JP2018018324A - Icカードおよび携帯可能電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 セキュリティ性が高い個人認証を実現できるICカード及び携帯可能電子装置を提供する。
【解決手段】 実施形態によれば、ICカードは、通信部と、記憶部と、制御部とを有する。通信部は、外部装置と通信する。記憶部は、複数種類の生体認証方式に対応する登録者の複数の生体認証データを記憶する。制御部は、前記外部装置から認証を要求するコマンドを受信した場合、前記複数種類の生体認証方式から少なくとも1つの生体認証方式をランダムに選出し、選出した生体認証方式を用いて生体認証を実行する。
【選択図】図1
Description
(1)一時的なけがなどで、特定の生体認証方式による認証が不可となることがある。
(2)様々な複製の技術によって、本人がその場にいなくても複製データによって生体認証が成功してしまう事例がある。
(3)脅しなどによって本人の意思と関係なく認証させられ、本人にも危害がおよぶ可能性がある。
(4)生体情報は、各個人に固有な情報であるため、変更することができない。このため、一度でも不正に認証が成功した生体情報は再び不正利用される危険性が高くなる。
上述のようなリスクを軽減することによってセキュリティ性が高い生体認証を実現できるICカードが望まれている。
図1は、実施形態に係るICカード1の第1の構成例を概略的に示すブロック図である。
実施形態に係るICカード(携帯可能電子装置)1は、ICカード処理装置としての外部装置2と共にICカード処理システムを構成する。外部装置2は、個人認証が必要な処理を行う装置である。ICカード処理システムとしては、生体認証により個人認証を行うシステムであれば何でも良い。例えば、ICカード処理システムは、現金の入出金や振り込みなどの金融取引を行う取引処理システムなどが想定される。本実施形態に係るICカード処理システムが取引処理システムに適用される場合、ICカード1は、キャッシュカード或はクレジットカードとして利用される携帯可能電子装置であり、外部装置2は、ICカード1を用いて取引を行う自動取引装置(ATM)であっても良い。また、本実施形態に係る処理システムは、入退出を管理する入退出管理システム、商品の購入代金を精算するためのPOSシステム、車や建物などのキーを開閉する錠制御システムなどに適用するようにしても良い。
第2の構成例としてのICカード(携帯可能電子装置)1´は、図1に示す第1の構成例のICカード1に、人物の指紋を読み取るための指紋センサ17をさらに設けたものである。指紋センサ17は、ICカードが実行可能な複数の生体認証のうちの1つの生体認証に用いる1つの生体情報としての指紋を読み取るものであり、生体情報を取得する生体情報取得部として機能する。
なお、ICカード1´における指紋センサ17以外の構成は、第1の構成例と同様なもので実現できるため、詳細な説明は省略する。また、本実施形態に係るICカードは、図2に示すような指紋センサを具備するものに限定されるものではなく、指紋以外の生体情報を取得する生体情報取得部を具備するものであっても良い。
図3は、実施形態に係るICカード処理装置としての外部装置2の構成例を概略的に示すブロック図である。
図3に示す構成例において、外部装置2は、制御部21、表示部22、操作部23、処理部24、カードリーダライタ25、カメラ26、指紋センサ27、および静脈センサ28などを有する。
図4は、ICカード1の不揮発性メモリ14に記憶する生体認証に用いるデータの例を示す図である。
図4に示すように、ICカード1は、生体認証を実行するための制御コード(生体認証用プログラム)41と、各種の生体認証に対応する生体認証データ(第1生体認証データ、第2生体認証データ、…)42(42a、42b、…)と、を不揮発性メモリ14に記憶する。なお、制御コードは、更新が不要であれば、ROM12に記憶するようにしても良い。
以下に説明する各取引処理においては、外部装置2は、ICカード1を用いて入出金及び振込などの金融取引を行うATMであるものとする。また、ICカード1は、ATM(外部装置)2からの認証要求に対して複数の生体認証方式を用いた生体認証を実行するものとする。
図5及び図6は、ICカード1における第1の認証手順を含む第1の取引処理の例を説明するためのフローチャートである。また、図6は、ICカード1による第1の認証手順に対応したATM(外部装置)2における第1の取引処理の例を説明するためのフローチャートである。
