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JP2020083544A - エレベーターかご内気圧制御装置及びその方法 - Google Patents

エレベーターかご内気圧制御装置及びその方法 Download PDF

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JP2020083544A JP2018219762A JP2018219762A JP2020083544A JP 2020083544 A JP2020083544 A JP 2020083544A JP 2018219762 A JP2018219762 A JP 2018219762A JP 2018219762 A JP2018219762 A JP 2018219762A JP 2020083544 A JP2020083544 A JP 2020083544A
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Abstract

【課題】 最高速度の変更があっても、最高速度時に内外気圧差を得てかご外からの漏洩音を低減し、かつ乗客に嚥下を誘発させて耳詰まりの不快感を解消させることができるエレベーターかご内気圧制御装置を提供する。【解決手段】 かごの内側に対して吸排気する吸排気部と、かごの内外気圧差P,Nを測定可能な気圧測定装置と、気圧測定装置で測定された内外気圧差P,Nをエレベーターの運行に対応して予め設定されたパターンに近づけるように吸排気部を制御する制御部と、を備え、パターンは、かごの昇降開始から目的階到着による昇降終了までの昇降時間Tの中で、内外気圧差P,Nを段階的に変化させるのみならず、かごに対して昇降時間Tの半分よりも昇降開始に近い時点で陰圧か陽圧かを定めた第1与圧し、必要なら第1与圧とは逆の第2与圧することにより昇降終了の直前に第1与圧を相殺してかご外気圧に合わせる。【選択図】 図2

Description

本発明は、エレベーターかご内気圧制御装置及びその方法に関し、特に、乗り心地を改善するためのエレベーターかご内気圧制御装置及びその方法に関する。
高層ビル等に使用される長行程を高速で昇降するかごを有するエレベーターかご内気圧制御装置では、かご内の急激な気圧変化が生じやすく、これにより乗客が耳詰まりによる不快感を覚えることがある。このような不都合を改善するために、従来から種々の対策が提案されている。
特許文献1には、制御部の構成および制御方法を簡潔なものとした上で、乗客に嚥下を誘発させて耳詰まりの不快感を解消させることができるエレベーター気圧制御部が開示されている。具体的には、エレベーターかご内気圧制御装置において、第1の運転期間(前半)では、かごの内部気圧がかごの外部気圧よりも高い陽圧となる範囲内で階段状に変化するように、加圧制御を実行し、第2の運転期間(後半)では、内部気圧が外部気圧よりも低い陰圧となる範囲内で階段状に変化するように、減圧制御を実行する。さらに、昇降運転の運転開始時刻から運転終了時刻までの運転時間よりも短いかご内気圧制御区間を設定し、かご内気圧制御区間の中で加圧制御と減圧制御とを実行する、というものである。
また、特許文献2には、超高層ビル用のエレベーターにおいて、かご内の気圧をかごの昇降にあわせて段階的に変化させることにより、かご内の乗客に確実に嚥下を誘発させ、耳の異常感の防止或いは緩和を図るエレベーターかご内気圧制御装置が開示されている。特許文献2のエレベーターかご内気圧制御装置には、かご内外の気圧をそれぞれ検出する気圧検出器と、かご内の与圧を行う与圧装置と、これを制御するマイクロコンピュータとを有する与圧調整装置が設けられている。
マイクロコンピュータは、かご内外の気圧を比較する比較手段の機能と、比較に応じて与圧装置を制御する与圧制御手段の機能を備え、かごの起動(運転開始)から停止(運転終了)までかご内の気圧を所定値幅で段階的(ステップ状)に変化させる。特許文献2のエレベーターかご内気圧制御装置では、エレベーターのかご内の気圧をステップ状に変化させることで、乗客が気圧変化を認識することができ、嚥下を確実に行うことで耳の異常感を緩和することができる。特許文献1及び特許文献2で提案された気圧制御方法によれば、乗客に嚥下時間を与えているので耳詰まりは解消される。
