JP2022182635A - 製紙用サイズ剤の製造方法 - Google Patents
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Abstract
従来よりもサイズ効果に優れる製紙用サイズ剤の製造方法を提供する。
【解決手段】
下記の(I)及び/又は(II)の工程において、重合成分として用いられるモノマー全量に対してヨウ素及び/又はヨウ素化合物をヨウ素原子として50ppm以上使用して得られることを特徴とする製紙用サイズ剤の製造方法。
(I):疎水性モノマー(a1)と親水性モノマー(a2)を重合成分として含有する共重合体(A)を重合する工程
(II):共重合体(A)及び/又は界面活性剤存在下に、疎水性モノマー(b)を重合する工程
【選択図】なし
Description
<1>下記の(I)及び/又は(II)の工程において、重合成分として用いられるモノマー全量に対してヨウ素及び/又はヨウ素化合物をヨウ素原子として50ppm以上使用して得られることを特徴とする製紙用サイズ剤の製造方法、
(I):疎水性モノマー(a1)と親水性モノマー(a2)を重合成分として含有する共重合体(A)を重合する工程
(II):共重合体(A)及び/又は界面活性剤存在下に、疎水性モノマー(b)を重合する工程
<2>疎水性モノマー(a1)と親水性モノマー(a2)の質量比が、疎水性モノマー(a1):親水性モノマー(a2)=(50~85):(15~50)であることを特徴とする前記<1>に記載の製紙用サイズ剤の製造方法、
<3>共重合体(A)と疎水性モノマー(b)の質量比が、共重合体(A):疎水性モノマー(b)=(10~100):(0~90)であることを特徴とする前記<1>又は<2>に記載の製紙用サイズ剤の製造方法、
<4>共重合体(A)の親水性モノマー(a2)が3級アミノ基を含有するビニルモノマー、カルボン酸基を含有するビニルモノマーの中から選ばれる1種以上を含有することを特徴とする前記<1>~<3>のいずれか一項に記載の製紙用サイズ剤の製造方法、
である。
(I):疎水性モノマー(a1)と親水性モノマー(a2)を重合成分として含有する共重合体(A)を重合する工程
(II):共重合体(A)及び/又は界面活性剤存在下に、疎水性モノマー(b)を重合する工程
溶液タイプの製紙用サイズ剤は、前記(I)の工程を経て得る。具体的には、重合成分として疎水性モノマー(a1)と親水性モノマー(a2)を用い、後述する適当な溶媒中でラジカル重合開始剤を使用して重合し、重合終了後に必要に応じて溶媒を留去して得られる共重合体(A)をサイズ剤成分として含有する製紙用サイズ剤である。
エマルションタイプの製紙用サイズ剤は、前記(II)の工程単独、あるいは(I)及び(II)の工程を経て得る。共重合体(A)及び/又は界面活性剤存在下に、重合成分として疎水性モノマー(b)を乳化重合して得られる疎水性粒子をサイズ剤成分として含有する製紙用サイズ剤である。この場合、共重合体(A)は疎水性モノマー(a1)と親水性モノマー(a2)を重合成分として含有する共重合体であれば、前記(I)の工程で得られるものであっても、市販のものであっても構わない。
(1)溶液タイプの製造
(実施例1)
攪拌器、温度計、還流冷却管及び窒素導入管を備えた1リットルの四つ口フラスコに、疎水性モノマー(a1)としてスチレン75部、親水性モノマー(a2)としてジメチルアミノエチルメタクリレート25部、ヨウ素化合物としてヨウ素1.0部(ヨウ素原子として、対モノマー10000ppm)、アゾビスイソブチロニトリル2.0部及びトルエン50部を仕込み、80℃で7時間保持し、次いでアゾビスイソブチロニトリルを0.7部仕込みさらに同温度で3時間保持した。次いで中和剤として90%酢酸10.6部を加えた後、水200部を加えエマルションを得てから、更に昇温してトルエンの留去を行った。
次いで、4級化剤としてエピクロロヒドリン14.7部(ジメチルアミノエチルメタクリレートに対して100モル%)を加え、60℃で4時間反応させ、水258部を加えて共重合体(A-1)を固形分として20.1%含む溶液タイプの製紙用サイズ剤を得た。
ヨウ素及び/又はヨウ素化合物を使用しない以外は実施例1と同様にして共重合体(A-2)を含む溶液タイプの比較用製紙用サイズ剤を得た。