まず、ICカード1は、外部装置2としてのATMからの電源供給を受けて起動する。起動したICカード1のプロセッサ11は、通信制御部15及びインターフェース16を介してATM2からのコマンドを受信し、受信したコマンドに応じた処理を実行する。ここで、ATM2から認証コマンドを受信すると(S111、YES)、プロセッサ11は、受信した認証コマンドに応じた認証処理を行う。ここでは、ICカード1のプロセッサ11は、生体認証用プログラムを起動させて、認証コマンドに応じて生体認証を実行するものとする。
例えば、第1の生体認証方式として「指紋」による生体認証を選定した場合、プロセッサ11は、認証対象者の第1の生体情報としての指紋画像をATM2へ要求する。ATM2は、ICカード1からの第1の生体認証方式の選定結果に応じて、認証対象者から第1の生体情報としての指紋画像を取得する。ATM2は、認証対象者から取得した第1の生体情報としての指紋画像をICカード1へ送信する。ICカード1は、ATM2からの第1の生体情報としての指紋画像を受信する。
例えば、第2の生体認証方式として「虹彩」による生体認証を選定した場合、プロセッサ11は、認証対象者の第2の生体情報としての虹彩画像をATM2へ要求する。ATM2は、ICカード1からの第2の生体認証方式の選定結果に応じて、認証対象者から第2の生体情報としての虹彩画像を取得する。ATM2は、認証対象者から取得した第2の生体情報としての虹彩画像をICカード1へ送信する。ICカード1は、ATM2からの第2の生体情報を受信する。
図7及び図8は、ICカード1による第1の認証手順に対応したATM(外部装置)2における第1の取引処理の例を説明するためのフローチャートである。
ATM2は、利用者が所持する取引処理に用いるキャッシュカードなどのICカードを受け付ける。利用者がICカードをカードリーダライタ25に提示すると、ATM2の制御部21は、カードリーダライタ25を介してICカードに電力を供給する。さらに、ATM2の制御部21は、操作部23による利用者からの操作指示を受け付ける。利用者がICカード1による認証が必要な取引処理の開始を操作部23に指示した場合(S151、YES)、制御部21は、利用者の認証を行うため、カードリーダライタ25により認証コマンドをICカード1へ送信する(S152)。
次に、ICカード処理システムによる第1の取引処理の処理例について説明する。
図9は、ICカード処理システムによる第1の取引処理における通常モードでの処理としての第1の動作例を示すシーケンスである。図9に示す処理例は、第1の取引処理において最初の生体認証が成功した場合の処理の流れを具体例として説明するものである。
利用者は、自身が所持するICカード1を外部装置としてのATM2に挿入する(A1)。ATM2の制御部21は、利用者が挿入するICカード1を受付けると、当該ICカード1に対して認証要求を供給する(A2)。
ATM2からの認証要求を受けたICカード1のプロセッサ11は、乱数を生成し、生成した乱数に応じて生体認証方式(第1の生体認証方式)を選定する(A3)。生体認証方式を選定すると、ICカード1のプロセッサ11は、選定した生体認証方式をATM2に通知する(A4)。例えば、ICカード1のプロセッサ11は、指紋認証を選定した場合、生体認証方式として指紋認証を選定した旨をATM2へ通知する。
ICカード1が選定した生体認証方式の通知を受けた場合、ATM2の制御部21は、ICカード1が選定した生体認証方式に用いる生体情報の入力を利用者に対して案内する(A5)。また、ATM2の制御部21は、生体情報の入力案内と共に、当該生体情報に応じた生体情報取得部(例えば、カメラ26、指紋センサ27、静脈センサ28)による生体情報の入力を受付け、生体情報取得部によって生体情報を取得する(A6)。ATM2の制御部21は、生体情報取得部によって利用者から生体情報を取得すると、取得した生体情報をICカード1へ送信する(A7)。
例えば、ICカード1が選定した生体認証方式が指紋認証である場合、ATM2の制御部21は、指紋センサ27に指を翳す旨の案内を表示部22に表示し、指紋センサ27での指紋の読取りを開始する。指紋センサ27によって利用者の指紋を読み取ると、ATM2の制御部21は、読み取った指紋の情報(例えば、指紋画像)をICカード1へ送信する。