さらに、引用文献による開示はないものの、かご内の気圧変化パターンを、かごの走行時間に基づいて制御、すなわち時間T軸の方向で調整することにより、かご外からの漏洩音を低減するという構想もあった。より具体的には、指定された目的階と、それに向かうかごの走行時間に基づいて最高速度時を見出して、その最高速度時にかご内外で気圧差が発生するように、予め設定された気圧パターンどおりに制御する。このように、かごの内の気圧を制御することで、得られた内外気圧差を利用してかごの気密保持する弁構造(以下、「差圧気密弁構造」ともいう)により、かごの隙間を塞いでかご外からの漏洩音を低減するという構想(以下、「差圧利用静粛かご構想」ともいう)である。
特開2016−20274号公報 特開平07−112879号公報
しかしながら、上述の差圧利用静粛かご構想の着眼点は、時間T軸に基づく制御である。すなわち、エレベーターの運行における最高速度を検出、又は予測してかごの内外気圧差Pを制御するので、その最高速度となる時間T軸に狂いが生じると、制御の目的を達成できなくなる。例えば、何らの理由で減速運転した場合に、最高速度や時間T軸に狂いが生じるため、かご外からの漏洩音を低減できなくなるという課題があった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、パターン通りの制御を実行するための基準を時間T軸に限定せず、内外気圧差を確保することを一義的に捉え、気圧変化軸(以下、「気圧Y軸」又は、単に「Y軸」ともいう)も考慮し、最高速度の変更があった場合でも、最高速度時に内外気圧差を得てかご外からの漏洩音を低減するとともに、乗客に嚥下を誘発させて耳詰まりの不快感を解消させることができるエレベーターかご内気圧制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、エレベーターのかごに、内側と外側との内外気圧差を利用して気密保持する弁構造を備えたエレベーターかご内気圧制御装置であって、前記かごの内側に対して吸排気することで該内側の気圧を任意に加減する吸排気部と、内外のどちらが高いか判別しながら前記内外気圧差を測定可能な気圧測定装置と、該気圧測定装置で測定された前記内外気圧差を前記エレベーターの運行に対応して予め設定されたパターンに近づけるように前記吸排気部を制御する制御部と、を備え、前記パターンは、前記かごの昇降開始から目的階到着による昇降終了までの昇降時間Tの中で、前記内外気圧差を段階的に変化させるのみならず、前記かごに対して前記昇降時間の半分よりも昇降開始に近い時点で陰圧か陽圧かを定めた第1与圧するとともに、必要なら前記第1与圧とは逆の第2与圧することにより昇降終了の直前に前記第1与圧を相殺して乗りかご外気圧に合わせるものである。
本発明によれば、最高速度の変更があった場合でも、最高速度時に内外気圧差を得てかご外からの漏洩音を低減するとともに、乗客に嚥下を誘発させて耳詰まりの不快感を解消させすることができるエレベーターかご内気圧制御装置を提供できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係るエレベーターかご内気圧制御装置(以下、「本装置」ともいう)の構成図である。 図1の本装置で採用する気圧制御パターンの代表例(以下、「代表パターン」ともいう)を示すグラフであり、第1与圧を陽圧、最高速度時に陽圧、第2与圧を陰圧としている。 図1の本装置で実行するエレベーターかご内気圧制御方法(以下、「本方法」ともいう)の手順を示すフローチャートである。 図2の代表パターンの変形例を示すグラフであり、第1与圧を陽圧、最高速度時に弱陰圧、第2与圧を不要とする初期陽圧パターンである。 図2の代表パターンの変形例を示すグラフであり、第1与圧を陰圧、最高速手前で陰圧から陽圧へと切り替えて、後半陽圧、第2与圧は適宜とする前陰後陽パターンである。 図4及び図5のパターンを合わせた変形例を示すグラフであり、第1与圧を陰圧、最高速の後で陰圧から弱陽圧へと切り替えて、第2与圧を不要とする前陰後弱陽パターンである。
