JP2018050912A - 使い捨て水着 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記課題は、股間を覆う部位に設けられた、高吸収性ポリマーを含む高吸収体56と、高吸収体56の表側を覆う液透過性の表側層210と、高吸収体56の裏側を覆う裏側層220と、高吸収体56を当該使い捨て水着の外に取り出すための取出し口80とを備え、高吸収体56のすべてを取り除くことが可能である、ことを特徴とする使い捨て水着により解決される。
【選択図】図9
Description
<第1の態様>
股間を覆う部位に設けられた、高吸収性ポリマーを含む高吸収体と、
前記高吸収体の表側を覆う液透過性の表側層と、
前記高吸収体の裏側を覆う裏側層と、
前記高吸収体を当該使い捨て水着の外に取り出すための取出し口とを備え、
前記高吸収体のすべてを取り除くことが可能である、
ことを特徴とする、使い捨て水着。
本発明は、使い捨て水着でありながら、あえて高吸収性ポリマーを含む高吸収体を備えることにより、水に入る前や、水辺で遊ぶだけで水に入るか決まっていないときに排尿があったとしても、通常の使い捨て水着と同様にしっかりと吸収できるとともに、高吸収体を当該使い捨て水着の外に取り出すための取出し口を有しているので、水に入る際に高吸収体をすべて取り外すことができ、従来の使い捨て水着と同様に水に入った後の吸収体の膨張を防止することもできる。
前記高吸収体の表裏両側にそれぞれ隣接して配された、高吸収性ポリマーを含まない繊維集合体からなる低吸収体をそれぞれ備えており、
前記高吸収体は前記低吸収体の間から抜き出し可能であり、
前記取出し口は、前記高吸収体及び低吸収体の周囲に設けられており、
前記高吸収体における前記取出し口側の端部が、前記低吸収体の周縁より外側に突出している、
第1の態様の使い捨て水着。
この態様では、取出し口を通じて高吸収体をつかむ際、高吸収体のみを容易につかみ、取出し口から抜き出すことができるため、高吸収体の取り除きが容易になるという利点がある。また、水に入る際に高吸収体をすべて取り外したとしても、低吸収体による吸収機能を維持することができ、かつ低吸収体は高吸収性ポリマーを含まないため、従来の使い捨て水着と同様に水に入った後の吸収体の膨張を防止することもできる。
前記高吸収体の表裏両側にそれぞれ隣接して配された、高吸収性ポリマーを含まない繊維集合体からなる低吸収体をそれぞれ備えており、
前記高吸収体は前記低吸収体の間から抜き出し可能であり、
前記取出し口は、前記高吸収体及び低吸収体の周囲に設けられており、
前記高吸収体における前記低吸収体との対向面、及び前記低吸収体における前記高吸収体との対向面の少なくとも一方に、厚み方向に貫通する貫通部又は凹部が開口している、
第1又は2の態様の使い捨て水着。
この態様では、高吸収体と低吸収体との接触面積が貫通部又は凹部により減少し、低吸収体の間から高吸収体を抜き出す際の抵抗が少なくなるため、高吸収体の取り除きが容易になるという利点がある。また、水に入る際に高吸収体をすべて取り外したとしても、低吸収体による吸収機能を維持することができ、かつ低吸収体は高吸収性ポリマーを含まないため、従来の使い捨て水着と同様に水に入った後の吸収体の膨張を防止することもできる。
前記高吸収体は、表側に位置する第1シートと、その裏側に配された第2シートと、第1シート及び第2シートの接合部により周りを囲まれ、かつ第1シート及び第2シートが接合されていない多数のセルと、このセル内に含まれた、高吸収性ポリマー粒子を含む粉粒体とを有するものである、
第1〜3のいずれか1つの態様の使い捨て水着。
この態様の高吸収体は、薄く、軽く、柔軟にすることができるため、取り除きやすく、かつ取り除く前においても使い捨て水着の装着感を損ねにくいという利点がある。
前後方向に離間された、前身頃をなす前側外装体及び後身頃をなす後側外装体と、
前記前側外装体から後側外装体にかけて前後方向に延在し、かつ前記前側外装体及び後側外装体に接合された、内装体とを備え、
前記前身頃における前記外装体の両側部と前記後身頃における前記外装体の両側部とがそれぞれ接合されたサイドシール部と、
ウエスト開口部及び左右一対の脚開口部とを備えた、使い捨て水着であって、
前記内装体は、前記高吸収体と、その表側及び裏側をそれぞれ覆う前記表側層及び裏側層とを備えており、
前記高吸収体は前記表側層及び裏側層の間から抜き出し可能であり、
前記内装体における前部及び後部の少なくとも一方には、前記表側層及び裏側層が接合されていない非接合部が、前記内装体のウエスト側の縁から前記高吸収体のウエスト側の縁まで連続しており、
前記前側外装体及び後側外装体のうち前記非接合部と重なる少なくとも一方の外装体は、複数のシート層が積層されたものであり、
