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JP2017226926A - エアジェット織機における緯糸検知方法及び緯糸検知装置 - Google Patents

エアジェット織機における緯糸検知方法及び緯糸検知装置 Download PDF

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Abstract

【課題】緯糸ブレーキを備えた仕様において、緯糸の弛みの発生に関する有効な警告を出す。
【解決手段】メインノズル12と、サブノズル14と、緯糸ブレーキ16とを備え、メインノズル12及びサブノズル14からのエア噴射により緯糸Yが緯入れされるエアジェット織機における緯糸検知装置である。そして、緯糸ブレーキのブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも前に配置されたセンサ32と、センサ32により検知される緯糸先端の中間到達タイミングTLの標準偏差TLσを計算する計算手段(CPU35)と、計算手段により計算された標準偏差TLσが閾値を超えたときに警告を出す警告出力手段(警告・停止表示部)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアジェット織機における緯糸検知方法及び緯糸検知装置に係り、詳しくは、緯糸の飛走終了時に緯糸に制動を掛ける緯糸ブレーキを備えたエアジェット織機における緯糸検知方法及び緯糸検知装置に関する。
エアジェット織機では、所定の緯入れ末端位置に緯糸を所定タイミングで到達させるという良好な緯入れ状態を達成することが品質の良い織布を織る上で重要である。従来、緯糸飛走状況の時系列的変化を容易に把握できるようにする織機の緯入れ状況表示装置が提案されている(特許文献1)。特許文献1の装置は、反緯入れ側の織り端部分の近傍で緯糸飛走路に対向し、正常に緯入れされた緯糸の到達し得る位置に設けられたセンサを有する緯糸フィーラを備えている。そして、前記緯糸フィーラは、所定の検知期間においてセンサの出力信号の変化から、緯入れの正否を判定する。処理部には、4種類の統計値(最大値、最小値、平均値、標準偏差)の1以上に対してそれぞれ警報用の閾値が予め設定されており、製織運転中、処理部は、統計値算出手段からの統計値とこれに対応する閾値と比較し、統計値が対応する閾値を超えたときに警報出力する。
エアジェット織機における緯糸の飛走終了時は、緯糸測長貯留装置からの緯糸引き出し終了時であるが、緯糸引き出し終了時の緯糸引き出し阻止作用は、高速飛走する緯糸の飛走を急激に止めて緯糸張力を上昇させることになる。急激な張力上昇は、緯糸の切断をもたらすことがある。そこで、緯入れ終了間近になったときに緯糸に制動を掛けて急激な張力上昇を抑制する緯糸ブレーキ(緯糸制動装置)が用いられる。
特開2009−215694号公報
図7及び図8にエアジェット織機において、サブ圧(サブノズルの噴射圧力)を変更した場合の緯糸の飛走曲線を示す。図7(a)に示すサブ圧500kPa及び図7(b)に示すサブ圧320kPaの場合、飛走曲線は、長手方向位置が織幅のほぼ3/4まではほぼ一定の傾きであるが、織幅のほぼ3/4を過ぎると傾きが明らかに小さくなっている。図8に示すサブ圧240kPaの場合、飛走曲線は、長手方向位置の最初から最後までほぼ一定の傾きとなっている。なお、長手方向位置が織幅のほぼ3/4の位置は、緯糸ブレーキのブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置である。
図9に緯糸ブレーキを使用する場合のサブ圧と末端到達タイミングTWの標準偏差TWσの関係を示す。なお、末端到達タイミングTWとは、緯糸先端がメインノズルと反対側の緯入れ末端位置に達するタイミングを意味する。
末端到達タイミングTWの標準偏差TWσは、緯糸ブレーキを使用しない場合はサブ圧を上げると小さくなり、サブ圧を下げると大きくなるが、緯糸ブレーキを使用する場合、図9に示すように、末端到達タイミングTWの標準偏差TWσは、サブ圧を下げると小さくなり、緯糸自体の飛走状態の変化(緯糸の弛み)を正確に反映していない。
この理由としては、サブ圧が高く緯糸の弛みがない状態でブレーキをかけるとその結果が敏感に反映されるため、標準偏差TWσが大きくなり易いこと、また、サブ圧が低いと、ブレーキ動作時に緯糸に弛みがあるため、ブレーキの影響が緯糸の先端に対して反映され難く、標準偏差TWσは小さくなり易いことが挙げられる。
