JP2016213046A - 機器用コネクタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造を簡単に留めた上で省スペース化を図ることができる機器用コネクタ装置を提供する。
【解決手段】機器のケースに装着されI字形端子からなる機器側端子10を装着面21から導入可能な筐体20と、筐体20における装着面21と直交して隣り合った側面において、ハーネスWHの端末に設けられた可動側コネクタ80と嵌合可能に装着された待ち受け側コネクタ60と、ハーネスWHの各電線Wと個別に接続可能でかつ機器側端子10と直交して先端同士が重なる姿勢で待ち受け側コネクタ60に保持されたI字形端子からなる電線側端子61と、電線側端子61と機器側端子10とをボルト締結するために筐体20に設けられた開口部40と、開口部40を閉鎖するべく着脱可能に設けられたサービスカバー50と、が具備されている。
【選択図】図9
【解決手段】機器のケースに装着されI字形端子からなる機器側端子10を装着面21から導入可能な筐体20と、筐体20における装着面21と直交して隣り合った側面において、ハーネスWHの端末に設けられた可動側コネクタ80と嵌合可能に装着された待ち受け側コネクタ60と、ハーネスWHの各電線Wと個別に接続可能でかつ機器側端子10と直交して先端同士が重なる姿勢で待ち受け側コネクタ60に保持されたI字形端子からなる電線側端子61と、電線側端子61と機器側端子10とをボルト締結するために筐体20に設けられた開口部40と、開口部40を閉鎖するべく着脱可能に設けられたサービスカバー50と、が具備されている。
【選択図】図9
Description
本明細書によって開示される技術は、機器側端子と電線側端子とをボルト締結により接続する形式の機器用コネクタ装置に関する。
この種の機器用コネクタ装置の一例として、機器のケースに装着される筐体を備え、同筐体の装着面からバスバーからなる機器側端子が導入される一方、ハーネスの端末に設けられたコネクタに、各電線に接続された同じくバスバーからなる電線側端子が保持され、同コネクタを筐体における装着面とは反対側の側面に装着することにより、筐体内において対向した機器側端子と電線側端子の先端同士を重ね、サービスカバーを外すことで開放された筐体の上面の開口部を通し、両端子の重ね部分をボルト締めすることで接続するようにしたものが知られている。なお、このようなサービスカバーを利用して端子同士をボルト締結する機器用コネクタ装置は、例えば下記特許文献1に記載されている。
ところでこの種の機器用コネクタ装置において、スペース等の関係から、引き出されたハーネスを側方に屈曲して配線したい場合があるが、特に電線径が太い場合には電線が屈曲される部分に相応のスペースを要するために、十分に省スペース化を図ることができない。
また、電線側端子にL字形端子を適用することも実施されているが、同電線側端子を保持するコネクタの構造が複雑化する嫌いがあった。
本明細書によって開示される機器用コネクタ装置は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、構造を簡単に留めた上で省スペース化を図るところにある。
また、電線側端子にL字形端子を適用することも実施されているが、同電線側端子を保持するコネクタの構造が複雑化する嫌いがあった。
本明細書によって開示される機器用コネクタ装置は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、構造を簡単に留めた上で省スペース化を図るところにある。
本明細書によって開示される機器用コネクタ装置は、機器のケースに装着されI字形端子からなる機器側端子を装着面から導入可能な筐体と、前記筐体における前記装着面と直交して隣り合った側面において、ハーネスの端末に設けられた可動側コネクタと嵌合可能に装着された待ち受け側コネクタと、前記ハーネスの各電線と個別に接続可能でかつ前記機器側端子と直交して先端同士が重なる姿勢で前記待ち受け側コネクタに保持されたI字形端子からなる電線側端子と、前記電線側端子と前記機器側端子とをボルト締結するために前記筐体に設けられた開口部と、前記開口部を閉鎖するべく着脱可能に設けられたサービスカバーと、が具備されたところに特徴を有する。
待ち受け側コネクタを装着した状態で筐体を機器のケースに装着すると、装着面から機器側端子が導入されることにより、同機器側端子と、待ち受け側コネクタに保持された電線側端子とが互いに直交姿勢を採って先端同士が重ねられる。次に、サービスカバーを外すことで開放された筐体の開口部を通して、機器側端子と電線側端子の重ね合わせ部分をボルト締めすることで、両端子の導通が採られる。最後に、ハーネスの端末に設けられた可動側コネクタを待ち受け側コネクタに嵌合することで、各電線が電線側端子と個別に接続され、これにより所定の導電路が構成される。
ハーネスが、筐体における装着面とは直交して隣り合った側面から引き出される構造であるから、筐体すなわち機器用コネクタ装置の突出端側の省スペース化を図ることができる。ハーネスを側方に引き出す手段として、シンプルな構造のI字形端子同士を直交姿勢でボルト締めするようにしたから、待ち受け側コネクタや筐体等、全体構造を簡単に留めることができる。
ハーネスが、筐体における装着面とは直交して隣り合った側面から引き出される構造であるから、筐体すなわち機器用コネクタ装置の突出端側の省スペース化を図ることができる。ハーネスを側方に引き出す手段として、シンプルな構造のI字形端子同士を直交姿勢でボルト締めするようにしたから、待ち受け側コネクタや筐体等、全体構造を簡単に留めることができる。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記可動側コネクタが前記待ち受け側コネクタから離脱される前の状態では前記サービスカバーが取り外されることを阻止する取り外し阻止機構部が設けられている。
可動側コネクタが待ち受け側コネクタから離脱される前は、サービスカバーを外すことができない。言い換えると、可動側コネクタが待ち受け側コネクタから離脱されて導電路の通電状態が解除されて初めて、サービスカバーを外すことができる。
(1)前記可動側コネクタが前記待ち受け側コネクタから離脱される前の状態では前記サービスカバーが取り外されることを阻止する取り外し阻止機構部が設けられている。
可動側コネクタが待ち受け側コネクタから離脱される前は、サービスカバーを外すことができない。言い換えると、可動側コネクタが待ち受け側コネクタから離脱されて導電路の通電状態が解除されて初めて、サービスカバーを外すことができる。
