、コンピュータシステムを一つの集積回路に組み込んだマイクロコントローラーも含まれる。また、プロセッサ28およびメモリ30は、それぞれ複数設けられてもよい。
コントローラ26は、アンラッチスイッチ16およびカーテシスイッチ18からの信号に応じて、ラッチアクチュエータ20の駆動を制御する。具体的には、コントローラ26は、カーテシスイッチ18がOFF状態(すなわち側部ドア10がCL状態)において、アンラッチスイッチ16から解除信号が入力された場合(すなわちアンラッチスイッチ16が操作された場合)、ラッチアクチュエータ20を駆動して、ラッチを解除する。一方、コントローラ26は、カーテシスイッチ18がON状態(すなわち側部ドア10がOP状態)の場合には、アンラッチスイッチ16から解除信号が入力されたとしても(すなわちアンラッチスイッチ16が操作されたとしても)、ラッチアクチュエータ20を駆動せず、ラッチを解除しない。換言すれば、本例では、側部ドア10がOP状態の場合、アンラッチスイッチ16を無効化している。
このように、OP状態においてアンラッチスイッチ16を無効化するのは、側部ドア10の閉鎖不良を防止するためである。すなわち、上述した通り、本例では、アンラッチスイッチ16を、ドアハンドル12を掴む手でアクセスしやすい位置に設けている。そのため、OP状態の側部ドア10を閉鎖するために、ドアハンドル12を車幅方向内側に引っ張る際に、誤って、アンラッチスイッチ16を押下するおそれがある。ここで、OP状態でもアンラッチスイッチ16を有効化していると、側部ドア10の閉鎖動作の途中で、アンラッチスイッチ16を押下し、ラッチアクチュエータ20が駆動するおそれがある。この場合、側部ドア10が閉鎖位置に到達したとしても、ラッチがかからないことになる。すなわち、ラッチアクチュエータ20が駆動すると、図4に示すように、ラチェット42が許容方向B-に引っ張られる。そのため、ラッチ体32は、側部ドア10を閉鎖方向に押す力がなくなれば、ラッチスプリングの付勢力により、即座に、解除方向A-に移動する。そして、結果として、ラッチがかからず、側部ドア10がCL状態で維持されない。一方で、ユーザは、側部ドア10が閉鎖位置に達すれば、側部ドア10が適切に閉鎖されたと考え、ラッチが解除されたままであることに気付かないおそれがある。
こうした問題を避けるために、本例では、OP状態では、アンラッチスイッチ16を無効化している。かかる構成とすることで、閉鎖動作の途中で、誤ってアンラッチスイッチ16を操作したとしても、ラッチアクチュエータ20は、駆動しない。その結果、側部ドア10が閉鎖位置に到達した際に、ラッチがかからない閉鎖不良を効果的に防止できる。
ただし、本例では、OP状態であっても、アンラッチスイッチ16が2回操作された場合には、ラッチアクチュエータ20を駆動し、ラッチを解除する。これは、ハーフラッチ状態(すなわち半ドア状態)の解消を可能にするためである。すなわち、上述した通り、また、図3Bに示す通り、ハーフラッチ状態において、ラッチ体32は、ストライカ40に、不完全ながら係合している。このハーフラッチ状態を解消するためには、ラッチを一度解除したうえで、側部ドア10を大きく開け、その後、再度、勢いをつけて側部ドア10を閉鎖方向に引っ張る必要がある。すなわち、ハーフラッチ状態を解消するためには、ラチェット42を許容方向B-に揺動させるアンラッチ動作が必要となる。一方、本例では、ハーフラッチ状態を、OP状態として検知している。そのため、OP状態において、アンラッチスイッチ16を完全に無効化した場合、ハーフラッチ状態を解消するためには、別途、ラッチレバー22の操作が必要となり、操作が煩雑となる。
