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JP2020083279A - 車両用シートの支持構造 - Google Patents

車両用シートの支持構造 Download PDF

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JP2020083279A
JP2020083279A JP2018225785A JP2018225785A JP2020083279A JP 2020083279 A JP2020083279 A JP 2020083279A JP 2018225785 A JP2018225785 A JP 2018225785A JP 2018225785 A JP2018225785 A JP 2018225785A JP 2020083279 A JP2020083279 A JP 2020083279A
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JP
Japan
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cross member
bracket
floor panel
seat
vehicle
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JP2018225785A
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若菜 鷲見
Wakana Washimi
若菜 鷲見
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】車両用シートの支持部材を介して前下方または後下方に荷重入力が生じる場合であっても、フロアパネルの変形を抑制することができる車両用シートの支持構造を提供する。【解決手段】支持構造10は、センターフロアクロスメンバ16とリアクロスメンバ18の間を架け渡し、かつフロアパネル14に少なくとも部分的に固定された状態でリアシート12を支持する支持部材32R,32Lを備える。支持部材32R、32Lは、先端部にてセンターフロアクロスメンバ16と接続する前部ブラケット24R,24Lと、前部ブラケット24R,24Lの後端部とリアクロスメンバ18を連結する後部内側ブラケット30R,30Lと、を含み、前部ブラケット24R,24Lおよび後部内側ブラケット30R,30Lの少なくとも一方がリアシート12に固定される。【選択図】図3