前記内装体の非接合部を有する部分の内側が前記外装体のシート層からなる内側カバー部分により覆われ、かつ内装体の非接合部を有する部分の外側が外装体のシート層からなる外側カバー部分により覆われ、前記内側カバー部分が内装体に接合され、前記外側カバー部分が前記内装体に対して着脱可能に接合されているか又は非接合とされている、
第1〜4のいずれか1つの態様の使い捨て水着。
この態様では、装着状態の使い捨て水着の外側から、外側カバー部分を内装体から剥がして内装体の非接合部を有する部分を表面に露出させ、この非接合部を通じて高吸収体の端部まで手を入れ、高吸収体をつかんで抜き出すことができる。よって、装着状態での高吸収体の取り除きがより容易となる。
前身頃及び後身頃を個別又は一体的に構成する外装体と、前身頃から後身頃にわたるように外装体に接合された、吸収体を含む内装体とを備え、
前記前身頃における前記外装体の両側部と前記後身頃における前記外装体の両側部とがそれぞれ接合されたサイドシール部と、
ウエスト開口部及び左右一対の脚開口部とを備えた、使い捨て水着であって、
前記内装体は、前記高吸収体と、その表側及び裏側をそれぞれ覆う前記表側層及び裏側層とを備えており、
前記内装体の側部に前記取出し口が設けられている、
第1〜4のいずれか1つの態様の使い捨て水着。
この態様では、装着状態の使い捨て水着の脚開口部から内装体の側部の取出し口に手を入れて、高吸収体をつかんで抜き出すことができる。よって、装着状態での使い捨て水着の外側から高吸収体を容易に取り除くことができる。
図1〜図6は、一般にパンツタイプと呼ばれる使い捨て水着を示している。本使い捨て水着は、前身頃Fを構成する前側外装体12F及び後身頃Bを構成する後側外装体12Bと、前側外装体12Fから股間部を経て後側外装体12Bまで延在するように外装体12F,12Bに取り付けられた内装体200とを備えており、前側外装体12Fの両側部と後側外装体12Bの両側部とが接合されてサイドシール部12Aが形成されることにより、外装体12F,12Bの前後端部により形成される開口が装着者の胴を通すウエスト開口WOとなり、内装体200の幅方向WDの両側において外装体12F,12Bの下縁及び内装体200の側縁によりそれぞれ囲まれる部分が脚を通す脚開口部LOとなる。内装体200は、尿等の排泄物等を吸収保持する部分であり、外装体12F,12Bは着用者の身体に対して内装体200を支えるための部分である。また、符号Yは展開状態におけるおむつの全長(前身頃Fのウエスト開口WOの縁から後身頃Bのウエスト開口WOの縁までの前後方向LDの長さ)を示しており、符号Xは展開状態におけるおむつの全幅を示している。
内装体200は任意の形状を採ることができるが、図示の形態では長方形である。内装体200は、図3〜図5に示されるように、身体側となるトップシート30と、液不透過性シート11と、これらの間に介在された吸収要素50とを備えているものであり、吸収機能を担う本体部である。符号40は、トップシート30を透過した液を速やかに吸収要素50へ移行させるために、トップシート30と吸収要素50との間に設けられた中間シート(セカンドシート)を示しており、符号60は、内装体200の両脇に排泄物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側に設けられた、肌側に起立する立体ギャザー60を示している。
トップシート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンボンド法、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、エアスルー法、ポイントボンド法、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
トップシート30を透過した液を速やかに吸収体へ移行させるために、トップシート30より液の透過速度が速い、中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)40を設けることができる。この中間シート40は、液を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した液の吸収体からの「逆戻り」現象を防止し、トップシート30上を常に乾燥した状態とすることができる。中間シート40は省略することもできる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。液不透過性シート11には、ムレ防止の観点から好まれて使用されている不液透過性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。この他にも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂又は疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
