JP2018201384A - 乗用作業車 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係る乗用作業車は、搭乗式の運転部を有する走行車体と、前記走行車体における左右の前輪と左右の後輪との間に配置されるミッドマウント式の作業装置と、前記作業装置を昇降可能に支持するリンク機構と、前記リンク機構に対する前記作業装置の着脱を可能にする着脱機構とを備え、
前記着脱機構は、前記前輪を前記作業装置の後方から前記作業装置を乗り越えさせる乗り越え前進走行によって前記リンク機構を前記作業装置に連結する乗り越え連結式に構成され、
前記運転部は、その床面を形成するフロアパネルに、前記着脱機構による前記リンク機構に対する前記作業装置の着脱を前記運転部から視認させる確認孔を備えている。
前記フロアパネルには、前記運転部に配置される操作ペダルのアーム部が挿通される貫通孔が形成され、
前記貫通孔は、前記確認孔として機能するように広い開口面積を有している。
前記着脱機構は、前記作業装置の上面に配置された被係合具と、前記乗り越え前進走行によって前記被係合具に係合する係合具とを備え、
前記係合具は、前記リンク機構における前記運転部から前記確認孔を通して視認される位置に配置されている。
尚、図1に記載した符号Fの矢印が指し示す方向が乗用草刈機の前側であり、符号Uの矢印が指し示す方向が乗用草刈機の上側である。
又、図2に記載した符号Fの矢印が指し示す方向が乗用草刈機の前側であり、符号Rの矢印が指し示す方向が乗用草刈機の右側である。
図1、図5〜7に示すように、第2リンク機構18は、その昇降揺動に連動して第1リンク機構3が昇降駆動されるように、第1リンク機構3に連動機構30を介して連動連結されている。
上記の構成により、運転者は、昇降レバー26を操作することにより、第1リンク機構3に支持されたモーアユニット2を、リフトシリンダの伸縮作動によってモーアユニット2が接地する作業位置と上限の退避位置とにわたって昇降させることができる。
又、支持ユニット63は、第1リンク機構3がモーアユニット2に連結された状態において、操作レバー68が後側の第2操作位置から前側の第1操作位置に操作されると、この操作に連動して、ホルダ64が前側の伝動位置から後側の遮断位置にスライド移動し、このスライド移動により、第2自在継手19Cが伝動可能状態から伝動不能状態に切り換わる。そして、支持ユニット63は、操作レバー68が保持機構69によって第1操作位置に保持されることによって伝動不能状態を維持する。
又、運転者は、モーアユニット2がトラクタ1の下腹部に取り付けられた状態において、保持機構69による操作レバー68の第2操作位置での保持を解除して、操作レバー68を第2操作位置から第1操作位置に操作するとともに、着脱機構4のロックユニット55をロック状態から解除状態に切り換えることにより、モーアユニット2に対する第1リンク機構3の後方への移動を許容することができる。そして、この許容状態において、運転者は、左右の前輪10が前輪用の乗り越え経路を通る乗り越え後進走行を行うことにより、第1リンク機構側の各係合ピン53B及び各第2凹部54Bをモーアユニット側の各第1凹部51B又は被係合杆57から離脱させることができ、これにより、着脱機構4による第1リンク機構3とモーアユニット2との連結を解除することができ、モーアユニット2をトラクタ1の下腹部から取り出すことができる。
これにより、運転者は、第1リンク機構3をモーアユニット2に連結する場合は、運転部9において乗り越え前進走行を行いながら、第1リンク機構3に対するモーアユニット2の連結を確認孔70から視認することができる。
又、運転者は、第1リンク機構3とモーアユニット2との連結を解除する場合は、運転部9において乗り越え後進走行を行いながら、第1リンク機構3とモーアユニット2との連結解除を確認孔70から視認することができる。
その結果、運転者は、トラクタ1に対するモーアユニット2の取り付け確認及び取り外し確認を運転部9から容易に行うことができ、それらの確認のために降車する必要がなくなる。
つまり、ブレーキペダル用の第3貫通孔20Cを確認孔70に兼用することから、フロアパネル20に形成される貫通孔20A〜20Dの数量を削減することができる。
その結果、フロアパネル20の製造及び強度などの面において有利にしながら、トラクタ1に対するモーアユニット2の取り付け確認及び取り外し確認を運転部9から容易に行えるようにすることができる。
これにより、運転者は、乗り越え前進走行によって第1リンク機構3をモーアユニット2に連結する場合は、運転部9において乗り越え前進走行を行いながら、確認孔70からモーアユニット2の右側の第1被係合具51に対する右側の第1係合具53の位置を視認することができる。これにより、運転者は、乗り越え前進走行において、モーアユニット2の右側の第1被係合具51に対する右側の第1係合具53の位置合わせが行い易くなり、第1リンク機構3の各係合具53,54をモーアユニット2の各被係合具51,52に係合させ易くなる。