比較例1で得た共重合体(A-2)を含む溶液に、イソプロピルアルコールに溶解させたヨウ素を中和、4級化前の共重合体質量に対し10000ppm添加したものを、共重合体(A-3)を含む溶液として、溶液タイプの比較用製紙用サイズ剤を得た。
St:スチレン
DMEM:ジメチルアミノエチルメタクリレート
Epi:エピクロロヒドリン
(実施例2)
実施例1と同様の反応器に、実施例1で製造した共重合体(A-1)の水溶液500部(固形分として100部)入れ、水192部、疎水性モノマー(b)としてイソブチルメタアクリレート50部とノルマルブチルアクリレート50部、ヨウ素化合物としてヨウ素0.10部(ヨウ素原子として、対モノマー1000ppm)及び5%2,2’-アゾビス(2-メチルプロピオンジアミジン)ジハイドロクロライド(富士フイルム和光純薬株式会社製:水溶性アゾ重合開始剤 V-50)水溶液(以下、単に「5%V-50水溶液」と略することがある)10重量部を加え、窒素気流下で混合攪拌しながら80℃に昇温した。80℃で4時間保持して乳化重合反応を完結させ、固形分濃度25%のエマルションタイプの製紙用サイズ剤(E-1)を得た。
使用した疎水性モノマー(a1)の種類及び使用量、親水性モノマー(a2)の種類及び使用量、4級化剤の使用量、ヨウ素及び/又はヨウ素化合物の種類及び使用量を表2に示すように変えた他は実施例1と同様にして共重合体(A-4)~(A-9)を含む溶液を得、実施例5~実施例8、実施例11、実施例12の製紙用サイズ剤を重合する際に使用した。
次に、共重合体(A)の種類及び使用量、疎水性モノマー(b)の種類及び使用量、ヨウ素及び/又はヨウ素化合物の種類及び使用量を表3に示すように変え、実施例2と同様にしてエマルションタイプの製紙用サイズ剤(E-2)~(E-17)を得た。
St:スチレン
IBMA:イソブチルメタアクリレート
TBA:t-ブチルアクリレート
DMEM:ジメチルアミノエチルメタアクリレート
DMPMA:ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド
Epi:エピクロロヒドリン
IBMA:イソブチルメタアクリレート
BA:n-ブチルアクリレート
St:スチレン
EHA:2-エチルヘキシルアクリレート
(試験例1)板紙でのサイズ性能の評価
(1)板紙原紙の抄造
380mlカナディアン・スタンダード・フリーネス、灰分10.0%、pH7.0なる段ボール古紙パルプを用い、硫酸バンドを対パルプ1.0%(絶乾質量基準)、紙力剤としてPAM系紙力剤(星光PMC株式会社製;DS4433)を0.3%、サイズ剤としてロジン系サイズ剤(星光PMC株式会社製;CC1401)を0.1%順次に添加し、電導度170mS/mの用水で0.8%に希釈した。その後、希釈したパルプスラリーに対パルプ0.01%(絶乾質量基準)の歩留り向上剤(ハイモ社製;ハイモロックND300)を添加し、ノーブルアンドウッド抄紙機で坪量120g/m2となるよう抄紙した。尚、この時の抄紙pHは7.3であった。湿紙の乾燥は、ドラムドライヤーを用いて100℃で160秒間の条件で行った。
コーン澱粉(コーンスターチY、日本食品化工株式会社製)を濃度10%に水で希釈し、澱粉の固形分に対して1%の過硫酸アンモニウムを添加して、95℃で20分間糊化を行い、水酸化ナトリウムを用いてpH6.0に調整し、その後実施例1~16、比較例1~4で得られた製紙用サイズ剤を下記の固形分濃度になるように添加して塗工液を調製した。
塗工液の固形分濃度:過硫酸アンモニウム変性澱粉…6%、製紙用サイズ剤…0.3%
前記(2)で配合した塗工液を、前記(1)で抄造した原紙にサイズプレスを用い塗工した。この塗工紙の表面サイズ剤の固形分塗工量は、0.06g/m2であった。塗工後、ドラムドライヤーを用いて100℃で80秒間の条件で乾燥を行った。得られた試験紙を恒温恒湿(23℃、50%相対湿度)環境下で24時間調湿し、コブ吸水度(120秒)(JISP8140に準拠)を測定した。コブ吸水度の数値は、小さいほどサイズ性能に優れていることを意味する。評価結果を、表4に示す。
(1)溶液タイプの製造
(実施例17)
実施例1と同様の反応器に、疎水性モノマー(a1)としてスチレン70部、親水性モノマー(a2)としてメタクリル酸30部、ヨウ素化合物としてヨウ素1.2部(ヨウ素原子として、対モノマー12000ppm)、アゾビスイソブチロニトリル2.0部及びイソプロピルアルコール100部を仕込み、80℃で7時間保持し、次いでアゾビスイソブチロニトリルを1.0部仕込みさらに同温度で3時間保持した。次いで中和剤として30%の水酸化カリウム65.2部を加えた後、水300部を加え、更に昇温してイソプロピルアルコールの留去を行った。水を加えて共重合体(A-10)を固形分として20.2%含む溶液タイプの製紙用サイズ剤を得た。
