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JP7087771B2 - 車両用ドア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドア装置に関するものである。
従来、車両のスイングドアを任意の開動作角度で固定することが可能なドア装置がある。例えば、特許文献1に記載のドア装置は、乗員の開操作意図を示すドアハンドルスイッチがオンとなることにより、そのスイングドアの開閉動作を許容し、オフとなることにより、このスイングドアの開動作角度を固定する。そして、このような開動作角度の固定機能を利用して、例えば、そのスイングドアを乗降時の支えに用いる、或いは強風や路面の傾斜等、そのスイングドアが外力により開閉動作しないようにすることができる。
特開2012-87547号公報
しかしながら、車両のドア装置においては、基本性能はもとより、その操作性が重要な課題となっている。そして、上記従来技術の構成では、日々進化する車両の要求水準に対し、この点において、必ずしも応え得るものとは言い切れないことから、その更なる改善が望まれていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、より操作性に優れた車両用ドア装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用ドア装置は、車両のスイングドアに設けられたラッチ機構を駆動して該ラッチ機構による前記スイングドアの拘束を解除可能なラッチ駆動装置と、前記スイングドアに制動力を付与することにより該スイングドアの開動作角度を固定可能なドア開度固定装置と、前記スイングドアを開操作するために前記ラッチ駆動装置の作動要求を入力するドアオープンスイッチと、前記ドア開度固定装置の作動要求を入力するドアストップスイッチと、を備えるとともに、前記スイングドアの開閉操作に用いられる持ち手部に前記ドアオープンスイッチ及び前記ドアストップスイッチを設けることにより、前記持ち手部を把持した状態で前記各作動要求を入力可能に構成された車両用ドア装置であって、前記持ち手部に設けられることにより前記ドアオープンスイッチ及びドアストップスイッチとして機能する操作スイッチと、前記操作スイッチに対する操作入力に基づいて前記ラッチ駆動装置及び前記ドア開度固定装置の作動を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記スイングドアが前記ラッチ機構により全閉位置に拘束された状態で、前記操作スイッチが操作された場合に、前記ラッチ駆動装置を制御して前記スイングドアの拘束を解除するとともに、前記スイングドアが開閉動作可能な状態で、前記操作スイッチが操作された場合に、前記ドア開度固定装置を制御して前記開動作角度を固定するものであって、前記制御装置は、前記操作スイッチに対する操作入力が所定の操作確認時間を超えて継続した場合に、前記操作スイッチが操作されたと判定する
上記構成によれば、車両の乗員が乗降時に行う一連のドア操作、即ちスイングドアのラッチ機構を解除して(ドアオープン)、このスイングドアを所望の開動作角度で固定する操作(ドアストップ)を、そのスイングドアに設けられた持ち手部を把持した状態で容易に行うことができる。そして、これにより、優れた操作性を実現することができる。
上記構成によれば、その持ち手部を把持してスイングドアを開動作させる動きに沿った直感的な操作で、ラッチ機構を解除し、及び、このスイングドアを所望の開動作角度に固定することができる。そして、これにより、優れた操作性を実現することができる。
上記構成によれば、操作スイッチに対する意図しない接触による誤判定が発生することで、例えば、その開閉動作中にスイングドアが急停止する、或いはスイングドアを支えにした乗降動作中に、その開動作角度の固定が解除される等の現象を抑制することができる。そして、これにより、高い信頼性を確保することができる。
上記課題を解決する車両用ドア装置において、前記制御装置は、前記開動作角度が予め記憶した自動停止角度に到達した場合には、前記操作入力に依らず、前記開動作角度を固定するとともに、前記操作確認時間よりも長い所定の記憶要求時間を超えて継続する前記操作入力を検出した場合において、前記開動作角度が固定された状態にある場合に、該固定された開動作角度を前記自動停止角度として記憶することが好ましい。
上記構成によれば、乗員が操作スイッチを操作しなくとも、その開動作したスイングドアを、例えば、車両側方の障害物(隣の車両や壁等)に接触しない開動作角度で自動的に停止させることができる。更に、このような自動停止角度を、直感的な操作で容易に設定することができる。そして、これにより、より優れた操作性を実現することができる。