(2)前記可動側コネクタと前記待ち受け側コネクタとは、前記可動側コネクタに設けられたボルト支持部に回転のみを自由に支持されたボルトが、前記筐体に対向して設けられた締結部のボルト孔にねじ込まれることで嵌合状態に保持されるようになっており、前記サービスカバーには、前記ボルトが貫通された形態で前記ボルト支持部と前記締結部の間に挟持される被挟持板が設けられることにより、前記取り外し阻止機構部が構成されている。
可動側コネクタのボルト支持部と、筐体の締結部との間に、サービスカバーに設けた被挟持板を挟んだ形態において、ボルト支持部に支持したボルトを被挟持板を貫通して締結部のボルト孔にねじ込むことにより、可動側コネクタと待ち受け側コネクタとが嵌合状態に保持される。ボルトを緩めて同ボルトともども可動側コネクタを待ち受け側コネクタから離脱させると、被挟持板がボルトに係止することが解除されて、サービスカバーの取り外しが可能となる。
可動側コネクタのボルト支持部と、筐体の締結部との間に、サービスカバーに設けた被挟持板を挟んだ形態において、ボルト支持部に支持したボルトを被挟持板を貫通して締結部のボルト孔にねじ込むことにより、可動側コネクタと待ち受け側コネクタとが嵌合状態に保持される。ボルトを緩めて同ボルトともども可動側コネクタを待ち受け側コネクタから離脱させると、被挟持板がボルトに係止することが解除されて、サービスカバーの取り外しが可能となる。
(3)前記サービスカバーは、ねじ止めにより前記筐体の前記開口部を閉鎖して装着されるようになっており、前記可動側コネクタには、同可動側コネクタが前記待ち受け側コネクタに嵌合されている限りは前記サービスカバーの前記ねじ止め部を覆う覆い部が設けられることにより、前記取り外し阻止機構部が構成されている。
可動側コネクタが待ち受け側コネクタに嵌合されているとき、可動側コネクタに設けられた覆い部が、サービスカバーのねじ止め部を覆っている。可動側コネクタが待ち受け側コネクタから離脱されると、覆い部が移動してねじ止め部が開放され、ねじを緩めることが可能となり、すなわちサービスカバーの取り外しが可能となる。
可動側コネクタが待ち受け側コネクタに嵌合されているとき、可動側コネクタに設けられた覆い部が、サービスカバーのねじ止め部を覆っている。可動側コネクタが待ち受け側コネクタから離脱されると、覆い部が移動してねじ止め部が開放され、ねじを緩めることが可能となり、すなわちサービスカバーの取り外しが可能となる。
(4)前記サービスカバーが前記開口部を閉鎖して装着される部分の構造が、パッキンを介した防水構造となっている。開口部からの浸水が防止される。
本明細書によって開示される機器用コネクタ装置によれば、構造を簡単に留めた上で省スペース化を図ることができる。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図16に基づいて説明する。
本実施形態は、電源と車載機器とを結ぶ電気系統に介設される機器用コネクタ装置を例示しており、図1に示すように、機器のケースの縦面に装着される筐体20と、筐体20の背面である装着面21側から導入される2本の機器側端子10と、各機器側端子10と個別に接続される2本の電線側端子61を保持して筐体20の右側面に装着される待ち受け側コネクタ60と、2本の電線WからなるハーネスWHの端末において上記の待ち受け側コネクタ60と嵌合可能に設けられた可動側コネクタ80等を備えて構成されている。
実施形態1を図1ないし図16に基づいて説明する。
本実施形態は、電源と車載機器とを結ぶ電気系統に介設される機器用コネクタ装置を例示しており、図1に示すように、機器のケースの縦面に装着される筐体20と、筐体20の背面である装着面21側から導入される2本の機器側端子10と、各機器側端子10と個別に接続される2本の電線側端子61を保持して筐体20の右側面に装着される待ち受け側コネクタ60と、2本の電線WからなるハーネスWHの端末において上記の待ち受け側コネクタ60と嵌合可能に設けられた可動側コネクタ80等を備えて構成されている。
機器側端子10は、直線状のバスバー(I字形端子)から構成され、長さが異なる2本が備えられている。2本の機器側端子10は、それぞれの基端が揃って機器の端子接続部(図示せず)に接続されて、手前側に向けて突出するように配されており、両機器側端子10の先端部は、ケースの縦面に開口された取付孔を貫通してケースの手前側に突出するようになっている。両機器側端子10の長さが異なっていることから、図5に示すように、短寸側の機器側端子10Sの先端部よりも、長寸側の機器側端子10Lの先端部の方が手前側に大きく突出する。両機器側端子10の先端部には、ボルト挿通孔11が開口されている。
筐体20はアルミダイキャスト製であって、シールド体としての機能も兼用しており、概ね扁平な方形箱状に形成されている。筐体20の装着面21(ケースに当てられる背面)には、図5及び図11に示すように、上記した機器側端子10が導入可能な導入孔22が形成されている。導入孔22は、ケースの取付孔と整合した形状に形成され、後記するインターロックコネクタ105も導入可能となっている。
筐体20の装着面21の四つ角には、ボルト挿通孔24が開口された取付片23が突出形成されている。装着面21の表面において導入孔22の孔縁に沿うようにして形成されたパッキン装着溝26には、取付孔の孔縁部に当接可能なパッキン25が装着されている。
筐体20の装着面21の四つ角には、ボルト挿通孔24が開口された取付片23が突出形成されている。装着面21の表面において導入孔22の孔縁に沿うようにして形成されたパッキン装着溝26には、取付孔の孔縁部に当接可能なパッキン25が装着されている。
筐体20の導入孔22には、合成樹脂製の絶縁カバー30(図1参照)が装着されている。絶縁カバー30は、図11に参照して示すように、導入孔22における背面視で左側の領域に嵌る基部31から、上下一対の板部32が突出形成された形状であって、この基部31には、上記した各機器側端子10が貫通して挿入される2個の挿入溝33が並んで形成されている。なお、絶縁カバー30における背面視で右側縁における基部31寄りの位置には、インターロック回路100の一部を構成するコネクタ部120が設けられているが、これについては後述する。
絶縁カバー30は導入孔22に背面側から挿入されて、図5に示すように、上下の板部32の先端が筐体20の手前側の内壁面に当たったところで正規装着され、図11に示すように、基部31並びにコネクタ部120が導入孔22を塞いだ状態となる。
絶縁カバー30は導入孔22に背面側から挿入されて、図5に示すように、上下の板部32の先端が筐体20の手前側の内壁面に当たったところで正規装着され、図11に示すように、基部31並びにコネクタ部120が導入孔22を塞いだ状態となる。