ICカード1のプロセッサ11は、ATM2から生体情報を受信すると、受信した生体情報による生体認証処理を実行する(A8)。例えば、指紋認証を選択した場合、ICカード1のプロセッサ11は、ATM2から照合対象とする生体情報としての指紋の情報を受信する。ATM2から利用者の指紋の情報を受信すると、ICカード1のプロセッサ11は、受信した指紋の情報とICカード1内に記憶している指紋の情報(登録者の生体情報)との照合による生体認証処理を実行する。生体認証処理の結果が得られると、ICカード1は、生体認証処理の結果をATM2へ通知する。ここで、図9に示す処理例では、生体認証処理による認証が成功したものとする。生体認証処理による認証が成功した場合、ICカード1のプロセッサ11は、認証が成功した旨の通知をATM2へ送信する(A9)。
ATM2の制御部21は、ICカード1から認証が成功した旨の通知を受信すると、当該ICカード1による通常モードでの取引を許可する。通常モードでの取引を許可すると、ATM2の制御部21は、通常モードで実施可能な取引から実行する取引を選択するための通常取引メニューを表示部22に表示する(A10)。通常取引メニューを表示部22に表示した状態において、ATM2の制御部21は、操作部23を用いた利用者からの取引内容の選択指示(取引指示)を受付ける(A11)。ATM2が利用者からの取引指示を受付けた後、ATM2及びICカード1を含むICカード処理システムは、利用者が選択した取引(取引シーケンス)を実行する。
図10は、ICカード処理システムによる第1の取引処理における制限モードでの処理例としての第2の動作例を示すシーケンスである。図10に示す処理例は、第1の取引処理において第1の生体情報による認証が失敗した後に第2の生体情報による認証が成功した場合の処理(制限モードでの取引処理)の流れを具体例として説明するものである。
図10に示すシーケンスにおいて、利用者がICカード1をATM2に挿入してから認証処理を実行するまでの処理(B1−B8)は、図9に示すA1−A8の処理と同様である。このため、B1〜B8の処理については詳細な説明を省略するものとする。ここで、ICカード1が最初に選択した生体認証方式(第1の生成認証方式)による生体認証処理を第1の生体認証処理とする。また、図10に示す処理例では、第1の生体認証処理による認証が失敗したものとする。第1の生体認証処理による認証が失敗した場合、ICカード1のプロセッサ11は、認証が失敗した旨の通知をATM2へ送信する(B9)。
ICカード1から第1の生体認証処理による認証が失敗した旨の通知を受信すると、ATM2の制御部21は、別の生体情報による認証(第2の生体認証処理)を実行するかを利用者に問い合わせる(B10)。例えば、ATM2の制御部21は、第1の生体認証方式(図10に示す例では、指紋)による認証が失敗したため、別の生体情報(第2の生体情報)での認証を行うか否かを利用者に選択させるための選択案内を表示部22に表示する。さらに、ATM2の制御部21は、上述の選択案内と共に、第2の生体情報で認証できた場合であっても制限モードでの取引となる旨の案内(例えば、通常モードと比べて制限される取引内容を示す案内など)を表示部22に表示するようにしても良い。
ATM2の制御部21は、選択案内を表示した状態において操作部23による選択指示を受付ける。ここで、利用者が別の生体情報による認証(第2の生体認証処理)の実行を指示したものとする。利用者が第2の生体認証処理の実行を指示した場合(B11)、ATM2の制御部21は、当該ICカード1に対して第1の生体認証方式以外の生体認証方式(第2の生体認証方式)での認証要求を供給する(B12)。
ATM2から第2の生体認証方式での認証要求を受けた場合、ICカード1のプロセッサ11は、乱数を生成し、生成した乱数に応じて第1の生体認証方式以外の実施可能な生体認証方式の中から第2の生体認証方式を選定する(B13)。第2の生体認証方式を選定すると、ICカード1のプロセッサ11は、選定した第2の生体認証方式をATM2に通知する(B14)。例えば、ICカード1のプロセッサ11は、第1の生体認証方式としての指紋以外の第2の生体認証方式として虹彩による認証を選定した場合、第2の生体認証方式として虹彩認証を選定した旨をATM2へ通知する。
