JP6000146B2 - 乗用作業車の作業装置連結構造 - Google Patents
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Description
車体後部に備えた動力取出軸からの動力を、後方側から順に、第1自在継手、伸縮自在な中継伝動軸、第2自在継手を介して前記作業装置に備えた入力軸に伝達するように、前記動力取出軸と前記入力軸とを連結する動力伝達用連結機構とが備えられ、
前記第1自在継手、前記中継伝動軸、前記第2自在継手は、前記車体フレームの前記動力取出軸側に連結されており、
前記動力伝達用連結機構は、前記リンク用連結機構とは独立して構成されており、前記車体フレームに対して、前記第2自在継手の前部に備えられた出力部を吊り下げ支持する吊り下げ支持部材を備え、
前記吊り下げ支持部材は、前記左右一対の前輪を前記作業装置の後方から前記作業装置を乗り越えさせる乗り越え前進走行において前記前輪が前記作業装置を乗り越えた後の前進走行時に前記出力部を前記入力軸に嵌合させる嵌合位置に位置させるように構成されている点にある。
図1に示すように、トラクタにおける左右の前輪4と左右の後輪5との間の下腹部(以下、トラクタの下腹部と称する)には、ミッドマウント式の作業装置の一例であるモーア21を装備している。
図2に示すように、モーア21は、対応する縦向きの回転軸36と平面視右回りに一体回転する3枚のブレード(図示せず)、及び、これらのブレードを上方から覆うモーアデッキ38を備えている。モーアデッキ38の上部には、ブレード駆動用の伝動機構39を配備している。伝動機構39の左右両端部を上方から覆う左右の伝動カバー40を着脱可能に取り付けている。モーアデッキ38は、その前上部38Aをモーアデッキ38の左右にわたって上向きに膨出形成することにより、その前上部38Aの内部を刈草用の搬送経路38Bとして使用することができるように構成している。そして、その搬送経路38Bの終端となるモーアデッキ38の右端に排出口38Cを形成し、排出カバー41を装備している。
モーア21を前輪4と左右の後輪5との間のトラクタの下腹部に配備するに当たり、図1〜図4に示すように、モーア21を車体フレーム1に対して上下揺動式の第2リンク機構22(この第2リンク機構が特許請求の範囲におけるリンク機構に相当する)を介して昇降可能に連結するように、第2リンク機構22とモーア21とを連結するリンク用連結機構Cを備えている。第2リンク機構22は、後下がり傾斜姿勢で車体フレーム1の前部からモーア21の前端部にわたる左右一対の前リンク23、及び、後下がり傾斜姿勢で車体フレーム1の前後中間部からモーア21の後部にわたる左右一対の後リンク24を備えて、モーア21を所定の刈り取り姿勢で昇降させる平行リンク形式に構成している。リンク用連結機構Cは、左右の前輪4がモーア21の後方からモーア21を乗り越え前進走行を行うことで、左右の前リンク23をモーア21に係合連結する第1係合連結機構Aと、左右の後リンク24をモーア21に係合連結する第2係合連結機構Bとを備えている。
第1係合連結機構Aは、係合部としての連結軸57と、その連結軸57に係合する被係合部としてのブラケット61と、付勢部材58とを備えている。左右の前リンク23は、それらの遊端部である前端部を左右向きの連結軸57を介して連結しており、連結軸57を介した車体フレーム1の前端部との係合連結が可能となるように構成している。左側の前リンク23と左側の第1ブラケット44との間には、左右の前リンク23を、モーア21から所定の角度で前上がり傾斜する連結姿勢に復帰付勢することにより、連結軸57を所定の高さ位置に維持する付勢部材58を備えている。付勢部材58は、左側の第1ブラケット44に上下揺動可能に連結したロッド59と、そのロッド59と前リンク23との間に位置する圧縮バネ60とを備えている。
第2係合連結機構Bは、係合部としての係合ピン64と、その係合ピン64に係合する被係合部としての第2ブラケット45と、係合ピン64と第2ブラケット45との係合連結状態を維持するロック機構65とを備えている。左右の後リンク24の後端部には、その左右の後リンク24から横外方に延びる係合ピン64を備えており、この係合ピン64が、左右の後リンク24の遊端部とモーア21に備えた左右の第2ブラケット45との係合連結を可能にするように構成している。左右の後リンク24は、連結軸62により連結されており、一体的に昇降するように構成されている。係合ピン64は、この連結軸62を横外方に延出することで形成されている。
モーア21は、第2リンク機構22を介して車体フレーム1に連結されており、第2リンク機構22を昇降操作することで、モーア21を昇降させるようにしている。第2リンク機構22を昇降操作するために、第2リンク機構22と車体フレーム1の後部に備えられた第1リンク機構19とを連係するリンク連係機構25が備えられている。このリンク連係機構25は、第2リンク機構22における左右の後リンク24と、第1リンク機構19における左右の下部リンク20とを連係するようにしている。
車体フレーム1に対してモーア21は昇降可能であるが、モーア21の高さについて下降下限高さが設定されている。図3に示すように、回動軸26には、車体後方に向けて延出する単一の第3連係アーム33を一体装備している。車体フレーム1の中間フレーム部9には、左右の後リンク24の下降揺動に連動して上昇揺動する第3連係アーム33を受け止めることにより、左右の後リンク24の下降揺動を阻止する受止具34を装備している。受止具34は、搭乗運転部3からの縦軸心周りの回動操作が可能な把持部34A、及び、把持部34Aと縦軸心周りに一体回動する筒状の受止部34B、などから構成している。そして、第3連係アーム33を受け止める受止部34Bの下縁を周方向において高さの異なる階段状に形成している。