筐体20は、絶縁カバー30が予め装着された状態において、装着面21が、導入孔22を取付孔に整合させた形態でケースの縦面に当てられ、四つ角の取付片23をボルト締めすることにより、ケースの縦面に取り付けられるようになっている。その際、パッキン25により取付孔の回りがシールされる。また、機器から突設された2本の機器側端子10S,10Lが、絶縁カバー30の基部31の挿入溝33を通って、筐体20の内部、詳細には、絶縁カバー30の上下の板部32の間に仕切壁33Aを挟んで導入されるようになっている。
このとき、両機器側端子10S,10Lの先端部の進出量が異なるが、絶縁カバー30の上板32Uには、図1に示すように、各機器側端子10S,10Lの先端部のボルト挿通孔11と対応する位置に、それぞれ円形の作業孔34が開口されている。
このとき、両機器側端子10S,10Lの先端部の進出量が異なるが、絶縁カバー30の上板32Uには、図1に示すように、各機器側端子10S,10Lの先端部のボルト挿通孔11と対応する位置に、それぞれ円形の作業孔34が開口されている。
筐体20における装着面21とは直角をなして隣り合った右側面には、待ち受け側コネクタ60が嵌着されるコネクタ装着部35が形成されている。このコネクタ装着部35は、図4にも示すように、横長の長円形をなす筒形に形成されている。
コネクタ装着部35の嵌合端側(図4の右側)における手前側の面には、図5に示すように、待ち受け側コネクタ60を締結して取り付けるための第1締結部36が手前側に向けて突出形成され、第1締結部36には行き止まり状のボルト孔36Aが形成されている。コネクタ装着部35の同じく嵌合端側における上面の中央長さ位置には、後記する可動側コネクタ80を締結して取り付けるための第2締結部37が立ち上がり形成され、第2締結部37には、図4に示すように、貫通状のボルト孔38が形成されている。
コネクタ装着部35の嵌合端側(図4の右側)における手前側の面には、図5に示すように、待ち受け側コネクタ60を締結して取り付けるための第1締結部36が手前側に向けて突出形成され、第1締結部36には行き止まり状のボルト孔36Aが形成されている。コネクタ装着部35の同じく嵌合端側における上面の中央長さ位置には、後記する可動側コネクタ80を締結して取り付けるための第2締結部37が立ち上がり形成され、第2締結部37には、図4に示すように、貫通状のボルト孔38が形成されている。
待ち受け側コネクタ60を先に説明する。待ち受け側コネクタ60は雄側のコネクタであって、上記した機器側端子10と個別にボルト締結される2本の電線側端子61と、これらの2本の電線側端子61を保持する雄ハウジング65とを備えている。
電線側端子61は、基端側に丸ピン端子62が設けられたバスバー(I字形端子)からなり、バスバーの延出長さが異なる2種類が備えられている。両電線側端子61S,61Lの先端部には、ボルト孔63が形成されている。
電線側端子61は、基端側に丸ピン端子62が設けられたバスバー(I字形端子)からなり、バスバーの延出長さが異なる2種類が備えられている。両電線側端子61S,61Lの先端部には、ボルト孔63が形成されている。
雄ハウジング65は合成樹脂製であって、図5に示すように、横長の長円形で後面(同図の右側の面)が開放されたフード状をなすハウジング本体66を備えており、このハウジング本体66の前面には、2本の端子台67が並んで突出形成されている。
ハウジング本体66は、前面(閉鎖面)側の方が、後面(開放面)側よりも内周面が少し縮径された段差状に形成されており、このハウジング本体66の前端側が、上記した筐体20におけるコネクタ装着部35内に、第1シールリング68Aを介して水密に嵌着可能となっている。
ハウジング本体66は、前面(閉鎖面)側の方が、後面(開放面)側よりも内周面が少し縮径された段差状に形成されており、このハウジング本体66の前端側が、上記した筐体20におけるコネクタ装着部35内に、第1シールリング68Aを介して水密に嵌着可能となっている。
端子台67は、手前側と奥側とで突出長さが異なっており、奥側の短寸の端子台67には短寸の電線側端子61Sが、手前側の長寸の端子台67には長寸の電線側端子61Lがそれぞれ装着されている。両電線側端子61S,61Lの丸ピン端子62は、端子台67の基端部に設けられた挿通部67Aを通って、ハウジング本体66内の前端側に並んで同じ寸法突出するようになっている。両丸ピン端子62の間は、ハウジング本体66内に設けられた絶縁用の仕切壁69によって仕切られている。
待ち受け側コネクタ60が、筐体20のコネクタ装着部35に正規量嵌合されると、図15に示すように、両端子台67の先端部が筐体20内に進出し、詳細には、各電線側端子61の先端部が、絶縁カバー30の上下の板部32の間において、上板32Uに開口された作業孔34の直下にそれぞれ整合する位置まで進出するようになっている。
なお、待ち受け側コネクタ60における雄ハウジング65のハウジング本体66の手前側の面には、筐体20のコネクタ装着部35に突設された第1締結部36と対向してボルト支持部70が突設され、同ボルト支持部70には、第1締結部36のボルト孔36Aに螺合される第1ボルト71の挿通孔70Aが形成されている。
なお、待ち受け側コネクタ60における雄ハウジング65のハウジング本体66の手前側の面には、筐体20のコネクタ装着部35に突設された第1締結部36と対向してボルト支持部70が突設され、同ボルト支持部70には、第1締結部36のボルト孔36Aに螺合される第1ボルト71の挿通孔70Aが形成されている。
待ち受け側コネクタ60が装着された状態から、筐体20が上記のようにケースの縦面に取り付けられると、機器側端子10が電線側端子61の上面に沿うように筐体20内に導入されることに伴い、図15に示すように、短寸側の機器側端子10Sと電線側端子61S、また長寸側の機器側端子10Lと電線側端子61Lが、互いに直交姿勢を取って、ボルト挿通孔11とボルト孔63とを同心に整合させつつ、先端部同士が上下に重ね合わされるようになっている。
筐体20の上面には、上記の重ね合わされた機器側端子10と電線側端子61とをボルト締結するための作業用の開口部40が形成されている。この開口部40は、横長に扁平化された八角形状をなし、絶縁カバー30の上板32Uに形成された2個の作業孔34を上方に開放できるように、正面視で左手前の角から右奥の角に向かう対角線に沿って形成されている。
筐体20の上面には、開口部40の口縁に沿うようにしてパッキン装着溝41が形成され、同パッキン装着溝41にパッキン42が装着されている。また、筐体20の上面における開口部40の回りの3位置、詳細には、左手前角部、奥縁における左端部にやや寄った位置、並びに右側縁における手前側の端部にやや寄った位置の3位置に、後記するサービスカバー50を取り付けるための取付座43が設けられている。各取付座43には、ボルト孔43Aが形成されている。