Description

本発明は、車両に搭載された車両用シートの支持構造に関する。
特許文献1には、車両幅方向に延びて線状に配置される3つのブラケット(1つの中央ブラケットおよび2つの側部ブラケット)を用いて、車両用シートの前端部をフロアパネルに支持する支持構造が開示されている。
特開2015−063168号公報
例えば、前後方向からの車両衝突時に、慣性力の発生に伴う乗員の急な移動等によって車両用シートに荷重がかかり、ブラケットを経由してフロアパネルを前下方または後下方に圧縮する荷重が入力される場合がある。
しかしながら、特許文献1に開示される支持構造では、ブラケットがフロアパネル上に固定されているので、車両用シートを介して前下方または後下方に荷重が入力されると、ブラケットに応力集中が発生するためフロアパネルの固定部分が座屈しやすくなる。
そこで、本明細書では、車両用シートの支持部材を介して前下方または後下方に荷重入力が生じる場合であっても、フロアパネルの変形を抑制することができる車両用シートの支持構造を開示する。
本明細書が開示する車両用シートの支持構造は、車体の床面を形成するフロアパネルと、車両用シートの前方に位置し、車両幅方向に延びて前記フロアパネルの下面に設けられる第1クロスメンバと、前記車両用シートの後方に位置し、車両幅方向に延びて前記フロアパネルの下面に設けられる第2クロスメンバと、前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバの間を架け渡し、かつ前記フロアパネルの上面に少なくとも部分的に固定された状態で前記車両用シートを支持する支持部材と、を備え、前記支持部材は、先端部にて前記第1クロスメンバと接続する第1ブラケットと、前記第1ブラケットの後端部と前記第2クロスメンバを連結する第2ブラケットと、を含み、前記第1ブラケットおよび前記第2ブラケットの少なくとも一方が前記車両用シートに固定される。
このように、第1クロスメンバと第2クロスメンバの間を架け渡し、かつフロアパネルに少なくとも部分的に固定された状態で車両用シートを支持する支持部材を設けたので、この支持部材は、車両用シートからの荷重を車両前後方向に伝達するロードパスとして機能する。これにより、車両用シートの支持部材を介して前下方または後下方から荷重入力が生じる場合であっても、剛性が比較的高い前後のクロスメンバに荷重が分散され、フロアパネルの変形を抑制することができる。また、支持部材として2つのブラケットを用いることで、1つのブラケットを用いる場合と比べて、部品長が短くなりその分だけ組み付けの作業性が向上する。
本明細書に開示する車両用シートの支持構造によれば、車両用シートの支持部材を介して前下方または後下方に荷重入力が生じる場合であっても、フロアパネルの変形を抑制することができる。
本発明の実施形態における車両用シートの支持構造の一例を示す平面図である。 図2(a)は、図1に示す前部ブラケットの斜視図である。図2(b)は、図1に示す後部内側ブラケットの斜視図である。 図1におけるA−A線に沿った模式図である。 図3の部分拡大断面図である。 図1の支持構造による作用効果を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図5に従って説明する。なお、この発明は、後述する実施形態および変形例に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できる。
<支持構造10の構成>
図1は、本発明の実施形態における車両用シートの支持構造10の一例を示す図である。以下、矢印Frの向きは車両の前方を、矢印Rrの向きは車両の後方をそれぞれ示している。また、矢印Rhの向きは車両の右方を、矢印Lhの向きは車両の左方をそれぞれ示している。また、矢印Upの向きは車両の上方を、矢印Dwの向きは車両の下方をそれぞれ示している。
この支持構造10は、乗員が着座する車両用シート(例えば、リアシート12)を搭載する様々な車両に適用することができる。具体的には、支持構造10は、フロアパネル14と、センターフロアクロスメンバ16(第1クロスメンバ)と、リアクロスメンバ18(第2クロスメンバ)と、ブラケット群20と、を含んで構成される。
フロアパネル14は、リアシート12を搭載可能な車体の床面を形成する。フロアパネル14の下面または側部は、車両の骨格部材(本図の例では、センターフロアクロスメンバ16、リアクロスメンバ18、および左右のリアサイドメンバ22R,22L)にそれぞれ接合されている。
センターフロアクロスメンバ16は、リアシート12の前方に位置し、車両幅方向に延びてフロアパネル14の下面に接合されている。リアクロスメンバ18は、リアシート12の後方に位置し、車両幅方向に延びてフロアパネル14の下面に接合されている。
リアサイドメンバ22R,22Lは、図示しない後輪を避けて車両幅方向の内側から外側に屈曲するように、後方から前方に延設されている。リアサイドメンバ22R,22Lの前端には、両部材を架け渡すように、センターフロアクロスメンバ16が車両幅方向に延びて接続されている。また、リアサイドメンバ22R,22Lの中間位置には、両部材を架け渡すように、リアクロスメンバ18が車両幅方向に延びて接続されている。
ブラケット群20は、フロアパネル14上の所定位置(ここでは、センターフロアパン)でリアシート12を支持するためのブラケットの集合体である。このブラケット群20は、左右の前部ブラケット24R,24L(第1ブラケット)と、左右の側部ブラケット26R,26Lと、左右の後部外側ブラケット28R,28Lと、左右の後部内側ブラケット30R,30L(第2ブラケット)と、から構成される。
リアシート12の右後部は、側部ブラケット26Rおよび後部外側ブラケット28Rによって支持される。リアシート12の左後部は、側部ブラケット26Lおよび後部外側ブラケット28Lによって支持される。リアシート12の中央後部は、前部ブラケット24R,24Lおよび後部内側ブラケット30R,30Lによって支持される。ここで、塗り潰された10個の丸印は、それぞれの締結点の箇所を示している。
後述するように、この支持構造10において、前部ブラケット24Rと後部内側ブラケット30Rの接続関係に技術的な特徴がある。以下、前部ブラケット24Rと後部内側ブラケット30Rをまとめて「支持部材32R」という。同様に、前部ブラケット24Lと後部内側ブラケット30Lをまとめて「支持部材32L」という。
図2(a)は、前部ブラケット24Rの斜視図である。なお、前部ブラケット24Lは、本図に示す前部ブラケット24Rと左右対称の形状を有する。