モーア21を前輪4と左右の後輪5との間のトラクタの下腹部に配備するに当たり、図3及び図4に示すように、第2動力取出軸17からの動力を、後方側から順に、第1自在継手52、伸縮自在な中継伝動軸53、第2自在継手54を介してモーア21に備えた入力軸47に伝達するように、第2動力取出軸17と入力軸47とを連結する動力伝達用連結機構Dを備えている。
左右の前輪4がモーア21の後方から対応する伝動カバー40の上方を通ってモーア21を乗り越えるようにトラクタを前進させる乗り越え前進走行を行うことにより、リンク用連結機構C及び動力伝達用連結機構Dにて、トラクタにモーア21を連結するようにしている。以下、その動作について説明する。
次に、トラクタの下腹部に連結装備したモーア21を取り外す場合には、まず、下限設定機構35を操作して、左右の後リンク24の後端部に備えた係合ピン64の高さがモーア取り外し用の適正高さとなるように、左右の後リンク24の下限位置を変更する。ちなみに、モーア取り外し用の適正高さとは、係合ピン64が、モーア側の各第2ブラケット45における凹部45Aから後方側に離脱自在な高さとなっている。そして、モーア側については、例えば、ロック機構65におけるロックアーム66に連結された人為操作式の操作具(図示省略)により、ロック機構65におけるロックアーム66を揺動させることで、ロック機構65による左右の後リンク24と左右の第2ブラケット45との係合連結状態の維持を解除している。そして、図示は省略するが、操作具によってロックアーム66を揺動させると、そのロックアーム66を揺動させた状態に保持する保持機構が備えられている。
(1)上記実施形態では、図5に示すように、吊り下げ支持部材74によって出力部70を左右方向に間隔を隔てて2点支持しているが、吊り下げ支持部材74によって出力部70をどのように支持するかは適宜変更可能である。
例えば、図6に示すように、吊り下げ支持部材74を1つ備え、吊り下げ支持部材74によって出力部70を1点支持することもできる。また、図7に示すように、吊り下げ支持部材74を3つ備え、吊り下げ支持部材74によって出力部70を3点支持することもできる。さらに、図8に示すように、2点支持する支持構成を採用する場合でも、前後方向に間隔を隔てて吊り下げ支持部材74を2つ備え、吊り下げ支持部材74によって出力部70を2点支持することもできる。
また、第1係合連結機構A及び第2係合連結機構Bを備える場合であっても、上述した構成に限るものではなく、その他の構成により、乗り越え前進走行を行うことで、車体フレーム1にモーア21を昇降可能に連結することもできる。
4 前輪
5 後輪
17 第2動力取出軸(動力取出軸)
21 モーア(作業装置)
22 第2リンク機構(リンク機構)
23 前リンク
24 後リンク
45 第2ブラケット(被係合部)
47 入力軸
52 第1自在継手
53 中継伝動軸
54 第2自在継手
57 連結軸(係合部)
61 ブラケット(被係合部)
64 係合ピン(係合部)
70 出力部
74 吊り下げ支持部材
C リンク用連結機構
D 動力伝達用連結機構
Claims (5)
- 左右一対の前輪と左右一対の後輪との間に備えたミッドマウント式の作業装置を車体フレームに対して上下揺動式のリンク機構を介して昇降可能に連結するように、前記リンク機構と前記作業装置とを連結するリンク用連結機構と、
車体後部に備えた動力取出軸からの動力を、後方側から順に、第1自在継手、伸縮自在な中継伝動軸、第2自在継手を介して前記作業装置に備えた入力軸に伝達するように、前記動力取出軸と前記入力軸とを連結する動力伝達用連結機構とが備えられ、
前記第1自在継手、前記中継伝動軸、前記第2自在継手は、前記車体フレームの前記動力取出軸側に連結されており、
前記動力伝達用連結機構は、前記リンク用連結機構とは独立して構成されており、前記車体フレームに対して、前記第2自在継手の前部に備えられた出力部を吊り下げ支持する吊り下げ支持部材を備え、
前記吊り下げ支持部材は、前記左右一対の前輪を前記作業装置の後方から前記作業装置を乗り越えさせる乗り越え前進走行において前記前輪が前記作業装置を乗り越えた後の前進走行時に前記出力部を前記入力軸に嵌合させる嵌合位置に位置させるように構成されている乗用作業車の作業装置連結構造。 - 前記嵌合位置は、前記作業装置を下限位置に下降させた状態で前記出力部を前記入力軸に嵌合自在な位置に設定されている請求項1に記載の乗用作業車の作業装置連結構造。
- 前記吊り下げ支持部材は、その長さを調整自在に構成されている請求項1又は2に記載の乗用作業車の作業装置連結構造。
- 前記吊り下げ支持部材は、前記車体フレームに固定されており、前記出力部は、前記吊り下げ支持部材に対して着脱自在に構成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の乗用作業車の作業装置連結構造。
- 前記リンク機構は、左右一対の前リンクと左右一対の後リンクとを備え、前記リンク用連結機構は、前記乗り越え前進走行を行うことで、前記作業装置側に連結された前記左右一対の前リンクの前端部に備えた係合部を前記車体フレーム側に備えた被係合部に係合連結するとともに、前記車体フレーム側に連結された前記左右一対の後リンクの後端部に備えた係合部を前記作業装置に備えた被係合部に係合連結するように構成されている請求項1〜4の何れか1項に記載の乗用作業車の作業装置連結構造。
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