[go: up one dir, main page]

JP2016145026A - 溝補強材を有するタイヤ - Google Patents

溝補強材を有するタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2016145026A
JP2016145026A JP2015241025A JP2015241025A JP2016145026A JP 2016145026 A JP2016145026 A JP 2016145026A JP 2015241025 A JP2015241025 A JP 2015241025A JP 2015241025 A JP2015241025 A JP 2015241025A JP 2016145026 A JP2016145026 A JP 2016145026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
tread
tire
reinforcement
circumferential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015241025A
Other languages
English (en)
Inventor
クロード・シュヴァイツァー
Schweitzer Claude
トーマス・ゲセンホフ
Gesenhoff Thomas
ジャン−ルイ・マリー・フェリシアン・トーマス
Marie Felicien Thomas Jean-Louis
ハンス・レオ・ベルト・ゲルイケンス
Leo Bert Geluykens Hans
パニラジ・ムシギ
Muthigi Phaniraj
ジャック・カミーユ・マリー・ニーヴォー
Camille Marie Nevouet Jacques
ジェルマン・デヘズ
Dehez Germain
フーベルト・アンナ・ヨハネス・コックス
Anna Johanes Cox Hubert
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JP2016145026A publication Critical patent/JP2016145026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/0041Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • B60C11/1307Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls
    • B60C11/1346Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls covered by a rubber different from the tread rubber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
    • B60C1/0016Compositions of the tread
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/0041Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers
    • B60C11/005Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers
    • B60C11/0075Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers with different base rubber layers in the axial direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/04Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of continuous circumferential ribs, e.g. zig-zag
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/0041Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers
    • B60C11/005Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers
    • B60C11/0058Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers with different cap rubber layers in the axial direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C2011/0337Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
    • B60C2011/0339Grooves
    • B60C2011/0341Circumferential grooves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】タイヤの動作中のトレッドの溝変形を抑制したタイヤの提供。【解決手段】周方向リブを分離している複数の周方向溝20と、ここで各溝は底部21と二つの側壁22&23を含み、一つ又は複数の溝補強材30&31は、各溝補強材が、他の一つ又は複数の溝補強材から横方向に間隔をあけて配置されている溝補強材と、を含むタイヤトレッド10であって、各溝補強材は一つの周方向溝に隣接して配置され、少なくとも一つの周方向溝が隣接する溝補強材を持たず、そして各溝補強材がトレッドの半径方向内面36aから半径方向外36b側の方向に、隣接する周方向溝の少なくとも底部にまで延び、その溝の底部の少なくとも一部を形成しているトレッドを含むタイヤ。【選択図】図1

Description