上記課題を解決する車両用ドア装置において、車両のスイングドアに設けられたラッチ機構を駆動して該ラッチ機構による前記スイングドアの拘束を解除可能なラッチ駆動装置と、前記スイングドアに制動力を付与することにより該スイングドアの開動作角度を固定可能なドア開度固定装置と、前記スイングドアを開操作するために前記ラッチ駆動装置の作動要求を入力するドアオープンスイッチと、前記ドア開度固定装置の作動要求を入力するドアストップスイッチと、を備えるとともに、前記スイングドアの開閉操作に用いられる持ち手部に前記ドアオープンスイッチ及び前記ドアストップスイッチを設けることにより、前記持ち手部を把持した状態で前記各作動要求を入力可能に構成された車両用ドア装置であって、前記持ち手部に設けられることにより前記ドアオープンスイッチ及びドアストップスイッチとして機能する操作スイッチと、前記操作スイッチに対する操作入力に基づいて前記ラッチ駆動装置及び前記ドア開度固定装置の作動を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記スイングドアが前記ラッチ機構により全閉位置に拘束された状態で、前記操作スイッチが操作された場合に、前記ラッチ駆動装置を制御して前記スイングドアの拘束を解除するとともに、前記スイングドアが開閉動作可能な状態で、前記操作スイッチが操作された場合に、前記ドア開度固定装置を制御して前記開動作角度を固定するものであって、前記制御装置は、前記スイングドアの開閉速度を検出するとともに、前記開動作角度を固定する際、前記開閉速度が遅くなるに従って、より大きな前記制動力を付与するように、前記ドア開度固定装置の作動を制御する。
上記構成によれば、車両の乗員が乗降時に行う一連のドア操作、即ちスイングドアのラッチ機構を解除して(ドアオープン)、このスイングドアを所望の開動作角度で固定する操作(ドアストップ)を、そのスイングドアに設けられた持ち手部を把持した状態で容易に行うことができる。そして、これにより、優れた操作性を実現することができる。
上記構成によれば、その持ち手部を把持してスイングドアを開動作させる動きに沿った直感的な操作で、ラッチ機構を解除し、及び、このスイングドアを所望の開動作角度に固定することができる。そして、これにより、優れた操作性を実現することができる。
上記構成によれば、開動作角度を固定する際、スイングドアが開閉動作中であっても、このスイングドアが急停止しないようにすることができる。そして、これにより、そのスイングドアの支持部(ヒンジ等)に過大な負荷が加わらないようにすることで高い信頼性を確保するとともに、併せて、その高い質感を確保することができる。
上記課題を解決する車両用ドア装置において、前記制御装置は、前記開動作角度が固定された状態で、前記操作スイッチが操作された場合に、前記ドア開度固定装置を制御して前記開動作角度の固定を解除することが好ましい。
上記構成によれば、スイングドアの開動作角度を固定した後においても、再度、その持ち手部に設けられた操作スイッチを操作することで、再び、このスイングドアを開閉操作可能な状態になる。そして、これにより、その持ち手部を把持した乗員が、直感的な操作で、速やかに、このスイングドアの開動作角度を調整することができるようにすることで、より優れた操作性を実現することができる。
上記課題を解決する車両用ドア装置は、前記操作スイッチとして、車内側の前記持ち手部に設けられた車内スイッチと、車外側の前記持ち手部に設けられた車外スイッチと、を備え、前記制御装置は、前記車内スイッチ及び前記車外スイッチの少なくとも一方に対する操作入力を検出した場合に、前記操作スイッチに対する前記操作入力を検出したと判定することが好ましい。
上記構成によれば、車内側の持ち手部に設けられた車内スイッチを操作することによりスイングドアの開動作角度を固定した状態で降車した乗員が、車外側の持ち手部に設けられた車外スイッチを操作することにより、その開動作角度の固定を車外側から解除することができる。また、車外スイッチを操作することによりスイングドアの開動作角度を固定した状態で乗車した乗員が、車内スイッチを操作することにより、その開動作角度の固定を車内側から解除することができる。更に、これらの操作スイッチを操作して開動作角度の固定を解除した乗員が、その操作スイッチが設けられた持ち手部を把持してスイングドアを閉操作することができる。そして、これにより、乗降時、スイングドアを円滑に開閉操作することができるようにすることで、より優れた操作性を確保することができる。
本発明によれば、スイングドアの操作性を改善することができる。
スイングドアを備えた車両の平面図。 (a)は、開操作されたスイングドアの斜視図、(b)は、スイングドアのインナパネルに設けられた持ち手部の拡大図、(c)は、スイングドアのアウタパネルに設けられた持ち手部(アウトサイドドアハンドル)の拡大図。 車両用ドア装置の概略構成図。 ドアオープン制御の処理手順を示すフローチャート。 開動作角度固定制御の処理手順を示すフローチャート。 開動作角度固定解除制御の処理手順を示すフローチャート。 操作入力の確認判定及び自動停止角度の記憶についての処理手順を示すフローチャート。 操作入力検出判定の処理手順を示すフローチャート。 開動作角度を固定する際の制動力可変制御の処理手順を示すフローチャート。 制動力可変制御の態様を示す説明図。
以下、車両用ドア装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の車両1は、車体2の側面に設けられたドア開口部3を開閉する4枚のスイングドア10を備えている。即ち、これらの各スイングドア10は、それぞれ、その前端部10fに設けられたヒンジ11を支点に回動する。そして、本実施形態の車両1は、これらの各スイングドア10が、それぞれ、その車両1の室内に設けられた各座席の側方で開閉動作する構成になっている。
また、図2及び図3に示すように、本実施形態のスイングドア10には、車体2側のストライカ(図示略)に係合することにより、このスイングドア10を全閉位置に拘束するラッチ機構20と、このラッチ機構20を駆動するラッチ駆動装置21と、が設けられている。