そこで、本例では、OP状態であっても、アンラッチスイッチ16が、所定の基準回数、操作された場合には、ラッチアクチュエータ20を駆動して、ラッチ機構24を解除させる。したがって、コントローラ26は、CL状態からOP状態に切り替わると、アンラッチスイッチ16の操作回数i、すなわち、解除信号の受信回数をカウントする。そして、コントローラ26は、操作回数iが基準回数に達したタイミングで、ラッチアクチュエータ20を駆動し、ラッチ機構24を解除させる。かかる構成とすることで、ハーフラッチ状態になった場合には、アンラッチスイッチ16を基準回数、操作することで、ラッチを解除でき、ひいては、ハーフラッチ状態を解除できる。なお、基準回数は、2以上の数値であれば、特に限定されないが、以下では、基準回数を「2」として説明する。
ここで、通常、人は、スイッチを1回操作したにも関わらず所定の反応が得られない場合には、偶発的なミス(例えば、スイッチの押下量の不足やノイズ、接触不良等)の発生を疑い、スイッチ操作を再実行することが多い。本例の場合でも、ユーザは、ハーフラッチ状態が発生した際に、アンラッチスイッチ16を1回操作してもラッチが解除できない場合には、アンラッチスイッチ16を再度操作するのが自然である。したがって、上述したように、OP状態であっても、アンラッチスイッチ16を2回操作した場合に、例外的にアンラッチ動作を実行する構成とすれば、ユーザは、特殊な操作手順を意識することなく、容易に、ハーフラッチ状態を解消できる。
次に、コントローラ26の処理の流れについて図5を参照して説明する。車両が起動されれば、コントローラ26は、操作回数iを初期化し、i=0とする(S10)。また、コントローラ26は、その後も、カーテシスイッチ18の状態を定期的に監視し、CL状態からOP状態に切り替われば、すなわち、カーテシスイッチ18がOFF状態からON状態に切り替われば、操作回数iを再度、初期化し、i=0とする(S12,S14)。
また、コントローラ26は、アンラッチスイッチ16の操作状況も監視する(S16)。監視の結果、アンラッチスイッチ16が、OFFのままであれば、そのまま待機し続ける。一方、アンラッチスイッチ16がONとなれば(S16でYes)、コントローラ26は、現在の側部ドア10の開閉状態を確認する(S18)。そして、CL状態の場合(S18でNo)、コントローラ26は、ラッチアクチュエータ20に対してアンラッチ動作を指示する(S26)。一方、OP状態の場合(S18でYes)、コントローラ26は、操作回数iをインクリメントする(S20)。続いて、コントローラ26は、現在の操作回数iを確認する(S22)。操作回数iが2以上であれば(S22でYes)、コントローラ26は、ラッチアクチュエータ20に対してアンラッチ動作を指示する(S26)。一方、操作回数iが2未満の場合(S22でNo)、コントローラ26は、車両がOFFにならない限り、ステップS12に戻り、同様の処理を繰り返す。
次に、図6を参照して、制御システム14の動作例を説明する。図6は、制御システム14の動作の一例を示すタイミングチャートである。図6の例において、一段目はカーテシスイッチ18の状態を、二段目は、アンラッチスイッチ16の状態を、三段目はラッチアクチュエータ20の状態を、四段目は、ラッチ機構24の状態を、それぞれ、示している。また、図6において、矢印TCは、ユーザが、側部ドア10を車幅方向内側に引っ張る閉鎖動作の実行タイミングを示している。
図6の例では、時刻t0の時点で、側部ドア10はCL状態であり、その後、時刻t1において、アンラッチスイッチ16が操作される。この場合、コントローラ26は、即座にラッチアクチュエータ20を駆動し、ラッチを解除する。その結果、時刻t1の直後において、ラッチ機構24は、リリース状態に遷移し、側部ドア10はOP状態となる。
次に、時刻t2において、ユーザが閉鎖動作を実行するが、このとき、誤って、アンラッチスイッチ16の押下も行ったとする。このアンラッチスイッチ16の押下は、OP状態において実行されているため、コントローラ26は、ラッチアクチュエータ20を駆動しない。その結果、時刻t2の直後において、ラッチ機構24は、フルラッチ状態となり、カーテシスイッチ18は、CL状態となる。つまり、側部ドア10を内側に引っ張る閉鎖動作と並行してアンラッチスイッチ16を操作したとしても、側部ドア10を適切に閉鎖できる。