そのため、緯糸ブレーキを使用する場合、末端到達タイミングTWの標準偏差TWσでは緯糸の弛み発生に対して有効な警告を出すことができない。特許文献1の織機の緯入れ状況表示装置においても、緯糸ブレーキを使用する場合に対する配慮はなされていない。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、緯糸ブレーキを備えた仕様において、緯糸の弛みの発生に関する有効な警告を出すことができるエアジェット織機における緯糸検知方法及び緯糸検知装置を提供することにある。
上記課題を解決するエアジェット織機における緯糸検知方法は、メインノズルと、サブノズルと、緯糸ブレーキとを備え、前記メインノズル及び前記サブノズルからのエア噴射により緯糸が緯入れされるエアジェット織機における緯糸検知方法であって、前記緯糸ブレーキのブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも前にセンサを配置し、前記センサにより検知される前記緯糸先端の中間到達タイミングの標準偏差を計算して、前記標準偏差が閾値を超えたときに警告を出す。この構成によれば、緯糸ブレーキを備えた仕様において、緯糸の弛みの発生に関する有効な警告を出すことができる。
前記センサは、織幅中央より反メインノズル側に配置される。センサを織幅中央より前記メインノズル側に配置すると、センサによる検知タイミングが早すぎて弛みの影響による差が生じ難く、標準偏差による弛み検知が難しくなる。しかし、センサを織幅中央より前記反メインノズル側に配置すると、センサの位置が、正常な緯入れ状態においてブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置に近くなり、標準偏差による弛み検知が容易になる。
前記警告を出した後、前記緯糸先端の緯入れ末端位置への到達遅れの回数が予め設定された回数を超えたときに機台停止を行うようにしてもよい。緯糸の弛み発生に関して警告を出力しただけでは、それを確認した作業者が機台停止を行うか否かを判断して、機台停止を行う必要がある。そのため、機台停止が遅れる場合がある。しかし、警告を出した後、緯糸先端の緯入れ末端位置への到達遅れの回数が予め設定された回数を超えたときに機台停止を行うようにすれば、作業者の不注意で機台停止が遅れることが回避される。
上記課題を解決するエアジェット織機における緯糸検知装置は、メインノズルと、サブノズルと、緯糸ブレーキとを備え、前記メインノズル及び前記サブノズルからのエア噴射により緯糸が緯入れされるエアジェット織機における緯糸検知装置であって、前記緯糸ブレーキのブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも前に配置されたセンサと、前記センサにより検知される前記緯糸先端の中間到達タイミングの標準偏差を計算する計算手段と、前記計算手段により計算された前記標準偏差が閾値を超えたときに警告を出す警告出力手段とを備える。この構成によれば、前記緯糸検知方法を実施することができる。したがって、緯糸ブレーキを備えた仕様において、緯糸の弛みの発生に関する有効な警告を出すことができる。
本発明によれば、緯糸ブレーキを備えたエアジェット織機において、緯糸の弛みの発生に関する有効な警告を出すことができる。
エアジェット織機の緯入れ装置の概略構成図。 (a)は正常状態の設定画面を示す模式図、(b)は異常が発生した場合の設定画面を示す模式図。 緯糸の飛走曲線を示す模式図。 サブ圧と末端到達タイミングの標準偏差及び中間到達タイミングの標準偏差との関係を示すグラフ。 (a)〜(c)は緯糸の弛みの発生を説明するための模式図。 (a)〜(c)は緯糸の弛みの発生を説明するための模式図。 (a),(b)は緯糸の飛走曲線を示す模式図。 緯糸の飛走曲線を示す模式図。 サブ圧と末端到達タイミングの標準偏差との関係を示すグラフ。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図1に示すように、エアジェット織機の緯入れ装置10は、緯糸貯留装置11と、メインノズル12と、メインノズル12の上流側に配設されたタンデムノズル13と、メインノズル12の下流側に配設された複数のサブノズル群14A〜14Fと、筬15とを備えている。筬15は、ガイド凹部を有する筬羽が緯入れ方向に複数列設されて構成されている。タンデムノズル13は、緯糸ブレーキ16を備えている。サブノズル群14A〜14Fは複数本(本実施形態では4本)のサブノズル14を1つの群としてまとめて配設された構成である。