以下、本システム及び本方法について、図面に基づいて説明する。本システム及び本方法は、差圧気密弁構造のかごを備えた超高速及び長行程のエレベーターにおいて、昇降時のかごが最高速度時に内外気圧差P(図2参照)を得ることにより、かごの扉等の隙間を塞いでかご外からの漏洩音を低減するとともに、乗客に嚥下を誘発させて耳詰まりの不快感を解消させるようにしたものである。
上述の「差圧気密弁構造」とは、かごの内外に生じる気圧差で、シール部材を扉等の隙間に押し付けることにより、かごを気密保持する弁構造をいう。これに関連した上述の「差圧利用静粛かご構想」とは、差圧気密弁構造のかご内隙間を塞いでかご外からの漏洩音を低減する構想をいう。その構想は、以下のとおりである。超高速及び長行程のエレベーターにおいて、予め設定されたパターンに近づけるように、かごの内外気圧差を制御する。そのパターン制御により、昇降時のかごが最高速度時に内外気圧差Pを得られるように制御すれば、最高速度時に発生する大きなかご外からの漏洩音に対し、かご内隙間を塞ぐことにより、このかご外からの漏洩音を低減できる。その結果、かご内の乗客は静粛を得られる、というものである。
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベーターかご内気圧制御装置(以下、「本装置」ともいう)の構成図である。図1に示すように、本装置10は、かご1と、かご1内の加減圧を行う1台若しくは複数台の吸排気部(送風機)2と、かご1と吸排気部2を連結する配管4と、かご1内の気圧若しくはかご1内外の差圧を測定する1台若しくは複数台の気圧測定装置3と、吸排気部2を制御する制御部5から構成されている。配管4はかご1と吸排気部2を連通しており、吸排気部2は配管4を介してかご1に対して空気を給排し、かご1内を加圧、又は減圧する。
本装置10は、制御部5が、かご1の内外気圧差Pをエレベーターの運行に対応して予め設定されたパターンに近づけるように、吸排気部2を制御する。このパターンには第1、第2で示す2つの目的がある。第1に、かご1の昇降開始から目的階到着による昇降終了までの昇降時間Tの中で、内外気圧差を段階的に変化させることによって、乗客に嚥下を誘発させて耳詰まりの不快感を解消させる目的である。
なお、第2目的を達成するため、本装置10は、かご1の扉に付設された弁構造、すなわち、扉の内側と外側との内外気圧差Pを利用して気密保持する弁構造(差圧気密弁構造)により、かご1内隙間を塞いでかご外からの漏洩音を低減するように作用させる。この差圧気密弁構造について、詳細な図示は省略するが、シール部材を内外気圧差Pで扉の隙間に押圧して塞ぐことにより気密保持する弁構造である。内外気圧差Pについては、図2を用いて後述する。ここでは、かご1の内側の気圧を乗りかご内気圧、又は内部気圧ともいう。また、かご1と同じ高度ですぐ外側の大気圧を乗りかご外気圧、あるいは外部気圧、又は単に大気圧ともいう。
第2目的について、かご1の外では、最高速度時に最も大きなかご外からの漏洩音が発生するので、最高速度時に内外気圧差Pを得て密閉するように、制御部5が、吸排気部2をパターン制御する。このとき、気圧測定装置3は、かご1の内外のどちらの気圧が高いか判別しながら内外気圧差Pを測定可能である。制御部5は、気圧測定装置3で測定された内外気圧差をエレベーターの運行に対応して予め設定されたパターンに近づけるように吸排気部2を制御する。
図2は、図1の本装置で採用する気圧制御パターンの代表例(以下、「代表パターン」ともいう)を示すグラフであり、第1与圧(以下、「オフセット」ともいう)を陽圧、最高速度時に陽圧、第2与圧(これも「オフセット」という)を陰圧としている。図2のグラフは、縦軸に気圧Y及びかご1の速度、横軸に時間Tを示し、エレベーター(かご1)上昇時の乗りかご外気圧(緩いS字の細線)と、乗りかご内気圧(太い折れ線)の時間的変化と、を示している。なお、エレベーター(かご1)下降時については、図2の傾斜を上下で反転させたものであり、当業者自明であるため説明を省略する。