ICカード1が選定した第2の生体認証方式の通知を受けた場合、ATM2の制御部21は、ICカード1が選定した第2の生体認証方式に用いる生体情報(第2の生体情報)の入力を利用者に対して案内する(B15)。また、ATM2の制御部21は、第2の生体情報の入力案内と共に、第2の生体情報に応じた生体情報取得部(例えば、虹彩である場合はカメラ26)による生体情報の入力を受付ける(B16)。ATM2の制御部21は、利用者から第2の生体情報を取得すると、取得した第2の生体情報をICカード1へ送信する(B17)。
例えば、ICカード1が選定した第2の生体認証方式が虹彩認証である場合、ATM2の制御部21は、カメラ26に目を読み取らせる旨の案内を表示し、カメラ26での虹彩の読取りを実行する。カメラ26により利用者の指紋を読み取ると、ATM2の制御部21は、読み取った虹彩の情報(虹彩画像)をICカード1へ送信する。
ICカード1のプロセッサ11は、ATM2から第2の生体情報を受信すると、受信した第2の生体情報による第2の生体認証処理を実行する(B18)。例えば、第2の生体情報が虹彩である場合、ICカード1のプロセッサ11は、ATM2から照合対象とする生体情報としての虹彩の情報を受信する。ATM2から利用者の虹彩の情報を受信すると、ICカード1のプロセッサ11は、受信した虹彩の情報とICカード1内に記憶している虹彩の情報(登録者の生体情報)との照合による生体認証処理(第2の生体認証処理)を実行する。第2の生体認証処理による認証の結果が得られると、ICカード1は、認証の結果をATM2へ通知する。図10に示す処理例では、第2の生体認証処理が成功したものとする。第2の生体認証処理が成功した場合、ICカード1のプロセッサ11は、認証が成功した旨の通知をATM2へ送信する(B19)。
ATM2の制御部21は、ICカード1から第2の生体認証処理による認証が成功した旨の通知を受信すると、当該ICカード1による制限モードでの取引を許可する。ATM2の制御部21は、制限モードでは通常モードで実施可能な取引のうち一部を実施不可とする。また、制限モードでは、取引額の上限を制限しても良い。制限モードでの取引において、ATM2のフロセッサ31は、制限モードで実施可能な取引から実行する取引を選択するための制限取引メニューを表示部22に表示する(B20)。制限取引メニューを表示部22に表示した状態において、ATM2の制御部21は、操作部23を用いた利用者からの取引内容の選択指示(取引指示)を受付ける(B21)。ATM2が利用者からの取引指示を受けると、ATM2及びICカード1を含むICカード処理システムは、利用者が選択した取引の処理(取引シーケンス)を実行する。
図11は、ICカード1における第2の認証手順を含む第2の取引処理の例を説明するためのフローチャートである。
まず、ICカード1は、外部装置2からの電源供給を受けて起動する。外部装置2から認証コマンドを受信すると(S211、YES)、プロセッサ11は、受信した認証コマンドに応じて第2の認証手順による認証処理を行う。ここでは、ICカード1のプロセッサ11は、生体認証用プログラムを起動させて、第2の認証手順による認証を実行するものとする。第2の認証手順において、ICカード1のプロセッサ11は、複数の生体認証方式のうち実行する複数の生体認証方式をランダムに選定する。ここでは、プロセッサ11は、2種類の生体認証方式を選定するものとして説明する。
図12は、ICカード1による第2の認証手順に対応したATM(外部装置)2における第2の取引処理の例を説明するためのフローチャートである。
利用者がICカード1をATM2のカードリーダライタ25に提示すると、ATM2の制御部21は、カードリーダライタ25を介してICカード1に電力を供給し、操作部23による利用者からの操作指示を受け付ける。利用者がICカード1による認証が必要な取引処理の開始を操作部23にて指示した場合(S251、YES)、制御部21は、利用者の認証を行うため、カードリーダライタ25により利用者の認証を要求する認証コマンドをICカード1へ送信する(S252)。
具体例として、第1の生体認証方式を「指紋」と第2の生体認証方式を「静脈パターン」とする旨のレスポンスをICカード1から受信した場合、ATM2の制御部21は、利用者からの「指紋」の取得処理と「静脈パターン」の取得処理とを実行する。「指紋」の取得処理と「静脈パターン」の取得処理とは、所定の順序で実行するようにしても良いし、任意の順序で実行させるようにしても良い。