本発明は、溝補強材を有するタイヤトレッドに関する。さらに、本発明は、溝補強材を有するトレッドを含むタイヤに関する。
空気入りタイヤは、典型的にはタイヤの転がり抵抗に相当量寄与するトレッドを含む。タイヤの動作中、トレッド溝の変形は、その後にトレッドコンパウンドの発熱を招きうるし、その逆も同じであるので、転がり抵抗の増大をもたらす。さらに、溝の変形はタイヤの性能にも悪影響を及ぼしうる。特に、溝の変形は、タイヤの不十分な剛性及びタイヤと路面との好ましくない接触をもたらしうる。
米国特許出願公開第2010/0154948 A1号に、溝補強材を有するタイヤトレッドが開示されている。特に、記載のタイヤは、周方向リブを分離する少なくとも一つの周方向溝を有し、各周方向溝は二つの側面とその間に基部とを有している。トレッドの周方向に対して−20度〜+20度に配向された補強短繊維を有するコンパウンドの層を含む補強構造が、各周方向溝の側面に固定されている。
米国特許第6,213,181 B1号には、周方向溝を含むトレッドを有するタイヤが開示されている。その溝は、使用者の主観的不満を引き起こす異常形成を低減するための溝壁ライニング(内張り)を有する。ライニングは、各溝の全高に及び、残りのトレッドのコンパウンドとは異なるコンパウンドで製造されている。特に、溝ライニングに使用されるコンパウンドは、残りのトレッドに使用されるトレッドコンパウンドより軟質である。
米国特許第8,104,523号には、少なくとも一つのカーカスプライとそのカーカスプライに関連付けられた少なくとも一つの環状補強構造とを有するカーカス構造、カーカス構造に対して半径方向外側位置にあるエラストマー材料製トレッドバンド、カーカス構造とトレッドバンドとの間に間置されたベルト構造、及びカーカス構造上にあって軸方向に対向した一対のサイドウォールを有する空気入りタイヤが開示されている。前記トレッドバンドは、i)半径方向に延びた、実質的に第一のエラストマー材料の少なくとも一つの第一のセクター;ii)半径方向に延び、少なくとも一つの第一のセクターの軸方向反対側に配置された、実質的に第二のエラストマー材料の複数の第二のセクター;iii)少なくとも一つの第一のセクターに形成され、トレッドバンドの全周方向展開部に実質的に延びる少なくとも一つの縦溝を有する。
米国特許公開第2014/0069561号には、周方向リブを分離している複数の周方向溝を含むタイヤトレッドが開示されている。各溝は、底部と二つの側壁、及び複数の横方向に分離された補強材を含み、一つの補強材が各周方向溝に隣接して配置され、各補強材はトレッドの半径方向内面から半径方向に、隣接する周方向溝の少なくとも底部にまで延び、その溝の底部を形成している。
米国特許公開第2014/0069560号には、少なくとも一つのゴム成分と、50phr〜120phrのフィラーとを含み、フィラーの少なくとも20phrが高表面積カーボンブラックであり、10phr〜30phrがフェノール樹脂であるゴム組成物と、そのような組成物を含むタイヤトレッド又はタイヤが開示されている。
米国特許出願公開第2010/0154948 A1号 米国特許第6,213,181 B1号 米国特許第8,104,523号 米国特許公開第2014/0069561号 米国特許公開第2014/0069560号
本発明は、周方向リブを分離している複数の周方向溝(各溝は底部と二つの側壁を含む)と;一つ又は複数の溝補強材(各溝補強材は、いずれかその他の前記一つ又は複数の溝補強材から横方向に間隔をあけて配置されている)とを含むタイヤトレッドであって;各溝補強材は一つの周方向溝に隣接して配置され;少なくとも一つの周方向溝はそれに隣接する溝補強材を持たず;そして各溝補強材はトレッドの半径方向内面から半径方向外側の方向に、隣接する周方向溝の少なくとも底部にまで延び、その溝の底部の少なくとも一部を形成しているタイヤトレッドに向けられる。
定義
“エイペックス”又は“ビード・フィラー・エイペックス”とは、ビードコアの半径方向上部かつプライと折返しプライとの間に位置する弾性フィラーを意味する。
“軸方向の”及び“軸方向に”とは、タイヤの回転軸に平行な線又は方向を意味する。
“ビード”又は“ビードコア”とは、一般的に、タイヤをリムに保持することに関わる半径方向内側ビードの環状引張部材を含むタイヤの部分を意味する。ビードは、プライコードでくるまれ、フリッパー、チッパー、エイペックス又はフィラー、トウガード及びチェーファーなどの他の補強エレメントと共に又は補強エレメントなしに成形される。
“ベルト構造”又は“補強ベルト”又は“ベルト”とは、トレッドの下部にある織物状又は非織物状のコードの少なくとも2枚の環状層又はプライを意味する。
“ケーシング”とは、カーカス、ベルト構造、ビード、サイドウォール及びトレッドとアンダートレッドを除くタイヤのすべてのその他の部品、すなわち全タイヤを意味する。
“周方向の”とは、ほとんどの場合、軸方向に垂直な、環状トレッド表面の外周に沿って延びる輪状線又は方向を意味する。また、断面図に見られるような、それらの半径がトレッドの軸方向曲率を規定する隣接する輪状曲線の組の方向と言うこともできる。
“コード”とは、繊維を含む補強ストランドの一つを意味し、プライ及びベルトはこれを用いて補強される。
“赤道面”とは、タイヤの回転軸に垂直で、そのトレッドの中心を通る面、又はトレッドの周方向中心線を含有する面を意味する。
“横方向の”とは、軸方向に平行な方向を意味する。
“定格負荷”とは、タイヤの運転条件に関する適切な標準機構によって指定された特定設計タイヤ圧及び負荷を意味する。
“オーバーレイ”とは、ベルト又はベルトプライの半径方向上部に配置されたプライを意味する。そのようなオーバーレイは、多くの場合、高速タイヤの補強用として使用される。
“半径方向の”及び“半径方向に”とは、タイヤの回転軸に半径方向に向かう又は離れる方向を意味する。
“サイドウォール”とは、タイヤのトレッドとビードの間の部分、又は本開示の文脈においては、トレッド溝の側面境界も意味する。
“トレッド”とは、タイヤケーシングに接着されている場合、定格タイヤ圧及び定格負荷下にあるときに路面と接触するタイヤの部分を含む成型、押出、又は成形されたゴム部品を意味する。
“トレッド幅”とは、タイヤの回転軸を含む面におけるトレッド表面の弧長を意味する。