乗りかご外気圧は、昇降開始時の大気圧ys=1010hPa(例えば、地上階が標高28m)から緩いS字による下降線をたどり、最後はY軸上の0=990hPa(例えば、最上の40階が標高203m)まで、変化する。本装置10を動作させず、かご1が外気に対して密封状態でなく、内外気圧差も生じなければ、乗りかご内気圧も、乗りかご外気圧と同等であれば、緩いS字による下降線をたどる。この状況をもたらす、近年の高速エレベーターによる気圧変化の速度に対し、乗客の耳への不快感を解消するために何らかの対策を必要とされるレベルである。
これに対し、本装置10を作動し、乗りかご内気圧を折れ線状に段階的な時間的変化させることは、上述した第1目的のためである。なお、40階建ての上下方向をエレベーターにより数十秒で昇降する際の高度変化に応じて大気圧が変化する程度を1010hPa〜990hPaの数値を用いて例示したが、以降では数値を省略して変化のみを説明する。
また、上述した第2目的のため、かご1の速度(台形の太い破線)に対して設定された内外気圧差Pの関係もこのグラフから直読できる。この第2目的のため、かご1に対して昇降時間Tの半分よりも昇降開始に近い時点で陰圧か陽圧かを定めて第1与圧する。横軸にT1,T2で示す上昇時間Tの中程で内外気圧差P又はNを得るようにパターン設定されている。以下に説明する図2、図4、図5及び図6のグラフにおいて、乗りかご内気圧が大気圧より高い差圧をP、乗りかご内気圧が大気圧より低い差圧をNとし、区別容易に表示している。なお、内外気圧差P,Nは、後述する閾値yとの関係をP≧y,N≦(−y)とし、この条件を満たすとき、閾値を超える内外気圧差P,Nを得たものとする。
図2のY軸上で、乗りかご内気圧が昇降開始時の大気圧ysと同一であったところを、本装置10を差動させて、第1与圧としてyuレベルまで陽圧を加えている。これにより、時間T1〜T2のタイミングにおいて、オフセットPの陽圧で乗りかご内外に圧力差が得られている。その結果、最高速度時にかご1の外で発生する最も大きな騒音をかご1の中まで侵入させないようにする第2目的を実現する。すなわち、内外気圧差Pによって、シール部材を扉の隙間に押圧して塞ぐことにより気密保持する弁構造を閉弁させるように作動させる。
図2において、山形に近い台形を描く太い破線は、かご1の速度である。この速度について、まず、台形の左脚に示すように、時間T1まで一定の加速度で速度上昇する。つぎに、台形の上底に示す時間T1〜T2の期間は、最高速度で維持される。つぎに、台形の右脚に示すように、時間T2〜Tまでは、負の一定加速度で速度減少しながら時間Tで停止する。乗客を乗せたほとんど高速移動体は、安全確保のため、これと略同様に速度制御される。これらは、図2に限らず、図4、図5及び図6に示す類似のグラフでも、概ね同様であるので、同一内容の説明は省略し、各図の相違点のみについて後述する。
図3は、図1の本装置で実行するエレベーターかご内気圧制御方法(以下、「本方法」ともいう)の手順を示すフローチャートである。エレベーター(かご1)の運行制御は、不図示のエレベーター運行制御部によって行われる。これに付設されて追加機能を有する別の制御部5が実行主体となって、図3に示す本方法が実行される。以下、主語のない説明は、制御部5が実行主体である。本方法は、図3に示す各ステップS1〜S11を有する。
まず、エレベーターの扉が閉まっているか否かを確認する(ステップS1)。閉じていなければ(S1でNo)、閉じられるまで確認を継続する。S1でYesならS2へ進み、エレベーターが走行開始したか否かを確認する(ステップS2)。走行開始していなければ(S2でNo)、走行開始するまで確認を継続する。
