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JP2017154632A - 電動パワーステアリング装置、プログラム - Google Patents

電動パワーステアリング装置、プログラム Download PDF

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JP2017154632A
JP2017154632A JP2016040302A JP2016040302A JP2017154632A JP 2017154632 A JP2017154632 A JP 2017154632A JP 2016040302 A JP2016040302 A JP 2016040302A JP 2016040302 A JP2016040302 A JP 2016040302A JP 2017154632 A JP2017154632 A JP 2017154632A
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rack axial
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JP2016040302A
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English (en)
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杏一 田上
Kyoichi Tagami
杏一 田上
詠之 石丸
Eishi Ishimaru
詠之 石丸
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Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Showa Corp
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Abstract

【課題】変化する路面に起因する外乱に迅速に対応できるように電動モータの駆動を制御することができる技術を提供する。
【解決手段】車両のステアリングホイールの操舵に対する補助力を加える電動モータと、車両の転動輪を転動させるラック軸と、ラック軸に生じる軸力の規範となる規範ラック軸力の変化速度と、ラック軸に生じる実際の軸力である実ラック軸力の変化速度との偏差に基づいて電動モータの駆動力を制御する制御装置と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置、プログラムに関する。
近年、電動パワーステアリング装置において、路面の変化に対する車両の走行安定性を向上する技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置は、以下のように構成されている。すなわち、操向車輪に舵角を与える操舵系に動力を付加するモータと、操舵系に作用する手動操舵力を検出する操舵力検出手段と、少なくとも操舵力検出手段の出力に基づいて操舵補助力と操舵抵抗力とをモータに発生させるための制御手段とを有し、ラック/ピニオン式操舵装置に用いられる電動パワーステアリング装置であって、操舵角と車速とから操向車輪の基準ラック軸負荷を求める手段と、操向車輪の実際のラック軸負荷を検出する手段とを有し、制御手段が、基準ラック軸負荷と実際のラック軸負荷との偏差に応じて操舵抵抗力を設定する。
特開平11−49000号公報
規範となるラック軸負荷(ラック軸力)と実際のラック軸負荷とに基づいて電動モータのアシスト力を制御し、変化する路面での走行安定性の向上を図るためには、変化する路面に起因する外乱に迅速に対応できるように電動モータの駆動を制御することが望ましい。
本発明は、変化する路面に起因する外乱に迅速に対応できるように電動モータの駆動を制御することができる電動パワーステアリング装置、プログラムを提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、車両のステアリングホイールの操舵に対する補助力を加える電動モータと、前記車両の転動輪を転動させるラック軸と、前記ラック軸に生じる軸力の規範となる規範ラック軸力の変化速度と、前記ラック軸に生じる実際の軸力である実ラック軸力の変化速度との偏差に基づいて前記電動モータの駆動力を制御する制御装置と、を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置である。
また、他の観点から捉えると、本発明は、コンピュータに、車両の転動輪を転動させるラック軸に生じる軸力の規範となる規範ラック軸力の変化速度を算出する規範変化速度算出機能と、前記ラック軸に生じる実際の軸力である実ラック軸力の変化速度を算出する実変化速度算出機能と、前記規範変化速度算出機能が算出した前記規範ラック軸力の変化速度と前記実変化速度算出機能が算出した前記実ラック軸力の変化速度との偏差に基づいて電動モータに供給する目標電流を設定する機能と、を実現させるプログラムである。