具体的には、本実施形態のラッチ駆動装置21は、スイングドア10の全閉動作時、ラッチ機構20を駆動してハーフラッチ状態からフルラッチ状態に移行させる所謂ドアクローザーとしての機能を有している。また、このラッチ駆動装置21は、スイングドア10を全閉位置から開動作させる際、ラッチ機構20を駆動してフルラッチ状態からアンラッチ状態に移行させるラッチ解除機能を有している。そして、本実施形態のラッチ駆動装置21は、更に、そのラッチ解除によって、このラッチ機構20に係合していたストライカを排出する所謂ポップアップ機能を有するものとなっている。
また、本実施形態のスイングドア10には、そのドアチェック機構30と一体化されたドア開度固定装置31が設けられている。そして、本実施形態のスイングドア10は、このドア開度固定装置31がスイングドア10に制動力を付与することにより、任意の開動作角度θで固定することが可能となっている。
更に、本実施形態のスイングドア10には、このドア開度固定装置31及び上記ラッチ駆動装置21の作動要求を入力するための操作スイッチ40が設けられている。そして、本実施形態の車両1においては、これにより、スイングドア10を手動で開操作する際、この操作スイッチ40を操作することによって、そのラッチ機構20によるスイングドア10の拘束を解除し、及び、このスイングドア10を任意の開動作角度θで固定することが可能なドア装置41が形成されている。
詳述すると、図2(a)(b)に示すように、本実施形態のスイングドア10は、そのインナパネル10aに設けられた持ち手部51(50)と、この車内側の持ち手部51に設けられた車内スイッチSW1と、を備えている。また、図2(c)に示すように、このスイングドア10は、そのアウトサイドドアハンドル52に設けられた車外スイッチSW2を備えている。そして、本実施形態のドア装置41は、これらの車内スイッチSW1及び車外スイッチSW2を、その上記操作スイッチ40に用いる構成になっている。
具体的には、図2(b)に示すように、本実施形態のスイングドア10において、車内側の持ち手部51は、上方に開口する凹部51aを有している。即ち、この持ち手部51は、車内の乗員がスイングドア10を開閉操作する際、その凹部51aに親指以外の指(4指)を差し入れるかたちで把持される。更に、本実施形態の車内スイッチSW1は、この凹部51aの外側に位置する持ち手部51の外側部51bに設けられている。そして、ドア装置41は、これにより、乗員が持ち手部51を把持する状態のまま、その凹部51aの外側に配置された親指によって、この車内スイッチSW1を操作することが可能になっている。
また、図2(c)に示すように、本実施形態の車両1において、車外側の持ち手部を構成するアウトサイドドアハンドル52は、車両の操作権限を有した正規の乗員がスイングドア10に近づくことにより、そのアウタパネル10bから突出するかたちで外側に展開する所謂フラッシュハンドルとしての構成を有している。即ち、本実施形態のアウトサイドドアハンドル52は、アウタパネル10bから突出することにより当該アウタパネル10bとの間に形成される隙間に乗員が指を差し入れるかたちで把持される。そして、本実施形態の車外スイッチSW2は、そのアウタパネル10bとの間の隙間に差し入れた指によって操作可能な位置に設けられている。
さらに詳述すると、図3に示すように、本実施形態のドア装置41は、上記ラッチ駆動装置21及びドア開度固定装置31の作動を制御する制御装置60を備えている。また、この制御装置60は、上記車内スイッチSW1及び車外スイッチSW2の出力信号S1,S2に基づいて、これらの各操作スイッチ40(SW1,SW2)に対する操作入力を検出する。更に、この制御装置60は、その操作スイッチ40に対する操作入力に基づいて、上記ラッチ駆動装置21の作動要求(Dop)及び上記ドア開度固定装置31の作動要求(Dst,Drl)を検知する。そして、本実施形態の制御装置60は、この操作スイッチ40に対する操作入力に示された各作動要求に基づいて、ラッチ駆動装置21及びドア開度固定装置31を制御することにより、そのラッチ機構20によるスイングドア10の拘束を解除し、及び、このスイングドア10を開動作角度θで固定し、並びに、その固定を解除する構成になっている。
即ち、本実施形態のドア装置41は、スイングドア10の各持ち手部50(51,52)に設けられた操作スイッチ40(SW1,SW2)が、それぞれ、そのスイングドア10を開操作するためにラッチ駆動装置21の作動要求(ドアオープン要求Dop)を入力するドアオープンスイッチ61として機能する。また、これらの各操作スイッチ40は、それぞれ、そのスイングドア10の開動作角度θを固定するためにラッチ駆動装置21の作動要求(ドアストップ要求Dst)を入力するドアストップスイッチ62として機能する。そして、本実施形態のドア装置41は、これにより、車両1の乗員が乗降時に行う一連のドア操作、即ちスイングドア10のラッチ機構20を解除して(ドアオープン)、このスイングドア10を所望の開動作角度θで固定する操作(ドアストップ)を、そのスイングドア10に設けられた持ち手部50を把持した状態で行うことが可能になっている。
更に、これらの各操作スイッチ40は、それぞれ、そのラッチ駆動装置21による開動作角度θの固定を解除すべき旨の作動要求(固定解除要求Drl)を入力する固定解除スイッチ63としても機能する。そして、本実施形態のドア装置41は、これより、同じく、スイングドア10の持ち手部50を把持したまま、その開動作角度θの固定を解除して、このスイングドア10の開動作角度θを調整することが可能になっている。