S2でYesならS3へ進み、気圧制御を開始する(ステップS3)。気圧制御は、上述の第1、第2目的を達成するように予め設定されたパターンに近づけように、図2、図4、図5及び図6に示すグラフを用いて後述する。つぎに、気圧無制御期間を終了したか否かを確認する(ステップS4)。終了していなければ(S4でNo)、終了するまで確認を継続する。S4でYesならS5へ進み、陰圧または陽圧側に気圧パターンを制御する(ステップS5)。
つぎに、気圧パターンが閾値yを超えてズレたか否かを確認する(ステップS6)。超えていなければ(S6でNo)、閾値yを超えるまで確認を継続する。なお、閾値yについて、精密な図示をしないものの、つぎのように定義される。すなわち、ここでの閾値yは、最高速度時T1〜T2に、かご1の外で発生する最も大きな騒音をかご1の中まで侵入させないようにする第2目的を実用レベルで実現するために必要最小限の内外気圧差とする。つまり、乗客が静粛性を実感できる程度にかご1の隙間が閉じられていれば、それで足りる。なお、そのために数値を用いた説明は省略する。
このように、パターンの第2目的のため、かご1に対して昇降時間Tの半分よりも昇降開始に近い時点、すなわち、時間T0〜T1の間で、陰圧か陽圧かを定めた第1与圧する。この第1与圧入力よって、乗りかご外気圧に対する差圧を設けることができる。この差圧によって、最高速度時にも弁構造を気密保持する。その結果、最高速度時に発生する最も大きなかご外からの漏洩音が、かご1の中に侵入しないので、かご1の乗客は目的階へ到着するまでの間を静粛に過ごせる。S6でYesならS7へ進み、気圧パターンを階段状に制御する(ステップS7)。S7は上述の第1目的のためである。
つぎに、かご1の内外気圧差ゼロで、階段パターンが終了したか否かを確認する(ステップS8)。終了していなければ(S8でNo)、終了するまで確認を継続する。図2における時間Tでは、乗客の乗り降りさせるためにかご1の扉を開ける。この時、人体に不快感を及ぼすことのないように内外気圧差を緩慢にゼロまで近付けておくことが重要である。
逆に、目的階へ到着する際、第1与圧による差圧が残っていれば、かご1の扉が開いたとき、瞬時に差圧を解消するため、その気圧変化が大きくて、乗客に不快感を与えることもある。残っている差圧の程度にもよるが、もし必要なら、かご1の扉を開く前、すなわち昇降終了の直前に、第1与圧とは逆の第2与圧すると良い。これにより、第1与圧を相殺して、乗りかご内気圧を乗りかご外気圧に合わせられるため、瞬時に差圧が無くなる気圧変化により、乗客の耳にダメージを与える不快感も緩和される。
第1目的のための階段状に制御された気圧パターンと、第2目的のための内外気圧差のオフセットP,Nと、いずれも内外気圧差がゼロに解消された(S8でYes)ならば、S9へ進み、気圧制御を終了し無制御区間とする(ステップS9)。
図4は、図2の代表パターンの変形例を示すグラフであり、第1与圧を陽圧、最高速度時に弱陰圧、第2与圧を不要とする初期陽圧パターンである。上述のように、内外気圧差P,Nは、後述する閾値yとの関係をP≧y,N≦(−y)とし、この条件を満たすとき、閾値を超える内外気圧差P,Nを得て第2目的を達成できるものとする。図2に対する図4の相違点は、エレベーター走行が最高速度となる時間T1〜T2において維持されるオフセットが陽圧か陰圧か、このオフセットが強い陽圧か弱い陰圧か、第1与圧を相殺するための第2与圧が必要か否か、といった点である。
図2の代表パターンでは、強い第1与圧が時間T1〜T2まで維持されるが、図4のパターンでは維持されない。図4において、この強い第1与圧が、時間T1以前に、第1目的のため階段状に制御された結果、気圧パターンが全体的に弱く押し下げられたオフセット状態(N≦(−y))を維持して時間T1〜T2に至る。このように弱いオフセット状態で、乗りかご内気圧が大気圧のS字線に対してわずかに上下関係を繰り返しながら目的階手前に至る。ここで、扉を開ける前に、既に内外気圧差の無い状態となっているので、ことさらに所定時間をかけて緩慢にオフセット状態を相殺するための第2与圧は不要である。