緯糸貯留装置11は、給糸部としての緯糸チーズ17から供給される緯糸Yを測長ドラム19に巻き付けて貯留するようになっている。緯糸貯留装置11は、電磁ソレノイド20によって駆動されて測長ドラム19に対して離接可能な係止ピン20aを有している。測長ドラム19に巻き付け貯留された緯糸Yは、係止ピン20aと測長ドラム19との係脱によって測長ドラム19からの引き出しを制御される。測長ドラム19は、測長ドラム19から引き出される緯糸Yのバルーンを検出する光電式のバルーンセンサ21を備えている。バルーンセンサ21は、緯入れ時に緯糸Yのバルーンを検出する。
エア供給源22は、配管23及びレギュレータ24を介してメインタンク25と接続されている。メインタンク25は、配管23及びメインバルブ26を介してメインノズル12に接続され、配管23及びタンデムバルブ27を介してタンデムノズル13に接続されている。エア供給源22は、配管23及びレギュレータ28を介してサブタンク29と接続されている。メインバルブ26及びタンデムバルブ27は制御装置Cにより制御され、メインノズル12及びタンデムノズル13からの圧縮エアの噴射タイミングが制御されるようになっている。エア供給源22は、例えば、エアコンプレッサーにより構成されている。
サブタンク29は、複数のサブバルブ30を備え、各サブバルブ30がそれぞれ配管23により、複数のサブノズル群14A〜14Fに接続されている。各サブバルブ30の開放時期には対応するサブノズル群14A〜14Fの各サブノズル14から圧縮エアが一斉に噴射される。各サブバルブ30は制御装置Cにより制御され、緯入れ中に所定のタイミングでリレー的に開閉制御されてサブノズル群14A〜14Fから圧縮エアがリレー噴射されるようになっている。
筬15の反メインノズル側の緯入れ末端位置には、到達する緯糸Yを検出する光電式緯糸検出器としての緯糸フィーラ31が設けられている。緯糸フィーラ31は、1ピックの緯入れ終了時の緯糸Yの端部を検出する。緯糸フィーラ31は、緯糸Yを検出するとパルス信号を出力する。
筬15には、織幅内にセンサ32が配置されている。センサ32は、緯糸ブレーキ16のブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも前で、織幅中央より後側(反メインノズル12側)に配置されている。この実施形態では、センサ32はブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置の直前位置(例えば、ブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも数cmだけメインノズル12側の位置)に配置されている。センサ32にも光電式緯糸検出器が使用されている。なお、緯糸ブレーキ16のブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置は、平均緯糸飛走曲線から求められる。
制御装置Cは、CPU35及びメモリ36を備えている。制御装置Cは、レギュレータ24を介してメインタンク25の圧力制御を行い、レギュレータ28を介してサブタンク29の圧力制御を行う。制御装置Cは、メインバルブ26及びタンデムバルブ27の開閉制御により、メインノズル12及びタンデムノズル13からの圧縮エアの噴射タイミングの制御を行う。制御装置Cは、サブバルブ30の開閉制御により、サブノズル群14A〜14Fのリレー噴射の制御を行う。
緯糸検知装置を構成する制御装置Cは、センサ32の緯糸検出時に、センサ32から出力される出力パルス信号を入力し、出力パルス信号の入力時期を記憶する。詳述すると、CPU35は、緯糸検知範囲で入力される各パルスに、パルス発生時の機台角度をパルス発生角度とするとともにパルス発生角度列を作成する。CPU35で作成されたパルス発生角度列はメモリ36に記憶される。制御装置Cは、センサ32の緯糸検出時にセンサ32から出力される出力パルス信号が入力され、出力パルス信号の入力時期である緯糸先端の中間到達タイミングTLを記憶する。また、CPU35は、センサ32により検知される複数回の緯入れ即ち複数ピックの緯糸先端の中間到達タイミングTLから、緯糸先端の中間到達タイミングTLの標準偏差TLσを計算する。即ち、CPU35は、センサ32により検知される緯糸先端の中間到達タイミングTLの標準偏差TLσを計算する計算手段を構成する。また、CPU35は、緯糸フィーラ31の検知信号から、末端到達タイミングTW及び末端到達タイミングTWの標準偏差TWσを計算する。
制御装置Cには入出力装置としてのファンクションパネル40が接続されている。ファンクションパネル40は、表示画面41及び図示しない入力キーを備えている。表示画面41には、設定画面42(図2に図示)が表示される。