“アンダートレッド”とは、タイヤ組立時にトレッドのスタビライザープライへの接着を強化するため、そして好ましくはカットベルトの端部を覆うために押出トレッドの下に配置されたゴムの層を意味する。
本発明の構造、動作、及び利点は、添付の図面と併せて以下の記載を熟考することにより、さらに明白になるであろう。
図1は、本発明の第一の側面に従って溝補強材を含むタイヤの略断面図を示す。図1Aは、図1の溝補強材の詳細を示す。図1Bは、図1の溝補強材の詳細を示す。 図2は、本発明の第二の側面に従って溝補強材を含むタイヤの略断面図を示す。図2Aは、図2の溝補強材の詳細を示す。 図3は、本発明の第三の側面に従って溝補強材を含むタイヤの略断面図を示す。図3Aは、図3の溝補強材の詳細を示す。図3Bは、図3の溝補強材の詳細を示す。 図4は、本発明の第四の側面に従って溝補強材を含むタイヤの略断面図を示す。 図5は、本発明の第五の側面に従って溝補強材を含むタイヤの略断面図を示す。
周方向リブを分離している複数の周方向溝(各溝は底部と二つの側壁を含む)と;一つ又は複数の溝補強材(各溝補強材は、いずれかその他の前記一つ又は複数の溝補強材から横方向に間隔をあけて配置されている)とを含むタイヤトレッドであって;各溝補強材は一つの周方向溝に隣接して配置され;少なくとも一つの周方向溝はそれに隣接する溝補強材を持たず;そして各溝補強材はトレッドの半径方向内面から半径方向外側の方向に、隣接する周方向溝の少なくとも底部にまで延び、その溝の底部の少なくとも一部を形成しているタイヤトレッドを開示する。
さらに、前記タイヤトレッドを含む空気入りタイヤも開示する。
図1に、本発明の好適な態様によるタイヤ1の略断面図を示す。タイヤ1は、トレッド10と、インナーライナー13と、4枚のベルトを含むベルト構造11と、カーカスプライ9と、二つのサイドウォール2と、そしてビード・フィラー・エイペックス5及びビード4を含む二つのビード部3とを有する。例示のタイヤ1は、例えば、トラック又は乗用車などの車両のリムに装着するのに適している。カーカスプライ9は、軸方向に対向する一対の端部6を含み、そのそれぞれはビード4の一つにそれぞれ固定されている。カーカスプライ9の各軸方向端部6は、各軸方向端部6を固定するに足る位置までそれぞれのビード4を回って折り返されている。カーカスプライ9は、ポリエステル、レーヨン、又は類似の適切な有機ポリマー性化合物のような材料で製造された複数の実質的に平行なカーカス補強部材を有するゴム引きプライでありうる。カーカスプライ9の折返し部分6は、二つのフリッパー8の軸方向外面と二つのチッパー7の軸方向内面を係合していてもよい。図1に示されているように、例示のトレッド10は、周方向溝20、24を有し、それぞれ本質的にトレッド10にU形開口部を規定している。トレッド10の主要部はトレッドコンパウンドで形成することができる。それは任意の適切な単数又は複数種類のトレッドコンパウンドでよい。各周方向溝20、24は、半径方向に延びた一対の壁22、23を横方向に分離している底部21又は基部によって規定されている。
各溝24に隣接する領域は溝補強材30、31を含む。溝20は溝補強材を持たない。溝補強材30、31は、残りのトレッド10のコンパウンドより高い硬度を有するゴムコンパウンド又は熱可塑性ポリマーから成りうる。各コンパウンドの非制限的例は以下に示す。各熱可塑性ポリマーの例も以下に示す。図1に見られるように、溝補強材30、31又は補強部30、31は、溝24の側壁22、23及び溝24の基部又は底部21の少なくとも一部を形成している。特に、そして図1A及び1Bに見られるように、描かれた各補強材30、31は半径方向に延びた二つの部分を含み、これらは隣接する溝24の対向側壁22、23を少なくとも部分的に形成している。補強材30は、部分36が半径方向に同じ程度に延びているので対称形の補強材である。補強材31は、部分36aが部分36bより半径方向に長く延びているので非対称形の補強材である。さらに、描かれた例では、各補強材30、31は半径方向内側の基部35を有しており、これはトレッド10の半径方向下部の支持構造と(直接)接触している。例えば、そのような構造は、図1に示されているオーバーレイ12でありうる。あるいは、そのような構造は、例えば、半径方向最外側のベルトプライ又はアンダートレッドでもよい。図1に描かれているように、各溝24はそれ自体の補強部30、31を有し、異なる溝24に隣接する補強材30、31は、横方向に関して区別されている(離れている)。既に述べたように、残りのトレッド10は任意の適切な又は一般的なトレッドコンパウンドで製造できる。
図1、1A、及び1Bに示された態様において、補強材30、31の部分36、36a、36bの形状は、半径方向外側に向かって先細(テーパー状)になっている。従って、溝補強材30、31は、溝24の底部21の安定性を改良する能力を有するが、路面に接触しうるトレッドブロック又はリブに大量の補強材料を提供するわけではない。しかしながら、一般に、補強材は反対方向に先細になることも又は半径方向に平行な側面を持って延びる、すなわち先細にならないことも可能である。図1Bに見られるように、対称形の補強材30のその半径方向に延びた部分36のそれぞれの高さは、半径方向内側の基部35(トレッド10の半径方向内面にある)から隣接する溝24の深さの約半分にまで延びている。図1Aに見られるように、非対称形の補強材31の部分36aの高さは、トレッド10の半径方向外面にまで半径方向に延びているが、部分36bの高さは、隣接する溝24の深さの約半分までしか半径方向に延びていない。一般に、補強材30、31の半径方向に延びた部分36、36a、36bは、溝24の少なくとも底部21にまで延びうるが、部分36a、36bは半径方向に異なる程度に延びるという理解の下でトレッド10の半径方向外面にまで延びてもよい。
あるいは、補強材は、半径方向に側壁22、23の少なくとも内側4分の1にまで、及び側壁22、23の最大内側4分の3にまで延びて、その領域の側壁を形成してもよい。
補強材30、31のその半径方向内側基部における横方向の幅は、隣接する溝20の底部21の軸方向幅より1.1〜4.0倍大きいのが好ましいであろう。そのような相対幅は、隣接する溝24に更なる剛性と支持を提供できる。