図5は、図2の代表パターンの変形例を示すグラフであり、第1与圧を陰圧、最高速手前で陰圧から陽圧へと切り替えて、後半陽圧、第2与圧は適宜とする前陰後陽パターンである。図5において、乗りかご内気圧と、大気圧のS字線と、の上下関係を反転させるタイミングがあるとする。その上下反転タイミングは、エレベーター走行が最高速度となる時間T1〜T2を避けるようにパターン設定することが望ましい。
その上下反転タイミングで、内外気圧差がゼロになるので、弁構造を開弁動作となり、かご1の外部から内部への漏洩音を遮断できない。その上下反転タイミングが、時間0〜Tの何れかで発生する可能性が高いとすれば、時間T1〜T2を避けるようにパターン設定することは、さほど困難ではない。そこで、図5のパターンを設定すれば、エレベーター走行が最高速度で最も大きな騒音が発生する時間T1〜T2には、弁構造が閉弁動作となり、かご1の外部から内部への漏洩音を遮断できる。なお、その上下反転タイミングを時間T2〜Tの範囲に設定しても同様の効果が得られるので図6に例示する。
図6は、図4及び図5のパターンを合わせた変形例を示すグラフであり、第1与圧を陰圧、最高速の後で陰圧から弱陽圧へと切り替えて、第2与圧を不要とする前陰後弱陽パターンである。図6に示すように、第1与圧を陰圧として、最高速の峠を超えるT2に至るまでの過程を、乗りかご内気圧が大気圧のS字線に対して大きく陰圧にオフセットされた状態で維持する。つぎに、最高速T2から減速する過程で、乗りかご内気圧が大気圧のS字線に対して上下関係を反転させる。この場合は乗りかご内気圧を陰圧から陽圧へと昇圧するような制御パターンに近づけるように、本装置10の制御部5が吸排気部2を制御する。
図6に示す制御パターンによれば、時間0〜T2において、陰圧による強い第1与圧が付与されている。この強い第1与圧が、時間T2以前まで維持されている。したがって、時間T1〜T2の大きな騒音は、かご1へ侵入できないように弁構造が閉弁して遮断される。また、最高速の峠を超えたT2から減速する過程で、乗りかご内気圧を陰圧から陽圧へと、比較的緩慢に昇圧する傾向である。この傾向のなかで、第1目的のため階段状に制御された結果、乗りかご内気圧が大気圧のS字線に対してわずかに上下関係を繰り返しながら目的階手前に至る。ここで、扉を開ける前に、既に内外気圧差の無い状態となっているので、ことさらに所定時間をかけて緩慢にオフセット状態を相殺するための第2与圧は不要である。この点について、図6のパターンは、図4のパターンに似ている。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
以下、本発明の要点を特許請求の範囲に基づいて説明する。
[1]本装置10は、エレベーターのかご1に、内側と外側との内外気圧差P,Nを利用して気密保持する弁構造を備えたエレベーターに付設し、かご1内の気圧を制御するために好適なものである。本装置10は、吸排気部2と、気圧測定装置3と、制御部5と、を備えて構成される。吸排気部2は、かご1の内側に対して吸排気することで内側の気圧を任意に加減する。気圧測定装置3は、内外のどちらが高いか判別しながら内外気圧差P,Nを測定可能である。制御部5は、気圧測定装置3で測定された内外気圧差P,Nをエレベーターの運行に対応して予め設定されたパターンに近づけるように吸排気部2を制御する。
本装置10は、制御部5が、かご1の内外気圧差P,Nをエレベーターの運行に対応して予め設定されたパターンに近づけるように、吸排気部2を制御する。このパターンには第1、第2で示す2つの目的がある。第1に、かご1の昇降開始から目的階到着による昇降終了までの昇降時間Tの中で、内外気圧差P,Nを段階的に変化させることによって、乗客に嚥下を誘発させて耳詰まりの不快感を解消させる目的である。
このパターンの第2目的として、かご1の外では、最高速度時に最も大きな騒音が発生するので、かご1の中にかご外からの漏洩音を侵入させないようかご1の内外を密閉する目的がある。そのため、内側と外側との内外気圧差P,Nを利用して気密保持する弁構造に対し、最高速度時に内外気圧差P,Nを得て密閉する。