(ラッチ駆動装置及びドア開度固定装置の作動制御)
次に、本実施形態の制御装置60が実行するラッチ駆動装置21の作動制御、及びドア開度固定装置31の作動制御について説明する。
本実施形態のドア装置41において、スイングドア10の持ち手部50(51,52)に設けられた操作スイッチ40を構成する車内スイッチSW1及び車外スイッチSW2は、それぞれ、押圧操作によりオン/オフする押ボタンスイッチとしての構成を有している。
また、本実施形態の制御装置60は、スイングドア10の開動作角度θを検出する(図3参照)。更に、この制御装置60は、その検出したスイングドア10の開動作角度θ、並びにラッチ駆動装置21及びドア開度固定装置31の作動状態に基づいて、スイングドア10の開動作状態を検知する。そして、本実施形態の制御装置60は、その操作スイッチ40が操作されたときのスイングドア10の開動作状態に基づいて、そのラッチ駆動装置21の作動要求(Dop)、及びドア開度固定装置31の作動要求(Dst,Drl)を検知する構成になっている。
詳述すると、図4のフローチャートに示すように、本実施形態の制御装置60は、そのスイングドア10がラッチ機構20により全閉位置に拘束された状態で(ステップ101:YES)、その操作スイッチ40が操作されたと判定した場合に(ステップ102:YES)、乗員によるドアオープン要求Dopを検知する(ステップ103)。つまり、本実施形態の制御装置60は、この場合、ドアオープンスイッチ61としての操作スイッチ40にラッチ駆動装置21の作動要求が入力されたものとみなす。そして、このドアオープン要求Dopに基づきラッチ駆動装置21を制御し、そのラッチ機構20によるスイングドア10の拘束を解除(及びポプアップ)することで、このスイングドア10を手動により開操作可能な状態に移行させる構成になっている(ステップ104)。
また、図5のフローチャートに示すように、本実施形態の制御装置60は、このラッチ解除によりスイングドア10が開閉動作可能な状態で(ステップ201:YES)、その操作スイッチ40が操作されたと判定した場合に(ステップ202:YES)、乗員によるドアストップ要求Dstを検知する(ステップ203)。つまり、本実施形態の制御装置60は、この場合、ドアストップスイッチ62としての操作スイッチ40に対し、そのスイングドア10の開動作角度θを固定すべき旨の作動要求が入力されたものとみなす。そして、このドアストップ要求Dstに基づきドア開度固定装置31を制御することにより、そのスイングドア10の開動作角度θを固定する構成になっている(ステップ204)。
更に、本実施形態の制御装置60は、スイングドア10が開閉動作可能(ステップ201:YES)、且つ操作スイッチ40が操作されていないと判定した場合(ステップ202:NO)、そのスイングドア10の開動作角度θが、予め記憶領域60mに保持した自動停止角度θx(図3参照)に到達したか否かを判定する(ステップ205)。そして、この自動停止角度θxに到達したと判定した場合(ステップ205:YES)には、その操作スイッチ40に対する操作入力に依らず、上記ステップ204の処理を実行することにより、スイングドア10の開動作角度θを固定する構成になっている。
また、図6のフローチャートに示すように、本実施形態の制御装置60は、このようにスイングドア10の開動作角度θが固定された状態で(ステップ301:YES)、その操作スイッチ40が操作されたと判定した場合(ステップ302:YES)に、乗員による固定解除要求Drlを検知する(ステップ303)。つまり、本実施形態の制御装置60は、この場合、固定解除スイッチ63としての操作スイッチ40に対し、そのドア開度固定装置31による開動作角度θの固定を解除すべき旨の作動要求が入力されたものとみなす。そして、この固定解除要求Drlに基づきドア開度固定装置31を制御し、その開動作角度θの固定を解除することにより、再びスイングドア10を開閉操作可能な状態に移行させる構成になっている(ステップ304)。
即ち、例えば、乗員の降車時、この乗員がスイングドア10を開けるべく、その車内側の持ち手部51を把持した状態で、この持ち手部51に設けられた操作スイッチ40(車内スイッチSW1)を操作する。そして、本実施形態のドア装置41は、これにより、そのラッチ機構20による拘束が解除されることで、その持ち手部51を把持した乗員が、そのまま、このスイングドア10を手動で開操作することが可能となっている。
更に、このスイングドア10を開操作する乗員が、所望の開動作角度θにおいて、再び、その把持する持ち手部51に設けられた操作スイッチ40を操作する。そして、本実施形態のドア装置41は、これにより、その所望の開動作角度θにスイングドア10が固定されることで、このスイングドア10を支えに用いて、或いは、このスイングドア10が隣の車両等の障害物に接触しないように保持したまま、車両の乗員が降車することのできる構成になっている。
また、本実施形態のドア装置41は、このようにスイングドア10の開動作角度θを固定した後においても、再度、その持ち手部51に設けられた操作スイッチ40を操作することで、再び、このスイングドア10が開閉操作可能な状態になる。そして、これにより、その持ち手部51を把持した乗員が、速やかに、このスイングドア10の開動作角度θを調整することのできる構成になっている。
更に、本実施形態の制御装置60は、その操作スイッチ40に対する操作入力判定に、所定の操作確認時間(t1)を設定する。そして、これにより、その誤判定の発生を抑制する構成になっている。