また、ICカード1から両方の生体認証が失敗したことを示すレスポンスを受信すると(S259、NO)、制御部21は、取引処理が不可である旨を表示部22に表示し(S261)、一連の取引処理を終了する。
次に、ICカード処理システムによる第2の取引処理の処理例について説明する。
図13は、ICカード処理システムによる第2の取引処理における通常モードでの処理例としての第3の動作例を示すシーケンスである。図13に示す処理例は、第2の取引処理において、2種類の生体認証が共に成功した場合の処理の流れを具体例として説明するものである。
利用者は、自身が所持するICカード1を外部装置としてのATM2に挿入する(C1)。ATM2の制御部21は、利用者が挿入するICカード1を受付けると、当該ICカード1に対して認証要求を供給する(C2)。
ATM2からの認証要求を受けたICカード1のプロセッサ11は、2種類の生体認証を実行するため、ランダムに2種類の生体認証方式を選定する。すなわち、ICカード1のプロセッサ11は、ATM2から認証要求を受信すると、乱数を生成し、生成した乱数に応じて2種類の生体認証方式(第1及び第2の生体認証方式)を選定する(C3)。2種類の生体認証方式を選定すると、ICカード1のプロセッサ11は、選定した2種類の生体認証方式(第1及び第2の生体認証方式)をATM2に通知する(C4)。例えば、ICカード1のプロセッサ11は、指紋認証と静脈認証とを選定した場合、2種類の生体認証方式として指紋認証と静脈認証とを選定した旨をATM2へ通知する。
ICカード1が選定した2種類の生体認証方式の通知を受けた場合、ATM2の制御部21は、ICカード1が選定した2種類の生体認証方式のうち第1の生体認証方式に用いる第1の生体情報の入力を利用者に対して案内する(C5)。この第1の生体情報の入力案内と共に、ATM2の制御部21は、第1の生体情報に応じた生体情報取得部による第1の生体情報の入力を受付けて、利用者から第1の生体情報を取得する(C6)。例えば、ICカード1が選定した第1の生体認証方式が指紋認証である場合、ATM2の制御部21は、指紋センサ27に指を翳す旨の案内を表示部22に表示し、指紋センサ27での指紋の読取りを開始する。これにより、ATM2の制御部21は、指紋センサ27によって利用者の指紋を読み取る(第1の生体情報を取得する)。利用者から読み取った指紋の情報(例えば、指紋画像)は、一時的にRAM33などに保持される。
第1の生体情報を取得すると、ATM2の制御部21は、ICカード1が選定した第2の生体認証方式に用いる第2の生体情報の入力を利用者に対して案内する(C7)。この第2の生体情報の入力案内と共に、ATM2の制御部21は、第2の生体情報に応じた生体情報取得部による第2の生体情報の入力を受付けて、利用者から第2の生体情報を取得する(C8)。例えば、ICカード1が選定した第2の生体認証方式が静脈認証である場合、ATM2の制御部21は、静脈センサ28に掌を翳す旨の案内を表示部22に表示し、静脈センサ28による掌の静脈(静脈パターン)の読取りを開始する。これにより、ATM2の制御部21は、静脈センサ28によって利用者の掌の静脈パターンを読み取る(第2の生体情報を取得する)。利用者から読み取った静脈パターンの情報は、一時的にRAM33などに保持される。
第1及び第2の生体情報を取得すると、ATM2の制御部21は、取得した2種類の生体情報(第1及び第2の生体情報)をICカード1へ送信する(C9)。なお、ATM2の制御部21は、第1の生体情報を取得する処理(C5及びC6の処理)と第2の生体情報を取得する処理(C7及びC8の処理)とは並行して実施しても良い。また、ATM2の制御部21は、第1の生体情報と第2の生体情報とをそれぞれ順番にICカード1へ送信するようにしても良い。
ATM2から2種類の生体情報を受信すると、ICカード1のプロセッサ11は、受信した2種類の生体情報による2種類の生体認証処理を実行する(C10)。例えば、指紋認証と静脈認証とを選定した場合、ICカード1のプロセッサ11は、ATM2から受信する照合対象とする指紋の情報(第1の生体情報)とICカード1内に記憶している登録者の指紋の情報(登録情報)との照合による第1の生体認証処理を実行する。この第1の生体認証処理と共に、ICカード1のプロセッサ11は、ATM2から受信する照合対象とする静脈パターンの情報(第2の生体情報)とICカード1内に記憶している登録者の静脈パターンの情報(登録情報)との照合による第2の生体認証処理を実行する。