本発明によれば、変化する路面に起因する外乱に迅速に対応できるように電動モータの駆動を制御することができる。
実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成を示す図である。 制御装置の概略構成図である。 制御部の概略構成図である。 基本目標電流設定部の概略構成図である。 操舵トルク及び車速とベース電流との対応を示す制御マップの概略図である。 補正電流設定部の概略構成図である。 操舵角及び車速と規範ラック軸力との対応を示す制御マップの概略図である。 補正電流と変化速度偏差との対応を示す制御マップの概略図である。 補正電流設定部が行う補正電流設定処理の手順を示すフローチャートである。 補正電流設定部の作用を例示する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る電動パワーステアリング装置100の概略構成を示す図である。
電動パワーステアリング装置100(以下、単に「ステアリング装置100」と称する場合もある。)は、車両の進行方向を任意に変えるためのかじ取り装置であり、本実施の形態においては車両の一例としての自動車1に適用した構成を例示している。
ステアリング装置100は、自動車1の進行方向を変えるために運転者が操作する車輪(ホイール)状のステアリングホイール101(以下、「ハンドル101」と称す。)と、ハンドル101に一体的に設けられたステアリングシャフト102と、を備えている。また、ステアリング装置100は、ステアリングシャフト102と自在継手103aを介して連結された上部連結シャフト103と、この上部連結シャフト103と自在継手103bを介して連結された下部連結シャフト108と、を備えている。下部連結シャフト108は、ハンドル101の回転に連動して回転する。
また、ステアリング装置100は、転動輪としての左右の前輪150それぞれに連結されたタイロッド104と、タイロッド104に連結されたラック軸105と、を備えている。また、ステアリング装置100は、ラック軸105に形成されたラック歯105aとともにラック・ピニオン機構を構成するピニオン106aを備えている。ピニオン106aは、ピニオンシャフト106の下端部に形成されている。これらラック軸105、ピニオンシャフト106などが、ハンドル101の回転操作力を前輪150の転動力として伝達する伝達機構として機能する。ピニオンシャフト106は、前輪150を転動させるラック軸105に対して、回転することにより前輪150を転動させる駆動力(ラック軸力)を加える。
また、ステアリング装置100は、ピニオンシャフト106を収納するステアリングギヤボックス107を有している。ピニオンシャフト106は、ステアリングギヤボックス107内にてトーションバー112を介して下部連結シャフト108と連結されている。そして、ステアリングギヤボックス107の内部には、下部連結シャフト108とピニオンシャフト106との相対回転角度に基づいて、言い換えればトーションバー112の捩れ量に基づいて、ハンドル101に加えられた操舵トルクTを検出するトルクセンサ109が設けられている。
また、ステアリング装置100は、ステアリングギヤボックス107に支持された電動モータ110と、電動モータ110の駆動力を減速してピニオンシャフト106に伝達する減速機構111とを有している。減速機構111は、例えば、ピニオンシャフト106に固定されたウォームホイール(不図示)と、電動モータ110の出力軸に固定されたウォームギヤ(不図示)などから構成される。電動モータ110は、ピニオンシャフト106に回転駆動力を加えることにより、ラック軸105に前輪150を転動させる駆動力(ラック軸力)を加える。本実施の形態に係る電動モータ110は、電動モータ110の回転角度であるモータ回転角度θに連動した回転角度信号θsを出力するレゾルバ120を有する3相ブラシレスモータである。
また、ステアリング装置100は、電動モータ110の作動を制御する制御装置10を備えている。制御装置10には、上述したトルクセンサ109からの出力信号が入力される。また、制御装置10には、自動車1に搭載される各種の機器を制御するための信号を流す通信を行うネットワーク(CAN)を介して、自動車1の移動速度である車速Vcを検出する車速検出部170からの出力信号が入力される。車速検出部170は、自動車1に備えられて車速Vcを検出するセンサからの出力信号を基に車速Vcを検出する。
以上のように構成されたステアリング装置100は、トルクセンサ109が検出した操舵トルクTに基づいて電動モータ110を駆動し、電動モータ110の駆動力(発生トルク)をピニオンシャフト106に伝達する。これにより、電動モータ110の発生トルクが、ハンドル101に加える運転者の操舵力をアシストする。