パターンの第2目的のため、かご1に対して昇降時間Tの半分よりも昇降開始に近い時点で陰圧か陽圧かを定めた第1与圧する。この第1与圧入力よって、乗りかご外気圧に対する差圧を設けることができる。この差圧によって、最高速度時にも弁構造を気密保持する。その結果、最高速度時に発生する最も大きな騒音が、かご1の中に侵入しないので、かご1の乗客は目的階へ到着するまでの間を静粛に過ごせる。
さらに、目的階へ到着する際、第1与圧による差圧が残っていれば、かご1の扉が開いたとき、瞬時に差圧を解消するため、その気圧変化が大きくて、乗客に不快感を与えることもある。残っている差圧の程度にもよるが、もし必要なら、かご1の扉を開く前、すなわち昇降終了の直前に、第1与圧とは逆の第2与圧すると良い。これにより、第1与圧を相殺して乗りかご外気圧に合わせられるので、瞬時に差圧解消する不快感も緩和される。
[2]パターンは、昇降時間Tの半分を経過した半分経過時点を含めて、半分経過時点に対する前後の所定時間T1〜T2にわたって、弁構造が気密保持するように内外気圧差P,Nを設定されていることが好ましい。
[3]パターンは、所定時間T1〜T2にわたって、かご1の内側と外側で、それぞれ気圧の変化率が一致するように設定されていることが好ましい。
[4]パターンは、所定時間T1〜T2にわたって、内外気圧差P,Nを略一定に保持するように設定されていることが好ましい。
[2]〜[4]の要件により、昇降時間Tの半分を経過した半分経過時点で、かご1の速度が最高のときに弁構造が気密保持される。その結果、この最高速度時に発生する最も大きな騒音を、かご1の中に侵入させない効果が得られる。
[5]パターンは、かご1の1走行行程中に1回だけ、所定時間T1〜T2以外の時間に、かご1の内側と外側で、陰圧と陽圧を逆転させるように設定されていることが好ましい。ところで、このパターンの第1目的は、上述のように、かご1の昇降時間Tの中で、内外気圧差P,Nを段階的に変化させることによって、乗客に嚥下を誘発させて耳詰まりの不快感を解消させる目的である。
一方、段階的に変化させたことで、陰圧と陽圧との関係が逆転するタイミングが、所定時間T1〜T2以内に含まれると、逆転時に内外差圧がゼロになることがある。そのとき、弁構造が気密保持を解消してしまうので、大きな騒音をかご1の中に侵入させてしまう。このような望ましくない現象を避ける第2目的を達成するように、予め設定された制御パターンによって、かご1の1走行行程中に1回だけ、所定時間T1〜T2以外の時間に、かご1の内側と外側で、陰圧と陽圧を逆転させることが好ましい。
[6]本方法は、内側と外側との内外気圧差P,Nを利用して気密保持する弁構造を備えたかご1に付設された吸排気部2でかご1の内側を吸排気することにより任意の気圧に加減するようにした、エレベーターかご内気圧制御方法である。本方法は、つぎの手順によって、制御部5が、吸排気部2を制御する(ステップS3〜S5)。
エレベーターの運行に対応して予め設定されたパターンに近づけるように、気圧測定装置3が、かご1の内外のどちらが高いかを判別しながら内外気圧差P,Nを測定した結果に基づいて、制御部5が、吸排気部2を制御する(ステップS3〜S5)。まず、そのパターンは、かご1に対して1走行行程に要する昇降時間Tの半分よりも昇降開始に近い時点で陰圧か陽圧かを定めて第1与圧する(ステップS6)。
つぎに、そのパターンは、かご1が昇降開始後に目的階へ到着して昇降終了するまでの昇降時間Tの中で、内外気圧差P,Nを段階的に変化させる(ステップS3〜S5)。最後に、そのパターンは、昇降終了の直前に、かご1の内側で第1与圧の影響が残っているならば、第1与圧とは逆の第2与圧により第1与圧を相殺して乗りかご外気圧に合わせる(ステップS8〜S9)。本方法によれば、上記[1]に示した本装置10による作用効果と概ね同等の作用効果が得られる。
1…かご、2…吸排気部(送風機)、3…気圧測定装置、4…配管、5…制御部、10…エレベーターかご内気圧制御装置(本装置)、N…陰圧による内外気圧差、P…陽圧による内外気圧差、T…昇降時間、Y…気圧、yd…陰圧による第1与圧、ys…昇降開始時の大気圧、yu…陽圧による第1与圧