ヨウ素を使用しない以外は実施例17と同様にして、共重合体(A-11)を含む溶液タイプの比較用製紙用サイズ剤を得た。
比較例5で得た共重合体(A-11)を含む溶液に、イソプロピルアルコールに溶解させたヨウ素を中和前の共重合体質量に対し12000ppm添加したものを、共重合体(A-12)を含む溶液として、溶液タイプの比較用製紙用サイズ剤を得た。
St:スチレン
MAA:メタクリル酸
KOH:水酸化カリウム
(実施例18~32、比較例7~8)
使用した疎水性モノマー(a1)の種類及び使用量、親水性モノマー(a2)の種類及び使用量、ヨウ素及び/又はヨウ素化合物の種類及び使用量を表6に示すように変えた他は実施例17と同様にして、共重合体(A-13)~(A-18)を含む溶液を得、実施例21~実施例24、実施例28、実施例29のサイズ剤を重合する際に使用した。
次に、共重合体(A)の種類及び使用量、疎水性モノマー(b)の種類及び使用量、ヨウ素及び/又はヨウ素化合物の種類及び使用量を表7に示すように変え、5%V-50水溶液を5%過硫酸アンモニウムに変えた他は実施例2と同様にして、エマルションタイプの製紙用サイズ剤(E-18)~(E-34)を得た。
St:スチレン
IBMA:イソブチルメタアクリレート
EHA:2-エチルヘキシルアクリレート
MAA:メタクリル酸
MAn:マレイン酸無水物
AA:アクリル酸
IA:イタコン酸
KOH:水酸化カリウム
IBMA:イソブチルメタアクリレート
BA:n-ブチルアクリレート
St:スチレン
EHA:2-エチルヘキシルアクリレート
(試験例2)中性上質紙でのサイズ性能の評価
(1)中性上質用原紙の抄造
380mlカナディアン・スタンダード・フリーネスまで叩解したパルプ(広葉樹対針葉樹のパルプ比が9対1である混合パルプ)を2.5%のスラリーとし、これに対パルプ2%(絶乾重量基準)の炭酸カルシウム(奥多摩工業社製;TP121S)を添加した。次いで、対パルプ0.5%(絶乾重量基準)の硫酸バンド、対パルプ0.5%(絶乾重量基準)のカチオン化デンプン(ナショナルスターチ社製;Cato304)及び対パルプ0.03%(絶乾重量基準)のアルキルケテンダイマー系サイズ剤(星光PMC株式会社製;AD1602)を順次に添加した後、pH7.5の希釈水でこのパルプスラリーを濃度0.25%まで希釈した。その後、希釈したパルプスラリーに対パルプ15%(絶乾重量基準)の炭酸カルシウム(奥多摩工業社製;TP121S)、対パルプ0.01%(絶乾重量基準)の歩留り向上剤(ハイモ社製;NR12MLS)を添加し、ノーブルアンドウッド抄紙機で、坪量65g/m2となるように抄紙した。尚、この時の抄紙pHは7.5であった。湿紙の乾燥は、ドラムドライヤーを用いて100℃で80秒間の条件で行った。
酸化澱粉(MS3800、日本食品化工株式会社製)を濃度10%に水で希釈し、95℃で20分間糊化を行い、その後実施例17~32、比較例5~8で得られた製紙用サイズ剤、塩化ナトリウム(NaCl)を下記の固形分濃度になるように添加して塗工液を調製した。
塗工液の固形分濃度:酸化澱粉…6%、製紙用サイズ剤…0.3%、NaCl…0.5%
前記(2)で配合した塗工液を、前記(1)で抄造した原紙にサイズプレスを用い塗工し、中性上質紙を得た。この塗工紙の製紙用サイズ剤の固形分塗工量は、0.05g/m2であった。塗工後、ドラムドライヤーを用いて100℃で80秒間の条件で乾燥を行った。得られた試験紙を恒温恒湿(23℃、50%相対湿度)環境下で24時間調湿し、ステキヒトサイズ度をJIS P8122に準拠して測定した。ステキヒトサイズ度の値は大きいほどサイズ性能に優れていることを意味する。結果を表8に示す。
(実施例33)
実施例1と同様の反応器に、界面活性剤としてリポカードT-30(ライオン株式会社社製界面活性剤、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド)10部(固形分として3部)、水292部、疎水性モノマー(b)としてイソブチルメタアクリレート50部とノルマルブチルアクリレート50部、ヨウ素化合物としてヨウ素0.10部(ヨウ素原子として、対モノマー1000ppm)及び5%V-50水溶液10重量部を加え、窒素気流下で混合攪拌しながら80℃に昇温した。80℃で4時間保持して乳化重合反応を完結させ、固形分濃度25%のエマルションタイプの製紙用サイズ剤(E-35)を得た。
