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JP2020083291A - 鉄道車両用扉およびその製造方法 - Google Patents

鉄道車両用扉およびその製造方法 Download PDF

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JP2020083291A
JP2020083291A JP2018234907A JP2018234907A JP2020083291A JP 2020083291 A JP2020083291 A JP 2020083291A JP 2018234907 A JP2018234907 A JP 2018234907A JP 2018234907 A JP2018234907 A JP 2018234907A JP 2020083291 A JP2020083291 A JP 2020083291A
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宗平 関根
Sohei Sekine
宗平 関根
大輔 柴崎
Daisuke Shibasaki
大輔 柴崎
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Yokohama Seiki Co Ltd
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Yokohama Seiki Co Ltd
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

【課題】熟練工でなくても製造できるだけでなく、作業時間も短縮することのできる乗務員室側面扉およびその製造方法を提供する。【解決手段】本発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉1は、上枠部材11、下枠部材12、ヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14と、上枠部材11、下枠部材12、ヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14の接合部分を覆う位置に配置されそれぞれの一部が一方の部材と点結合により結合され他の一部が他方の部材と点結合または面結合により結合される4つの連結部材21,22,23,24と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は鉄道車両用扉およびその製造方法に係わり、特に鉄道車両の乗務員室用側面扉およびその製造方法に関する。
最初に本明細書で使用する用語を定義する。
「接合」は、複数の部材を接して配置し、部材は相互に移動し得る状態を指すものとする。
また、「結合」は、接合された部材が相互に移動できないように固定された状態を指すものとする。
「線結合」は、2つの金属部材の接合部を接合線に沿ってアーク溶接によって結合することを指すものとする。
「点結合」は、2つの金属部材の接合部を、接合線を覆うように連結部材を配置し、連結部材の一部を一方の金属部材にスポット溶接またはボルト締結により固定し、連結部材の他の一部を他方の金属部材にスポット溶接またはボルト締結により固定して、2つの金属部材を結合することを指すものとする。
なお、「締結」は、ボルトを使用した点結合を指すものとする。
さらに、「面接合」は、2つの金属部材の接合部を、接合線を覆うように連結部材を配置し、連結部材の一部を一方の金属部材に接着剤により固定し、連結部材の他の一部を他方の金属部材に接着剤により固定して、2つの金属部材を結合することを指すものとする。
鉄道車両の少なくとも先頭および最後尾には乗務員室が設置され、乗務員室の両側面には扉は取り付けられている。
この扉は、乗務員の乗車、下車に使用されるが、車両の意匠の一部の要素であるだけでなく車両の強度を維持することも必要となる。
このため、上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材により枠を形成し、枠の少なくとも車外側を側板で覆う構造とすることが普通である。
さらに、所定の強度を維持するために、上枠部材、下枠部材および2本の縦枠部材(ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材)を相互に線結合(アーク溶接)をして枠形状とすることが一般的ある。
図5は、従来の鉄道車両用の乗務員用扉の拡大斜視図であって、以下の順序で製造することが普通である。(例えば、特許文献1および特許文献2を参照)
1. 上枠部材51、下枠部材52、ヒンジ側縦枠部材53(図示せず)、および錠側縦 枠部材54を、冶具を使用して矩形に配置する。
2. 上枠部材51とヒンジ側縦枠部材53および錠側縦枠部材54の接合部、ならびに 下枠部材52とヒンジ側縦枠部材53および錠側縦枠部材54の接合部(図5の× 部)をアーク溶接して、上枠部材51および下枠部材52とヒンジ側縦枠部材53 および錠側縦枠部材54とを結合する。
3. アーク溶接で生じた熱歪を修正する。
4. アーク溶接の溶接ビードを仕上げ加工する。