その結果、乗り越え前進走行によるトラクタ1に対するモーアユニット2の取り付けが容易になる。
そして、運転者は、右側の第1係合具53がモーアユニット2の右側の第1被係合具51に係合されたことを、運転部9から確認孔70を通して視認することにより、着脱機構4による第1リンク機構3とモーアユニット2との連結が完了したことを、運転部9に居ながら確認することができる。
又、運転者は、乗り越え後進走行によって着脱機構4による第1リンク機構3とモーアユニット2との連結を解除する場合は、運転部9において乗り越え後進走行を行いながら、確認孔70からモーアユニット2の右側の第1被係合具51に対する右側の第1係合具53の位置を視認することができる。これにより、運転者は、右側の第1係合具53がモーアユニット2の右側の第1被係合具51との係合が解除されたことを、運転部9から確認孔70を通して視認することにより、着脱機構4による第1リンク機構3とモーアユニット2との連結が解除されたことを、運転部9に居ながら確認することができる。
本発明は、上記の実施形態に例示された構成に限定されるものではなく、以下、本発明に関する代表的な別実施形態を例示する。
例えば、乗用作業車は、エンジン12の代わりに電動モータを備える電動仕様に構成されていてもよい。
例えば、乗用作業車は、エンジン12と電動モータとを備えるハイブリッド仕様に構成されていてもよい。
例えば、乗用作業車は、リンク機構3を昇降駆動する専用の油圧シリンダなどを備える構成であってもよい。
例えば、着脱機構4は、リンク機構3に備えられた各係合具53,54のうちの左側の第1係合具53が、運転部9から確認孔70を通して視認される位置に配置されていてもよい。
例えば、着脱機構4は、リンク機構3に備えられた各係合具53,54のうちの左右の第1係合具53が、運転部9から確認孔70を通して視認される位置に配置されていてもよい。
例えば、着脱機構4は、リンク機構3に備えられた各係合具53,54の全てが、運転部9から確認孔70を通して視認される位置に配置されていてもよい。
例えば、前進用変速ペダル22のアーム部22Aが挿通される第1貫通孔20Aが、確認孔70として機能する広い開口面積を有するように形成されていてもよい。
例えば、後進用変速ペダル23のアーム部23Aが挿通される第2貫通孔20Bが、確認孔70として機能する広い開口面積を有するように形成されていてもよい。
例えば、駐車ペダル25のアーム部25Aが挿通される第4貫通孔20Dが、確認孔70として機能する広い開口面積を有するように形成されていてもよい。
例えば、ブレーキペダル24のアーム部24Aが挿通される第3貫通孔20Cと、駐車ペダル25のアーム部25Aが挿通される第4貫通孔20Dとが、確認孔70として機能する広い開口面積を有するように形成されていてもよい。
例えば、確認孔70は、操作ペダル22〜25のアーム部22A〜25Aが挿通される各貫通孔20A〜20Dとは別に、確認専用としてフロアパネル20に形成されていてもよい。
2 ミッドマウント式の作業装置
3 リンク機構
4 着脱機構
9 運転部
9A 床面
10 前輪
11 後輪
20 フロアパネル
20A 貫通孔(第1貫通孔)
20B 貫通孔(第2貫通孔)
20C 貫通孔(第3貫通孔)
20D 貫通孔(第4貫通孔)
22 操作ペダル(前進用変速ペダル)
22A アーム部
23 操作ペダル(後進用変速ペダル)
23A アーム部
24 操作ペダル(ブレーキペダル)
24A アーム部
25 操作ペダル(駐車ペダル)
25A アーム部
51 被係合具(第1被係合具)
52 被係合具(第2被係合具)
53 係合具(第1係合具)
54 係合具(第2係合具)
70 確認孔
Claims (3)
- 搭乗式の運転部を有する走行車体と、前記走行車体における左右の前輪と左右の後輪との間に配置されるミッドマウント式の作業装置と、前記作業装置を昇降可能に支持するリンク機構と、前記リンク機構に対する前記作業装置の着脱を可能にする着脱機構とを備え、
前記着脱機構は、前記前輪を前記作業装置の後方から前記作業装置を乗り越えさせる乗り越え前進走行によって前記リンク機構を前記作業装置に連結する乗り越え連結式に構成され、
前記運転部は、その床面を形成するフロアパネルに、前記着脱機構による前記リンク機構に対する前記作業装置の着脱を前記運転部から視認させる確認孔を備えている乗用作業車。 - 前記フロアパネルには、前記運転部に配置される操作ペダルのアーム部が挿通される貫通孔が形成され、
前記貫通孔は、前記確認孔として機能するように広い開口面積を有している請求項1に記載の乗用作業車。 - 前記着脱機構は、前記作業装置の上面に配置された被係合具と、前記乗り越え前進走行によって前記被係合具に係合する係合具とを備え、
前記係合具は、前記リンク機構における前記運転部から前記確認孔を通して視認される位置に配置されている請求項1又は2に記載の乗用作業車。
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