第1及び第2の生体認証処理の結果が得られると、ICカード1のプロセッサ11は、第1及び第2の生体認証処理の結果をATM2へ通知する。図13に示す処理例では、第1及び第2の生体認証処理が両方とも成功したものとする。第1及び第2の生体認証処理による第1及び第2の認証が成功した場合、ICカード1のプロセッサ11は、第1及び第2の認証が成功した旨の通知をATM2へ送信する(C11)。
ATM2の制御部21は、ICカード1から第1及び第2の認証が成功した旨の通知を受信すると、当該ICカード1による通常モードでの取引を許可する。通常モードでの取引を許可すると、ATM2の制御部21は、通常モードで実施可能な取引から実行する取引を選択するための通常取引メニューを表示部22に表示する(C12)。通常取引メニューを表示部22に表示した状態において、ATM2の制御部21は、操作部23を用いた利用者からの取引内容の選択指示(取引指示)を受付ける(C13)。ATM2が利用者からの取引指示を受付けた後、ATM2及びICカード1を含むICカード処理システムは、利用者が選択した取引(取引シーケンス)を実行する。
図14は、ICカード処理システムによる第2の取引処理における制限モードでの処理例としての第4の動作例を示すシーケンスである。図14に示す処理例は、第2の取引処理において、2種類の生体認証処理のうち一方での認証が成功し、他方での認証が失敗した場合の処理の流れを具体例として説明するものである。
図14に示すシーケンスにおいて、利用者がICカード1をATM2に挿入してから2種類の生体認証処理を実行するまでの処理(D1−D10)は、図13に示すC1−C10の処理と同様である。このため、D1〜D10の処理については詳細な説明を省略するものとする。ここで、図14に示す処理例では、第1の生体認証処理(例えば、指紋による生体認証処理)による第1の認証が成功し、かつ、第2の生体認証処理(例えば、静脈による生体認証処理)による第2の認証が失敗したものとする。この場合、ICカード1のプロセッサ11は、第1の認証が成功し、かつ、第2の認証が失敗した旨の通知をATM2へ送信する(D11)。例えば、指紋認証が成功し、静脈認証が失敗した場合、ICカード1のプロセッサ11は、指紋認証が成功し、かつ、静脈認証が失敗した旨の通知をATM2へ送信する。
ATM2の制御部21は、ICカード1から第1の認証が成功し、かつ、第2の認証が失敗した旨の通知を受信すると、当該ICカード1による制限モードでの取引を許可する。ATM2の制御部21は、制限モードでは通常モードで実施可能な取引のうち一部を実施不可としたり、取引額の上限を制限したりする。制限モードでの取引において、ATM2のフロセッサ31は、制限モードで実施可能な取引から実行する取引を選択するための制限取引メニューを表示部22に表示する(D12)。制限取引メニューを表示部22に表示した状態において、ATM2の制御部21は、操作部23を用いた利用者からの取引内容の選択指示(取引指示)を受付ける(D13)。ATM2が利用者からの取引指示を受けると、ATM2及びICカード1を含むICカード処理システムは、利用者が選択した取引の処理(取引シーケンス)を実行する。
第3の認証手順を実現するICカード1では、複数種類の生体認証方式ごとに、登録者の異なる状態(各指、左右の目、左右の手、表情など)での複数種類の生体認証データを不揮発性メモリ14に登録する。つまり、不揮発性メモリ14は、各生体認証方式(第1の生体認証方式、第2の生体認証方式、…)に対応する各生体認証データ(第1の生体認証データ、第2の生体認証データ、…)として、登録者の異なる状態での複数種類の生体認証データを登録する。さらに、不揮発性メモリ14に記憶する生体認証方式ごとの登録者の異なる状態での複数種類の生体認証データに対しては、それぞれセキュリティモードを設定(登録)する。