筐体20の上面には、開口部40の口縁に沿うようにしてパッキン装着溝41が形成され、同パッキン装着溝41にパッキン42が装着されている。また、筐体20の上面における開口部40の回りの3位置、詳細には、左手前角部、奥縁における左端部にやや寄った位置、並びに右側縁における手前側の端部にやや寄った位置の3位置に、後記するサービスカバー50を取り付けるための取付座43が設けられている。各取付座43には、ボルト孔43Aが形成されている。
筐体20の上面には、上記した開口部40を覆うサービスカバー50が着脱可能に被着されるようになっている。サービスカバー50はアルミダイキャスト製であって、筐体20の上面に被せられる概ね方形状をなすカバー本体51と、コネクタ装着部35の上面に被せられるべくカバー本体51の右側縁から延出された延出部52とを備えている。
カバー本体51の周縁部における3位置、詳細には、上記の各取付座43と対応した左手前角部、奥縁における左端部にやや寄った位置、並びに右側縁における手前側の端部にやや寄った位置の3位置に、第2ボルト53が挿通されるボルト挿通孔53Aが形成されている。
カバー本体51の周縁部における3位置、詳細には、上記の各取付座43と対応した左手前角部、奥縁における左端部にやや寄った位置、並びに右側縁における手前側の端部にやや寄った位置の3位置に、第2ボルト53が挿通されるボルト挿通孔53Aが形成されている。
延出部52には、コネクタ装着部35の上面の一部を上方に開放し、かつ同コネクタ装着部35に立ち上がり形成された第2締結部37を挿通可能な窓孔55が開口されている。延出部52の後縁には、後記する可動側コネクタ80に設けられた第3ボルト92を支持するボルト支持部90との間で挟持される被挟持板56が立ち上がり形成されている。被挟持板56はより詳細には、第2締結部37を窓孔55に挿通しつつ延出部52がコネクタ装着部35の上面に当てられた場合に、第2締結部37の右側面(ボルト支持部90との対向面)に沿って立ち上がるように形成されている。被挟持板56は、背の低い山形をなし、その頂上部には、第3ボルト92の軸部を板厚方向に挿通可能とした断面略半円形をなす挿通溝57が形成されている。
ハーネスWHの端末には、待ち受け側コネクタ60と嵌合される可動側コネクタ80が設けられている。可動側コネクタ80は雌側のコネクタであって、各電線Wの端末に圧着された端子金具81と、同端子金具81が収容される雌ハウジング82と、雌ハウジング82の外周に嵌着されるシールドシェル87等を備えて構成されている。
端子金具81は例えばソケット端子であって、上記の待ち受け側コネクタ60に保持された電線側端子61の基端側の丸ピン端子62と嵌合接続可能となっている。
端子金具81は例えばソケット端子であって、上記の待ち受け側コネクタ60に保持された電線側端子61の基端側の丸ピン端子62と嵌合接続可能となっている。
雌ハウジング82は合成樹脂製であって、図5に示すように、上記した待ち受け側コネクタ60の雄ハウジング65のハウジング本体66における後部内に緊密に嵌合される嵌合部83Aと、同嵌合部83Aの後面における後面視で右端部に寄った位置に連設された幅狭部83Bと、からなる段付状に形成されている。嵌合部83Aの前面における前面視で左端部に寄った位置には、2本の筒部84が並んで形成されている。雌ハウジング82内には、各筒部84の先端開口から幅狭部83Bの後面に達する2つの端子収容室85が並んで形成されている。
各電線Wの端末に設けられた端子金具81は、対応する端子収容室85に後方から挿入され、ランスにより抜け止めされて収容され、各端子収容室85の後端はゴム栓86でシールされるようになっている。
雌ハウジング82の嵌合部83Aの前面における前面視で右端部には、インターロック回路100の一部を構成するショートピン装着部102が設けられているが、これについては後述する。
雌ハウジング82の嵌合部83Aの前面における前面視で右端部には、インターロック回路100の一部を構成するショートピン装着部102が設けられているが、これについては後述する。
シールドシェル87はアルミダイキャスト等により形成され、雌ハウジング82の嵌合部83Aの後端部の外周にクリアランスを持って嵌合される前側筒部88Aの後方に、幅狭部83Bの外周に略緊密に嵌合される後側筒部88Bが連設された段付きの筒状に形成されている。このシールドシェル87の後端部には、例えば2本の電線Wを覆って配された一括シールド部材の端末が嵌められて固定されるようになっている。
シールドシェル87における前側筒部88Aの上面の前縁には、山形をなすボルト支持部90が立ち上がり形成され、同ボルト支持部90の頂上部には、上記した筐体20に設けられた第2締結部37のボルト孔38と同軸で対向するようにしてボルト挿通孔91が形成されている。このボルト挿通孔91には、上記のボルト孔38に螺合される第3ボルト92が挿通され、Eリング93等で抜け止めされることにより、第3ボルト92が回転のみを自由に支持されている。
可動側コネクタ80は、筐体20に装着された待ち受け側コネクタ60に対し、サービスカバー50が被着された状態において嵌合されるようになっている。可動側コネクタ80における雌ハウジング82の嵌合部83Aが、待ち受け側コネクタ60のハウジング本体66に嵌合されると、嵌合途中でシールドシェル87のボルト支持部90に支持された第3ボルト92の先端が、筐体20に設けられた第2締結部37のボルト孔38に係合し、続いて同第3ボルト92をねじ込むことで嵌合が進み、図15に示すように、嵌合部83Aの前面の周縁が、雄ハウジング65のハウジング本体66における内周の段差部66Aに当たったところで嵌合が停止し、正規嵌合状態となる。このとき、図9及び図10に示すように、サービスカバー50に突設された被挟持板56が、挿通溝57に第3ボルト92を貫通させつつ、第2締結部37とボルト支持部90との間に挟まれた状態となる。
正規嵌合状態では、図15に示すように、各電線Wの端末に設けられた端子金具81が、待ち受け側コネクタ60に支持された電線側端子61の丸ピン端子62と接続される。併せて、雄雌のハウジング65,82間が第3シールリング95によりシールされ、また、シールドシェル87の前側筒部88Aがハウジング本体66の後端部の外周に嵌合され、第2シールリング68Bでシールされるようになっている。
本実施形態では、待ち受け側コネクタ60と可動側コネクタ80の嵌合・離脱状態を電気的に検知するインターロック回路100が設けられており、以下これについて簡単に説明する。
図5に示すように、可動側コネクタ80の雌ハウジング82の嵌合部83Aの前面における右端部には、ショートピン101が装着されたショートピン装着部102が設けられている。