なお、特許文献2の段落[0023]には、『部材同士を「接合する」とは、状況に応じて、レーザ溶接、スポット溶接、アーク溶接、摩擦撹拌接合、接着剤、リベット・ボルトによる締結等によって、部材同士を接合することを示している。』との記載があるが、各接合における具体的な構成は開示されていない。
特開2018−135007号公報 特開2017−210133号公報
しかしながら、従来の鉄道車両用の乗務員用扉の製造方法には以下の課題が生じていた。
1. アーク溶接、歪修正、ビード仕上げには、相当の熟練が必要となるだけでなく、完 成品の精度が低下し、作業時間が長くなる。
2. 枠部材を位置決めするための冶具が必要となる。
そこで、本発明は、必要な強度を維持しつつ、熟練工でなくても製造可能であるだけでなく、製造時間も短縮することのできる乗務員室側面扉およびその製造方法を提供することを目的とする。
さらに、位置決めのための治具を不要とし、製造時間をさらに短縮できる乗務員室側面扉およびその製造方法を提供することも目的とする。
第1の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉は、上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材と、
上枠部材とヒンジ側縦枠部材の接合部を覆う位置に配置されるヒンジ側上連結部材であって、その一部が上枠部材と点結合により結合され、その他部がヒンジ側縦枠部材と点結合により結合されるヒンジ側上連結部材と、
上枠部材と錠側縦枠部材の接合部を覆う錠側上連結部材であって、その一部が上枠部材と点結合により結合され、その他部が錠側縦枠部材と点結合により結合される錠側上連結部材と、
下枠部材とヒンジ側縦枠部材の接合部を覆うヒンジ側下連結部材であって、その一部が下枠部材と点結合により結合され、その他部がヒンジ側縦枠部材と点結合により結合されるヒンジ側下連結部材と、
下枠部材と錠側縦枠部材の接合部を覆う錠側下連結部材であって、その一部が下枠部材と点結合により結合され、その他部が錠側縦枠部材と点結合により結合される錠側下連結部材と、からなる。
第1の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉によれば、熟練工でなくても製造できるだけでなく、作業時間も短縮することができる。
第2の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉は、点結合が、スポット溶接である。
第2の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉によれば、熱歪の修正が不要となり、熟練工でなくても製造できる。
第3の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉は、点結合が、ボルト締結である。
第3の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉によれば、枠組立のための治具が不要となり、作業時間をさらに短縮することができる。
第4の発明にかかる鉄道車両用扉は、上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材と、
上枠部材とヒンジ側縦枠部材の接合部を覆うヒンジ側上連結部材であって、その一部が上枠部材と接着剤により結合され、その他部がヒンジ側縦枠部材と接着剤により結合されるヒンジ側上連結部材と、
上枠部材と錠側縦枠部材の接合部を覆う錠側上連結部材であって、その一部が上枠部材と接着剤により結合され、その他部が錠側縦枠部材と接着剤により結合される錠側上連結部材と、
下枠部材とヒンジ側縦枠部材の接合部を覆うヒンジ側下連結部材であって、その一部が下枠部材と接着剤により結合され、その他部がヒンジ側縦枠部材と接着剤により結合されるヒンジ側下連結部材と、
下枠部材と錠側縦枠部材の接合部を覆う錠側下連結部材であって、その一部が下枠部材と接着剤により結合され、その他部が錠側縦枠部材と接着剤により結合される錠側下連結部材と、からなる。
第4の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉によれば、熱歪の修正が不要となり、熟練工でなくても製造できる。
第5の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉は、上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材の少なくとも一つの部材が、複数の部材に分割されている。
第5の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉によれば、複雑な形状に対しても対応することができる。
第6の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉製造方法は、上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材を治具により矩形に配置する枠部材配置段階と、
ヒンジ側上連結部材の一方領域と上枠部材とをスポット溶接により結合し、他方領域とヒンジ側縦枠部材とをスポット溶接により結合するヒンジ側上スポット溶接段階と、