図7のフローチャートに示すように、本実施形態の制御装置60は、操作スイッチ40(SW1,SW2)の出力信号S(S1,S2)に基づき操作入力を検出した場合(ステップ401:YES)、その継続時間tを測定する(ステップ402)。そして、この継続時間tを予め設定された上記操作確認時間t1と比較することで、その操作スイッチ40が乗員の意図により操作されたか否かを判定する。
具体的には、本実施形態の制御装置60は、その出力信号Sに基づく操作入力検出の継続時間tが操作確認時間t1以下である場合(t≦t1、ステップ403:YES)には、操作スイッチ40が操作されていないと判定する(ステップ404)。そして、その継続時間tが操作確認時間t1を超える場合(t>t1、ステップ403:NO)に、操作スイッチ40が操作されたものと判定する(ステップ405)。
即ち、本実施形態のドア装置41は、この操作確認時間t1の設定によって、スイングドア10の開閉動作中、或いは、開動作角度θの固定中、操作スイッチ40に対する意図しない接触による誤判定が発生しないように構成されている。そして、これにより、そのスイングドア10の急停止、或いは、このスイングドア10を支えにした乗降動作中に開動作角度θの固定が解除される等の現象を抑制することで、その高い信頼性を確保する構成になっている。
また、本実施形態の制御装置60は、操作スイッチ40に対する操作入力検出の継続時間tが、上記操作確認時間t1よりも長い所定の記憶要求時間t2を超える場合(t>t2、ステップ406:NO)には、その操作スイッチ40(SW1,SW2)に対する所謂「長押し操作」が行われたものと判定する(ステップ407)。更に、本実施形態の制御装置60は、この場合、続いて、そのスイングドア10の開動作角度θが固定された状態にあるか否かを判定する(ステップ408)。そして、スイングドア10の開動作角度θが固定されている場合(ステップ408:YES)には、このときの開動作角度θを取得して(ステップ409)、その値を上記自動停止角度θx(図5参照、ステップ205)として記憶領域60mに記憶する構成になっている(θx=θ、ステップ410)。
即ち、本実施形態のドア装置41は、スイングドア10を所望の開動作角度θに保持した状態で操作スイッチ40を長押し操作することにより、このスイングドア10の自動停止角度θxを任意に設定することが可能になっている。また、本実施形態のドア装置41においては、所定の操作手順によって、その制御装置60の記憶領域60mに記憶された自動停止角度θxの値(図3参照)をクリアすることが可能になっている。そして、本実施形態のドア装置41は、この状態で、再び、その操作スイッチ40の長押しによる上記設定操作を行うことにより、その制御装置60(の記憶領域60m)が記憶する自動停止角度θxの値を再設定することが可能になっている。
また、図8のフローチャートに示すように、本実施形態の制御装置60は、車内スイッチSW1に対する操作入力を検出した場合(ステップ501:YES)、又は車外スイッチSW2に対する操作入力を検出した場合(ステップ502:YES)に、その操作スイッチ40に対する操作入力を検出したものと判定する(ステップ503)。そして、これら車内スイッチSW1及び車外スイッチSW2の何れに対する操作入力も検出しない場合に(ステップ501:NO、且つステップ502:NO)、その操作スイッチ40に対する操作入力を検出しないものと判定する(ステップ504)。
即ち、本実施形態の制御装置60は、これらの車内スイッチSW1及び車外スイッチSW2に対する操作入力を等しく、そのスイングドア10の持ち手部50(51,52)に設けられた操作スイッチ40に対する操作入力として検出する。
つまり、本実施形態のドア装置41は、車内側の持ち手部51に設けられた車内スイッチSW1を操作することによりスイングドア10の開動作角度θを固定した状態で降車した乗員が、車外側の持ち手部となるアウトサイドドアハンドル52に設けられた車外スイッチSW2を操作することにより、その開動作角度θの固定を解除可能となっている。同様に、車外スイッチSW2を操作することによりスイングドア10の開動作角度θを固定した状態で乗車した乗員が、車内スイッチSW1を操作することにより、その開動作角度θの固定を車内側から解除可能となっている。そして、本実施形態のドア装置41は、これにより、乗降時、その乗員がスイングドア10を円滑に開閉することが可能になっている。
また、本実施形態の制御装置60は、スイングドア10の開閉速度ωを検出する(図3参照)。そして、上記のようにドア開度固定装置31を制御してスイングドア10の開動作角度θを固定する場合(図5参照、ステップ204)には、このスイングドア10の開閉速度ωが遅くなるに従って、より大きな制動力Fをスイングドア10に付与するように、そのドア開度固定装置31の作動を制御する構成になっている。
詳述すると、本実施形態の制御装置60は、検出したスイングドア10の開閉速度ωを予め定められた第1速度ω1及び第2速度ω2と比較する(ω1<ω2)。そして、この比較結果に基づいて、そのスイングドア10に付与する制動力Fを変化させる構成になっている。
具体的には、図9のフローチャートに示すように、本実施形態の制御装置60は、スイングドア10の開閉速度ωを取得すると(ステップ601)、先ず、その開閉速度ωを所定の第2速度ω2と比較する(ステップ602)。そして、スイングドア10の開閉速度ωが第2速度ω2より速い場合(ω>ω2、ステップ602:YES)には、このスイングドア10に付与する制動力を「0」に設定、つまりは制動力の付与を実行しない(非制動:F=0、ステップ603)。