一方、機器側からはインターロックコネクタ105が導出されている。このインターロックコネクタ105には、機器側から引き出された一対のリード線106の先端に接続された雌端子(図示せず)が収容されている。
図5に示すように、可動側コネクタ80の雌ハウジング82の嵌合部83Aの前面における右端部には、ショートピン101が装着されたショートピン装着部102が設けられている。
一方、機器側からはインターロックコネクタ105が導出されている。このインターロックコネクタ105には、機器側から引き出された一対のリード線106の先端に接続された雌端子(図示せず)が収容されている。
待ち受け側コネクタ60の雌ハウジング82には、インターロックコネクタ105(雌端子)とショートピン101とを接続する中継導体110が設けられている。中継導体110は、L字形に曲げ形成された一対のバスバーにより構成されている。
雌ハウジング82には、図5に示すように、長寸側の端子台67の手前側に沿ってその基端から先端に向けて延出されたのち、奥側に向けて直角に曲げられてなるL字形をなす導体埋設部112が形成されている。
雌ハウジング82には、図5に示すように、長寸側の端子台67の手前側に沿ってその基端から先端に向けて延出されたのち、奥側に向けて直角に曲げられてなるL字形をなす導体埋設部112が形成されている。
導体埋設部112の基端部には第1接続部113が設けられ、同第1接続部113は、上記のショートピン装着部102と対向した位置において、雄ハウジング65におけるハウジング本体66の奥面から突出した形態で形成されている。第1接続部113内には、両端が雌形嵌合部とされた2本の中継端子115が装着されるようになっている(図5参照)。一方、導体埋設部112の先端部には、チャンネル形をなす第2接続部116が形成されている。
一対のL字形をなすバスバーからなる中継導体110は、インサート成形により導体埋設部112に埋設された形態で雄ハウジング65に一体的に設けられている。ここで中継導体110の基端部は、第1接続部113内に進出し、一方、先端部は、第2接続部116内に突出した形態を採る。基端側の第1接続部113に中継端子115が装着されると、一端側の雌形嵌合部が中継導体110の基端部と嵌合接続され、他端側の雌形嵌合部がショートピン101と嵌合可能に対向した状態となる。
上記した絶縁カバー30には、インターロックコネクタ105と嵌合されるコネクタ部120が設けられている。このコネクタ部120には、図5及び図11に示すように、インターロックコネクタ105が外面側から嵌合可能となっており、コネクタ部120の内方突出部には、上記した導体埋設部112の第2接続部116が外嵌可能となっている。第2接続部116がコネクタ部120の内方突出部に嵌着されると、第2接続部116内に突出した中継導体110の先端部がコネクタ部120内に進出する。係る状態でコネクタ部120にインターロックコネクタ105が嵌合されると、同インターロックコネクタ105に収容された一対の雌端子が、中継導体110の先端部と個別に接続されるようになっている。
本実施形態の作用を説明する。
コネクタ装置を機器のケースに組み付ける手順の一例は、以下のようである。ハーネスWHの端末には可動側コネクタ80が接続され、すなわち2本の電線Wの端末に接続された端子金具81が雌ハウジング82の端子収容室85に収容されるとともに、雌ハウジング82の嵌合面に設けられたショートピン装着部102にショートピン101が装着される。また、シールドシェル87の後端部に一括シールド部材が嵌着されるとともに、シールドシェル87に立ち上がり形成されたボルト支持部90に、第3ボルト92が回転のみを自由に支持される。
コネクタ装置を機器のケースに組み付ける手順の一例は、以下のようである。ハーネスWHの端末には可動側コネクタ80が接続され、すなわち2本の電線Wの端末に接続された端子金具81が雌ハウジング82の端子収容室85に収容されるとともに、雌ハウジング82の嵌合面に設けられたショートピン装着部102にショートピン101が装着される。また、シールドシェル87の後端部に一括シールド部材が嵌着されるとともに、シールドシェル87に立ち上がり形成されたボルト支持部90に、第3ボルト92が回転のみを自由に支持される。
筐体20については、コネクタ装着部35に待ち受け側コネクタ60が、導入孔22に絶縁カバー30が順次に装着される。これに伴い、待ち受け側コネクタ60の端子台67に支持された電線側端子61の先端部が、絶縁カバー30の上板32Uの各作業孔34の直下位置まで進出する。また、待ち受け側コネクタ60に設けられた導体埋設部112の第2接続部116と、絶縁カバー30に設けられたコネクタ部120とが接続され、中継導体110の先端部がコネクタ部120内に進出した状態となる。コネクタ部120は、導入孔22における開口面から少し内方に入った位置に臨んでいる。
なお、筐体20の上面にはサービスカバー50が被せられて第2ボルト53により仮止めされ、係る状態で機器への組み付け現場に搬入される。
なお、筐体20の上面にはサービスカバー50が被せられて第2ボルト53により仮止めされ、係る状態で機器への組み付け現場に搬入される。
組み付け現場では、まず機器のケースの取付孔からインターロックコネクタ105が引き出され、筐体20の装着面21の導入孔22を通して同導入孔22に臨んだコネクタ部120に嵌合され、インターロックコネクタ105に収容された2個の雌端子と、中継導体110の先端部とが個々に接続される。これによりインターロック回路100における言わば待ち受け側回路が形成される。
次に、筐体20が機器のケースの縦面に取り付けられる。すなわち、機器のケースの取付孔から手前側に突出した2本の機器側端子10を、導入孔22から絶縁カバー30の各挿入溝33を通して内部に導入しつつ、筐体20の装着面21がケースの縦面に当てられ、四つ角の取付片23をボルト締めすることにより、パッキン25で取付孔の回りをシールした形態で取り付けられる。これに伴い、図15に示すように、2本の機器側端子10は電線側端子61と直交する姿勢を採った上で、先端部同士が上下に重ね合わされる。各重ね合わされた部分は、絶縁カバー30の上板32Uの各作業孔34の直下に位置する。
次に、機器側端子10と電線側端子61との接続作業が行われる。それには、第2ボルト53を緩めることにより仮止めされていたサービスカバー50を外す。これにより筐体20の上面の開口部40が開放されるから、第4ボルト75が開口部40並びに作業孔34を通って、重なり合った機器側端子10の先端部のボルト挿通孔11に挿通されたのち、電線側端子61の先端部のボルト孔63にねじ込まれることで接続される。