次に、時刻t3において、再び、アンラッチスイッチ16が操作されたとする。このとき、カーテシスイッチ18は、CL状態であるため、コントローラ26は、即座にラッチアクチュエータ20を駆動し、ラッチを解除する。
次に、時刻t4において、ユーザが閉鎖動作を実行したとする。ただし、時刻t4の閉鎖動作では、側部ドア10を閉鎖方向に引っ張る力が不足しており、ハーフラッチ状態、いわゆる、半ドア状態になっている。この場合、ラッチ機構24を、一度、リリース状態に戻さなければ、ハーフラッチ状態を解消できない。そこで、ユーザは、時刻t5において、側部ドア10を開けるべく、アンラッチスイッチ16を操作する。しかし、この時点で、カーテシスイッチ18は、OP状態であるため、コントローラ26は、ラッチアクチュエータ20を駆動しない。この場合、ユーザは、偶発的なミスが発生したと考え、時刻t6に、アンラッチスイッチ16の操作を再実行する。これにより、OP状態の期間中における操作回数iが「2」となるため、コントローラ26は、ラッチアクチュエータ20にラッチ動作を実行させる。これにより、ラッチ機構24がリリース状態となり、ユーザは、側部ドア10を開方向に揺動させることができる。時刻t7において、側部ドア10を大きく開けることができれば、ユーザは、再度、側部ドア10を閉鎖方向に引っ張る閉鎖動作を実行する。そして、これにより、ラッチ機構24がフルラッチ状態となり、側部ドア10が適切に閉鎖される。
以上の説明で明らかな通り、本例によれば、閉鎖動作の際、誤って、アンラッチスイッチ16を操作したとしても、当該操作が無効化されているため、適切に側部ドア10を閉鎖できる。その一方で、OP状態で、アンラッチスイッチ16が2回操作されれば、アンラッチ動作が実行されるため、半ドア状態を適切かつ簡易に解消できる。
なお、ここまで説明した構成は、一例であり、少なくとも、OP状態の期間中、アンラッチスイッチ16が操作されても、原則として、アンラッチ動作を実行させないのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。
例えば、OP状態の期間中に、例外的に、アンラッチ動作を実行する条件は、適宜、変更されてもよい。すなわち、上述の例では、OP状態の期間中におけるアンラッチスイッチ16の操作の総数が2に達すれば、例外的にアンラッチ動作を実行している。しかし、例外的にアンラッチ動作を実行する操作総数は、2に限らず、より多数でもよい。
また、操作の総数ではなく、所定時間内に、アンラッチスイッチ16の押下操作が繰り返し実行された場合に、例外的に、アンラッチ動作を実行してもよい。図7は、この場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図7に示すように、この場合、コントローラ26は、操作回数iに加え、経過時間teというパラメータも管理する。車両の起動直後、コントローラ26は、この二つのパラメータi,teを、それぞれ、初期化し、i=0,te=0とする(S30,S32)。また、その後も、経過時間teが所定の制限時間tlim以上となれば(S34でYes)、パラメータi,teは、初期化される。また、コントローラ26は、アンラッチスイッチ16の操作状況を監視する(S36)。監視の結果、アンラッチスイッチ16が操作されれば(S36でYes)、コントローラ26は、側部ドア10の開閉状態を確認する(S38)。そして、CL状態の場合には(S38でNo)、コントローラ26は、即座に、ラッチアクチュエータ20にアンラッチ動作を実行させる(S50)。一方、OP状態の場合(S38でYes)、コントローラ26は、操作回数iをインクリメントする(S40)。そして、インクリメント後の操作回数iが「1」であれば(S42でYes)、コントローラ26は、経過時間teのカウントをスタートする(S44)。また、インクリメント後の操作回数iが「2」であれば(S46でYes)、コントローラ26は、ラッチアクチュエータ20にアンラッチ動作を実行させる(S50)。操作回数iが2未満の場合には、ステップS36に戻り、同様の処理を繰り返す。