また、制御装置60は、スイングドア10の開閉速度ωが第2速度ω2以下である場合(ω≦ω2、ステップ602:NO)、その開閉速度ωを所定の第1速度ω1と比較する(ステップ604)。更に、制御装置60は、その開閉速度ωが第1速度ω1より速い場合(ω>ω1、ステップ604:YES)には、そのドア開度固定装置31が発生する最大制動力Fmaxよりも小さな制動力F1をスイングドア10に付与する(弱制動:F=F1、ステップ605)。そして、本実施形態の制御装置60は、スイングドア10の開閉速度ωが第1速度ω1以下である場合(ω≦ω1、ステップ604:NO)に、その最大制動力Fmaxをスイングドア10に付与すべく、ドア開度固定装置31を制御する構成になっている(強制動:F=Fmax、ステップ606)。
即ち、例えば、図10に示すように、スイングドア10が完全に停止しない状態で、その操作スイッチ40に対し、このスイングドア10の開動作角度θを固定すべき旨の作動要求、つまりはドアストップ要求Dstが入力されることが考えられる。
このような場合、本実施形態のドア装置41においては、そのスイングドア10の開閉速度ωが第2速度ω2以下に低下するまで、このスイングドア10に対する制動力の付与が留保され、その開閉速度ωが第2速度ω2以下に低下した段階(時間T1)で、そのスイングドア10に対する予備制動が行われる(F=F1<Fmax)。更に、その開閉速度ωが第1速度ω1以下に低下した段階(時間T2)で、そのスイングドア10の本制動が行われる(F=Fmax)。そして、本実施形態のドア装置41は、これにより、その開動作角度θを固定する際、スイングドア10が開閉動作中であっても、このスイングドア10が急停止しないようにすることで、例えば、ヒンジ11(図2(a)参照)等、そのスイングドア10の支持部に過大な負荷が加わらない構成になっている。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)ドア装置41は、ラッチ機構20によるスイングドア10の拘束を解除可能なラッチ駆動装置21と、スイングドア10の開動作角度θを固定可能なドア開度固定装置31と、を備える。また、ドア装置41は、ラッチ駆動装置21の作動要求を入力するドアオープンスイッチ61としての機能及びドア開度固定装置31の作動要求を入力するドアストップスイッチ62としての機能を有した操作スイッチ40を備える。そして、この操作スイッチ40は、スイングドア10の開閉操作に用いられる持ち手部50(51,52)に設けられることにより、この持ち手部50を乗員が把持した状態で、そのラッチ駆動装置21及びドア開度固定装置31の各作動要求を入力可能に構成される。
上記構成によれば、車両1の乗員が乗降時に行う一連のドア操作、即ちスイングドア10のラッチ機構20を解除して(ドアオープン)、このスイングドア10を所望の開動作角度θで固定する操作(ドアストップ)を、そのスイングドア10に設けられた持ち手部50を把持した状態で容易に行うことができる。そして、これにより、優れた操作性を実現することができる。
(2)ドア装置41は、操作スイッチ40に対する操作入力に基づいてラッチ駆動装置21及びドア開度固定装置31の作動を制御する制御装置60を備える。この制御装置60は、スイングドア10がラッチ機構20により全閉位置に拘束された状態で操作スイッチ40が操作された場合に、ラッチ駆動装置21を制御してスイングドア10の拘束を解除する(図4参照)。そして、この制御装置60は、スイングドア10が開閉動作可能な状態で操作スイッチ40が操作された場合に、ドア開度固定装置31を制御して開動作角度θを固定する(図5参照、ステップ201~ステップ204)。
上記構成によれば、その持ち手部50を把持してスイングドア10を開動作させる動きに沿った直感的な操作で、ラッチ機構20を解除し、及び、このスイングドア10を所望の開動作角度θに固定することができる。そして、これにより、優れた操作性を実現することができる。
(3)制御装置60は、ドア開度固定装置31により開動作角度θが固定された状態で操作スイッチ40が操作された場合に、このドア開度固定装置31を制御して、その開動作角度θの固定を解除する(図6参照)。
上記構成によれば、スイングドア10の開動作角度θを固定した後においても、再度、その持ち手部51に設けられた操作スイッチ40を操作することで、再び、このスイングドア10を開閉操作可能な状態になる。そして、これにより、その持ち手部51を把持した乗員が、直感的な操作で、速やかに、このスイングドア10の開動作角度θを調整することができるようにすることで、より優れた操作性を実現することができる。
(4)制御装置60は、操作スイッチ40に対する操作入力が所定の操作確認時間t1を超えて継続した場合に(図7参照、ステップ403:NO)、その操作スイッチ40が操作されたと判定する(ステップ405)。
上記構成によれば、操作スイッチ40に対する意図しない接触による誤判定が発生することで、例えば、その開閉動作中にスイングドア10が急停止する、或いはスイングドア10を支えにした乗降動作中に、その開動作角度θの固定が解除される等の現象を抑制することができる。そして、これにより、高い信頼性を確保することができる。