錠側上連結部材の一方領域と上枠部材とをスポット溶接により結合し、他方領域と錠側縦枠部材とをスポット溶接により結合する錠側上スポット溶接段階と、
ヒンジ側下連結部材の一方領域と下枠部材とをスポット溶接により結合し、他方領域とヒンジ側縦枠部材とをスポット溶接により結合するヒンジ側下スポット溶接段階と、
錠側下連結部材の一方領域と下枠部材とをスポット溶接により結合し、他方領域と錠側縦枠部材とをスポット溶接により結合する錠側下スポット溶接段階と、からなる。
第6の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉製造方法によれば、精度の高い扉を短時間で製造できる。
第7の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉製造方法は、上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材を治具により矩形に配置する枠部材配置段階と、
ヒンジ側上連結部材の一方領域と上枠部材とを接着材により結合し、他方領域とヒンジ側縦枠部材とを接着材により結合するヒンジ側上接着段階と、
錠側上連結部材の一方領域と上枠部材とを接着材により結合し、他方領域と錠側縦枠部材とを接着材により結合する錠側上接着段階と、
ヒンジ側下連結部材の一方領域と下枠部材とを接着材により結合し、他方領域とヒンジ側縦枠部材とを接着剤により結合するヒンジ側下接着段階と、
錠側下連結部材の一方領域と下枠部材とを接着材により結合し、他方領域と錠側縦枠部材とを接着剤により結合する錠側下接着段階と、からなる。
第7の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉製造方法によれば、精度の高い扉を短時間で製造できる。
第8の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉製造方法は、上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材のそれぞれの端部に逃し穴を穿孔する逃し穴穿孔段階と、
ヒンジ側上連結部材、錠側上連結部材、ヒンジ側下連結部材、錠側下連結部材にタップ穴を穿孔するタップ穴穿孔段階と、
ヒンジ側上連結部材の一方領域と上枠部材とをボルトにより締結し、他方領域とヒンジ側縦枠部材とをボルトにより締結するヒンジ側上締結段階と、
錠側上連結部材の一方領域と上枠部材とをボルトにより締結し、他方領域と錠側縦枠部材とをボルトにより締結する錠側上締結段階と、
ヒンジ側下連結部材の一方領域と下枠部材とをボルトにより締結し、他方領域とヒンジ側縦枠部材とをボルトにより締結するヒンジ側下締結段階と、
錠側下連結部材の一方領域と下枠部材とをボルトにより締結し、他方領域と錠側縦枠部材とをボルトにより締結する錠側下締結段階と、からなる。
第8の発明に係る鉄道車両用の乗務員用扉製造方法によれば、治具が不要となるため、製造時間をさらに短縮できる。
本発明に係る鉄道車両用扉によれば、熟練工でなくても製造できるだけでなく、作業時間も短縮することができる。
本発明の第1の実施例の分解斜視図である。 本発明の第1の実施例の組み立て図である。 本発明の第1の実施例の一部拡大斜視図である。 本発明の第2の実施例の組み立て図である。 従来の鉄道車両用の乗務員用扉の一部拡大斜視図である。
図1および図2は、本発明の第1の実施例に係る乗務員室側面扉1の分解斜視図および組み立て図であって、上枠部材11、下枠部材12、ヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14を組み立てて形成される枠を、車外側板15で覆った構造を有する。
そして、上枠部材11の両端とヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14のそれぞれの上端部を接合し、下枠部材12の両端とヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14のそれぞれの下端部を接合して矩形枠形状とする。
上枠部材11とヒンジ側縦枠部材13の接合部を覆うようにヒンジ側上連結部材21を配置し、ヒンジ側上連結部材21と上枠部材11およびヒンジ側縦枠部材13を点結合して、上枠部材11とヒンジ側縦枠部材13を結合する。
同様に、下枠部材12とヒンジ側縦枠部材13はヒンジ側下連結部材22により、上枠部材11と錠側縦枠部材14は錠側上連結部材23により、下枠部材12と錠側縦枠部材14は錠側上連結部材24により点結合される。
図3は、上枠部材11、下枠部材12および錠側縦枠部材14の接合部を拡大斜視図である。
すなわち、上枠部材11と錠側縦枠部材14の接合部には、錠側上連結部材23が配置されている。
そして、錠側上連結部材23の左半分は上枠部材11と点結合され、右半分は錠側縦枠部材14と点結合される。
また、下枠部材12と錠側縦枠部材14の接合部には、アングル状の錠側下連結部材24が配置されている。
そして、錠側下連結部材24の下半分は下枠部材12と点結合され、上半分は錠側縦枠部材14と点結合される。
ここで、点結合としてはスポット溶接またはボルト締結を適用することができる。
点接合としてスポット溶接を適用する場合は、連結部材23または24の○印の部分をスポット溶接で結合する。