図2、2Aには、本発明によるタイヤ1及びトレッド10の別の態様が示されている。ここでは、横方向に区別された補強材130が、オーバーレイ12から半径方向に溝24の側壁22、23にまで延びている。描かれた対称形の溝補強材130は、ここでも半径方向下方の基部135から狭い上部136に延びる先細形状を有している。本態様において、対称形の溝補強材130は、トレッド10の半径方向内面からトレッド10の半径方向外面にまで延びている。従って、各溝24の両側壁22、23のみならず底部21も、補強材130によって形成又は提供されている。
残りのトレッド又はトレッドコンパウンドに接触している補強材料の側壁22、23は様々な形状を有していてよい。補強材料の側壁は、直線形(例えば、図1に描かれているような)を有していても、又は凸もしくは凹形(図示せず)を有していてもよい。
図3、3A、3Bには、本発明によるタイヤ1及びトレッド10の更なる好適な態様が描かれている。示された断面図において、各非対称形の溝補強材33、34は、隣接する溝24の片側上にのみ半径方向に延び、溝24の基部の半分のみを形成している。非対称形の溝補強材33は、部分36aにおいて、溝24の一つの側壁のみに沿ってトレッド10の半径方向外面にまで半径方向に延びている。非対称形の溝補強材34は、部分36bにおいて、隣接する溝24の一つの側壁のみに沿って深さの約半分までしか半径方向に延びていない。
図4には、本発明によるタイヤ1及びトレッド10の更なる好適な態様が描かれている。示された断面図において、二つの非対称形の溝補強材33のそれぞれは、隣接する溝24の片側上にのみ半径方向に延び、溝24の基部の半分のみを形成している。非対称形の溝補強材33は、溝24の一つの側壁のみに沿ってトレッド10の半径方向外面にまで半径方向に延びている。
図5には、本発明によるタイヤ1及びトレッド10の更なる態様が描かれている。示された断面図において、単一の非対称形の溝補強材33は、隣接する溝24の片側上にのみ半径方向に延び、溝24の基部の半分のみを形成している。非対称形の溝補強材33は、溝24の一つの側壁のみに沿ってトレッド10の半径方向外面にまで半径方向に延びている。
上記態様によるタイヤ1は、4つの周方向溝20、24を有しているように示されている。しかしながら、タイヤ10は、そのような溝20、24をそれより多く又は少なく有していてもよい。さらに、タイヤは4枚のベルトプライと1枚のオーバーレイ12を有しているように描かれている。そのようなオーバーレイ12は、単に選択随意の特徴である。さらに、ベルトプライの数もそれより多くても少なくてもよい。例えば、タイヤは、2枚のベルトプライしか有していないこともある。
一般に、本明細書中に記載の補強材は横方向の溝に提供することもできる。しかしながら、補強材が周方向溝24に適用される場合、溝補強材30、31、33、34、130は、残りのトレッド10又はトレッドコンパウンド(単数又は複数種類)と一緒に押出成形することが可能である。従って、本発明に従って補強材30、31、33、34、130を含むトレッド10は、容易に、費用効果的にそして迅速に製造できる。
一態様において、補強材はゴム組成物からなり、該ゴム組成物は、約50phr〜120phrのフィラーを含み、そのフィラーの少なくとも20phrは高表面積カーボンブラックであり、10phr〜30phrはフェノール樹脂である。フィラーは高表面積カーボンブラックのみからなるものでもよい。ゴム組成物は、100部の少なくとも一つのゴム成分、例えば天然ゴム、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエンコポリマー又はその他のポリマーを含みうる。あるいは、補強材は、ポリマー補強ゴム及び/又は熱可塑性ポリマーも含む又はそれらのみから成るものでもよい。例えば、熱可塑性ポリマーは、ポリアミド、ポリエステル、ポリイミドの群から、又はポリエステル及びポリアミドの群から選ぶことができる。ポリアミドは、例えば、ポリアミド4−6、6、6−6、11又は12でありうる。ポリエステルは、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PBN(ポリブチレンナフタレート)、PPT(ポリプロピレンテレフタレート)、PPN(ポリプロピレンナフタレート)でありうる。可能な熱可塑性ポリエステルエラストマーの更なる例は、DuPontTM社より“Hytrel(登録商標)”の商品名で販売されている材料である。
以下の表1にゴム組成物の非制限的実施例を示す。これらは、例えば、補強材30、31、33、34、130の材料として使用できる。
上の表1に示された上記実施例1〜4による組成物は、すべて天然ゴム、ポリブタジエン及び/又はスチレン−ブタジエンコポリマーを含む。しかしながら、その代わりに他のポリマーが使用されてもよい。さらに、N191又はN134グレードのカーボンブラックが上記実施例では示されている。しかしながら、例えば他のN1及びN2シリーズのカーボンブラックなど、他のグレードを有するカーボンブラックを使用することもできる。高表面積カーボンブラックと大量の補強樹脂の組合せは、高硬度(例えば80を超えるショアーA硬度)及び高い破断点伸び(例えば300%超)をもたらす。高いショアーA硬度は、エイペックス用のようないくつかその他のゴム組成物用として知られているが、上記組合せを製造することは最新技術においても知られていない。特に、カーボンブラックは、ヨウ素吸収値が少なくとも約100g/kg、又は好ましくは少なくとも180g/kgの高表面積を有するのが好ましい。当該技術分野で公知の通り、ヨウ素吸収値はカーボンブラックの表面積の尺度であり、本発明の場合は高い。
実施例1〜4によれば、シリカが0phr〜20phrの範囲で組成物に使用されている。好ましくは、シリカは、少なくとも100m/g又はさらに好ましくは少なくとも180m/gのBET表面積を有する。BET表面積の定義も当業者には周知である。
さらに、示唆されているタイヤ組成物の一部はTDAE油の部分も含む。この成分の量も変動しうる。さらに、それは、例えば、MES、RAE、ナフテン系油、植物油、又はその他の可塑剤などの代替物質で置換されてもよい。
上記実施例によれば、Novoloac型樹脂が使用される。しかしながら、その他の非自己硬化型フェノール樹脂も使用できる。上記実施例によれば、樹脂は、ヘキサメチレンテトラミン又はヘキサメトキシメチルメラミンを用いて架橋されている。しかしながら、その他の架橋剤も同様に使用できる。