(5)制御装置60は、スイングドア10の開動作角度θが予め記憶した自動停止角度θxに到達した場合には(図5参照、ステップ205:YES)、その操作スイッチ40に対する操作入力に依らず、このスイングドア10の開動作角度θを固定する(ステップ204)。また、制御装置60は、上記操作確認時間t1よりも長い所定の記憶要求時間t2を超えて継続する操作入力を検出した場合に(図7参照、ステップ406:NO)、その操作スイッチ40に対する長押し操作が行われたものと判定する(ステップ407)。そして、制御装置60は、このとき、スイングドア10の開動作角度θが固定された状態にある場合(ステップ408:YES)に、その固定された開動作角度θを上記自動停止角度θxとして記憶する(ステップ410)。
上記構成によれば、乗員が操作スイッチ40を操作しなくとも、その開動作したスイングドア10を、例えば、車両側方の障害物(隣の車両や壁等)に接触しない開動作角度θで自動的に停止させることができる。更に、このような自動停止角度θxを、直感的な操作で容易に設定することができる。そして、これにより、より優れた操作性を実現することができる。
(6)ドア装置41は、その操作スイッチ40として、車内側の持ち手部51に設けられた車内スイッチSW1と、車外側の持ち手部を構成するアウトサイドドアハンドル52に設けられた車外スイッチSW2と、を備える。そして、制御装置60は、これら車内スイッチSW1及び車外スイッチSW2の少なくとも一方に対する操作入力を検出した場合に、その操作スイッチ40に対する操作入力を検出したと判定する(図8参照)。
上記構成によれば、車内側の持ち手部51に設けられた車内スイッチSW1を操作することによりスイングドア10の開動作角度θを固定した状態で降車した乗員が、車外側の持ち手部となるアウトサイドドアハンドル52に設けられた車外スイッチSW2を操作することにより、その開動作角度θの固定を解除することができる。また、車外スイッチSW2を操作することによりスイングドア10の開動作角度θを固定した状態で乗車した乗員が、車内スイッチSW1を操作することにより、その開動作角度θの固定を車内側から解除することができる。更に、これらの操作スイッチ40(SW1,SW2)を操作して開動作角度θの固定を解除した乗員が、その操作スイッチ40が設けられた持ち手部50(51,52)を把持してスイングドア10を閉操作することができる。そして、これにより、乗降時、スイングドア10を円滑に開閉操作することができるようにすることで、より優れた操作性を確保することができる。
(7)制御装置60は、スイングドア10の開閉速度ωを検出する。そして、スイングドア10の開動作角度θを固定する際、その開閉速度ωが遅くなるに従って、より大きな制動力をスイングドア10に付与するように、そのドア開度固定装置31の作動を制御する。
上記構成によれば、開動作角度θを固定する際、このスイングドア10が開閉動作中であっても、このスイングドア10が急停止しないようにすることができる。そして、これにより、そのスイングドア10の支持部に過大な負荷が加わらないようにすることで高い信頼性を確保するとともに、併せて、その高い質感を確保することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、スイングドア10の持ち手部50(51,52)に設けられた操作スイッチ40が、そのラッチ駆動装置21の作動要求を入力するドアオープンスイッチ61としての機能及びドア開度固定装置31の作動要求を入力するドアストップスイッチ62としての機能を有することとした。しかし、これに限らず、別体に構成されたドアオープンスイッチ61及びドアストップスイッチ62を持ち手部50に設ける構成であってもよい。更に、そのドアストップスイッチ62が、固定解除スイッチ63としての機能を兼ねるものでも、これらが別体に設けられたものであってもよい。そして、その固定解除スイッチ63としての機能が持ち手部50以外の配置された構成であってもよい。
・持ち手部50の形状及び配置については、任意に変更してもよい。そして、スイングドア10の車内側或いは車外側に、複数の持ち手部50が設定された構成に適用してもよい。
・また、上記実施形態では、操作スイッチ40は、押ボタンスイッチとしての構成を有することとしたが、例えば、スライド式等、そのスイッチとしての型式や操作入力方法については任意に変更してもよい。
・操作スイッチ40の継続操作入力(長押し操作)による自動停止角度θxの記憶は、開動作角度θを固定するために行われた操作スイッチ40に対する操作入力に連続して行われたものであっても、開動作角度θが固定された状態から開始されたものであってもよい。
・上記実施形態では、スイングドア10の開閉速度ωに応じてスイングドア10に付与する制動力Fの可変制御を三段階で行うこととした(非制動、弱制動、強制動)。しかし、これに限らず、2段階、或いは4段以上の複数段階で行ってもよい。マップ等を用いて連続的に行ってもよい。そして、ドアストップ要求Dstの検知による場合(図5参照、ステップ203)と、自動停止角度θxへの到達による場合(ステップ205:YES)とで、その制動力可変制御の態様を変えてもよい。