そののち、サービスカバー50が筐体20の上面に被せられ、3箇所において第2ボルト53が締結されて固定される。このとき、開口部40の回りでパッキン42が弾縮されることにより開口部40がシールされる。また、延出部52の後縁に立ち上がり形成された被挟持板56が、コネクタ装着部35に立ち上がり形成された第2締結部37の右側面に沿って配される。以上により、筐体20のケースへの取付作業が完了する。
そののち、サービスカバー50が筐体20の上面に被せられ、3箇所において第2ボルト53が締結されて固定される。このとき、開口部40の回りでパッキン42が弾縮されることにより開口部40がシールされる。また、延出部52の後縁に立ち上がり形成された被挟持板56が、コネクタ装着部35に立ち上がり形成された第2締結部37の右側面に沿って配される。以上により、筐体20のケースへの取付作業が完了する。
給電用の導電路を形成する場合は、筐体20に装着された待ち受け側コネクタ60に対し、ハーネスWHの端末に設けられた可動側コネクタ80を嵌合する。嵌合が開始されると、シールドシェル87のボルト支持部90に支持された第3ボルト92の先端が、筐体20に設けられた第2締結部37のボルト孔38に係合し、続いて同第3ボルト92をねじ込むことで、図15に示す正規位置まで嵌合される。このとき、図9及び図10に示すように、サービスカバー50に突設された被挟持板56が、挿通溝57に第3ボルト92を貫通させつつ、第2締結部37とボルト支持部90との間に挟まれた状態となる。
待ち受け側コネクタ60に対し可動側コネクタ80が正規に嵌合されると、図15に示すように、各電線Wの端末の端子金具81が、待ち受け側コネクタ60に支持された対応する電線側端子61の丸ピン端子62と個別に接続され、これにより所定の導電路が構成される。それとともに、可動側コネクタ80の嵌合面に設けられたショートピン装着部102が、待ち受け側コネクタ60における嵌合面に設けられた第1接続部113と嵌合して、中継導体110の基端部とショートピン101とが中継端子115を介して接続され、インターロック回路100がオンとなって導電路が導通状態とされる。
メンテナンス等を行うべくコネクタ装置を機器のケースから外す場合は、以下のような手順で行う。まず、ハーネスWHの端末の可動側コネクタ80を、筐体20に装着された待ち受け側コネクタ60から離脱する。詳細には、第3ボルト92を緩めることで可動側コネクタ80を次第に離脱させ、第3ボルト92がボルト孔38から抜けたのちは、可動側コネクタ80を手動により待ち受け側コネクタ60から引き抜く。可動側コネクタ80が待ち受け側コネクタ60から完全に離脱されるまでの間に、ショートピン101が、中継導体110の基端部に接続されていた中継端子115から引き抜かれ、インターロック回路100がオフとなって導通路が遮断状態とされる。
続いて、第2ボルト53を緩めることでサービスカバー50が外されるが、上記のように可動側コネクタ80が待ち受け側コネクタ60から離脱されることにより、シールドシェル87のボルト支持部90に支持された第3ボルト92が、サービスカバー50の延出部52に設けられた被挟持板56の後方に逃げるから、サービスカバー50に対する係止が解除されてサービスカバー50を上方に持ち上げつつ外すことができる。これにより開口部40が開放されるから、同開口部40並びに作業孔34を通して第4ボルト75を緩めて外すと、機器側端子10と電線側端子61の先端部同士の結合が解除される。
係る状態から筐体20を手前側に引くと、2本の機器側端子10が筐体20の装着面21から後方に次第に抜けつつ、筐体20が次第に外される。このときインターロックコネクタ105は、コネクタ部120に嵌合したまま引き出されるが、機器側端子10が完全に抜けたのち等に、筐体20の導入孔22に手を入れてインターロックコネクタ105をコネクタ部120から外す。これにより、筐体20を機器のケースから完全に外すことが可能になる。
ここで、上記したようにコネクタ装置をケースから外す作業を行うに当たり、可動側コネクタ80を筐体20に装着された待ち受け側コネクタ60から離脱させる前、すなわち導通路が未だ導通状態であるときに先にサービスカバー50を外すと、開口部40を通して導通路が開放されるために誤って導電路に触れるおそれがある。
しかしながらこの実施形態では、待ち受け側コネクタ60と可動側コネクタ80とを嵌合状態に保持するべく、可動側コネクタ80(シールドシェル87)のボルト支持部90に回転のみを自由に支持された第3ボルト92が、筐体20に設けられた第2締結部37のボルト孔38にねじ込まれている場合に、同第3ボルト92が、サービスカバー50の延出部52に立ち上がり形成された被挟持板56の挿通溝57を貫通した構造となっている。係る構造により取り外し阻止機構部A1が構成されている。
しかしながらこの実施形態では、待ち受け側コネクタ60と可動側コネクタ80とを嵌合状態に保持するべく、可動側コネクタ80(シールドシェル87)のボルト支持部90に回転のみを自由に支持された第3ボルト92が、筐体20に設けられた第2締結部37のボルト孔38にねじ込まれている場合に、同第3ボルト92が、サービスカバー50の延出部52に立ち上がり形成された被挟持板56の挿通溝57を貫通した構造となっている。係る構造により取り外し阻止機構部A1が構成されている。
そのため、先に第2ボルト53を緩めてサービスカバー50を持ち上げようとしても、サービスカバー50に設けられた被挟持板56の挿通溝57の底縁が、螺着されている第3ボルト92の軸部に係止されて、サービスカバー50を外すことができない。言い換えると、可動側コネクタ80が待ち受け側コネクタ60から離脱されて導電路が遮断状態となって初めて、サービスカバー50を外すことが可能となる。結果、導通状態にある導電路が開口部40を通して外部に開放されることが防止される。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
ハーネスが、筐体20における機器のケースへの装着面21とは直角をなして隣り合った側面から引き出される構造であるから、筐体20すなわち機器用コネクタ装置の突出端側の省スペース化を図ることができる。ハーネスWHを側方に引き出す手段として、シンプルな構造のI字形端子からなる機器側端子10と電線側端子61同士を直交姿勢でボルト締めするようにしたから、待ち受け側コネクタ60や筐体20等、全体構造を簡単に留めることができる。
ハーネスが、筐体20における機器のケースへの装着面21とは直角をなして隣り合った側面から引き出される構造であるから、筐体20すなわち機器用コネクタ装置の突出端側の省スペース化を図ることができる。ハーネスWHを側方に引き出す手段として、シンプルな構造のI字形端子からなる機器側端子10と電線側端子61同士を直交姿勢でボルト締めするようにしたから、待ち受け側コネクタ60や筐体20等、全体構造を簡単に留めることができる。