5phr未満の量で掲載されている更なる成分は、多数のゴム組成物でよく使用される成分を構成するが、当業者には公知の通り変動しうる。例えば、記載のビス(トリエトキシシリルプロピル)ジスルファンの代わりにその他のシラン、例えばビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、“Evonik”社製Evonik Si363、“Momentive Performance Materials”社製NXT、NXT Z100、NXT Z60、NXT Z45を使用することもできる。N−シクロヘキシルチオフタルイミドの代わりに他の早期加硫防止剤を使用してもよい。さらに、N,N’−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミドも他の公知促進剤によって置換されてもよい。
発明者らの試験によれば、上記組成物はそれぞれ>80のショアーA硬度を有することが示された。言い換えれば、補強組成物は一般的なトレッドコンパウンドよりもかなり硬い。さらに、発明者らは破断点伸びも試験したが、これは実に300%を超える。
実施例1〜4で示唆されるような高いショアーA硬度を有する組成物は、本明細書中に記載のように溝20に隣接して提供されると、一方でタイヤ1に安定性及び高いコーナリング剛性を提供する。他方、高い破断点伸びは、トレッド10の溝24の領域に耐久性及び亀裂抵抗性を提供する。
前述のように、例えばエイペックスなど、高いショアーA硬度を有するタイヤ部品は知られているかもしれない。しかしながら、そのような部品はかなり低い破断点伸びしか持たない(例えば150%未満)。
本発明は、あらゆる種類のタイヤに使用できる。例えば、乗用車用タイヤ、特にスポーツカー用タイヤ、トラックタイヤ又は航空機タイヤなどである。タイヤは空気入りでもエアレスでもよい。
記述内容を踏まえると、本発明において多様な変形が可能である。主題発明を説明する目的で、一定の代表的な例示態様、実施例及び詳細を示してきたが、主題発明の範囲から逸脱することなく様々な変更及び修正をその中でなし得ることは当業者には明白であろう。従って、記載された特定の例示態様において変更をなすことができ、それらも以下の添付の特許請求の範囲によって定義されている本発明の十分意図する範囲内であることは理解されるべきである。
いずれにしても、上記態様及び実施例は制限的な意味で理解されるべきでない。特に、上記態様の特徴は互いに置換又は組み合わせることも可能である。
[発明の態様]
1.周方向リブを分離している複数の周方向溝、ここで各溝は底部と二つの側壁を含む;および
一つ又は複数の溝補強材、ここで各溝補強材は、いずれかその他の前記一つ又は複数の溝補強材から横方向に間隔をあけて配置されている;
を含むトレッドであって;
各溝補強材は一つの周方向溝に隣接して配置され;
少なくとも一つの周方向溝はそれに隣接する溝補強材を持たず;そして
各溝補強材はトレッドの半径方向内面から半径方向外側の方向に、隣接する周方向溝の少なくとも底部にまで延び、その溝の底部の少なくとも一部を形成している
トレッドを含むタイヤ。
2.少なくとも一つの溝補強材が非対称形の溝補強材であり、半径方向に延びて隣接する溝の少なくとも一つの側壁の少なくとも一部を形成し、一つの側壁上の非対称形溝補強材の一部は他の側壁上の非対称形溝補強材のいずれかの一部よりもさらに半径方向に延びている、1記載のタイヤ。
3.トレッドが半径方向最内部のトレッドベースをさらに含み、各溝補強材は、該トレッドベースの半径方向外面から半径方向外側の方向に、隣接する周方向溝の少なくとも底部にまで延びて、その溝の底部の少なくとも一部を形成している、1記載のタイヤ。
4.各溝補強材がトレッドベースの半径方向内面から延びている、3記載のタイヤ。
5.各溝補強材が隣接する溝の底部を形成し、半径方向にさらに延びて、その溝の側壁の少なくとも半径方向内側4分の1及び最大半径方向内側4分の3を形成する、1記載のタイヤ。
6.各溝補強材の側面が下記形状、すなわち凸形、凹形、直線形又は階段状の一つを有する、1記載のタイヤ。
7.各溝補強材が、残りのトレッドのゴム組成物(単数又は複数種類)より高い硬度を有するゴム組成物又は熱可塑性材料からなる、1記載のタイヤ。
8.各溝補強材が、80を超えるショアーA硬度及び少なくとも300%の破断点伸びを有するゴム組成物又は熱可塑性材料からなる、1記載のタイヤ。
9.溝補強材がゴム組成物からなり、該ゴム組成物は、
約50phr〜120phrのフィラー(そのフィラーの少なくとも20phrは高表面積カーボンブラックである)と;そして
10phr〜30phrのフェノール樹脂
を含む、1記載のタイヤ。
10.高表面積カーボンブラックが少なくとも100g/kgのヨウ素吸収値を有する、9記載のタイヤ。
11.高表面積カーボンブラックが少なくとも200g/kgのヨウ素吸収値を有する、9記載のタイヤ。
12.フィラーの少なくとも10phrが、少なくとも150m/gのBET表面積を有する高表面積シリカである、9記載のタイヤ。
13.高表面積シリカが、少なくとも200m/gのBET表面積を有する、12記載のタイヤ。
14.ゴム組成物が少なくとも15phrのフェノール樹脂を含む、9記載のタイヤ。
15.各溝補強材のゴム組成物又は熱可塑性材料がフィラメント又はコードのストリップをさらに含み、前記ストリップは、隣接する溝の周方向に本質的に平行に配置される、7記載のタイヤ。
16.ストリップが下記位置、すなわち溝の底部に隣接した位置、トレッドの半径方向内面に隣接した位置、及び溝補強材の半径方向中心に隣接した位置の一つ又は複数に配置される、15記載のタイヤ。
1 タイヤ
2 サイドウォール
3 ビード部
4 ビード
5 ビード・フィラー・エイペックス
6 端部
7 チッパー
8 フリッパー
9 カーカスプライ
10 トレッド
11 ベルト構造
12 オーバーレイ
13 インナーライナー
20 溝
21 底部
22 側壁
23 側壁
24 溝
30 補強材
31 補強材
33 補強材
34 補強材
35 基部
36 半径方向に延びた部分
36a 半径方向に延びた部分
36b 半径方向に延びた部分
130 補強材
135 基部