次に、制御装置10について説明する。
図2は、制御装置10の概略構成図である。
制御装置10は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM等からなる算術論理演算回路である。
制御装置10には、上述したトルクセンサ109にて検出された操舵トルクTが出力信号に変換されたトルク信号Td、車速検出部170にて検出された車速Vcが出力信号に変換された車速信号v、レゾルバ120からの回転角度信号θsなどが入力される。
そして、制御装置10は、電動モータ110に供給する目標電流Itを算出(設定)する目標電流算出部20と、目標電流算出部20が算出した目標電流Itに基づいてフィードバック制御などを行う制御部30とを有している。
また、制御装置10は、電動モータ110のモータ回転角度θを算出するモータ回転角度算出部71と、モータ回転角度算出部71にて算出されたモータ回転角度θに基づいて、モータ回転速度Vmを算出するモータ回転速度算出部72と、を備えている。また、制御装置10は、ハンドル101の回転角度である操舵角Raをモータ回転角度θに基づき算出する操舵角算出部73を備えている。
先ずは、目標電流算出部20について詳述する。
目標電流算出部20は、トルク信号Td及び車速信号vに基づいて電動モータ110に供給する目標電流Itの基本となる基本目標電流Itfを設定する基本目標電流設定部27を備えている。また、目標電流算出部20は、基本目標電流Itfを補正する補正電流Irを設定する補正電流設定部28を備えている。また、目標電流算出部20は、基本目標電流Itf、補正電流Irに基づいて最終的に目標電流Itを設定する目標電流設定部29を備えている。
基本目標電流設定部27、補正電流設定部28及び目標電流設定部29については後で詳述する。
図3は、制御部30の概略構成図である。
制御部30は、図3に示すように、電動モータ110の作動を制御するモータ駆動制御部31と、電動モータ110を駆動させるモータ駆動部32と、電動モータ110に実際に流れる実電流Imを検出するモータ電流検出部33とを有している。
モータ駆動制御部31は、目標電流算出部20にて最終的に決定された目標電流Itと、モータ電流検出部33にて検出された電動モータ110へ供給される実電流Imとの偏差に基づいてフィードバック制御を行うフィードバック(F/B)制御部40と、電動モータ110をPWM駆動するためのPWM(パルス幅変調)信号を生成するPWM信号生成部60とを有している。
フィードバック制御部40は、目標電流算出部20にて最終的に決定された目標電流Itとモータ電流検出部33にて検出された実電流Imとの偏差を求める偏差演算部41と、その偏差がゼロとなるようにフィードバック処理を行うフィードバック(F/B)処理部42とを有している。
フィードバック(F/B)処理部42は、目標電流Itと実電流Imとが一致するようにフィードバック制御を行うものであり、例えば、偏差演算部41にて算出された偏差に対して、比例要素で比例処理し、積分要素で積分処理し、加算演算部でこれらの値を加算する。
PWM信号生成部60は、フィードバック制御部40からの出力値に基づいて電動モータ110をPWM(パルス幅変調)駆動するためのPWM信号を生成し、生成したPWM信号を出力する。
モータ駆動部32は、所謂インバータであり、例えば、スイッチング素子として6個の独立したトランジスタ(FET)を備え、6個の内の3個のトランジスタは電源の正極側ラインと各相の電気コイルとの間に接続され、他の3個のトランジスタは各相の電気コイルと電源の負極側(アース)ラインと接続されている。そして、6個の中から選択した2個のトランジスタのゲートを駆動してこれらのトランジスタをスイッチング動作させることにより、電動モータ110の駆動を制御する。
モータ電流検出部33は、モータ駆動部32に接続されたシャント抵抗の両端に生じる電圧から電動モータ110に流れる実電流Imの値を検出する。
モータ回転角度算出部71(図2参照)は、レゾルバ120からの回転角度信号θsに基づいてモータ回転角度θを算出する。
モータ回転速度算出部72(図2参照)は、モータ回転角度算出部71が算出したモータ回転角度θに基づいて電動モータ110のモータ回転速度Vmを算出する。モータ回転速度算出部72は、モータ回転速度Vmの絶対値及び電動モータ110の回転方向を含むモータ回転速度信号Vmsを出力する。
操舵角算出部73(図2参照)は、ハンドル101、減速機構111などが機械的に連結されているためにハンドル101の回転角度と電動モータ110のモータ回転角度θとの間に相関関係があることに鑑み、モータ回転角度算出部71にて算出されたモータ回転角度θに基づいて操舵角Raを算出する。操舵角算出部73は、例えば、モータ回転角度算出部71にて定期的(例えば1ミリ秒毎)に算出されたモータ回転角度θの前回値と今回値との差分の積算値に基づいて操舵角Raを算出する。