以上の通り、図7の場合、操作回数iは、制限時間tlimを経過した時点で、初期化される。換言すれば、図7の場合、OP状態において、制限時間tlim内に2回押下操作をしなければ、ラッチ解除されない。制限時間tlim内に2回、連続して押下操作することは、偶発的には生じにくく、ユーザが明確に意識して行動する必要がある。したがって、かかる構成とすることで、OP状態において、ユーザの意に反してアンラッチ動作が実行されることをより確実に防止できる。なお、制限時間tlimの値は、特に限定されないが、通常、制限時間tlimは、3秒以下の値が設定される。
また、別の形態として、OP状態では、アンラッチスイッチ16が長押しされた場合にのみ、アンラッチ動作を実行するようにしてもよい。すなわち、図8に示すように、コントローラ26は、OP状態でアンラッチスイッチ16がONされた場合(S60でYesかつS62でYes)、その操作内容が長押しか否かを確認してもよい(S64)。そして、確認の結果、長押しの場合にのみ(S64でYes)、ラッチアクチュエータ20に、アンラッチ動作を実行させ(S68)、長押しでない場合には、その操作回数iに関わらず、アンラッチ動作を実行しない構成としてもよい。ここで、長押し動作は、ユーザが明確に意識して行動しない限り、偶発的には生じにくい。したがって、かかる構成とすることで、OP状態において、ユーザの意に反してアンラッチ動作が実行されることをより確実に防止できる。
また、これまでの説明では、カーテシスイッチ18をドアセンサとして利用している。そのため、ラッチ機構24がハーフラッチ状態となる半ドア状態も、OP状態として検出される。しかし、ドアセンサとして、ハーフラッチ状態とリリース状態とを区別できるセンサを用いてもよい。例えば、ドアセンサは、カーテシスイッチ18に加え、ラッチ状態を検知するラッチ状態スイッチを有してもよい。ラッチ状態スイッチの構成は、特に限定されないが、例えば、ラッチ状態スイッチは、ラッチ体32の揺動量に応じて異なる信号を出力するロータリスイッチを用いることができる。この場合、ロータリスイッチは、ラッチ体32と機械的に連結され、ラッチ体32とともに揺動する操作ノブを有する。コントローラ26は、このラッチ状態スイッチの検知結果と、カーテシスイッチ18の検知結果と、に基づいて、ハーフラッチ状態を検知できる。そして、この場合、コントローラ26は、リリース状態では、アンラッチスイッチ16を完全無効化し、ハーフラッチ状態では、アンラッチスイッチ16を有効化してもよい。かかる構成とすることで、OP状態において、ユーザの意に反したアンラッチ動作が確実に防止されるとともに、半ドアを容易に解消できる。
また、これまでの説明では、OP状態でも、所定の条件を満たす場合には、アンラッチスイッチ16を例外的に有効化している。しかし、OP状態の場合には、常に、アンラッチスイッチ16を無効化してもよい。この場合、半ドア状態は、ラッチレバー22を操作することで、解消する。
また、これまでの説明では、OP状態の場合に、アンラッチスイッチ16を無効化しているが、アンラッチスイッチ16は、他の場面でも無効化されてもよい。例えば、側部ドア10を閉鎖した直後、すなわち、ラッチ機構24が、リリース状態からフルラッチ状態に遷移した直後の時点では、ユーザは、ドアハンドル12を握ったままである。そのため、この閉鎖直後において、ユーザの手指が、アンラッチスイッチ16に誤って接触し、アンラッチスイッチ16がONとなる場合もある。その場合、側部ドア10の閉鎖直後に、ラッチが解除されるため、ユーザは、再度、閉鎖動作を実行しなければならず、手間である。そこで、リリース状態からフルラッチ状態に遷移した場合、その後、所定の待機時間が経過するまでは、アンラッチスイッチ16を無効化してもよい。かかる構成とすることで、意に反した側部ドア10の開放を効果的に防止できる。なお、この場合、待機時間は、特に限定されず、例えば、待機時間は、1秒未満の値を設定できる。また、車両の走行が開始した場合にも、アンラッチスイッチ16を無効化してもよい。