立体ギャザー60は、内装体200の両側部に沿って前後方向全体にわたり延在する帯状部材であり、トップシート30上を伝わって横方向に移動する排泄物を遮断し、横漏れを防止するために設けられているものである。本実施の形態の立体ギャザー60は、内装体200の側部から起立するように設けられ、付け根側の部分は幅方向中央側に向かって斜めに起立し、中間部より先端側の部分は幅方向外側に向かって斜めに起立するものである。
吸収要素50としては、高吸収性ポリマーを含む高吸収体56と、その表裏両側にそれぞれ隣接して配された、高吸収性ポリマーを含まない繊維集合体からなる低吸収体57とを有している。したがって、この内装体200では、高吸収体56の表側を覆う部材(本形態ではトップシート30、中間シート40及び上側の低吸収体57等)が本発明の表側層210となり、吸収要素50の裏側を覆う部材(本形態では下側の低吸収体57、液不透過性シート11及び股間部カバーシート12M等)が本発明の裏側層220となる。高吸収体56は表側層210及び裏側層220の間から抜き出し可能である限り、表側層210及び裏側層220に部分的又は全体的に弱く接合されていてもよいが、全体が接合されていないことが望ましい。
高吸収体56は、高吸収性ポリマーを含み、後述する取出し口から壊れずに抜き出すことができる限り、その構造は特に限定されるものではなく、例えば、不織布のように一体性の高い繊維集合体に粒子状の高吸収性ポリマーを固着させたり、あるいは繊維表面に膜状に高吸収性ポリマーを付着させたりしたものや、繊維状の高吸収性ポリマーで形成された高吸水性不織布等を好適に用いることができる。
低吸収体57は、高吸収性ポリマーを含まない繊維集合体である限り、繊維集合体は特に限定されず、各種の親水性不織布、パルプの積繊体、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体等を適宜選択して用いることができる。高吸収体56を取り除いた後の吸水性を高く維持するためにはパルプエアレイド不織布が好適である。パルプを用いる場合、低吸収体57の目付けは、通常50〜200g/m2程度とすることができる。
外装体12F,12Bは、前身頃Fを構成する部分である前側外装体12Fと、後身頃Bを構成する部分である後側外装体12Bとからなり、前側外装体12F及び後側外装体12Bは股間側で連続しておらず、前後方向に離間されている。この離間距離12dは150〜250mm程度とすることができる。この離間部分における内装体200の裏面の露出部分の一部(例えば前側外装体12Fと後側外装体12Bとの間に露出する部分の前後方向全体にわたるが、内装体200の前後端まで延びず、また幅方向両側縁も内装体200の両側縁までは達しない程度)又は全体を覆うように、不織布等からなる股間部カバーシート12Mを貼り付けることが望ましいが、省略することもできる。また、図7及び図8に示すように、外装体12が、前身頃Fから後身頃Bにかけて股間を通り連続する一体的なものとすることもできる。つまり、前身頃F及び後身頃Bを個別に構成する外装体12F,12Bが前者の形態に相当し、前身頃F及び後身頃Bを一体的に構成する外装体12が後者の形態に相当する。
外装体12F,12Bには、装着者の胴周りに対するフィット性を高めるために、外側シート層12S及び内側シート層12H間に糸ゴム等の細長状弾性伸縮部材15〜19が設けられ、弾性伸縮部材の伸縮を伴って幅方向に弾性伸縮する伸縮領域が形成されている。この伸縮領域では、自然長の状態では外側シート層12S及び内側シート層12Hが弾性伸縮部材の収縮に伴って収縮し、皺又は襞が形成されており、弾性伸縮部材の長手方向に伸長すると、外側シート層12S及び内側シート層12Hが皺なく伸び切る所定の伸長率まで伸長が可能である。細長状弾性伸縮部材15〜19としては、合成ゴムを用いても、天然ゴムを用いても良い。
本使い捨て水着には、高吸収体56を当該使い捨て水着の外に取り出すための取出し口80が設けられており、高吸収体56のすべてを取り除くことが可能となっている。よって、使い捨て水着でありながら、水に入る前や、水辺で遊ぶだけで水に入るか決まっていないときに排尿があったとしても、通常の使い捨て水着と同様に高吸収体56でしっかりと吸収できるとともに、水に入る際に高吸収体56をすべて取り外すことができ、従来の使い捨て水着と同様に水に入った後の吸収要素50の膨張を防止することもできる。