Claims (10)

  1. エレベーターのかごに、内側と外側との内外気圧差を利用して気密保持する弁構造を備えたエレベーターかご内気圧制御装置であって、
    前記かごの内側に対して吸排気することで該内側の気圧を任意に加減する吸排気部と、
    内外のどちらが高いか判別しながら前記内外気圧差を測定可能な気圧測定装置と、
    該気圧測定装置で測定された前記内外気圧差を前記エレベーターの運行に対応して予め設定されたパターンに近づけるように前記吸排気部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記パターンは、
    前記かごの昇降開始から目的階到着による昇降終了までの昇降時間の中で、前記内外気圧差を段階的に変化させるのみならず、
    前記かごに対して前記昇降時間の半分よりも昇降開始に近い時点で陰圧か陽圧かを定めた第1与圧するとともに、
    必要なら前記第1与圧とは逆の第2与圧することにより昇降終了の直前に前記第1与圧を相殺して乗りかご外気圧に合わせる、
    エレベーターかご内気圧制御装置。
  2. 前記パターンは、前記昇降時間の半分を経過した半分経過時点を含めて、該半分経過時点に対する前後の所定時間にわたって、前記弁構造が前記気密保持するように前記内外気圧差を設定した、
    請求項1に記載のエレベーターかご内気圧制御装置。
  3. 前記パターンは、前記所定時間にわたって、前記かごの内側と外側で、それぞれ気圧の変化率が一致する、
    請求項2に記載のエレベーターかご内気圧制御装置。
  4. 前記パターンは、前記所定時間にわたって、前記内外気圧差を略一定に保持する、
    請求項2に記載のエレベーターかご内気圧制御装置。
  5. 前記パターンは、前記かごの1走行行程中に1回だけ、前記所定時間以外の時間に、前記かごの内側と外側で、陰圧と陽圧を逆転させる、
    請求項2に記載のエレベーターかご内気圧制御装置。
  6. 内側と外側との内外気圧差を利用して気密保持する弁構造を備えたかごに付設された吸排気部で前記かごの内側を吸排気することにより任意の気圧に加減できるエレベーターかご内気圧制御方法であって、
    前記吸排気部は、
    気圧測定装置が、前記かごの内外のどちらが高いかを判別しながら前記内外気圧差を測定した結果に基づいて、前記エレベーターの運行に対応して予め設定されたパターンに近づけるように、制御部により制御され、
    前記パターンは、
    前記かごに対して1走行行程に要する昇降時間の半分よりも昇降開始に近い時点で陰圧か陽圧かを定めて第1与圧し、
    前記かごが昇降開始後に目的階へ到着して昇降終了するまでの昇降時間の中で、前記内外気圧差を段階的に変化させ、
    昇降終了の直前に、前記かご1の内側で前記第1与圧の影響が残っているならば、該第1与圧とは逆の第2与圧により前記第1与圧を相殺して乗りかご外気圧に合わせる、
    エレベーターかご内気圧制御方法。
  7. 前記パターンは、前記昇降時間の半分を経過した半分経過時点を含み、該半分経過時点に対する前後の所定時間にわたって、前記弁構造が前記気密保持するように前記内外気圧差を設定する、
    請求項6に記載のエレベーターかご内気圧制御方法。
  8. 前記パターンは、前記所定時間にわたって、前記かごの内側と外側で、それぞれ気圧の変化率を一致させる、
    請求項7に記載のエレベーターかご内気圧制御方法。
  9. 前記パターンは、前記所定時間にわたって、前記内外気圧差を略一定に保持する、
    請求項7に記載のエレベーターかご内気圧制御方法。
  10. 前記パターンは、前記かご1の1走行行程中に1回だけ、前記所定時間以外の時間に、前記かごの内側と外側で、陰圧と陽圧を逆転させる、
    請求項7に記載のエレベーターかご内気圧制御方法。
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