136 上部

Claims (5)

  1. 周方向リブを分離している複数の周方向溝、ここで各溝は底部と二つの側壁を含む;および
    一つ又は複数の溝補強材、ここで各溝補強材は、いずれかその他の前記一つ又は複数の溝補強材から横方向に間隔をあけて配置されている;
    を含むトレッドであって;
    各溝補強材は一つの周方向溝に隣接して配置され;
    少なくとも一つの周方向溝はそれに隣接する溝補強材を持たず;そして
    各溝補強材はトレッドの半径方向内面から半径方向外側の方向に、隣接する周方向溝の少なくとも底部にまで延び、その溝の底部の少なくとも一部を形成している
    トレッドを特徴とするタイヤ。
  2. 少なくとも一つの溝補強材が非対称形の溝補強材であり、半径方向に延びて隣接する溝の少なくとも一つの側壁の少なくとも一部を形成し、一つの側壁上の非対称形溝補強材の一部は他の側壁上の非対称形溝補強材のいずれかの一部よりもさらに半径方向に延びていることを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
  3. トレッドが半径方向最内部のトレッドベースをさらに特徴とし、各溝補強材は、該トレッドベースの半径方向外面から半径方向外側の方向に、隣接する周方向溝の少なくとも底部にまで延びて、その溝の底部の少なくとも一部を形成している、請求項1に記載のタイヤ。
  4. 各溝補強材がトレッドベースの半径方向内面から延びていることを特徴とする、請求項3に記載のタイヤ。
  5. 各溝補強材が隣接する溝の底部を形成し、半径方向にさらに延びて、その溝の側壁の少なくとも半径方向内側4分の1及び最大半径方向内側4分の3を形成することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
JP2015241025A 2014-12-10 2015-12-10 溝補強材を有するタイヤ Pending JP2016145026A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/566,007 US9623707B2 (en) 2014-12-10 2014-12-10 Tire with groove reinforcement
US14/566,007 2014-12-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016145026A true JP2016145026A (ja) 2016-08-12

Family

ID=54770936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015241025A Pending JP2016145026A (ja) 2014-12-10 2015-12-10 溝補強材を有するタイヤ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9623707B2 (ja)
EP (1) EP3031627B1 (ja)
JP (1) JP2016145026A (ja)
CN (1) CN105691114B (ja)
BR (1) BR102015031003A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018095243A (ja) * 2016-11-16 2018-06-21 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー デュアル層トレッドを有する空気入りタイヤ

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3288782B1 (fr) * 2015-04-28 2019-08-07 Compagnie Générale des Etablissements Michelin Pneumatique avec une bande de roulement comportant des elements de renforcement
FR3042441A1 (fr) * 2015-10-20 2017-04-21 Michelin & Cie Pneumatique avec bande de roulement comportant des secteurs renforces et des gorges auto-entretenues
WO2018002488A1 (fr) 2016-06-30 2018-01-04 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Pneumatique avec une bande de roulement comportant des éléments de renforcement
US10920556B2 (en) * 2016-08-22 2021-02-16 Saudi Arabian Oil Comoanv Using radio waves to fracture rocks in a hydrocarbon reservoir
FR3059601A3 (fr) * 2016-12-02 2018-06-08 Michelin & Cie Pneumatique avec une bande de roulement comportant des elements de renforcement circonferentiels dans la sous-couche
FR3059943A1 (fr) * 2016-12-13 2018-06-15 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Pneumatique avec une bande de roulement comportant des elements de renforcement
FR3063934A1 (fr) * 2017-03-20 2018-09-21 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Pneumatique dont la bande de roulement comporte des rainures avec faces laterales en contre-depouille et des elements de renforcement