次に、界面活性剤の種類、ヨウ素及び/又はヨウ素化合物の使用量を表9に示すように変え、実施例33と同様にしてエマルションタイプの製紙用サイズ剤(E-36)~(E-38)を得た。
T-30:リポカードT-30(ライオン株式会社製界面活性剤、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド)
N210:ニューコール210( 日本乳化剤株式会社製界面活性剤、アルキルベンゼンスルホン酸塩)
IBMA:イソブチルメタアクリレート
BA:n-ブチルアクリレート
(試験例3)中性上質紙でのサイズ性能の評価
(1)中性上質用原紙の抄造
380mlカナディアン・スタンダード・フリーネスまで叩解したパルプ(広葉樹対針葉樹のパルプ比が9対1である混合パルプ)を2.5%のスラリーとし、これに対パルプ2%(絶乾重量基準)の炭酸カルシウム(奥多摩工業社製;TP121S)を添加した。次いで、対パルプ0.5%(絶乾重量基準)の硫酸バンド、対パルプ0.8%(絶乾重量基準)のカチオン化デンプン(ナショナルスターチ社製;Cato304)及び対パルプ0.03%(絶乾重量基準)のアルキルケテンダイマー系サイズ剤(星光PMC株式会社製;AD1638)を順次に添加した後、pH7.5の希釈水でこのパルプスラリーを濃度0.25%まで希釈した。その後、希釈したパルプスラリーに対パルプ15%(絶乾重量基準)の炭酸カルシウム(奥多摩工業社製;TP121S)、対パルプ0.1%(絶乾重量基準)のPAM系紙力剤(星光PMC株式会社製;DS4431)を添加し、ノーブルアンドウッド抄紙機で、坪量65g/m2となるように抄紙した。尚、この時の抄紙pHは7.5であった。湿紙の乾燥は、ドラムドライヤーを用いて100℃で80秒間の条件で行った。
タピオカ澱粉(MKK-100、松谷化学工業株式会社製)を濃度10%に水で希釈し、澱粉の固形分に対して0.1%のクライスタ-ゼE5CC( 天野エンザイム株式会社 製)を添加して酵素変性澱粉とし、95℃で20分間糊化を行った。その後実施例33~34、比較例9~10で得られた製紙用サイズ剤を下記の固形分濃度になるように添加して塗工液を調製した。
塗工液の固形分濃度:酵素変性澱粉…7%、製紙用サイズ剤…0.5%
前記(2)で配合した塗工液を、前記(1)で抄造した原紙にサイズプレスを用い塗工し、中性上質紙を得た。この塗工紙の製紙用サイズ剤の固形分塗工量は、0.08g/m2であった。塗工後、ドラムドライヤーを用いて100℃で80秒間の条件で乾燥を行った。得られた試験紙を恒温恒湿(23℃、50%相対湿度)環境下で24時間調湿し、ステキヒトサイズ度をJIS P8122に準拠して測定した。結果を表10に示す。
Claims (4)
- 下記の(I)及び/又は(II)の工程において、重合成分として用いられるモノマー全量に対してヨウ素及び/又はヨウ素化合物をヨウ素原子として50ppm以上使用して得られることを特徴とする製紙用サイズ剤の製造方法。
(I):疎水性モノマー(a1)と親水性モノマー(a2)を重合成分として含有する共重合体(A)を重合する工程
(II):共重合体(A)及び/又は界面活性剤存在下に、疎水性モノマー(b)を重合する工程 - 疎水性モノマー(a1)と親水性モノマー(a2)の質量比が、疎水性モノマー(a1):親水性モノマー(a2)=(50~85):(15~50)であることを特徴とする請求項1に記載の製紙用サイズ剤の製造方法。
- 共重合体(A)と疎水性モノマー(b)の質量比が、共重合体(A):疎水性モノマー(b)=(10~100):(0~90)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の製紙用サイズ剤の製造方法。
- 共重合体(A)の親水性モノマー(a2)が3級アミノ基を含有するビニルモノマー、カルボン酸基を含有するビニルモノマーの中から選ばれる1種以上を含有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の製紙用サイズ剤の製造方法。
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