図15及び図16に示す第3の取引処理は、図5乃至図6に示す第1の取引処理において、認証が成功した場合に緊急モードであるか否かを判断し、緊急モードであれば認証成功と共に緊急モードであることをICカードから外部装置へ通知する処理を追加したものである。すなわち、図15及び図16に示す各処理において、S311−S319、S321−S331の処理は、図5及び図6に示すS111−S119、S121−S131と同様な処理で実現できるものである。このため、S311−S319、S321−S331の処理については、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るATM2は、図15及び図16に示すICカード1の処理に対して、図17及び図18に示す処理を実行する。すなわち、ATM2の制御部21は、ICカード1から受信した第1の認証結果を示すレスポンスにより第1の認証が成功したと判断した場合(S357、YES)、さらに、当該レスポンスに基づいて緊急モードが通知されたか否かを判断する(S371)。また、制御部21は、ICカード1からのレスポンスにより第2の認証が成功したと判断した場合(S367、YES)も、当該レスポンスに基づいて緊急モードが通知されたか否かを判断する(S342)。
次に、ICカード処理システムによる第3の取引処理の処理例について説明する。
図19は、ICカード処理システムによる第3の取引処理における緊急モードでの処理としての第5の動作例を示すシーケンスである。図19に示す処理例は、第3の取引処理において緊急モードであることを判断する場合の処理の流れを具体例として説明するものである。
利用者は、自身が所持するICカード1を外部装置としてのATM2に挿入する(E1)。ATM2の制御部21は、利用者が挿入するICカード1を受付けると、当該ICカード1に対して認証要求を供給する(E2)。
ATM2からの認証要求を受けたICカード1のプロセッサ11は、乱数を生成し、生成した乱数に応じて生体認証方式(第1の生体認証方式)を選定する(E3)。生体認証方式を選定すると、ICカード1のプロセッサ11は、選定した生体認証方式をATM2に通知する(E4)。例えば、ICカード1のプロセッサ11は、指紋認証を選定した場合、生体認証方式として指紋認証を選定した旨をATM2へ通知する。
ICカード1が選定した生体認証方式の通知を受けた場合、ATM2の制御部21は、ICカード1が選定した生体認証方式に用いる生体情報の入力を利用者に対して案内する(E5)。また、ATM2の制御部21は、生体情報の入力案内と共に、当該生体情報に応じた生体情報取得部による生体情報の入力を受付け、生体情報取得部により生体情報を取得する(E6)。ここで、緊急モードにしたい利用者は、選定された生体情報のうち緊急モードが設定されている部位の生体情報を生体情報取得部に取得させる。例えば、指紋認証が選定された場合、左手の人差し指の指紋を緊急モードに設定している利用者は、緊急モードにしたければ、左手の人差し指を指紋スキャナ27に翳す。これにより、ATM2の制御部21は、緊急モードが設定されている生体情報を取得できる。すなわち、緊急モードが設定されている生体情報を取得した場合、ATM2の制御部21は、緊急モードが設定されている生体情報をICカード1へ送信する(E7)。
ICカード1のプロセッサ11は、ATM2から生体情報を受信すると、受信した生体情報による生体認証処理を実行する(E8)。ここで、第3の取引処理における生体認証処理において、ICカード1のプロセッサ11は、ATM2から受信した生体情報とICカード1に登録済みの生体情報との照合を行うと共に、ATM2から受信した生体情報のセキュリティモードのチェック(緊急モードか否かのチェック)を実行する。
すなわち、ICカード1のプロセッサ11は、生体認証処理が成功した場合、ATM2から受信した生体情報と一致した登録済みの生体情報が緊急モードに設定されているかをチェックする。これにより、緊急モードに設定されていると判断した場合、ICカードのプロセッサ11は、生体認証が成功した旨と緊急モードである旨とをATM2へ送信する(E9)。
ATM2の制御部21は、ICカード1から認証成功と緊急モードとの通知を受信した場合、緊急モードでの生体認証が行われた旨を外部装置(例えば、警察に緊急であることを通知するための装置)へ通知(緊急通知)する(E10)。この緊急通知は、ATM2の操作者およびATM2の周辺にいる人間には気づかれないように行われる。また、緊急通知がATM2の操作者等には気づかれないように、ATM2の制御部21は、当該ICカード1による通常モードでの処理と同様な通常取引メニューを表示部22に表示する(E11)。