また、可動側コネクタ80が待ち受け側コネクタ60と嵌合状態に保持されている限りは、サービスカバー50を外すことができず、言い換えると、可動側コネクタ80が待ち受け側コネクタ60から離脱されて導電路が遮断状態となって初めて、サービスカバー50を外すことが可能となる。そのため、導通状態にある導電路が開口部40を通して外部に開放される事態が生じることが、未然に防止される。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図17ないし図26によって説明する。この実施形態2では、サービスカバー50Xを誤ったタイミングで取り外すことを阻止するために、実施形態1とは別の手段を講じたものを例示している。以下では、主に実施形態1との相違点について説明することとし、実施形態1と同一機能を有する部材、部位については、同一符号を付すことで説明を省略し、または簡略化する。
次に、実施形態2を図17ないし図26によって説明する。この実施形態2では、サービスカバー50Xを誤ったタイミングで取り外すことを阻止するために、実施形態1とは別の手段を講じたものを例示している。以下では、主に実施形態1との相違点について説明することとし、実施形態1と同一機能を有する部材、部位については、同一符号を付すことで説明を省略し、または簡略化する。
本実施形態では、筐体20の上面に形成された開口部40を覆うサービスカバー50Xが、筐体20の上面に被せられる概ね方形状をなすカバー本体51と、筐体20の右側縁の上部に当てられるべくカバー本体51の右側縁から下向きに屈曲された屈曲部52Xとを備えている。
実施形態1と同様に、カバー本体51の周縁部における3位置、すなわち筐体20の上面に設けられた各取付座43と対応した左手前角部、奥縁における左端部にやや寄った位置、並びに右側縁における手前側の端部にやや寄った位置の3位置に、第2ボルト53が挿通されるボルト挿通孔53Aが形成されている。サービスカバー50Xが筐体20の上面に被着された場合における各ボルト挿通孔53Aの配設位置が、ボルト締結部150となる。
実施形態1と同様に、カバー本体51の周縁部における3位置、すなわち筐体20の上面に設けられた各取付座43と対応した左手前角部、奥縁における左端部にやや寄った位置、並びに右側縁における手前側の端部にやや寄った位置の3位置に、第2ボルト53が挿通されるボルト挿通孔53Aが形成されている。サービスカバー50Xが筐体20の上面に被着された場合における各ボルト挿通孔53Aの配設位置が、ボルト締結部150となる。
一方、可動側コネクタ80においては、シールドシェル87に設けられたボルト支持部90の頂上部から、覆い部152が前方に向けて突出形成されている。この覆い部152は、可動側コネクタ80が待ち受け側コネクタ60に正規嵌合された場合に、図21に示すように、カバー本体51の右側縁における手前側の端部にやや寄った位置に設定されたボルト締結部150Xの上方を覆うことができる位置まで進出可能である。係る構造により、係る構造により取り外し阻止機構部A2が構成されている。
実施形態2の作用は以下のようである。実施形態1と同様の態様で筐体20が機器のケースに取り付けられ、筐体20の内部では、機器側端子10と電線側端子61とが互いに直交姿勢で第4ボルト75により締結されて接続され、開口部40はサービスカバー50Xで水密に閉鎖されている。
給電用の導電路を形成する場合は、図17及び図18に示すように、筐体20に装着された待ち受け側コネクタ60に対し、ハーネスWHの端末に設けられた可動側コネクタ80が嵌合される。嵌合が開始されると、シールドシェル87のボルト支持部90に支持された第3ボルト92の先端が、筐体20に設けられた第2締結部37のボルト孔38に係合し、続いて同第3ボルト92をねじ込むことで、図21に示す正規位置まで嵌合される。
給電用の導電路を形成する場合は、図17及び図18に示すように、筐体20に装着された待ち受け側コネクタ60に対し、ハーネスWHの端末に設けられた可動側コネクタ80が嵌合される。嵌合が開始されると、シールドシェル87のボルト支持部90に支持された第3ボルト92の先端が、筐体20に設けられた第2締結部37のボルト孔38に係合し、続いて同第3ボルト92をねじ込むことで、図21に示す正規位置まで嵌合される。
正規嵌合されると、同様に所定の導電路が構成されるとともに、インターロック回路100がオンとなって導電路が導通状態とされる。
この間に、ボルト支持部90の頂上から前方に突出形成された覆い部152の先端部が、筐体20の第2締結部37の上方を通過したのち、図21に示すように、サービスカバー50Xのカバー本体51における右側縁に設定されたボルト締結部150Xの上方を覆った状態となる。
この間に、ボルト支持部90の頂上から前方に突出形成された覆い部152の先端部が、筐体20の第2締結部37の上方を通過したのち、図21に示すように、サービスカバー50Xのカバー本体51における右側縁に設定されたボルト締結部150Xの上方を覆った状態となる。
メンテナンス等を行うべくコネクタ装置を機器のケースから外す場合は、第3ボルト92を緩め、そののち可動側コネクタ80を引き抜くことで待ち受け側コネクタ60から離脱する。その間に、インターロック回路100がオフとなって導通路が遮断状態とされる。
続いて、第2ボルト53を緩めることでサービスカバー50Xが外されるが、上記のように可動側コネクタ80が待ち受け側コネクタ60から離脱されることに伴い、可動側コネクタ80(シールドシェル87)に設けられた覆い部152が、カバー本体51の右側縁に設定されたボルト締結部150Xの上方から右側に逃げて、3個のボルト締結部150の全てが開放された状態となる。そのため、3箇所で第2ボルト53を緩めて外すことで、サービスカバー50Xを上方に持ち上げつつ外すことができる。
続いて、第2ボルト53を緩めることでサービスカバー50Xが外されるが、上記のように可動側コネクタ80が待ち受け側コネクタ60から離脱されることに伴い、可動側コネクタ80(シールドシェル87)に設けられた覆い部152が、カバー本体51の右側縁に設定されたボルト締結部150Xの上方から右側に逃げて、3個のボルト締結部150の全てが開放された状態となる。そのため、3箇所で第2ボルト53を緩めて外すことで、サービスカバー50Xを上方に持ち上げつつ外すことができる。