図2(a),(b)に示すように、設定画面42は、TLσ限界値表示部44、TL限界値表示部45、停止判断値表示部46及びTW限界値表示部47を備えている。TLσ限界値表示部44は、標準偏差TLσの上限値を示し、TL限界値表示部45は緯糸先端の中間到達タイミングTLの上限値を示す。また、停止判断値表示部46は、制御装置Cが停止判断を行う場合の異常に遅れたピックの回数を表示し、図2(a),(b)において図示されている「2/10」の値は、末端到達タイミングTWのTW限界値を越えた遅れが10ピック中で2回発生した場合に機台を停止することを意味する。TW限界値表示部47は、末端到達タイミングTWの上限値を表示する。TLσ限界値表示部44、TL限界値表示部45、停止判断値表示部46及びTW限界値表示部47の値は、製織条件に対応して設定された値が表示される。
図2(a),(b)に示すように、設定画面42は、警告・停止表示部48を備えている。警告・停止表示部48は、「警告」あるいは「停止」を表示する。警告・停止表示部48は、中間到達タイミングTLがTL限界値表示部45に表示された値を超えたり、標準偏差TLσがTLσ限界値表示部44に表示された値を超えたり、末端到達タイミングTWがTW限界値表示部47に表示された値を超えた場合に「警告」の表示を行う。即ち、警告・停止表示部48は、CPU35により計算された標準偏差TLσが閾値、即ちTLσ限界値表示部44に表示された値を超えたときに警告を出し、警告出力手段として機能する。また、警告・停止表示部48は、「警告」の表示が行われている状態で、異常に遅れたピックが発生し、異常に遅れたピックの発生回数が停止判断値表示部46に表示された値に達すると「停止」の表示を行う。
即ち、本発明の緯糸検知装置は、センサ32と、センサ32により検知される緯糸先端の中間到達タイミングTLの標準偏差TLσを計算する計算手段(CPU35)と、計算手段により計算された標準偏差TLσが閾値を超えたときに警告を出す警告出力手段(警告・停止表示部48)とを備えている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
図2(a)に示すように、先ず、TLσ限界値表示部44、TL限界値表示部45、停止判断値表示部46及びTW限界値表示部47に製織条件に適した値が表示される。各値は、作業者がファンクションパネル40の表示画面41に設定画面42を表示させた状態で入力した値が表示される。この実施形態では、例えば、図2(a),(b)に示す値が表示される。即ち、TLσ限界値は2.00、TL限界値は220、停止判断値は2/10、TW限界値は260となる。なお、エアジェット織機の停止状態では、TL表示部49、TLσ表示部50、TW表示部51及びTWσ表示部52の表示は「0」である。
その状態でエアジェット織機が作動すると、制御装置Cは、センサ32の検知信号に基づいて中間到達タイミングTL及び標準偏差TLσを計算する。そして、計算結果がTL表示部49及びTLσ表示部50に表示される。制御装置Cは、例えば、連続した1000ピック分のサンプリングデータを収集して、中間到達タイミングTL、標準偏差TLσを計算する。
図2(a)は、TL表示部49及びTLσ表示部50に計算結果が表示された状態の一例を示す。図2(a)の状態は、中間到達タイミングTL及び標準偏差TLσとも限界値未満であるため、この状態では制御装置Cは警告を行わず、警告・停止表示部48には警告、停止のいずれの表示もされない。
したがって、作業者は設定画面42の警告・停止表示部48を見ることにより、緯入れが設定された条件において適正に行われているか否かを確認することができる。即ち、図2(a)に示すように、警告・停止表示部48に警告、停止の何れの表示もされていなければ、設定された条件で緯入れが適正に行われていると判断できる。
図2(b)に示すように、何らかの影響でサブ圧が落ちて、TLσ表示部50に表示される標準偏差TLσの値がTLσ限界値表示部44の表示値より大きくなると、警告・停止表示部48に警告の表示がなされる。
このときの飛走状態は、例えば、図3に●印で示すようになった。このときのサブ圧は240kPaである。このような状態で緯入れが継続されて、異常に遅れたピックが発生すると、そのときの飛走曲線は、例えば、図3に*印で示されるようになった。
図2(b)に示すように、警告・停止表示部48に警告の表示がされている場合は、中間到達タイミングTLあるいは標準偏差TLσの少なくとも一方が、設定された限界値を超えた状態で緯入れが行われている可能性がある。図2(b)の状態では、中間到達タイミングTLの値はTL限界値より小さく、標準偏差TLσの値はTLσ限界値より大きいため、作業者は、中間到達タイミングTLの標準偏差TLσの値がTLσ限界値より大きいと判断することができる。そのため、中間到達タイミングTLの値及び標準偏差TLσのいずれが限界値を超えているのかが明確でない場合に比べて、適切な対処を行い易い。