なお、ICカード1から緊急モードの通知を受けた場合、ATM2の制御部21は、一見してはわからないような通常取引メニューとして表示部22の表示内容を変更する。また、例えば、ATM2の制御部21は、ICカード1から緊急モードの通知を受けた場合、当該利用者の口座の残額を少額で表示するようにしても良い。
このような通常取引メニューを表示部22に表示する場合、ATM2の制御部21は、表示したメニューに対する利用者からの操作指示に応じて処理を実行する(E12)。ATM2が利用者からの取引指示を受付けた後、ATM2及びICカード1を含むICカード処理システムは、利用者が選択した取引(取引シーケンス)を実行する。緊急モードの通知を受けている場合、ATM2及びICカード1を含むICカード処理システムは、緊急モードであることが操作者やATM2の周囲にいる第3者に悟られないように、少なくとも見た目には通常の取引処理と同様な処理を実行する。
Claims (10)
- 外部装置と通信する通信部と、
複数種類の生体認証方式に対応する登録者の複数の生体認証データを記憶する記憶部と、
前記外部装置から認証を要求するコマンドを受信した場合、前記複数種類の生体認証方式から少なくとも1つの生体認証方式をランダムに選出し、選出した生体認証方式を用いて生体認証を実行する制御部と、
を有するICカード。 - 前記制御部は、前記外部装置からの認証を要求するコマンドに対して前記選出した生体認証方式を示す情報を応答した後、前記選出した生体認証方式による生体認証に用いる認証対象者の生体情報を前記外部装置から受信し、受信した認証対象者の生体情報と前記記憶部に記憶している登録者の生体認証データとにより生体認証を実行する、
請求項1に記載のICカード。 - 前記制御部は、前記選出した生体認証方式による生体認証が失敗した場合、さらに、前記複数種類の生体認証方式から第2の認証に用いる第2の生体認証方式をランダムに選出し、前記選出した第2の生体認証方式による第2の生体認証を行う、
請求項1又は2の何れかに記載のICカード。 - 前記制御部は、前記第2の生体認証方式による第2の認証が成功した場合、前記外部装置における通常モードとは異なる制限モードでの処理に対応する処理を実行する、
請求項3に記載のICカード。 - 前記記憶部は、前記複数種類の生体認証方式として3種類以上の生体認証方式に対応する登録者の複数の生体認証データを記憶し、
前記制御部は、前記複数種類の生体認証方式から実行する複数の生体認証方式をランダムに選出し、選出した複数の生体認証方式による生体認証を実行し、各生体認証方式による生体認証の結果を外部装置へ送信する、
請求項1又は2の何れかに記載のICカード。 - 前記制御部は、複数の生体認証方式による生体認証を実行した場合、一部の生体認証方式による生体認証が成功し、他の生体認証方式による生体認証が失敗した場合、前記外部装置における通常モードとは異なる制限モードでの処理に対応する処理を実行する、
請求項5に記載のICカード。 - 前記記憶部は、各種の生体認証方式ごとに登録者の異なる状態での複数種類の生体認証データを記憶し、さらに、生体認証方式ごとの各生体認証データに対応付けてセキュリティモードを示す情報を記憶し、
前記制御部は、生体認証が成功した場合、認証対象者の生体情報との照合が成功した生体認証データに対応付けられているセキュリティモードが緊急モードであれば、緊急モードであることを前記外部装置へ通知する、
請求項1乃至6の何れか1項に記載のICカード。 - さらに、認証対象者の指紋データを読み取る指紋センサを有し、
前記制御部は、選出した生体認証方式が指紋認証である場合、前記指紋センサが読み取る指紋データと前記記憶部が記憶する登録者の生体認証データとしての登録者の指紋データとを照合することにより生体認証を実行する、
請求項1乃至7の何れか1項に記載のICカード。 - 前記通信部と、前記記憶部と、前記制御部と、を有するモジュールと、
前記モジュールを有する本体と、を有する、
請求項1乃至8の何れか1項に記載のICカード。 - 外部装置と通信する通信部と、
複数種類の生体認証方式に対応する登録者の複数の生体認証データを記憶する記憶部と、
前記外部装置から認証を要求するコマンドを受信した場合、前記複数種類の生体認証方式から少なくとも1つの生体認証方式をランダムに選出し、選出した生体認証方式を用いて生体認証を実行する制御部と、
を有する携帯可能電子装置。
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