〔基本目標電流設定部〕
図4は、基本目標電流設定部27の概略構成図である。
基本目標電流設定部27は、基本目標電流Itfを設定する上でベースとなるベース電流Ibを算出するベース電流算出部21と、電動モータ110の慣性モーメントを打ち消すためのイナーシャ補償電流Isを算出するイナーシャ補償電流算出部22と、電動モータ110の回転を制限するダンパー補償電流Idを算出するダンパー補償電流算出部23と、を備えている。また、基本目標電流設定部27は、ベース電流算出部21、イナーシャ補償電流算出部22、ダンパー補償電流算出部23にて算出された値に基づいて基本目標電流Itfを決定する基本目標電流決定部25を備えている。また、基本目標電流設定部27は、トルクセンサ109にて検出された操舵トルクT(トルク信号Td)の位相を補償する位相補償部26を備えている。
図5は、操舵トルクT及び車速Vcとベース電流Ibとの対応を示す制御マップの概略図である。
ベース電流算出部21は、位相補償部26にてトルク信号Tdが位相補償されたトルク信号Tsと、車速検出部170からの車速信号vと、図5に例示した制御マップとに基づいてベース電流Ibを算出する。
イナーシャ補償電流算出部22は、トルク信号Tsと、車速信号vとに基づいて電動モータ110及びシステムの慣性モーメントを打ち消すためのイナーシャ補償電流Isを算出する。
ダンパー補償電流算出部23は、トルク信号Tsと、車速信号vと、電動モータ110のモータ回転速度Vmとに基づいて、電動モータ110の回転を制限するダンパー補償電流Idを算出する。
基本目標電流決定部25は、ベース電流算出部21にて算出されたベース電流Ib、イナーシャ補償電流算出部22にて算出されたイナーシャ補償電流Is及びダンパー補償電流算出部23にて算出されたダンパー補償電流Idに基づいて基本目標電流Itfを決定する。基本目標電流決定部25は、例えば、ベース電流Ibに、イナーシャ補償電流Isを加算するとともにダンパー補償電流Idを減算して得た電流を基本目標電流Itfとして決定する。
〔目標電流設定部〕
目標電流設定部29は、基本目標電流設定部27が設定した基本目標電流Itfと補正電流設定部28が設定した補正電流Irとを加算した値を目標電流Itとして設定する(It=Itf+Ir)。
ここで、トーションバー112の捩れ量が0の状態を中立状態(中立位置)とし、中立状態(中立位置)からのハンドル101の右回転時におけるハンドル101(下部連結シャフト108)とピニオンシャフト106との相対回転角度が変化する方向(相対回転角度が生じる方向)をプラス(操舵トルクTがプラス)とする。また、中立状態からのハンドル101の左回転時におけるハンドル101(下部連結シャフト108)とピニオンシャフト106との相対回転角度が変化する方向(相対回転角度が生じる方向)をマイナス(操舵トルクTがマイナス)とする。
ハンドル101が右方向に回転すると、ラック軸105に、前輪150を右方向に転動させるラック軸力が生じ、ハンドル101が左方向に回転すると、ラック軸105に、前輪150を左方向に転動させるラック軸力が生じる。以下では、ラック軸105に生じる前輪150を右方向に転動させるラック軸力の符号をプラス、ラック軸105に生じる前輪150を左方向に転動させるラック軸力の符号をマイナスとする。また、ラック軸105にプラスのラック軸力を生じさせる電動モータ110の回転方向をプラス、ラック軸105にマイナスのラック軸力を生じさせる電動モータ110の回転方向をマイナスとする。
そして、トルクセンサ109にて検出された操舵トルクTがプラスであるときに、電動モータ110をプラス方向に回転させるようにベース電流算出部21にてベース電流Ibが算出され、そのベース電流Ibの符号をプラスとする。つまり、図4に示すように、操舵トルクTがプラスのときにベース電流算出部21はプラスのベース電流Ibを算出し、電動モータ110をプラス方向に回転させる方向のトルクを発生させる。操舵トルクTがマイナスのときにベース電流算出部21はマイナスのベース電流Ibを算出し、電動モータ110をマイナス方向に回転させる方向のトルクを発生させる。
また、ハンドル101の回転角度である操舵角Raが0度である状態からハンドル101が右方向に回転した場合の操舵角Raの符号をプラスとし、左方向に回転した場合の操舵角Raの符号をマイナスとする。
〔補正電流設定部〕
次に、補正電流設定部28について詳述する。
図6は、補正電流設定部28の概略構成図である。
補正電流設定部28は、ラック軸105に生じる軸力の規範となる規範ラック軸力Frmの変化速度と、ラック軸105に生じる実際の軸力である実ラック軸力Fraの変化速度との偏差に基づいて補正電流Irを設定する。