また、警告・停止表示部48に警告の表示がされている状態で、図3に*印で示す様な飛走曲線となる異常に遅れたピックが発生した場合で、かつ、末端到達タイミングTWのTW限界値を越えた遅れが10ピック中で2回発生した場合、制御装置Cは機台を停止する。
次に緯糸の弛みの発生メカニズムを図5及び図6により説明する。図5は通常(正常)の緯入れの場合を示し、図6は弛みが発生した状態の緯入れの場合を示す。
図5(a)に示すように、緯入れ開始後、機台角度192°近辺では、図の左側で緯糸Yは若干弛んでいる。このとき緯糸Yの先端がセンサ32に検知される。
図5(b)に示すように、図5(a)に示す状態から緯糸Yが緯糸フィーラ31に検知される状態となる機台角度240°まで飛走する間に緯糸Yは延びきり、そのまま捨耳領域Asまで飛走する。
図5(c)に示すように、機台角度280°近辺で経糸による拘束が始まり、その後、筬打ちが行われて、織物になる。
図6(a)に示すように、サブ圧が低い場合は、サブノズル系の搬送能力が低いため、センサ32まで緯糸Yの先頭が到達する中間到達タイミングTLが通常に比べて遅れ、機台角度220°近辺でもLH側、即ち緯入れ側で緯糸Yは若干弛んでいる。
図6(b)に示すように、機台角度265°で緯糸Yの先端が緯糸フィーラ31に検知され、末端到達タイミングTWが通常に比べて遅くなる。また、このときでもLH側の弛みがとれない状態にある。
図6(c)に示すように、機台角度280°でも捨耳が確実につかまれることなく、LH側が少し弛んだ状態のまま緯糸Yが打ち込まれる。
次に緯糸ブレーキを使用する場合のサブ圧と中間到達タイミングTLの標準偏差TLσの関係について説明する。
図4に示すように、緯糸ブレーキを使用する場合のサブ圧と末端到達タイミングTWの標準偏差TWσとの関係は、サブ圧が高い方が、サブ圧が低い場合に比べて大きくなる。これは、サブ圧が高く緯糸の弛みがない状態でブレーキをかけるとその結果が敏感に反映されるため、標準偏差TWσが大きくなり易いためである。
一方、緯糸ブレーキ16のブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも前に配置されたセンサ32の検知タイミングでは、純粋にサブノズル系の搬送能力が反映される。そのため、緯糸ブレーキ16を備えた場合であっても、中間到達タイミングTLの標準偏差TLσは、サブ圧が低下すると大きくなる。したがって、中間到達タイミングTLの標準偏差TLσからサブ圧の低下を検知することが可能になる。
そのため、センサ32が検知する中間到達タイミングTLから標準偏差TLσを計算して、標準偏差TLσに基づいて緯糸Yの弛みの有無を判断することにより、緯糸ブレーキ16を備えた場合であっても、異常なよこ弛みが発生したか否かの判断が可能になる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)緯糸検知方法は、メインノズル12と、サブノズル14と、緯糸ブレーキ16とを備え、メインノズル12及びサブノズル14からのエア噴射により緯糸Yが緯入れされるエアジェット織機における緯糸検知方法である。そして、緯糸ブレーキのブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも前にセンサ32を配置し、センサ32により検知される緯糸先端の中間到達タイミングTLの標準偏差TLσを計算して、標準偏差TLσが閾値を超えたときに警告を出す。したがって、緯糸ブレーキ16を備えたエアジェット織機において、緯糸Yの弛みの発生に関する有効な警告を出すことができる。
(2)センサ32は、織幅中央より反メインノズル12側に配置される。緯糸ブレーキ16のブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも前に配置されていればよいが、センサ32を織幅中央よりメインノズル12側に配置すると、センサ32による検知タイミングが早すぎて弛みの影響による差が生じ難く、標準偏差TLσによる弛み検知が難しくなる。しかし、織幅中央より反メインノズル12側に配置すると、センサ32の位置がブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置に近くなり、標準偏差TLσによる弛み検知が容易になる。
(3)緯糸検知方法は、警告を出した後、緯糸先端の緯入れ末端位置への到達遅れの回数が予め設定された回数を超えたときに機台停止を行う。緯糸Yの弛み発生に関して警告を出力しただけでは、それを確認した作業者が機台停止を行うか否かを判断して、機台停止を行う必要がある。そのため、機台停止が遅れる場合がある。しかし、警告を出した後、緯糸先端の緯入れ末端位置への到達遅れの回数が予め設定された回数を超えたときに機台停止を行うようにすれば、作業者の不注意で機台停止が遅れることが回避される。