CN110785298A (zh) * 2017-07-11 2020-02-11 株式会社普利司通 重载用轮胎
CN107757261A (zh) * 2017-11-07 2018-03-06 江苏通用科技股份有限公司 高散热全分层型胶式胎面结构
US11167595B2 (en) 2017-11-10 2021-11-09 Paccar Inc Tire tread with reduced rolling resistance
KR102007300B1 (ko) 2017-12-01 2019-08-05 금호타이어 주식회사 계면 분리방지 멀티 트레드
WO2020076671A1 (en) 2018-10-09 2020-04-16 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Tire having circumferential tread with reinforced ribs
WO2020076507A1 (en) 2018-10-09 2020-04-16 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Nonpneumatic tire having multiple shear hoops
US11746248B2 (en) 2019-06-18 2023-09-05 The Goodyear Tire & Rubber Company Textile coat rubber composition for a tire and a tire comprising a textile coat rubber composition
EP3778263B1 (en) 2019-08-15 2022-06-22 The Goodyear Tire & Rubber Company A tire tread and a tire comprising a tread
EP3778262B1 (en) * 2019-08-15 2022-09-28 The Goodyear Tire & Rubber Company A tire tread and a tire comprising a tread
EP3778264B1 (en) 2019-08-15 2023-09-13 The Goodyear Tire & Rubber Company A tire tread and a tire comprising a tread

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126314A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
US20140069560A1 (en) * 2012-09-12 2014-03-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Rubber composition for tread groove reinforcement
EP2889157A2 (en) * 2013-12-19 2015-07-01 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire having tread with tread groove-containing rubber block joining the tire carcass with the tread cap
JP2016159852A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5380602A (en) 1976-12-27 1978-07-17 Bridgestone Corp Pneumatic tire with superior irregular wear resistance
JPH02249707A (ja) 1989-03-22 1990-10-05 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JPH0596651A (ja) 1991-10-08 1993-04-20 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ用未加硫トレツド素材および空気入りタイヤの製造方法
CA2108328A1 (en) 1993-06-29 1994-12-30 Keith Carl Trares High ending, locked tie-in construction
EP0847880B1 (en) 1996-10-17 2002-12-18 Sumitomo Rubber Industries Limited Pneumatic tyre
WO1999037489A1 (en) * 1998-01-26 1999-07-29 Michelin Recherche Et Technique S.A. Tire having a groove wall lining for reducing formation of anomalies causing subjective user dissatisfaction
US6591879B1 (en) 1999-02-25 2003-07-15 Continental Aktiengesellschaft Vehicle tire composition and method for dissipating heat from vehicle tire
US6561244B2 (en) 2001-02-01 2003-05-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire having tread with colored groove configuration
DE50114999D1 (de) 2001-11-05 2009-09-03 Continental Ag Fahrzeugluftreifen