ただし、上枠部材11、下枠部材12、ヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14を枠状に組み立てる際は、治具を使用することが必要となる。
また、点結合としてボルト締結を適用する場合は、フレーム組み立て前に連結部材21〜24の○印にタップ穴を、枠部材11〜14の○印に逃し穴を穿孔する。
その後、上枠部材11、下枠部材12、ヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14をボルトにより締結して枠状に組み立てる。
この場合は、各部材を枠状に組み立てる際に治具を使用する必要はない。
なお、上枠部材11とヒンジ側縦枠部材13の接合部を覆うようにヒンジ側上連結部材21を配置し、ヒンジ側上連結部材21を上枠部材11およびヒンジ側縦枠部材13に接着剤により接着して、上枠部材11とヒンジ側縦枠部材13を面結合してもよい。
同様に、下枠部材12とヒンジ側縦枠部材13はヒンジ側下連結部材22と、上枠部材11と錠側縦枠部材14は錠側上連結部材23と、下枠部材12と錠側縦枠部材14は錠側上連結部材24と接着剤により面結合してもよい。
ただし、上枠部材11、下枠部材12、ヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14を枠状に組み立てる際は、治具を使用することが必要となる。
また、車両には多様な意匠が適用されるため、上枠部材11、下枠部材12、ヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14が一体の部材では対応が困難な場合も生じる。
この課題を解決するため、上枠部材11、下枠部材12、ヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14の少なくとも1つの部材が2以上の部材に分割されている場合にも本発明を適用することができる。
図4は、本発明の第2の実施例の組み立て図であって、上枠部材11、下枠部材12、ヒンジ側縦枠部材13および錠側縦枠部材14が、それぞれ2つの副部材に分割されている場合の組み立て図である。
すなわち、上枠部材11は第1の上枠部材111と第2の上枠部材112に、下枠部材12は第1の下枠部材121と第2の下枠部材122に、錠側縦枠部材14は第1の錠側縦枠部材141と第2の錠側縦枠部材142に2分割されている。
そして、錠側上連結部材33は、左上領域331、左下領域332、中央領域333および右端領域334の4つの領域に分割されている。
そして、左上領域331は、第1の上枠部材111と、左下領域332は第2の上枠部材112と、中央領域333は第2の錠側縦枠部材142と、右端領域334は第1の錠側縦枠部材141と、それぞれ点結合または面結合されている。
また、錠側下連結部材34は、左上領域341、左下領域342、中央領域343および右端領域344の4つの領域に分割されている。
そして、左上領域341は、第1の下枠部材121と、左下領域342は第2の下枠部材122と、中央領域343は第2の錠側縦枠部材142と、右端領域344は第1の錠側縦枠部材141と、それぞれ点結合または面結合されている。
なお、本実施例においては、第1の上枠部材111は第2の上枠部材112と重なり、第1の下枠部材121は、第2の下枠部材122と重なるようになっており、それぞれの重なり部で2つの部材は点結合または面結合される。
また、第1の錠側縦枠部材141は第2の錠側縦枠部材142と重なり、第1のヒンジ側縦枠部材131は第2のヒンジ側縦枠部材132と重なるようになっており、それぞれの重なり部で2つの部材は点結合または面結合される。
同様に、図4には図示しないが、第1の上枠部材111および第2の上枠部材112は、ヒンジ側上連結部材31により第1のヒンジ側縦枠部材131および第2のヒンジ側縦枠部材132と点結合または面結合されている。
さらに、第1の下枠部材121および第2の下上枠部材122は、ヒンジ側下上連結部材32により第1のヒンジ側縦枠部材131および第2のヒンジ側縦枠部材132と点結合または面結合されている。
第2の実施例においても、点結合としてはスポット溶接またはボルト締結を、面結合としては接着材を使用することができる。
本発明に係る鉄道車両用扉は、熟練工によらなくても必要な強度および形状を維持して組み立てができるだけでなく組み立て時間を約半分に短縮することができ、産業上有用である。
1…乗務員室側面扉
11…上枠部材
12…下枠部材
13…ヒンジ側縦枠部材
14…錠側縦枠部材
21…ヒンジ側上連結部材
22…ヒンジ側下連結部材
23…錠側上連結部材
24…錠側下連結部材

Claims (8)

  1. 上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材と、
    前記上枠部材と前記ヒンジ側縦枠部材の接合部を覆う位置に配置されるヒンジ側上連結部材であって、その一部が前記上枠部材と点結合により結合され、その他部が前記ヒンジ側縦枠部材と点結合により結合されるヒンジ側上連結部材と、
    前記上枠部材と前記錠側縦枠部材の接合部を覆う錠側上連結部材であって、その一部が前記上枠部材と点結合により結合され、その他部が前記錠側縦枠部材と点結合により結合される錠側上連結部材と、