補正電流設定部28は、ハンドル101の操舵状況を把握する操舵状況把握部280を備えている。また、補正電流設定部28は、規範ラック軸力Frmを算出する規範ラック軸力算出部281と、実ラック軸力Fraを算出する実ラック軸力算出部282と、を備えている。また、補正電流設定部28は、規範ラック軸力算出部281が算出した規範ラック軸力Frmの変化速度である規範力変化速度Vfrmを算出する規範ラック軸力変化速度算出部の一例としての規範力変化速度算出部283を備えている。また、補正電流設定部28は、実ラック軸力算出部282が算出した実ラック軸力Fraの変化速度である実力変化速度Vfraを算出する実ラック軸力変化速度算出部の一例としての実力変化速度算出部284を備えている。また、補正電流設定部28は、規範力変化速度算出部283が算出した規範力変化速度Vfrmと実力変化速度算出部284が算出した実力変化速度Vfraとの偏差である変化速度偏差ΔVfrを算出する変化速度偏差算出部285を備えている。また、補正電流設定部28は、変化速度偏差算出部285が算出した変化速度偏差ΔVfrに基づいて補正電流Irを算出する補正電流算出部286を備えている。
そして、補正電流設定部28は、操舵状況把握部280、規範ラック軸力算出部281、実ラック軸力算出部282、規範力変化速度算出部283、実力変化速度算出部284、変化速度偏差算出部285、補正電流算出部286が後述する処理を予め設定された一定時間(例えば1ミリ秒)ごとに繰り返し実行することにより補正電流Irを算出(設定)する。
(操舵状況把握部)
操舵状況把握部280は、操舵角算出部73にて算出された操舵角Raと、操舵角算出部73にて算出された操舵角Raの今回値から前回値を減算した操舵角偏差とに基づいてハンドル101の操舵状況を把握する。例えば、操舵状況把握部280は、操舵角算出部73にて算出された操舵角Raの符号と操舵角偏差の符号とを乗算した符号がプラスである場合にはハンドル101が切り込まれていると把握する。他方、操舵状況把握部280は、操舵角算出部73にて算出された操舵角Raの符号と操舵角偏差の符号とを乗算した符号がマイナスである場合にはハンドル101が切り戻されていると把握する。また、操舵状況把握部280は、操舵角偏差が0である場合には保舵状態であると把握する。そして、操舵状況把握部280は、(1)操舵角Raがプラスで切り込み方向、(2)操舵角Raがプラスで切り戻し方向、(3)操舵角Raがマイナスで切り込み方向、(4)操舵角Raがマイナスで切り戻し方向、(5)保舵状態のいずれであるかを把握する。
(規範ラック軸力算出部)
図7は、操舵角Ra及び車速Vcと規範ラック軸力Frmとの対応を示す制御マップの概略図である。
規範ラック軸力算出部281は、ハンドル101の操舵状況と車速Vcとに応じた規範ラック軸力Frmを算出する。規範ラック軸力算出部281は、例えば、予め経験則に基づいて作成しROMに記憶しておいた、ハンドル101の操舵状況及び車速Vcと規範ラック軸力Frmとの対応を示す図7に例示した制御マップ又は算出式に、ハンドル101の操舵状況及び車速Vcを代入することにより規範ラック軸力Frmを算出する。
規範ラック軸力算出部281が図7に例示した制御マップを用いて規範ラック軸力Frmを算出する場合について考える。図7に例示した制御マップにおいては、操舵角Ra及び車速Vcが同じであるとしても、ハンドル101が切り込まれている場合と切り戻されている場合とでは規範ラック軸力Frmの値が異なる。そのため、規範ラック軸力算出部281は、例えば、操舵角算出部73にて算出された操舵角Raと、操舵状況把握部280が把握したハンドル101の状舵状況とに基づいて規範ラック軸力Frmを算出する。そして、規範ラック軸力算出部281は、ハンドル101が切り込まれている場合には、切り込まれている場合の制御マップに操舵角Ra及び車速Vcを代入することにより規範ラック軸力Frmを算出する。他方、規範ラック軸力算出部281は、ハンドル101が切り戻されている場合には、切り戻されている場合の制御マップに操舵角Ra及び車速Vcを代入することにより規範ラック軸力Frmを算出する。また、規範ラック軸力算出部281は、ハンドル101が保舵されている場合には規範ラック軸力Frmを0とする。
(実ラック軸力算出部)
実ラック軸力算出部282は、トルクセンサ109にて検出された操舵トルクTと、モータ回転角度算出部71にて算出されたモータ回転角度θと、モータ電流検出部33にて検出された実電流Imとに基づいて実ラック軸力Fraを算出する。
ここで、実ラック軸力Fraは、本実施の形態に係るステアリング装置100がピニオンアシスト装置であることから、ピニオンシャフト106から与えられる軸力に等しいとして、ピニオンシャフト106に加えられたピニオントルクTpに基づいて算出する。実ラック軸力Fraは、ピニオントルクTpをピニオン106aのピッチ円半径rpで除算した値である(Fra=Tp/rp)。
ピニオントルクTpは、ハンドル101を介して運転者から加えられる操舵トルクTと電動モータ110の出力軸トルクToが減速機構により増大されて加えられるモータトルクTmとを加算したトルクと推定することができる(Tp=T+Tm)。