EP1708896B1 (en) 2003-12-30 2008-03-26 PIRELLI TYRE S.p.A. Pneumatic tire and process for its manufacture
JP2006205991A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
US20100154948A1 (en) 2008-12-22 2010-06-24 Goodyear Tire & Rubber Company Tire tread with groove reinforcement
JP4992951B2 (ja) 2009-10-30 2012-08-08 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
KR101325396B1 (ko) * 2012-08-21 2013-11-08 한국타이어 주식회사 차량용 타이어의 트레드 및 그를 포함하는 차량용 타이어
US9027615B2 (en) 2012-09-12 2015-05-12 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire tread with groove reinforcement
FR3010348B1 (fr) 2013-09-06 2015-09-04 Michelin & Cie Pneumatique comportant une bande de roulement perfectionnee

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126314A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
US20140069560A1 (en) * 2012-09-12 2014-03-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Rubber composition for tread groove reinforcement
EP2889157A2 (en) * 2013-12-19 2015-07-01 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire having tread with tread groove-containing rubber block joining the tire carcass with the tread cap
JP2016159852A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018095243A (ja) * 2016-11-16 2018-06-21 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー デュアル層トレッドを有する空気入りタイヤ
JP7025900B2 (ja) 2016-11-16 2022-02-25 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー デュアル層トレッドを有する空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
CN105691114B (zh) 2018-06-22
US20160167440A1 (en) 2016-06-16
CN105691114A (zh) 2016-06-22
EP3031627B1 (en) 2020-01-22
US9623707B2 (en) 2017-04-18
EP3031627A1 (en) 2016-06-15
BR102015031003A2 (pt) 2016-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016145026A (ja) 溝補強材を有するタイヤ
CN105835633B (zh) 具有沟槽增强件的轮胎胎面
US8919404B2 (en) Rubber composition for tread groove reinforcement
JP6249522B2 (ja) 空気入りタイヤ
WO2015129595A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP6285751B2 (ja) 空気入りタイヤ
US9290063B2 (en) Motorcycle tire for uneven terrain
KR20110035875A (ko) 공기 타이어
JP6525505B2 (ja) ランフラットタイヤ
JP6363905B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2014534929A (ja) 強化ラジアルタイヤ
JP6253141B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6378598B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2015174459A (ja) 空気入りタイヤ
JP2009154764A (ja) 空気入りタイヤ
JP6043554B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP7190896B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4988304B2 (ja) 自動二輪車用ラジアルタイヤ
JP6274815B2 (ja) ランフラットラジアルタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191127

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200909

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210331