これにより開口部40が開放されるから、第4ボルト75を緩めて外すことで、機器側端子10と電線側端子61の先端部同士の結合が解除される。そののちは同様に、筐体20を手前側に引き、かつインターロックコネクタ105をコネクタ部120から外ことで、筐体20が機器のケースから完全に外される。
一方、可動側コネクタ80を待ち受け側コネクタ60から離脱させる前にサービスカバー50Xを外そうとしても、少なくとも1箇所のボルト締結部150Xが覆い部152で覆われているため、覆い部152が邪魔をして同ボルト締結部150Xに配された第2ボルト53を緩めることができず、すなわちサービスカバー50Xを外すことができない。そのため、導通状態にある導電路が開口部40を通して外部に開放されることが防止される。
実施形態2によれば、実施形態1と同様に、ハーネスWHが、筐体20における装着面21とは直角をなして隣り合った側面から引き出される構造であるから、筐体20すなわち機器用コネクタ装置の突出端側の省スペース化を図ることができ、しかもそのための手段として、シンプルな構造のI字形端子からなる機器側端子10と電線側端子61同士を直交姿勢でボルト締めするようにしたから、待ち受け側コネクタ60や筐体20等、全体構造を簡単に留めることができる。
また、可動側コネクタ80が待ち受け側コネクタ60と嵌合状態に保持されている限りは、覆い部152がボルト締結部150Xを覆って第2ボルト53を緩める操作ができず、すなわちサービスカバー50Xを外すことができず、言い換えると、可動側コネクタ80が待ち受け側コネクタ60から離脱されて導電路が遮断状態となって初めて、サービスカバー50Xを外すことが可能となる。そのため、導通状態にある導電路が開口部40を通して外部に開放される事態が生じることが、未然に防止される。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も含まれる。
(1)実施形態1に例示した取り外し阻止機構部に関し、可動側コネクタと待ち受け側コネクタとを嵌合状態に維持するためのボルトに係止するように、サービスカバーに被係止部が設けられていれば、他の構造を採用してもよい。
(2)実施形態2に例示した取り外し阻止機構部に関し、可動側コネクタに設けられる覆い部の形状は、サービスカバーのボルト締結部の配設位置等に応じて任意に変更し得る。
(3)上記実施形態では、電源と車載機器とを結ぶ電気系統に介設される機器用コネクタ装置を例示したが、他の電気系統を構成するべく機器に装着されるコネクタ装置全般に広く適用することができる。
本明細書で開示される技術は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も含まれる。
(1)実施形態1に例示した取り外し阻止機構部に関し、可動側コネクタと待ち受け側コネクタとを嵌合状態に維持するためのボルトに係止するように、サービスカバーに被係止部が設けられていれば、他の構造を採用してもよい。
(2)実施形態2に例示した取り外し阻止機構部に関し、可動側コネクタに設けられる覆い部の形状は、サービスカバーのボルト締結部の配設位置等に応じて任意に変更し得る。
(3)上記実施形態では、電源と車載機器とを結ぶ電気系統に介設される機器用コネクタ装置を例示したが、他の電気系統を構成するべく機器に装着されるコネクタ装置全般に広く適用することができる。
10,10S,10L…機器側端子
20…筐体
21…装着面
22…導入孔
35…コネクタ装着部
37…第2締結部(締結部)
38…ボルト孔
40…開口部
42…パッキン
50,50X…サービスカバー
53…第2ボルト
56…被挟持板
57…挿通溝
60…待ち受け側コネクタ
61,61S,61L…電線側端子
75…第4ボルト
80…可動側コネクタ
81…端子金具
90…ボルト支持部
92…第3ボルト
150,150X…ボルト締結部(ねじ止め部)
152…覆い部
A1…取り外し阻止機構部
A2…取り外し阻止機構部
W…電線
WH…ハーネス
20…筐体
21…装着面
22…導入孔
35…コネクタ装着部
37…第2締結部(締結部)
38…ボルト孔
40…開口部
42…パッキン
50,50X…サービスカバー
53…第2ボルト
56…被挟持板
57…挿通溝
60…待ち受け側コネクタ
61,61S,61L…電線側端子
75…第4ボルト
80…可動側コネクタ
81…端子金具
90…ボルト支持部
92…第3ボルト
150,150X…ボルト締結部(ねじ止め部)
152…覆い部
A1…取り外し阻止機構部
A2…取り外し阻止機構部
W…電線
WH…ハーネス
Claims (5)
- 機器のケースに装着されI字形端子からなる機器側端子を装着面から導入可能な筐体と、
前記筐体における前記装着面と直交して隣り合った側面において、ハーネスの端末に設けられた可動側コネクタと嵌合可能に装着された待ち受け側コネクタと、
前記ハーネスの各電線と個別に接続可能でかつ前記機器側端子と直交して先端同士が重なる姿勢で前記待ち受け側コネクタに保持されたI字形端子からなる電線側端子と、
前記電線側端子と前記機器側端子とをボルト締結するために前記筐体に設けられた開口部と、
前記開口部を閉鎖するべく着脱可能に設けられたサービスカバーと、
が具備された機器用コネクタ装置。 - 前記可動側コネクタが前記待ち受け側コネクタから離脱される前の状態では前記サービスカバーが取り外されることを阻止する取り外し阻止機構部が設けられている請求項1に記載の機器用コネクタ装置。
- 前記可動側コネクタと前記待ち受け側コネクタとは、前記可動側コネクタに設けられたボルト支持部に回転のみを自由に支持されたボルトが、前記筐体に対向して設けられた締結部のボルト孔にねじ込まれることで嵌合状態に保持されるようになっており、前記サービスカバーには、前記ボルトが貫通された形態で前記ボルト支持部と前記締結部の間に挟持される被挟持板が設けられることにより、前記取り外し阻止機構部が構成されている請求項2に記載の機器用コネクタ装置。
- 前記サービスカバーは、ねじ止めにより前記筐体の前記開口部を閉鎖して装着されるようになっており、前記可動側コネクタには、同可動側コネクタが前記待ち受け側コネクタに嵌合されている限りは前記サービスカバーの前記ねじ止め部を覆う覆い部が設けられることにより、前記取り外し阻止機構部が構成されている請求項2に記載の機器用コネクタ装置。
- 前記サービスカバーが前記開口部を閉鎖して装着される部分の構造が、パッキンを介した防水構造となっている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の機器用コネクタ装置。
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2015
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