高吸収体56の表裏両側にそれぞれ隣接して低吸収体57をそれぞれ設ける場合には、図10に示すように、取出し口80を高吸収体56及び低吸収体57の周囲に設けるとともに、高吸収体56における取出し口80側の端部を、低吸収体57の周縁より外側に突出させると、取出し口80を通じて高吸収体56をつかむ際、高吸収体56のみを容易につかみ、取出し口80から抜き出すことができるため、高吸収体56の取り除きが容易になるという利点がある。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載がない限り、以下の意味を有するものである。
Claims (6)
- 股間を覆う部位に設けられた、高吸収性ポリマーを含む高吸収体と、
前記高吸収体の表側を覆う液透過性の表側層と、
前記高吸収体の裏側を覆う裏側層と、
前記高吸収体を当該使い捨て水着の外に取り出すための取出し口とを備え、
前記高吸収体のすべてを取り除くことが可能である、
ことを特徴とする、使い捨て水着。 - 前記高吸収体の表裏両側にそれぞれ隣接して配された、高吸収性ポリマーを含まない繊維集合体からなる低吸収体をそれぞれ備えており、
前記高吸収体は前記低吸収体の間から抜き出し可能であり、
前記取出し口は、前記高吸収体及び低吸収体の周囲に設けられており、
前記高吸収体における前記取出し口側の端部が、前記低吸収体の周縁より外側に突出している、
請求項1記載の使い捨て水着。 - 前記高吸収体の表裏両側にそれぞれ隣接して配された、高吸収性ポリマーを含まない繊維集合体からなる低吸収体をそれぞれ備えており、
前記高吸収体は前記低吸収体の間から抜き出し可能であり、
前記取出し口は、前記高吸収体及び低吸収体の周囲に設けられており、
前記高吸収体における前記低吸収体との対向面、及び前記低吸収体における前記高吸収体との対向面の少なくとも一方に、厚み方向に貫通する貫通部又は凹部が開口している、
請求項1又は2記載の使い捨て水着。 - 前記高吸収体は、表側に位置する第1シートと、その裏側に配された第2シートと、第1シート及び第2シートの接合部により周りを囲まれ、かつ第1シート及び第2シートが接合されていない多数のセルと、このセル内に含まれた、高吸収性ポリマー粒子を含む粉粒体とを有するものである、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨て水着。 - 前後方向に離間された、前身頃をなす前側外装体及び後身頃をなす後側外装体と、
前記前側外装体から後側外装体にかけて前後方向に延在し、かつ前記前側外装体及び後側外装体に接合された、内装体とを備え、
前記前身頃における前記外装体の両側部と前記後身頃における前記外装体の両側部とがそれぞれ接合されたサイドシール部と、
ウエスト開口部及び左右一対の脚開口部とを備えた、使い捨て水着であって、
前記内装体は、前記高吸収体と、その表側及び裏側をそれぞれ覆う前記表側層及び裏側層とを備えており、
前記高吸収体は前記表側層及び裏側層の間から抜き出し可能であり、
前記内装体における前部及び後部の少なくとも一方には、前記表側層及び裏側層が接合されていない非接合部が、前記内装体のウエスト側の縁から前記高吸収体のウエスト側の縁まで連続しており、
前記前側外装体及び後側外装体のうち前記非接合部と重なる少なくとも一方の外装体は、複数のシート層が積層されたものであり、
前記内装体の非接合部を有する部分の内側が前記外装体のシート層からなる内側カバー部分により覆われ、かつ内装体の非接合部を有する部分の外側が外装体のシート層からなる外側カバー部分により覆われ、前記内側カバー部分が内装体に接合され、前記外側カバー部分が前記内装体に対して着脱可能に接合されているか又は非接合とされている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨て水着。
- 前身頃及び後身頃を個別又は一体的に構成する外装体と、前身頃から後身頃にわたるように外装体に接合された、吸収体を含む内装体とを備え、
前記前身頃における前記外装体の両側部と前記後身頃における前記外装体の両側部とがそれぞれ接合されたサイドシール部と、
ウエスト開口部及び左右一対の脚開口部とを備えた、使い捨て水着であって、
前記内装体は、前記高吸収体と、その表側及び裏側をそれぞれ覆う前記表側層及び裏側層とを備えており、
前記内装体の側部に前記取出し口が設けられている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨て水着。
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