また、これまでの説明では、アンラッチスイッチ16を、物理的に押下可能なスイッチとして説明しているが、アンラッチスイッチ16は、押下または接触を検知できるのであれば、他の形態のスイッチでもよい。例えば、アンラッチスイッチ16は、手指の接触を検知できるタッチスイッチでもよい。
10 側部ドア、12 ドアハンドル、14 制御システム、16 アンラッチスイッチ、18 カーテシスイッチ、20 ラッチアクチュエータ、22 ラッチレバー、24 ラッチ機構、26 コントローラ、28 プロセッサ、30 メモリ、32 ラッチ体、32a 回転軸、34 係合溝、36 フルラッチ爪、38 ハーフラッチ爪、40 ストライカ、42 ラチェット、42a 回転軸、44 アクセス溝。

Claims (7)

  1. ドアの開閉状態を検出するドアセンサと、
    前記ドアを閉状態で維持するラッチを解除させるアンラッチ動作を行うラッチアクチュエータと、
    車室内に設けられ、前記ラッチを解除する際に、ユーザにより操作されるアンラッチスイッチと、
    前記アンラッチスイッチが操作された際に、前記ラッチアクチュエータにアンラッチ動作を実行させるコントローラと、
    を備え、前記コントローラは、前記ドアが開状態の期間中、前記アンラッチスイッチが操作されても、前記アンラッチ動作を実行させない、
    ことを特徴とする車載ドアの制御システム。
  2. 請求項1に記載の車載ドアの制御システムであって、
    前記コントローラは、前記ドアが開状態の期間中に、前記アンラッチスイッチが、規定の基準回数、操作された場合には、前記ラッチアクチュエータにアンラッチ動作を実行させ、
    前記基準回数は、2回以上である、
    ことを特徴とする車載ドアの制御システム。
  3. 請求項1に記載の車載ドアの制御システムであって、
    前記コントローラは、前記ドアが開状態でも、所定の制限時間内に前記アンラッチスイッチが規定の基準回数、操作された場合には、前記ラッチアクチュエータにアンラッチ動作を実行させ、
    前記基準回数は、2回以上である、
    ことを特徴とする車載ドアの制御システム。
  4. 請求項1に記載の車載ドアの制御システムであって、
    前記コントローラは、前記ドアが開状態でも、前記アンラッチスイッチが、長押しされた場合には、前記ラッチアクチュエータにアンラッチ動作を実行させる、ことを特徴とする車載ドアの制御システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の車載ドアの制御システムであって、
    前記ドアセンサは、前記ドアに設けられたラッチ体が、車両に設けられたストライカに不十分に係合する半ドア状態を、前記開状態として検知する、ことを特徴とする車載ドアの制御システム。
  6. 請求項1に記載の車載ドアの制御システムであって、
    前記ドアセンサは、前記ドアに設けられたラッチ体が、車両に設けられたストライカに不十分に係合する半ドア状態を、前記開状態と区別して検知し、
    前記コントローラは、前記半ドア状態の期間中に、前記アンラッチスイッチが操作された場合は、前記ラッチアクチュエータにアンラッチ動作を実行させる、
    ことを特徴とする車載ドアの制御システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の車載ドアの制御システムであって、
    前記アンラッチスイッチは、前記ドアの開閉の際に、ユーザにより把持されるドアハンドルのうち車幅方向内側端面に設置されている、ことを特徴とする車載ドアの制御システム。
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