前部ブラケット24Rは、車両前後方向から視て概略M字の断面形状を有する中央部40と、中央部40よりも外側にある周縁部42と、を有する。中央部40は、周縁部42に対して上方に突出しており、その後端側には後部内側ブラケット30Rをボルト締結するための1個の締結孔が形成されている。周縁部42は、フロアパネル14上の所定部位(具体的には、センターフロアクロスメンバ16の近傍)にならった面形状を有する。
図2(b)は、後部内側ブラケット30Rの斜視図である。なお、後部内側ブラケット30Lは、本図に示す後部内側ブラケット30Rと左右対称の形状を有する。
後部内側ブラケット30Rは、取り付けられた状態において、下方に凸状に2箇所で屈曲してなる屈曲部50と、屈曲部50の一方の側部に接して設けられる平板状の壁部52と、を有する。屈曲部50の先端側には、前部ブラケット24Rにボルト締結するための1個の締結孔が形成されている。また、屈曲部50の後端側には、フロアパネル14にボルト締結するための2個の締結孔が形成されている。なお、後部内側ブラケット30Rは、壁部52を介して、リアシート12の一部を構成するシートバック12bに固定される。
図3は、図1におけるA−A線に沿った模式図である。図4は、図3の部分拡大断面図であり、リアシート12の一部を構成するシートバック12bとシートクッション12cの配置を模式的に示している。
フロアパネル14は、車両前方から後方にわたって、センターフロアクロスメンバ16の位置に対応する第1段差部60と、下方に凸状に湾曲する湾曲部62と、リアクロスメンバ18の位置に対応する第2段差部64と、を有する。第1段差部60の下面がセンターフロアクロスメンバ16に、第2段差部64の下面がリアクロスメンバ18に接合することで、それぞれ閉断面構造が形成されている。なお、フロアパネル14とリアクロスメンバ18の間には、第2段差部64の剛性を高めるための補強ブラケット66が一体的に接合されている。
前部ブラケット24Rの周縁部42(図2(a)参照)は、フロアパネル14の湾曲部62(具体的には、センターフロアクロスメンバ16の近傍)に溶接等により固定されている。これにより、前部ブラケット24Rの先端部は、センターフロアクロスメンバ16に接続されている。
後部内側ブラケット30Rの屈曲部50は、ボルト締結により両端部がそれぞれ固定されている。具体的には、屈曲部50の先端部が前部ブラケット24Rの中央部40(後端側の締結孔)に締結されるとともに、屈曲部50の後端部がフロアパネル14の第2段差部64に締結されている。これにより、後部内側ブラケット30Rは、前部ブラケット24Rの後端部とリアクロスメンバ18を連結している。
なお、この実施形態では、支持部材32Rとして2つのブラケットを用いているが、センターフロアクロスメンバ16とリアクロスメンバ18の間を架け渡し可能に構成されていれば、支持部材を構成するブラケットの個数は3つ以上であってもよい。
また、この実施形態では、リアシート12が後部内側ブラケット30Rのみに固定されているが、前部ブラケット24Rのみに固定されてもよいし、前部ブラケット24Rおよび後部内側ブラケット30Rの両方に固定されてもよい。
<支持構造10による作用効果>
この実施形態におけるリアシート12の支持構造10は、以上のように構成される。続いて、この支持構造10による作用効果について、図5を参照しながら説明する。ここでは、右側の支持部材32Rを例に挙げて説明するが、左側の支持部材32Lについても同様である。
図5(a)に示すように、例えば、車両衝突時にシートバック12b(図4)が前方に倒れ込み、後部内側ブラケット30Rの壁部52を経由して、荷重入力点70からフロアパネル14を前下方に圧縮する荷重が入力されたとする。
ここで、支持部材32Rは、センターフロアクロスメンバ16とリアクロスメンバ18の間を架け渡し、かつフロアパネル14の上面に少なくとも部分的に固定された状態でリアシート12を支持している。これにより、支持部材32Rは、リアシート12からの荷重を車両前後方向に伝達するロードパスとして機能する。
その結果、図5(b)に示すように、荷重入力点70からの荷重は、[1]前部ブラケット24Rからフロアパネル14への経路、[2]前部ブラケット24Rからセンターフロアクロスメンバ16への経路、[3]前部ブラケット24Rからリアクロスメンバ18への経路にそれぞれ分岐して伝達される。特に、剛性が比較的高い前後のクロスメンバ16,18に荷重が分散されることで、フロアパネル14の変形を抑制することができる。
また、支持部材32Rは、先端部にてセンターフロアクロスメンバ16と接続する前部ブラケット24Rと、前部ブラケット24Rの後端部とリアクロスメンバ18を連結する後部内側ブラケット30Rと、を含み、前部ブラケット24Rおよび後部内側ブラケット30Rの少なくとも一方がリアシート12に固定されてもよい。支持部材32Rとして2つのブラケットを用いることで、1つのブラケットを用いる場合と比べて、部品長が短くなりその分だけ組み付けの作業性が向上する。
10 支持構造、12 リアシート(車両用シート)、14 フロアパネル、16 センターフロアクロスメンバ(第1クロスメンバ)、18 リアクロスメンバ(第2クロスメンバ)、24R,24L 前部ブラケット(第1ブラケット)、30R,30L 後部内側ブラケット(第2ブラケット)、32R,32L 支持部材。

Claims (1)

  1. 車体の床面を形成するフロアパネルと、
    車両用シートの前方に位置し、車両幅方向に延びて前記フロアパネルの下面に設けられる第1クロスメンバと、
    前記車両用シートの後方に位置し、車両幅方向に延びて前記フロアパネルの下面に設けられる第2クロスメンバと、
    前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバの間を架け渡し、かつ前記フロアパネルの上面に少なくとも部分的に固定された状態で前記車両用シートを支持する支持部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、
    先端部にて前記第1クロスメンバと接続する第1ブラケットと、
    前記第1ブラケットの後端部と前記第2クロスメンバを連結する第2ブラケットと、
    を含み、
    前記第1ブラケットおよび前記第2ブラケットの少なくとも一方が前記車両用シートに固定されることを特徴とする車両用シートの支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7667690B2 (ja) 2021-04-28 2025-04-23 株式会社Subaru 車体構造

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