    前記下枠部材と前記ヒンジ側縦枠部材の接合部を覆うヒンジ側下連結部材であって、その一部が前記下枠部材と点結合により結合され、その他部が前記ヒンジ側縦枠部材と点結合により結合されるヒンジ側下連結部材と、
    前記下枠部材と前記錠側縦枠部材の接合部を覆う錠側下連結部材であって、その一部が前記下枠部材と点結合により結合され、その他部が前記錠側縦枠部材と点結合により結合される錠側下連結部材と、からなる鉄道車両用扉。
  2. 前記点結合が、スポット溶接である請求項1に記載の鉄道車両用扉。
  3. 前記点結合が、ボルト締結である請求項1に記載の鉄道車両用扉。
  4. 上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材と、
    前記上枠部材と前記ヒンジ側縦枠部材の接合部を覆うヒンジ側上連結部材であって、その一部が前記上枠部材と接着剤により結合され、その他部が前記ヒンジ側縦枠部材と接着剤により結合されるヒンジ側上連結部材と、
    前記上枠部材と前記錠側縦枠部材の接合部を覆う錠側上連結部材であって、その一部が前記上枠部材と接着剤により結合され、その他部が前記錠側縦枠部材と接着剤により結合され錠側上連結部材と、
    前記下枠部材と前記ヒンジ側縦枠部材の接合部を覆うヒンジ側下連結部材であって、その一部が前記下枠部材と接着剤により結合され、その他部が前記ヒンジ側縦枠部材と接着剤により結合されるヒンジ側下連結部材と、
    前記下枠部材と前記錠側縦枠部材の接合部を覆う錠側下連結部材であって、その一部が前記下枠部材と接着剤により結合され、その他部が前記錠側縦枠部材と接着剤により結合される錠側下連結部材と、からなる鉄道車両用扉。
  5. 前記上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材の少なくとも一つの部材が、複数の部材に分割されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の鉄道車両用扉。
  6. 上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材を治具により矩形に配置する枠部材配置段階と、
    ヒンジ側上連結部材の一方領域と前記上枠部材とをスポット溶接により結合し、前記ヒンジ側上連結部材の他方領域と前記ヒンジ側縦枠部材とをスポット溶接により結合するヒンジ側上スポット溶接段階と、
    錠側上連結部材の一方領域と前記上枠部材とをスポット溶接により結合し、前記錠側上連結部材の他方領域と前記錠側縦枠部材とをスポット溶接により結合する錠側上スポット溶接段階と、
    ヒンジ側下連結部材の一方領域と前記下枠部材とをスポット溶接により結合し、前記ヒンジ側下連結部材の他方領域と前記ヒンジ側縦枠部材とをスポット溶接により結合するヒンジ側下スポット溶接段階と、
    錠側下連結部材の一方領域と前記下枠部材とをスポット溶接により結合し、前記錠側下連結部材の他方領域と前記錠側縦枠部材とをスポット溶接により結合する錠側下スポット溶接段階と、からなる鉄道車両用扉製造方法。
  7. 上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材を治具により矩形に配置する枠部材配置段階と、
    ヒンジ側上連結部材の一方領域と前記上枠部材とを接着材により結合し、前記ヒンジ側上連結部材の他方領域と前記ヒンジ側縦枠部材とを接着材により結合するヒンジ側上接着段階と、
    錠側上連結部材の一方領域と前記上枠部材とを接着材により結合し、前記錠側上連結部材の他方領域と前記錠側縦枠部材とを接着材により結合する錠側上接着段階と、
    ヒンジ側下連結部材の一方領域と前記下枠部材とを接着材により結合し、前記ヒンジ側下連結部材の他方領域と前記ヒンジ側縦枠部材とを接着剤により結合するヒンジ側下接着段階と、
    錠側下連結部材の一方領域と前記下枠部材とを接着材により結合し、前記錠側下連結部材の他方領域と前記錠側縦枠部材とを接着剤により結合する錠側下接着段階と、からなる鉄道車両用扉製造方法。
  8. 上枠部材、下枠部材、ヒンジ側縦枠部材および錠側縦枠部材のそれぞれの端部に逃し穴を穿孔する逃し穴穿孔段階と、
    ヒンジ側上連結部材、錠側上連結部材、ヒンジ側下連結部材、錠側下連結部材にタップ穴を穿孔するタップ穴穿孔段階と、
    前記ヒンジ側上連結部材の一方領域と前記上枠部材とをボルトにより締結し、前記ヒンジ側上連結部材の他方領域と前記ヒンジ側縦枠部材とをボルトにより締結するヒンジ側上締結段階と、
    前記錠側上連結部材の一方領域と前記上枠部材とをボルトにより締結し、前記錠側上連結部材の他方領域と前記錠側縦枠部材とをボルトにより締結する錠側上締結段階と、
    前記ヒンジ側下連結部材の一方領域と前記下枠部材とをボルトにより締結し、前記ヒンジ側下連結部材の他方領域と前記ヒンジ側縦枠部材とをボルトにより締結するヒンジ側下締結段階と、
    前記錠側下連結部材の一方領域と前記下枠部材とをボルトにより締結し、前記錠側下連結部材の他方領域と前記錠側縦枠部材とをボルトにより締結する錠側下締結段階と、からなる鉄道車両用扉製造方法。
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