1…車両、2…車体、3…ドア開口部、10…スイングドア、10a…インナパネル、10b…アウタパネル、11…ヒンジ、20…ラッチ機構、21…ラッチ駆動装置、30…ドアチェック機構、31…ドア開度固定装置、40…操作スイッチ、41…ドア装置、50…持ち手部、51…車内側の持ち手部、51a…凹部、51b…外側部、52…アウトサイドドアハンドル(車外側の持ち手部)、60…制御装置、60m…記憶領域、61…ドアオープンスイッチ、62…ドアストップスイッチ、63…固定解除スイッチ、SW1…車内スイッチ、SW2…車外スイッチ、S,S1,S2…出力信号、Dop…ドアオープン要求、Drl…固定解除要求、Dst…ドアストップ要求、θ…開動作角度、θx…自動停止角度、t…継続時間、t1…操作確認時間、t2…記憶要求時間、ω…開閉速度、ω1…第1速度、ω2…第2速度、F,F1…制動力、Fmax…最大制動力、T1,T2…時間。

Claims (5)

  1. 車両のスイングドアに設けられたラッチ機構を駆動して該ラッチ機構による前記スイングドアの拘束を解除可能なラッチ駆動装置と、
    前記スイングドアに制動力を付与することにより該スイングドアの開動作角度を固定可能なドア開度固定装置と、
    前記スイングドアを開操作するために前記ラッチ駆動装置の作動要求を入力するドアオープンスイッチと、
    前記ドア開度固定装置の作動要求を入力するドアストップスイッチと、
    を備えるとともに、
    前記スイングドアの開閉操作に用いられる持ち手部に前記ドアオープンスイッチ及び前記ドアストップスイッチを設けることにより、前記持ち手部を把持した状態で前記各作動要求を入力可能に構成された車両用ドア装置であって、
    前記持ち手部に設けられることにより前記ドアオープンスイッチ及びドアストップスイッチとして機能する操作スイッチと、
    前記操作スイッチに対する操作入力に基づいて前記ラッチ駆動装置及び前記ドア開度固定装置の作動を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記スイングドアが前記ラッチ機構により全閉位置に拘束された状態で、前記操作スイッチが操作された場合に、前記ラッチ駆動装置を制御して前記スイングドアの拘束を解除するとともに、
    前記スイングドアが開閉動作可能な状態で、前記操作スイッチが操作された場合に、前記ドア開度固定装置を制御して前記開動作角度を固定するものであって、
    前記制御装置は、前記操作スイッチに対する操作入力が所定の操作確認時間を超えて継続した場合に、前記操作スイッチが操作されたと判定する車両用ドア装置。
  2. 請求項に記載の車両用ドア装置において、
    前記制御装置は、前記開動作角度が予め記憶した自動停止角度に到達した場合には、前記操作入力に依らず、前記開動作角度を固定するとともに、
    前記操作確認時間よりも長い所定の記憶要求時間を超えて継続する前記操作入力を検出した場合において、前記開動作角度が固定された状態にある場合に、該固定された開動作角度を前記自動停止角度として記憶すること、を特徴とする車両用ドア装置。
  3. 車両のスイングドアに設けられたラッチ機構を駆動して該ラッチ機構による前記スイングドアの拘束を解除可能なラッチ駆動装置と、
    前記スイングドアに制動力を付与することにより該スイングドアの開動作角度を固定可能なドア開度固定装置と、
    前記スイングドアを開操作するために前記ラッチ駆動装置の作動要求を入力するドアオープンスイッチと、
    前記ドア開度固定装置の作動要求を入力するドアストップスイッチと、
    を備えるとともに、
    前記スイングドアの開閉操作に用いられる持ち手部に前記ドアオープンスイッチ及び前記ドアストップスイッチを設けることにより、前記持ち手部を把持した状態で前記各作動要求を入力可能に構成された車両用ドア装置であって、
    前記持ち手部に設けられることにより前記ドアオープンスイッチ及びドアストップスイッチとして機能する操作スイッチと、
    前記操作スイッチに対する操作入力に基づいて前記ラッチ駆動装置及び前記ドア開度固定装置の作動を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記スイングドアが前記ラッチ機構により全閉位置に拘束された状態で、前記操作スイッチが操作された場合に、前記ラッチ駆動装置を制御して前記スイングドアの拘束を解除するとともに、
    前記スイングドアが開閉動作可能な状態で、前記操作スイッチが操作された場合に、前記ドア開度固定装置を制御して前記開動作角度を固定するものであって、
    前記制御装置は、前記スイングドアの開閉速度を検出するとともに、
    前記開動作角度を固定する際、前記開閉速度が遅くなるに従って、より大きな前記制動力を付与するように、前記ドア開度固定装置の作動を制御する車両用ドア装置。
  4. 請求項1~請求項3の何れか一項に記載の車両用ドア装置において、
    前記制御装置は、前記開動作角度が固定された状態で、前記操作スイッチが操作された場合に、前記ドア開度固定装置を制御して前記開動作角度の固定を解除すること、
    を特徴とする車両用ドア装置。
  5. 請求項~請求項の何れか一項に記載の車両用ドア装置において、
    前記操作スイッチとして、
    車内側の前記持ち手部に設けられた車内スイッチと、
    車外側の前記持ち手部に設けられた車外スイッチと、を備え、
    前記制御装置は、
    前記車内スイッチ及び前記車外スイッチの少なくとも一方に対する操作入力を検出した場合に、前記操作スイッチに対する前記操作入力を検出したと判定すること、
    を特徴とする車両用ドア装置。
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