(4)緯糸検知装置は、メインノズル12と、サブノズル14と、緯糸ブレーキ16とを備え、メインノズル12及びサブノズル14からのエア噴射により緯糸Yが緯入れされるエアジェット織機における緯糸検知装置である。そして、緯糸ブレーキ16のブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも前に配置されたセンサ32と、センサ32により検知される緯糸先端の中間到達タイミングTLの標準偏差TLσを計算する計算手段(CPU35)と、計算手段により計算された標準偏差TLσが閾値を超えたときに警告を出す警告出力手段(警告・停止表示部48)とを備える。
この構成によれば、(1)に記載の緯糸検知方法を実施することができる。したがって、緯糸ブレーキ16を備えたエアジェット織機において、緯糸Yの弛みの発生に関する有効な警告を出すことができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ センサ32の配置は、緯糸ブレーキ16のブレーキタイミング直前に緯糸先端が到達する位置に限らず、ブレーキタイミングよりも前であればよい。また、必ずしも織幅中央より反メインノズル12側に配置される必要はない。しかし、織幅中央より反メインノズル12側に配置された方が、CPU35で計算される標準偏差TLσのバラツキと緯糸弛みとの相関性が高まる。
○ 製織条件に対応してTLσ限界値、TL限界値、停止判断値及びTW限界値が予め制御装置Cのメモリ36に記憶されており、製織条件に対応してTLσ限界値、TL限界値、停止判断値及びTW限界値が制御装置Cにより自動的に設定される構成であってもよい。この場合、製織条件を変更するたびに、作業者がTLσ限界値、TL限界値、停止判断値及びTW限界値を入力する手間がなくなる。
○ 制御装置Cが標準偏差TLσを計算するために行うサンプリングデータの収集は、連続した緯入れ1000ピック分のデータに限らず、適宜変更してもよい。
○ 警告・停止表示部48は、ファンクションパネル40の表示画面41に設けられる構成に限らない。例えば、警告表示用のLEDあるいはランプ及び機台停止用のLEDあるいはランプをそれぞれ設け、警告表示の際は警告表示用のLEDあるいはランプが点灯し、停止表示の際は停止表示用のLEDあるいはランプが点灯するようにしてもよい。
○ 警告出力手段は、標準偏差TLσが閾値を超えたときに警告を出す機能を備えていればよく、停止を表示する機能はなくてもよい。
○ タンデムノズル13はなくてもよい。
C…制御装置、Y…緯糸、TL…中間到達タイミング、TLσ…標準偏差、12…メインノズル、14…サブノズル、16…緯糸ブレーキ、32…センサ、35…計算手段としてのCPU、48…警告出力手段としての警告・停止表示部。

Claims (4)

  1. メインノズルと、サブノズルと、緯糸ブレーキとを備え、前記メインノズル及び前記サブノズルからのエア噴射により緯糸が緯入れされるエアジェット織機における緯糸検知方法であって、
    前記緯糸ブレーキのブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも前にセンサを配置し、前記センサにより検知される前記緯糸先端の中間到達タイミングの標準偏差を計算して、前記標準偏差が閾値を超えたときに警告を出すことを特徴とするエアジェット織機における緯糸検知方法。
  2. 前記センサは、織幅中央より反メインノズル側に配置される請求項1に記載のエアジェット織機における緯糸検知方法。
  3. 前記警告を出した後、前記緯糸先端の緯入れ末端位置への到達遅れの回数が予め設定された回数を超えたときに機台停止を行う請求項1又は請求項2に記載のエアジェット織機における緯糸検知方法。
  4. メインノズルと、サブノズルと、緯糸ブレーキとを備え、前記メインノズル及び前記サブノズルからのエア噴射により緯糸が緯入れされるエアジェット織機における緯糸検知装置であって、
    前記緯糸ブレーキのブレーキタイミングに緯糸先端が到達する位置よりも前に配置されたセンサと、
    前記センサにより検知される前記緯糸先端の中間到達タイミングの標準偏差を計算する計算手段と、
    前記計算手段により計算された前記標準偏差が閾値を超えたときに警告を出す警告出力手段と
    を備えることを特徴とするエアジェット織機における緯糸検知装置。
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