操舵トルクTは、トルクセンサ109からのトルク信号Tdに基づいて検出することができる。
モータトルクTmは、出力軸トルクToに減速機構111の減速比(ギア比)Nを乗算した値である(Tm=To×N)。
出力軸トルクToは、モータ回転角度算出部71にて算出されたモータ回転角度θ及びモータ電流検出部33にて検出された実電流Imを、予めROMに記憶しておいた算出式に代入することにより算出することができる。なお、モータ回転角度算出部71にて算出されたモータ回転角度θを用いる代わりに、モータ逆起電力から所定の式により算出したモータ回転角度θを用いてもよい。
(規範力変化速度算出部)
規範力変化速度算出部283は、規範ラック軸力算出部281が算出した規範ラック軸力Frmを時間微分することにより規範力変化速度Vfrmを算出する。例えば、規範力変化速度算出部283は、規範ラック軸力算出部281が算出した規範ラック軸力Frmの今回値Frm(n)から前回値Frm(n−1)を減算した値を、今回値Frm(n)を算出した時間と前回値Frm(n−1)を算出した時間との偏差時間Δtmにて除算することで規範力変化速度Vfrmを算出する(Vfrm=(Frm(n)−Frm(n−1))/Δtm)。
(実力変化速度算出部)
実力変化速度算出部284は、実ラック軸力算出部282が算出した実ラック軸力Fraを時間微分することにより実力変化速度Vfraを算出する。例えば、実力変化速度算出部284は、実ラック軸力算出部282が算出した実ラック軸力Fraの今回値Fra(n)から前回値Fra(n−1)を減算した値を、今回値Fra(n)を算出した時間と前回値Fra(n−1)を算出した時間との偏差時間Δtaにて除算することで実力変化速度Vfraを算出する(Vfra=(Fra(n)−Fra(n−1))/Δta)。
(変化速度偏差算出部)
変化速度偏差算出部285は、実力変化速度算出部284が算出した実力変化速度Vfraから規範力変化速度算出部283が算出した規範力変化速度Vfrmを減算することにより変化速度偏差ΔVfrを算出する(ΔVfr=Vfra−Vfrm)。
(補正電流算出部)
図8は、補正電流Irと変化速度偏差ΔVfrとの対応を示す制御マップの概略図である。
補正電流算出部286は、変化速度偏差算出部285が算出した変化速度偏差ΔVfrに応じた補正電流Irを算出する。補正電流算出部286は、変化速度偏差算出部285が算出した変化速度偏差ΔVfrを、例えば図8に例示した制御マップ又は予め定められた算出式に代入することにより補正電流Irを算出する。図8に例示した制御マップにおいては、変化速度偏差ΔVfrがプラス方向に大きくなるに従って補正電流Irがプラス方向に大きくなり、変化速度偏差ΔVfrがマイナス方向に大きくなるに従って補正電流Irがマイナス方向に大きくなるように設定されている。つまり、実力変化速度Vfraが規範力変化速度Vfrmよりも小さいほど、言い換えれば例えば右回転方向の切り込み時にハンドル101が取られてしまい操舵角Raの変化速度がプラス方向(右回転方向)に急激に大きくなるほど、補正電流Irがマイナス方向(ハンドル101の右回転を抑制する方向)に大きくなるように設定されている。他方、実力変化速度Vfraが規範力変化速度Vfrmよりも大きいほど、言い換えれば例えば左回転方向の切り込み時にハンドル101が取られてしまい操舵角Raの変化速度がマイナス方向(左回転方向)に急激に大きくなるほど、補正電流Irがプラス方向(ハンドル101の左回転を抑制する方向)に大きくなるように設定されている。
ただし、補正電流算出部286は、ハンドル101の操舵状況に変化があった後、変化速度偏差ΔVfrが0の状態からプラス方向及びマイナス方向のいずれか一方の方向の値となった場合には、一方の方向の値が継続する間は変化速度偏差ΔVfrに応じた補正電流Irを算出する。他方、補正電流算出部286は、その後同じ操舵状況において一方の方向から他方の方向の値に切り替わった場合には変化速度偏差ΔVfrに応じた補正電流Irを算出することなく補正電流Irを0とする。これは、以下の理由による。変化速度偏差ΔVfrが0の状態からプラス方向及びマイナス方向のいずれか一方の方向となった場合には、ハンドル101が取られたことに起因して運転者の意図しない操舵角Raまでハンドル101が回転していると考えられるのに対して、その後一方の方向から他方の方向に切り替わったときには運転者が取られたハンドル101を元に戻そうとしていると考えられる。ハンドル101が取られたことに起因して運転者の意図しない操舵角Raまでハンドル101が回転している場合には、ハンドル取られを抑制する方向の補正電流Irを与えることは望ましいが、運転者が取られたハンドル101を元に戻そうとしているときには、戻す方向のハンドル101の操作を抑制する方向の補正電流Irを与えることが望ましくないためである。
次に、フローチャートを用いて、補正電流設定部28が行う補正電流設定処理の手順について説明する。
図9は、補正電流設定部28が行う補正電流設定処理の手順を示すフローチャートである。
補正電流設定部28は、この補正電流設定処理を、例えば予め定めた期間(例えば1ミリ秒)毎に繰り返し実行する。
補正電流設定部28は、先ず、ハンドル101の操舵状況(操舵角Raの値、切り込み方向であるのか切り戻し方向であるのか)を把握する(S101)。S101の処理は、操舵状況把握部280が行う処理である。
次に、補正電流設定部28は、規範ラック軸力Frmを算出する(S102)。S102の処理は、規範ラック軸力算出部281が行う処理である。
次に、補正電流設定部28は、実ラック軸力Fraを算出する(S103)。S103の処理は、実ラック軸力算出部282が行う処理である。
次に、補正電流設定部28は、規範力変化速度Vfrm(=(Frm(n)−Frm(n−1))/Δtm)を算出する(S104)。S104の処理は、規範力変化速度算出部283が行う処理である。
次に、補正電流設定部28は、実力変化速度Vfra(=(Fra(n)−Fra(n−1))/Δta)を算出する(S105)。S105の処理は、実力変化速度算出部284が行う処理である。
次に、補正電流設定部28は、変化速度偏差ΔVfr(=Vfrm−Vfra)を算出する(S106)。S106の処理は、変化速度偏差算出部285が行う処理である。
次に、補正電流設定部28は、S101にて把握したハンドル101の操舵状況が前回から変化したかどうかを判別する(S107)。S107の処理は、操舵状況把握部280が行う処理である。
そして、補正電流設定部28は、ハンドル101の操舵状況に変化がない場合(S107でYES)には、S106にて算出した変化速度偏差ΔVfrの符号が前回から変化したかどうかを判別する(S108)。S108の処理は、補正電流算出部286が行う処理である。
そして、補正電流設定部28は、変化速度偏差ΔVfrの符号に変化がない場合(S108でYES)には、S106にて算出された変化速度偏差ΔVfrに応じた補正電流Irを算出する(S109)。S109の処理は、補正電流算出部286が行う処理である。他方、補正電流設定部28は、変化速度偏差ΔVfrの符号に変化がある場合(S108でNO)には、補正電流Irを0とする(S110)。
一方、補正電流設定部28は、ハンドル101の操舵状況に変化がある場合(S107でNO)には、S106にて算出された変化速度偏差ΔVfrに応じた補正電流Irを算出する(S109)。
(補正電流設定部の作用)
図10は、補正電流設定部28の作用を例示する図である。
例えば、ハンドル101が右回転方向に切り込まれているとき(操舵角Raがプラスの値でありかつ徐々に大きくなっているとき)に、ハンドル101が右回転方向に取られてしまう場合を考える。
かかる場合、規範ラック軸力算出部281が算出する規範ラック軸力Frmは、図10(a)の2点鎖線で示すように、徐々に大きくなる。他方、実ラック軸力算出部282が算出する実ラック軸力Fraは、図10(a)の実線で示すように、ハンドル101が回転方向に取られるため一時的に小さくなり、その後運転者が取られたハンドル101を元に戻そうとして大きくなる。そして、規範力変化速度算出部283が算出する規範力変化速度Vfrmが0となる(図10(b)2点鎖線参照)のに対して、実力変化速度算出部284が算出する実力変化速度Vfraは、図10(b)の実線で示すように、ハンドル101が取られることに起因して一時的にマイナスとなった後に一時的にプラスとなり0に戻る。そして、変化速度偏差算出部285が算出する変化速度偏差ΔVfrも図10(b)の実線で示すように一時的にマイナスとなった後に一時的にプラスとなり0に戻る。その結果、補正電流算出部286は、変化速度偏差算出部285が算出する変化速度偏差ΔVfrがマイナスであるときに変化速度偏差ΔVfrに応じたマイナスの補正電流Irを算出する。他方、補正電流算出部286は、変化速度偏差ΔVfrがマイナスからプラスに変化した場合(S108でNO)には、補正電流Irを0とする。図10(b)には、上記処理にて補正電流設定部28が設定する補正電流Irと比例する量を斜線で示している。
本実施の形態に係る補正電流設定部28と比較する目的で、規範ラック軸力算出部281が算出する規範ラック軸力Frmと実ラック軸力算出部282が算出する実ラック軸力Fraとの偏差に応じた補正電流Irを設定する場合について考える。図10(c)に示した実線は、実ラック軸力算出部282が算出する実ラック軸力Fraから規範ラック軸力算出部281が算出する規範ラック軸力Frmを減算した偏差(=Fra−Frm)である。この偏差に応じて設定される補正電流Irと比例する量を図10(c)に示した斜線で示している。
図10(b)に示した斜線と図10(c)に示した斜線とを比較すると、図10(b)に示した斜線の場合の方が、図10(c)に示した斜線の場合よりも迅速により大きくなっていることから、迅速により多くの補正電流Irが設定されることを示している。従って、本実施の形態に係る補正電流設定部28を有するステアリング装置100によれば、例えば、ハンドル取られを抑制する方向の補正電流Irを迅速に与えることができる。その結果、変化する路面に起因する外乱に迅速に対応できるので、変化する路面での走行安定性の向上を図ることができる。
<プログラムの説明>
また以上説明した制御装置10が行なう処理は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現することができる。この場合、制御装置10に設けられた制御用コンピュータ内部のCPUが、制御装置10の各機能を実現するプログラムを実行し、これらの各機能を実現させる。
よって制御装置10が行なう処理は、コンピュータに、車両の転動輪を転動させるラック軸105に生じる軸力の規範となる規範ラック軸力Frmの変化速度を算出する規範変化速度算出機能と、ラック軸105に生じる実際の軸力である実ラック軸力Fraの変化速度を算出する実変化速度算出機能と、前記規範変化速度算出機能が算出した規範ラック軸力Frmの変化速度と前記実変化速度算出機能が算出した実ラック軸力Fraの変化速度との偏差に基づいて電動モータ110に供給する目標電流を設定する機能と、を実現させるプログラムとして捉えることもできる。
なお、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…制御装置、20…目標電流算出部、21…ベース電流算出部、27…基本目標電流設定部、28…補正電流設定部、29…目標電流設定部、30…制御部、100…電動パワーステアリング装置、110…電動モータ、280…操舵状況把握部、281…規範ラック軸力算出部、282…実ラック軸力算出部、283…規範力変化速度算出部、284…実力変化速度算出部、285…変化速度偏差算出部、286…補正電流算出部

Claims (5)

  1. 車両のステアリングホイールの操舵に対する補助力を加える電動モータと、
    前記車両の転動輪を転動させるラック軸と、
    前記ラック軸に生じる軸力の規範となる規範ラック軸力の変化速度と、前記ラック軸に生じる実際の軸力である実ラック軸力の変化速度との偏差に基づいて前記電動モータの駆動力を制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記制御装置は、前記ステアリングホイールの操舵トルクに基づいて設定した前記電動モータに供給する目標電流の基本となる基本目標電流と、前記偏差に基づいて設定した補正電流と、に基づいて前記目標電流を設定する
    請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記制御装置は、前記ステアリングホイールの操舵トルクに基づいて前記電動モータに供給する目標電流の基本となる基本目標電流を設定する基本目標電流設定部と、
    前記偏差に基づいて補正電流を設定する補正電流設定部と、
    前記基本目標電流設定部が設定した基本目標電流と前記補正電流設定部が設定した補正電流とに基づいて前記目標電流を設定する目標電流設定部と、
    を備える請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記補正電流設定部は、前記規範ラック軸力の変化速度を算出する規範ラック軸力変化速度算出部と、
    前記実ラック軸力の変化速度を算出する実ラック軸力変化速度算出部と、
    前記規範ラック軸力変化速度算出部が算出した前記規範ラック軸力の変化速度と前記実ラック軸力変化速度算出部が算出した前記実ラック軸力の変化速度との偏差に基づいて補正電流を算出する補正電流算出部と、
    を有する請求項3に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. コンピュータに、
    車両の転動輪を転動させるラック軸に生じる軸力の規範となる規範ラック軸力の変化速度を算出する規範変化速度算出機能と、
    前記ラック軸に生じる実際の軸力である実ラック軸力の変化速度を算出する実変化速度算出機能と、
    前記規範変化速度算出機能が算出した前記規範ラック軸力の変化速度と前記実変化速度算出機能が算出した前記実ラック軸力の変化速度との偏差に基づいて電動モータに供給する目標電流を設定する機能と、
    を実現させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166932A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 本田技研工業株式会社 電動パワーステアリング装置

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